JP2008281629A - 色合成装置、映像表示装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents
色合成装置、映像表示装置及び投写型映像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008281629A JP2008281629A JP2007123549A JP2007123549A JP2008281629A JP 2008281629 A JP2008281629 A JP 2008281629A JP 2007123549 A JP2007123549 A JP 2007123549A JP 2007123549 A JP2007123549 A JP 2007123549A JP 2008281629 A JP2008281629 A JP 2008281629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- polarized light
- liquid crystal
- crystal display
- display element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明に係る色合成装置11は、複数の表示素子8B,8R,8Gと光合成部材とを備えている。複数の表示素子8B,8R,8Gは、入射した偏光を映像信号に基づいて変調して、必要光である白信号に相当する偏光と、不要光である黒信号に相当する偏光とを出射する。光合成部材は、例えば、偏光ビームスプリッタ10であって、複数の表示素子8B,8R,8Gそれぞれにて変調された必要光である白信号に相当する偏光を合成するとともに、不要光である黒信号に相当する偏光を除去する。なお、合成された必要光である白信号に相当する偏光は、所定の方向、例えば、投写レンズ12の方向に出射される。
【選択図】図1
Description
図5に示された投写型映像表示装置は、模式図であるため照明光学系装置として光源101のみが記載されている。光源101から照射される光は色分離装置により分離される。色分離装置は、この模式図においては、二つのダイクロイックミラー102B,102Gと三つの全反射ミラー103,104,111により構成されている。光源101から照射された光は、ダイクロイックミラー102Bに45度の角度で入射される。ダイクロイックミラー102Bは青色を示す波長帯域を有する光(青色光)のみを透過し、それ以外の波長帯域を有する光は反射する。ダイクロイックミラー102Bを透過した青色光は、全反射ミラー103に照射され、全反射ミラー103で反射されて液晶パネル105Bに照射される。
以上のように、色分離装置により分離生成された赤色光、緑色光及び青色光は、色合成装置を構成する液晶パネル105R,105G,105Bにそれぞれ照射される。ここで、色合成装置は、液晶パネル105R,105G,105B、クロスプリズム109等により構成されている。
本発明の実施の形態1である投写型映像表示装置としての液晶プロジェクタについて図1及び図2に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る液晶プロジェクタの全体概略構成図である。図2は、この液晶プロジェクタのうちの色合成部分を拡大した図面である。なお、これら図中においてS,Pは、S偏光、P偏光を表わすものとする。
この色分離装置は、2個の分離用ダイクロイックミラー5B,5R、2個の全反射ミラー6B,6G、2個の位相差板7B,7R等から構成されている。
前記のように、位相差板7BにおいてP偏光に変換されて出射され、透過型液晶表示素子8Bに照射されたP偏光の青色光は、透過型液晶表示素子8Bによって、必要光である白信号に相当する光はS偏光(第1の偏光)に変換されて、不要光である黒信号に相当する光はP偏光(第2の偏光)のままで、それぞれ出射されるように変調される。透過型液晶表示素子8Bから出射された青色光は、合成用ダイクロイックミラー9に照射される。この合成用ダイクロイックミラー9は赤色光を反射し、青色光を透過する特性を持つ。したがって、変調された青色光は、合成用ダイクロイックミラー9を透過して偏光ビームスプリッタ10に照射される。
このため、合成用ダイクロイックミラー9から偏光ビームスプリッタ10に入射された青色光と赤色光の合成光のうち必要光である白信号に相当する光は、S偏光(第1偏光)であるため偏光分離面10aで反射され、投写レンズ12の方向へ出射される(図1参照)。また、偏光ビームスプリッタ10に入射された青色光と赤色光の合成光のうち不要光である黒信号に相当する光は、P偏光(第2の偏光)であるため偏光分離面10aを透過し、投写レンズ12とは異なる方向へ出射される。
(1)透過型液晶表示素子8B,8R,8Gの出側に熱を吸収する偏光素子を使用することなく不要光を除去することができるので、従来のように不要光を吸収又は反射する偏光素子が表示素子に隣接して配置されていない構成となる。したがって、熱的問題を抑制した色合成装置11を提供することができる。また、色合成装置11の高輝度化を図ることも容易になる。
(6)透過型液晶表示素子を用い、かつ、各液晶表示素子の入り側に偏光素子を設けずに、熱的問題の発生を抑制しながら高輝度化することのできるカラー映像表示装置を提供することができる。
次に、実施の形態2について、図3及び図4に基づき説明する。なお、図3は実施の形態2に係る投写型映像表示装置としてのカラー液晶プロジェクタの全体概略構成図であり、図4は、同カラー液晶プロジェクタの色合成装置11周りの拡大図である。なお、この図4においては、液晶表示素子に至る光を幅広の矢印線として理解を容易になるようにしている。また、これら図中においてS,Pは、S偏光、P偏光を表わすものとする。
また、この実施の形態2における色合成装置20は、実施の形態1における色合成装置11と比較すると、図4に示すように、構成部品及びその配置関係は同一であり、透過型液晶表示素子8B,8R,8Gを反射型液晶表示素子21B,21R,21Gに変更した点で相違する。
(1)実施の形態2に係る色合成装置20は、実施の形態1における透過型液晶表示素子8B,8R,8Gを反射型液晶表示素子21B,21R,21Gに偏光したものであるので、実施の形態1における色合成装置11と同様の効果を奏することができる。
(変形例)
上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
Claims (9)
- 映像信号に基づいて入射した偏光を変調して必要光である白信号に相当する偏光と、不要光である黒信号に相当する偏光とを出射する複数の表示素子と、
この複数の表示素子それぞれにて変調された必要光である白信号に相当する偏光を合成するとともに、不要光である黒信号に相当する偏光を除去する光合成部材とを
備えたことを特徴とする色合成装置。 - 前記光合成部材は、偏光ビームスプリッタからなり、前記複数の表示素子から出射された必要光である白信号に相当する偏光を合成して同一方向に出射するとともに、前記複数の表示素子から出射された不要光である黒信号に相当する偏光を前記必要光である白信号に相当する偏光の出射方向とは異なる方向に放射して除去するようにした
ことを特徴とする請求項1記載の色合成装置。 - 前記表示素子は、異なる色を発する3種の表示素子からなり、
前記合成部材は、偏光ビームスプリッタと合成用ダイクロイックミラーとからなり、
前記偏光ビームスプリッタは、偏光分離面が必要光である白信号に相当する偏光の出射方向に対し45度傾斜するように配置され、
前記合成用ダイクロイックミラーは、前記必要光である白信号に相当する偏光の出射方向と直角を成す方向を成す位置であって、かつ、偏光ビームスプリッタの偏光分離面に対し45度を成す方向の位置に配置され、
前記3種の表示素子のうちの2種の表示素子は、それぞれから出射された異なる色についての必要光である白信号に相当する偏光及び不要光である黒信号に相当する偏光がこの合成用ダイクロイックミラーで合成されて偏光ビームスプリッタの偏光分離面に照射するように配置され、
さらに、他の1種の表示素子は、前記必要光である白信号に相当する偏光の出射方向と同一方向に出射して偏光ビームスプリッタの偏光分離面に照射するように配置されてなる
ことを特徴とする請求項2記載の色合成装置。 - 前記表示素子は、予め赤,緑,青の3色光成分に色分離された光を受光し、入力された映像信号に基づき入射光を変調する赤,緑,青各色光用の液晶表示素子であり、
前記2種の表示素子は、青色光用の液晶表示素子と赤色光用の液晶表示素子であり、
前記他の1種の表示素子は、緑色光用の液晶表示素子であり、
前記青色光用の液晶表示素子及び赤色光用の液晶表示素子から出射された偏光のうち必要光である白信号に相当する偏光は前記偏光分離面で反射され、不要光である黒信号に相当する偏光は前記偏光分離面を通過し、
前記緑色光用の液晶表示素子から出射された偏光のうち必要光である白信号に相当する偏光は前記偏光分離面を通過し、不要光である黒信号に相当する偏光は前記偏光分離面で反射されるように構成されている
ことを特徴とする請求項3記載の色合成装置。 - 請求項1〜4の何れか1項の色合成装置を用いたことを特徴とする映像表示装置。
- 光源と、
光源からの光を単一の偏光に変換する偏光変換素子と、
偏光変換素子で単一の偏光に変換された光を、赤、緑、青の3色光成分に色分離する色分離装置と、
請求項4に記載された色合成装置とを有し、
前記液晶表示素子は透過型液晶表示素子であり、
前記色分離装置は、前記透過型液晶表示素子の入り側において、分離用ダイクロイックミラーにより形成されている
ことを特徴とする映像表示装置。 - 前記偏光変換素子は、光源からの光を第1の偏光に変換するものであり、
前記青色光用の透過型液晶表示素子及び赤色光用の透過型液晶表示素子の入り側にはそれぞれ位相差板が配置され、これら位相差板を透過することにより、前記青色光用の透過型液晶表示素子及び赤色光用の透過型液晶表示素子に入射される偏光が第2の偏光に変換され、
前記緑色光用の透過型液晶表示素子に入射される偏光は、前記偏光変換素子で変換された第1の偏光のままであり、
前記偏光ビームスプリッタは、偏光分離面において第1の偏光を反射し、第2の偏光を透過するように構成されている
ことを特徴とする請求項6記載の映像表示装置。 - 光源と、
光源からの光を第1の偏光に変換する偏光変換素子と、
偏光変換素子で第1の偏光に変換された光を、赤、緑、青の3色光成分に色分離する色分離装置と、
請求項4に記載された色合成装置とを有し、
前記液晶表示素子は反射型液晶表示素子であり、
前記色分離装置は、前記偏光ビームスプリッタに対し、前記合成用ダイクロイックミラー側の面の反対側の面に対し出射するように配置された波長選択偏光回転素子と、前記偏光ビームスプリッタと、前記ダイクロイックミラーから構成されるものであり、
前記波長選択偏光回転素子は、青色光及び赤色光を第2の偏光に変換して出射し、緑を第1の偏光のまま出射するものであり、
前記偏光ビームスプリッタは、第1の偏光を反射し、第2の偏光を透過するものであり、
前記合成用ダイクロイックミラーは、青色光及び赤色光の何れか一方を反射し、他方を透過するように構成されている
ことを特徴とする映像表示装置。 - 請求項5〜8の何れか1項に記載された映像表示装置であって、
前記色合成装置における第1の偏光の出射側に、合成された光を拡大投射する投写レンズが配置されている
ことを特徴とする投写型映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007123549A JP2008281629A (ja) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | 色合成装置、映像表示装置及び投写型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007123549A JP2008281629A (ja) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | 色合成装置、映像表示装置及び投写型映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008281629A true JP2008281629A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40142520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007123549A Pending JP2008281629A (ja) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | 色合成装置、映像表示装置及び投写型映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008281629A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03202846A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-04 | Canon Inc | 液晶プロジェクタ |
JPH0481714A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-16 | Canon Inc | 液晶プロジェクション装置 |
JPH08223515A (ja) * | 1995-02-13 | 1996-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 投写型画像表示装置 |
JP2002169221A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Ricoh Co Ltd | プロジェクタ及び偏光変換器 |
JP2002221690A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-08-09 | Delta Electronics Inc | 光学システム |
JP2002296675A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Prokia Technology Co Ltd | 反射型ライトバルブプロジェクタ |
JP2004347700A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 液晶プロジェクタ |
-
2007
- 2007-05-08 JP JP2007123549A patent/JP2008281629A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03202846A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-04 | Canon Inc | 液晶プロジェクタ |
JPH0481714A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-16 | Canon Inc | 液晶プロジェクション装置 |
JPH08223515A (ja) * | 1995-02-13 | 1996-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 投写型画像表示装置 |
JP2002169221A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Ricoh Co Ltd | プロジェクタ及び偏光変換器 |
JP2002221690A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-08-09 | Delta Electronics Inc | 光学システム |
JP2002296675A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Prokia Technology Co Ltd | 反射型ライトバルブプロジェクタ |
JP2004347700A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 液晶プロジェクタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5874058B2 (ja) | 光源装置および投写型表示装置 | |
JP6493739B2 (ja) | 光源装置及び投影装置 | |
JP4652112B2 (ja) | 投射型表示装置 | |
JP6743811B2 (ja) | 投射型表示装置 | |
JP6080381B2 (ja) | 光学系およびそれを用いた投射型表示装置 | |
JP2006337609A (ja) | 照明装置、投写型映像表示装置 | |
JP2018124538A (ja) | 光源装置および投写型表示装置 | |
JP2019168652A (ja) | 光源装置及び投影装置 | |
JP2008040116A (ja) | 画像表示装置 | |
JP6659061B2 (ja) | プロジェクタ | |
US20070188865A1 (en) | Apparatus for adding red light to a polarized light system | |
JP2014203068A (ja) | 画像表示装置及び画像表示方法 | |
JP2010097003A (ja) | 2板式投影装置用照明光学系 | |
JP2008281629A (ja) | 色合成装置、映像表示装置及び投写型映像表示装置 | |
WO2015145612A1 (ja) | 光源装置、投写型表示装置、および表示素子への照明光の照射方法 | |
JP2002303825A (ja) | 色分離装置,色合成装置,色分離合成装置およびプロジェクタ | |
JP2007199432A (ja) | 光学ユニット及びこれを用いた投射型表示装置 | |
JP2004325854A (ja) | 液晶プロジェクタ | |
JP2000305045A (ja) | 画像投射装置と画像観察装置 | |
JP2013200374A (ja) | 画像表示装置 | |
JP3535072B2 (ja) | プロジェクターの照明装置 | |
JP2008158365A (ja) | 投射型映像表示装置 | |
JP6880462B2 (ja) | 光源装置及び投影装置 | |
JP2007101875A (ja) | 照明光学装置及び反射型画像投射装置 | |
JP2004061599A (ja) | プロジェクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110824 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120104 |