JP2008281595A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 制御部100は、通常動作終了時に定着ローラ201の駆動を停止させる際に、その停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置が前回停止時の接触位置と異なるようにメインモータ51を制御する。つまり、通常動作開始から終了までの間の定着ローラ201の駆動時間を計測し、通常動作終了時(定着ローラ201の一時停止時)にその計測時間に基づいて通常動作開始前の接触位置と異なる位置で定着ローラ201と加圧ローラ202とが接触停止しているかどうかを確認し、前回停止位置と同じ位置(前回停止位置に近い位置を含む)で停止していた場合、さらに定着ローラ201を短時間駆動させて、定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置を変更する。
【選択図】 図4
Description
請求項1の発明による画像形成装置は、像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって上記トナー画像が転写された上記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、上記定着ローラおよび上記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段とを有する画像形成装置において、上記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように上記駆動手段を制御する定着ローラ駆動停止制御を行う制御手段を設けたものである。
請求項3の発明による画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作終了時の上記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項5の発明による画像形成装置は、請求項3又は4の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を備え、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、上記異常停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に上記前回停止時の接触位置として用いるものである。
請求項8の発明による画像形成装置は、請求項6の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作終了時の上記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項10の発明による画像形成装置は、請求項8又は9の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を備え、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、上記異常停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に上記前回停止時の接触位置として用いるものである。
請求項16の発明による制御方法は、請求項14の画像形成装置において、画像形成動作中に上記定着ローラの回転角度を常に監視し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、上記定着ローラの駆動停止制御を行うものである。
請求項17の発明による制御方法は、請求項16の制御方法において、画像形成動作時の動作モードも考慮して、上記定着ローラの駆動停止制御を行うものである。
請求項20の発明による制御方法は、請求項19の制御方法において、上記駆動停止状態中の上記定着ローラの温度に応じて上記所定時間を変更するものである。
図1は、この発明の実施形態である画像形成装置の機構部の一例を示す全体構成図である。
この画像形成装置は、図1に示すように、転写手段を構成する転写ベルト5に沿って複数色の電子写真プロセス部(画像形成部)であるAIOカートリッジ6Bk,6M,6C,6Yが並べられた構成を備えるものであり、所謂、タンデムタイプといわれるものである。
AIOカートリッジ6Bkは、感光体9Bk、この感光体9Bkの周囲に配置された帯電手段である帯電器10Bk、露光手段である露光器11、現像手段である現像器12Bk、クリーニング手段であるクリーナーブレード13Bk等から構成されている。
画像形成に際し、感光体9Bkの外周面は、暗中にて帯電器10Bkにより一様に帯電された後、露光器11からのブラック画像に対応するレーザ光14Bkにより露光され、静電潜像が形成される。
このトナー画像は、感光体9Bkと転写ベルト5とが接する位置(一次転写位置)で、一次転写ローラ15Bkの働きにより転写ベルト5上に転写される。この転写により、転写ベルト5上にブラックのトナーによる画像が形成される。
以上のようにして、AIOカートリッジ6Bkでブラックのトナー画像を転写された転写ベルト5は、転写ベルト5によって次のAIOカートリッジ6Mに搬送される。
AIOカートリッジ6Mでは、AIOカートリッジ6Bkでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体9M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が転写ベルト5上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
こうして、転写ベルト5上にフルカラーの画像が形成される。
このフルカラーの重ね画像が形成された転写ベルト5は、二次転写ローラ16の位置まで搬送される。
画像形成時の用紙搬送動作に際して、給紙トレイ1に収納された用紙Sは、最も上のものから給紙ローラ2を矢示方向(反時計回り)に回転駆動することにより順に送り出され、レジストローラ3の位置にて停止して待機する。その停止タイミングは、用紙Sの先端がレジストセンサ4によって検知(検出)されてから所定時間経過した時点となる。
レジストローラ3にて送り出された用紙Sは、二次転写ローラ16にて転写ベルト5上のトナー画像を用紙Sに転写した後、定着器20にてトナー画像を熱および圧力にて定着し、矢示方向(反時計回り)に回転駆動された排紙ローラ18にて当該画像形成装置の外部に排紙される。
用紙Sの表裏両面に画像形成を行う両面モード時には、用紙Sが排紙ローラ18を通過する手前(排紙センサ31によって検知されなくなった時点)で排紙ローラ18を時計回りに回転駆動し、用紙Sを両面搬送経路30に搬送する。
レジストローラ3に到達した用紙Sは、再びレジストローラ3から再給紙され、二次転写ローラ16にて先ほどと逆側の用紙面にトナー画像を転写後、定着器20にてトナー画像を熱および圧力にて定着し、矢示方向に回転駆動された排紙ローラ18にて当該画像形成装置の外部に排紙される。
定着ローラ201は、アルミニウムの芯金材にゴムがコーティングされており、また内部にはヒータ205が内蔵されている。
一方、加圧ローラ202も、同様にアルミニウム芯金にゴムコーティングの構成となっており、定着ローラ201とある一定の圧力を持って接触(この接触部を以降は「ニップ部」と称す)している。
ニップ部を通過後、熱により溶解したトナーにより、定着ローラ201に用紙が張り付いてしまう。これを定着ローラ201からはがすために、ニップ部を過ぎたところに分離板204が設置されている。
また、定着ローラ201の表面温度(定着温度)をサーミスタ203の出力により検出ができるようになっており、画像形成時温度や待機時温度に制御している。
サーミスタ203は、定着ローラ201の軸方向(用紙Sの搬送方向と直交する方向)の通紙領域の中央に位置する中央温度検知用サーミスタ203aと、端部に位置する端部温度検知用サーミスタ203bとからなる。
定着ローラ201には、サーモスタット206も内蔵されている。このサーモスタット206は、ソフト制御がストール状態に陥った場合などでも、電気的に通電を切るために設けられており、所定温度(ある一定温度)以上が継続すると、ヒータ205への通電を切断する。
この例の駆動系は、メインモータ51によって、給紙ローラ2、レジストローラ3,および定着ローラ201を駆動する構成となっている。
給紙ローラ2には給紙クラッチ52が、レジストローラ3にはレジストクラッチ53がそれぞれ配備されていて、それらのクラッチのON/OFFを切り替えることで、メインモータ51から給紙ローラ2およびレジストローラ3への駆動力をそれぞれON/OFF制御し、給紙ローラ2およびレジストローラ3を駆動したり、その駆動を停止させることができる。
両面モータ55は、排紙ローラ18および両面ローラ19を駆動することができ、更に用紙Sの通常排紙時には正回転させるが、両面モードで両面搬送経路30に用紙Sを搬送する場合には逆回転させることができる。
制御部100は、CPU(中央処理装置),ROM,RAM,計時タイマ,不揮発性メモリ等からなるマイクロコンピュータを用いたものである。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
この画像形成装置では、図4を見てもわかるように、メインモータ51を駆動することによって、定着器20の定着ローラ201および加圧ローラ202が回転する構成となっている。
メインモータ51は、DCブラシレスモータが使用される場合が多く、例えば図5に示すように、起動時は所定速度(所望の一定速)まで緩やかな立ち上がり速度カーブを描いて立ち上がる。停止時も同様に立ち下がり速度カーブを描いて停止する。このメインモータ51の駆動時間を制御部100が測定することで、実際の定着ローラ201の回転数(回転速度)や回転角度を求める(検出する)ことができる。
図6は、図4の制御部100によるこの発明に関する制御(定着ローラ201の駆動制御を含む)の一例を示すフローチャートである。なお、通常動作(画像形成動作)の制御のうち、定着ローラ201の駆動制御以外の部分については、図示および説明を省略する。
制御部100は、通常動作開始の指示があった時に、図6の処理ルーチンをスタートし、まずステップS1で図示しない計時タイマをクリアする。
ここで、メインモータ51の立ち上がり時間を200msec固定であるとすると、メインモータ51が所定速度で駆動した時間は「A−200」msecとなる。メインモータ51の立ち上がり時間中の回転数は「8」で固定であり、立ち下り時間中の回転数は「2」で固定であったとすると、実際のメインモータ51の回転数Xは、以下の計算式で求められる。
X=2000rpm×(A−200msec)/60+8+2
P=X/40
次に、ステップS9へ進み、上記回転数Pから定着ローラ201の現在位置と駆動前の停止位置(前回停止位置)との回転角度差Rを求める。つまり、定着ローラ201の回転数Pの小数部分を切り出し、P′としてRAMに記憶する。そして、そのP′から以下の計算式で回転角度差Rを求める。
R=P′×360
ここで、予め決められた角度範囲は、例えば、定着ローラ201の前回停止位置から180度差を認めてしまうと、最悪、2回動作に1回同じ位置で停止してしまうため、そのようなことが無いような角度範囲としておく。
例えば、回転角度差Rが10度〜80度,110度〜170度,190度〜260度,280度から350度の範囲に入っているかどうかを確認する。
A={(80.55−10)×60/2000}+0.2sec=2.3165秒
となり、2.3165秒間だけメインモータ51を追加で駆動すれば、定着ローラ201の回転角度で5度移動させたことになり、もともとの停止位置から10度ずらしたことになる。
次に、第2実施例について説明する。
第1実施例は、通常動作においてメインモータ51を駆動した結果、定着ローラ201の前回停止位置から今回停止位置のずれが、所定範囲以外であれば、メインモータ51の追加駆動を実施して定着ローラ201の停止位置をずらすというものであったが、第2実施例2は、通常動作によって駆動されているメインモータ51を停止する直前(図5のc地点)において、第1実施例で説明したように停止位置を演算し、さらに追加でメインモータ51を何回転させればよいかを求める。
例えば、第1実施例と同様な演算を実施し、追加でメインモータ51を0.55回転延長させればよいことが求まる。よって、時間で換算すると、延長時間BはB=(0.55×60/2000)=0.0165secとなり、16.5msec回転を延長させればよいことになる。
次に、第3実施例について説明する。
第3実施例は、第1実施例又は2実施例の制御に対し、さらに通常動作(画像形成動作)時の動作モードを考慮したものである。
この画像形成装置では、例えば画像形成(印刷)に使用する用紙の種類が厚紙であった場合、定着性をアップさせるために通常の印刷速度を落として印刷実行するモードを搭載している。
例えば、厚紙印刷の際、印刷速度を半速(通常の半分の低速度)に落とす場合、メインモータ51の回転速度は1000rpmとなり、さらに立ち上がり時間および立ち下がり時間も変わってくる。
このように、通常動作時の動作モードも考慮して定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、低速の動作モードにおいても、定着ローラ201および加圧ローラ202がフラットスポット状態となることを防止することができる。
次に、第4実施例について説明する。
第4実施例は、通常動作中の異常停止時(例えば用紙詰まりなど)に、第1実施例〜第3実施例と同様に定着ローラ201が前回の停止位置からどれだけずれた位置で停止したかを求め、その位置を不揮発性メモリに記憶しておく。また、その時に前回の停止位置(通常動作を始める前の位置)もあわせて記憶しておく(消さない)。
第4実施例では、異常停止状態に移行した時点からタイマを起動して時間計測を開始し、異常停止状態のままで何秒停止しているかを計測する。
そして、異常停止状態が所定時間(ある一定時間)以上継続した場合には、定着ローラ201の異常停止位置(異常停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置)を新規停止位置と判断する。
異常停止状態が所定時間未満だった場合には、通常動作を開始する前の定着ローラ201の停止位置を前回停止位置と判断し、以後上述と同様にして前回停止位置に対して定着ローラ201の停止位置をずらす制御を実施する。
次に、第5実施例について説明する。なお、この第5実施例では、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図4と若干異なり、図7に示すような構成となる。
図7は、図1の定着ローラ201および用紙搬送の駆動系とそれを制御する制御部の他の例を示す構成図であり、図4と同じ部分には同一符号を付している。
この例の駆動系では、図4に対し、メインモータ51と定着ローラ201との間にメインモータ51の駆動力をON/OFF制御するための定着ローラクラッチ61を装備している。
第1実施例〜第4実施例では、図8の(a)に示すメインモータ51の駆動速度カーブをそのまま定着ローラ201の駆動速度カーブとして制御してきたが、第5実施例では、接続/未接続切替手段である定着ローラクラッチ61を装備しているので、定着ローラ201の駆動速度カーブは図8の(b)に示すようになる。
上記を考慮し、第1実施例と同様な考え方で式を求める。
Q={2000×(C−80msec)/60+3.2+1.6}/40
その後の制御の説明は、第1実施例と同様な考え方であるため、割愛する。
次に、第6実施例について説明する。なお、この第6実施例でも、第1実施例と同様に、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図7に示したような構成となる。
第6実施例では、第2実施例と略同様の制御(定着ローラクラッチ61の制御を追加したもの)を行う。
次に、第7実施例について説明する。なお、この第7実施例でも、第1実施例と同様に、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図7に示したような構成となる。
第7実施例では、第3実施例と略同様の制御(定着ローラクラッチ61の制御を追加したもの)を行う。
第7実施例によれば、通常動作時の動作モードも考慮して定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、第3実施例と同様の効果を得ることができる。
次に、第8実施例について説明する。なお、この第8実施例でも、第1実施例と同様に、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図7に示したような構成となる。
第8実施例では、第4実施例と略同様の制御(定着ローラクラッチ61の制御を追加したもの)を行う。
但し、定着ローラクラッチ61による駆動ON/OFF制御となっているため、定着ローラ201の立ち上がり,立ち下がり時間が変わることになる。
次に、第9実施例について説明する。
第1実施例〜第8実施例では、通常動作を伴い、定着ローラ201を駆動した場合の停止位置を制御するものであった。
第9実施例は、待機状態(装置停止状態)で長時間放置された場合に、自動的に定着ローラ201を回転させ、定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置をずらすものである。
そして、待機状態が所定時間(ある一定時間)以上継続した場合には、定着ローラ201を駆動して回転させ、定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置をずらす。その接触位置をずらすための駆動時間は、第1実施例又は第5実施例で、定着ローラ201を一旦停止した後、ずらす手順と同様な考え方で求められる。
メインモータ51は、立ち上がり,立下りに時間を要するため、1.11回転だけ回転させることができないので、例えば、最小でも80回転は駆動させることとし、81.11回転させればよい。80回転させたら、定着ローラ201では、ちょうど2回転分となるので、定着ローラ201は、2回転+0.027回転することになる。
T={(81.11−10)×60/2000}+0.2sec=2.333秒
となり、2.333秒間だけメインモータ51を駆動すれば、定着ローラ201の回転角度で10度移動させたことになり、もともとの停止位置から10度ずらしたことになる。
このように、定着ローラ201の駆動停止状態が所定時間続いた場合に、定着ローラ201を強制駆動させ、その駆動が定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置がずれた状態で停止するようにメインモータ51のみ又はそれと定着ローラクラッチ61とを制御することにより、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
次に、第10実施例について説明する。
定着ローラ201と加圧ローラとが長時間同じ位置で接触停止していると、その接触部分が平らに変形するが、定着ローラ201および加圧ローラ202の温度が高いほど、変形に至るまでの時間が短くなる傾向がある(温まると変形しやすい)。
なお、メインモータ51としては、DCブラシレスモータの他に、ステッピングモータやサーボモータ等の他のモータを使用することもできる。
このプログラムは、複写機等の画像形成装置を制御するCPU(コンピュータ)に、この発明に関わる機能である制御手段,定着温度検出手段,および時間変更手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPUに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
201:定着ローラ 202:加圧ローラ 203:サーミスタ
203a:中央温度検知用サーミスタ 203b:端部温度検知用サーミスタ
205:ヒータ
Claims (20)
- 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段とを有する画像形成装置において、
前記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように前記駆動手段を制御する定着ローラ駆動停止制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、画像形成動作終了時の前記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、画像形成動作時の動作モードも考慮して、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3又は4記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を有し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、前記異常停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に前記前回停止時の接触位置として用いることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段と、前記定着ローラと該定着ローラを駆動する前記駆動手段に含まれる駆動源との接続/未接続を切り替える接続/未接続切替手段とを有する画像形成装置において、
前記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の該定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように前記駆動手段および前記接続/未接続切替手段を制御する定着ローラ駆動停止制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、画像形成動作終了時の前記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、画像形成動作時の動作モードも考慮して、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8又は9記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を有し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、前記異常停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に前記前回停止時の接触位置として用いることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段とを有する画像形成装置において、
前記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように前記駆動手段を制御する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段と、前記定着ローラと該定着ローラを駆動する前記駆動手段に含まれる駆動源との接続/未接続を切り替える接続/未接続切替手段とを有する画像形成装置において、
前記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように前記駆動手段および前記接続/未接続切替手段を制御する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項11又は12記載の画像形成装置において、
前記定着ローラの温度を検出する定着温度検出手段と、
該定着温度検出手段による前記駆動停止状態中の検出温度に応じて前記所定時間を変更する時間変更手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段とを有する画像形成装置における制御方法において、
前記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。 - 請求項14記載の制御方法において、
前記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。 - 請求項14記載の画像形成装置において、
画像形成動作中に前記定着ローラの回転角度を常に監視し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。 - 請求項16記載の制御方法において、
画像形成動作時の動作モードも考慮して、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。 - 請求項16又は17記載の制御方法において、
画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、前記異常停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に前記前回停止時の接触位置として用いることを特徴とする制御方法。 - 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段とを有する画像形成装置における制御方法において、
前記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。 - 請求項19記載の制御方法において、
前記駆動停止状態中の前記定着ローラの温度に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする制御方法。
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