JP2008281595A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着ローラおよび加圧ローラがフラットスポット状態となることを防止する。
【解決手段】 制御部100は、通常動作終了時に定着ローラ201の駆動を停止させる際に、その停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置が前回停止時の接触位置と異なるようにメインモータ51を制御する。つまり、通常動作開始から終了までの間の定着ローラ201の駆動時間を計測し、通常動作終了時(定着ローラ201の一時停止時)にその計測時間に基づいて通常動作開始前の接触位置と異なる位置で定着ローラ201と加圧ローラ202とが接触停止しているかどうかを確認し、前回停止位置と同じ位置(前回停止位置に近い位置を含む)で停止していた場合、さらに定着ローラ201を短時間駆動させて、定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置を変更する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、電子写真方式の複合機,複写機,ファクシミリ装置,プリンタ等の画像形成装置およびその制御方法に関し、特に定着ローラの駆動制御技術に関する。
上記のような画像形成装置では、原稿画像又は画像データに応じて副走査方向に回転する像担持体である感光体上(帯電装置によって予め一様に帯電されている)を露光手段により露光して静電潜像を形成させ、その静電潜像に現像手段によりトナーを付着させてトナー画像を形成し、そのトナー画像を転写手段により記録媒体である用紙上に転写した後、その用紙上のトナー画像をヒータ内蔵の定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段により加熱圧着して定着させる一連の画像形成動作を行うようにしている。
ところで、定着手段において、定着ローラに加圧ローラを所定の圧力を加えて接触させ、その接触幅(ニップ幅)を適切な幅にする必要がある。そこで、紙種や紙厚が異なる用紙であっても適切なニップ幅が得られるように、そのニップ幅を変更可能にしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−109521号公報
しかしながら、このような定着手段であっても、定着ローラと加圧ローラとが長時間同じ位置で接触して停止していると、ローラ表面が平らに変形し、通常円形なローラ形状がいびつな形状(フラットスポット状態)になってしまう場合がある。そのように変形してしまうと、定着ローラと加圧ローラが回転する際に、異音が発生したり、トナー定着状態にむらが発生したりするという問題が生じる。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成動作終了時等に定着ローラの駆動を停止させる際に、その定着ローラと加圧ローラとが同じ位置で接触して停止しないようにすることにより、定着ローラおよび加圧ローラがフラットスポット状態となることを防止することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、画像形成装置およびその制御方法を提供する。
請求項1の発明による画像形成装置は、像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって上記トナー画像が転写された上記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、上記定着ローラおよび上記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段とを有する画像形成装置において、上記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように上記駆動手段を制御する定着ローラ駆動停止制御を行う制御手段を設けたものである。
請求項2の発明による画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記制御手段が、上記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項3の発明による画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作終了時の上記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項4の発明による画像形成装置は、請求項3の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作時の動作モードも考慮して、上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項5の発明による画像形成装置は、請求項3又は4の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を備え、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、上記異常停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に上記前回停止時の接触位置として用いるものである。
請求項6の発明による画像形成装置は、像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって上記トナー画像が転写された上記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、上記定着ローラおよび上記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段と、上記定着ローラと該定着ローラを駆動する上記駆動手段に含まれる駆動源との接続/未接続を切り替える接続/未接続切替手段とを有する画像形成装置において、上記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の該定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように上記駆動手段および上記接続/未接続切替手段を制御する定着ローラ駆動停止制御を行う制御手段を設けたものである。
請求項7の発明による画像形成装置は、請求項6の画像形成装置において、上記制御手段が、上記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項8の発明による画像形成装置は、請求項6の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作終了時の上記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項9の発明による画像形成装置は、請求項8の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作時の動作モードも考慮して、上記定着ローラ駆動停止制御を行うものである。
請求項10の発明による画像形成装置は、請求項8又は9の画像形成装置において、上記制御手段が、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を備え、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、上記異常停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に上記前回停止時の接触位置として用いるものである。
請求項11の発明による画像形成装置は、像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって上記トナー画像が転写された上記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、上記定着ローラおよび上記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段とを有する画像形成装置において、上記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように上記駆動手段を制御する制御手段を設けたものである。
請求項12の発明による画像形成装置は、像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって上記トナー画像が転写された上記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、上記定着ローラおよび上記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段と、上記定着ローラと該定着ローラを駆動する上記駆動手段に含まれる駆動源との接続/未接続を切り替える接続/未接続切替手段とを有する画像形成装置において、上記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように上記駆動手段および上記接続/未接続切替手段を制御する制御手段を設けたものである。
請求項13の発明による画像形成装置は、請求項11又は12の画像形成装置において、上記定着ローラの温度を検出する定着温度検出手段と、該定着温度検出手段による上記駆動停止状態中の検出温度に応じて上記所定時間を変更する時間変更手段とを設けたものである。
請求項14の発明による制御方法は、像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって上記トナー画像が転写された上記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段とを有する画像形成装置における制御方法において、上記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように、上記定着ローラの駆動停止制御を行うものである。
請求項15の発明による制御方法は、請求項14の制御方法において、上記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて上記定着ローラの駆動停止制御を行うものである。
請求項16の発明による制御方法は、請求項14の画像形成装置において、画像形成動作中に上記定着ローラの回転角度を常に監視し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、上記定着ローラの駆動停止制御を行うものである。
請求項17の発明による制御方法は、請求項16の制御方法において、画像形成動作時の動作モードも考慮して、上記定着ローラの駆動停止制御を行うものである。
請求項18の発明による制御方法は、請求項16又は17の制御方法において、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、上記異常停止時の上記定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に上記前回停止時の接触位置として用いるものである。
請求項19の発明による制御方法は、像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって上記トナー画像が転写された上記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段とを有する画像形成装置における制御方法において、上記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が定着ローラと上記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように、上記定着ローラの駆動停止制御を行うものである。
請求項20の発明による制御方法は、請求項19の制御方法において、上記駆動停止状態中の上記定着ローラの温度に応じて上記所定時間を変更するものである。
この発明によれば、画像形成装置が、定着手段の定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の定着ローラと加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように、定着ローラの駆動停止制御を行うことにより、定着ローラと加圧ローラとが同じ位置で接触して停止することがなくなるため、定着ローラおよび加圧ローラがフラットスポット状態となることを防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の実施形態である画像形成装置の機構部の一例を示す全体構成図である。
この画像形成装置は、図1に示すように、転写手段を構成する転写ベルト5に沿って複数色の電子写真プロセス部(画像形成部)であるAIOカートリッジ6Bk,6M,6C,6Yが並べられた構成を備えるものであり、所謂、タンデムタイプといわれるものである。
転写ベルト5は、矢示方向(反時計回り)に回動し、その回動方向の上流側から順に、複数のAIOカートリッジ6Bk,6M,6C,6Yが配列されている。これら複数のAIOカートリッジ6Bk,6M,6C,6Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。AIOカートリッジ6Bkはブラックのトナー画像を、AIOカートリッジ6Mはマゼンタのトナー画像を、AIOカートリッジ6Cはシアンのトナー画像を、AIOカートリッジ6Yはイエローのトナー画像をそれぞれ形成する。
以下の説明では、AIOカートリッジ6Bkについて具体的に説明するが、他のAIOカートリッジ6M,6C,6YはAIOカートリッジ6Bkと同様であるので、そのAIOカートリッジ6M,6C,6Yの各構成要素については、AIOカートリッジ6Bkの各構成要素に付したBkに替えて、M,C,Yによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
転写ベルト5は、回転駆動される二次転写駆動ローラ7と転写ベルトテンションローラ8とに巻回されたエンドレスのベルトである。二次転写駆動ローラ7は、図示しない駆動源である駆動モータにより回転駆動される。その駆動モータと、二次転写駆動ローラ7と、転写ベルトテンションローラ8とが、転写ベルト5を移動させる駆動手段として機能する。
AIOカートリッジ6Bkは、感光体9Bk、この感光体9Bkの周囲に配置された帯電手段である帯電器10Bk、露光手段である露光器11、現像手段である現像器12Bk、クリーニング手段であるクリーナーブレード13Bk等から構成されている。
露光器11は、各AIOカートリッジ6Bk,6M,6C,6Yが形成する画像色に対応する露光光であるレーザ光14Bk,14M,14C,14Yを照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体9Bkの外周面は、暗中にて帯電器10Bkにより一様に帯電された後、露光器11からのブラック画像に対応するレーザ光14Bkにより露光され、静電潜像が形成される。
現像器12Bkは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、このことにより感光体9Bk上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体9Bkと転写ベルト5とが接する位置(一次転写位置)で、一次転写ローラ15Bkの働きにより転写ベルト5上に転写される。この転写により、転写ベルト5上にブラックのトナーによる画像が形成される。
トナー画像の転写が終了した感光体9Bkは、外周面に残留した不要なトナーをクリーナーブレード13Bkにより除去された後、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、AIOカートリッジ6Bkでブラックのトナー画像を転写された転写ベルト5は、転写ベルト5によって次のAIOカートリッジ6Mに搬送される。
AIOカートリッジ6Mでは、AIOカートリッジ6Bkでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体9M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が転写ベルト5上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
転写ベルト5は、さらに次のAIOカートリッジ6C,6Yに順次搬送され、同様の動作により、感光体9C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体9Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、転写ベルト5上に重畳されて転写される。
こうして、転写ベルト5上にフルカラーの画像が形成される。
このフルカラーの重ね画像が形成された転写ベルト5は、二次転写ローラ16の位置まで搬送される。
なお、画像形成に際して、ブラックのみの画像形成の場合には、一次転写ローラ15M,C,Yがそれぞれ感光体9M,感光体9C,感光体9Yから離間された位置に退避し、前述の画像形成プロセスをブラックの場合のみ行う。
画像形成時の用紙搬送動作に際して、給紙トレイ1に収納された用紙Sは、最も上のものから給紙ローラ2を矢示方向(反時計回り)に回転駆動することにより順に送り出され、レジストローラ3の位置にて停止して待機する。その停止タイミングは、用紙Sの先端がレジストセンサ4によって検知(検出)されてから所定時間経過した時点となる。
レジストローラ3の駆動開始は、上記の転写ベルト5により搬送されたトナー画像と二次転写ローラ16上で、トナー画像と用紙Sの位置が重なり合うようなタイミングで行われる。このとき、レジストローラ3は矢示方向(反時計方向)に回転駆動することで用紙Sを送り出す。
レジストローラ3にて送り出された用紙Sは、二次転写ローラ16にて転写ベルト5上のトナー画像を用紙Sに転写した後、定着器20にてトナー画像を熱および圧力にて定着し、矢示方向(反時計回り)に回転駆動された排紙ローラ18にて当該画像形成装置の外部に排紙される。
トナー画像の転写が終了した転写ベルト5は、外周面に残留した不要なトナーをベルトクリーナ17により除去された後、次の画像形成のために待機する。
用紙Sの表裏両面に画像形成を行う両面モード時には、用紙Sが排紙ローラ18を通過する手前(排紙センサ31によって検知されなくなった時点)で排紙ローラ18を時計回りに回転駆動し、用紙Sを両面搬送経路30に搬送する。
両面搬送経路30に搬送された用紙Sは、両面ローラ19を経由し、排紙センサ31によって検知された後、再びレジストローラ3まで搬送される。
レジストローラ3に到達した用紙Sは、再びレジストローラ3から再給紙され、二次転写ローラ16にて先ほどと逆側の用紙面にトナー画像を転写後、定着器20にてトナー画像を熱および圧力にて定着し、矢示方向に回転駆動された排紙ローラ18にて当該画像形成装置の外部に排紙される。
図2は、図1の定着器20の一例を示す構成図である。
定着ローラ201は、アルミニウムの芯金材にゴムがコーティングされており、また内部にはヒータ205が内蔵されている。
一方、加圧ローラ202も、同様にアルミニウム芯金にゴムコーティングの構成となっており、定着ローラ201とある一定の圧力を持って接触(この接触部を以降は「ニップ部」と称す)している。
図示しない駆動系(駆動手段)により、定着ローラ201を駆動(回転)させることで、定着ローラ201に接触している加圧ローラも回転する。用紙Sに二次転写されたトナー画像は、この2ローラ間を通過する際に、熱と圧力によって用紙に定着されることになる。
ニップ部を通過後、熱により溶解したトナーにより、定着ローラ201に用紙が張り付いてしまう。これを定着ローラ201からはがすために、ニップ部を過ぎたところに分離板204が設置されている。
また、定着ローラ201の表面温度(定着温度)をサーミスタ203の出力により検出ができるようになっており、画像形成時温度や待機時温度に制御している。
図3は、図2の定着ローラ201とサーミスタ203との位置関係の一例を示す図である。
サーミスタ203は、定着ローラ201の軸方向(用紙Sの搬送方向と直交する方向)の通紙領域の中央に位置する中央温度検知用サーミスタ203aと、端部に位置する端部温度検知用サーミスタ203bとからなる。
定着ローラ201には、サーモスタット206も内蔵されている。このサーモスタット206は、ソフト制御がストール状態に陥った場合などでも、電気的に通電を切るために設けられており、所定温度(ある一定温度)以上が継続すると、ヒータ205への通電を切断する。
図4は、図1の定着ローラ201および用紙搬送の駆動系とそれを制御する制御部の一例を示す構成図である。
この例の駆動系は、メインモータ51によって、給紙ローラ2、レジストローラ3,および定着ローラ201を駆動する構成となっている。
給紙ローラ2には給紙クラッチ52が、レジストローラ3にはレジストクラッチ53がそれぞれ配備されていて、それらのクラッチのON/OFFを切り替えることで、メインモータ51から給紙ローラ2およびレジストローラ3への駆動力をそれぞれON/OFF制御し、給紙ローラ2およびレジストローラ3を駆動したり、その駆動を停止させることができる。
また、転写駆動モータ54によって、二次転写駆動ローラ7および二次転写ローラ16を駆動することができる。
両面モータ55は、排紙ローラ18および両面ローラ19を駆動することができ、更に用紙Sの通常排紙時には正回転させるが、両面モードで両面搬送経路30に用紙Sを搬送する場合には逆回転させることができる。
制御部100は、CPU(中央処理装置),ROM,RAM,計時タイマ,不揮発性メモリ等からなるマイクロコンピュータを用いたものである。
この制御部100は、レジストセンサ4,排紙センサ31,両面センサ32,サーミスタ203(図2)を含む各入力部からの信号に基づいて、メインモータ51,給紙クラッチ52,レジストクラッチ53,転写駆動モータ54,両面モータ55,ヒータ205を含む各出力部を制御することにより、画像形成動作を含む各動作の制御を行うことができる。
この制御部100のCPUが、ROM又は図示しないハードディスク装置等の記憶装置に記憶されているプログラムを実行し、制御部100内のRAM,計時タイマ,不揮発性メモリ,およびサーミスタ203を使用することにより、この発明に関する機能である制御手段,定着温度検出手段,および時間変更手段としての機能を実現することができる。
以下、この画像形成装置におけるこの発明に関わる動作の各実施例について、図5,図6も参照して説明する。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
この画像形成装置では、図4を見てもわかるように、メインモータ51を駆動することによって、定着器20の定着ローラ201および加圧ローラ202が回転する構成となっている。
図5は、経過時間に対するメインモータ51の駆動速度(回転速度)カーブの一例を示す線図である。
メインモータ51は、DCブラシレスモータが使用される場合が多く、例えば図5に示すように、起動時は所定速度(所望の一定速)まで緩やかな立ち上がり速度カーブを描いて立ち上がる。停止時も同様に立ち下がり速度カーブを描いて停止する。このメインモータ51の駆動時間を制御部100が測定することで、実際の定着ローラ201の回転数(回転速度)や回転角度を求める(検出する)ことができる。
例えば、メインモータ51の所定速度が、2000rpmであるとする。一方、メインモータ51の回転軸から定着ローラ201までには、図示しない各種ギアやベルト等により駆動が連結されており、予めそのギア比が決定されている。ここでは、メインモータ51の回転軸が40回転した時に、定着ローラ201が1回転するものとする。また、図5のメインモータ51の立ち上がり時間(a地点〜b地点)が200msec、立ち下がり時間(c地点〜d地点)が50msecであるとする。この立ち上がり時間および立下り時間やその間にメインモータ51が何回転するかについては、予め実測で求められた数値を使用する。ここでは、立ち上がり時には8回転、立ち下がり時には2回転するものとする。
メインモータ51が所定速度(2000rpm)で駆動した時間(b地点〜c地点)が90秒であったとすると、所定速度で駆動した時のメインモータ51の回転軸は、3000回転(=2000×90/60)することになり、メインモータ51の総回転数は、8+3000+2=3010回転ということになる。3010回転したということは、定着ローラは3010/40=75.25回転したことになり、駆動前の停止位置より90度進んだ位置で停止することになる。
この定着ローラ201の駆動制御について、図6を参照して更に詳細に説明する。
図6は、図4の制御部100によるこの発明に関する制御(定着ローラ201の駆動制御を含む)の一例を示すフローチャートである。なお、通常動作(画像形成動作)の制御のうち、定着ローラ201の駆動制御以外の部分については、図示および説明を省略する。
制御部100は、通常動作開始の指示があった時に、図6の処理ルーチンをスタートし、まずステップS1で図示しない計時タイマをクリアする。
次に、ステップS2でメインモータ51の駆動を開始すると共に、ステップS3で計時タイマを起動して時間計測を開始(タイマスタート)した後、ステップS4でメインモータ51の駆動停止タイミングに達したか否かを判断し、その駆動停止タイミングに達していない場合にはメインモータ51が駆動(回転)中のため計時タイマによる時間計測を継続し、メインモータ51の駆動停止タイミングに達した時点でステップS5へ移行してメインモータ51の駆動を停止し、ステップS6で計時タイマによる時間計測を停止(タイマストップ)してそれまでの計測時間をタイマ値AとしてRAM(不揮発性メモリでもよい)に記憶する。
次に、ステップS7へ進み、メインモータ51の回転数を求める。
ここで、メインモータ51の立ち上がり時間を200msec固定であるとすると、メインモータ51が所定速度で駆動した時間は「A−200」msecとなる。メインモータ51の立ち上がり時間中の回転数は「8」で固定であり、立ち下り時間中の回転数は「2」で固定であったとすると、実際のメインモータ51の回転数Xは、以下の計算式で求められる。
X=2000rpm×(A−200msec)/60+8+2
次に、ステップS8へ進み、定着ローラ201の回転数Pを以下の計算式で求める。
P=X/40
次に、ステップS9へ進み、上記回転数Pから定着ローラ201の現在位置と駆動前の停止位置(前回停止位置)との回転角度差Rを求める。つまり、定着ローラ201の回転数Pの小数部分を切り出し、P′としてRAMに記憶する。そして、そのP′から以下の計算式で回転角度差Rを求める。
R=P′×360
回転角度差Rを求めた後は、ステップS10〜S14でその回転角度差Rが予め決められた角度範囲に入っているかどうかをチェックする。
ここで、予め決められた角度範囲は、例えば、定着ローラ201の前回停止位置から180度差を認めてしまうと、最悪、2回動作に1回同じ位置で停止してしまうため、そのようなことが無いような角度範囲としておく。
例えば、回転角度差Rが10度〜80度,110度〜170度,190度〜260度,280度から350度の範囲に入っているかどうかを確認する。
もし、回転角度差Rがこれらの角度範囲に入っていない場合、つまり0度≦R<10度,80度≦R<110度,170度≦R<190度,260度≦R<280度,350度≦R<360度のいずれかの場合には、定着ローラ201の追加駆動を実施するための処理を行う。そのとき、予め意図する位置に定着ローラ201を停止できるように、所定速度でメインモータ51を駆動する時間を求め、その時間だけ駆動することで、メインモータ51の停止位置をずらすことができる。
すなわち、回転角度差Rが0度≦R<10度であればステップS15で定着ローラ201の追加回転角度S=10−Rを、80度≦R<110度であればステップS16で定着ローラ201の追加回転角度S=110−Rを、170度≦R<190度であればステップS17で定着ローラ201の追加回転角度S=190−Rを、260度≦R<280度であればステップS18で定着ローラ201の追加回転角度S=280−Rを、350度≦R<360度であればステップS19で定着ローラ201の追加回転角度S=360−Rをそれぞれ求める。
そして、ステップS20でメインモータ51の追加回転数(追加メインモータ回転数)K=(S/360×40)+80を求め、ステップS21でメインモータ51の追加回転時間(追加メインモータ回転時間)A={(K−10)×60/2000}+0.2secを求め、ステップS22でその追加回転時間だけメインモータ51を追加で駆動(回転)させ、図6の処理を終了する。
例えば、通常動作後に定着ローラ201の停止角度が5度しかずれていなかった場合、あと5度さらにずらせばよいことになり、定着ローラ201の回転数に置き換えると、5/360=0.0138回転させればよいことになる。メインモータ51の回転数は、その40倍なので、0.55回転させればよいことになる。しかし、メインモータ51は、立ち上がり、立ち下りに時間を要するため、0.55回転だけ回転させることができない。例えば、最小でも80回転は駆動させることとし、80.55回転させればよい。80回転させたら、定着ローラ201では、ちょうど2回転分となるので、定着ローラ201は、2回転+0.0138回転することになる。
メインモータ51の回転数Xを80.55とした場合、メインモータ51を追加駆動する時間(追加メインモータ回転時間)Aは、
A={(80.55−10)×60/2000}+0.2sec=2.3165秒
となり、2.3165秒間だけメインモータ51を追加で駆動すれば、定着ローラ201の回転角度で5度移動させたことになり、もともとの停止位置から10度ずらしたことになる。
このように、通常動作終了時に定着ローラ201の駆動を停止させる際に、その停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置が前回停止時の接触位置と異なるようにメインモータ51を制御する定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、定着ローラ201と加圧ローラ202とが同じ位置で接触して停止することがなくなるため、定着ローラ201および加圧ローラ202がフラットスポット状態となることを防止することができる。
この第1実施例では、具体的には、通常動作開始から終了までの間の定着ローラ201の駆動時間を計測し、通常動作終了時(定着ローラ201の駆動を一旦停止させた時)にその計測時間に基づいて通常動作開始前の接触位置と異なる位置で定着ローラ201と加圧ローラ202とが接触停止しているかどうかを確認し、前回停止位置と同じ位置(前回停止位置に近い位置を含む)で停止していた場合には、さらに定着ローラ201を短時間駆動させる(定着ローラ201の駆動を一旦停止させた状態にて定着ローラ駆動停止制御を行う)ことにより、定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置を変更するようにしたが、定着ローラ201の駆動を一旦停止させずに、定着ローラ駆動停止制御を行うこともできる。それについて、以下で詳細に説明する。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について説明する。
第1実施例は、通常動作においてメインモータ51を駆動した結果、定着ローラ201の前回停止位置から今回停止位置のずれが、所定範囲以外であれば、メインモータ51の追加駆動を実施して定着ローラ201の停止位置をずらすというものであったが、第2実施例2は、通常動作によって駆動されているメインモータ51を停止する直前(図5のc地点)において、第1実施例で説明したように停止位置を演算し、さらに追加でメインモータ51を何回転させればよいかを求める。
第1実施例では、一旦停止したメインモータ51を追加で再駆動させるため、立ち上がり時間と立ち下がり時間を考慮しなければならなかったが、第2実施例では、既に所定速度(一定速度)で駆動している時間を微増させてやれば意図した位置に定着ローラ201を停止させることができる。
例えば、第1実施例と同様な演算を実施し、追加でメインモータ51を0.55回転延長させればよいことが求まる。よって、時間で換算すると、延長時間BはB=(0.55×60/2000)=0.0165secとなり、16.5msec回転を延長させればよいことになる。
このように、通常動作終了直前に通常動作開始から終了までの定着ローラ201の駆動時間を求めることによって、画像形成動作終了時の定着ローラ201の回転角度を算出し、その結果に基づいて定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置が前回停止位置と異なるように定着ローラ201の駆動時間を微調整することにより、定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、第1実施例と同様の効果を得られる。また、定着ローラ201の駆動を一旦停止させずに済むので、その分だけ制御部100の負荷を軽減することができる。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について説明する。
第3実施例は、第1実施例又は2実施例の制御に対し、さらに通常動作(画像形成動作)時の動作モードを考慮したものである。
この画像形成装置では、例えば画像形成(印刷)に使用する用紙の種類が厚紙であった場合、定着性をアップさせるために通常の印刷速度を落として印刷実行するモードを搭載している。
第3実施例は、そのようなモードの場合でも、定着ローラ201の位置を正しく算出できるようにするものである。
例えば、厚紙印刷の際、印刷速度を半速(通常の半分の低速度)に落とす場合、メインモータ51の回転速度は1000rpmとなり、さらに立ち上がり時間および立ち下がり時間も変わってくる。
よって、これらを考慮し、定着ローラ201の停止位置を制御する。その制御は、第1実施例又は第2実施例と同じで、速度の数値や、メインモータ51の立ち上がり時間と立ち下がり時間が変わるのみであるので、詳細な説明は割愛する。
このように、通常動作時の動作モードも考慮して定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、低速の動作モードにおいても、定着ローラ201および加圧ローラ202がフラットスポット状態となることを防止することができる。
〔第4実施例〕
次に、第4実施例について説明する。
第4実施例は、通常動作中の異常停止時(例えば用紙詰まりなど)に、第1実施例〜第3実施例と同様に定着ローラ201が前回の停止位置からどれだけずれた位置で停止したかを求め、その位置を不揮発性メモリに記憶しておく。また、その時に前回の停止位置(通常動作を始める前の位置)もあわせて記憶しておく(消さない)。
異常停止状態は、基本的にユーザが異常状態を解除する可能性が高い。しかし、場合によっては長時間異常状態のまま放置される可能性もある。
第4実施例では、異常停止状態に移行した時点からタイマを起動して時間計測を開始し、異常停止状態のままで何秒停止しているかを計測する。
そして、異常停止状態が所定時間(ある一定時間)以上継続した場合には、定着ローラ201の異常停止位置(異常停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置)を新規停止位置と判断する。
その後、異常停止状態が解除された時にメインモータ51を駆動する際、新規停止位置を次回の通常動作終了時に前回停止位置(前回停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置)として用い、その前回停止位置からずらした位置に定着ローラ201を停止するように制御する。
異常停止状態が所定時間未満だった場合には、通常動作を開始する前の定着ローラ201の停止位置を前回停止位置と判断し、以後上述と同様にして前回停止位置に対して定着ローラ201の停止位置をずらす制御を実施する。
このように、通常動作中の異常停止時(例えば用紙ジャムが発生して定着ローラ201を緊急停止させた時)から時間計測を開始し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、異常停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の通常動作の終了時に前回停止時の接触位置として用い、その位置と異なる位置に定着ローラ201を停止するように制御することにより、定着ローラ201と加圧ローラとの接触位置を変更するので、異常発生による緊急停止の場合でも、定着ローラ201および加圧ローラ202がフラットスポット状態となることを防止することができる。
〔第5実施例〕
次に、第5実施例について説明する。なお、この第5実施例では、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図4と若干異なり、図7に示すような構成となる。
図7は、図1の定着ローラ201および用紙搬送の駆動系とそれを制御する制御部の他の例を示す構成図であり、図4と同じ部分には同一符号を付している。
この例の駆動系では、図4に対し、メインモータ51と定着ローラ201との間にメインモータ51の駆動力をON/OFF制御するための定着ローラクラッチ61を装備している。
図8は、経過時間に対するメインモータ51の駆動速度カーブおよび定着ローラ201の駆動速度カーブの一例を示す線図である。
第1実施例〜第4実施例では、図8の(a)に示すメインモータ51の駆動速度カーブをそのまま定着ローラ201の駆動速度カーブとして制御してきたが、第5実施例では、接続/未接続切替手段である定着ローラクラッチ61を装備しているので、定着ローラ201の駆動速度カーブは図8の(b)に示すようになる。
制御部100によって定着ローラクラッチ61をONにするタイミングは、メインモータ51が所定速度になった時点である。これにより、定着ローラ201の回転速度は、第1実施例〜第4実施例のような大きな立ち上がり時間は要しない。しかし、定着ローラクラッチ61は、電磁クラッチが採用されることが多く、制御上クラッチをONにしても、数十msecは完全にON状態に移行するまで時間を要する。定着ローラクラッチ61をOFFにするタイミングも、メインモータ51が所定速度中に実施する。OFF時もやはり、数十msecは完全にOFF状態に移行するまで時間を要する。
上記を考慮し、第1実施例と同様な考え方で式を求める。
定着ローラ201の立ち上がり時間が80msec,立ち下がり時間が40msecであると仮定し、それぞれメインモータ51の回転軸の回転数が3.2回転,1.6回転すると仮定する。また、定着ローラクラッチ61をONにしてからOFFにするまでの時間をCとする。これにより、定着ローラ201の回転数Qは、以下の計算式で表される。
Q={2000×(C−80msec)/60+3.2+1.6}/40
その後の制御の説明は、第1実施例と同様な考え方であるため、割愛する。
第5実施例によれば、定着ローラ201の駆動を停止させる際に、その停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置が前回停止時の接触位置と異なるようにメインモータ51および定着ローラクラッチ61を制御する定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、定着ローラ201と加圧ローラ202とが同じ位置で接触して停止することがなくなるため、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
〔第6実施例〕
次に、第6実施例について説明する。なお、この第6実施例でも、第1実施例と同様に、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図7に示したような構成となる。
第6実施例では、第2実施例と略同様の制御(定着ローラクラッチ61の制御を追加したもの)を行う。
第6実施例によれば、定着ローラ201の駆動を停止させる際に、その停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置が前回停止時の接触位置と異なるようにメインモータ51および定着ローラクラッチ61を制御する定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、定着ローラ201と加圧ローラ202とが同じ位置で接触して停止することがなくなるため、第2実施例と同様の効果を得ることができる。
〔第7実施例〕
次に、第7実施例について説明する。なお、この第7実施例でも、第1実施例と同様に、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図7に示したような構成となる。
第7実施例では、第3実施例と略同様の制御(定着ローラクラッチ61の制御を追加したもの)を行う。
但し、メインモータ51の駆動速度が変わり、さらに定着ローラクラッチ61による駆動ON/OFF制御となっているため、定着ローラ201の立ち上がり,立ち下がり時間が変わることになる。
第7実施例によれば、通常動作時の動作モードも考慮して定着ローラ駆動停止制御を行うことにより、第3実施例と同様の効果を得ることができる。
〔第8実施例〕
次に、第8実施例について説明する。なお、この第8実施例でも、第1実施例と同様に、定着ローラ201および用紙搬送の駆動系が図7に示したような構成となる。
第8実施例では、第4実施例と略同様の制御(定着ローラクラッチ61の制御を追加したもの)を行う。
但し、定着ローラクラッチ61による駆動ON/OFF制御となっているため、定着ローラ201の立ち上がり,立ち下がり時間が変わることになる。
第8実施例によれば、通常動作中の異常停止時から時間計測を開始し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、異常停止時の定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の通常動作の終了時に前回停止時の接触位置として用いることにより、第4実施例と同様の効果を得ることができる。
〔第9実施例〕
次に、第9実施例について説明する。
第1実施例〜第8実施例では、通常動作を伴い、定着ローラ201を駆動した場合の停止位置を制御するものであった。
第9実施例は、待機状態(装置停止状態)で長時間放置された場合に、自動的に定着ローラ201を回転させ、定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置をずらすものである。
制御装置100は、当該画像形成装置が待機状態になった時点からタイマを起動して時間計測を開始し、待機状態の時間を計測する。
そして、待機状態が所定時間(ある一定時間)以上継続した場合には、定着ローラ201を駆動して回転させ、定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置をずらす。その接触位置をずらすための駆動時間は、第1実施例又は第5実施例で、定着ローラ201を一旦停止した後、ずらす手順と同様な考え方で求められる。
例えば、定着ローラ201を現状の位置から10度回転させたい場合、10/360=0.027回転させればよい。メインモータ51で換算すると、40×0.027=1.11回転させればよいことになる。
メインモータ51は、立ち上がり,立下りに時間を要するため、1.11回転だけ回転させることができないので、例えば、最小でも80回転は駆動させることとし、81.11回転させればよい。80回転させたら、定着ローラ201では、ちょうど2回転分となるので、定着ローラ201は、2回転+0.027回転することになる。
第1実施例で説明した計算式「X=2000rpm×(A−200msec)/60+8+2」のX(実際のメインモータ51の回転数)を81.11とした場合、メインモータ51の駆動時間Tは、
T={(81.11−10)×60/2000}+0.2sec=2.333秒
となり、2.333秒間だけメインモータ51を駆動すれば、定着ローラ201の回転角度で10度移動させたことになり、もともとの停止位置から10度ずらしたことになる。
もちろん、定着ローラクラッチ61を利用する場合には、第5実施例の考え方で計算すればよいことは言うまでもない。
このように、定着ローラ201の駆動停止状態が所定時間続いた場合に、定着ローラ201を強制駆動させ、その駆動が定着ローラ201と加圧ローラ202との接触位置がずれた状態で停止するようにメインモータ51のみ又はそれと定着ローラクラッチ61とを制御することにより、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
〔第10実施例〕
次に、第10実施例について説明する。
定着ローラ201と加圧ローラとが長時間同じ位置で接触停止していると、その接触部分が平らに変形するが、定着ローラ201および加圧ローラ202の温度が高いほど、変形に至るまでの時間が短くなる傾向がある(温まると変形しやすい)。
そこで、第10実施例では、第9実施例と同様の制御に加え、以下の制御を行う。つまり、図2,図3に示したサーミスタ203によって停止状態の定着ローラ201の表面温度を検出し、その検出温度に応じて上記所定時間(第9実施例参照)つまり定着ローラ201と加圧ローラとの接触位置をずらすための回転動作を起動する時間を変更する。
このように、駆動停止状態中の定着ローラの温度を検出し、その検出温度に応じて上記所定時間を変更することにより、定着ローラ201および加圧ローラ202がフラットスポット状態となることをより確実に防止することができる。
なお、メインモータ51としては、DCブラシレスモータの他に、ステッピングモータやサーボモータ等の他のモータを使用することもできる。
〔この発明に関するプログラム〕
このプログラムは、複写機等の画像形成装置を制御するCPU(コンピュータ)に、この発明に関わる機能である制御手段,定着温度検出手段,および時間変更手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPUに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAMや、EEPROM、メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。その不揮発性記録媒体に記録されたプログラムを画像形成装置にインストールしてCPUに実行させるか、CPUにその不揮発性記録媒体からこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、定着手段の定着ローラおよび加圧ローラがフラットスポット状態となることを防止することができる。したがって、定着手段の長寿命化を達成可能な画像形成装置を提供できる。また、この発明を2個以上のローラ部材に圧力を加えて接触させ、駆動させることにより、そのローラ部材の形状が変化する可能性がある装置にも応用可能である。
この発明の実施形態である画像形成装置の機構部の一例を示す全体構成図である。 図1の定着器20の一例を示す構成図である。 図2の定着ローラ201とサーミスタ203との位置関係の一例を示す図である。 図1の定着ローラ201および用紙搬送の駆動系とそれを制御する制御部の一例を示す構成図である。
経過時間に対する図4のメインモータ51の駆動速度カーブの一例を示す線図である。 図4の制御部100によるこの発明に関する制御の一例を示すフロー図である。 図1の定着ローラ201および用紙搬送の駆動系とそれを制御する制御部の他の例を示す構成図である。 経過時間に対する図7のメインモータ51の駆動速度カーブおよび定着ローラ201の駆動速度カーブの一例を示す線図である。
符号の説明
20:定着器 51:メインモータ 61:定着ローラクラッチ 100:制御部
201:定着ローラ 202:加圧ローラ 203:サーミスタ
203a:中央温度検知用サーミスタ 203b:端部温度検知用サーミスタ
205:ヒータ

Claims (20)

  1. 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段とを有する画像形成装置において、
    前記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように前記駆動手段を制御する定着ローラ駆動停止制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成動作終了時の前記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成動作時の動作モードも考慮して、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3又は4記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を有し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、前記異常停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に前記前回停止時の接触位置として用いることを特徴とする画像形成装置。
  6. 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段と、前記定着ローラと該定着ローラを駆動する前記駆動手段に含まれる駆動源との接続/未接続を切り替える接続/未接続切替手段とを有する画像形成装置において、
    前記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の該定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように前記駆動手段および前記接続/未接続切替手段を制御する定着ローラ駆動停止制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成動作終了時の前記定着ローラの回転角度を算出し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成動作時の動作モードも考慮して、前記定着ローラ駆動停止制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8又は9記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始する手段を有し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、前記異常停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に前記前回停止時の接触位置として用いることを特徴とする画像形成装置。
  11. 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段とを有する画像形成装置において、
    前記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように前記駆動手段を制御する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段と、前記定着ローラおよび前記転写ローラを駆動する一つ以上の駆動手段と、前記定着ローラと該定着ローラを駆動する前記駆動手段に含まれる駆動源との接続/未接続を切り替える接続/未接続切替手段とを有する画像形成装置において、
    前記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように前記駆動手段および前記接続/未接続切替手段を制御する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項11又は12記載の画像形成装置において、
    前記定着ローラの温度を検出する定着温度検出手段と、
    該定着温度検出手段による前記駆動停止状態中の検出温度に応じて前記所定時間を変更する時間変更手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段とを有する画像形成装置における制御方法において、
    前記定着ローラの駆動を停止させる際に、その停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置が前回停止時の接触位置と異なるように、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。
  15. 請求項14記載の制御方法において、
    前記定着ローラの駆動を一旦停止させ、その状態にて前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。
  16. 請求項14記載の画像形成装置において、
    画像形成動作中に前記定着ローラの回転角度を常に監視し、その結果に基づいて該定着ローラの駆動時間を調整することにより、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。
  17. 請求項16記載の制御方法において、
    画像形成動作時の動作モードも考慮して、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。
  18. 請求項16又は17記載の制御方法において、
    画像形成動作中の異常停止時から時間計測を開始し、その計測時間が所定時間以上続いた場合に、前記異常停止時の前記定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置を新規停止位置と判断し、異常状態解除時にその新規停止位置を次回の画像形成動作の終了時に前記前回停止時の接触位置として用いることを特徴とする制御方法。
  19. 像担持体によって形成されたトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、該転写手段によって前記トナー画像が転写された前記記録媒体を加熱して該トナー画像を該記録媒体に定着させるための定着ローラおよび加圧ローラを含む定着手段とを有する画像形成装置における制御方法において、
    前記定着ローラの駆動停止状態が所定時間続いた場合に、該定着ローラを強制駆動させ、該駆動が定着ローラと前記加圧ローラとの接触位置がずれた状態で停止するように、前記定着ローラの駆動停止制御を行うことを特徴とする制御方法。
  20. 請求項19記載の制御方法において、
    前記駆動停止状態中の前記定着ローラの温度に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする制御方法。
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