JP2008277060A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型、かつ、単純な構造で、防水機能を有したコネクタ装置を提供する。
【解決手段】基板23に取り付けられ、開口部47が形成された接続部39を有し、接続部39にFPC44が挿入されて接続されるFPC/FFC用コネクタ43、を有するコネクタ装置40において、基板23に固着され、FPC44を基板23に押さえつけつつ、接続部39を覆い、接続部39への外部からの液体の侵入を遮断する防滴カバー41(弾性部材)と、防滴カバー41に固着され、FPC/FFC用コネクタ43を覆い、FPC/FFC用コネクタ43に侵入する外部からの液体を遮断するフィルム42と、を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、FPC用あるいはFFC用コネクタを備えるコネクタ装置に係り、特にコネクタ装置の防滴技術に関する。
FPC(フレキシブルプリント回路基板)又はFFC(フレキシブルフラットケーブル)が接続可能なFPC/FFC用コネクタにおいては、その内部に電極を有する接続部が形成された開口部にFPC又はFFCが挿入されて、コネクタとFPC又はFFCとが電気的に接続される。
従来、この種のFPC/FFC用コネクタにおいて、上記開口部からコネクタの内部に水分等の液体が侵入し、ショートすることがないよう、防水機構を備えたFPC/FFC用コネクタが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−22870号公報
しかしながら、従来のFPC/FFC用コネクタは、コネクタ自体に防水機構を持たせているため、コネクタの構造が複雑化し、さらにコネクタが大型化してしまう、という問題があった。
ところで、車載用オーディオ機器などのように、車室内に設けられる装置は、その大きさが制限されるとともに、ユーザが飲み物などをこぼした場合などにその影響を受けることが無いように、FPC/FFC用コネクタにおいて、防水機能は施す必要は無いが、防滴機能が必要とされる場合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、小型、かつ、単純な構造で、防滴機能を有したコネクタ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は基板に取り付けられ、開口部が形成された接続部を有し、前記接続部にFPC又はFFCが挿入されて接続されるコネクタ、を有するコネクタ装置において、前記基板に固着され、前記FPC又はFFCを前記基板に押さえつけつつ、前記接続部を覆い、前記接続部への外部からの液体の侵入を遮断する弾性部材と、前記弾性部材に固着され、前記コネクタを覆い、前記コネクタに侵入する外部からの液体を遮断するフィルムと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、弾性部材及びフィルムが、コネクタの接続部へ侵入する液体を遮断する。したがって、コネクタ自体に防滴機構を持たせるために、コネクタの構造を複雑化したり、また、コネクタを大型化したりすることなく、コネクタ装置に防滴機能を備えることができる。
ここで、上記発明のコネクタ装置において、前記弾性部材は、前記コネクタの外形に沿った形状の切り欠き部を有し、当該切り欠き部に前記コネクタを嵌めた状態で前記基板に固着されてもよい。
この構成によれば、弾性部材がコネクタの接続部のみならず、コネクタの外周を覆うため、コネクタの周辺部から侵入する液体を遮断することができ、コネクタ装置により強い防水機能を備えることができる。
また、上記発明のコネクタ装置において、前記接続部に形成された前記開口部は、鉛直方向下方へ開口し、前記弾性部材は、前記コネクタの下方側から前記開口部を覆った状態で前記基板に固着されていてもよい。
この構成によれば、コネクタにFPC又はFFCが接続された場合において、例えば、FPC又はFFCと基板との間を毛細管現象等によって上昇してくる液体を、弾性部材が遮断し、開口部、ひいては、接続部に液体が侵入することが防止できる。
また、上記発明のコネクタ装置において、前記弾性部材は、前記接続部を覆う第一の面と、一端が前記第一の面の一端と連結され、前記コネクタの一側面を覆う第二の面と、一端が前記第一の面の他端と連結され、前記コネクタの他側面を覆う第三の面と、を有していてもよい。
この構成によれば、第一の面が接続部を覆うことにより、接続部に侵入する液体を遮断すると共に、第二の面及び第三の面がコネクタの側方から、接続部に、液体が侵入することを遮断するため、コネクタ装置により強い防滴機能を備えることができる。
また、上記発明のコネクタ装置において、前記コネクタは、ハウジングと、一端が前記ハウジングに回動可能に支持され、前記FPC又はFFCを所定位置に保持すべく回動されてロック状態となるロックレバーと、を有し、前記フィルムは、前記ロックレバーに当接されて前記ロックレバーの前記ロック状態を保持してもよい。
この構成によれば、フィルムがコネクタに侵入する液体を遮断すると共に、ロックレバーのロック状態を保持するため、コネクタとしての信頼性の向上を図ることができる。
また、上記発明のコネクタ装置において、前記フィルムは、透明材料で形成されていてもよい。
この構成によれば、フィルムが透明材料で形成されているため、防滴機構を担う弾性部材の取り付け状態を容易に確認することができ、特にコネクタがロック機構を有している場合には、フィルムを介して、ロックレバーがロック状態となっているか否かを確認することができ、製品の信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、弾性部材及びフィルムが、コネクタの接続部へ侵入する液体を遮断する。したがって、コネクタ自体に防滴機構を持たせる必要がないので、コネクタの構造を複雑化したり、また、コネクタを大型化したりすることなく、コネクタ装置に防滴機能を備えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車載オーディオ装置10の斜視図である。
図1に示すように、車載オーディオ装置10は、再生装置本体11と、この再生装置本体11の前面に配置され、再生装置本体11の下部で回動可能に取り付けられたエスカッション13とを備えている。このエスカッション13の前面の周辺部には車載オーディオ装置10の各種作動を指示するための複数のプッシュ式スイッチ15が配置されている。
エスカッション13が開かれると、エスカッション13が閉じられた状態ではエスカッション13の背面側に位置していた再生装置本体11の前部に形成されたCDやDVD等の記録媒体を挿入するための挿入口(不図示)が露出する構成となっており、ユーザは、この挿入口を介してCDやDVD等を再生装置本体11へ挿入し、上述したプッシュ式スイッチを操作して、CDやDVD等の再生等を行う。
図2は、エスカッション13を後方から見た分解斜視図である。
この図に示すように、エスカッション13は、エスカッション本体21を有しており、このエスカッション本体21の略中央には、四角形に切り欠かれ、図示しないディスプレイが配置される開口22が形成されている。この開口22の図2における左方には、上下に延在する左面21Aが形成され、この左面21Aには、上記プッシュ式スイッチ15が挿通するための3つののスイッチ貫通孔24Aが形成されている。また、開口22の図2中右方には、上下に延在する右面21Bが形成され、この右面21Bには、上記プッシュ式スイッチ15が挿通するための3つのスイッチ貫通孔24Bが形成されている。また、開口22の図2中下方には、左右に延在する下面21Cが形成され、この下面21Cには、上記のプッシュ式スイッチ15が挿通するための4つのスイッチ貫通孔24Cが形成されている。
エスカッション本体21の裏面には、正面視略コ字状の基板23が重ねて配置されており、この基板23は、エスカッション本体21の左面21Aに対応した左辺23Aと、右面21Bに対応した右辺23Bと、下面21Cに対応した下辺23Cとを有している。
この基板23の裏面には、ガラス製のタッチパネル25が重ねて配置され、このタッチパネル25の裏面には、液晶モジュール27が重ねて配置され、この液晶モジュール27の裏面には、固定板29が重ねて配置され、この固定板29の裏面には、液晶回路31が重ねて配置され、この液晶回路31の裏面には、カバー33が配置されている。
このカバー33の4隅の位置には、4つの貫通孔36が形成されており、エスカッション13は、この貫通孔36のそれぞれに、4つのねじ35が貫通され、このねじ35がエスカッション本体21の裏面の4隅に設けられた4つのねじ受け37のそれぞれに螺合されることにより、組み立てられている。
次いで、本実施形態に係るコネクタ装置40について説明する。
図3は、コネクタ装置40の取り付け構造を説明するための図であり、図4は、コネクタ装置40の斜視図であり、図5は、後述する防滴カバー41(弾性部材)が取り付けられる前のコネクタ装置40を横から見た図であり、図6は、防滴カバー41及び後述するフィルム42が取り付けられた後のコネクタ装置40を横から見た図である。
図3に示すにように、コネクタ装置40は、基板23と、この基板23の下辺23Cに取り付けられたFPC/FFC用コネクタ43とを有している。このFPC/FFC用コネクタ43の接続部39には、FPC44が接続されている。このFPC44には、制御基板(不図示)が接続されており、この制御基板(不図示)及び基板23との間で信号通信が可能な構成となっている。
上記FPC/FFC用コネクタ43は、図3に示すように、裏面が基板23に固着された箱形状のハウジング45と、一端がこのハウジング45に回動自在に支持され、FPC44を保持すべく回動されてロック状態となるロックレバー46と、を有し、ハウジング45とロックレバー46との間には、開口部47が形成されている。ハウジング45には、弾性力を有する係止片(不図示)が設けられており、ロックレバー46をロック状態とする際は、上記係止片にロックレバー46を係合させることによって、ハウジング45とロックレバー46とを係合固定する。
このFPC/FFC用コネクタ43にFPC44を接続する際は、一旦、ハウジング45とロックレバー46との係合を解除することによりロックレバー46をアンロック状態(図5において二点鎖線で示す状態)にした後、FPC/FFC用コネクタ43の開口部47にFPC44を挿入し、ロックレバー46をロック状態(図5において破線で示す状態)とし、ハウジング45と、ロックレバー46とによってFPC44を挟持することにより、電気的に接続する。
本実施形態では、図3に示すように、FPC44が接続されたFPC/FFC用コネクタ43を囲むようにして、防滴カバー41が基板23に取り付けられる。この防滴カバー41は、吸水性を有さず、かつ、弾性力を有する発泡樹脂(例えば、気泡が独立したスポンジ)で形成されている。
防滴カバー41は、図3に示すように、正面視略コ字状をしており、図3中、左に形成され、上下に延在した第1側部カバー部48Aと、この第1側部カバー部48Aと対向するように延在した第2側部カバー部48Bと、図3中下方に形成され、第1側部カバー部48A及び第2側部カバー部48Bに連設されFPC/FFC用コネクタ43の接続部が設けられる開口部を覆うように形成された正面カバー部48Cと、を有しており、第1側部カバー部48AのFPC/FFC用コネクタ43に対向する位置には、第二の面38Aが形成され、第2側部カバー部48BのFPC/FFC用コネクタ43に対向する位置には、第三の面38Bが形成され、正面カバー部48CのFPC/FFC用コネクタ43に対向する位置には、第一の面38Cが形成され、これら第一、第二、第三の面により、防滴カバー切り欠き部49が形成されている。この防滴カバー切り欠き部49の正面視における横方向(図3における左右方向。以下、同様。)の長さは、FPC/FFC用コネクタ43の正面視における横の長さと略同一であり、同様に、防滴カバー切り欠き部49の正面視における縦方向(図3における上下方向。以下、同様。)の長さは、FPC/FFC用コネクタ43の正面視における縦の長さと略同一である。また、防滴カバー切り欠き部49の高さは、FPC/FFC用コネクタ43の高さと略同一である。なお、これらの寸法は、防滴機構が実現可能である限り適宜設定されうるものである。
この防滴カバー41は、FPC/FFC用コネクタ43は、以下のようにして取り付けられている。すなわち、防滴カバー41は、その裏面の全域にいわゆる両面テープ(不図示)が張り付けられ、図4に示すように、防滴カバー切り欠き部49にFPC/FFC用コネクタ43を配置した状態で、両面テープ(不図示)を介して基板23に貼り付けられる。上述したように、防滴カバー切り欠き部49の縦、横、高さの長さは、FPC/FFC用コネクタ43の縦、横、高さの長さと略同一であるため、FPC/FFC用コネクタ43は、防滴カバー切り欠き部49に嵌まり込んだ状態で配置され、第二の面38A及び第三の面38Bが、FPC/FFC用コネクタ43の両側面を覆い、かつ、第三の面38CがFPC/FFC用コネクタ43の接続部39の底面を覆った状態となる。
その際、防滴カバー41の正面カバー部48Cの第一の面38Cは、FPC/FFC用コネクタ43の開口部47の全域を覆うことにより開口部47の開口を塞ぐ。さらに、正面カバー部48Cは、FPC44を基板23側へ押圧し、FPC44と基板23とを密着させた状態(図6参照)で保持する。防滴カバー41は、上述したように、弾力性を有しているため、正面カバー部48Cは、FPC44及び基板23の形状に応じて変形し、FPC44及び基板23と密着した状態で基板23に貼り付けられ、正面カバー部48Cと基板23との間には、隙間が生じない。このように、防滴カバー41が貼り付けられた後は、防滴カバー41と基板23との間に隙間が生じず、かつ、FPC44と基板23との間に隙間が生じない。
基板23に貼り付けられた防滴カバー41には、さらに、図3に示すように、フィルム42が接着される。このフィルム42は、透明材料で形成された板状部材であり、防滴カバー41の縦の長さと略同一の縦の長さ、及び、防滴カバー41の横の長さと略同一の横の長さを有している。フィルム42は、図4に示すように、FPC/FFC用コネクタ43及び防滴カバー41の前面の全域を覆った状態で、防滴カバー41の前面に接着されている。また、防滴カバー41は、図6に示すように、ロックレバー46の前面に当接した状態で、防滴カバー41に接着されている。本実施形態では、フィルム42は、ロックレバー46の前面に当接することにより、ロックレバー46の回動を規制し、ロックレバー46のロック状態を保持しているため、例えば、FPC44がぶれる等して、ロックレバー46に対し、ロックレバー46をアンロック状態へと変位させるような外力が加わった場合でも、ロックレバー46がアンロック状態となることがない。また、フィルム42は、透明材料にて形成されているため、このフィルム42を介して、防滴カバー41の貼り付け状態、ひいては、防滴状態の確認並びにフィルム42がロックレバー46のロック状態を保持している様子を確認することができ、確実にロック状態を維持することができる。
次いで、本実施形態に係るコネクタ装置40の防滴構造について説明する。
ここで、説明の便宜のため、本実施形態に係る車載オーディオ装置10が搭載された車両において、乗員が飲み物等の液体をこぼしてしまい、車載オーディオ装置10の正面にその液体がかかり、図1に示すエスカッション本体21の開口22の下端50からエスカッション13の内部へ多少の液体が入り込んだとする。
上述の状況で、図5に示すように、FPC44において下方に向かって凸に湾曲した部分に液体が溜まった場合や、FPC44と基板23との間に水滴がついてしまった場合、従来は、振動等によって溜まった液体が上方へ変位したり(図5の矢印Y1参照)、また、FPC44と基板23との間についた水滴が毛細管現象にて上昇したり(図5の矢印Y2参照)する等して、開口部47に液体が侵入する可能性があった。
しかし、本実施形態では、図6に示すように、開口部47を防滴カバー41の正面カバー部48Cが覆っているため、FPC44の湾曲部に溜まった液体は、この正面カバー部48Cに遮断され、開口部47へ侵入することがない(図6の矢印Y3参照)。また、上述したように、正面カバー部48Cと、基板23との間には、水滴が奥(接続部近傍)まで侵入するような隙間が形成されていないため、FPC44と基板23との間を毛細管現象により上昇した液体がFPC/FFC用コネクタ43に侵入することが防止される。
また、本実施形態では、防滴カバー41の第1側部カバー部48A及び第2側部カバー部48BがFPC/FFC用コネクタ43の両側部から接続部39へ向かって侵入する液体を遮断すると共に、フィルム42がFPC/FFC用コネクタ43の正面から液体が侵入することを防止する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、防滴カバー41(弾性部材)がFPC44を前記基板に押さえつけつつ、接続部39を覆い、また、FPC/FFC用コネクタ43の正面を覆うようにフィルム42が防滴カバー41に接着されているため、防滴カバー41及びフィルム42が、FPC/FFC用コネクタ43の接続部39へ侵入する液体を遮断する。したがって、FPC/FFC用コネクタ43に防滴機構を設ける必要がないので、FPC/FFC用コネクタ43の構造を複雑化したり、また、FPC/FFC用コネクタ43を大型化したりすることなく、コネクタ装置に防滴機能を付加することができる。
また、本実施の形態によれば、防滴カバー41は、FPC/FFC用コネクタ43の外形に沿った形状の防滴カバー切り欠き部49を有し、防滴カバー切り欠き部49にFPC/FFC用コネクタ43を嵌めた状態で基板23に固着されているため、FPC/FFC用コネクタ43の周辺部から侵入する液体も遮断することができ、コネクタ装置により強い防滴機能を備えることができる。
また、本実施の形態によれば、鉛直方向下方へ開口した開口部47へ向かって、FPC44と基板23との間を毛細管現象等によって上昇してくる液体を、防滴カバー41が遮断するため、開口部47に液体が侵入することが防止できる。
また、本実施の形態によれば、第一の面38Cが接続部39を覆うことにより、接続部39に侵入する液体を遮断すると共に、第二の面38A及び第三の面38BがFPC/FFC用コネクタ43の側方から、接続部39に、液体が侵入することを遮断するため、FPC/FFC用コネクタ43により強い防滴機能を備えることができる。
また、本実施の形態によれば、フィルム42がFPC/FFC用コネクタ43に侵入する液体を遮断すると共に、ロックレバー46のロック状態を保持するため、コネクタとしての信頼性の向上を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、フィルム42が透明材料で形成されているため、フィルム42を介して、ロックレバー46がロック状態となっているか否かを確認することができる。
次いで、別の実施形態について説明する。
図7は、別の実施形態を説明するためのコネクタ装置40の分解斜視図である。なお、図7において図3に示す構成要素と同じものについては同一の符号を付し、その説明を省略する。
この図に示すように、当実施形態では、防滴カバー41が正面視コ字状ではなく、正面視ロ字状となっており、上部に第1側部カバー部48Aの上方の端及び第2側部カバー部48Bの上方の端を連結するように、カバー上部48Dが形成されている。
この実施形態によれば、上述した本実施形態と同様の効果が得られると共に、FPC/FFC用コネクタ43へ上方からFPC/FFC用コネクタ43に至る水滴などの液体を、カバー上部48Dによって遮断することができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、防滴カバー41は、両面テープを介して基板23に取り付けられているが、これは、接着剤等によって接着される構成でもよい。また、本実施形態では、防滴カバー41は、吸水性を有さず、かつ、弾性力を有するスポンジで形成されているが、これは、防滴カバー41は、スポンジに限らず、吸水性を有さず、かつ、弾力性を有する材質にて形成されていればよい。
また、本実施形態では、開口部47が鉛直方向下方へ向かって開口しているFPC/FFC用コネクタ43を例にして説明したが、開口した方向は、鉛直方向下方に限らなず、開口部47が防滴カバー41にて塞がれ、開口部47へ侵入する液体が遮断されればよい。
また、本実施形態では、FPC/FFC用コネクタ43にFPC44が接続された場合を例にして説明したが、当然これは、FFCでもよい。
本実施形態に係る車載オーディオ装置の斜視図である。 エスカッションを後方から見た分解斜視図である。 コネクタ装置の取り付け構造を説明するための図である。 コネクタ装置の斜視図である。 防滴カバー(弾性部材)が取り付けられる前のコネクタ装置を横から見た図である。 防滴カバー及びフィルムが取り付けられた後のコネクタ装置を横から見た図である。 別の実施形態を説明するためのコネクタ装置の分解斜視図である。
符号の説明
10 車載オーディオ装置
13 エスカッション
23 基板
38A 第二の面
38B 第三の面
38C 第一の面
39 接続部
40 コネクタ装置
41 防滴カバー(弾性部材)
42 フィルム
43 FPC/FFC用コネクタ
44 FPC
45 ハウジング
46 ロックレバー
47 開口部
49 防滴カバー切り欠き部

Claims (6)

  1. 基板に取り付けられ、開口部が形成された接続部を有し、前記接続部にFPC又はFFCが挿入されて接続されるコネクタ、を有するコネクタ装置において、
    前記基板に固着され、前記FPC又はFFCを前記基板に押さえつけつつ、前記接続部を覆い、前記接続部への外部からの液体の侵入を遮断する弾性部材と、
    前記弾性部材に固着され、前記コネクタを覆い、前記コネクタに侵入する外部からの液体を遮断するフィルムと、を備えた
    ことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記弾性部材は、前記コネクタの外形に沿った形状の切り欠き部を有し、当該切り欠き部に前記コネクタを嵌めた状態で前記基板に固着される
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記接続部に形成された前記開口部は、鉛直方向下方へ開口し、
    前記弾性部材は、前記コネクタの下方側から前記開口部を覆った状態で前記基板に固着されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記弾性部材は、前記接続部を覆う第一の面と、
    一端が前記第一の面の一端と連結され、前記コネクタの一側面を覆う第二の面と、
    一端が前記第一の面の他端と連結され、前記コネクタの他側面を覆う第三の面と、を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ装置。
  5. 前記コネクタは、ハウジングと、一端が前記ハウジングに回動可能に支持され、前記FPC又はFFCを所定位置に保持すべく回動されてロック状態となるロックレバーと、を有し、
    前記フィルムは、前記ロックレバーに当接されて前記ロックレバーの前記ロック状態を保持する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコネクタ装置。
  6. 前記フィルムは、透明材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコネクタ装置。
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