JP2004103687A - プリント基板の結合構造 - Google Patents

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Ippei Suzuki
鈴木 一平
Toru Teramoto
寺本 徹
Mitsunori Matsumura
松村 光徳
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Abstract

【課題】第1のプリント基板に対する第2のプリント基板の着脱作業の容易化を図る上で有利なプリント基板の結合構造および電子機器を提供する。
【解決手段】枠部材50の係合溝5010に、第2のプリント基板30の係止爪3004を挿入した状態で該係止爪3004との係合箇所を支点として第2のプリント基板30を第1のプリント基板側に揺動させコネクタ3006とコネクタ2008とを装着させる。蓋部材60の係合片6016を係合孔5014に挿入して係合させた状態で、係合片6016と係合孔5014の係合箇所を支点として蓋部材60を枠部材50側に揺動させ、係合孔6012に係合凸部5012を係合させる。これにより、押え片6020が押え部材6018を介して第1のプリント基板20のコネクタ2008に装着された第2のプリント基板30部分を押さえる。
【選択図】    図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリント基板の結合構造および電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器において、その筐体内部の第1のプリント基板に対して、該第1のプリント基板よりも小形な第2のプリント基板を装脱可能に配設する場合がある。この場合、第1のプリント基板にコネクタを設けるとともに、第2のプリント基板にコネクタを設け、第1のプリント基板と第2のプリント基板との間に間隔を確保するためのスペーサ部材を配置した後、第1、第2のプリント基板を互いに重ね合わせて双方のコネクタを装着し、複数のねじによって第2のプリント基板を第1のプリント基板に取付けることがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような複数のねじを用いて第2のプリント基板を第1のプリント基板に取付ける構成では、第2のプリント基板を第1のプリント基板に対して装脱する際に、ドライバーを用いて複数のねじの取付け、取り外しを行なう必要があり、作業が煩雑なものとなっていた。
本発明は前記事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、第1のプリント基板に対する第2のプリント基板の着脱作業の容易化を図る上で有利なプリント基板の結合構造および電子機器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、第1のプリント基板に、前記第1のプリント基板よりも小形の第2のプリント基板を装脱可能に結合させる構造であって、前記第1のプリント基板に該第1のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、前記第2のプリント基板に該第2のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、前記第1、第2のプリント基板の双方のコネクタを装着した状態を保持させる方向に第2のプリント基板を第1のプリント基板に対して押さえる押え片が前記第1のプリント基板に着脱可能に設けられていることを特徴とする。
そのため本発明によれば、第1、第2のプリント基板の双方のコネクタが装着された状態で押え片を第1のプリント基板に装着することにより、第1、第2のプリント基板の双方のコネクタが装着された状態に保持される。そして、押え片を第1のプリント基板から外すことにより、第1、第2のプリント基板の双方のコネクタが装着された状態を解除することできる。
また、本発明は、第1のプリント基板に、前記第1のプリント基板よりも小形の第2のプリント基板を装脱可能に結合させる構造であって、前記第2のプリント基板に係合部が設けられるとともに、該第2のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、前記第1のプリント基板に、前記係合部が係脱される係合部が設けられるとともに、前記コネクタに装脱可能なコネクタが設けられ、前記第1のプリント基板の係合部と第2のプリント基板の係合部は、双方が係合した状態で前記第2のプリント基板のコネクタと第1のプリント基板のコネクタとが装着されるように構成され、さらに、双方のコネクタが装着された状態を保持させる方向に第2のプリント基板を押さえる押え片が前記第1のプリント基板に着脱可能に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、第1のプリント基板に対して、該第1のプリント基板よりも小形な第2のプリント基板を装脱可能に結合させるプリント基板の結合構造を備えた電子機器であって、前記第2のプリント基板に係合部が設けられるとともに、該第2のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、前記第1のプリント基板に、前記係合部が係脱される係合部が設けられるとともに、前記コネクタに装脱可能なコネクタが設けられ、前記第1のプリント基板の係合部と第2のプリント基板の係合部は、双方が係合した状態で前記第2のプリント基板のコネクタと第1のプリント基板のコネクタとが装着されるように構成され、さらに、双方のコネクタが装着された状態を保持させる方向に第2のプリント基板を押さえる押え片が前記第1のプリント基板に着脱可能に設けられていることを特徴とする。
そのため本発明によれば、第1、第2のプリント基板の双方の係合部が係合され、かつ、第1、第2のプリント基板の双方のコネクタが装着された状態で押え片を第1のプリント基板に装着することにより、第1、第2のプリント基板の双方のコネクタが装着された状態に保持される。そして、押え片を第1のプリント基板から外すことにより、第1、第2のプリント基板の双方のコネクタが装着された状態を解除することできる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるプリント基板の結合構造および電子機器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の電子機器としての光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
光ディスク装置100は、スピンドルモータ102、光ヘッド104、送りモータ106、サーボ制御部108、信号処理部110、インターフェース部112、操作手段114、表示手段116、赤外線検出器117A、リモートコントロール用インターフェース117B、ディスクトレイ118、トレイ駆動手段120、ICカードインターフェース122、開閉蓋機構124、制御部126などを備えている。
前記スピンドルモータ102は、光ディスク101を回転駆動する駆動手段を構成するものである。
前記光ヘッド104は、回転する光ディスク101の信号記録面に対して光照射を行うことにより光ディスク101の信号記録面に対するに対する記録、再生を行うように構成されている。
前記送りモータ106は、前記光ヘッド104を光ディスク101の半径方向に駆動する駆動手段を構成している。
前記サーボ制御部108は、前記スピンドルモータ102の回転制御、光ヘッド104におけるフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御、光ヘッド104の光ビームの出力制御などを行なうように構成されている。
【0006】
前記信号処理部110は、信号の変調、復調及びECC(エラー訂正符号)の付加などの処理を行う。この信号処理部110の指令に従って、前記光ヘッド104による前記記録、再生が行われる。
前記インターフェース部112は、前記信号処理部110から供給される復調された再生信号を前記光ディスク装置100の外部に送出するように構成されている。
前記操作手段114は、前記光ディスク装置100に対する操作を行なうためのものであり、操作ボタンとタッチスイッチを有している。
前記表示手段116は、前記光ディスク装置100の動作状態や操作の使用方法などを示す情報を表示するためのものである。
前記ディスクトレイ118は、光ディスク装置100の筐体の外部と内部の間で光ディスク101の移動を行なうように構成されている。
前記トレイ駆動手段120は、前記ディスクトレイ118を駆動するように構成されている。
前記ICカードインターフェース122は、前記ディスク装置100が動作を行なう上で必要となるデータをディスク装置100に挿入されたICカード121から読み取るように構成されている。
前記開閉蓋機構124は、蓋板10、支持機構12、駆動手段14などを備えている。
前記制御部126は、上述したスピンドルモータ102、サーボ制御部108、信号処理部110、インターフェース部112、操作部114、表示部116、トレイ駆動手段120、ICカードインターフェース122、開閉蓋機構124の制御を司るものである。
【0007】
図2は本発明が適用された光ディスク装置の外観を示す斜視図、図3は光ディスク装置の前面に設けられた蓋板が開放された状態を示す斜視図である。
図2、図3に示すように、光ディスク装置100は、高さと、高さよりも大きな寸法の幅と長さを有する矩形板状の筐体130を有している。
前記筐体130の前面131は、上下方向の高さと、この高さよりも大きな寸法の左右方向の幅を有し、前面131には、表示部132、タッチスイッチ20、操作部136、前記蓋板10が設けられている。
前記開閉蓋機構124は、上述のように蓋板10、支持機構12、駆動手段14などを備え、前記蓋板10は前記操作部136を覆えるように上下方向の高さと、この高さよりも大きな寸法の左右方向の幅を有している。
前記支持機構12は、前記蓋板10と前記筐体130とにわたって設けられ、前記蓋板10で前記操作部136を覆う閉塞位置(図2)と前記蓋板10を操作部136から離間させ操作部136を開放する開放位置(図3)との間で前記蓋板10を開閉可能に支持している。
前記駆動手段14は、前記制御部126の制御に基づき前記支持機構12を駆動することにより前記蓋板10を前記閉塞位置と開放位置との間で移動させるように構成されている。
【0008】
前記表示部132は、前記前面131の上部に幅方向に延在して設けられた光が透過可能な材料で構成されたカバー部材と、該カバー部材の内側に配設された前記表示手段116を構成する前記LEDランプや文字表示器とを含んで構成され、前記表示手段116を構成している。
前記操作部136は、前記表示部132の下方で、かつ、前記表示部132よりも後方に偏位した箇所に配設されている。該操作部136には、前記操作手段114の他の部分を構成する複数個の操作ボタン138、前記ディスクトレイ118が出入するためのディスク挿入口140、前記ICカード121を装着するためのICカード挿入口142などが設けられている。
【0009】
本実施の形態においては、前記信号処理部110、インターフェース部112、前記ICカードインターフェース122、制御部126は、図4に示すように、筐体130の内部に配設された第1のプリント基板20と第2のプリント基板30に設けられ、第2のプリント基板30は第1のプリント基板20よりも小形である。
【0010】
図4に示すように、前記第1のプリント基板20は、矩形板状に形成され、その下面2002には、不図示の電子部品や各種信号の入出力を行なうための複数のコネクタ2004A、2004B、2004Cが実装されるとともに、前記第2のプリント基板30が着脱可能に結合されている。
前記第1のプリント基板20の複数箇所にはねじ挿通孔2006が設けられている。
図4、図6に示すように、前記第1のプリント基板20の下面2002で、前記ねじ挿通孔2006のうち筐体130の後方寄りに位置する2つのねじ挿通孔2006の周囲には、該第1のプリント基板20のグランドに接続された導通部分2008が形成されている。
図5に示すように、前記第1のプリント基板20は、その下面を下に向けてシールドケース40の上面を閉塞するように配設され、さらに図11に示すように、第1のプリント基板20を覆うように蓋部材60が設けられている。
【0011】
前記シールドケース40は、電磁波をシールドし、かつ、導電性を有する材料、本実施の形態では金属材料で構成され、底壁4002と、該底壁4002の四辺から立設された4つの側壁4004とを備えている。
前記シールドケース40が筐体130の後方に臨む側壁4004には、前記各コネクタ2004A、2004B、2004Cを該側壁4004の外方に臨ませる複数の開口4006A、4006B、4006Cが形成されている。
筐体130の前方に臨む前記シールドケース40の底壁4002の前方寄りの箇所にはねじ挿通孔4008が左右に間隔をおいて設けられ、前側の側壁4004の上部には左右に間隔をおいてねじ孔4010が設けられ、また、左側の側壁4004の上部にもねじ孔4010が設けられている。
さらに、シールドケース40の底壁4002の後方寄り箇所には、導電材料から構成される取付部材42が左右に間隔をおいて突設されている。
図6に示すように、前記取付部材42は、上下方向に延在する筒部4202を備え、筒部4202の下部のかしめ部4204が、シールドケース40の底壁4002の孔に取付けられることで取付部材42はシールドケースに配設され、筒部4202の中心にはねじ挿通孔4206が上下に貫通している。
【0012】
前記第1のプリント基板20のシールドケース40への取付け、およびシールドケース40の筐体130への取付けは次のようになされている。
図7に示すように、前記筐体130の内部内の上部には、導電性を有する金属材料などのような導電材料で構成され該筐体130に電気的に導通された4つの取付片130Aが配置され、前記各取付片130Aにはねじ孔130Bが形成されている。
まず、これら4つの取付片130Aの上にシールドケース40を載置し、図5に示すように、シールドケース40の底壁4002のねじ挿通孔4008に挿通させたねじ45を取付片130Aのねじ孔130Bに螺合させる。
次に、シールドケース40の上に、下面2002を下に向けて第1のプリント基板20を載せ、図6に示すように、第1のプリント基板20のねじ挿通孔2006および取付部材42のねじ挿通孔4206にねじ44を挿通させ、このねじ44の下端を前記取付片130Aのねじ孔130Bに螺合させる。
これによりシールドケース40は、第1のプリント基板20とともに筐体130に取付けられる。
そして、最後に、シールドケース40のねじ孔4010に対応する第1のプリント基板20のねじ挿通孔2006にねじ46を挿通させ、これらねじ46をねじ孔4010に螺合することで第1のプリント基板20をシールドケース40に取付ける。
この状態で、コネクタ2004A、2004B、2004Cは開口4006A、4006B、4006Cからシールドケース40の外方に臨み、さらにこれらコネクタ2004A、2004B、2004Cは筐体130の開口150A、150B、150Cから筐体130の外方に臨んでいる。
また、この状態で、図6に示すように、前記導電部分2008と前記取付部材42を介して第1のプリント基板20とシールドケース40と筐体130は電気的に導通され、アースが共通に接続された状態となっている。
【0013】
なお、取付部材のねじ挿通孔4206をねじ孔にしておくと、第1のプリント基板20をシールドケース40に電気的に導通させた状態で取付けることができる。
すなわち、シールドケース40に単一または複数の筒状の導電材料からなる取付部材42を立設し、前記第1のプリント基板20の導電部分2008を前記取付部材42の上面に位置させた状態で第1のプリント基板20を取付部材42に載置し、ねじにより第1のプリント基板20を取付部材42のねじ孔に締結することで第1のプリント基板20をシールドケース40に導通させた状態で取付けることができる。
このように導電材料からなる取付部材42を用いることで、従来のようにシールドケース40に型成形された膨出部を設ける場合に比べて、電気的に導通させるための空間部容積を大幅に減少でき、したがってシールドケース40内の容積を大きく確保でき、シールドケース40内に種々の部品をレイアウトする上で有利となり、また、シールドケース40のコンパクト化を図る上で有利となる。
なお、第1のプリント基板20をシールドケース40に取付けるに際して、取付部材42のみを用いてもよく、あるいは、取付部材42とねじ46とを併用するようにしてもよい。
【0014】
本実施の形態においては、前記第1のプリント基板20と第2のプリント基板30に本発明のプリント基板の結合構造が適用されている。
図8は第2のプリント基板を第1のプリント基板から離し、この状態を図4の下方から見た図、図9は蓋部材の斜視図、図10は第2のプリント基板を第1のプリント基板に装着し、この状態を図4の下方から見た図、図11(A)は図10のAA線断面図、(B)は図10のBB線断面図である。
図8に示すように、前記第2のプリント基板30が装着される第1のプリント基板20の下面2002の部分には、矩形枠状の枠部材50が設けられている。そして、図10に示すように、該枠部材50の内側に前記第2のプリント基板30が収容された状態でこれら該枠部材50および第2のプリント基板30を覆うように蓋部材60(特許請求の範囲の押え片に相当)が設けられている。
【0015】
図8に示すように、前記第2のプリント基板30はほぼ長方形に形成され、その長さ方向の一方の端部3002に、幅方向に間隔をおいて2つの係止爪3004(特許請求の範囲の係合部に相当)が突設されている。
また、前記第2のプリント基板30の長さ方向の他方の端部3006に指掛け部3008が突設されている。
前記第2のプリント基板30の一方の面には、前記一方の端部3002とは反対側の箇所に、すなわち前記長さ方向の他方の端部3003寄りの箇所に該第2のプリント基板30の回路部に接続するコネクタ3006が突設されている。
また、前記第2のプリント基板30の一方の面および他方の面の少なくとも一方には、前記回路部を構成するLSI3001などの各種電子部品が実装されている。
【0016】
図8に示すように、前記枠部材50は電磁波をシールドする材料、本実施の形態では金属材料で構成されている。
前記枠部材50は、前記第2のプリント基板の短辺に対応した寸法の第1側壁5002および第2側壁5004と、前記第2のプリント基板の長辺に対応した寸法の第3側壁5006および第4側壁5008とを備えている。
図8、図11(A)に示すように、前記第1側壁5002の両側箇所には、前記第2のプリント基板30の係止爪3004に係脱可能な係合溝5010(特許請求の範囲の係合部に相当)が形成されている。
前記係合溝5010の第1のプリント基板20寄りの第1側壁5002箇所には、枠部材50の内側に突設する当接片5011がそれぞれ設けられている。
図11(B)、図13(B)に示すように、前記第1側壁5002の中間箇所には、枠部材50の外側に突設する係合凸部5012が設けられている。
【0017】
前記第2側壁5004の中間箇所には、前記第2のプリント基板30の指掛け部3008が収容可能な切欠部5016が設けられている。
図8、図11(A)に示すように、前記第2側壁5004の両側箇所には、長溝状の係合孔5014が設けられている。
また、枠部材50の内側箇所で第2側壁5004寄りの第1のプリント基板20の下面2002箇所には、前記第2のプリント基板30のコネクタ3006に装脱可能なコネクタ2008が設けられている。前記コネクタ2008、3006が互いに装着されることでこれらコネクタ2008、3006を介して前記第1のプリント基板20の回路部と第2のプリント基板30の回路部との間で各種信号が相互に伝達される。
そして、図12に示すように、前記枠部材50の係合溝5010は、前記第2のプリント基板30の係止爪3004が挿入された状態で該係止爪3004との係合箇所を支点として第2のプリント基板30を第1のプリント基板側に揺動させると、前記第2のプリント基板30のコネクタ3006と第1のプリント基板のコネクタ2008とが装着され、この状態で係止爪3004が当接片5011の上に載置され、指掛け部3008が切欠5016に載置され、第2のプリント基板30は第1のプリント基板20に対して平行した状態となるように構成されている。
【0018】
前記蓋部材60は電磁波をシールドする材料、本実施の形態では金属材料で構成されている。
図9、図11に示すように、前記蓋部材60(特許請求の範囲の押え片に相当)は、前記枠部材の長さと幅に対応した寸法の矩形状の本体板部6002と、本体板部6002の四辺から突設され前記第1乃至第4側壁5002、5004、5006、5008に対応する第1乃至第4側壁6004、6006、6008、6010とを備えている。
図13(A)に示すように、前記第1側壁6004には係止片6011が突設され、この係止片6011には前記係合凸部5012に係合可能な係合孔6012が設けられている。
また、前記係止片6011の先端は、前記蓋部材60の外方に傾斜する指掛け部6014として形成されている。
前記第2側壁6006の両側箇所には、前記枠部材50の係合孔5014に係脱可能な係合片6016がそれぞれ形成されている。
図9、図11(B)に示すように、前記本体板部6002の前記第2側壁6006寄り箇所には、前記第1のプリント基板20のコネクタ2008に装着された第2のプリント基板30部分を押さえるための押え片6020が突設され、この押え片6020には板状の押え部材6018が取着され、押え部材6018は、本実施の形態では、弾性を有するゴム部材で構成されている。
【0019】
第2のプリント基板30の第1のプリント基板20への取付けは次のようになされる。
まず、前記枠部材50の係合溝5010に、前記第2のプリント基板30の係止爪3004を挿入した状態で該係止爪3004との係合箇所を支点として第2のプリント基板30を第1のプリント基板側に揺動させコネクタ3006とコネクタ2008とを装着させる。
次いで、図11に示すように、蓋部材60の係合片6016を係合孔5014に挿入して係合させた状態で、係合片6016と係合孔5014の係合箇所を支点として蓋部材60を枠部材50側に揺動させ、係合孔6012に係合凸部5012を係合させる。これにより、前記押え片6020が押え部材6018を介して前記第1のプリント基板20のコネクタ2008に装着された第2のプリント基板30部分を押さえる。すなわち、前記押え片6020と押え部材6018の弾性力とにより双方のコネクタが装着された状態を保持する方向に付勢する。
【0020】
また、第2のプリント基板30の第1のプリント基板20からの取り外しは次のように行なわれる。
まず、前記蓋部材60の指掛け部6014に指を掛けて係止片6011に外方に力を加え、係合孔6012と係合凸部5012の係合を解除し、さらに係合片6016と係合孔5014の係合箇所を支点として蓋部材60を枠部材50側から離間する方向に揺動させるとともに、係合片6016を係合孔5014から取り外すことによって蓋部材60を枠部材50から取り外す。
次いで、図12に示すように、第2のプリント基板30の指掛け部3008に指を掛けて該指掛け部3008を第1のプリント基板20から離間させる方向に力を加える。これにより、第2のプリント基板30は、その係止爪3004が係合溝5010に挿入された状態で該係止爪3004との係合箇所を支点として第1のプリント基板20から離間する方向に揺動され、前記第2のプリント基板30のコネクタ3006と第1のプリント基板のコネクタ2008との装着が解除され、第2のプリント基板30が第1のプリント基板20から取り外される。
【0021】
以上詳述した本実施の形態によれば、従来と違ってドライバーを使用してねじの取付けや取り外しを行なう必要が無く、第2のプリント基板30の第1のプリント基板20に対する着脱作業を極めて簡単に短時間で行なうことができる。
また、第2のプリント基板30が第1のプリント基板20に取付けられた状態で、双方のコネクタが装着された箇所を押え片6020により押さえるので、第2のプリント基板30の第1のプリント基板20への装着状態やコネクタの装着状態を確実に保持することができる。
また本実施の形態では、電磁波をシールドする材料から形成された蓋部材60と枠部材50とで形成される空間の内部に第2のプリント基板30を配置するようにしたので、第2のプリント基板30から輻射される電磁波を枠部材50と蓋部材60によってシールドすることができ、したがって、不要な電磁波の第1のプリント基板20の回路部などへの影響を阻止し、光ディスク装置100の円滑な動作を保証する上で有利となる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1のプリント基板に対する第2のプリント基板の着脱作業の容易化を図る上で有利なプリント基板の結合構造および電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器としての光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用された光ディスク装置の外観を示す斜視図である。
【図3】光ディスク装置の前面に設けられた蓋板が開放された状態を示す斜視図である。
【図4】第1のプリント基板とシールドケースを離した状態を示す斜視図である。
【図5】第1のプリント基板とシールドケースを筐体に組み込んだ状態を示す図である。
【図6】取付部材と第1のプリント基板とシールドケースの結合部分を示す図である。
【図7】第1のプリント基板とシールドケースを筐体から離した状態を示す図である。
【図8】第2のプリント基板を第1のプリント基板から離し、この状態を図4の下方から見た図である。
【図9】蓋部材の斜視図である。
【図10】第2のプリント基板を第1のプリント基板に装着し、この状態を図4の下方から見た図である。
【図11】(A)は図10のAA線断面図、(B)は図10のBB線断面図である。
【図12】第1のプリント基板と第2のプリント基板の装脱を説明する図である。
【図13】(A)は蓋部材の断面図、(B)は枠部材の断面図である。
【符号の説明】
20……第1のプリント基板、2008……コネクタ、30……第2のプリント基板、3004……係止爪、3006……コネクタ、50……枠部材、5010……係合溝、60……蓋部材、6018……押え部材、6020……押え片。

Claims (6)

  1. 第1のプリント基板に、前記第1のプリント基板よりも小形の第2のプリント基板を装脱可能に結合させる構造であって、
    前記第1のプリント基板に該第1のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、
    前記第2のプリント基板に該第2のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、
    前記第1、第2のプリント基板の双方のコネクタを装着した状態を保持させる方向に第2のプリント基板を第1のプリント基板に対して押さえる押え片が前記第1のプリント基板に着脱可能に設けられている、
    ことを特徴とするプリント基板の結合構造。
  2. 第1のプリント基板に、前記第1のプリント基板よりも小形の第2のプリント基板を装脱可能に結合させる構造であって、
    前記第2のプリント基板に係合部が設けられるとともに、該第2のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、
    前記第1のプリント基板に、前記係合部が係脱される係合部が設けられるとともに、前記コネクタに装脱可能なコネクタが設けられ、
    前記第1のプリント基板の係合部と第2のプリント基板の係合部は、双方が係合した状態で前記第2のプリント基板のコネクタと第1のプリント基板のコネクタとが装着されるように構成され、
    さらに、双方のコネクタが装着された状態を保持させる方向に第2のプリント基板を押さえる押え片が前記第1のプリント基板に着脱可能に設けられている、
    ことを特徴とするプリント基板の結合構造。
  3. 第1のプリント基板に対して、該第1のプリント基板よりも小形な第2のプリント基板を装脱可能に結合させるプリント基板の結合構造を備えた電子機器であって、
    前記第2のプリント基板に係合部が設けられるとともに、該第2のプリント基板の回路部に接続するコネクタが設けられ、
    前記第1のプリント基板に、前記係合部が係脱される係合部が設けられるとともに、前記コネクタに装脱可能なコネクタが設けられ、
    前記第1のプリント基板の係合部と第2のプリント基板の係合部は、双方が係合した状態で前記第2のプリント基板のコネクタと第1のプリント基板のコネクタとが装着されるように構成され、
    さらに、双方のコネクタが装着された状態を保持させる方向に第2のプリント基板を押さえる押え片が前記第1のプリント基板に着脱可能に設けられている、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 前記第2のプリント基板の係合部は該第2のプリント基板の端部に設けられ、前記第2のプリント基板のコネクタは前記係合部とは反対側の第2のプリント基板の端部寄りの箇所に設けられ、前記第1のプリント基板の係合部と第2のプリント基板の係合部は、双方が係合した状態で該係合箇所を支点として第2のプリント基板を揺動させると前記第2のプリント基板のコネクタと第1のプリント基板のコネクタとが装脱するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のプリント基板の結合構造または請求項3記載の電子機器。
  5. 前記第1のプリント基板に、電磁波をシールドする材料からなる枠状の枠部材が設けられ、前記第1のプリント基板のコネクタは前記枠部材の内部に配置され、前記第1のプリント基板の係合部は前記枠部材に設けられ、双方の係合部が係合し双方のコネクタが装着した状態で前記第2のプリント基板は前記枠部材の内側に収容されるように配設され、前記押え片は電磁波をシールドする材料から形成され、前記押え片は前記枠部材を覆い該押え片と枠部材とで形成される空間の内部に第2のプリント基板を位置させるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のプリント基板の結合構造または請求項3記載の電子機器。
  6. 前記押え片には弾性部材が取着され、前記双方のコネクタが装着された状態で前記弾性部材は圧縮され、この弾性部材の弾性力により双方のコネクタを装着させた状態に付勢することを特徴とする請求項2記載のプリント基板の結合構造または請求項3記載の電子機器。
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