JPH10199220A - 記録媒体再生装置及びその制御方法 - Google Patents

記録媒体再生装置及びその制御方法

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JPH10199220A
JPH10199220A JP583497A JP583497A JPH10199220A JP H10199220 A JPH10199220 A JP H10199220A JP 583497 A JP583497 A JP 583497A JP 583497 A JP583497 A JP 583497A JP H10199220 A JPH10199220 A JP H10199220A
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Eiichi Iwasa
永一 岩佐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルの開閉だけでは電源がオフにならず、
パネルを取り外すと電源がオフになるという制御を行う
記録媒体再生装置及び記録媒体再生装置の制御方法を提
供する。 【解決手段】 開閉状態判定手段61及び着脱状態判定
手段62によってパネルの開閉状態及び着脱状態を判定
する。第1の制御手段63はパネルが開放された場合に
パネルへのデータ出力を禁止する。第2の制御手段65
はパネルが閉じられた場合にパネルへのデータ出力を許
容する。第3の制御手段67はパネルが取り外された場
合に機器本体の電源をオフする。第4の制御手段68は
パネルが装着されかつパネルが開放されている場合に、
機器本体を所定の待ち状態に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーステレオ装置
等のようなカセットテープもしくはディスク等の記録媒
体再生装置及びその制御方法に係り、特に操作部を有す
るパネル部材が着脱自在に設けられた記録媒体再生装置
及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カーステレオ等の車載用の記録
媒体再生装置は、運転席近傍に取り付けられるため、そ
の操作面として許容されている面積は極めて限定されて
いる。そのような限定された面積内に、カセットテープ
もしくはディスク(以下、CDという)等の記録媒体の
挿入口のほか、操作制御回路や表示回路、及びラジオの
チューナ機能等の操作制御回路や表示回路等が設けられ
るようになっている。
【0003】そのため、上記記録媒体の挿入口を閉塞す
るように設けられた蓋体に、操作部及び各種機能の作動
状態を表示する表示部等を配置することにより、それら
の配置される面積を拡大した記録媒体再生装置が知られ
ている。
【0004】ところで、このような記録媒体再生装置
は、使用者が車から離れているときにコンソールパネル
から引き出されて盗難されることが多い。そのため、従
来より、上記蓋体を本体から着脱可能に設けた着脱機構
を有する装置が提案されている。以下、そのような記録
媒体再生装置の具体的な例について説明する。
【0005】図14は、従来の記録媒体再生装置を示す
斜視図である。ここでは、車載用のCDデッキの例を示
す。同図において、本体1は、自動車のダッシュボード
に形成された保持空間内に、着脱自在に挿入装着され
る。この本体1の前面に形成されたインナエスカッショ
ン2は、上記保持空間外に露出せしめられる。また、C
Dを挿入する挿入口3がインナエスカッション2に形成
されている。更に、本体1には、上記挿入口3を覆うパ
ネル4(DCP:Detachable Contro
l Panel)が設けられている。
【0006】上記パネル4の表面には、図示しないが、
電源をオン/オフするスイッチや、本体1内に挿入され
たCDの再生操作等を行うための各種操作スイッチ等を
含む操作部と、各種操作に応じた作動状態を表示する表
示部とが設けられている。
【0007】また、パネル4の内側には、パネルホルダ
5が形成されている。パネルホルダ5は、矩形板状の鋼
板等から成り、インナエスカッション2の下部にブラケ
ット6を介して固設された支持ピン7に、その短手方向
の一端部において回動自在に取り付けられている。ま
た、パネルホルダ5は、インナエスカッション2の挿入
口3より下方の面を覆い得るものである。また、パネル
4は、樹脂等からなる直方体状の中空ハウジングからな
り、パネルホルダ5に着脱自在に取り付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した記
録媒体再生装置の本体1内には、図15の断面図に示す
ように、挿入口3から挿入されるCDを取り込み再生す
るCDメカニズム部8と、当該規則媒体再生装置の制御
回路が設けられたマザー基板9とが配置されている。そ
して、このような着脱機構を有する記録媒体再生装置で
は、パネル4に設けられた操作部が上記マザー基板9と
電気的に接続されていなければならない。
【0009】そのため、コネクタ11がパネルホルダ5
に取り付けられており、このコネクタ11がマザー基板
9に接続されている。そして、このコネクタ11が、パ
ネル4側に設けられた図示しないコネクタに接続されて
いる。上記コネクタ11は、フレキ(フレキシブルプリ
ント配線板/FPC:Flexible Printed Circuit)10(も
しくはリード線)を介して、マザー基板9に接続されて
いる。
【0010】そして、パネル4がパネルホルダ5から取
外されたとき、すなわち、パネル4のコネクタと上記コ
ネクタ11とが離れたときに、電源がオフされるように
なっている。このように、パネル4がパネルホルダ5に
装着されている間は、コネクタ11を介してパネル4に
電源が供給されるようになっている。
【0011】しかしながら、従来の記録媒体再生装置に
おいては、コネクタ11とマザー基板9とを接続するた
めに、上記のようにフレキ10もしくはそれに類する部
品を設けなければならず、その分、部品のコストが上昇
するという問題があった。また、図15に示すように、
フレキ10等を設けるためのスペースが必要となるた
め、CDメカニズム部8のレイアウトが限定されてい
た。更に、フレキ10等を配置した分、本体1の奥行き
寸法が拡大するという問題があった。
【0012】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
部品コストを低減し、かつ、奥行き寸法が縮小された記
録媒体再生装置を提供することにある。より具体的に
は、本発明の目的は、マザー基板とパネルとの接続は本
体とパネルとの間の電気接点で確保し、この電気接点と
は別のスイッチでパネルの着脱を検出する記録媒体再生
装置を提供することである。
【0013】また、従来技術のマザー基板における制御
回路は、コネクタの電気接点が全て開放されたときに、
パネル4が取り外れたものとして機器本体の電源をオフ
するように構成されている。このような制御回路を本発
明にそのまま適用すると、パネルを開いただけでコネク
タの電気接点が開放されるので、その時点で機器本体の
電源がオフになるという問題が生じる。この場合、例え
ば、ラジオを聞いている最中にCDやカセットを取り出
そうとしてパネルを開くと本体の電源がオフになるた
め、当然ラジオも停止し、不都合が生じる。
【0014】また、このような問題を避けるために、電
気接点が開放されても本体の動作が継続するように制御
回路を構成すると、パネルを開いた状態でも、露出され
た電気接点にパネルを動作させるための電位差が荷電さ
れるためにショートの危険が生じ、また、パネル4が取
り外されても本体の動作が継続するという問題が生じ
る。すなわち、パネルを取り外すということは車から降
りるということであるから、そのまま本体の動作が継続
してラジオ等が鳴り続けるのは不都合である。このた
め、本発明の目的は、さらに具体的には、パネルの開閉
だけでは電源がオフにならず、パネルを取り外すと電源
がオフになるという制御を行う記録媒体再生装置及び記
録媒体再生装置の制御方法を提供することである。
【0015】また、パネルを装着する際、パネルを閉じ
る前に電気接点に電位差が荷電されてもショートの可能
性が生じる。このため、本発明の他の目的は、パネルを
取付ける際にもショートの危険が生じない記録媒体再生
装置及び記録媒体再生装置の制御方法を提供することで
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以下の
ような作用が得られる。すなわち、パネル部材がパネル
ホルダの係止部に係止されると、レバーの一端がそのパ
ネル部材に当接する。これにより、レバーが移動し、そ
の他端が検出スイッチを切換えて、パネル部材がパネル
ホルダに装着されていることが検出される。すなわち、
例えばパネル部材がレバーに当接している限り、検出ス
イッチがオンもしくはオフの状態を維持するようになっ
ている。
【0017】そのため、検出スイッチのオン/オフによ
って、再生機構の電源をオン/オフすることができる。
すなわち、例えば、検出スイッチがオンである間はパネ
ル部材が装着されていると判断し、パネル部材の開閉に
拘らず、検出スイッチがオンである間は電源をオンとす
る。また、検出スイッチがオフとなるとパネル部材が取
外されたと判断して、電源をオフとする。従って、CD
等の記録媒体を挿入もしくは取出すためにパネル部材を
開状態としても、パネル部材が取外されない限り検出ス
イッチがオンとなっており、電源がオフされることがな
い。
【0018】以上のように、パネル部材がパネルホルダ
から取外されたときに電源がオフとなる構成としたた
め、従来のように本体ケース内の電源とパネル部材とを
電気的に接続するためのコネクタをパネルホルダに設け
る必要がない。そのため、上記コネクタを接続するため
の部品が不要となり、その分部品のコストを低減するこ
とができると共に、装置本体の奥行き寸法を縮小するこ
とができる。
【0019】特に、請求項1の発明は、機器本体に対し
て着脱及び開閉が可能なパネルを有する記録媒体再生装
置であって、パネルの開閉状態を判定する開閉状態判定
手段と、パネルの着脱状態を判定する着脱状態判定手段
と、パネルが開放されたことが前記開閉状態判定手段に
よって検出された場合にパネルへのデータ出力を禁止す
る第1の制御手段と、パネルが閉じられたことが前記開
閉状態判定手段によって検出された場合にパネルへのデ
ータ出力を許容する第2の制御手段と、パネルが取り外
されたことが前記着脱状態判定手段によって検出された
場合に機器本体の電源をオフする第3の制御手段と、を
有することを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1
の発明を方法の観点から把握したもので、機器本体に対
して着脱及び開閉が可能なパネルを有する記録媒体再生
装置の制御方法であって、パネルの開閉状態及び着脱状
態を判定するとともに、パネルが開放された場合にパネ
ルへのデータ出力を禁止し、パネルが閉じられた場合に
パネルへのデータ出力を許容し、パネルが取り外された
場合に機器本体の電源をオフすることを特徴とする。
【0020】請求項1,3の発明では、パネルが開放さ
れるとパネルへのデータ出力が禁止され、パネルが閉じ
られたときにパネルへのデータ出力が許容されるので、
パネルの開放中はパネルと機器本体との間の電気接点に
電位差が生じず、ショートの危険が回避される。また、
パネルを開いただけでは機器本体の電源がオフになるこ
とはない。このため、CDやカセットの取り出しなどの
ためにパネルを開いても、ラジオなど機器本体の動作は
中断されることがない。そして、車を降りるためにパネ
ルを取り外すと電源がオフになるので、本体の動作が継
続してラジオ等が鳴り続ける不都合も生じない。
【0021】請求項2の発明は、請求項1記載の記録媒
体再生装置において、パネルが装着されたことが前記着
脱状態判定手段によって検出されかつパネルが開放され
ていることが前記開閉状態判定手段によって検出された
場合に、機器本体を所定の待ち状態に設定する第4の制
御手段を有することを特徴とする。請求項4の発明は、
請求項2の発明を方法の観点から把握したもので、請求
項3記載の記録媒体再生装置の制御方法において、パネ
ルが装着されかつパネルが開放されている場合に、機器
本体を所定の待ち状態に設定することを特徴とする。
【0022】また、請求項2,4の発明では、パネルを
機器本体に装着してもパネルを閉じるまでは機器本体は
待ち状態で待機する。このため、パネルが開放された状
態でコネクタの電気接点に電位差が生じてショートする
危険がない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記録媒体再生
装置の実施の形態について、図面を参照して具体的に説
明する。
【0024】(1)構成 図1、図3及び図4は、本実施の形態による記録媒体再
生装置の構成を示す斜視図であり、図2は、その縦断面
図である。これらの図において、図14及び図15と対
応する部分については同一の符号を付し、その説明を省
略する。
【0025】図1において、本体1内部には、従来と同
様に、図2に示すようにCDメカニズム8及びマザー基
板9が搭載されている。また、パネル4は、通常は図3
に示すように挿入口3及びインナエスカッション2を覆
うように保持されている。このパネル4は、図4に示す
ように、本体1から着脱可能となっている。
【0026】また、本実施の形態においては、パネルホ
ルダ5に図14及び図15に示すコネクタ11が設けら
れていない。本実施の形態では、マザー基板9とパネル
4の操作部とを接続するコネクタは、図示しないが、イ
ンナエスカッション2の裏面に取付けられており、直接
マザー基板9と接続されている。
【0027】また、図4に示すように、パネルホルダ5
の両側端部の短手方向一端部に、L字形の係止部10a
が設けられている。また、インナエスカッション2の下
端部には、上記係止部10aと対向して配置されたブラ
ケット6aが設けられている。これら係止部10a及び
ブラケット6aにより支持ピン7aが固設されており、
支持ピン7aには扇状の歯車11が取り付けられてい
る。この歯車11は、本体1内部の図示しない歯車機構
と連結されており、この歯車11によって回動する支持
ピン10aにより、パネルホルダ5が矢印D−D’方向
に回動自在となっている。これら係止部10a、ブラケ
ット6a、支持ピン7a、及び歯車11等により、パネ
ルホルダ5の一端部の回動支持部100aが構成されて
いる。
【0028】また、パネルホルダ5の他端部の回動支持
部100bの構成を、図5に示す。図5は、パネルホル
ダ5を図6に示すように本体1側に回動させた場合の回
動支持部100bの分解斜視図を示している。図5にお
いて、ブラケット6bは略L字形状であり、上端部には
垂直方向に突出した耳部30が形成されている。この耳
部30が、ネジ31によってインナエスカッション2に
固定されている。
【0029】また、ブラケット6bと係止部10bとに
よって固設される支持ピン7bには、バネ12が取り付
けられている。このバネ12の付勢力により、パネルホ
ルダ5が図1に示すような開状態を維持するようになっ
ている。
【0030】更に、図5において、25はレバーであ
り、ブラケット6bの耳部30の略下方からバネ12近
傍に延びるパネル4側の部分と、この部分より上方に位
置し、本体1側に延びる略L字状の部分とから構成され
ている。レバー25は、ネジ26によって矢印C−C’
方向に回動自在に支持されている。図7に、この回動支
持部100bの平面図を示す。レバー25は、通常は図
7に実線で示す状態にあるが、矢印C方向に力が加わる
ことにより、同方向に回動して破線で示す位置に移動可
能となっている。
【0031】また、図5及び図7に示すように、レバー
25の本体1側の端部近傍には、検出スイッチ27が配
置されている。この検出スイッチ27には、レバー25
に対向してスイッチ28が設けられている。従って、レ
バー25が矢印C方向に回動することによりスイッチ2
8を押圧すると、検出スイッチ27がオンとなるように
なっている。また、レバー25が矢印C’方向に回動し
てスイッチ28を解放すると、検出スイッチ27がオフ
となる。
【0032】更に、レバー25のパネル4側の先端下部
には、レバー25に対して垂直方向に突起部29が形成
されている。この突起部29は、係止部10bの下部か
ら内側に突出するよう配置されている。また、突起部2
9は、図2に示すように、パネルホルダ5及びパネル4
が矢印D方向に回動しても、常に係止部10bに対して
同位置に配置されている。そのため、後述するように、
突起部29は常に内側に突出し得る状態にあり、パネル
ホルダ5に取り付けられたパネル4に当接するようにな
っている。
【0033】一方、図4に示すように、パネル4の両側
部のパネルホルダ5側の端部には、溝部13a,13b
が設けられている。溝部13aには、上記回動支持部1
00aが嵌合し、溝部13bには、上記回動支持部10
0bが嵌合するようになっている。従って、パネル4が
パネルホルダ5に装着されている時は、回動支持部10
0bが溝部13bに嵌合されるため、図7に示すよう
に、突起部29は、溝部13bの内側面により矢印C方
向に押されている。そのため、レバー25は矢印C方向
に回動し、図7に破線で示す位置に保持される。すなわ
ち、レバー25によりスイッチ28が押圧され、検出ス
イッチ27がオン状態となる。
【0034】また、パネル4がパネルホルダ5から取外
されると、押されていた突起部29が矢印C’方向に移
動し、レバー25が矢印C’方向に回動する。すなわ
ち、レバー25は、図7に実線で示す位置に戻され、検
出スイッチ27がオフとなる。このような検出スイッチ
27からのオン/オフ信号は、マザー基板9上の制御回
路に送信されるようになっている。そして、マザー基板
9上の制御回路は、検出スイッチ28からの信号がオン
であるときは、パネル4がパネルホルダ5に装着されて
いると判断して電源をオン状態とする。また、検出スイ
ッチからの信号がオフであるときは、パネル4が本体1
から取外されていると判断して電源をオフ状態とする。
【0035】一方、図4に示すように、パネルホルダ5
の両側部には、パネルホルダ5の垂直方向に突出した金
具14a,14bが付設されている。上記金具14a,
14bは、細長い円柱状のピンがパネルホルダ5に対し
て平行に支持されてなる。この金具14a,14bのピ
ンが、パネル4の両側端に形成されたガイド溝15a,
15bに摺動自在に係合するようになっている。すなわ
ち、パネル4をパネルホルダ5に装着する場合は、金具
14a,14bがガイド溝15a,15bに係合するよ
うにパネル4を矢印A’方向に移動させ、パネル4を取
外す場合は、金具14a,14bがガイド溝15a,1
5bから外れるようにパネル4を矢印A方向に移動させ
るようになっている。
【0036】更に、図1に示すように、インナエスカッ
ション2の表面、及びパネル4の背面には、それぞれ端
子群16、17が配置されている。本体1側の端子群1
6には、図2に示すマザー基板9が接続されており、こ
の端子群16とパネル4側の端子群17とが互いに接続
せしめられることにより、本体1内のマザー基板9上の
制御回路とパネル4側との間で信号が送受信されるよう
になっている。
【0037】また、パネルホルダ5には、スリット18
a〜18cが形成されている。このうち、スリット18
aは、パネル4側の端子17を本体1側の端子16に接
続させるために設けられている。一方、図3に示すよう
に、パネル4の表面にはスイッチ19が設けられてい
る。そして、このスイッチ19の先端には、図1に示す
ように突起20が設けられており、スイッチ19が押圧
されると、この突起20がスリット18cからパネル4
の裏面側に突出するようになっている。
【0038】また、図1に示すように、本体1側にはロ
ック部材21が設けられており、インナエスカッション
2に設けられたスリット22a,22bから外部に突出
している。このロック部材21の構成を、図8に示す。
すなわち、ロック部材21は、2つの扇形の係止部21
a,21bが連結されることによって構成されている。
また、これら2つの係止部21a,21bの上部を軸2
3が貫通しており、軸23にはバネ24が取り付けられ
ている。このバネ24により、ロック部材21は矢印
B’方向に付勢されている。
【0039】上記スリット22a,22bは、パネルホ
ルダ5側のスリット18b,18cにそれぞれ対応して
配置されているため、上記係止部21a,21bは、パ
ネルホルダ5のスリット18b,18cにそれぞれ対応
している。ここで、図6に示すように、スリット18
b,18cの下端部が係止部21a,21bの下端部に
よって係止されることにより、パネルホルダ5が本体1
側に固定されるようになっている。
【0040】一方、図3に示すようにパネル4が閉じた
状態で、スイッチ19が押圧されることにより突起20
が突出すると、図1に示すスリット18cを介して突起
20が係止部21aに当接し、係止部21a、すなわち
ロック部材21がバネ24の付勢力に抗して図6に示す
矢印B方向に押されることとなる。これにより、係止部
21a,21bがスリット18b,18cから外れるよ
うになっている。
【0041】次に、図9は、本実施の形態における制御
回路及びこの制御回路と関係する一部の部材について、
構成を示す機能ブロック図である。すなわち、機器本体
1内のマザー基板9(図9では図示せず)には、制御回
路としてマイクロコンピュータ53が設けられている。
そして、図1の端子群16,17が、本体1とパネル4
との間で信号を伝達するコネクタ54を構成する。コネ
クタ54の電気接点の一部は、パネル4の開閉を検出す
るための開閉検出用接点55として用いる。
【0042】すなわち、パネル4の開閉によって開閉検
出用接点55が開放/短絡されるので、これをマイクロ
コンピュータ53で検出することによって、パネルの開
閉状態を検出する。これら開閉検出用接点55及び検出
に用いるマイクロコンピュータ53が請求項1にいう開
閉状態検出手段を構成する。また、本体1には、図2,
7の検出スイッチ27が設けられており、この検出スイ
ッチ27はパネル4の着脱によってオン/オフするの
で、これをマイクロコンピュータ53で検出する。これ
らスイッチ27及び検出に用いるマイクロコンピュータ
53が請求項1にいう着脱状態検出手段を構成する。
【0043】パネル4には、使用者に情報を表示するた
めのLCD表示器58と、使用者による操作を入力する
ためのKEYマトリックス59が設けられている。ま
た、パネル4には、マイクロコンピュータ53からの指
示によってLCD表示器58とKEYマトリックス59
の制御を行うLCDドライバ57が設けられ、マイクロ
コンピュータ53は、コネクタ54を経由してLCDド
ライバ57に接続されており、LCDドライバ57を制
御する。
【0044】次に、図10は、マイクロコンピュータ5
3を用いて実現される制御回路の機能を表す概念的機能
ブロック図である。すなわち、本実施の形態における制
御回路は、開閉検出用接点55(図10)を用いてパネ
ルの開/閉を判定する開閉状態判定手段61と、検出ス
イッチ27(図10)を用いてパネルの着/脱を判定す
る着脱状態判定手段62とを有する。
【0045】また、本実施の形態における制御回路は、
パネル4が開放されたことが開閉状態判定手段61によ
って検出された場合に、パネル4へのデータ出力を行う
データ出力回路64をオフにすることによってパネル4
へのデータ出力を禁止する第1の制御手段63を有す
る。また、本実施の形態における制御回路は、パネル4
が閉じられたことが開閉状態判定手段61によって検出
された場合に、データ出力回路64をオンにすることに
よってパネル4へのデータ出力を許容する第2の制御手
段65と、を有する。
【0046】また、本実施の形態における制御回路は、
パネル4が取り外されたことが着脱状態判定手段62に
よって検出された場合に機器本体1の電源66をオフす
る第3の制御手段67と、パネル4が装着されたことが
着脱状態判定手段62によって検出されかつパネル4が
開放されていることが開閉状態判定手段61によって検
出された場合に、電源66をオンにする一方でデータ出
力回路64をオフにすることによって機器本体1を所定
の待ち状態に設定する第4の制御手段68と、を有す
る。
【0047】(2)作用 次に、上述した構成を有する記録媒体再生装置のパネル
4及びパネルホルダ5の開閉動作と、パネル4の着脱操
作について説明する。
【0048】まず、図3に示すように、閉状態にあるパ
ネル4を開く場合、パネル4の表面に設けられたスイッ
チ19を押圧する。これに伴い、図1に示す突起20が
突出し、パネルホルダ5のスリット18cを介して本体
1側のロック部材21を押圧する。それにより、パネル
ホルダ5が矢印D方向に開き、それと共にパネル4が開
状態となる。そして、挿入口3にCDを挿入し、再びパ
ネル4をD’方向に閉じる。その後、パネル4の表面に
設けられた図示しない操作スイッチを操作することによ
り、CDの演奏が開始される。また、演奏していたCD
を取出す場合は、同様にパネル4を開状態とし、図示し
ない取出しボタンを操作し、挿入口3からCDを取出
す。
【0049】このように、パネル4がパネルホルダ5に
取り付けられた状態にある場合、パネル4を矢印D−
D’方向に回動させても、インナエスカッション2のブ
ラケット6a,6b及びパネルホルダ5の係止部10
a,10bは、常にパネル4の回動支持部100a,1
00bにそれぞれ嵌合された状態にある。一方、図2に
示すように、レバー25の突起部29は、パネル4の開
閉に拘らず係止部10bに近接してパネル4側に突出す
る位置にある。そのため、図7に示すように、突起部2
9は、パネル4の溝部13bの内側面により常に矢印C
方向に押されており、レバー25は同図に破線で示す位
置にある。従って、常に、レバー25によってスイッチ
27が押されており、検出スイッチ28がオンとなって
いる。
【0050】なお、パネル4が開閉され、開閉検出用接
点55の状態が変化すると、第1の制御手段63及び第
2の制御手段65によって、図11のフローチャートに
示す処理が行われる。すなわち、パネル4の開閉状態の
判断が行われ(ステップ111)、開ならば、開放状態
となったコネクタ端子のショート防止のため、マイクロ
コンピュータ53からパネル4へのポート出力を全てオ
フの状態にする(ステップ112)。これによって、コ
ネクタ54の端子間の電位差が消滅し、端子に誤って金
属などが触れてもショートすることがなくなる。
【0051】この場合、再生機構についてはそれ以前の
処理動作を継続させる(ステップ113)。例えば、そ
れまでラジオが鳴っていたならば、ラジオが鳴り続け
る。ステップ111においてパネル4が閉ならば、パネ
ル4が閉じられた場合であるから、マイクロコンピュー
タ53からLCDドライバ57に対して表示とキースキ
ャンの開始指示が送られ、この指示によってパネル4は
動作可能となる。この場合もそれまでの動作は継続され
る(ステップ113)。
【0052】一方、操作者が当該記録媒体再生装置を搭
載した自動車を駐車して離れる場合、パネル4をパネル
ホルダ5から取外す。パネル4が図3に示すように閉状
態にある場合は、スイッチ19を押さずにパネル4の上
部を矢印D方向に引くことにより、パネル4を取外す。
また、図1に示すようにパネル4が開状態にある場合
は、パネル4を矢印A方向に引くことにより、図4に示
すようにパネル4を取外す。
【0053】この場合、パネル4の溝部13bを回動支
持部100bから抜脱させるため、レバー25の突起部
29は、図7に実線で示す位置に戻る。そのため、スイ
ッチ28はレバー25から解放され、検出スイッチ27
はオフとなる。従って、制御回路により、パネル4が取
外されたことが検知され、電源がオフとなる。
【0054】すなわち、パネル4が着脱され、検出スイ
ッチ27の状態が変化すると、第3の制御手段67及び
第4の制御手段68によって、図12のフローチャート
に示す処理が行われる。すなわち、パネル4の着脱の判
断が行われ(ステップ121)、パネルが取り外された
場合は機器本体1のパワーオフ(POWER OFF)
処理を行い(ステップ122)、パネル4が取付けられ
るのを待つために待ち状態(STOPモード)となる
(ステップ123)。
【0055】ステップ121においてパネル4が取付け
られている場合は、パネル4の開閉状態が判断される
(ステップ124)。ここでパネル4が開ならば、パネ
ル4が閉じられるのを待つために待ち状態(STOPモ
ード)が継続する(ステップ123)。ステップ124
においてパネル4が閉ならば、マイクロコンピュータ5
3からLCDドライバ57に対して表示とキースキャン
の開始指示が送るとともに(ステップ125)、機器本
体1が動作を開始する(ステップ126)。
【0056】待ち状態(STOPモード)は、例えば、
主電源とマイクロコンピュータ53はオンで、パネル4
へのデータ出力、記録媒体再生用の駆動系やD/A変換
回路がオフの状態である。
【0057】(3)効果 以上のように、本実施の形態によれば、パネル4がパネ
ルホルダ5から取外されたときに電源がオフとなる構成
としたため、従来のようにマザー基板9とパネル4の操
作部とを電気的に接続するためのコネクタ11(図14
及び図15)を設ける必要がない。そのため、コネクタ
を接続するためのフレキ等の部品が不要となり、その分
部品のコストを低減することができる。また、それら部
品によってCDメカニズム部8のレイアウトが限定され
ることなく、その分の装置の奥行き寸法を縮小すること
ができる。
【0058】また、CDを挿入もしくは取出すためにパ
ネル4を開状態としても、常に検出スイッチ28はオン
状態となっており、本体1の電源が切れることがない。
従って、例えばCD以外にラジオ等が設けられている場
合、CDを取出す度にラジオの電源がオフされるという
ことがない。
【0059】更に、パネル4を取外すことにより電源が
オフとなるため、自動車を離れる際にパネル4を取外し
た場合、電源がオンとなっているために端子群16がシ
ョートする等の危険性を回避することができる。
【0060】すなわち、本実施の形態では、パネル4を
開いただけでは機器本体1の電源がオフになることはな
い。このため、CDやカセットの取り出しなどのために
パネル4を開いても、ラジオなど機器本体1の動作は中
断されることがない。そして、車を降りるためにパネル
4を取り外すと電源がオフになるので、本体1の動作が
継続してラジオ等が鳴り続ける不都合も生じない。
【0061】また、本実施の形態では、パネル4が開放
されるとパネル4へのデータ出力が禁止され、パネル4
が閉じられたときにパネル4へのデータ出力が許容され
るので、パネル4の開放中はパネル4と機器本体1との
間の電気接点に電位差が生じず、ショートの危険が回避
される。
【0062】また、本実施の形態では、パネル4を機器
本体1に装着してもパネル4を閉じるまでは機器本体1
は待ち状態で待機する。このため、パネル4が開放され
た状態でコネクタの電気接点に電位差が生じてショート
する危険がない。
【0063】(4)他の実施の形態 なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、実施態様の変更は自由であるから、次に例示するよ
うな他の実施の形態をも包含するものである。例えば、
図13に示すような構成であってもよい。すなわち、本
体1上に2本のピン40a,40bが設置されており、
レバー41に、それらピン40a,40bにそれぞれ係
合する長穴42a,42bが設けられている。そして、
長穴42a,42bがピン40a,40bによって規制
される範囲において、レバー41が矢印E−E’方向に
移動可能となっている。また、レバー41には、上記実
施の形態と同様に、パネルホルダ5の下部から内側に向
けて突起部43が設けられている。
【0064】レバー41は、パネルホルダ5にパネル4
が装着されていないときは、図示しないバネの付勢力に
より、図13に実線で示す位置に保持されている。そこ
で、パネル4がパネルホルダ5に装着されると、パネル
4がレバー41の突起部43を押すこととなり、レバー
41が矢印E方向に移動する。これにより、スイッチ2
8が押され、検出スイッチ27がオンとなる。また、パ
ネル4が取り外されたときは、レバー41が図示しない
バネの付勢力によって矢印E’方向に戻り、スイッチ2
8が解放されて検出スイッチ27がオフとなる。
【0065】また、回路の構成は図9や図10の通りで
ある必要はなく、例えば第4の制御手段は必ずしも設け
る必要はなく、図9においてLCD表示器58とKEY
マトリックス59は単一のLCDドライバ57によって
制御せず、別々の制御回路によって制御したり、マイク
ロコンピュータ53が直接制御してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、部品コ
ストを低減し、かつ、奥行き寸法が縮小された記録媒体
再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による記録媒体再生装置
の構成を示す斜視図
【図2】同実施の形態による記録媒体再生装置の構成を
示す縦断面図
【図3】同実施の形態による記録媒体再生装置の構成を
示す斜視図
【図4】同実施の形態による記録媒体再生装置の構成を
示す斜視図
【図5】同実施の形態における回動支持部100bの構
成を示す分解斜視図
【図6】同実施の形態における記録媒体再生装置の構成
を示す斜視図
【図7】同実施の形態における回動支持部100bの構
成を示す平面図
【図8】同実施の形態におけるロック部材21の構成を
示す斜視図
【図9】同実施の形態における制御回路及びこの制御回
路と関係する一部の部材について、構成を示す機能ブロ
ック図
【図10】同実施の形態においてマイクロコンピュータ
を用いて実現される制御回路の機能を表す概念的機能ブ
ロック図
【図11】同実施の形態において、パネルが開閉された
場合の制御処理を示すフローチャート
【図12】同実施の形態において、パネルが着脱された
場合の制御処理を示すフローチャート
【図13】本発明の他の実施の形態による記録媒体再生
装置の構成を示す平面図
【図14】従来の記録媒体再生装置の構成を示す斜視図
【図15】従来の記録媒体再生装置の構成を示す縦断面
【符号の説明】
1…(機器)本体 2…インナエスカッション 3…挿入口 4…パネル 5…パネルホルダ 6,6a,6b…ブラケット 7,7a,7b…支持ピン 8…CDメカニズム部 9…マザー基板 10a,10b…係止部 11…歯車 12…バネ 13a,13b…溝部 14a,14b…金具 15a,15b…ガイド溝 16,17…端子群 18a〜18c…スリット 19…スイッチ 20…突起 21…レバー 22a,22b…スリット 23…軸 24…バネ 25…レバー 26…ネジ 27…検出スイッチ 28…スイッチ 29…突起部 40a,40b…ピン 41…レバー 42a,42b…長穴 43…突起部 100a,100b…回動支持部 53…マイクロコンピュータ 54…コネクタ 55…開閉検出用接点 57…LCDドライバ 58…LCD表示器 59…KEYマトリックス 61…開閉状態判定手段 62…着脱状態判定手段 63…第1の制御手段 64…データ出力回路 65…第2の制御手段 66…電源 67…第3の制御手段 68…第4の制御手段 STEP…手順の各ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に対して着脱及び開閉が可能な
    パネルを有する記録媒体再生装置であって、 パネルの開閉状態を判定する開閉状態判定手段と、 パネルの着脱状態を判定する着脱状態判定手段と、 パネルが開放されたことが前記開閉状態判定手段によっ
    て検出された場合にパネルへのデータ出力を禁止する第
    1の制御手段と、 パネルが閉じられたことが前記開閉状態判定手段によっ
    て検出された場合にパネルへのデータ出力を許容する第
    2の制御手段と、 パネルが取り外されたことが前記着脱状態判定手段によ
    って検出された場合に機器本体の電源をオフする第3の
    制御手段と、 を有することを特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 パネルが装着されたことが前記着脱状態
    判定手段によって検出されかつパネルが開放されている
    ことが前記開閉状態判定手段によって検出された場合
    に、機器本体を所定の待ち状態に設定する第4の制御手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の記録媒体再
    生装置。
  3. 【請求項3】 機器本体に対して着脱及び開閉が可能な
    パネルを有する記録媒体再生装置の制御方法であって、 パネルの開閉状態及び着脱状態を判定するとともに、 パネルが開放された場合にパネルへのデータ出力を禁止
    し、 パネルが閉じられた場合にパネルへのデータ出力を許容
    し、 パネルが取り外された場合に機器本体の電源をオフする
    ことを特徴とする記録媒体再生装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 パネルが装着されかつパネルが開放され
    ている場合に、機器本体を所定の待ち状態に設定するこ
    とを特徴とする請求項3記載の記録媒体再生装置の制御
    方法。
JP583497A 1997-01-16 1997-01-16 記録媒体再生装置及びその制御方法 Pending JPH10199220A (ja)

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