JP2008276991A - 電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、プラグ型コネクタとソケット型コネクタが嵌合したコネクタに関する。当該コネクタは、プラグ部の円錐台部とソケット部の収容部との当接部を弾性部材によって付勢し、当接部の軸方向の断面において、第2の孔部に収容されているプラグ部の台形部分の下底辺の一端から延びる直線が、プラグ部の台形の斜辺と第2の孔部との密着する部分の線分の中間点で直交している。当該構造によって、振動下において、コネクタの挿抜方向の成分の振動、コネクタの挿抜方向に対する直角方向の成分の振動、コネクタの挿抜方向の回転成分の振動、及び、コネクタの挿抜方向に対する角度方向の成分の振動による外力を制限することができる。
【選択図】図6
Description
この場合、特許文献1に係るコネクタを採用すると、以下のような不都合が生じる。第1に、保護筐体から物体を取り出して安全のために電気接続を遮断するには、人手や手動工具等によって上記の締結手段を緩めてから嵌合したコネクタを取り外すという高圧下において危険な作業を伴う。第2に、保守点検作業に、電力系統の通電を遮断する工程、保護筐体から蓄電器等の物体を取り出す工程、及び、ソケット型及びプラグ型のコネクタを手作業により締結手段から取り外す工程の少なくとも三工程を必要とするため作業性の面で好ましくない。第3に、作業工程が多いため、即座に復旧を要するような通電の遮断時間が短い緊急性を要する場合には対応できない。
プラグ型コネクタは、
基部と、
基端側円柱部、円錐台部及び末端側円柱部を有するプラグ部と、
を有して構成され、
ソケット型コネクタは、
基部と、
プラグ部の末端側円柱部を収容する第1の孔部と、
第1の孔部に連接されてプラグ部の円錐台部の一部又は全部を、該円錐台部の斜面と密着するように収容する第2の孔部と、
第1の孔部の内面から突出する弾性コンタクトと、
を有して構成され、
プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタの少なくとも一方の基部に弾性部材が固定され、
前記プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタが嵌合されるときに、プラグ型コネクタの末端側円柱部がソケット型コネクタの第1の孔部に収容されるとともに、弾性コンタクトと接触し、かつ、プラグ型コネクタのブラグ部の円錐台部の一部又は全部がソケット型コネクタの第2の孔部に収容され、
コネクタの挿抜方向の断面において、第2の孔部に収容されているプラグ部の台形部分の下底辺の一端から延びる直線が、前記プラグ部の台形部分の斜辺と第2の孔部とが密着する部分の線分の中間点で直交し、
プラグ型コネクタ又はソケット型コネクタの少なくとも一方が嵌合方向に弾性部材の弾性力によって付勢され、プラグ型コネクタの円錐台部とソケット型コネクタの第2の孔部とが押し付けられるコネクタ。
(2)また、本発明のコネクタは、プラグ型コネクタの円錐台部の外表面及びソケット型コネクタの第2の孔部の表面の少なくとも一方が粗面処理されることが好ましい。
(3)さらに、本発明のコネクタは、前記弾性部材の一端に緩衝部材が配置されることが好ましい。
(4)さらに、本発明に係る電気機器は、(1)ないし(3)の何れかに記載のコネクタを具備し、筐体と、スライドして筐体に収容又は筐体から取り出される物体とを有して構成され、筐体にプラグ型コネクタ又はソケット型コネクタが取り付けられ、物体にソケット側コネクタ又はプラグ側コネクタが取り付けられ、物体を筐体に収容するとコネクタが嵌合し、物体を筐体から取り出すとコネクタの嵌合が解除される。
(1)上記(1)に係る発明は、プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタが嵌合すると、コネクタの挿抜方向の断面において、第2の孔部に収容されているプラグ部の台形部分の下底辺の一端から延びる直線が、プラグ部の台形の斜辺と第2の孔部とが密着する部分の線分の中間点で直交し、プラグ型コネクタ又はソケット型コネクタが嵌合方向に弾性部材の弾性力によって付勢され、プラグ型コネクタの円錐台部とソケット型コネクタの第2の孔部とが押し付けられる。
これにより、嵌合したプラグ型及びソケット型コネクタは、振動下において、コネクタの挿抜方向に加わる外力、コネクタの挿抜方向に対する直角方向(軸の平行移動方向)に加わる外力、コネクタの挿抜方向の回転方向に加わる外力、及び、コネクタの挿抜方向に対する角度方向に加わる外力のうちの何れか、又は、これらを組み合わせた外力が加わっても、プラグ部とソケット部との間に相対運動は起こらない。
(a)コネクタの挿抜方向に加わる外力に起因する繰り返し微小移動は、弾性部材の付勢力で押し付けられることによって制限され、(b)コネクタの挿抜方向に対する直角方向に加わる外力に起因する繰り返し微小移動と、(c)コネクタの挿抜方向の回転方向に加わる外力に起因する繰り返し微小移動とは、弾性部材の付勢力によって圧接されたプラグ部の円錐台部と第2の孔部との嵌合及び該接圧による接触面の摩擦によって制限され、(d)コネクタの挿抜方向に対する角度方向に加わる外力に起因する繰り返し微小移動は、コネクタ嵌合時に、コネクタの挿抜方向の断面において、第2の孔部に収容されているプラグ部の台形部分の下底辺の一端から延びる直線が、プラグ部の台形の斜辺と第2の孔部とが密着する部分の線分の中間点で直交しているため、当該プラグ部のコネクタの挿抜方向の軸が前記台形部分の下底辺の一端を中心として回転して当該軸に対する角度方向に傾斜しようとしても、前記台形部分の上底の一端が、第2の孔部の表面に当接することによって制限される。
上記のように、振動下にあっても、各方向の外力に起因する繰り返し微小移動が制限されることによって、両コネクタは相対運動せずに一体的に振動し、その結果、本発明に係るコネクタは、フレッティングコロージョンを防止し、振動下においても良好な電気接続を確保することができる。
(2)上記の(2)に係る発明は、プラグ型コネクタの円錐台部の外表面及びソケット型コネクタの第2の孔部の表面の少なくとも一方が粗面処理されているので、プラグ部の円錐台部の外表面とソケット型コネクタの第2の孔部の表面との接触面における摩擦抵抗を大きくし、コネクタの挿抜方向の軸を中心とした回転を制限し、プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタの相対運動の防止に寄与する。その結果、フレッティングコロージョンを防止する機能を向上させ、振動下においても良好な電気接続を確保することができる。
(3)上記(3)に係る発明は、弾性部材の一端に緩衝部材が配置されるので、弾性部材に吸収される振動がさらに緩衝部材によって吸収され、その結果、プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタに加わる各方向の外力が緩和され、間接的にフレッティングコロージョンを防止する機能に寄与することができ、振動下においてもコネクタの良好な電気接続を確保することができる。
(4)上記(4)に係る発明は、筐体にプラグ型コネクタ又はソケット型コネクタが取り付けられ、物体にソケット側コネクタ又はプラグ側コネクタが取り付けられているので、電気機器において物体の収容及び取り出し動作を行うことによって、自動的にコネクタの嵌合及び取外しを行うことができる。
例えば、電力設備等の物体をスライド式の押し入れ、又は、引き出しによって保護筐体内に収容、又は、保護筐体から取り出し可能な電気機器において、保護筐体と物体にプラグ型又はソケット型コネクタのいずれか一方をそれぞれ取り付けて、物体を保護筐体内に収容し、又は、取り出したときに、各コネクタが自動的に嵌合又は解除するような構成とし、蓋体の開閉によってその保護筐体内における物体の収容状態の維持又は解除を行なうことができる。
このような構成にすると、物体を保護筐体内に収容するときは、物体を所定位置まで収容させるまでの間に、上記コネクタのプラグ型コネクタのプラグ部がソケット型コネクタのソケット部に収容されて嵌合動作に入り、次いで、前記プラグ部の円錐台部がソケット部の第2の孔部に当接して当接部を形成し、さらには、当接したまま弾性部材が収縮していき、その収縮に応じた弾性復元力によって当接部に所定以上の接圧が確保された状態で嵌合動作が終了する。物体を保護筐体内の所定位置まで収容したら、弾性部材の弾性復元力で物体が押し戻されないように蓋体を閉じて所定のロック機構で鍵をかける。
これにより、上記の振動に対する本発明に係るコネクタの効果を得るとともに、当該電気機器の保守点検の際に、保護筐体に設けられた前記ロック機構を解除して物体を引き出すことによって、従来の作業において必要とされた電力系統の通電を遮断する工程、保護筐体から蓄電器等の物体を取り出す工程、及び、人手によりソケット型及びプラグ型のコネクタを締結手段から取り外す工程の三工程を同時に行うことができ、その結果、高圧下における締結手段を取り外す手作業による危険性の防止、作業性の向上、及び、通電遮断時間の短縮化による作業の即応性を図ることができる。
なお、本実施例において、コネクタの挿抜方向なる用語は、プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタを直線的に挿抜する方向を示し、挿抜方向に対する角度方向なる用語は、プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタを挿抜する方向の軸を傾斜させる方向を示し、挿抜方向に対する直角方向なる用語は、プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタを挿抜する方向の軸を平行移動させる方向を示し、挿抜方向の軸を中心とした回転方向なる用語は、プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタを挿抜する方向の軸周りに回転する方向を示す。
物体3は一例として蓄電設備であり、保護筐体2は金属製又は樹脂製等、車両の振動に耐え得る材質からなる。物体3の下側には、物体3の下部を収容する枠体35が配置される。枠体35は、案内溝等に沿って直線方向にスライド等させることによって保護筐体内に案内される。また、枠体35の側面には概略的に図示されたプラグ型コネクタ4が具備されている。
保護筐体2内には、プラグ型コネクタ4に対応するソケット型コネクタ5が所定位置に具備されている。
また、プラグ型コネクタ4及びソケット型コネクタ5には、圧着等によって所定の耐圧ケーブルが電気的に接続されており、それぞれ物体3及び車両の所定の装置に接続されるよう電気配線がなされている。
ソケット型電気コンタクトの基部15は、ハウジング13の一端部で螺合するようにハウジング13内に収容されたネジ式の保持部材16とハウジング13の段差部39との間に保持されている。ソケット型電気コンタクトのソケット部14は、その内部に第1の孔部17と、それに連接された第2の孔部18とを具備する。
そして、プラグ部10の末端側円柱部9が挿入されると、弾性コンタクト24の突出した前記隆起部に接触し、さらに挿入されると、前記隆起部は、末端側円柱部9の表面から受ける押圧力によって第1の孔部の外側放射方向に引っ込みつつ、その弾性復元力でプラグ部10を押圧して電気接点を形成する。
第2の孔部18は、プラグ部10の円錐台部8と比較して斜辺が多少長いが略相補的な形状19をなしており、先端部近傍にプラグ型コネクタ4のプラグ部10を挿入する開口部を有し、プラグ部10が挿入されると、その斜面で密着するように円錐台部8を収容する。
また、プラグ部10の末端側円柱部9は、ソケット型コネクタ5の第1の孔部17内に収容され、弾性コンタクト24の隆起部によって押圧力を受けながら電気的に接触し、プラグ型コネクタ4とソケット型コネクタ5とを電気的に接続している。
これによって、プラグ型コネクタ4とソケット型コネクタ5との嵌合は、プラグ部10の円錐台部8とソケット部14の第2の孔部18との嵌合、及び、弾性部材23のソケット型コネクタ5方向への弾性復元力によって実現し、振動下においてコネクタに外力が加わっても、コネクタの挿抜方向に加わる力は、それよりも大きい弾性部材23の弾性復元力によって制限され、コネクタの挿抜方向に対する直角方向に加わる力は、プラグ部10の円錐台部8とソケット部14の第2の孔部18との適合性及び弾性部材23の弾性復元による押圧力によって制限され、コネクタの挿抜方向の軸を中心とする回転方向に加わる力は、プラグ部10の円錐台部8とソケット部14の第2の孔部18との接触面における摩擦力によって制限される。
当該拡大断面図におけるソケット部14の第2の孔部18は、斜辺mp及びm’p’を有する台形状の空間部を有し、プラグ部10の円錐台部8は、頂点の位置が点p又はp’より多少基部11方向のr又はr’にあるが、下底が一致して第2の孔部18に収容される略相補的な台形である。何れも軸Gを中心として対称である。また、プラグ部10の円錐台部8と第2の孔部18は、斜辺の線分mr及びm’r’において密着している。さらに、密着している各斜辺の線分mr及びm’r’は、台形の下底辺mm’の一端m又はm’から延びる直線と直交する交点oを有する。
この構成は、コネクタの挿抜方向の軸Gに対する角度方向の外力が嵌合したコネクタに加わったときに、プラグ10の軸Gが、前記一端m又はm’を中心に回転しようとする作用を考慮して設計されている。この構成により、軸Gに対する角度方向に外力が働いても、プラグ部10の円錐台部8における頂点r又はr’が直線mp又はm’p’上で交点oよりも延長した位置にあるので、プラグ部10の円錐台部8がソケット部14の第2の孔部18内で端点m又はm’を中心に回転しようとしても頂点r又はr’が斜辺mp又はm’p’に当接して回転できず、よって、当該角度方向に加わる力を制限することができる。
図9は、ソケット部14の第2の孔部18は、図7と同様の台形状の空間部を有するが、プラグ部10の円錐台部8は、rll’r’からなる台形である。第2の孔部18には円錐台部8の一部分であるpll’p’からなる台形部分のみが収容され、密着する線分は、線分lp及びl’p’のみであり、第2の孔部18に収容された台形部分の下底辺ll’の一端l又はl’から延びる直線と直交する交点oを有する。また、図9の変形例では、図7と比較して、基端側円柱部7及び末端側円柱部9の直径が小さくなっている。
これによって、軸Gに対する角度方向に傾斜するような外力が働いても、第2の孔部18に収容された台形部分の頂点(rあるいはr’(図8)又はpあるいはp’(図9))が直線mpあるいはm’p’(図8)又は直線lrあるいはlr’(図9)上で交点oよりも延長した位置にあるので、第2の孔部18に収容された台形部分の下底辺の端点(mあるいはm’(図8)又はlあるいはl’(図9))を中心に回転しようとしても前記頂点が第2の孔部18の斜辺mp又はm’p’に当接して回転できず、よって、当該角度方向に加わる力を制限することができる。
その粗面処理は、例えば、双方の表面を適合できるように鋸歯状に形成したり、グラインダーを用いて粗面にすることにより、プラグ部10の円錐台部8の外表面と、ソケット部14の第2の孔部18の内表面との間の接触面における摩擦抵抗を大きくする。
これは、振動によってコネクタに伝達される外力が、コネクタの挿抜方向、その挿抜方向に対する直角方向、その挿抜方向に対する角度方向に加えて、当該挿抜方向の軸を中心とした回転方向に加わることをも考慮したものである。通常は、コネクタの嵌合状態において当該回転成分が加わっても、プラグ型コネクタ4及びソケット型コネクタ5は、互いに一体的に嵌合して相対な回転運動が発生することはないが、上記のように、双方の当接面における摩擦抵抗を大きくすることによって、コネクタの挿抜方向の軸を中心とした回転方向の力を制限する補償精度を向上させることができる。その結果、フレッティングコロージョンを防止し、振動下においても良好な電気接続を実現することができる。
弾性部材23の嵌合方向への付勢力によって円錐台部8と第2の孔部18との接圧を調整し、振動によって伝達されるコネクタの挿抜方向の外力を、ソケット型コネクタ側、あるいは、双方のコネクタ側で弾性部材23によって制限させることができる。特に、双方のコネクタ側に弾性部材23を配置した場合には、ソケット型又はプラグ型コネクタの一方が固定された場合と比較して、外部から伝達される振動による外力を緩和する効果も期待できるので、コネクタの挿抜方向に加わる外力を制限する精度を高めることができる。
これによって、振動下において、コネクタの挿抜方向に加わる外力、コネクタの挿抜方向に対する直角方向に加わる外力、コネクタの挿抜方向の回転方向に加わる外力、及び、コネクタの挿抜方向に対する角度方向に加わる外力のうちの何れか、又は、これらを組み合わせた外力が加わっても、当該外力は制限され、プラグ部とソケット部との間に相対運動は起こらない。
まず、保護筐体2に収容された物体3を取り出すために、前記ロック機構を解除して、蓋体30を開放する。このとき、嵌合しているコネクタにおいて、収縮していた弾性部材が解放され、弾性復元力によって物体3が多少取り出し方向に移動する。次いで、物体3を作業者の手前方向にスライドさせながら引き出すと、プラグ型コネクタ4及びソケット型コネクタ5の嵌合は自動的に解除される。最終的に、図1のAの状態となるまで引き出して、電気配線状況、コネクタの疲労状況又は物体3の性能品質等をチェックする。
これによって、従来の作業において必要とされた電力系統の通電を遮断する工程、保護筐体から蓄電器等の物体を取り出す工程、及び、人手によりソケット型及びプラグ型のコネクタを締結手段から取り外す工程の三工程を同時に行うことができ、その結果、従来から行なわれていた高圧下で締結手段を取り外す手作業による危険性の防止、作業性の向上、及び、通電遮断時間の短縮化による保守点検の即応性を図ることができる。
2・・・筐体
3・・・物体
4・・・プラグ型コネクタ
5・・・ソケット型コネクタ
6・・・ハウジング
7・・・基端側円柱部
8・・・円錐台部
9・・・末端側円柱部
10・・プラグ部
11・・基部
12・・保持部材
13・・ハウジング
14・・ソケット部
15・・基部
16・・保持部材
17・・第1の孔部
18・・第2の孔部
19・・相補的形状部分
22・・環状突部
24・・弾性部材
30・・蓋体
31・・突起部
33・・圧着部
34・・圧着部
35・・枠体
38・・フローティングワッシャ構造
39・・段差部
l,l’・・円錐台部の下底辺の端点
r,r’・・円錐台部の上底辺の端点
m,m’・・第2の孔部の下底辺の端点
p,p’・・第2の孔部の上底辺の端点
o・・・交点
Claims (4)
- プラグ型コネクタとソケット型コネクタとを有して構成されるコネクタにおいて、
プラグ型コネクタは、
基部と、
基端側円柱部、円錐台部及び末端側円柱部を有するプラグ部と、
を有して構成され、
ソケット型コネクタは、
基部と、
プラグ部の末端側円柱部を収容する第1の孔部と、
第1の孔部に連接されてプラグ部の円錐台部の一部又は全部を、該円錐台部の斜面と密着するように収容する第2の孔部と、
第1の孔部の内面から突出する弾性コンタクトと、
を有して構成され、
プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタの少なくとも一方の基部に弾性部材が固定され、
前記プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタが嵌合されるときに、プラグ型コネクタの末端側円柱部がソケット型コネクタの第1の孔部に収容されるとともに、弾性コンタクトと接触し、かつ、プラグ型コネクタのプラグ部の円錐台部の一部又は全部がソケット型コネクタの第2の孔部に収容され、
コネクタの挿抜方向の断面において、第2の孔部に収容されているプラグ部の台形部分の下底辺の一端から延びる直線が、前記プラグ部の台形部分の斜辺と第2の孔部とが密着する部分の線分の中間点で直交し、
プラグ型コネクタ及びソケット型コネクタの少なくとも一方が嵌合方向に弾性部材の弾性力によって付勢され、プラグ型コネクタの円錐台部とソケット型コネクタの第2の孔部とが押し付けられるコネクタ。 - プラグ型コネクタの円錐台部の外表面及びソケット型コネクタの第2の孔部の表面の少なくとも一方が粗面処理されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記弾性部材の一端に緩衝部材が配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
- 請求項1ないし3の何れかに記載のコネクタを具備する電気機器であって、
筐体と、スライドして筐体に収容又は筐体から取り出される物体とを有して構成され、
筐体にプラグ型コネクタ又はソケット型コネクタが取り付けられ、
物体にソケット側コネクタ又はプラグ側コネクタが取り付けられ、
物体を筐体に収容するとコネクタが嵌合し、物体を筐体から取り出すとコネクタの嵌合が解除される電気機器。
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