JP2008276333A5 - - Google Patents

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自動販売機の商品払出装置
本発明は、積み重ねた箱状体を払い出す小型の自動販売機の商品払出装置に関する。
特に、積み重ねた箱状体をプッシャにより押し出して払い出すようにした自動販売機の商品払出装置に関する。
さらに、払い出される箱状体の払出姿勢が安定する自動販売機の商品払出装置に関する。
さらにまた、自動販売機内に多数設置できる小型の自動販売機の商品払出装置に関する。
従来の技術
第1の従来技術として、螺旋溝付きシャフトによってプッシャを往復動させ、もって、積み上げられた箱状商品の最下の商品を押し出す自動販売機の商品払出装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
第2の従来技術として、上面をパッケージ商品の載置部とした箱形の筐体の前後方向に移動可能に設けられて筐体に積み重ねられているパッケージ商品中の最下位置のパッケージ商品を前方に押し出すプッシャと、筐体の上面前方に張り出して設けられて前記筐体の前方に押し出されたパッケージ商品を下方から支えると共に、前記プッシャによる押出し動作完了に伴って前傾して上記パッケージ商品を払い出す支持アームと、この支持アームの前傾に連動して前記筐体の上面に突出して前記パッケージ商品に積み重ねられている次のパッケージ商品を下方から支持してその脱落を防止するリフタを備える自動販売機の商品払出装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
第3の従来技術として、商品収納棚の商品通路内で上下に並べて直積み式に収納した商品を販売指令に基づき最下位から1個ずつ搬出する自動販売機の商品搬出装置であって、下面開放の箱形容器からなり、その下端部における商品通路幅を商品1個分の高さに相応した範囲で側方へ拡大した通路拡大部を有する商品収納棚と、該商品収納棚の側方に位置してベンドモータにより回転駆動される駆動軸と、最下位の商品に対向して待機状態では商品通路から後退しており、販売動作時に前記駆動軸の回転に連動して商品通路に水平に突出するように商品通路に出没自在に配置され、該販売動作時に商品通路に突出するとき最下位の商品を通路拡大部に押し出すとともに最下位から2番目の商品の下面に突出するプッシャと、待機状態では商品収納棚の商品出口を閉塞してその上に商品を直積み式に担持し、販売動作時に前記駆動軸の回転に連動して開閉動作することにより最下位の商品を商品出口から搬出する商品搬出フラッパとを備え、前記商品搬出フラッパをトラバースカムにより移動することにより最下位の商品が搬出されたときプッシャにより2番目以降の商品を一時的に保持することを特徴とする自動販売機の商品搬出装置が知られている
(例えば、特許文献3参照。)。
第4の従来技術として、円筒状商品を横倒し状態で収納する商品棚を複数並設し、各商品棚の商品排出側間に渡って螺旋状のトラバース溝カムが形成された送り棒を設け、前記送り棒を正転及び逆転駆動するモータを設け、商品搬出爪を送り棒の溝に摺動自在に係合し、商品搬出爪には送り棒の正転時に商品搬出爪を送り棒に結合させると共に、送り棒の逆転時には商品搬出爪と送り棒との結合を解くクラッチを設け、前記商品搬出爪は送り棒の逆転により商品棚間に渡り往復移動し、前記送り棒の正転により商品棚の商品を排出する自動販売機の商品搬出装置が知られている(例えば、特許文献4参照。)。
特開平8-87670 (2―7頁、図2―10) 特開2006-146691 (3―5頁、図3―7) 特許第2636437号(2―3頁、図1〜図2) 特開平6-80248(2―3頁、図1〜図2)
第1の従来技術において、所謂トラバースカムの回転によって移動されるプッシャによって商品が押し出される。
ボトムケーシング上の箱状商品は、積み重ねられているので最下の商品にその上に載っている商品の全重量が加わっている。
これにより、最下の商品が押し出されるとき、最下商品の上面とその上の2番目商品の下面とが摺動する。
特に、大凡最大数の商品が積み上げられている場合、当該上面と下面との摩擦力が大きいため、商品の包装に疵がつく恐れがある。
また、最下の商品の押し出しが終了するまで2番目商品がその上に載っているため、最下の商品はその先端を上方に跳ね上げられるようにして送り出される。
これにより、商品が回転しつつ落下するため、途中で通路壁に引っかかって落下が阻止されないよう落下通路が余裕をもって形成される必要があり、自動販売機の小型化が制限されるものであった。
第2の従来技術において、タイミングベルトにより移動されるプッシャによりパッケージ商品が押し出され、この押出と共にリフタによって最下のパッケージ商品に載っているパッケージ商品を押し上げ、さらに、押し出されたパッケージ商品を前下がりの支持アームにより下側から支えることにより、押し出されるパッケージ商品の姿勢を安定させ、装置及び自動販売機自体の奥行きを短くすることができる。
しかし、第2従来技術においては、タイミングベルトの駆動装置、プッシャの駆動装置及び支持アームの駆動装置が個別に必要であるため、小型化できないと共に高価になる問題がある。
第3の従来技術において、商品搬出フラップをトラバースカムによって移動させ、商品の払出をコントロールしている。
この構造において、トラバースカムは商品の出口を開閉するための商品搬出フラップを回動させるためにのみ用いられ、商品を押し出して払い出すためには用いられていない。
このため、一番下の商品のみ落下させるため2番目以降の商品を一時的に保持するプッシャが必要になり、装置を小型化できない。
第4の従来技術においては、トラバースカムよりなる送り棒の逆転時に前記クラッチにより商品搬出爪と送り棒との結合を解いて送り棒に沿って前記商品搬出爪を所定の商品棚に対応するよう移動させる。
その後、送り棒を正転させ、クラッチを介して商品搬出爪を回動させて円筒状商品を排出する。
この構成において、一つのモータで複数の異なる商品を払い出すことができるが、商品搬出爪を対応する商品棚に移動させてから払い出しのための回動を行わせるので迅速な払い出しを行うことができない。
送り棒の回転を利用して商品搬出爪を回動させることから、払い出すことができる商品が円筒状の形状に限定される問題がある。
本発明の第1の目的は、積み重なっている商品との擦れ合いにより最下の商品が疵付けられない自動販売機の商品払出装置を提供することを目的とする。
本発明の第2の目的は、小型の自動販売機の商品払出装置を提供することを目的とする。
本発明の第3の目的は、払い出す商品の姿勢を安定させることができる自動販売機の商品払出装置を提供することを目的とする。
本発明の第4の目的は、一のモータで複数の商品を迅速に払い出すことができる自動販売機の商品払出装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明にかかる自動販売機の商品払出装置は以下のように構成されている。
ベース上に積み上げた商品の最下の商品の側面を往復動するプッシャによって押動して送り出すようにした自動販売機の商品払出装置において、前記プッシャはローラよりなり、往復移動手段によって直線的に往復移動される移動体に回動可能に支持されたレバに設けられ、前記レバは商品出口へ向かう移動工程において押動位置に保持され、最下から2番目の商品を最下の商品に対し浮かせ、前記商品出口から遠ざかる移動工程において前記押動位置よりも前記ベースに近い待機位置に保持されることを特徴とする自動販売機の商品払出装置である。
本発明の第1の好ましい実施態様は、ベース上に積み上げた商品の最下の商品の側面を往復動するプッシャによって押動して送り出すようにした自動販売機の商品払出装置において、前記プッシャはローラよりなり、前記ベースに並列に配置されたガイドレールに案内されて直線的に往復動可能な移動体に回動可能に支持されたレバに設けられ、前記レバは前記ガイドレールに対し並列に配置されたトラバースカム装置によって商品出口への移動工程において押動位置に保持され、最下から2番目の商品を最下の商品に対し浮かせ、前記商品出口から遠ざかる移動工程において前記押動位置よりも前記ベースに近い待機位置に保持されることを特徴とする自動販売機の商品払出装置である。
本発明の第2の好ましい実施態様は、第1の好ましい実施態様の自動販売機の商品払出装置において、前記レバは前記ガイドレールに対し並列に配置されたトラバースカムシャフトによって往復動される被動体によって揺動され、かつ、前記移動体に回動可能に取り付けられた駆動レバに対しリンク手段によってリンク結合されていることを特徴とする。
本発明の第3の好ましい実施態様は、第2の好ましい実施態様の自動販売機の商品払出装置において、前記駆動レバに一体に形成された被動ピンが前記被動体に形成された溝カムに移動可能に挿入されることによりリンク結合され、前記駆動レバに一体に形成された駆動ピンが前記レバに形成された溝カムに移動自在に挿入されることによりリンク結合されていることを特徴とする。
本発明の第4の好ましい実施態様は、第3の好ましい実施態様の自動販売機の商品払出装置において、前記レバの移動経路に強制移動手段を配置し、前記レバと接触して前記レバを押動位置へ強制移動させることを特徴とする。
本発明の第5の好ましい実施態様は、第4の好ましい実施態様の自動販売機の商品払出装置において、前記レバの被動ピンが前記溝カムに引きずられる関係に挿入されていることを特徴とする。
本発明の第6の好ましい実施態様は、第2の好ましい実施態様の自動販売機の商品払出装置において、前記トラバースカム装置は同一軸線上に配置された一対のトラバースカムシャフトを含み、共通の駆動装置に駆動連結されていることを特徴とする。
本発明の第7の好ましい実施態様は、第6の好ましい実施態様の自動販売機の商品払出装置において、前記駆動装置と各トラバースカムシャフトとの間の駆動機構中にワンウエイクラッチを配設し、前記各ワンウエイクラッチは伝達回転方向が異なり、前記駆動装置は選択商品に基づいて選択的に正転又は逆転されることを特徴とする。
請求項1の発明において、ベース上に積み上げられた商品は、往復動されるプッシャによって押し出される。
プッシャは、商品を商品出口に押動する際、前記ベースから商品の厚みよりも遠い押動位置に移動して商品を押動する。
この押動位置において、プッシャは二番目の商品を押し上げるので、最下の商品に加わる荷重は減少され、結果として摩擦接触力が減少(ゼロを含む)する。
また、プッシャはローラであるので、二番目の商品に対し相対移動する場合、商品下面に対し転がり接触する。
よって、最下の商品及び二番目の商品の摩擦力が減少するので、商品表面がこすれによって疵付けられることがないという利点がある。
特に、プッシャは商品の押出と共に移動するので、商品が押し出される際、最下商品の角部にその上の商品の荷重が作用しない。
よって、商品に跳ね上げ力が加わらないので商品は自然落下することができ、落下通路を最小にしても商品が引っかかることがなく、自動販売機を小型化できる利点がある。
さらに、ベース上に積み上げられた商品はプッシャによって押動され、商品出口より送り出される。
プッシャはローラであって、移動体に回動可能に設けられたレバに回転可能に取り付けられ、移動体は往復動手段によって直線的に往復動される。
当該レバは移動体の商品出口に向かう移動時に回動され、プッシャを押動位置に移動させる。
押動位置において、プッシャは二番目の商品を押し上げ、最下商品との接触圧を減少させる。
さらに、プッシャは商品出口へ移動体によって移動され、商品を押し出す。
このとき、プッシャと二番目の商品とは転がり接触し、最下の商品と二番目の商品との接触圧は小さいので、商品同士の擦れによって疵を付けることがない利点を有する。
第1の好ましい実施態様において、ベース上に積み上げられた商品はプッシャによって押動され、商品出口より送り出される。
プッシャはローラであって、ガイドレールによって案内され、直線的に往復動される移動体に回動可能に設けられたレバに回転可能に取り付けられ、移動体はトラバースカム装置によって直線的に往復動される。
当該レバは移動体の商品出口に向かう移動時に回動され、プッシャを押動位置に移動させる。
押動位置において、プッシャは二番目の商品を押し上げ、最下商品との接触圧を減少させる。
さらに、プッシャは商品出口へ移動体によって移動され、商品を押し出す。
このとき、プッシャと二番目の商品とは転がり接触し、最下の商品と二番目の商品との接触圧は小さいので、商品同士の擦れによって疵を付けることがない利点を有する。
また、移動体の往復動はトラバースカムの回転によって行われるので、装置を小型化できる利点がある。
第2の好ましい実施態様において、プッシャを押動位置と待機位置に移動させるレバはトラバースカムシャフトによって移動される被動体と、被動体の往復動によって揺動される駆動レバからリンク手段を介して揺動される。
この揺動によって、プッシャは押動位置と待機位置とに移動される。
以上より、簡単な構成でプッシャを往復直線運動できると共に押動位置と待機位置とに移動させることができるので、払出装置を小型化できると共に安価に構成できる利点がある。
第3の好ましい実施態様において、プッシャは移動体に回動可能に支持されたレバに一体的に取り付けられている。
移動体はトラバースカムによってそれと平行に往復動され、移動体に回動可能に取り付けられたレバに一体に形成されたプッシャが一体的にトラバースカムと平行に往復動される。
トラバースカムシャフトの回転により移動体により被動体が回動され、連動してプッシャが形成されているレバが回動される。
よって、プッシャが商品を押し出す場合、トラバースカムにより移動される被動体がまずレバを回動させ、これに連動してプッシャのレバが回動され、プッシャを押動位置へ移動させ、ついで、移動体がレバを介して被動体に友連れされる。
これにより、最下の商品はプッシャに押動される。
このとき、プッシャは商品の厚みよりもベースから遠い押動位置にあるので、最下から二番目の商品は、プッシャによって押し上げられ、最下の商品に対する荷重は減少(ゼロを含む)する。
よって、最下の商品はベースに強く押し付けられることなくプッシャに押動され、ベースから落下させられて払い出される。
被動体が戻り方向に移動する場合、レバを回動させてプッシャのレバを回動させ、待機位置に移動させる。
次いで移動体をレバを介して友連れすることにより後退位置へ移動させる。
後退位置において、プッシャは商品の下から外れるので、商品は自重によりベースの上に落下する。
商品がベース上に落下した場合、プッシャは商品の後側壁の近傍に位置し、次の払い出しに備えられる。
この構成によれば、トラバースカムシャフト、被動体、移動体及び2つのレバという簡単な構成によりプッシャを往復動させると共に待機位置と押動位置とに移動させることができるので、安価に構成することができる。
第4の好ましい実施態様において、レバは移動経路に配置された強制移動手段によって、待機位置から押動位置へ強制的に移動される。
これにより、プッシャが送り出し工程にあるにも拘わらず待機位置を継続することを防止し、押動位置に強制的に移動させられる。
以上より、最下の商品とその上の商品同士が擦れ合うことに拠る疵つき及び送り出し姿勢のバラツキを防止できる利点がある。
さらに、強制移動手段を固定した邪魔片にすることにより簡単な構成にすることができるので、安価に構成できる利点がある。
第5の好ましい実施態様において、前記駆動レバに一体に形成された被動ピンが前記被動体に形成された溝カムに移動可能に挿入され、かつ、前記駆動レバに一体に形成された駆動ピンが前記レバに形成された溝カムに移動自在に挿入されることによりリンク結合されている。
これにより、簡単な構造によりプッシャを往復移動させると共に待機位置と押動位置とに移動できるので、装置が小型化出来ると共に安価に構成できる利点がある。
第6の好ましい実施態様において、トラバースカムは同一軸線上に配置された一対のトラバースカムシャフトであり、プッシャは各トラバースカムシャフト毎に相対して設けられている。
換言すれば、プッシャは背中合わせに配置され、共通の駆動装置に駆動連結されている。
各トラバースカムシャフトは共通の駆動装置によって駆動され、プッシャは当該トラバースカムシャフトの回転によって往復移動される。
よって、二つの商品払い出し装置を一つの駆動装置で選択駆動できるので、装置を小型化できると共に安価に構成できる利点がある。
第7の好ましい実施態様において、一方のトラバースカムは駆動装置の正回転によりプッシャを移動させる。
このとき、他方のトラバースカムはワンウエイクラッチにより駆動装置からの駆動力が伝達されず、静止状態を保つ。
これにより、一方のプッシャによってのみ商品の払い出しをすることができる。
駆動装置が逆転した場合、他方のトラバースカムシャフトがワンウエイクラッチを介して回転され、一方のトラバースカムシャフトはワンウエイクラッチにより駆動連結を遮断され、回転されない。
換言すれば、駆動装置が逆転した場合、他方のプッシャがトラバースカムシャフトの回転によって往復動され、商品を払い出し、一方のトラバースカムはワンウエイクラッチより回転されず、商品を払い出さない。
以上より、一つの駆動装置によって二つの商品のうち選択した一つの商品を払い出すことができるので、小型かつ安価である利点を有する。
ベース上に積み上げた商品の最下の商品の側面を往復動するプッシャによって押動して送り出すようにした自動販売機の商品払出装置において、前記プッシャはローラよりなり、前記ベースに並列に配置されたガイドレールに案内されて直線的に往復動可能な移動体に回動可能に支持されたレバに設けられ、前記レバは前記ガイドレールに対し並列に配置されたトラバースカム装置によって商品出口への移動工程において押動位置に保持され、最下から2番目の商品を最下の商品に対し浮かせ、前記商品出口から遠ざかる移動工程において前記押動位置よりも前記ベースに近い待機位置に保持されることを特徴とする自動販売機の商品払出装置である。
図1は、実施例1の自動販売機の商品払出装置の側面図である。
図2は、実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の斜視図である。
図3は、実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の分解斜視図である。
図4は、実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の側面図である。
図5は、図4におけるA―A線断面図である。
図6(A)は、実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャが最後退位置にある状態の一部平面図、(B)は図6(A)におけるB−B線断面図である。
図7は、実施例1の自動販売機の商品払出装置のリンク手段の拡大説明図である。
図8は、図1におけるC−C線断面図である。
図9は、実施例1の自動販売機の商品払出装置の制御ブロック図である。
図10は、作用説明用のフローチャートである。
図11〜17は、実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明図である。
図1に示すように、実施例の自動販売機の商品払出装置100は、箱状の商品G、例えば「たばこ箱」を払い出す機能を有し、商品押出装置102及び商品保留装置104を含んでいる。
商品押出装置102は、箱状商品の後壁を押動するプッシャ106及びプッシャ106の移動装置108を含んでいる(主に図2、3参照)。
まず、移動装置108を説明する。
移動装置108は、プッシャ106を往復移動する機能を有する。
よって移動装置108は、プッシャ106の往復移動手段109である。
本実施例において、移動装置108はプッシャ106を支持する移動体110、リンク手段112(図7参照)、移動体110を往復動させるためのトラバースカム装置114、及び、トラバースカム装置114を駆動する駆動装置116(図1参照)を含んでいる。
次に、移動体110を説明する。
移動体110は、プッシャ106を直線的に往復動可能、かつ、待機位置SPと押動位置MPに移動可能に支持する。
移動体110は箱形であって、ガイド装置118によって水平方向に往復動可能に支持されている。
具体的には、移動体110の側壁122を貫通する第1軸124及び第2軸126の両端にローラ128L、128R及び130L、130Rが回転自在に取り付けられ、それぞれガイド装置118を構成する水平な左ガイド溝131L、右ガイド溝131R内を移動可能に挿入されている。
左右のガイド溝131L、131Rは本体131にほぼ水平に形成された横長溝であり、上ガイドレール132A及び下ガイドレール132U及びそれらを連結する側ガイドレール132Sにより開放部が対面するよう横向き凹状に構成されている。
次にプッシャ106を説明する。
プッシャ106は、商品Gの後側壁を押動する機能を有する。
プッシャ106は、移動体110に略水平に支持された第3軸134に回動自在に軸受けされたレバ136に一体的に取り付けられている。
図3、4に示すようにレバ136は中間が僅かに折れ曲がり、先端が二股に分岐した軸受138L、138Rが形成されている。
各軸受138L、138Rには第4軸142L及び第5軸142Rが支持され、それら左右端にはプッシャ106としてのローラ144L、144R、146L、146Rが回転自在に支持されている。
次にトラバースカム装置114を説明する。
トラバースカム装置114は、一方向の回転により移動体110を直線的に往復移動させる機能を有する。
トラバースカム装置114は、トラバースカムシャフト152、被動体154及び回転防止手段158を含んでいる。
トラバースカムシャフト152は、フレーム160にほぼ水平に、かつ、軸線回りに回転自在に支持され、周面に周知の螺旋形の溝カム162が所定の範囲に形成されている。
溝カム162は、後端側から前端側(図6において右向き)、換言すれば商品出口向かってカムフォロワ164を移動させる前進用溝カム162F、及び、逆向きの方向に移動させる後退用溝カム162R、及び、それら前進用溝カム162Fと後退用溝カム162Rを端部において連結する変向溝カム162EF、162ERを含んでいる。
変向溝カム162EFは、前進用溝カム162Fから後退用溝カム162Rにカムフォロワ164を案内する機能を有し、変向溝カム162ERは、後退用溝カム162Rから前進用溝カム162Fへカムフォロワ164を案内する機能を有する。
カムシャフト152は、樹脂成形することが好ましい。
三次元の溝カム162を精度良く、大量生産できるからである。
次に被動体154を図5を参照して説明する。
被動体154は、トラバースカムシャフト152の回転によって、カムシャフト152に沿って直線的に往復動される機能を有する。
被動体154は、円形状の貫通孔165が形成され、当該貫通孔165にカムシャフト152が貫通され、上端部には保持孔166が垂立状態に形成されている。
保持孔166には、下端部に小径部168、中間に大径部170及び上端部に大径部170よりも大径なストッパ172を有する連結体174の大径部170が回動自在に密に挿入される。
連結体174は、ストッパ172の下面が被動体154の上面178にあてがわれた状態で、被動体154の上面に形成された保持部179である向かい合わせの保持溝180L、180Rに端部を挿入した保持板182によって抜け止めされ、被動体154に一体化されている。
連結体174の小径部168は、溝カム162にスライド可能に挿入されているカムフォロワ164である弧状のスライダ184の頂部に形成された上下方向に延びる円形の連結孔186に回動自在に挿入されている。
スライダ184は、カムシャフト152の回転によって前進用溝カム162F及び後退用溝カム162Rによってカムシャフト152に沿って直線的に往復動される。
換言すれば、スライダ184は商品出口294に対し直線的に接近及び離隔する。
被動体154は、連結体174を介してカムシャフト152に案内されつつ直線的に往復動される。
次に駆動装置116を図1を参照して説明する。
駆動装置116は、カムシャフト152を所定の方向へ回転させる機能を有する。
駆動装置116は、電気モータ188、減速機192、及び、伝達機構194を含んでいる。
電気モータ188は直流モータであって、正逆転可能であり、出力軸が下向きになるよう倒立状態に自動販売機の筐体190に取り付けられている。
減速機192は電気モータ188によって所定の減速比で回転され、その出力軸196が所定の速度で回転され、筐体190に取り付けられている。
伝達機構194は出力軸196の回転をカムシャフト152に伝動する機能を有し、本実施例では出力軸196の先端に固定した第1ベベルギヤ198、カムシャフト152の端部に取付けた第2ベベルギヤ202及び第2ベベルギヤ202とカムシャフト152の間に介在させたワンウエイクラッチ204とにより構成されている。
電気モータ188が正転方向に回転された場合、減速機192、出力軸196、第1ベベルギヤ198、第2ベベルギヤ202及びワンウエイクラッチ204を介してカムシャフト152が所定の正転方向に回転される。
電気モータ188が逆方向に回転された場合、ワンウエイクラッチ204によって伝達されず、カムシャフト152は回転されない。
次にガイド装置118を図3及び図5を参照して説明する。
ガイド装置118は、移動体110をカムシャフト152に沿って移動するよう案内する機能を有する。
ガイド装置118は、左ガイド溝131Lと右ガイド溝131Rであり、ローラ128R、130Rは右ガイド溝131Rに挿入され、ローラ128L、130Lは左ガイド溝131Lに挿入されている。
これにより、ローラ128R、130R、128L、130Lはそれぞれ上ガイドレール132A及び下ガイドレール132Uによって上下動を規制され、かつ、側ガイドレール132Sによって左右動を規制されるので、移動体110はほぼ水平方向に直線往復動可能である。
次にリンク手段112が図7を参照して説明される。
リンク手段112は、被動体154の往復動を移動体110に伝動する機能を有する。
リンク手段112は、レバ136に形成された第1溝カム206、第2レバ208、被動体154に形成された第2溝カム212及び駆動レバたる第2レバ208の一端部に取り付けられた駆動ピンたる第1ピン214、及び他端部に取り付けられた駆動ピンたる第2ピン216を含んでいる。
第2レバ208は、移動体110に第3軸134に平行に移動体110に取り付けられた第4軸218に回転自在に中間を取り付けられている。
第4軸218は、第3軸134に対し商品Gの送り出し方向の後側に配置されている。
第2レバ208は、大凡T字形であって、中間を第4軸218に揺動自在に支持されている。
第1ピン214は、レバ136の側面に形成された第1溝カム206に挿入され、第2ピン216は被動体154に形成されたほぼ垂立し、上端部が開口された第2溝カム212に挿入されている。
これにより、被動体154が移動体110に対し相対移動した場合、第2溝カム212及び第2ピン216を介して第2レバ208が回動され、第1ピン214及び第1溝カム206を介してレバ136が移動体110に対し回動される。
本実施例において、図7の状態から被動体154が戻り方向である左方へ移動体110に対し相対移動した場合、第2ピン216も同方向へ移動されるので、第2レバ208は時計方向へ回動される。
これより、第1ピン214は第1溝カム206を介してレバ136を反時計方向へ第3軸134を支点に回動させられ、レバ136の背面の突起220L、220Rが移動体110の上面221に係止されて停止する。
この停止位置がプッシャ106の待機位置SPである。
プッシャ106が待機位置SPに位置する状態から被動体154が移動体110に対し送り出し方向である右方へ相対移動した場合、第2溝カム212によって第2ピン216が押され、第2レバ208は反時計方向へ回動される。
これにより、第1ピン214は第1溝カム206を介してレバ136を時計方向へ回動させ、プッシャ106は押動位置MPに移動される(図7に示す位置)。
次に回転防止手段158を図5を参照して説明する。
回転防止手段158は、被動体154をカムシャフト152に対し所定の姿勢を保つように保持する機能を有する。
回転防止手段158は、被動体154に取り付けられた第1姿勢保持体222L及び第2姿勢保持体222Rである。
第1姿勢保持体222L及び第2姿勢保持体222Rは、フレーム160を構成するベース223に接触し、カムシャフト152からスライダ184を介して受ける回転モーメントによって被動体154が連れ回りされないようにしている。
本実施例において、第1姿勢保持体222L及び第2姿勢保持体222Rは、被動体154に水平に取り付けられた第5軸224及び第6軸225の両端にそれぞれ回転自在に取り付けられたローラ226R、226L及び、228R、228Lにより構成されている。
ローラ226R、226L及び、228R、228Lは、ベース223上を転動する。
よって、カムシャフト152が所定方向に回転され、スライダ184を介して被動体154が回転力を受けた場合、ローラ226R、226L及び、228R、228Lがベース223によって移動を阻止されるので、被動体154のカムシャフト152回りの回転が防止される。
次に待機位置保持手段232を図7及び図11を参照して説明する。
待機位置保持手段232は、プッシャ106を待機位置SP、詳細には、プッシャ106の戻り移動時にプッシャ106を待機位置SPに保持する機能を有する。
本実施例において、待機位置保持手段232はレバ138L、138Rから後方に突出した突起220L、220R及び移動体110の上面221である。
図11(B)に示すように、レバ136が反時計方向へ回動された場合、突起220L、220Rは移動体110の上面221に当接し、それ以上回動できない。
プッシャ106が待機位置SPに位置する場合、後述のように商品Gはプッシャ106の上端によって押し上げられている。
次に押動位置保持手段238を図7を参照して説明する。
押動位置保持手段238は、プッシャ106を商品保留装置104に近い押動位置MPに保持する機能を有する。
本実施例において、押動位置保持手段238はレバ136の下部背面242と被動体154のストッパ243とで構成される。
レバ136が時計方向に回動された場合、レバ136の下部背面242はストッパ243に当接しそれ以上回動できない。
この位置が押動位置MPである。
プッシャ106が押動位置MPに位置する場合、プッシャ106の上端は最下の商品Gの上端よりも僅かに上方に突出し、後述のように最下から2番目の商品G2を押し上げる。
これにより、最下の商品Gとその上に位置する商品G2との接触圧力が減少するため、商品Gの疵付きを可及的に防止できる。
次にプッシャ106の強制移動手段244を図3及び図4を参照して説明する。
強制移動手段244は、プッシャ106が押動工程において待機位置SPを継続する場合、強制的に押動位置MPに移動させる機能を有する。
詳細には、強制移動手段244はプッシャ106の押動工程における移動を利用してプッシャ106を押動位置MPに移動させる。
強制移動手段244は、レバ136の下端部の移動経路246に固定的に配置した邪魔体248である。
本実施例において邪魔体248は、トラバースカム装置114の左右に配置した右邪魔体248R及び左邪魔体248Lによって構成されているが、一方の邪魔体のみであってもよい。
右邪魔体248Rと左邪魔体248Lは同一構成であるので、右邪魔体248Rを代表して説明し、左邪魔体248Lは右邪魔体の符号RをLに変更して付すことにより説明を省略する。
右邪魔体248Rは、本体131の側壁252Rから内向きに水平に突出する固定軸254Rに回動自在に支持した邪魔レバ256R、固定軸254Rに巻き付け、かつ、一端をベース223の孔(図示せず)に、他端を邪魔レバ256Rに引っ掛けたトーションスプリング258Rによって、図4において時計方向へ回転力を受けている。
邪魔レバ256Rから側方外側へ突出するピン262Rは、側壁252Rに形成された長孔(246Lのみ表示)に挿入され、トーションスプリング258Rの回転力により長孔246Lの一端面たるストッパ266に係止され、邪魔位置OPに保持される。
ピン262Lが邪魔位置OPに保持される場合、先端の係止ピン264Rがプッシャ106の待機位置SPに位置する場合におけるレバ136のほぼ垂立する下端面280Rと当接する位置に保持される。
この構成により、プッシャ106が待機位置SPに位置する状態で商品Gの送り出し方向へ移動した場合、レバ136の端面280が邪魔位置OPに位置する係止ピン264R、264Lに当接する(図4、7参照)。
係止ピン264R、264Lは実質的に固定であるので、移動体110の移動に伴ってレバ136は第3軸134を中心に時計方向へ回動され、押動位置MPへ移動される。
レバ136が押動位置MPへ回動された場合、第2溝カム206によって第1ピン214が図7において反時計方向へ回動されるので、第2レバ208も同方向へ回動され、下端背面242が相対的に右方に移動する被動体154のストッパ243に係止され、回動を阻止される。
レバ136の回動により下端面280は、下向きに傾斜し、移動体110の押動方向への移動によって係止ピン264R、264Lを下向きに押し付ける分力を発生させる。
これにより、係止ピン264R、264Lは下方へ押し下げられるので邪魔レバ256R、256Lは図4において下方へ回動され、下端面280R、280Lの移動経路246から外れる。
よって、移動体110は更に押動方向へ移動でき、溝カム162の前進用溝カム162Fによる押動位置まで移動される。
次に商品保留装置104を図1及び図8を参照して説明する。
商品保留装置104は、箱状の商品Gを積み重ねて保留する機能を有する。
商品保留装置104は、断面チャンネル型に形成されて縦方向に延びる保留室270を有する保留部本体272、保留室270の一側面に位置し、商品Gを出し入れする縦長の補給口274を開閉する蓋276及び商品Gが載置されるベース278より構成される。
蓋276は、断面チャンネル型に形成され、両端のサイド壁280を保留部本体272の補給口274を覆うように被せ、上端のU溝282を外向きに突出する保持ピン284に嵌めあわすことによりピボット運動可能に取り付け、下端部を係止手段(図示せず)により保留部本体272に係止することにより保留部本体272に取り付けられる。
ベース278は、保留部本体272の左右側壁286R、286Lの下端側壁に位置調整可能に固定手段288により固定したアングル体の左ベース板290Rと右ベース板290Lとにより構成される。
これにより、左ベース板290Rと右ベース板290Lと蓋276の下端292との間の商品出口294の高さが変更可能である。
商品Gの左右端部が左ベース板290R及び右ベース板290Lとの上に載置され、保留室270において積み上げられて保留される。
左ベース板290R及び右ベース板290Lの左右側壁286R、286Lに対する取り付け位置を変更することにより、商品出口294の高さは商品Gの高さを超え、かつ、二倍以下の間隔に調整される。
左ベース板290Rと右ベース板290Lとの間にプッシャ106の移動開口292が形成される。
換言すれば、プッシャ106は、移動開口292を往復移動できる。
商品保留装置104はフレーム160の所定位置に着脱可能であり、フレーム160に取り付けた際、スクリュウ(図示せず)により固定される。
次に払出センサ装置296が図6を参照して説明される。
払出センサ装置296は、一つの商品Gが商品出口294から払い出されたことを検知する機能を有する。
払出センサ装置296は、商品出口294の左右に配置した投光器296Pと受光器296Rにより構成される。
払出センサ装置296は、商品Gが商品出口294を通過した場合、払出信号DSを出力する。
次に商品のエンプティセンサ298を説明する。
エンプティセンサ298は、投光器298Pと受光器298Rとよりなる。
エンプティセンサ298は、最下の商品Gによって光軸が遮断されるように配置され、受光器298Rが投光器298Pからの投光を受光した場合、エンプティ信号ESを出力する。
次にイニシャルポジションセンサ装置300が図4を参照して説明される。
イニシャルポジションセンサ装置300は、プッシャ106の位置、具体的には被動体154の最後退位置IP(図11B参照)を検知してイニシャルポジション信号ISを出力する機能を有する。
イニシャルポジションセンサ装置300は、被動体154から側方に突出する被検知片300Pとフレーム160に固定された透過型の光電センサ300Sにより構成される。
光電センサ300Sは、トラバースカム装置114により移動された被動体154の最後退位置に配置され、被検知片300Pによって透過光が遮断された場合、光電センサ300Sはイニシャルポジション信号ISを出力する。
次に制御装置302が図9を参照して説明される。
制御装置302はマイクロコンピュータ304により構成され、払出センサ296の払出信号DS、エンプティセンサ298からのエンプティ信号ES及び自動販売機の払出指示信号PSを受ける。
マイクロコンピュータ304は記憶装置306に記憶されたプログラムに基づいて所定の処理をし、電気モータ188を正転、逆転及び停止する。
本実施例においては、図1に示すように送り出し装置100と同一の第2送り出し装置100-2が背中合わせに対称に配置されている。
換言すれば、両装置のトラバースカムシャフト152は同一軸線上に配置されている。
唯一異なる構成は、第2送り出し装置100-2のワンウエイクラッチ204-2の伝達回転方向が逆方向で在ることである。
換言すれば、電気モータ188の逆回転によってのみ、第2送り出し装置100-2のトラバースカムシャフト152は回転される。
これにより、電気モータ188の正転により第1送り出し装置100から商品Gを送り出すことができ、逆転により第2送り出し装置100-2から商品Gを送り出すことができる。
次に図10のフローチャートも参照して本実施例の作用を説明する。
まず自動販売機の稼働に先立ち、商品Gを商品保留装置104に積み上げる。
詳述すれば、蓋276を上方に押し上げ、下端部のフックを外した後、U溝282を保持ピン284に係止したまま保持ピン284を支点に回動させてほぼ水平にした後、蓋276の上端の一部を天板下に押し込めることにより天板に係止させ、蓋276をほぼ水平状態に保持する。
次いで箱状商品Gを補給口274から挿入してベース278上に積み上げる。
このとき、プッシャ106は最後退位置IP及び待機位置SPに保持される。
商品Gを積み上げた後、蓋276を前記と逆手順で保留部本体272に係止する。
これにより、送り出し装置100及び第2送り出し装置100-2はスタンバイ状態になる。
次に商品Gの払出動作を説明する。
なお、送り出し装置100を便宜上、第1送り出し装置100と称する。
まず第1送り出し装置100から商品Gを払い出すケースを説明する。
プッシャ106は待機状態において、商品出口294から最も離れた位置IPにおいて待機位置SPに位置する(図11参照)。
ステップS1において、商品Gのエンプティ信号ESが出力されているか判別し、存在しない場合ステップS2へ進み、存在する場合ステップS11へ進む。
ステップS11において、商品の補給信号を自動販売機の制御装置へ出力して処理を終了する。
ステップS2において自動販売機の制御装置からの払出信号PSが出力されたことを判別した場合、ステップS3に進み、判別しない場合、ステップS1へ戻る。
ステップS3において、第1送り出し装置100であるか第2送り出し装置100-2に対する払出指令である判別される。
今回は第1送り出し装置100からの払出であるので、ステップS4へ進む。
ステップS4において、電気モータ188が正回転される。
これにより、ワンウエイクラッチ204を介してカムシャフト152が回転され(図2、3において矢印方向)、溝カム162も同方向に回転する。
スライダ184は、溝カム162の時計方向への回転により前進用溝カム162Fに案内されて商品出口294側へ向かって進行する。
スライダ184の連結孔186に小径部168が挿入されている連結体174は、スライダ184によって同方向へ移動されるので、保持孔166に大径部170が嵌め込まれている被動体154を同方向へ移動させる。
被動体154は、第1カムシャフト152に案内され、かつ、ローラ226R、228Rがベース223に案内されて回転を阻止されるので、第1カムシャフト152に沿って商品出口294に向かって移動する。
被動体154の商品出口294へ近づく移動によって、第2溝カム212によって第2ピン216が同方向に押される。
第2ピン216が押されることにより第2レバ208は図11において反時計方向へ回動され、これに連動して第1ピン214は第1溝カム206を押してレバ136を時計方向へ回動させる。
結果として、プッシャ106は図11の待機位置SPから図12に示す押動位置MPへ移動する。
引き続くカムシャフト152の回転により被動体154は更に商品出口294側へ移動され、ストッパ243がレバ136の下部背面242に係合し、爾後、ストッパ243により下部背面242を押して商品出口294へ向かって押動する。
この押動は、前進用溝カム162Fと後退用溝カム162Rとの連結部である変向部溝カム162EFまで行われる(図16参照)。
このとき、プッシャ106の上端は、最下の商品Gよりも僅かに上に位置するので、二番目に位置する商品G2はプッシャ106により押し上げられる。
プッシャ106はローラ144L、144R、146L、146Rであるので、二番目の商品Gとは転がり接触し、当該商品Gの下面に擦り疵を付けることはない。
被動体154の商品出口294へ向かう移動によってプッシャ106が押動位置MPに移動しない場合、プッシャ106は待機位置SPを維持した状態で強制移動手段244に達する(図13参照)。
移動経路246を移動するレバ136の下端面280L、280Rは、邪魔位置OPに位置する係止ピン264L、264Rに当接する。
この当接によって、係止ピン264L、264Rは実質固定状態であるため、移動体110の移動にともなってレバ136は第3軸134回りに時計方向へ回動され、その下端背面242がストッパ243に当接し、押動位置MPに強制的に移動させられる(図14参照)。
この後プッシャ106は、押動位置MPを維持しつつ商品Gを商品出口294に向かって押動する。
下端背面242がストッパ243に係止された後、係止ピン264L、264Rは下端面280L、280Rによってスプリング258L、258Rの弾発力に抗して押し下げられレバ136の移動を阻止しないので、レバ136は引き続き商品出口294に向かって移動される。
これにより、二番目の商品G2が最下の商品Gの上面から僅かに浮かせられるので、最下の商品Gと二番目の商品G2とは面接触せず、最下の商品Gは摩擦力が小さく、より小さな力で押し出すことができる。
最下の商品Gがベース223上から落下する場合、前述のように二番目の商品G2は僅かにプッシャ106によって押し上げられているので、最下の商品Gは何ら押さえつけられず、自由落下する(図16参照)。
換言すれば、最下の商品Gは二番目の商品G2によって端部を押し下げられていないので、跳ね上げられて複雑な動きをすることなく自然落下できる。
商品Gの送り出しにより、払出センサ296は投光器296Pからの光を遮断された後、再び受光するので、この再受光により払出信号DSを出力する。
ステップS5において払出信号DSの存在を判別した場合、ステップS6に進む。
ステップS6においてイニシャルポジション信号ISがあるか判別し、判別しない場合ループし、判別した場合ステップS7へ進む。
換言すれば、イニシャルポジション信号ISを判別するまで電気モータ188は回転を継続する。
カムシャフト152の回転により、スライダ184が溝カム162の商品出口294側の変向部溝カム162EFに達した場合、スライダ184は逆向きの後退用溝カム162Rに案内されるので、被動体154は商品出口294から離れる方向に移動される。
被動体154の後退運動過程において、被動体154はスライダ184の後退動によって商品出口294から離れる方向に移動する。
これにより、後退用溝カム162Rによって第2ピン216が図17に示すように左方へ移動されるので、第2レバ208が時計方向へ回動される。
第1ピン214の時計方向への回動によって第1溝カム206を介してレバ136が反時計方向へ回動され、突部234が移動体110の上面221に係止され、プッシャ106は待機位置SPに位置する(図17参照)。
新たに最下になった商品Gは、プッシャ106の上に載置されている。
継続する被動体154の商品出口294から離れる方向の移動により、移動体110は第2ピン216を介して被動体154に引きずられて移動する。
このとき、最下の商品G2の下面はプッシャ106を構成するローラ144L、144R、146L、146Rと転がり接触するので、プッシャ106によって疵付けられることはない。
この移動によって、スライダ184が最も後退した変向部溝カム162ERに位置した場合、被検知片300Pが光電センサ300Sの光軸を遮断するので、イニシャルポジション信号ISを出力する。
ステップS6においてイニシャルポジション信号ISを判別した場合、ステップS7に進む。
ステップS7において、電気モータ188は停止され、処理を終了する。
ステップS5において払出信号DSがない場合、ステップS8へ進む。
ステップS8において電気モータ188の起動から所定時間経過したか判別し、所定時間経過していない場合、ステップS4へ戻る。
ステップS8において、所定時間経過した場合、商品Gがジャムしたか、又は、第1送り出し装置100の異常であると判断し、ステップS9に進む。
ステップS9において、電気モータ188を停止すると共に異常信号を自動販売機の制御装置へ出力し、処理を終了する。
自動販売機の制御装置は、異常信号に基づいて表示部にエラー表示等の異常処理をする。
ステップS3において第2送り出し装置100-2に対する払出指令を判別した場合、ステップS10に進む。
ステップS10において、電気モータ188が逆転された後、ステップS5へ進む。
これにより、第2ワンウエイクラッチ204-2を介して第2カムシャフト152-2が回転され、第1送り出し装置100と同様に第2送り出し装置100-2から商品Gを送り出す。
このとき第1カムシャフト152は、第1ワンウエイクラッチ204によって回転が遮断され、回転されない。
ステップS5以降は、前述と同様に動作する。
図18は、本発明の実施例2の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の概略側面図である。
本実施例2は、プッシャを複数設け、2番目の商品を所定の位置からは最下の商品から完全に隔離した状態で押し出すことができるようにし、以て、商品どうしが擦れ合うことに拠る疵付きをさらに防止出来るようにした例である。
実施例1と異なる構成を説明し、実施例1と同一機能部分には同一符号付して説明を省略する。
第2プッシャ106Bは、プッシャ106と同様に四つのローラにより構成され、かつ、移動体110に固定された第2第3軸134Bに回動自在に取り付けられたレバ136Bの先端に回転自在に取り付けられている。
実施例2において、第2プッシャ106Bは商品Gを押動しないが、説明の便宜上プッシャと称する。
第4軸142L及び第5軸142Rに相当する第2第4軸142LB及び第2第5軸142RB(図示せず)にリンク部材310が軸受けされている。
第3軸134、第2第3軸134B、レバ136、第2レバ136B、第4軸142L及び第5軸142R、第2第4軸142LB及び第2第5軸142RB、移動体110及びリンク部材310により平行4リンク機構312を構成する。
リンク部材310は、プッシャ106及び第2プッシャ106Bの上端よりも僅かに下側に設けられ、プッシャ106と第2プッシャ106Bとの間を板状体314で閉止している。
板状体314は実質的に板状であれば良く、例えば網状体であってもよい。
次に実施例2の作用を説明する。
払出指示信号PSが出力されると、実施例1と同様に被動体154がトラバースカムシャフト152の回転によって商品出口294へ向かって移動される。
これにより、プッシャ106は待機位置SPから押動位置MPへ移動され、2番目の商品G2を下方から僅かに押し上げる。
この状態において、2番目の商品G2の商品出口294側の下端は最下の商品Gの上面に支えられる。
しかし、商品G2に加わっている荷重の一部はプッシャ106に支えられているので、最下商品Gに加わる荷重は総合的には減少する。
プッシャ106の商品出口294へ向かう移動により、プッシャ106によって支える2番目の商品G2の支え点が順次商品出口294側へ移動するので、商品G2の下端から最下商品Gの上面に加わる荷重は順次減少する。
そして、プッシャ106による商品G2の支え点が商品G2の重心を通過すると、商品G2は自己モーメントにより回動し、後端が板状体314上に支えられる。
これにより、2番目の商品G2は最下商品Gの上面から完全に隔離する。
換言すれば、最下商品Gは2番目の商品G2から荷重を受けることなく押動される。
2番目の商品G2は、更なるプッシャ106、106Bの移動によって第2プッシャ106Bによって支えられる。
その後、プッシャ106が押出位置PPへ移動し、最下商品Gは商品出口294から落下する。
以上より、最下商品Gは商品出口294において跳ね上げられることがなく自重で自然落下できる。
また、最下商品Gはプッシャ106、板状体314及び第2プッシャ106Bによって支えられることから、最下商品Gと2番目の商品G2との摩擦接触力を減少させ、更には隔離するので最終的はゼロにすることが出来る。
よって、商品同士のこすれによる疵つきを防止できる利点がある。
なお、本実施例2において、プッシャ106と第2プッシャ106Bとの間隔を狭くすることにより、板状体314を設けず、平行リンク機構312を構成することができる。
本発明において、商品保留装置104を横倒しに設置することができる。
この場合、商品Gをベース278に向かって付勢する付勢手段が必要である。
本発明において、送り出し装置100のみで自動販売機を構成することもできる。
この場合、ワンウエイクラッチ204は設ける必要がない。
電気モータ188のオン・オフのみでトラバースカムシャフトの回転を制御できるからである。
さらに、本発明において第1送り出し装置100及び第2送り出し装置100-2の組を複数設置し、更に多種類の商品を払い出す自動販売機を構成できる。
プッシャ106は、実施例1のように四つのローラにより構成する必要はなく、1以上であればよい。
図1は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の側面図である。 図2は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の斜視図である。 図3は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の分解斜視図である。 図4は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の側面図である。 図5は、図4におけるA―A線断面図である。 図6(A)は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置のプッシャが最後退位置にある状態の一部平面図、(B)は図6におけるB−B線断面図である。 図7は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置のリンク手段の拡大説明図である。 図8は、図1におけるC−C線断面図である。 図9は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の制御ブロック図である。 図10は、本発明の実施例1の作用説明用のフローチャートである。 図11(A)は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明用の平面図、(B)は(A)におけるD−D線断面図(プッシャが最後退位置に存する)である。 図12は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明用の側面図(プッシャが押動位置に存する)である。 図13は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明用の側面図(強制移動体作用時)である。 図14は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明用の側面図(商品の押し動途中)である。 図15は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明用の側面図(商品の押動終了時)である。 図16は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明用の側面図(押出時)である。 図17は、本発明の実施例1の自動販売機の商品払出装置の作用説明用の側面図(プッシャの戻り開始時)である。 図18は、本発明の実施例2の自動販売機の商品払出装置のプッシャの移動装置の概略側面図である。
G、G2 商品
MP 押動位置
SP 待機位置
106 プッシャ
109 往復移動手段
110 移動体
112 リンク手段
114 トラバースカム装置
116 駆動装置
131A、131U ガイドレール
136 レバ
144L、144R、146L、146R ローラ
152 トラバースカムシャフト
204、204-2 ワンウエイクラッチ
206、212 溝カム
208 駆動レバ
216 被動ピン
214 駆動ピン
244 強制移動手段
278 ベース
294 商品出口

Claims (1)

  1. ベース(278)上に積み上げた商品(G)の最下の商品の側面を往復動するプッシャ(106)によって押動して送り出すようにした自動販売機の商品払出装置において、
    前記プッシャはローラ(144L、144R、146L、146R)よりなり、往復移動手段(109)によって直線的に往復移動される移動体(110)に回動可能に支持されたレバ(136)に設けられ、
    前記レバは商品出口(294)へ向かう移動工程において押動位置(MP)に保持され、最下から2番目の商品を最下の商品に対し浮かせ、前記商品出口から遠ざかる移動工程において前記押動位置よりも前記ベースに近い待機位置(SP)に保持されることを特徴とする自動販売機の商品払出装置。
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