JP4487895B2 - 商品搬出装置 - Google Patents

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本発明は、商品を積み重ねて載置する載置台と、その上方に突出して前後方向に往復移動するプッシャを備え、このプッシャを積み重ねた商品の最下位商品に押し当てながら一方へ移動させることにより、その最下位商品の搬出を行う商品搬出装置に関し、特に自動販売機等の機内に設けられてタバコ等の商品を販売する商品搬出装置に関する。
従来のこの種の商品搬出装置としては、本出願人が出願し公開された特開2004−62543号公報に示されるようなものが知られている。この商品搬出装置は、商品を積み重ねて収納する商品コラムの下端部に設けられ、商品を載置する載置台と、載置台上に積み重ねて収納された商品の最下位商品を押して搬出するプッシャと、載置台の前方に設けられ載置台上に載置された最下位商品を略水平姿勢に支持するとともに、その最下位商品を搬出するときはそれを載置台の下方に向けて案内するために、商品支持位置と商品搬出位置との間を揺動するフロントアーム(商品支持部材)と、プッシャが最下位商品を搬出する前の待機位置にあるときは、フロントアームを商品支持位置に保持し、プッシャが最下位商品を押して搬出するときにはフロントアームを商品搬出位置に保持するように、プッシャの移動に連動してフロントアームを揺動させる連動機構を備えて構成されている。
図18は、この従来の商品搬出装置100の連動機構を説明する側面断面図であって、(a)はプッシャ102が待機位置にあってフロントアーム103が商品支持位置にある状態を示し、(b)はプッシャ102が搬出動作を開始してフロントアーム103が商品搬出位置に回動した状態を示す図である。図に示すように、この商品搬出装置100は、ピン103aで載置台101にその一端を回動自在に軸支されたフロントアーム103と、プッシャ102と連動して載置台101内を前後(図の左右)に移動し、フロントアーム103を揺動するスライダ(商品支持駆動部材)105とを備えている。そして、フロンアーム103は、ピン103aを介してその反対方向に延出する一体構造の制御アーム103bを備えている。また、スライダ105にはトラック状の横長溝105aが形成されて、その横長溝105aに載置台101の側壁から突出した同様に横長の突起部101aが嵌ることにより、スライダ105は、横長溝105aおよび突起部101aの横方向寸法差により規定される長さだけ前後方向に移動可能になっている。また、スライダ105には、前後方向の異なる位置に弾性変形可能な第一アーム突起105b、第二アーム突起105cが設けられている。
図19は、このスライダ105とプッシャ102の相互の位置関係を示す平面図であって、(a)はプッシャ102が待機位置にある状態を示し、(b)はプッシャ102が搬出動作を開始して前方に移動した状態を示す図である。図に示すように、スライダ105に設けられた第一アーム突起105b、第二アーム突起105cは、その側方に突出して略く字状に設けられ、その突出部分がプッシャ102の移動領域に干渉するように形成されている。また、スライダ105の前端105dは第一アーム突起105b、第二アーム突起105cの反対側に略90度曲折して形成され、その曲折部は制御アーム103bに上方から当接してフロントアーム103の回動を規制する(図18の(a)参照)ように構成されている。また、スライダ105の後端105eは前端105dと逆方向に略90度曲折して設けられている。そして、プッシャ102が(a)に示すように待機位置にある場合に、プッシャ102のアーム部102aがスライダ105の後端105eに係合して、スライダ105を後退位置に保持している。
プッシャ102による最下位商品110の搬出動作が開始されると、図19の(b)に示すように、プッシャ102が前進してその突起部がスライダ105の第一アーム突起105bに当接するようになり、さらに前進するとスライダ105がプッシャ102に押されて前方に移動し、図18の(b)に示すように、スライダ105の前端105dが制御アーム103bの上方から外れて前方に移動するため、フロントアーム103は自重でその前端を下方に向けて回動し、商品を搬出する搬出位置に移動する。その後、スライダ105に形成した横長溝105aの一端が載置台101の側壁に設けられた突起部101aに突き当たりスライダ105が停止すると、プッシャ102はその第一アーム突起105bを側方に弾性変形(破線で図示)させながらそれを乗り越えて前進を続ける。そして、同様に第二アーム突起105cを乗り越えてその最前位置に移動し、最下位商品110を搬出する。
最下位商品110を搬出したプッシャ102が最前位置から後退を開始すると、プッシャ102はスライダ105の第二アーム突起105cに当たり、これを押してスライダ105を後退させる。スライダ105の後退に伴なって、その前端105dがフロントアーム103の制御アーム103bに当たりこれを後方に回動させるので、フロントアーム103はその先端を上方に向けて回動し、商品搬出位置から商品支持位置に復帰する。このようにしてフロントアーム103が商品支持位置に戻ると、その後、スライダ105に形成した横長溝105aの他端が載置台101に設けられた突起部101aに突き当たり、スライダ105はその位置で停止する。そして、スライダ105が停止すると、プッシャ102はスライダ105の第二アーム突起105c、第一アーム突起105bを順次変形させて乗り越えながらさらに後退を続け、最終的に待機位置に復帰する。
以上のようにフロントアーム103は、プッシャ102の往復移動に連動して上下に揺動される。
特開2004−62543号公報
ところで、このような商品搬出装置は、プッシャの往復移動に連動してフロントアームを上下に揺動させるために、弾性変形可能な第一、第二アーム突起を側方に突出して形成したスライダが用いられている。そして、このスライダが立体形状を成して装置内の空間を占有するように配置されるから、装置が小型化し難い欠点がある。また、このように弾性変形可能な突起は、その繰り返しの使用により疲労破損したり、塑性変形したりしないようにする必要があるから、それに使用する材料が強度に優れたグレードの高いものに限定され、コストの引き下げが難しい。また、このようなスライダを要する連動機構を、なるべく小型に、そして少ない力で突起が変形可能なようにデザインすると、その形状が複雑になって品質管理が難い問題も生じる。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、このような商品搬出装置の連動機構を、弾性変形可能な突起等を必要としないで簡易に構成し、その占有スペースを小さくして、小型で故障が少なく、コストの安い自動販売機等の商品搬出装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、商品を積み重ねて載置する載置台と、前記載置台上に突出してその前後方向に往復移動するプッシャとを備え、前記プッシャを前記載置台上の最下位商品に押し当て前方へ移動することにより、前記最下位商品の搬出を行う商品搬出装置において、前記載置台の前方に設けられ、前記載置台上の最下位商品の前部を支持する一方、前記最下位商品を搬出する場合には、前端を下方に向けて回動しその搬出に資する状態に姿勢を変化する商品支持部材と、前記載置台に対して移動可能に配置され、前記商品支持部材に作用して前記商品支持部材の回動を制御する商品支持駆動部材と、前記プッシャに連動し、前記商品支持駆動部材を押してこれを移動する押当て部とを有し、前記商品支持駆動部材は、前記押当て部に押される押圧部を備え、前記商品支持駆動部材は、その押圧部を前記押当て部に押されて移動するとき、前記押当て部の移動方向に対して傾斜した方向に移動し、前記押圧部が前記押当て部の移動領域から退避するものである。
これによれば、前記プッシャの移動に対して弾性変形可能な突起等を用いないで前記商品支持駆動部材を所定の位置に移動し、前記商品支持部材の回動を制御することができるから、前記商品支持駆動部材の形状を簡単にし、その使用材料を強度に優れたグレードの高いものでなく一般的なものとすることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記商品支持駆動部材は、前記プッシャがその最前位置又は後方の待機位置に移動するとき、前記押当て部に押し圧される位置保持部を備えるものである。
これによれば、前記商品支持駆動部材の押圧部が前記押当て部の移動領域から退避した後、さらに前記押当て部によって前記商品支持駆動部材を前記プッシャの最前位置又は待機位置に対応するそれぞれの所定位置に保持することができるから、これにより前記プッシャの最前位置又は待機位置に対応して前記商品支持部材をそれに対応する姿勢に確実に制御することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記商品支持駆動部材は、前記載置台の商品載置面に沿って平板状に形成され、その側部において前記押圧部、又は前記押圧部と前記位置保持部が側方に延びて形成されるものである。
これによれば、前記商品支持駆動部材の高さを小さくすることができるから、その商品搬出装置内の占有空間の高さを小さくすることができる。
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、プッシャの移動に対して弾性変形可能な突起等の複雑な構成を用いないことにより、商品支持駆動部材の形状を簡単にし、その使用材料を強度に優れたグレードの高いものでなく一般的なものとすることができるから、簡易な構成で故障が少なく、コストが安い商品搬出装置を提供することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、押当て部によって商品支持駆動部材をプッシャの最前位置又は待機位置に対応するそれぞれの所定位置に保持することにより、プッシャの最前位置又は待機位置に対応して商品支持部材をそれに対応する姿勢に確実に制御することができるから、簡易な構成で、信頼性の高い商品搬出装置を提供することができる。
また、請求項3に係る発明によれば、商品支持駆動部材の高さを小さくすることにより、その商品搬出装置内の占有空間の高さを小さくすることができるから、高さが小さい小型の商品搬出装置を提供することができる。したがって、これを用いた商品コラムを備える自動販売機等の商品の収納数を多くすることができる。
本発明に係る好適な実施例について図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を示す外観斜視図である。この商品搬出装置1は、タバコ等の箱型の商品を積み重ねて収容する商品コラムを備えた自動販売機に適用され、その商品コラムの下端部に配設され、その上面に積み重ねて収納されたタバコ等の箱型の商品を最下位の商品から順に搬出して販売するものである。
図に示すようにこの商品搬出装置1は、商品を上面(商品載置面)11aに積み重ねて載置する本体ケース部(載置台)10と、本体ケース部10の上面11aに積み重ねて載置される最下位商品の後部を押し圧して、商品を前方に搬出するプッシャ3と、本体ケース部10の上面11aに載置される商品の前部を支持するとともに、その商品がプッシャ3によって押し出されて前方に搬出される場合に下方に回動し、商品を安定して搬出させる搬出支持部材(商品支持部材)4と、本体ケース部10の前方に設けられその上面11aに載置される商品の前端と当接してその商品の前方への脱落を防止するとともに、その商品が搬出される場合はその搬出を妨げないように下方に回動退避する待機支持部材(商品支持部材)5と、本体ケース部10の上面11aに載置される商品の有無を検出するための売切検知レバー6等を備えている。また、本体ケース部10は、上ケース部11と下ケース部12から成り、それぞれ側面に爪部13a、13b、13cとこれに係合する爪溝部14a、14b、14cを備え、これらにより上下に嵌合された状態で固着される。
図2は本発明の実施の形態に係る商品搬出装置1の内部構造を示す内部構造斜視図である。図に示すように、その内部にはプッシャ3を前後に移動する駆動手段20と、プッシャ3の移動に連繋して待機支持部材5を上下に揺動する待機支持作動片(商品支持駆動部材)8と、同様にプッシャ3の移動に連繋して搬出支持部材4を揺動する搬出支持作動片(商品支持駆動部材)7と、売切れ検知レバー6および待機支持作動片8の動作に連繋して「入・切」動作する状態検知スイッチ15等が配設されている。
図3は、本体ケース10内に配備されプッシャ3を前後に移動する駆動手段20の構成を示す図で、(a)はその側面図、(b)は背面図、(c)は平面図である。図に示すように、この駆動手段20は、周面に一連の往復螺旋溝21aを形成した略円柱状の軸部材21と、軸部材21が挿通されその軸心に沿って直線的に前後方向に移動する移動部材22と、移動部材22の左右両側に円柱状に突設して設けられたプッシャ3の連結支軸23と、連結支軸23を介して移動部材22に回動自在に連結されたプッシャ3と、軸部材21を回転駆動する駆動モータ25と、駆動モータ25の回転を軸部材21に伝える歯車列24とを備えている。
ここで、軸部材21は、下ケース部12に配設された図示しない保持部材によって前後方向に延びて水平に下ケース部12に取り付けられ、その後端に歯車列24の歯車24bと噛合うドライブギア21bが一体に形成されている。移動部材22は、軸部材21がその軸心回りに回転するとき、その往復螺旋溝21aに係合し、その往復螺旋溝21aに沿って移動する従動片(図示なし)を備えた案内駒部27を内蔵している。また、移動部材22は、その下端面が下ケース部12の図示しない底部に当接して配設され、軸部材21の軸心回りに回転しないようにその回動が規制されている。すなわち、軸部材21がその軸心回りに回転するとき、移動部材22がその姿勢を保持しながら、軸部材21の軸心に沿って前後に移動する。
駆動モータ25は、その回転軸心が軸部材21の軸心と並行に設けられるとともに、それらが略同一水平面上に存するように下ケース部12に設けられた図示しない保持部により下ケース部12に取り付けられている。歯車列24を構成する歯車24a、24bは、それぞれ2段の平歯車から構成され、駆動モータ25と軸部材21のドライブギア21bの間にこれらと並列に設けられている。そして、駆動モータ25が通電されて回転駆動されると、その回転軸に設けられた駆動歯車26を介して、その回転が歯車列24に伝わり、さらに軸部材21のドライブギア21bを介して、軸部材21がその軸心回りに回転する。これにより、軸部材21が挿通され、その往復螺旋溝21aに沿って移動する従動片を備えた案内駒部27を内蔵する移動部材22が前後方向に往復移動する。そして、これにともなって、移動部材22に連結支軸23を介して係合するプッシャ3が前後に往復移動する。
プッシャ3は、上ケース部11の上面11aから上方に突出する商品の押圧部3aと、移動部材22の連結支軸23に係合する係合穴3eを備えて、この移動部材22を左右から挟むように押圧部3aの一方側に設けられた一対の連繋リブ片3b、3cと、押圧部3aの他方側に連繋リブ片3b、3cと並行に設けられた案内リブ片3dとを備えている。さらに、押圧部3aの両側に配設される連繋リブ片3b、案内リブ片3dにはその外側に突出し、その姿勢を規制する円柱状の案内突起3fが設けられている。また、プッシャ3は、移動部材22に対して連結支軸23の軸心を中心に回動自在に連結されている。
ところで図4に示すように、プッシャ3は、移動部材22が軸部材21に対して最前位置に移動するとき、その側方に設けられた連繋リブ片3b及び案内リブ片3dの前端面(図は連繋リブ片3bのみ図示)が、本体ケース部10の下ケース部11の内側面に内方に向かって凸状に設けられた回動制御リブ12aと当接することによって、円柱状の連繋支軸23の軸心を中心に回動し、その商品の押圧部3aが本体ケース部10の前方に突出するように傾動する。また、この状態から移動部材22が後方に戻るときは、これとともに移動するプッシャ3の両側の連繋リブ片3b及び案内リブ片3dに設けられた案内突起3fが、同様に本体ケース部10の内側面にあって、回動制御リブ12aの上方に凹状に設けられた案内溝10aの上縁11bに沿って案内され、プッシャ3の前傾状態が元の状態に戻されながら、プッシャ3が後退する。
図5乃至図7は、商品の前方への脱落を防止するとともに、その商品の搬出を妨げないように動作する待機支持部材5と、その動作に関わる関連各部の働きを説明する内部構成図である。
先ず、図5の(a)は、待機支持部材5が待機状態にある場合の商品搬出装置1を示す平面内部構成図、図5の(b)は、同様の側面内部構成図である。図に示すように、待機支持部材5は、本体ケース部10を成す下ケース部12にこれを回動自在に装着するために左右方向に延設された円柱状の支軸部5aと、支軸部5aから前方に逆く字状に延設されたアーム部5bと、アーム部5bの先端に上方に突出して設けられた商品支持部5cと、支軸部5aからアーム部5bと反対の後方に延設された駆動作用部5dとを備えている。
待機支持部材5の回動を規制する待機支持作動片8は、本体ケース部10を成す上ケース部11の上面11aに沿って前後に延設された平板部8aと、平板部8aの前端から下方に延設され、その下端部が待機支持部材5の駆動作用部5dと当接して、待機支持部材5の回動を規制する駆動規制部8bと、平板部8aの後端から下方に延設され、後述のスイッチ作動部材16と係合するスイッチ係合部8cとを備えている。そして、平板部8aには、前後に延びるとともに左右方向に若干傾斜して設けられ、本体ケース部10の下ケース部12に設けられた図示しない案内ボスと係合する案内長穴8dと、その一方の側部に突設され売切検知レバー6の上面と当接してその上方への回動を規制するレバー規制部8eと、その他方の側部に同様に突設されプッシャ3の連繋リブ片3cの前端面(押当て部)と当接する前方押圧部(押圧部)8fと、が形成されている。なお、待機支持作動片8はこの案内長穴8dの長手方向に沿って、本体ケース部10内を斜めにスライド可能に構成されている。また、駆動規制部8bには、プッシャ3が最前位置に移動するとき、それを回動自在に連結する移動部材22の前端面が当接して待機支持作動片8を前方位置に保持するための前方保持部8gが、その一方の側面に突出して形成されている。さらに、スイッチ係合部8cには、プッシャ3が後方の待機位置(図示位置)に移動するとき、その連繋リブ片3cの後端面が当接して待機支持作動片8を後方の待機位置に保持するための待機保持部8hが、一方の側面から側方に突出して設けられている。また、スイッチ係合部8cは、その下端部が、状態検知スイッチ15の検知レバー15aと当接してそれを入切するスイッチ作動部材16の係合溝16aに挿入され、これと係合されている。
スイッチ作動部材16は、待機支持作動片8が前後に移動し、そのスイッチ係合部8cの下端部が、スイッチ作動部材16の係合溝16aの前端、又は後端の何れか一方に当接してこれを押し圧するとき、前後方向に移動する。また、その係合溝16aにはスイッチ係合部8cの下端部が前後方向に遊びを持って挿入されるため、スイッチ作動部材16は、待機支持作動片8の移動範囲に比べて狭い範囲を前後に移動する。なお、スイッチ作動部材16は本体ケース部10の下ケース部12に設けられた図示しない案内手段により、前後方向の所定範囲を移動可能に構成されている。そして、スイッチ作動部材16がスイッチ係合部8cの下端部に押し圧されて最前位置に移動すると、状態検知スイッチ15の検知レバ15aがこれにより上方に押し上げられ、状態検知スイッチ15が「入」状態(図7参照)となる。また、この状態から待機支持作動片8が後方の所定位置まで後退すると、スイッチ作動部材16がスイッチ係合部8cの下端部に押し圧されて後方に移動し、検知レバー15aとの当接が解消されてこれが下方に回動し、状態検知スイッチ15が「切」状態(図示位置)となる。
売切検知レバー6は、本体ケース部10に回動自在に支持される支軸6aと、上ケース部11の上面11aに載置される商品を検知する商品検知アーム部6bと、状態検知スイッチ15の検知レバー15aと当接してこれを回動し、状態検知スイッチ15を「入・切」するスイッチ作動片部6cを備えている。また、売切検知レバー6は、商品検知アーム部6bが上ケース部11の上面11aから上方に突出するように、図示しない付勢手段により回動付勢されて本体ケース部10に配設される。そして、上ケース部11の上面11aに商品が載置されていないとき、売切検知レバー6は、その商品検知アーム部6bが上面11aから突出する位置に回動し、同時にスイッチ作動片部6cが状態検知スイッチ15の検知レバー15aと当接してこれを上方に回動し、状態検知スイッチ15が「入」状態となる。また、上面ケース部11の上面11aに商品が載置されているときは、図5の(b)に示すように商品検知アーム部6bが本体ケース部10内に押し込まれ、スイッチ作動片部6cが下方に回動することにより、状態検知スイッチ15の検知レバー15aが同様に下方に回動し、状態検知スイッチ15が「切」状態となる。
次に、図6の(a)は、待機支持部材5がその先端を下方に回動して退避した状態にある場合の商品搬出装置1の内部構成を示す平面内部構成図、図6の(b)は同様の側面内部構成図である。プッシャ3が、図5に示す待機状態から駆動モータ25の起動により軸部材21(図3参照)の軸心に沿って図に示すように前方に移動すると、その連繋リブ片3cの前端面が待機支持作動片8の前方押圧部8fと当接してこれを押し圧し、この待機支持作動片8が前方の所定の位置に移動する。そうすると、待機支持作動片8の前端において下方に延設され、待機支持部材5の駆動作用部5dと当接してその回動を規制する駆動規制部8bが、待機支持部材5の駆動作用部5d上からその前方の支軸部5a上に移動し、それとともに待機支持部材5が支軸部5aを中心にその先端を下方に傾けて回動する。これにより、待機支持部材5の先端の商品支持部5cが本体ケース部10の上面11aより下方に退避し、その上面11aに載置される商品が搬出可能な状態となる。なお、この状態よりさらに前方にプッシャ3が移動するとき、待機支持動作片8は、その案内長穴8dにより斜め前方に移動するのでて、プッシャ3の連繋リブ片3cとその前方押圧部8fの当接が解除され、その位置に停止する。そして、待機支持部材5もこれによりその傾斜状態に保持される。また、このとき待機支持作動片8の側方に設けられたレバー規制部8eは、売切検知レバー6の商品検知アーム部6bの上面と当接して、その上方への回動を規制する。
図7の(a)は、待機支持部材5がその先端を回動自在に垂下した状態にある場合の商品搬出装置1の内部構成を示す平面内部構成図、図7の(b)は同様の側面内部構成図である。プッシャ3が、図6に示す状態から駆動モータ25の駆動によりさらに前方に移動し、軸部材21(図3参照)に対して図に示すように最前位置に移動すると、プッシャ3を回動自在に連結する移動部材22(破線で図示)の前端面が待機支持作動片8の前方保持部8gと当接してこれを押し圧し、この待機支持作動片8を前方の最前位置に移動する。そうすると、待機支持動作片8の前部の駆動規制部8bが、待機支持部材5の支軸部5a上からその前方に移動し、待機支持作動片8の駆動規制部8bと待機支持部材5との当接が解除され、待機支持部材5が支軸部5aを中心にその先端を回動自在に垂下した状態に回動する。また、このとき、スイッチ作動部材16の係合溝16aに係合された待機支持作動片8のスイッチ係合部8cの下端部は、係合溝16aの前端に当接してこれを押し圧し、スイッチ作動部材16を最前位置に移動する。これにより状態検知スイッチ15の検知レバー15aがスイッチ作動部材16の前端と当接して上方に押し上げられ、状態検知スイッチ15が「入」状態となる。これにより、プッシャ3が最前位置に移動したことが検出される。なお、この検出がされたとき駆動モータ25の駆動が所定の時間停止され、プッシャ3はその上端の商品押圧部3aを本体ケース部10の前方に突出した傾斜状態でその所定時間その姿勢が保持される。これにより、商品を本体ケース部10の上面11aから確実に搬出することができる。
その後、駆動モータ25が再び起動するとプッシャ3がその傾斜姿勢を元に戻しながら後方に移動する。そして、プッシャ3が図5に示す待機位置に戻ると、その連繋リブ片3cの後端面が待機支持作動片8の待機保持部8hに当接してこれを押し圧し、待機支持作動片8を待機位置に保持する。これにより、待機支持作動片8の駆動規制部8bが、待機支持部材5の駆動作用部5d上に移動し、その回動を規制するようにこれと当接する。これにより、待機支持部材5は、その先端の商品支持部5cが本体ケース部10の上面11aより突出した待機状態に戻る。また、待機支持作動片8のスイッチ係合部8cの下端部は、スイッチ作動部材16の係合溝16aの後端に当接してこれを押し圧し、これを後方の待機位置に移動する。これにより、状態検知スイッチ15の検知レバー15aが下方に回動し、状態検知スイッチ15が「切」状態となる。これにより、プッシャ3が待機位置に移動したことが検出される。なお、このとき、待機支持作動片8が待機位置に戻ることにより、そのレバー規制部8eによる売切検知レーバー6の上方への回動規制が解除されるので、本体ケース部10の上面11aに商品が載置されていない場合、売切検知レバー6は、その商品検知アーム部6bが上面11aから突出する位置に回動し、そのスイッチ作動片部6cが状態検知スイッチ15の検知レバー15aと当接してこれを上方に回動し、状態検知スイッチ15を再び「入」状態とする。このようにして、待機支持部材5とその関連各部が連繋して動作する。
ここで、待機支持作動片8は、その前方押圧部8fをプッシャ3の連繋リブ片3cの前端面に押されて移動するとき、プッシャ3の連繋リブ片3cの移動方向に対して傾斜した方向に移動し、その前方押圧部8fがプッシャ3の連繋リブ片3c移動領域から退避する構成である。すなわち、簡易な構成によってプッシャ3の移動に連動して待機支持作動片8を所定の位置に移動し、待機支持部材5の回動を制御することができる。これにより、待機支持作動片8の形状を簡単にし、その関連各部の材料も特に強度が必要なものとする必要がないから、これらを故障の少ない、コストの安い機構とすることができる。
図8乃至図11は、商品を安定して搬出させるための搬出支持部材4と、その動作に関わる関連各部の働きを説明する内部構成図である。
先ず、図8の(a)は、搬出支持部材4が待機状態にある場合の商品搬出装置1の内部構成を示す平面内部構成図、図8の(b)は、同様の側面内部構成図である。
図に示すように、搬出支持部材4は、本体ケース部10の上面11aに載置される商品の前部下面を支持する平板状の商品支持部4aと、商品支持部4aの一方の側端に設けられ、後方に向かって延出するとともにその後端部に支軸部4cが形成され、その支軸部4cが下ケース部12の図示しない保持部に回動自在に支持された側端アーム部4bと、側端アーム部4bと対向して商品支持部4aの他方側中央寄りに同様に延設され、その後部に設けられた支軸部4eが側端アーム部4bの支軸部4bと軸心を同一にして同様に下ケース部12の図示しない支持部に支持された主アーム部4dと、を備えている。また、主アーム部4dには、支軸部4eの上部から商品支持部4aと反対の後方に延出して駆動作用片4fが設けられている。
搬出支持部材4の回動を規制する搬出支持作動片7は、上ケース部11の上面11aに沿って前後に延びる平板状に形成されている。そして、その前端の一方側には、プッシャ3が最前位置に移動するとき、その案内リブ片3dの上端面に突出して設けられた押段部3eが当接してこれを前方位置に移動させるための前方押圧部7aがその一方側に突出して設けられ、その前端の他方側には、搬出支持部材4の駆動作用片4fに上方から当接して、その回動を規制する駆動規制部7bが下方に凸状に設けられている。さらに、搬出支持作動片7の一方の側部中央には、プッシャ3が最前位置から後方に移動するとき、その案内リブ片3dの後端面(押当て部)が当接してこれを後方に移動させるための後方押圧部(押圧部)7cが段状に設けられ、その後端の一方側には、プッシャ3がさらに後方の待機位置に移動するとき、その案内リブ片3dの後端面が当接してこれを後方の待機位置に保持するための待機保持部(位置保持部)7dが側方に突出して設けられている。また、搬出支持作動片7の平面部には、左右方向に若干傾斜しながら前後方向に延設され、下ケース部12に設けられた案内ボス12b、12bと係合する案内長穴7e、7fが前後方向に並んで2箇所設けられている。なお、搬出支持作動片7はこれらの案内長穴7e、7fの長手方向に沿って、本体ケース部10内を斜めスライド可能に構成されている。
このように構成される搬出支持部材4、搬出支持作動片7は、プッシャ3が図8に示す位置にあるとき、それぞれがその待機位置に保持される。
次に図9の(a)は、搬出支持部材4がその先端を下方に回動し、商品を安定して搬出可能とする状態ある場合の商品搬出装置1の内部構成を示す平面内部構成図、図9の(b)は同様の側面内部構成図である。プッシャ3が、図8に示す待機状態から駆動モータ25の起動により図に示すように前方に移動すると、その案内リブ片3dの上端に設けられた押段部3eが搬出支持作動片7の前方押圧部7aと当接してこれを押し圧し、搬出支持作動片7が前方に移動する。そうすると、搬出支持作動片7の前端側部に設けられ、搬出支持部材4の駆動作用片4fに上方から当接してその回動を規制する駆動規制部7bが、搬出支持部材4の駆動作用片4f上から支軸部4eを越えてその前方に移動し、それとともに搬出支持部材4が支軸部4e、4cを中心にその先端を下方に傾けるように回動する。これにより、本体ケース部10の上面11aに載置される商品がその先端を下方に向けて傾動し、その商品が安定して搬出可能な状態となる。
図10の(a)は、搬出支持部材4がその先端を回動自在に垂下した状態にある場合の商品搬出装置1の内部構成を示す平面内部構成図、図10の(b)は同様の側面内部構成図である。プッシャ3が、図9に示す状態からさらに前方に移動し、その最前位置に移動すると、その案内リブ片3dに設けらた押段部3eが搬出支持作動片7の前方押圧部7aをさらに押し圧して搬出支持作動片7をその最前位置に保持する。そうすると、搬出支持作動片7の駆動規制部7bが搬出支持部材4の支軸部4eから離れてその前方に移動し、その駆動作用片4fに対する上方からの当接が解消される。これにより、搬出支持部材4がその先端を垂下した状態に回動する。なお、この場合において、この商品搬出装置1が自動販売機の商品コラムに配設されるとき、搬出支持部材4がその商品コラムの商品を搬出するために好適な傾斜状態に保持されるように商品コラムの搬出通路等をデザインすることが望ましい。
図11(a)は、搬出支持部材4が商品の搬出直後に待機位置に戻された状態にある場合の商品搬出装置1の内部構成を示す平面内部構成図、図11の(b)は同様の側面内部構成図である。プッシャ3が図10に示す最前位置から図に示すように後方に移動すると、その案内リブ片3dの後端面が搬出支持動作片7の後方押圧部7cと当接してこれを押し圧し、この搬出支持作動片7が後方の所定の位置に移動する。そうすると、搬出支持作動片7の駆動規制部7bが搬出支持部材4の駆動作用片4f上に移動し、これらが上下に重なって再び当接することにより搬出支持部材4の先端が上方に回動されて待機状態に戻る。なお、この状態よりさらに後方にプッシャ3が移動するとき、搬出支持作動片7は、その案内長穴7e、7fの長手方向に沿って斜め後方に移動するので、その後方押圧部7cがプッシャ3の案内リブ片3dの移動領域から退避してそれらの当接が解消され、その移動が停止する。このとき搬出支持作動片7は、後方の待機位置のやや手前に位置する。また、さらにプッシャ3がその後方に移動して図8に示す待機位置に戻ると、その案内リブ片3dの後端面が、搬出支持作動片7の待機支持部7dと当接してこれを押し圧し、この待機支持作動片7は確実に待機位置に保持される。このようにして、搬出支持部材4とその関連各部が連繋して動作する。
ここで、搬出支持作動片7は、その後方押圧部7cをプッシャ3の案内リブ片3dの後端面に押されて移動するとき、プッシャ3の案内リブ片3dの移動方向に対して傾斜した方向に移動し、その後方押圧部7cがプッシャ3の案内リブ片3dの移動領域から退避する構成である。すなわち、前述の待機支持作動片8に関わる連動機構と同様に、これらを故障の少ない、コストの安い機構とすることができる。
また、搬出支持作動片7は、プッシャ3が後方の待機位置に移動するとき、その案内リブ片3dの後端面に押し圧される待機支持部7dを備えるから、搬出支持作動片7の後方押圧部7cが、プッシャ3の案内リブ片3dの移動領域から退避した後、さらにプッシャ3の案内リブ片3dの後端面によって搬出支持作動片7をプッシャ3の待機位置に対応する所定位置に移動して保持することができる。これによりプッシャ3の待機位置に対応して搬出支持部材4をそれに対応する姿勢に確実に制御することができるから、簡易な構成で、信頼性の高い商品搬出装置1を提供することができる。
また、搬出支持作動片7は、載置台11の上面11aに沿って平板状に形成され、一方の側において後方押圧部7cと待機支持部7dが側方に延びて形成されるものであるから、搬出支持作動片7の高さを小さくすることができて、その商品搬出装置1内の占有空間の高さを小さくすることができる。すなわち、これにより高さの小さい小型の商品搬出装置1を提供することができる。
次にこのように構成される商品搬出装置1を適用するものであって、自動販売機等の機内に配設され、タバコ等の箱型の商品を複数個収納し、これを1個毎に搬出する商品コラム30について説明する。図12乃至図17は、本実施形態の商品搬出装置1を適用する商品コラム30において、収納された箱型の商品を搬出する場合の各部の動作を模式的に示す商品コラムの側面概略図である。
先ず図12は、商品搬出装置1を適用する商品コラム30において、その本体ケース部10の上面11a上に商品50が複数個積み重ねて収納され、その各部が商品搬出動作前の待機位置にある状態を示す図である。図に示すように、この商品コラム30は、商品搬出装置1を取付ける取付台35と、箱型の商品を積み重ねて収納する商品収納部36を画成するコラム隔壁31と、商品収納部36の前方に設けられたコラム前壁32とを備えている。また、コラム前壁32の下部には、商品収納部36に積み重ねられた商品50であって、その最下位にある最下位商品50aを商品搬出通路34に搬出するための商品搬出口33が設けられている。この状態において、商品搬出装置1のプッシャ3は本体ケース部10に対して最後位置にあり、その押圧部3aが最下位商品50aの後方に位置している。また、搬出支持部材4は、その商品支持部4aの上面が本体ケース部10の上面11aに載置される最下位商品50aの前部下面を支持するようにその上面11aと略面一に保持されている。さらに、その下方に位置する待機支持部材5は、その前端の商品支持部5cが最下位商品50aの商品搬出口33からの落下を防止するように立設した状態に保持されている。
図13は、商品搬出装置1の図示しない制御部に商品搬出指令が与えられえ、駆動モータ25が駆動されることにより、駆動歯車26、歯車列24、ドライブギア21bを介して軸部材21が一方に回転し、その軸心に沿って移動部材22が移動し、これに連結支軸23を介して連繋するプッシャ3が、図12に示す待機位置の状態から本図に示す所定の前方位置(図6に示す所定の位置と同様)に移動した状態を示す図である。このとき、プッシャ3と待機支持作動片8を介して連繋する待機支持部材5が、その先端の商品支持部5cを下方に向けて回動する。これにより、待機支持部材5の商品支持部5cが本体ケース部10の上面11aより下方に退避し、上面11aに載置された最下位商品50aが商品搬出口33から商品搬出通路34に搬出可能な状態となる。
図14は、プッシャ3が図13に示す所定の位置からさらに前方に移動し、本体ケース部10の前部に移動した状態(図9に示す位置と同様)を示す図である。このときプッシャ3はその左右両側に設けられた連繋リブ片3b及び案内リブ片3dの前端面が図4に示す本体ケース部10の両内側面に設けられた回動制御リブ12aと当接することによって、連結支軸23を中心にして、その上部の押圧部3aを前方に向けてに回動する。また、プッシャ3と搬出支持作動片7を介して連繋する搬出支持部材4は、その先端を下方に傾けるように回動する。これにより、本体ケース部10の上面11aから前方に押し出された最下位商品50aがその先端を下方に向けて傾動し、その搬出が安定したものとなる。なお、このとき、プッシャ3に押し出される最下位商品50aの後方の上面11a上には、その上に積載される商品50との間に間隙が生じるが、売切検知レバー6は、レバー規制部8eにより、その上方への回動が規制されているから、上面11aから押し込まれた状態に保持される。
図15は、プッシャ3がさらに前方に移動し、その最前位置に移動した状態(図7又は図10に示す位置と同様)を示す図である。このときプッシャ3はその押圧部3aを本体ケース部10の前端から突出した状態に回動する。また、このとき状態検知スイッチ15が「入」状態となって、プッシャ3が最前位置にあることが検出され駆動モータ25の駆動が所定時間停止される(図7参照)。すなわち、プッシャ3はその押圧部3aを前方に突出した姿勢の状態で所定時間停止し、これにより最下位商品50aが本体ケース部10上から確実に商品搬出通路34に搬出される。また、このとき搬出支持部材4及び待機支持部材5は、その先端を回動自在に垂下可能であるが、それらが商品搬出装置1の取付台35の前部に支持されることにより、その状態が商品の商品搬出通路34への搬出に好適な傾斜姿勢に保持される。
図16は、プッシャ3が最前位置にある状態から、駆動モータ25が再び駆動され、その後方の所定の位置に後退したときの状態(図11に示す位置と同様)を示す図である。このとき、図に示すようにプッシャ3と搬出支持作動片7を介して連繋する搬出支持部材4は、その先端を上方に回動して待機状態に戻される。これにより、コラム前壁32下方の商品搬出口33の開口部が狭められ、本体ケース部10上に残る商品50bが落下し難い状態となる。また、本体ケース部10の上面11aに載置される次販売商品50bは、その下面をプッシャ3の押圧部3aに支持されて、その先端を商品搬出口33の上方に向けた傾斜姿勢となり、商品搬出口33から落下し難い姿勢に保持される。また、プッシャ3は最前位置から後方に移動するとき、先ず後方に回動してその押圧部3aが本体ケース部10の上面11aから最小に突出する待機姿勢に戻されるから、本体ケース部10の上面11aに、先端を上方に向けた傾斜姿勢で載置される次販商品50bは、プッシャ3の後方移動にともないその傾斜状態を徐々に緩やかにし、その前部が搬出支持部材4の商品支持部4aに支持された姿勢に変化する。すなわち、このようにして次販商品50bはその姿勢を変化させるので、最下位商品50aの搬出の際に、その前方の商品搬出口33から容易に落下することがない。
図17は、プッシャ3が待機姿勢に戻された後、さらに本体ケース部10の後部に移動した状態を示す図である。この状態からさらに、プッシャ3が後方の最後位置に移動すると、待機支持作動片8を介してプッシャ3と連繋す待機支持部材5がその商品支持部5cを次販商品50bの前方に位置する待機位置(図12参照)に戻される。また、これと同時に状態検知スイッチ15が「切」状態となり、制御手段により各部が待機状態にあることが検出されて搬出動作が終了する。なお、このときレバー規制部8eによる売切検知レーバー6の上方への回動規制が解除されるので、本体ケース部10の上面11aに載置される商品が無い場合は、売切れ検知レバー6がその上面11aから突出するように回動し、これにより状態検知スイッチ15が再び「入」状態となって、商品50の売り切れ状態が検出される。このようにして、商品コラム30に積み重ねて収納された商品50が商品搬出装置により1個毎に搬出される。
以上のように、本発明の実施の形態に係る商品搬出装置1によれば、待機支持作動片8は、その前方押圧部8fをプッシャ3の連繋リブ片3cの前端面に押されて移動するとき、プッシャ3の連繋リブ片3cの移動方向に対して傾斜した方向に移動し、その前方押圧部8fがプッシャ3の連繋リブ片3c移動領域から退避する構成であるから、簡易な構成によって、プッシャ3の移動に連動して待機支持作動片8を所定の位置に移動し、待機支持部材5の回動を制御することができる。これにより、待機支持作動片8の形状を簡単にし、その関連各部の材料も特に強度が必要なものとする必要がないから、故障の少ない、コストの安い商品搬出装置1を提供することができる。
また、搬出支持作動片7は、その後方押圧部7cをプッシャ3の案内リブ片3dの後端面に押されて移動するとき、プッシャ3の案内リブ片3dの移動方向に対して傾斜した方向に移動し、その後方押圧部7cがプッシャ3の案内リブ片3dの移動領域から退避する構成であるから、前記の待機支持作動片8に関わる連動機構と同様に、故障の少ない、コストの安い商品搬出装置1を提供することができる。
さらに、搬出支持作動片7は、プッシャ3が後方の待機位置に移動するとき、その案内リブ片3dの後端面に押し圧される待機支持部7dを備えるから、搬出支持作動片7の後方押圧部7cが、プッシャ3の案内リブ片3dの移動領域から退避した後、さらにプッシャ3の案内リブ片3dの後端面によって搬出支持作動片7をプッシャ3の待機位置に対応する所定位置に移動して保持することができる。これによりプッシャ3の待機位置に対応して搬出支持部材4をそれに対応する姿勢に確実に制御することができるから、簡易な構成で、信頼性の高い商品搬出装置1を提供することができる。
また、待機支持作動片8は、プッシャ3が前方の最前位置に向かって移動するとき、プッシャ3を軸支する移動部材22の前端面に押し圧される前方保持部8gを備えるが、この移動部材22は、プッシャ3の連繋リブ片3cを軸支してこれと一体に移動するものであって、前方移動時に傾動するプッシャ3の連繋リブ片3cに代って前方保持部8gを押し圧する機能を代替するものである。すなわち、待機支持作動片8の前方押圧部8fが、プッシャ3の連繋リブ片3cの移動領域から退避した後、さらにプッシャ3の連繋リブ片3cと一体に移動する移動部材22によって待機支持動作片8をプッシャの最前位置に対応する所定位置に移動して保持することができる。これにより、前記の搬出支持部材4に関わる連動機構と同様に、プッシャ3の最前位置に対応して待機支持部材5をそれに対応する姿勢に確実に制御し、信頼性の高い商品搬出装置1を提供することができる。なお、前方保持部8gを、プッシャ3の連繋リブ片3cにより直接に押し圧するものとしても当然に良い。
また、搬出支持作動片7は、載置台11の上面11aに沿って平板状に形成され、一方の側において後方押圧部7cと待機支持部7dが側方に延びて形成されるものであるから、搬出支持作動片7の高さを小さくすることができて、その商品搬出装置1内の占有空間の高さを小さくすることができる。すなわち、これにより高さの小さい小型の商品搬出装置1を提供することができる。また、この商品搬出装置を用いた商品コラムを備える自動販売機等の商品の収納数を多くすることができる。
なお、本発明は本実施例に示す形態の装置のみに限定されず、その趣旨の包含する範囲で応用変更が可能である。また、本発明の商品搬出装置は、自動販売機を応用する自動機等の商品供給装置にも幅広く適用することができるものである。
本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の内部構造を示す内部構造斜視図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の本体ケース内に配備されプッシャを前後に移動する駆動手段の構成を示す図で、(a)はその側面図、(b)は背面図、(c)は平面図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置において、移動部材に回動自在に連結されるプッシャが前方の最前位置に移動したときの状態を、その姿勢を傾動する傾動手段等とともに模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の待機支持部材と、その動作に係る各部の動きを説明する商品搬出装置の内部構成図であって、(a)は、待機支持部材が待機状態にある場合を示す平面内部構成図、(b)は同様の側面内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の待機支持部材と、その動作に係る各部の動きを説明する商品搬出装置の内部構成図であって、(a)は、待機支持部材がその先端を下方に回動して退避した状態にある場合を示す平面内部構成図、(b)は同様の側面内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の待機支持部材と、その動作に係る各部の動きを説明する商品搬出装置の内部構成図であって、(a)は、待機支持部材がその先端を回動自在に垂下した状態にある場合を示す平面内部構成図、(b)は同様の側面内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の搬出支持部材と、その動作に係る各部の動きを説明する商品搬出装置の内部構成図であって、(a)は、搬出支持部材が待機状態にある場合を示す平面内部構成図、(b)は同様の側面内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の搬出支持部材と、その動作に係る各部の動きを説明する商品搬出装置の内部構成図であって、(a)は、搬出支持部材がその先端を下方に回動し、商品を安定して搬出可能とする状態にある場合を示す平面内部構成図、(b)は同様の側面内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の搬出支持部材と、その動作に係る各部の動きを説明する商品搬出装置の内部構成図であって、(a)は、搬出支持部材がその先端を回動自在に垂下した状態にある場合を示す平面内部構成図、(b)は同様の側面内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置の搬出支持部材と、その動作に係る各部の動きを説明する商品搬出装置の内部構成図であって、(a)は、搬出支持部材が商品の搬出直後に待機位置に戻された状態にある場合を示す平面内部構成図、(b)は同様の側面内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を適用する商品コラムにおいて、本体ケース部の上面上に商品が複数個積み重ねて収納され、各部が商品搬出動作前の待機位置にある状態を模式的に示す商品コラムの側面概略図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を適用する商品コラムにおいて、商品搬出装置の制御部に商品搬出指令が与えられえ、駆動モータが駆動されることにより、軸部材を介してプッシャが、待機位置から所定の前方位置に移動した状態を模式的に示す商品コラムの側面概略図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を適用する商品コラムにおいて、プッシャが図13に示す所定の位置からさらに前方に移動し、本体ケース部の前部に移動した状態を模式的に示す商品コラムの側面概略図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を適用する商品コラムにおいて、プッシャがその最前位置に移動した状態を模式的に示す商品コラムの側面概略図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を適用する商品コラムにおいて、プッシャが最前位置にある状態から、その後方の所定の位置に後退した状態を模式的に示す商品コラムの側面概略図である。 本発明の実施の形態に係る商品搬出装置を適用する商品コラムにおいて、プッシャの姿勢が待機姿勢に戻され、本体ケース部の後部に移動した状態を模式的に示す商品コラムの側面概略図である。 従来の実施の形態に係る商品搬出装置の内部構成を示す側面断面図であって、(a)はプッシャが待機位置にあってフロントアームが商品支持位置にある状態を示し、(b)はプッシャが搬出動作を開始してフロントアームが商品搬出位置に回動した状態を示す図である。 従来の実施の形態に係る商品搬出装置を構成するスライダとプッシャの相互の位置関係を示す平面図であって、(a)はプッシャが待機位置にある状態を示し、(b)はプッシャが搬出動作を開始して前方に移動した状態を示す図である。
符号の説明
1 商品搬出装置
3 プッシャ
3c 連繋リブ片(押当て部)
3d 案内リブ片(押当て部)
4 搬出支持部材(商品支持部材)
5 待機支持部材(商品支持部材)
7 搬出支持作動片(商品支持駆動部材)
7c 後方押圧部(押圧部)
7d 待機保持部(位置保持部)
8 待機支持作動片(商品支持駆動部材)
8f 前方押圧部(押圧部)
10 本体ケース部(載置台)
11a 上面(商品載置面)
50a 最下位商品

Claims (3)

  1. 商品を積み重ねて載置する載置台と、前記載置台上に突出してその前後方向に往復移動するプッシャとを備え、前記プッシャを前記載置台上の最下位商品に押し当て前方へ移動することにより、前記最下位商品の搬出を行う商品搬出装置において、
    前記載置台の前方に設けられ、前記載置台上の最下位商品の前部を支持する一方、前記最下位商品を搬出する場合には、前端を下方に向けて回動しその搬出に資する状態に姿勢を変化する商品支持部材と、前記載置台に対して移動可能に配置され、前記商品支持部材に作用して前記商品支持部材の回動を制御する商品支持駆動部材と、前記プッシャに連動し、前記商品支持駆動部材を押して移動する押当て部とを有し、
    前記商品支持駆動部材は、前記押当て部に押される押圧部を備え、
    前記商品支持駆動部材は、その押圧部を前記押当て部に押されて移動するとき、前記押当て部の移動方向に対して傾斜した方向に移動し、前記押圧部が前記押当て部の移動領域から退避することを特徴とする商品搬出装置。
  2. 前記商品支持駆動部材は、前記プッシャがその最前位置又は後方の待機位置に移動するとき、前記押当て部に押し圧される位置保持部を備えることを特徴とする請求項1に記載の商品搬出装置。
  3. 前記商品支持駆動部材は、前記載置台の商品載置面に沿って平板状に形成され、その側部において前記押圧部、又は前記押圧部と前記位置保持部が側方に延びて形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品搬出装置。
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