JP3969313B2 - 商品搬出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品を積層する載置台に対してその前後方向に沿って移動するプッシャを備え、このプッシャを最下位商品に押し当てながら前方へ移動させることにより、当該最下位商品の搬出を行う商品搬出装置に関し、特に、タバコ等の箱型商品を販売する自動販売機に好適な商品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の商品搬出装置としては、例えば、図19に示すものが知られている。この商品搬出装置は、商品1を積層する載置台2に対してその前後方向に沿って移動するプッシャ3を備え、このプッシャ3を最下位商品1に押し当てながら移動させることにより、当該最下位商品1の搬出を行うものである。プッシャ3は、図示せぬナピアネジ機構の移動体に連係されており、該ナピアネジ機構の駆動によって往復移動することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、図20に示す商品搬出装置では、無端状の搬出ベルト11にプッシャ12を設け、該搬出ベルト11を周回させることによってプッシャ12を載置台13に対してその前後方向に沿って移動させ、積層された商品14を最下位に位置するものから搬出するようにしている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
これらいずれの商品搬出装置においても、プッシャ3,12によって載置台2,13の前方側へ移動された最下位商品1,14は、前傾姿勢(後端側が持ち上がる姿勢)となった状態で当該載置台2,13から搬出されることになる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−247424号公報
【特許文献2】
特開平6−20147号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような商品搬出装置にあっては、プッシャ3,12の駆動方法に関わらず、商品1,14を積層する載置台2,13の前方域に当該商品1,14が前傾姿勢となって搬出できるだけの奥行き寸法を確保する必要がある。このため、商品搬出装置の奥行き寸法を短縮化し、例えば適用する自動販売機の小型化を図るためには、載置台2,13の奥行き寸法を短縮化することが考えられる。
【0007】
しかしながら、載置台2,13の奥行き寸法を単に短縮化した場合には、プッシャ3,12を駆動した際に早期に最下位商品1,14が前傾姿勢となり、プッシャ3,12をもはや最下位商品1,14に当接することができなくなる等、商品1,14を安定して搬出することが困難になる虞れがある。特に、商品1,14の積層数が少なくなった場合には、最下位商品1,14に加わる荷重も減少することになるため、上述した問題が一層顕著となる。また、最下位商品1,14が早期に前傾姿勢となると、次販売商品1,14も同様に前傾姿勢となるため、搬出すべき商品1,14が比較的薄いものである場合には、最下位商品1,14とともに次販売商品1,14も同時に搬出される虞れもある。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、商品搬出の安定性を損なうことなく、奥行き寸法の短縮化を図ることのできる商品搬出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る商品搬出装置は、商品を積層する載置台に対してその前後方向に沿って移動するプッシャを備え、このプッシャを最下位商品に押し当てながら前方へ移動させることにより、該最下位商品を搬出口から搬出する商品搬出装置において、前記載置台に積層した商品を前壁と後壁との間に収納し、かつ前記前壁が前記載置台の前端よりも前方に位置する態様で構成した商品収納コラムを適用対象とし、前記商品収納コラムの前壁と後壁との間において前記載置台の前方となる位置に上下方向に向けて揺動可能となる態様で前記載置台に支承させ、上方に揺動した場合に前記載置台の前方域に突出することにより該載置台の上面延長上に位置する一方、下方に揺動した場合に前記載置台の前方域から搬出口に至る搬出域を開放する搬出支持部材と、前記プッシャの前後方向に沿った移動に応じて動作し、前記搬出支持部材の揺動を規制する搬出支持駆動体とを備え、前記搬出支持駆動体は、少なくとも前記プッシャが最も後方に位置した状態から前方への移動を開始した場合に前記搬出支持部材を前記載置台の前方域に突出した状態に維持して前方へ移動する最下位商品の前端部下面を支持する一方、少なくとも前記プッシャが前記載置台に対して最も前方へ移動した場合には前記搬出支持部材を下方に揺動させることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項2に係る商品搬出装置は、上述した請求項1において、前記商品収納コラムの前壁と後壁との間において前記載置台の前方となる位置に上下方向に向けて揺動可能に配設し、上方に揺動した場合に前記載置台の前方域に突出することにより該載置台の上面延長上に位置する一方、下方に揺動した場合に前記載置台の前方域から搬出口に至る搬出域を開放する待機支持部材と、前記プッシャの前後方向に沿った移動に応じて動作し、前記待機支持部材の揺動を規制する待機支持駆動体とをさらに備え、前記プッシャは前記載置台に対して往復移動可能に配設したものであり、前記待機支持駆動体は、商品販売待機状態において前記待機支持部材を上方に揺動させることにより最下位商品の前端部を支持する一方、前記プッシャが最も後方に位置した状態から前方への移動を開始した場合に前記待機支持部材を下方に揺動させることにより前記載置台の前方域から搬出口に至る搬出域を開放し、さらに前記プッシャが最も前方に位置した状態から後方への移動を開始した場合に前記待機支持部材を商品販売待機状態に復帰させるものであり、前記待機支持部材は、商品販売待機状態に復帰する際に前記搬出支持部材に当接することにより、当該搬出支持部材を前記載置台の前方域に突出した状態に復帰移動させるものであることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品搬出装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態である商品搬出装置を示したもので、図8〜図18は、その適用例を示したものである。ここで例示する商品搬出装置は、タバコ等の箱型の商品を販売する自動販売機に適用され、商品を収納する商品収納コラム30の下端部に配置されるもので、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂等の合成樹脂によって成形したハウジング40を備えている。
【0015】
ハウジング40は、左右一対のケース40L,40Rを互いに接合させることによって構成したものである。このハウジング40には、垂直部41および載置台部42を設けてある。垂直部41は、自動販売機の商品収納コラム30を構成する後壁31に嵌め込まれる部分であり、上下方向に沿って延在している。載置台部42は、商品が積層される載置台を構成する部分であり、垂直部41のほぼ中間となる部分から前方に向けてほぼ水平に延在している。この載置台部42の垂直部41からの前後方向長さは、搬出すべき商品の前後方向長さよりも短く構成してある。載置台部42の上面は、商品収納コラム30を構成する前壁32に設けた搬出口33の上縁に対して最厚商品、すなわち販売すべき商品のうち最も高さの大きいものの搬出を可能にし、かつ最薄商品、すなわち販売すべき商品のうち最も高さの小さいものを唯一搬出できる高さに設定してある。載置台部42の上面中央部には、後述するプッシャ50を突出させるための往復溝43が前後方向に沿って全域に形成してあるとともに、左ケース40Lの上面には、後述する売切検知レバー60を出没させるための検知溝44が前後方向に沿って形成してある。また、垂直部41の前面における載置台部42の上面との会合部には、後述するプッシャ50の押板51を収容するための格納凹部45が設けてある。
【0016】
また、上述したハウジング40には、図2に示すように、右ケース40Rに往復移動機構70およびプッシャ50が設けてある一方、図3に示すように、左ケース40Lに売切検知レバー60、駆動源80、案内溝90、待機支持部材100、搬出支持部材110、待機支持駆動体120および搬出支持駆動体130が設けてある。
【0017】
往復移動機構70は、いわゆるナピアネジ機構と称されるもので、図2および図5〜図7に示すように、軸部材71および往復移動体72を備えている。
【0018】
軸部材71は、周面に一連の往復螺旋溝711を有した円柱状部材である。この軸部材71は、載置台部42の内部に前後方向に沿ってほぼ水平に配設してあり、軸心を中心として回転することが可能である。軸部材71の基端部には、ドリブンギヤ712が一体に成形してある。このドリブンギヤ712は、右ケース40Rに収納させた歯車列73に歯合するものである。
【0019】
往復移動体72は、ブロック状を成すもので、その前端面から後端面に亘る部位にガイド孔721を有している。この往復移動体72は、ガイド孔721に軸部材71を嵌挿させることにより、軸部材71の軸心方向に沿って移動が可能である一方、右ケース40Rの載置台部42を構成する下壁に対して、下端面に設けた移動当接部722が近接配置してあり、軸部材71に対する軸心回りの回転を規制してある。
【0020】
また、往復移動体72には、その左側面に案内突部723を一体に設けてあるとともに、その上端面から下端面に亘る部位に収容孔724を設けてある。
【0021】
案内突部723は、円柱状を成すもので、往復移動体72の上端前方隅部から左方に向けてほぼ水平に突設してある。
【0022】
収容孔724は、その軸心をガイド孔721の軸心に対して直交させる態様で形成したもので、その上端部周面に一対の弾性爪片725を備えている。これら一対の弾性爪片725は、往復移動体72と一体に成形したもので、個々の上端部に爪部725aを有している。爪部725aは、互いに内方に向けて略直角に突出した後、上方に向けて漸次外方に傾斜する形状を成しており、弾性爪片725が常態にある場合に収容孔724の内周面から内方に向けて突出する一方、弾性舌片が外方に向けて弾性的に変形した場合に収容孔724の内周面よりも外方に位置するように形成してある。
【0023】
この収容孔724には、回転駒74を収容させてある。回転駒74は、往復移動体72の収容孔724に対して回転可能に嵌合する円柱状の太径部741と、この太径部741の上端に設けた細径部742と、太径部741の下端に設けた従動片743とを一体に成形したものである。従動片743は、軸部材71の往復螺旋溝711よりも幅を狭く、下端縁を円弧状に形成したもので、往復螺旋溝711に位置させた状態で軸部材71を軸心回りに回転させた場合に、該往復螺旋溝711に沿って移動することが可能である。この回転駒74は、従動片743を下方に向けた状態で収容孔724に挿入すれば、太径部741が爪部725aに摺接することにより弾性爪片725が弾性的に拡開変形し、従動片743を軸部材71の往復螺旋溝711に位置させることができるとともに、自己の軸心回りに回転することによって従動片743を軸部材71に対して適宜傾動させることが可能である。従動片743が軸部材71の往復螺旋溝711に位置すると、弾性爪片725の爪部725aが細径部742に位置して弾性爪片725が復帰移動し、各爪部725aが太径部741と細径部742との間の段部に係合することになり、回転駒74の収容孔724からの脱落が阻止されるようになる。すなわち、本実施の形態の往復移動機構では、従動片743を一体に形成した回転駒74を往復移動体72の収容孔724に挿入しさえすれば、該従動片743を脱落することなく往復移動体72に保持させることができるようになり、従来のものに比べてその組立作業性が著しく向上するようになる。
【0024】
プッシャ50は、往復溝43を通じて載置台部42の上面から突出し、商品を押し出すためのもので、図5に示すように、板状を成す主板52に押板51および突条部53を有して構成してある。押板51は、商品を押し出す際に該商品に直接当接する部分であり、主板52の上端前部から左右方向に沿ってほぼ水平に延在している。この押板51の長さは、ハウジング40に設けた格納凹部45に収容できる長さに形成してある。突条部53は、主板52の左側面からその下端縁に沿って突出した部分である。
【0025】
また、プッシャ50の主板52には、案内凹所となる溝孔54を設けてある。溝孔54は、往復移動体72に設けた案内突部723の外径と同一の幅を有した長孔であり、上方に向けて漸次前方に傾斜延在している。この溝孔54は、案内突部723を上端に位置させた場合に載置台部42の上面からのプッシャ50の突出量が最薄商品よりも低い位置となる一方、案内突部723を下方に位置させた場合に載置台部42の上面からのプッシャ50の突出量が最厚商品の高さの1/2を超える位置となるように形成してある。
【0026】
売切検知レバー60は、図1、図3および図6に示すように、その先端部が検知溝44から載置台部42の上面に出没する態様で左ケース40Lに揺動可能に支承させ、該検知溝44から突出した場合に、図示せぬセンサを通じて載置台部42の上面に商品が無いことを検出するものである。
【0027】
駆動源80は、電動モータ等の回転アクチュエータであり、その出力軸にドライブギヤ81を備えている。この駆動源80は、左右のケース40L,40Rを互いに接合させた際に、右ケース40Rの歯車列73に対してドライブギヤ81を歯合させることのできる位置に設けてある。
【0028】
案内溝90は、左右のケース40L,40Rを互いに接合させた際にプッシャ50に設けた突条部53を収容し、該突条部53を介してプッシャ50を載置台部42の前後方向に沿って案内するための溝状部である。図3からも明らかなように、この案内溝90は、後端側となる部分が載置台部42の下方においてほぼ水平に延在する一方、前端側となる部分が上方に向けて延在している。案内溝90の後端側となる部分は、載置台部42の上面からのプッシャ50の突出量が最薄商品の高さの小さいものよりも低くなるように形成してある一方、上方に向けて延在する部分は、載置台部42の上面からのプッシャ50の突出量が最厚商品の高さの1/2を超えるように形成してある。
【0029】
待機支持部材100は、図1および図4に示すように、円筒状を成す待機軸受部101の周面に待機支持部102および待機作用部103を有したもので、該待機軸受部101を介して左ケース40Lの前端部に揺動可能に配設してある。待機支持部102は、待機軸受部101の周面から径外方向に向けて延在した後、一旦右ケース40R側に屈曲し、さらに径外方向に向けて延在したもので、最も上方に揺動させた場合に、その先端部が載置台部42に設けた往復溝43の延長上に位置している。待機支持部102の先端部には、ストッパ部104を設けてある。このストッパ部104は、待機支持部102からほぼ直角となる方向に屈曲した部分であり、待機支持部102を最も上方に揺動させた場合に載置台部42の上面から突出し、かつ垂直部41からの前後方向長さが商品の前後方向長さよりも大きくなるように形成してある。待機作用部103は、待機支持部102を最も上方に揺動させた場合に待機軸受部101の周面から後方に向けて延在した部分である。
【0030】
搬出支持部材110は、円筒状を成す搬出軸受部111の周面に搬出支持部112および搬出作用部113を有したもので、該搬出軸受部111を介して待機軸受部101と同一軸心上となる位置に揺動可能に配設してある。搬出支持部112は、搬出軸受部111の周面から径外方向に向けて延在した後、一旦右ケース40R側に屈曲し、さらに径外方向に向けて幅広に延在したもので、最も上方に揺動させた場合に、その先端部が載置台部42の前端と待機支持部材100のストッパ部104との間に位置している。この搬出支持部112は、待機支持部102とともに最も上方に揺動させた場合に待機支持部102よりも上方側に位置し、その下面に待機支持部102が当接するように形成してある。搬出作用部113は、搬出支持部112を最も上方に揺動させた場合に搬出軸受部111の周面から後方に向けて延在した部分である。
【0031】
待機支持駆動体120は、図1、図3および図4に示すように、上下方向に沿って前後に延びるプレートの待機基部121と、この待機基部121の先端から側方に向けて屈曲延在した待機規制部122とを備えたもので、該待機規制部122を待機支持部材100の待機作用部103に対応させた状態で載置台部42の内部にその前後方向に沿って移動可能に配設してある。
【0032】
この待機支持駆動体120は、載置台部42に対してその後端側となる位置に占位した場合に、図9に示すように、待機規制部122の下端面が待機作用部103の突出端部上面に当接し、待機支持部材100を最も上方に揺動させた状態に保持する一方、載置台部42に対してその前端側となる位置に占位した場合に、図11に示すように、待機規制部122が待機軸受部101よりも前端側に位置し、待機支持部材100の下方への揺動を許容するように機能する。
【0033】
また、この待機支持駆動体120には、図3および図4に示すように、第1当接片123および第2当接片124を設けてある。第1当接片123および第2当接片124は、それぞれ待機基部121から右ケース40R側に突出する態様で一体に形成したもので、互いに同一の高さとなる位置に並設してある。これら第1当接片123および第2当接片124は、待機基部121の前後方向に沿った押圧力が与えられた場合に弾性的に変形するように適宜屈曲形成してあり、それぞれ左ケース40Lにおいて案内溝90よりも上方となる位置に設けた一対の上方開口溝46,47を介してプッシャ50における主板52の移動域に臨んで配置してある。
【0034】
搬出支持駆動体130は、図4に示すように、上下方向に沿って前後に延びるプレート状の搬出基部131と、この搬出基部131の先端から側方に向けて屈曲延在した搬出規制部132と、搬出基部131の基端から下方に向けて屈曲延在した検出突部133と、搬出基部131の下端から搬出規制部132とは逆方向に屈曲延在した受圧板部134とを備えたもので、搬出規制部132を搬出支持部材110の搬出作用部113に対応させた状態で載置台部42の内部にその前後方向に沿って移動可能に配設してある。検出突部133は、左ケース40Lに配設したストローク検出センサ140をON/OFFさせるためのものである。受圧板部134には、その前端に前方受圧突起135を設けてあるとともに、その後端に後方受圧突起136を設けてある。これら前方受圧突起135および後方受圧突起136は、待機支持駆動体120に設けた第1当接片123および第2当接片124の相互間隔よりも十分に大きな間隔を持って形成してあり、左ケース40Lにおいて案内溝90よりも下方となる位置に設けた下方開口溝48を介してそれぞれ往復移動体72における移動当接部722の移動域に臨んで配置してある。
【0035】
この搬出支持駆動体130は、載置台部42に対してその後端側となる位置に占位した場合に、図9に示すように、搬出規制部132の下端面が搬出作用部113の突出端部上面に当接し、搬出支持部材110を最も上方に揺動させた状態に保持する一方、載置台部42に対してその前端側となる位置に占位した場合に、図15に示すように、搬出規制部132が搬出軸受部111よりも前端側に位置し、搬出支持部材110の下方への揺動を許容するように機能する。また、図8に示すように、搬出支持駆動体130が載置台部42に対して後端側となる位置に占位した場合には、ストローク検出センサ140に対して検出突部133が後方に位置し、該ストローク検出センサ140をOFFした状態に保持する一方、搬出支持駆動体130が載置台部42に対して前端側となる位置に占位した場合には、図14に示すように、検出突部133がストローク検出センサ140をONする位置となる。
【0036】
なお、上述した軸部材71、往復移動体72、歯車列73、回転駒74、プッシャ50、売切検知レバー60、ドライブギヤ81、待機支持部材100、搬出支持部材110、待機支持駆動体120、搬出支持駆動体130に関しては、それぞれをポリアセタール等の合成樹脂によって成形してある。
【0037】
図8〜図18は、上述した商品搬出装置を適用する自動販売機において、特に最薄商品200を販売する際の動作を示したものである。以下、これらの図を適宜参照しながら本実施の形態の商品搬出装置について詳述する。
【0038】
まず、上記商品搬出装置では、図8に示すように、往復移動体72が載置台部42の最も後端側に位置し、移動当接部722の後端面に搬出支持駆動体130の後方受圧突起136が当接した状態が商品販売待機状態となっている。
【0039】
この商品販売待機状態においては、待機支持駆動体120および搬出支持駆動体130がそれぞれ載置台部42の最も後端側に位置している。従って、ストローク検出センサ140に対して検出突部133が後方に位置し、該ストローク検出センサ140がOFF状態となる。また、図9に示すように、待機支持駆動体120の待機規制部122が待機支持部材100における待機作用部103の上面に位置し、待機支持部材100が最も上方に揺動することによって待機支持部102が載置台部42の上面延長上に位置することになるとともに、搬出支持駆動体130の搬出規制部132が搬出支持部材110における搬出作用部113の上面に位置し、搬出支持部材110が最も上方に揺動することによって搬出支持部112が載置台部42の上面延長上に位置することになる。この結果、載置台部42の前端から突出する商品200の前端部下面がこれら待機支持部材100および搬出支持部材110によって支持されるとともに、待機支持部材100のストッパ部104が商品200の前端面に係合することになり、例えば悪意のあるものが自動販売機を前後方向に揺すったとしても、商品200の残数に関わらず、載置台部42の上面に積層した商品200の積層姿勢が乱れたり、搬出口33に落下する虞れがない。
【0040】
上述した商品販売待機状態から販売指令が与えられると、商品搬出装置の図示せぬ制御部は、駆動源80を駆動することにより、ドライブギヤ81、歯車列73およびドリブンギヤ712を介して往復移動機構70の軸部材71を一方方向に向けて回転させる。軸部材71が回転すると、その往復螺旋溝711に沿って従動片743が往動することにより、往復移動体72が載置台部42の前端方向に向けて直線的な移動を開始する。
【0041】
ここで、従動片743の傾動に伴って回転駒74が回転した場合にも、一対の弾性爪片725の爪部725aが回転駒74に係合しているため、当該回転駒74が往復移動体72の収容孔724から脱落することはない。
【0042】
往復移動体72の移動は、案内突部723を介してプッシャ50に伝達されることになり、結局、プッシャ50が案内溝90に沿って前端側に移動を開始することになる。
【0043】
プッシャ50が前端側に移動を開始すると、図10に示すように、プッシャ50における主板52の前端が待機支持駆動体120の第1当接片123に当接することになり、該第1当接片123を介して待機支持駆動体120を載置台部42の前端側に移動させる。この結果、図11に示すように、待機支持駆動体120の待機規制部122が待機軸受部101よりも前端側に位置し、待機支持部材100の下方への揺動が許容されることになるため、その自重により待機支持部材100が下方へ揺動した状態に保持され、載置台部42に対する最下位商品200の前端側への移動が許容されるようになる。但し、搬出支持部材110に関しては、搬出支持駆動体130が継続して載置台部42の後端側に位置しているため、載置台部42の上面延長上に位置した状態のままとなる。
【0044】
上述した状態からさらに軸部材71が回転すると、往復移動体72が前端側へ移動するため、プッシャ50も前端側へ移動することになる。この場合、待機支持駆動体120が載置台部42の前端側に移動した後においては、プッシャ50の主板52が第1当接片123、さらには第2当接片124に当接した場合、これら第1当接片123および第2当接片124が弾性的に変形し、プッシャ50における主板52の移動域から待避することになるため、待機支持駆動体120の位置を変更することなくプッシャ50の前端側への移動が順次許容されるようになる。なお、これら第1当接片123および第2当接片124は、プッシャ50が通過した後において弾性復帰し、再びプッシャ50における主板52の移動域に突出した状態となるのはいうまでもない。
【0045】
プッシャ50が前端側に移動すると、やがてプッシャ50の押板51が最下位商品200の後端面に当接し、載置台部42に対して最下位商品200を前端側へ押し出すようになる。この場合、上述したように、プッシャ50の突条部53が案内溝90の後端側となる部分に位置している間においては、載置台部42の上面からのプッシャ50の突出量が最薄商品200の高さよりも小さくなっているため、プッシャ50の押板51が次販売商品200の後端面に当接することはなく、最下位商品200のみが前端側へ押し出されることになる。
【0046】
ここで、上述した動作の間、載置台部42の前端からの最下位商品200の突出長さが全長の1/2を超えると、本来であれば、当該最下位商品200が前傾姿勢となり、プッシャ50の押板51が後端面から外れてしまう場合がある。また、最薄商品200の場合には、最下位商品200とともに次販売商品200が載置台部42の上面において前傾姿勢となり、そのまま2つの商品200が搬出口33から落下する虞れがある。
【0047】
しかしながら、本実施の形態の商品搬出装置によれば、図12に示すように、プッシャ50の前端側への移動が進行すると、やがてプッシャ50が載置台部42の上面に対して上動し、最下位商品200の後端面に対してより高い位置でこれを押し出すようになり、当該最下位商品200の搬出が安定したものとなる。しかも、プッシャ50の前端側への移動が進行した状態であっても、最下位商品200の前端部下面が搬出支持部材110によって継続的に支持されるため、図13に示すように、プッシャ50が十分に前端側へ移動した時点で初めて最下位商品200が前傾姿勢となる一方、次販売商品200が後傾姿勢となる。従って、奥行き寸法の短縮化を図るべく、載置台部42の前後方向長さを搬出すべき商品の前後方向長さよりも短く構成した商品搬出装置であっても、プッシャ50の押板51が初期の状態において商品200の後端面から外れてしまう事態を防止できるとともに、2つの商品200が同時に搬出される事態を招来する虞れもない。
【0048】
さらに、最薄商品200の搬出を行う場合、本実施の形態の商品搬出装置によれば、前端側へ移動する途中においてプッシャ50が最下位商品200に代わって次販売商品200の下面に当接することになるため、最下位商品200に加わる荷重を減じることができるようになる。従って、最下位商品200の前端部が上方に跳ね上げられる事態を防止できるばかりでなく、最下位商品200が前傾姿勢を取り易くなり、搬出姿勢を安定化して商品詰まりを招来する虞れもない。
【0049】
図13に示すように、最下位商品200が前傾姿勢となるまでプッシャ50が移動した状態においては、往復移動体72に設けた移動当接部722の前端面が搬出支持駆動体130の前方受圧突起135に当接し、プッシャ50の移動とともに搬出支持駆動体130が前端側へ移動することになる。この結果、図15に示すように、搬出支持駆動体130の搬出規制部132が搬出軸受部111よりも前端側に位置し、搬出支持部材110の下方への揺動が許容されることになるため、その自重により搬出支持部材110が下方へ揺動した状態に保持される。つまり、図14に示すように、最下位商品200が搬出口33を通じて搬出される際には、待機支持部材100および搬出支持部材110の双方が下方に揺動し、最下位商品200の搬出域から待避することになるため、これら待機支持部材100および搬出支持部材110が最下位商品200の搬出を妨げる虞れがない。
【0050】
しかも、往復移動体72とプッシャ50との間は、上方に向けて載置台部42の前端側に傾斜する溝孔54を介して連係してある。従って、図14に示すように、往復移動体72が載置台部42の内部において軸部材71の前端部に達した場合、プッシャ50を載置台部42の前端から突出するように移動させることができるようになり、最下位商品200の搬出がより確実となる。
【0051】
また、次販売商品200の下面に当接したプッシャ50は、図14に示すように、載置台部42の上面と、後傾した次販売商品200の前端面下縁との間に最下位商品200の高さよりも大きな間隙を確保することになる。従って、最下位商品200が前傾姿勢となって載置台部42から搬出される際に次販売商品200が当該最下位商品200に対して影響を及ぼすこともなく、安定した搬出を行うことが可能となる。
【0052】
図14に示すように、搬出支持駆動体130が載置台部42の前端側に移動すると、検出突部133がストローク検出センサ140の検出子を押圧し、該ストローク検出センサ140をONする。ストローク検出センサ140からON信号を与えられた図示せぬ制御部は、駆動源80による軸部材71の回転を一旦停止し、つまりプッシャ50を載置台部42の前端部で一旦停止させ、その後、再び駆動源80を駆動することにより、軸部材71を同方向に回転させて往復移動体72の移動を再開する。このとき、軸部材71の前端部に達した往復移動体72は、従動片743が往復螺旋溝711に沿って軸部材71を復動することにより、載置台部42の後端方向に向けて直線的な移動を開始し、結局、プッシャ50を案内溝90に沿って後端側に移動させることになる。
【0053】
プッシャ50が後端側に移動を開始すると、図16に示すように、プッシャ50における主板52の前端が待機支持駆動体120の第2当接片124に当接することになり、該第2当接片124を介して待機支持駆動体120を載置台部42の後端側に移動させる。この結果、図17に示すように、待機支持駆動体120の待機規制部122が待機軸受部101を超えて後端側に移動し、待機作用部103を介して待機支持部材100を最も上方に揺動させることにより、待機支持部102が再び載置台部42の上面延長上に位置することになる。このとき、待機支持部材100は、上方に向けて揺動する際に、搬出支持部材110の下面に当接することにより、当該搬出支持部材110をも最も上方に揺動させ、搬出支持部112を載置台部42の上面延長上に位置させるようになる。この結果、図18に示すように、プッシャ50の後端側への移動に伴って次販売商品200が前傾姿勢となった場合であっても、これら待機支持部材100および搬出支持部材110によって次販売商品200を支持することができるとともに、待機支持部材100のストッパ部104が次販売商品200の前端面に係合することになり、搬出口33に落下する事態を招来する虞れがない。
【0054】
ここで、上記商品搬出装置によれば、上述したように、プッシャ50が最も前端側へ移動した後、暫時駆動源80の駆動を停止し、その後にプッシャ50の後端側への移動を開始するようにしているため、最下位商品200が確実に搬出された後に、待機支持部材100や搬出支持部材110が上方に揺動されることになる。従って、これら上方に揺動する待機支持部材100や搬出支持部材110と最下位商品200とが相互に干渉する虞れはなく、相互干渉による商品詰まりが招来されることもない。
【0055】
なお、待機支持駆動体120が載置台部42の後端側に移動した後においては、プッシャ50の主板52が第2当接片124、さらには第1当接片123に当接した場合、これら第2当接片124および第1当接片123が弾性的に変形し、プッシャ50における主板52の移動域から待避することになるため、待機支持駆動体120の位置を変更することなくプッシャ50の後端側への移動が順次許容されるようになる。また、これら第2当接片124および第1当接片123は、プッシャ50が通過した後において弾性復帰し、再びプッシャ50における主板52の移動域に突出した状態となる。
【0056】
図18に示すように、プッシャ50が載置台部42の後端側まで移動すると、往復移動体72に設けた移動当接部722の後端面が搬出支持駆動体130の後方受圧突起136に当接し、プッシャ50の移動とともに搬出支持駆動体130が後端側へ移動することになる。この結果、図9に示すように、搬出支持駆動体130の搬出規制部132が搬出作用部113の上面に位置し、搬出支持部材110が搬出支持駆動体130によって最も上方に揺動した状態に保持されることになる。
【0057】
最終的にプッシャ50が格納凹部45に収容された状態まで移動すると、再び、図8に示す商品販売待機状態に復帰し、この状態がストローク検出センサ140のOFFによって検出される。ストローク検出センサ140からOFF信号が与えられた図示せぬ制御部は、駆動源80によるプッシャ50の移動を停止し、販売指令を待つ。
【0058】
以降、販売指令が与えられた場合に上述した動作が繰り返し実行され、載置台部42に積層した商品200が下方に位置するものから順次一つずつ搬出されることになる。なお、プッシャ50の往復移動の際に売切検知レバー60が揺動することになるものの、往復移動体72を駆動する駆動源80が動作している間は、売切検知レバー60の揺動を検出した場合にもこれを無視するように構成してある。
【0059】
以上説明したように、本実施の形態の商品搬出装置によれば、プッシャ50が前方への移動を開始した場合に載置台部42の前方域に突出した状態を維持し、前方へ移動する最下位商品200の下面を支持する一方、最下位商品200を搬出する際には当該最下位商品200の搬出域から退避する搬出支持部材110を設けるようにしているため、プッシャ50が十分に前端側へ移動した時点で初めて最下位商品200が前傾姿勢となる。従って、奥行き寸法の短縮化を図るべく、載置台部42の前後方向長さを搬出すべき商品の前後方向長さよりも短く構成しても、プッシャ50の押板51が初期の状態において商品200の後端面から外れてしまう事態を防止できるとともに、2つの商品200が同時に搬出される事態を招来する虞れもない。
【0060】
なお、上述した実施の形態では、載置台に対してプッシャを往復移動させるようにしているが、必ずしもプッシャを載置台に対して往復移動させる必要はない。
【0061】
また、上述した実施の形態では、搬出支持部材を揺動させることによって最下位商品の下面を支持する姿勢と最下位商品の搬出域から退避する姿勢とに移動させるようにしているが、搬出支持部材の移動態様は必ずしも揺動である必要はない。例えば、載置台に対して搬出支持部材を出没可能に設けるようにしても同様の作用効果を奏することが可能である。
【0062】
さらに、上述した実施の形態では、待機支持部材を設け、この待機支持部材を復帰移動させる際に搬出支持部材をも復帰移動させるようにしているが、搬出支持部材を個別に移動させるようにしてももちろん良い。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る商品搬出装置によれば、少なくともプッシャが前方への移動を開始した場合に載置台の前方域に突出した状態を維持し、前方へ移動する最下位商品の下面を支持する一方、少なくとも最下位商品を搬出する際には当該最下位商品の搬出域から退避する搬出支持部材を設けるようにしているため、プッシャが十分に前端側へ移動した時点で初めて最下位商品が前傾姿勢となる。従って、奥行き寸法の短縮化を図るべく、載置台の前後方向長さを搬出すべき商品の前後方向長さよりも短く構成しても、プッシャが初期の状態において商品の後端面から外れてしまう事態を防止できるとともに、2つの商品が同時に搬出される事態を招来する虞れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である商品搬出装置を示した斜視図である。
【図2】図1に示した商品搬出装置に適用する右ケースの内部を示す側面図である。
【図3】図1に示した商品搬出装置に適用する左ケースの内部を示す側面図である。
【図4】図1に示した商品搬出装置に適用する待機支持部材、搬出支持部材、待機支持駆動体および搬出支持駆動体を示す分解斜視図である。
【図5】図1に示した商品搬出装置に適用する往復駆動機構、駆動源およびプッシャを示す分解斜視図である。
【図6】図1に示した商品搬出装置に適用する売切検知レバーを示す斜視図である。
【図7】(a)は、図1に示した商品搬出機構の往復移動機構に適用する往復移動体および回転駒の分解斜視図、(b)は、往復移動機構の横断面図である。
【図8】図1に示した商品搬出装置を適用する自動販売機の販売待機状態を示す概念図である。
【図9】図8に示した販売待機状態における待機支持部材、搬出支持部材、待機支持駆動体および搬出支持駆動体の関係を示す概念図である。
【図10】図8に示した状態よりもプッシャが前端側へ移動した状態を示す概念図である。
【図11】図10に示した状態における待機支持部材、搬出支持部材、待機支持駆動体および搬出支持駆動体の関係を示す概念図である。
【図12】図10に示した状態よりもプッシャが前端側へ移動した状態を示す概念図である。
【図13】図12に示した状態よりもプッシャが前端側へ移動した状態を示す概念図である。
【図14】プッシャが載置台に対して最も前端側へ移動した状態を示す概念図である。
【図15】図14に示した状態における待機支持部材、搬出支持部材、待機支持駆動体および搬出支持駆動体の関係を示す概念図である。
【図16】図15に示した状態よりもプッシャが後端側へ移動した状態を示す概念図である。
【図17】図16に示した状態における待機支持部材、搬出支持部材、待機支持駆動体および搬出支持駆動体の関係を示す概念図である。
【図18】図16に示した状態よりもプッシャが後端側へ移動した状態を示す概念図である。
【図19】従来の商品搬出装置を示す側面図である。
【図20】従来の商品搬出装置を示す側面図である。
【符号の説明】
30 商品収納コラム
31 後壁
32 前壁
33 搬出口
40 ハウジング
40L,40R ケース
41 垂直部
42 載置台部
43 往復溝
44 検知溝
45 格納凹部
46,47 上方開口溝
48 下方開口溝
50 プッシャ
51 押板
52 主板
53 突条部
54 溝孔
60 売切検知レバー
70 往復移動機構
71 軸部材
72 往復移動体
73 歯車列
74 回転駒
80 駆動源
81 ドライブギヤ
90 案内溝
100 待機支持部材
101 待機軸受部
102 待機支持部
103 待機作用部
104 ストッパ部
110 搬出支持部材
111 搬出軸受部
112 搬出支持部
113 搬出作用部
120 待機支持駆動体
121 待機基部
122 待機規制部
123 第1当接片
124 第2当接片
130 搬出支持駆動体
131 搬出基部
132 搬出規制部
133 検出突部
134 受圧板部
135 前方受圧突起
136 後方受圧突起
140 ストローク検出センサ
200 商品
711 往復螺旋溝
712 ドリブンギヤ
721 ガイド孔
722 移動当接部
723 案内突部
724 収容孔
725 弾性爪片
725a 爪部
741 太径部
742 細径部
743 従動片

Claims (2)

  1. 商品を積層する載置台に対してその前後方向に沿って移動するプッシャを備え、このプッシャを最下位商品に押し当てながら前方へ移動させることにより、該最下位商品を搬出口から搬出する商品搬出装置において、
    前記載置台に積層した商品を前壁と後壁との間に収納し、かつ前記前壁が前記載置台の前端よりも前方に位置する態様で構成した商品収納コラムを適用対象とし、
    前記商品収納コラムの前壁と後壁との間において前記載置台の前方となる位置に上下方向に向けて揺動可能となる態様で前記載置台に支承させ、上方に揺動した場合に前記載置台の前方域に突出することにより該載置台の上面延長上に位置する一方、下方に揺動した場合に前記載置台の前方域から搬出口に至る搬出域を開放する搬出支持部材と、
    前記プッシャの前後方向に沿った移動に応じて動作し、前記搬出支持部材の揺動を規制する搬出支持駆動体と
    を備え、
    前記搬出支持駆動体は、少なくとも前記プッシャが最も後方に位置した状態から前方への移動を開始した場合に前記搬出支持部材を前記載置台の前方域に突出した状態に維持して前方へ移動する最下位商品の前端部下面を支持する一方、少なくとも前記プッシャが前記載置台に対して最も前方へ移動した場合には前記搬出支持部材を下方に揺動させることを特徴とする商品搬出装置。
  2. 前記商品収納コラムの前壁と後壁との間において前記載置台の前方となる位置に上下方向に向けて揺動可能に配設し、上方に揺動した場合に前記載置台の前方域に突出することにより該載置台の上面延長上に位置する一方、下方に揺動した場合に前記載置台の前方域から搬出口に至る搬出域を開放する待機支持部材と、
    前記プッシャの前後方向に沿った移動に応じて動作し、前記待機支持部材の揺動を規制する待機支持駆動体と
    をさらに備え、
    前記プッシャは前記載置台に対して往復移動可能に配設したものであり、
    前記待機支持駆動体は、
    商品販売待機状態において前記待機支持部材を上方に揺動させることにより最下位商品の前端部を支持する一方、前記プッシャが最も後方に位置した状態から前方への移動を開始した場合に前記待機支持部材を下方に揺動させることにより前記載置台の前方域から搬出口に至る搬出域を開放し、さらに前記プッシャが最も前方に位置した状態から後方への移動を開始した場合に前記待機支持部材を商品販売待機状態に復帰させるものであり、
    前記待機支持部材は、商品販売待機状態に復帰する際に前記搬出支持部材に当接することにより、当該搬出支持部材を前記載置台の前方域に突出した状態に復帰移動させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品搬出装置。
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