JP3261597B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3261597B2
JP3261597B2 JP27571893A JP27571893A JP3261597B2 JP 3261597 B2 JP3261597 B2 JP 3261597B2 JP 27571893 A JP27571893 A JP 27571893A JP 27571893 A JP27571893 A JP 27571893A JP 3261597 B2 JP3261597 B2 JP 3261597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近、自動販売機が道路にはみ出さない
ようにするために、奥行を小さくした薄型の自動販売機
を設置することが求められてきている。そのため、従来
より種々の自動販売機が発明されている。
【0003】たとえば、図9に示すように、コラム11
2の底部に開閉板101を備え、かつ、コラム112の
背面下部にプッシャ102の押し込み用開口部を設ける
とともに、該開口部の端面に商品移動用空間を有する商
品111の収納ケース110、その収納ケース110の
底部にて移動可能なるプッシャ102、レバー機構10
5,106を介してプッシャ102に連結されるソレノ
イド103及びプッシャ102と開閉板101とを連結
するレバー機構107,108,109よりなる自動販
売機100が提案されている(特開平2−2786
号)。
【0004】この自動販売機100であると、商品11
1は、プッシャ102によって押し出されるとともに、
開閉板101が下方に傾斜するため、商品111を搬出
する際にその奥行方向に空間をあまり必要としない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プッシャ102は、積
重ねられた商品111の最下段の商品111を押出すだ
けでなく、最下段から2段目の商品111が落下しない
ように、支持部の役割も兼ねており、このプッシャ10
2が必須要件となっている。ところが、プッシャ102
を動かすためには、コラム112の後方にプッシャ10
2の退避空間とソレノイド103を設ける必要があり、
この空間とソレノイド103の寸法分だけ自動販売機1
00の奥行が大きくなるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、さら
に自動販売機の奥行を薄くできるものを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コラムに複数
の商品を積み重ねて収納する自動販売機において、前記
コラムの底板の後端部に回転軸を設けて、その前部が下
方に傾斜するようになし、前記底板の下面にはローラを
配して、このローラと接触するようにカム板を設け、販
売指令信号が入力すると前記カム板を回動させることで
底板を所定角度回動傾斜させるモータを設けると共に、
カム板にクランクレバーの下部を連結し、前記底板に載
置された下から2段目の商品を押圧して支持する押圧部
材を前記底板の後方に配して、この押圧部材の下部を前
記回転軸を中心に回動させると共に前記クランクレバー
の上部に連結してなり、販売待機状態で前記底板
平状態に保持販売販売指令によるモータの駆動でカ
ム板を回動させ、カム板によるクランクレバーの回動で
押圧部材回動して底板上の下から2段目の商品を除々
押圧し最大押圧点を経て除々に押圧を緩め解除すると
共に、押圧部材による最大押圧点に至る前後に前記カム
板による底面の傾斜回動を開始し続いて水平位置に戻す
ようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作 用】上記構成の自動販売機の動作状態について説
明する。
【0009】販売待機状態においては、カム板に底板に
あるローラが載置されて、底板は水平状態に保持されて
いる。そのため、この底板に積み重なっている商品は落
下しない。
【0010】販売待機状態においてモータに販売指令信
号が入力すると、販売状態になり、カム板は所定角度回
動することにより、それに載置されたローラが動き底板
は傾斜する。そのため、底板の最下段に載置されている
商品が落下する。また、下から2段目の商品は、カム板
が回転することにより、クランクレバーが作動し、押圧
部材を回動させて、押圧部材がこの下から2段目の商品
を押圧する。そのため、最下段の商品と共に、下から2
段目の商品が落下しない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例のタバコTの自動販
売機について、図1〜図8に基づいて説明する。
【0012】符号12は、自動販売機の本体10の内部
に設けられたコラムであって、コラム12には、複数個
のタバコTを積み重ねた状態で収納できる。また、コラ
ム12の前面12aの下端部には、タバコTを搬出する
ための搬出口14が設けられている。
【0013】符号8は、コラム12の前方に垂直方向に
設けられた通路であって、搬出口14から不図示の商品
取出し口に接続されている。この通路の奥行き寸法A
は、自動販売機の奥行き寸法をなるべく小さくするため
に、タバコTの厚みAより少しだけ大きく設定されてい
る。
【0014】符号13は、コラム12に設けられ、本体
10に固定された台である。この台13は、モータ32
を載置する載置部13aと載置部13aの側壁13bか
らなる。
【0015】符号16は、コラム12の底板である。こ
の底板16の後端部からは、ヒンジ部18,18が突出
している。そして、このヒンジ部18,18は、回転軸
20が挿入されている。この回転軸20の一端は本体1
0に取付けられ、他端は台13の側壁13bに取付けら
れている。
【0016】符号22は、底板16の下方に設けられた
ローラであって、底板16の下面から突出した一対のロ
ーラ支持部24,24に回動自在に取付けられている。
【0017】符号26は、底板16の後端部から上方に
延設された後壁であって、タバコTが底板16の後方へ
落下するのを防止している。
【0018】符号28は、ローラ22の下方に配された
円板状のカム板であり、扇型の切欠部28aが設けられ
ている。このカム板28の回転軸30は、モータ32の
回転軸に連結している。また、カム板28には、突部3
4が設けられている。
【0019】符号36は、底板16に貫通している矩形
の孔である。
【0020】符号38は、台13の載置部13aから上
方に突出している突起棒である。この突起棒38は、底
板16の孔36から突出する。
【0021】符号40は、クランクレバーである。この
クランクレバー40の上部は、回転軸20に取付けられ
ており、これを中心に回転する。クランクレバー40の
下部には、その長手方向に沿って長孔42が設けられ、
カム板28の突部34が係合している。これにより、カ
ム板28が回転すると、それとともにクランクレバー4
0が回転軸20を中心に移動する。また、クランクレバ
ー40の上端部から延設部41が設けられている。
【0022】符号44は、底板16の前部下方に設けら
れているマイクロスイッチであって、台13に固定され
ている。このマイクロスイッチ44は、クランクレバー
40の下端部に接触して作動する。
【0023】符号46は、底板16の後方に配された押
圧部材である。この押圧部材46の下端は、回転軸20
に取付けられており、これを中心に回動する。また、押
圧部材46の上端部には、ゴム48が取付けられてい
る。このゴム48の高さは、タバコTを2段積み重ねた
状態とほぼ同じ高さに設定しておく。
【0024】符号50は、回転軸20の回りに取付けら
れている捩りコイルバネよりなる第1バネである。この
第1バネ50の一端50aはクランクレバー40の延設
部41に取付けられ、他端50bは押圧部材46の下部
に取付けられている。そして、この第1バネ50は、押
圧部材46の上部を前方に回動させるように付勢する。
この動作状態については後述する。
【0025】符号52は、回転軸20に取付けられてい
る捩りコイルバネよりなる第2バネである。この第2バ
ネは、本体10の後壁10aと底板16との間に設けら
れており、底板16の後壁26を常に前方に付勢してい
る(図8参照)。
【0026】符号54は、コラム12の前壁12から吊
下げられているフィルムよりなる防止板である。これに
より、最下段のタバコTが搬出口14から落下するのを
防止する。
【0027】上記構成の自動販売機の作動状態について
説明する。
【0028】(1)販売待機状態(図2参照) この状態においては、カム板28の外周部にローラ22
が載置されており、底板16はほぼ水平状態に位置して
いる。また、クランクレバー40は、マイクロスイッチ
44と接触しOFF状態としている。
【0029】(2)販売状態(図3参照) モータ32に、販売指令信号が入力すると、モータ
32がカム板28を時計方向に回転させる。カム板28
が回転すると、ローラ22はカム板28の外周部に沿っ
て回転する。
【0030】 ローラ22がカム板28の切欠部28
aの位置にきたときに、その切欠部28aに落ち込み、
底板16が傾斜して、コラム12の最下段に載置されて
いるタバコT1が傾く。この場合に、突起棒38が、底
板16の孔36から突出し、タバコTを底板16から引
き離すとともにその傾き角度を大きくするため、その傾
きが促進される。
【0031】 タバコT1が底板16が滑り落ち、底
板16から半分突出した状態となる(図3のタバコT1
0の状態)。この状態で、底板16が水平に復帰し始め
て、底板16がタバコT10を蹴り落すような動作をす
る。そのため、タバコT10は、その姿勢を垂直方向に
変化させて(図3のタバコT11の状態)、通路8を落
下する。これにより、通路8の幅Aが狭くてもタバコT
11は、傾斜した底板16から通路8へ滑り落ちること
ができる。
【0032】 ,の状態を行いつつ、クランクレ
バー40もカム板28が回転することにより、回転軸2
0を中心に回動する。そして、マイクロスイッチ44に
接触していた下端部はその位置から離れON状態とな
る。また、クランクレバー40が下方に回動することに
より、第1バネ50の一端50aが下方に押圧され、そ
れとともに、第1バネ50の他端50bも前方に回動し
始める。この場合に、図6に示すように、回転角度がθ
1の間は、一端50aは他端50bを引きつけることな
く回動するが、図7に示すように、θ1以上の角度θ2
になると、その付勢力が働き、他端50bは押圧部材4
6を前方に傾斜させる。押圧部材46が前方に傾斜する
と、ゴム48が、最下段から2段目のタバコT2にあた
り、そのタバコT2は、コラム12の前壁12aとゴム
48とに挟まれている。そのため、最下段のタバコT1
が落下しても、2段目のタバコT2は落下しない。さら
に、底板16が前方に回動する場合に、第2バネ52の
付勢力によっても回動する。
【0033】(3)復帰状態 最下段のタバコT1を落下させた後、モータ32がさら
に時計方向に回転して、底板16の水平状態に復帰す
る。それとともに、クランクレバー40も回転して、押
圧部材46も、2段目のタバコT2の押圧状態を解除す
る。このため、水平状態に復帰した底板16の上に、2
段目のタバコT2が落下する。また、クランクレバー4
0は、マイクロスイッチ44と接触しOFF状態とな
り、モータ32が停止する。これにより、販売待機状態
に戻る。
【0034】以上により、本実施例の自動販売機である
と、底板16を傾斜させることにより、最下段のタバコ
Tを落下させ、2段目のタバコTは押圧部材46によっ
て落下するのを防止している。このため、自動販売機の
奥行き寸法を小さくでき、自動販売機を薄型化できる。
【0035】
【発明の効果】以上により、本発明の自動販売機である
と、底板をカム板によって傾斜させて最下段の商品を落
下させ、2段目の商品は押圧部材によって押えているた
め、その落下が阻止される。これにより、自動販売機の
奥行き寸法を小さくでき、自動販売機を薄型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す商品搬出部分の斜視図
である。
【図2】販売待機状態における商品搬出部分の側面図で
ある。
【図3】販売状態の商品搬出部分の側面図である。
【図4】販売待機状態における商品搬出部分の正面図で
ある。
【図5】販売待機状態における商品搬出部分の平面図で
ある。
【図6】販売待機状態における回転軸の要部拡大側面図
である。
【図7】販売状態における回転軸の要部拡大側面図であ
る。
【図8】販売待機状態における第2バネの要部拡大側面
図である。
【図9】従来の商品搬出部の側面図である。
【符号の説明】
10……自動販売機 11……本体 12……コラム 16……底板 20……回転軸 22……ローラ 28……カム板 32……モータ 34……突部 40……クランクレバー 46……押圧部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コラムに複数の商品を積み重ねて収納する
    自動販売機において、 前記コラムの底板の後端部に回転軸を設けて、その前部
    が下方に傾斜するようになし、 前記底板の下面にはローラを配して、このローラと接触
    するようにカム板を設け、 販売指令信号が入力すると前記カム板を回動させること
    で底板を所定角度回動傾斜させるモータを設けると共
    に、カム板にクランクレバーの下部を連結し、 前記底板に載置された下から2段目の商品を押圧して
    持する押圧部材を前記底板の後方に配して、この押圧部
    材の下部を前記回転軸を中心に回動させると共に前記ク
    ランクレバーの上部に連結してなり、 販売待機状態で前記底板水平状態に保持販売販売指令によるモータの駆動でカム板を回動させ、
    カム板による クランクレバーの回動で押圧部材回動し
    底板上の下から2段目の商品を除々に押圧し最大押圧
    点を経て除々に押圧を緩め解除すると共に、押圧部材に
    よる最大押圧点に至る前後に前記カム板による底面の傾
    斜回動を開始し続いて水平位置に戻すようにしたことを
    特徴とする自動販売機。
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