JP2994192B2

JP2994192B2 - 物品自動販売機

Info

Publication number: JP2994192B2
Application number: JP5312278A
Authority: JP
Inventors: 昭三藤本
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1993-06-16
Filing date: 1993-12-13
Publication date: 1999-12-27
Anticipated expiration: 2014-12-27
Also published as: JPH0765225A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は物品自動販売機に係り、
さらに詳しくは、物品を順次搬出する搬出機構の改良さ
れた物品自動販売機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、煙草等の物品を販売する自動販売
機においては、販売する物品の種類が多い場合、各物品
の寸法に応じた寸法のコラムを設け、それぞれのコラム
に物品を収納した上、これらの物品を順次搬出するよう
構成された物品搬出機構が知られている。図６は従来の
物品搬出機構の物品搬出部の構成を示した平面図であ
り、図７は図６に示した物品搬出部の正面図であり、図
８は図６に示した物品搬出部の側面図である。図６ない
し図８を参照して、まず従来の物品搬出機構の物品搬出
部の構成について説明する。

【０００３】物品搬出部は、物品を搬出するためのスラ
イドアングル１２７と、スライドアングル１２７を往復
運動させるための駆動ピン１２５・１２６と、駆動ピン
１２５・１２６を円周方向に移動させるための主歯車１
２１、中間歯車１２２・１２３および従歯車１２４と、
主歯車１２１を回転駆動するための搬送モーター１０６
と、カムスイッチ１０７と、スライドアングル１２７に
一体的に取り付けられ、物品を搬送する際に物品を押し
出すための押し板１２８とから構成されている。スライ
ドアングル１２７には物品の二個搬出（二個落ち）を防
止するための外枠１２７ａが設けられている。実際の物
品搬出機構では、この物品搬出部の上部に物品を積層収
納するマガジンが取り付けられた構成となっている。

【０００４】図９は、従来の物品搬送機構の動作を説明
するための概略図であり、図１０は図９に示した物品搬
送機構の物品搬出部１００の拡大斜視図である。図９を
参照して、次に物品搬送機構の動作について説明する。
まず、この場合は二列縦積みの交互搬出の一例について
説明する。同図（ａ）に示すように待機状態では、押し
板１２８と外枠１２７ａの間に物品１１３が位置し、物
品１１３は押し板１２８に接していない状態である。こ
の状態から同図（ｂ）に示すように搬出動作が開始され
ると、押し板１２８が右方向に移動して物品１１３の側
面を押圧する。これによって、物品１１３は右方向に移
動される。

【０００５】ここで、この押し板１２８の移動は、図１
０に示すように、搬送モーター１０６によって主歯車１
２１を回転させ、その主歯車１２１の回転によって中間
歯車１２２・１２３を介して従歯車１２４が回転され、
主歯車１２１および従歯車１２４に一体的に取り付けら
れた駆動ピン１２５および１２６が円周方向に回転され
ることによって押し板１２８が左右方向に移動すること
によって行われる。この押し板１２８の右方向への移動
によって図９（ｃ）に示すように物品１１３が下方向に
落下し搬出動作が終了する。このように左右交互に順次
搬出動作が行われる。

【０００６】なお、外枠１２７ａは図９（ｃ）に示した
状態で押し板１２８の右方向の移動に伴って左列の最下
部の物品１１３が下方向に移動する際に傾いて誤って落
下搬出して二個搬出されてしまうのを防止するためのも
のであり、左列の最下部の物品が傾いた状態でも下方向
に移動することができるように物品１１３の対角寸法よ
りも大きくなるように形成されている。なお、関連先行
技術としては、たとえば実公平４−４９７３４号公報に
開示された手段がある。この技術は、通常の自動販売機
では、物品の厚みに変動があった場合、これに対応でき
ないことに鑑み、上下方向および厚み方向の物品寸法の
変更に追随して物品ストッパー等の移動が行われるよ
う、構成の改良が試みられた自動販売機に関する提案で
ある。

【０００７】また、他の関連先行技術としては、たとえ
ば特開平３−２９０７８号公報に開示された手段があ
る。この技術は、後端をＬ字型に屈曲した仕切り板を自
動販売機の物品搬出庫内の左右に配列するとともに前記
仕切り板を第１と第２の２枚に夫々分割し、一方を他方
に対して相対的に前後に移動させることにより、物品の
奥行寸法の変化に対応した空間を形成させるように構成
されたものである。

【０００８】しかしながら、前記従来の構成では、物品
１１３の幅および奥行きがある程度異なっても対応でき
るが、高さの異なる物品１１３についてはやはり搬出口
に引っ掛かる場合があり、充分対応できないという問題
点を有している。また、外枠１２７ａがあるので、物品
搬出部１００の容積が大きくなり、その結果、物品１１
３の収納率が低下してしまうという問題点を有してい
る。さらに、物品の幅、高さならびに奥行の各々異なる
場合については、一段と対応が困難であり、解決すべき
課題が残されている。

【０００９】たとえば、先に述べた特開平３−２９０７
８号公報に開示の技術においては、奥行方向の寸法変動
には対処しうるとしても、仕切り板の間隔が固定されて
いるため、幅方向の寸法を変更することはできない。従
って本発明の目的は、自動販売機において、収納部のベ
ース上に幅の異なる物品を積み上げることが可能で、さ
らに高さの異なる物品を搬出する際、ならびに幅および
奥行方向の寸法が異なる物品を積み上げ、さらに高さの
異なる物品を搬出する際、いずれも支障なく搬出が行な
われるよう、サイズの異なる物品に容易に一台で対応し
得る物品自動販売機を提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明は標記課題を解決
するためなされたものであって、その第１の要旨とする
ところは、水平なベース上に物品を左右二列に積み上げ
る収納部と、収納部の物品を搬出する搬出部を備えた自
動販売機において、上記の収納部には、ベース上に固定
された垂直な仕切り板と、仕切り板の両側にそれぞれ配
置された側板と、各側板を仕切り板に対して固定係合手
段を回動中心として円弧運動させる平行リンク機構と、
側板を固定するセッティング機構が備えられており、仕
切り板と各側板との間に物品を積み上げる物品自動販売
機にある。

【００１１】また、本発明の第２の要旨とするところ
は、水平なベース上に物品を左右二列に積み上げる収納
部と、収納部の物品を搬出する搬出部を備えた自動販売
機において、上記の収納部には、ベース上に固定された
垂直な仕切り板と、仕切り板の両側にそれぞれ配置され
た側板と、各側板を仕切り板に対して固定係合手段を回
動中心として円弧運動させる平行リンク機構と、側板を
固定するセッティング機構、さらには物品ガイドを奥行
方向に移動して固定させる機構が備えられており、仕切
り板と各側板との間に物品を積み上げる物品自動販売機
にある。

【００１２】なお、以上の構成において、平行リンク機
構は、仕切り板の少くとも上下二か所に設けられた、側
板と仕切り板とを係合するリンク用板からなり、リンク
用板が仕切り板との係合点を中心に垂直面内で円弧運動
するように構成されていること、あるいはまた、セッテ
ィング機構は、各側板の上下に固着した支え板に円弧状
に配置された複数のロック孔と、ロック孔に嵌合するロ
ックピンから構成されていること、さらにはまた、搬出
部は、ベースの下側に配置され振子運動を行うアーム
と、ベースの上側に配置されアームに係合された押し板
が備えられており、アームの振子運動に応じて押し板を
ベース上で左右水平運動させることにより物品を左右に
搬出すること、は、いずれも有効である。

【００１３】また、特に本発明の第２の要旨に関連する
構成においては、物品ガイド移動機構は上・下の回転穴
に支えられた棒状の回転自在な物品ガイドと、物品の奥
行寸法に応じてセット固定する複数の切欠溝を有するセ
ット板とから構成されていることは有効である。

【００１４】

【作用】本発明によれば、各側板を仕切り板に対して上
下左右に連動させて平行移動させる平行リンク機構を備
えたので、仕切り板と各側板との間隔を変えることがで
きるだけでなく、側板とベースとの間隔も変えることが
できる。これにより、幅の異なる物品をベース上に積み
上げることができ、しかも、高さの異なる物品を搬出す
る際、側板とベースとの間に物品が引っ掛からなくする
ことができる。さらに本発明においては、物品ガイドを
奥行方向に移動して固定させる機構を備えることによっ
て、幅方向、高さ方向の異なる物品のみならず、奥行方
向の寸法の異なる物品についても対応することが可能と
なるものである。したがって、一台の自動販売機で、サ
イズの異なる物品に容易に対応できる。また、平行リン
ク機構を簡単な構成とし得ること、側板の所望の位置へ
の固定を可能とし得ること、さらには大きな収納部を確
保し得ること、などの改良により、従来の自動販売機に
勝る一層の効果を発揮することができる。

【００１５】

【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について詳細に説明する。図１は本実施例の自動販売
機の正面図であり、図２はその側面図、図３はその平面
図、図４はその背面図である。本実施例の自動販売機
は、図１に示すように、煙草等の物品１（図３）を収納
する収納部２１と、収納部２１の物品１を搬出する搬出
部２２から構成されている。収納部２１は、図３に示す
ように、水平なベース２（図１）上に固定された垂直な
仕切り板３と、仕切り板３の両側に配置された側板４・
４からなっており、仕切り板３と各側板４との間に物品
１を積み上げることができるようになっている。本実施
例の自動販売機では、サイズの異なる物品１に対応でき
るように、平行リンク機構が収納部２１に設けられてい
る。

【００１６】平行リンク機構は、図３および図４に示す
ように、各側板４と仕切り板３とをそれぞれの背面にお
いて、側板４に連接した支持板４ａおよび仕切り板３に
連接した支持板３ａを二個のリンク用板６で係合した構
成になっている。この場合、支持板３ａは固定係合手段
５ａにより、また支持板４ａは可動係合手段５ｂによ
り、それぞれ係合されている。この場合、リンク用板６
ａは、支持板３ａに係合された固定係合手段５ａを中心
に回動自在に設けられている。そこで、リンク用板６が
支持板３ａとの係合点５ａを中心に垂直面内で円弧運動
することにより、リンク用板６および可動係合手段５ｂ
が図４の点線位置から実線位置へと長孔内を回動し、こ
れによって各側板４が仕切り板３に対して固定係合手段
５ａを回動中心として円弧状に移動する。これにより、
図１に示すように、側板４と仕切り板３との間隔（物品
１の幅に対応）および、側板４の下端とベース２との間
隔（搬出口の大きさに対応）を同時に変えることができ
る。したがって、本実施例の自動販売機によれば、幅の
異なる物品１を容易に収納部２１に積み上げることがで
き、かつ、厚さの異なる物品１を容易に搬出できる。

【００１７】さらに、本実施例の自動販売機では、サイ
ズの異なる物品１に対応して側板４のセッティングを容
易に行えるように、側板４のセッティング機構が収納部
２１に設けられている。セッティング機構は、コの字形
のロックピン１０とロック孔１２に差し込み状態から抜
け出さないための圧縮バネ９、さらにロックピン１０を
保持するための側板に形成したコの字形のロックピン保
持板８から構成されている。操作手順につて述べると、
先ず図２で示すロックピン１０を一点鎖線で示す位置ま
で引き出すと、ロックピン１０がロック孔１２から抜け
出す。次に図１、図２で示す側板４に固定してある操作
シャフト７を持って側板４を物品１の幅および搬出口の
大きさに応じて適当な位置に移動させた後、所定のロッ
ク孔１２の位置で前述のロックピン１０を放すと、圧縮
バネ９の作用でロックピン１０がロック孔１２に挿入さ
れて、側板４が固定される。なお、これらの図において
２５は物品ガイド、２６はセット板であるが、物品の奥
行寸法が変化しない場合には使用する必要はない。

【００１８】次に本発明の他の実施態様例として、物品
の幅方向、高さ方向のみならず奥行寸法の変化にも対応
しうる場合の実施例を図５に示す。すなわち図５はこの
ような自動販売機の一例を示す（ａ）平面図、（ｂ）要
部斜視図である。この平面図（ａ）の構成は基本的には
前記平面図である図３と同様であるが、図５に示す実施
例においては、さらに、奥行調整機構が、図５（ａ）の
Ａ部を立体的に示した要部斜視図である図５（ｂ）に見
られるように、上・下の回転穴（但し図面上は上部穴は
省略）２７に支えられた棒状の回転自在な物品ガイド２
５と、複数の切欠溝２８ａ、２８ｂを有するセット板２
６とから構成されて設けられているものである。

【００１９】この場合、棒状の物品ガイド２５は一端を
回転軸３０で回転自在且つ上下移動可能に支持された連
結板２９を介して維持されている。そこで、たとえば連
結板２９がセット板２６の切欠溝２８ａに挿入されてい
ると、図５（ａ）の平面図では物品ガイド２５ならびに
連結板２９は実線で示す位置となり、物品１としては図
３の場合と同様に、奥行寸法を一杯に使用した、大きい
奥行きの場合（Ｌ）の物品販売に該当する。一方、連結
板２９を、図５（ｂ）に示す逆Ｕ字型の矢印方向の如
く、切欠溝２８ａから２８ｂに上下移動して差し替える
と、図５（ａ）の平面図では物品ガイド２５ならびに連
結板２９が一点鎖線で示す位置となり、物品１として
は、奥行寸法の小さい場合（Ｓ）の物品販売に対応する
ことが可能となる。

【００２０】次に、収納部２１の物品１を搬出する搬出
部２２について説明する。搬出部２２は、図１および図
２に示すように、ベース２の下側の基板１６に設けられ
ており、コンパクトで省スペースとなるように、ほぼ直
方体形状のケース１８に納められている。ケース１８の
中央には、搬送用モーター１９が、その回転軸１９ａが
水平となるように設置されている。回転軸１９ａには、
カム１３が固定されており、カム１３には、ピン１３ａ
が一体に形成されている。物品１を搬出する押し板１７
を駆動するためのアーム１５は、搬送用モーター１９を
囲むように設けられており、ピン１６ａ・１６ａにより
基板１６に回動可能に取り付けられている。

【００２１】アーム１５には、小判状の開口部１５ａが
形成されており、上記のピン１３ａがこの開口部１５ａ
に摺動可能に差し込まれている。したがって、ピン１３
ａが回転軸１９ａの回りに回転すると、アーム１５はピ
ン１６ａ・１６ａを支点にして左右に振子運動すること
になる。押し板１７は、ベース２上を水平左右に往復運
動するように、ベース２の上側に配置され、アーム１５
の上部に係合されている。上記の搬出部２２の構成にお
いて、自動販売機が待機状態にある場合、駆動用アーム
１５は、図１に二点鎖線で示した左側の位置（または、
右側の位置）で停止している。客が自動販売機にコイン
を挿入し、ボタン（図示されていない）を押すと、搬送
用モーター１９がオンになり、回転軸１９ａが回転し始
める。これに伴い、カム１３と一体になったピン１３ａ
が回転軸１９ａの回りに回転し始める。

【００２２】これにより、アーム１５の開口部１５ａ
は、ピン１３ａに摺動しながら、右方向に回動し、押し
板１７が水平右方向に移動する。その結果、仕切り板３
の右側のベース２上にあった物品１が押し出される一
方、仕切り板３と左側の側板４との間に積み上げられた
物品１が仕切り板３の左側のベース２上に降りてくる。
カム１３が１／２回転すると、カムスイッチ１４が切
れ、搬送用モーター１９がオフになる。以下、コインを
挿入し、ボタンを押す毎に、収納部２１に左右二列に積
み上げられた物品１が、左右交互に一個ずつ搬出され
る。

【００２３】

【発明の効果】以上述べた如く、本発明の基本構成を有
する自動販売機は、仕切り板３と各側板４との間隔を変
えることができるだけでなく、側板４とベース２との間
隔も変えることができる。これにより、幅の異なる物品
１をベース２上に積み上げることができ、しかも、高さ
の異なる物品１を搬出する際、側板４とベース２との間
に物品１が引っ掛からなくすることができる。しかも物
品ガイド２５を奥行方向に移動させることも可能となる
ので、奥行寸法の異なる物品１にも対応することが可能
となる。したがって、一台の自動販売機で、サイズの異
なる物品１に容易に対応できる。

【００２４】また、平行リンク機構の構成を簡単にする
ことが可能になるほか、ロック孔１２のいずれかにロッ
クピン１０を差し込むことで、側板４を所望の位置に容
易に固定できる。さらに、搬出部２２を従来に比べてコ
ンパクト化することが可能となるので、自動販売機の収
納部２１を大きなものとすることができ、物品１の収納
率が向上することになる。本発明の物品の自動販売機
は、以上のように、従来の販売機にない種々の優れた改
良点を有するものであり、その実用的効果は測り知れな
いものがある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の自動販売機の一実施例の正面図であ
る。

【図２】図１の自動販売機の側面図である。

【図３】図１の自動販売機の平面図である。

【図４】図１の自動販売機の背面図である。

【図５】本発明の自動販売機の他の実施例の（ａ）平面
図、（ｂ）要部斜視図である。

【図６】従来の自動販売機の物品搬出部の構成を示した
平面図である。

【図７】図６の物品搬出部の正面図である。

【図８】図６の物品搬出部の側面図である。

【図９】図６の物品搬出機構の動作を説明するための該
略図である。

【図１０】図９の物品搬出機構の物品搬出部の拡大斜視
図である。

【符号の説明】

１，１１３物品２ベース３仕切り板４側板６リンク用板７操作シャフト８ロックピン保持板９圧縮バネ１０ロックピン１１支え板１２ロック孔１３カム１３ａ，１６ａピン１４，１０７カムスイッチ１５アーム１５ａ開口部１６基板１７，１２８押し板１８ケース１９，１０６搬送用モーター２１収納部２２，１００搬出部２５物品ガイド２６セット板２７回転穴２８ａ，２８ｂ切欠溝２９連結板３０回転軸１２１，１２２，１２３，１２４歯車１２５，１２６駆動ピン１２７スライドアングル１２７ａ外枠

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】水平なベース上に物品を左右二列に積み
上げる収納部と、収納部の物品を搬出する搬出部を備え
た自動販売機において、上記の収納部には、ベース上に
固定された垂直な仕切り板と、仕切り板の両側にそれぞ
れ配置された側板と、各側板を仕切り板に対して固定係
合手段を回動中心として円弧運動させる平行リンク機構
と、側板を固定するセッティング機構が備えられてお
り、仕切り板と各側板との間に物品を積み上げることを
特徴とする物品自動販売機。
【請求項２】水平なベース上に物品を左右二列に積み
上げる収納部と、収納部の物品を搬出する搬出部を備え
た自動販売機において、上記の収納部には、ベース上に
固定された垂直な仕切り板と、仕切り板の両側にそれぞ
れ配置された側板と、各側板を仕切り板に対して固定係
合手段を回動中心として円弧運動させる平行リンク機構
と、側板を固定するセッティング機構、さらには物品ガ
イドを奥行方向に移動して固定させる機構が備えられて
おり、仕切り板と各側板との間に物品を積み上げること
を特徴とする物品自動販売機。
【請求項３】平行リンク機構は、仕切り板の少くとも
上下二か所に設けられた、側板と仕切り板とを係合する
リンク用板からなり、リンク用板が仕切り板との係合点
を中心に垂直面内で円弧運動するように構成されている
ことを特徴とする請求項１または２記載の物品自動販売
機。
【請求項４】セッティング機構は、各側板の上下に固
着した支え板に円弧状に配置された複数のロック孔と、
ロック孔に嵌合するロックピンから構成されていること
を特徴とする請求項１〜３記載の物品自動販売機。
【請求項５】物品ガイド移動機構は上・下の回転穴に
支えられた棒状の回転自在な物品ガイドと、物品の奥行
寸法に応じてセット固定する複数の切欠溝を有するセッ
ト板とから構成されていることを特徴とする請求項２〜
４記載の物品自動販売機。
【請求項６】搬出部は、ベースの下側に配置され振子
運動を行うアームと、ベースの上側に配置されアームに
係合された押し板が備えられており、アームの振子運動
に応じて押し板をベース上で左右水平運動させることに
より物品を左右に搬出することを特徴とする請求項１〜
５記載の物品自動販売機。