JP2008275130A - 流体軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受装置の重量の増大及び材料コストの高騰を招くことなく、且つ、ハウジングの寸法精度を低下させることなく、ハウジングの強度を高める
【解決手段】ハウジング7の底部7bに軸方向下方へ向けた突出部7b3を設け、この突出部7b3の外周面7b31をブラケット6の内周面6aに固定している。ハウジング7の底部7bにスラスト荷重が負荷されると、その荷重の一部が突出部7b3を介してブラケット6に支持される。そのため、ハウジング7の側部7aと底部7bとの境界部Pの強度が増し、過大なスラスト荷重による境界部Pの破断を防止することができる。その一方で、底部7bの肉厚を不変にできるから、底部7bの内端面7b1に形成されたスラスト軸受面の成形収縮による変形を抑えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸受隙間に生じる潤滑流体の動圧作用で、軸部材を回転可能に支持する流体軸受装置に関する。
流体軸受装置は、その高回転精度および静粛性から、情報機器、例えばHDD等の磁気ディスク駆動装置、CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM/RAM等の光ディスク駆動装置、MD、MO等の光磁気ディスク駆動装置等のスピンドルモータ用、レーザビームプリンタ(LBP)のポリゴンスキャナモータ、プロジェクタのカラーホイール用モータ、あるいは電気機器の冷却等に使用されるファンモータなどの小型モータ用として好適に使用可能である。
この種の流体軸受装置として、例えば特許文献1の図2に示されている流体軸受装置は、側部と底部が一体形成されたコップ状のハウジングと、ハウジングの内周面に固定された軸受スリーブと、軸受スリーブの内周に挿入された軸部材とを備え、軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間に生じる潤滑膜で軸体を回転可能に支持している。また、ハウジングの外周面をブラケットの内周面に固定することにより、流体軸受装置がスピンドルモータに組み込まれる(同文献の図1参照)。このスピンドルモータには複数枚(図示例では2枚)のディスクが搭載され、HDD等の大容量化が図られている。
特開2006−118705号公報
このように、スピンドルモータに複数枚のディスクを搭載すると、モータ全体の重量が嵩むため、衝撃荷重等により軸受装置に大きな負荷が加わる。図7に、流体軸受装置のブラケット6’と、その内周に固定されたハウジング7’のみを示す。このハウジング7’の底部7b’に、例えば複数枚のディスクが積層されて重量が増大した軸部材(図示省略)が突き当たることにより、矢印で示すような衝撃が加わると、ハウジング7’の側部7a’と底部7b’との境界部Pで破断が生じる恐れがある。
このような不具合は、例えばハウジングの底部を厚肉に形成し、底部の強度を高めることにより回避することができる。しかし、ハウジングの底部の厚肉化すると、軸受装置の重量の増大及び材料コストの高騰を招くため好ましくない。また、ハウジングが樹脂で形成される場合は、底部を厚肉化することにより成形収縮量が増大し、ハウジング底部の内端面の面精度が悪化する恐れがある。特に、ハウジング底部の内端面がスラスト軸受隙間に面する場合には、この内端面の面精度の低下によりスラスト軸受隙間の幅精度が悪化し、スラスト方向の支持力の低下を招く恐れがある。
本発明の課題は、軸受装置の重量の増大、材料コストの高騰、及びハウジングの寸法精度の低下を招くことなく、ハウジング底部の強度を高めることにある。
前記課題を解決するために、本発明は、側部及び底部を一体に有し、側部の一端が開口すると共に、他端が底部で閉鎖されたハウジングと、ハウジングの内部に収容された軸部材と、軸部材の外周面と面するラジアル軸受隙間と、ハウジング底部の内端面に面するスラスト軸受隙間とを備えた流体軸受装置において、ハウジング底部の外端面の外周に、軸方向でかつ前記開口部から離反する方向に突出した突出部を設け、この突出部をブラケットの内周面に固定したことを特徴とする。
このように、本発明の流体軸受装置は、ハウジング底部に設けた突出部をブラケットに固定している。ハウジングの底部にスラスト荷重が負荷されると、その荷重の一部が突出部を介してブラケットに支持される。そのため、ハウジングの側部と底部との境界部の強度が増し、過大なスラスト荷重による境界部の破断を防止することができる。その一方で、底部の肉厚を不変にできるから、スラスト軸受隙間を形成する底部内端面(スラスト軸受面)の成形収縮による変形を抑えることができる。
多くの場合、スラスト荷重に対しては、側部の内周面と底部の内端面との境界部が最も脆弱な部分となり、この脆弱部を起点として破断が生じる。突出部の径方向の肉厚をハウジング側部よりも大きくしておけば、前記脆弱部における軸方向の肉厚が増すため、前記脆弱部を起点とする軸方向の破断を防止することができる。
突出部に、径方向の肉厚を増しながらハウジング底部の外端面に達する補強部を設けることにより、突出部の内周面と底部の外端面との間での応力集中を緩和させることができる。その一方で、この補強部の軸方向の肉厚は内径側に向けて徐々に減少しているので、底部の成形収縮によるスラスト軸受面の変形を最小限に抑えることができる。
また、ハウジングの側部の内周面と底部の内端面との境界部に、ヌスミ部を設けることにより、この部分での応力集中を緩和することができ、ハウジングの破断強度がより一層高まる。このとき、ハウジング底部に突出部を設けていることにより、ヌスミ部を形成してもハウジングには十分な肉厚が確保されるため、ハウジングの強度低下を招くことはない。
以上のように、本発明によると、重量の増大及び材料コストの高騰を最小限に抑えつつ、ハウジング底部の強度向上を図ることができる。また、ハウジングが樹脂製であっても、成形収縮量の増大を抑え、ハウジングの寸法精度を維持し、軸受性能の低下を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、流体軸受装置の一種である動圧軸受装置(流体動圧軸受装置)1を組込んだ情報機器用スピンドルモータの一構成例を概念的に示している。この情報機器用スピンドルモータは、HDD等のディスク駆動装置に用いられるもので、動圧軸受装置1と、動圧軸受装置1の軸部材2に取り付けられたディスクハブ3と、例えば半径方向のギャップを介して対向させたステータコイル4およびロータマグネット5と、ブラケット6とを備えている。ステータコイル4は、ブラケット6の例えば外周面に取り付けられ、ロータマグネット5は、ディスクハブ3の内周に取り付けられている。ディスクハブ3は、その外周に磁気ディスク等のディスクDを一枚または複数枚保持する。ステータコイル4に通電すると、ステータコイル4とロータマグネット5との間に発生する電磁力でロータマグネット5が回転し、それに伴ってディスクハブ3、および軸部材2が一体となって回転する。
図2は、上記スピンドルモータで使用される動圧軸受装置1の一実施形態を例示するものである。この動圧軸受装置1は、軸部材2と、コップ状のハウジング7と、ハウジング7の内周に収容された軸受スリーブ8と、ハウジング7の一端開口部をシールするシール部材9とを主要構成部品として構成される。なお、以下では、説明の便宜上、ハウジング7の開口側を上側、その閉口側を下側として説明を進める。
軸部材2は、ステンレス鋼等の金属材料で形成され、軸部2aと軸部2aの下端に一体又は別体に設けられたフランジ部2bとを備えている。軸部材2の全体を金属で形成する他、例えばフランジ部2bの全体あるいはその一部(例えば両端面)を樹脂で構成することにより、金属と樹脂のハイブリッド構造とすることもできる。
ハウジング7は、側部7a及び底部7bが一体に形成され、側部7aの一端が開口すると共に、他端が底部7bで閉塞されている。ハウジング7は、例えば樹脂の射出成形によって形成され、ハウジング7を形成する樹脂は主に熱可塑性樹脂、例えば、非晶性樹脂として、ポリサルフォン(PSF)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニルサルフォン(PPSU)、ポリエーテルイミド(PEI)等、結晶性樹脂として、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等を用いることができる。また、上記の樹脂に充填する充填材の種類も特に限定されないが、例えば、充填材として、ガラス繊維等の繊維状充填材、チタン酸カリウム等のウィスカー状充填材、マイカ等の鱗片状充填材、カーボンファイバー、カーボンブラック、黒鉛、カーボンナノマテリアル、金属粉末等の繊維状又は粉末状の導電性充填材を用いることができる。これらの充填材は、単独で用い、あるいは、二種以上を混合して使用しても良い。ハウジング7の射出材料は上記に限らず、例えば、マグネシウム合金やアルミニウム合金等の低融点金属材料が使用可能である。また、金属紛とバインダーの混合物で射出成形した後、脱脂・焼結するいわゆるMIM成形や、金属材料、例えば真ちゅう等の軟質金属のプレス成形でハウジング7を形成することもできる。
ハウジング7の側部7aは、円筒状の小径部7a1と、小径部7a1の一端側に配置された大径部7a2とで構成される。大径部7a2の外周面7a21(大径外周面)は小径部7a1の外周面7a11(小径外周面)より大径に形成され、同様に大径部7a2の内周面7a22も小径部7a1の内周面7a12より大径に形成されている。両内周面7a12、7a22の境界面7a3は軸方向と直交する方向の平坦面状に形成される。底部7bの内端面7b1には、スラスト軸受面となる動圧溝領域(図2に黒塗りで示す)が形成され、この領域には、動圧発生部として、例えばスパイラル状に配列した複数の動圧溝(図示省略)が形成されている。内端面7b1と側部7aの小径内周面7a12との境界部にはヌスミ部7cが形成され、このヌスミ部7cにより前記境界部は角部のない曲面状を呈する。
ハウジング7の底部7bには、外端面7b2から軸方向でかつハウジング7の開口部から離反する方向、すなわち軸方向下方へ向けて突出した突出部7b3が設けられる。突出部7b3は、本実施形態では環状に形成される。突出部7b3の外周面7b31は、側部7aの小径外周面7a11と同一径、且つ連続的に形成され、突出部7b3の内周面7b32は側部7aの小径内周面7a12よりも小径に形成される。従って、突出部7b3の径方向の肉厚は、側部7aの小径部7a1の肉厚よりも大きくなるように形成される。また、突出部7b3には、径方向の肉厚を増しながらハウジング7の底部7bの外端面7b2に達する補強部7b4が形成される。
ハウジング7の外周面は、例えば接着によってブラケット6の内周面6aに固定される。このとき、ハウジング7の小径外周面7a11だけでなく、突出部7b3の外周面7b31もブラケット6に接着固定される。ハウジング7の底部7bに、図7に示すようなスラスト荷重が負荷された場合、この荷重の一部が突出部7b3を介してブラケット6に支持される。これにより、ハウジング7の側部7aと底部7bとの境界部(図2に点線Pで示す)の強度が増し、この部分での破断を防止することができる。従って、本発明は、図1に示すような複数枚のディスクを搭載したディスク駆動装置のように、ハウジング7に大きな負荷荷重が加わる用途で使用される流体軸受装置に好適に適用できる。一方で、突出部7b3を設けても底部7bの肉厚は不変にできるから、底部7bの内端面7b1に形成されたスラスト軸受面の成形収縮による変形を抑えることができる。
また、上記のように、突出部7b3の径方向の肉厚を側部7aより大きくすることで、通常最も脆弱な部分となる側部7aの小径内周面7a12と底部7bの内端面7b1との境界部における軸方向の肉厚が増すため、この部分を起点とする軸方向の破断を防止することができる。
また、突出部7b3に補強部7b4を設けることにより、突出部7b3の内周面7b32と底部7bの外端面7b2との間での応力集中を緩和させることができる。その一方で、この補強部7b4の軸方向の肉厚は内径側に向けて徐々に減少しているので、底部7bの成形収縮によるスラスト軸受面の変形を最小限に抑えることができる。尚、この補強部7b4は、図2に示すようなテーパ状に限らず、例えば円弧状に形成することもできる。
さらに、ハウジング7の側部7aの小径内周面7a12と底部7bの内端面7b1との境界部にヌスミ部7cを設けることにより、この部分での応力集中が緩和され、ハウジング7の破断強度がより一層高まる。このとき、突出部7b3に補強部7b4を設けていることにより、底部7bの肉厚は十分に確保できるため、ヌスミ部7cを設けることによる底部7bの強度の低下を防止することができる。
軸受スリーブ8は、焼結合金からなる多孔質体、例えば銅を主成分とする焼結金属で円筒状に形成される。焼結金属には潤滑油が含浸されている。この他、中実の金属材料、例えば黄銅等の軟質金属で軸受スリーブ8を形成することもできる。
軸受スリーブ8の内周面8aには、ラジアル軸受面となる上下2つの動圧溝領域(図2に黒塗りで示す)が軸方向に離隔して設けられる。これら2つの領域には、図3に示すように、動圧発生部として、例えばヘリングボーン形状に配列した複数の動圧溝Gがそれぞれ形成される。上側の領域の動圧溝Gは軸方向で非対称に形成されており、該領域内では上側の動圧溝の軸方向長さX1が下側の動圧溝の軸方向長さX2よりも若干大きくなっている(X1>X2)。一方、下側の領域の動圧溝Gは軸方向対称に形成され、該領域内では上下の動圧溝Gの軸方向長さがそれぞれ等しい。動圧溝Gを有するラジアル軸受面となる領域は、軸部材2の軸部2aの外周面に形成することもできる。
軸受スリーブ8の下側端面8bには、スラスト軸受面となる動圧溝領域(図2に黒塗りで示す)が形成される。この領域には、動圧発生部として、例えばスパイラル状に配列した複数の動圧溝(図示省略)が形成されている。
軸受スリーブ8の外周面8dの一箇所もしくは円周方向に等配した複数箇所には、潤滑油を循環させるための循環溝8d1が軸方向に形成される。循環溝8d1の両端は軸受スリーブ8の両端面8b、8cに開口している。
シール部材9は、円盤状の第1シール部9aと、第1シール部9aの一方の端面9a1から軸方向に突出した円筒状の第2シール部9bとで断面逆L字形に一体形成される。第2シール部9bの外周面9b1および内周面9b2は何れも円筒面状に形成され、第1シール部9aの内周面9a2は上方を拡径させたテーパ面状に形成される。図4および図5に示すように、上記一方の端面9a1には、潤滑油を循環させるための半径方向の循環溝10が形成されている。この循環溝10は、端面9a1を横断して一箇所もしくは円周方向の等配複数箇所(図5では3箇所)に形成される。シール部材9は例えば樹脂の射出成形品で形成され、使用可能なベース樹脂や充填材は、ハウジング7でのこれらの例示に準じるので、説明を省略する。
動圧軸受装置1の組立は、ハウジング7内に軸部材2を収容した後、ハウジング7の内周面に軸受スリーブ8を固定し、さらに軸受スリーブ8の外周面上端にシール部材9を固定することで行われる。その後、ハウジング7の内部空間に潤滑油を充満させれば、図2に示す動圧軸受装置1が得られる。ハウジング7と軸受スリーブ8の固定、および軸受スリーブ8とシール部材9の固定は、圧入や接着、さらには圧入接着(接着剤の介在の下で圧入する)で行うことができる。組立後は、シール部材9を構成する第1シール部9aの端面9a1が軸受スリーブ8の上側端面8cと当接し、第2シール部9bの下側端面がハウジング7の内周の境界面7a3と軸方向隙間11を介して対向している。また、シール部材9は、ハウジング7の大径部7a2の内径側に配置される。
軸部材2の回転時には、軸受スリーブ8の内周面8aのうち、ラジアル軸受面となる上下2箇所の動圧溝領域は、それぞれ軸部2aの外周面とラジアル軸受隙間を介して対向する。また、軸受スリーブ8の下側端面8bのスラスト軸受面となる動圧溝領域がフランジ部2bの上側端面2b1とスラスト軸受隙間を介して対向し、ハウジングの内端面7b1のスラスト軸受面となる動圧溝領域は、フランジ部2bの下側端面2b2とスラスト軸受隙間を介して対向する。そして、軸部材2の回転に伴い、上記ラジアル軸受隙間に潤滑油の動圧が発生し、軸部材2がラジアル軸受隙間内に形成される潤滑油の油膜によってラジアル方向に回転自在に非接触支持される。これにより、軸部材2をラジアル方向に回転自在に非接触支持する第1ラジアル軸受部R1と第2ラジアル軸受部R2とが構成される。同時に、上記スラスト軸受隙間に潤滑油の動圧が発生し、軸部材2が二つのスラスト軸受隙間内に形成される潤滑油の油膜によってスラスト方向に回転自在に非接触支持される。これにより、軸部材2をスラスト方向に回転自在に非接触支持する第1スラスト軸受部T1と第2スラスト軸受部T2とが構成される。
第1シール部9aの内周面9a2は、軸部2aの外周面との間に所定の容積をもった第1のシール空間S1を形成する。この実施形態において、第1シール部9aの内周面9a2は上方に向かって漸次拡径したテーパ面状に形成され、そのため第1のシール空間S1は下方に向かって漸次縮小したテーパ形状を呈する。また、第2シール部9aの外周面9b1は、ハウジング7の大径内周面7a22との間に所定の容積をもった第2のシール空間S2を形成する。この実施形態において、ハウジング7の大径内周面7a22は、上方に向かって漸次拡径したテーパ面状に形成され、そのため第1および第2のシール空間S1、S2は下方に向かって漸次縮小したテーパ形状を呈する。従って、シール空間S1、S2内の潤滑油は毛細管力による引き込み作用により、シール空間S1、S2が狭くなる方向に向けて引き込まれ、これによりハウジング7の上端開口部がシールされる。シール空間S1、S2は、ハウジング7の内部空間に充満された潤滑油の温度変化や圧力変化に伴う容積変化量を吸収するバッファ機能をも有し、油面は常時シール空間S1、S2内にある。第1のシール空間S1と第2のシール空間の容積は、第1のシール空間S1の方が小さい。
なお、第1シール部9aの内周面9a2を円筒面とする一方、これに対向する軸部2aの外周面をテーパ面状に形成してもよく、この場合、さらに第1のシール空間S1に遠心力シールとしての機能も付与することができるのでシール効果がより一層高まる。
上述のように、第1ラジアル軸受部R1の動圧溝Gは軸方向非対称に形成されており、上側領域の軸方向寸法X1が下側領域の軸方向寸法X2よりも大きくなっている(X1>X2)。そのため、軸部材2の回転時、動圧溝Gによる潤滑油の引き込み力(ポンピング力)は上側領域が下側領域に比べて相対的に大きくなる。そして、この引き込み力の差圧によって、軸受スリーブ8の内周面8aと軸部2aの外周面との間の隙間に満たされた潤滑油が下方に流動し、第1スラスト軸受部T1のスラスト軸受隙間→軸方向の循環溝8d1→半径方向の循環溝10という経路を循環して、第1ラジアル軸受部R1のラジアル軸受隙間に再び引き込まれる。
このように、潤滑油がハウジング7の内部を流動循環するように構成することで、ハウジング7の内部に満たされた潤滑油の圧力が局所的に負圧になる現象を防止して、負圧発生に伴う気泡の生成、気泡の生成に起因する潤滑油の漏れや振動の発生等の問題を解消することができる。この潤滑油の循環経路には、第1のシール空間S1が連通し、さらに軸方向隙間11を介して第2のシール空間S2が連通しているので、何らかの理由で潤滑油中に気泡が混入した場合でも、気泡が潤滑油に伴って循環する際にこれらシール空間S1、S2内の潤滑油の油面(気液界面)から外気に排出され、気泡による悪影響はより一層効果的に防止される。
なお、動圧溝Gの軸方向寸法の関係は、負圧の発生が生じない限り、上記とは逆(X1<X2)にすることもできる。あるいは、このようにラジアル軸受隙間で潤滑油を強制的に流動させる必要がないときは、動圧溝Gの形状を環状平滑部に対して軸方向対称に形成してもよい。また、軸方向の循環溝8d1はハウジング7の内周面に形成することもでき、半径方向の循環溝10は軸受スリーブ8の上側端面8cに形成することもできる。
本発明の実施形態は上記に限られない。図6に、本発明の他の実施形態に係る流体軸受装置21を示す。この流体軸受装置21は、シール空間Sが一箇所のみに設けられている点で上記の実施形態と異なる。この流体軸受装置21のハウジング27は、円筒形状の側部27aと、底部27bとからなり、ハウジング27の側部27aの内周面27a2にシール部材29が固定される。このシール部材29の内周面29aと軸部2aの外周面2a1との間にシール空間Sが形成される。シール部材29の内周面29aには、下方へ向けて漸次縮径したテーパ面が形成されているため、シール空間Sは下方へ向けて隙間幅を狭めた楔形状を成す。また、軸受スリーブ8の上側端面8cには径方向溝8c1が形成され、この径方向溝8c1と、軸受スリーブ8の外周面8dに形成された軸方向溝8d1とで、第1スラスト軸受部T1のスラスト軸受隙間とシール空間Sとを連通している。ハウジング27の他の構成、すなわち、突出部27b3、補強部27b4、及びヌスミ部27cは、上記実施形態のハウジング7における突出部7b3、補強部7b4、及びヌスミ部7cと対応する。流体軸受装置21のその他の構成は、上記の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上の実施形態では、ラジアル軸受部R1、R2及びスラスト軸受部T1、T2の動圧発生部がそれぞれ軸受スリーブ8の内周面8a、下側端面8b、及びハウジング7の内端面7b1に形成されているが、これらの面と軸受隙間を介して対向する面、すなわち軸部2aの外周面2a1、フランジ部2bの上側端面2b1及び下側端面2b2に形成してもよい。
また、以上の実施形態では、ラジアル軸受部R1、R2およびスラスト軸受部T1、T2として、ヘリングボーン形状やスパイラル形状の動圧溝により潤滑油の動圧作用を発生させる構成を例示しているが、ラジアル軸受部R1、R2として、いわゆるステップ軸受や、波型軸受、あるいは多円弧軸受を採用することもでき、スラスト軸受部T1、T2としてステップ軸受や波型軸受を採用することもできる。さらには、ラジアル軸受部R1、R2として、動圧発生部を有しない、いわゆる真円軸受を採用することもでき、スラスト軸受部T1、T2として軸部材の端部を接触支持するピボット軸受を採用することもできる。
また、以上の実施形態では、ラジアル軸受部R1、R2が軸方向に離隔して設けられているが、これらを軸方向で連続的に設けても良い。あるいは、これらの何れか一方のみを設けてもよい。
また、以上の実施形態では、流体軸受装置の内部空間に充満される潤滑剤として潤滑油が使用されているが、これに限らず、例えば空気等の気体や、潤滑グリース、磁性流体等を使用することもできる。
また、本発明の動圧軸受装置は、上記のようにHDD等のディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータに限らず、光ディスクの光磁気ディスク駆動用のスピンドルモータ等、高速回転下で使用される情報機器用の小型モータ、レーザビームプリンタのポリゴンスキャナモータ等における回転軸支持用、あるいは電気機器の冷却用のファンモータとしても好適に使用することができる。
本発明にかかる流体軸受装置を組込んだHDD用スピンドルモータの断面図である。 本発明にかかる流体軸受装置の断面図である。 軸受スリーブの断面図である。 シール部材のA−A線(図7参照)での断面図である。 B方向(図6参照)から見たシール部材の平面図である。 本発明にかかる流体軸受装置の他の実施形態を示す断面図である。 従来のハウジングを示す断面図である。
符号の説明
1 動圧軸受装置
2 軸部材
3 ディスクハブ
4 ステータコイル
5 ロータマグネット
6 ブラケット
7 ハウジング
7a 側部
7b 底部
7b3 突出部
7b4 補強部
7c ヌスミ部
8 軸受スリーブ
9 シール部材
R1、R2 ラジアル軸受部
T1、T2 スラスト軸受部
S1、S2 シール空間

Claims (4)

  1. 側部及び底部を一体に有し、側部の一端が開口すると共に、他端が底部で閉鎖されたハウジングと、ハウジングの内部に収容された軸部材と、軸部材の外周面と面するラジアル軸受隙間と、ハウジング底部の内端面に面するスラスト軸受隙間とを備えた流体軸受装置において、
    ハウジング底部の外端面の外周に、軸方向でかつ前記開口部から離反する方向に突出した突出部を設け、この突出部をブラケットの内周面に固定したことを特徴とする流体軸受装置。
  2. 前記突出部の径方向の肉厚が、ハウジング側部の肉厚よりも大きい請求項1記載の流体軸受装置。
  3. 突出部に、径方向の肉厚を増しながらハウジング底部の外端面に達する補強部を設けた請求項1記載の流体軸受装置。
  4. ハウジングの側部の内周面と底部の内端面との境界部にヌスミ部を設けた請求項1〜3の何れかに記載の流体軸受装置。
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