JP2008274425A - 連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置及びその制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置及びその制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 鋼板の表裏面のメッキ付着量を高精度に制御できるようにする。
【解決手段】 通板中の鋼板のパスライン位置を表裏目付量測定値から推定し、鋼板先端が通過時に生じるパスラインの変化量を予測することによってパスライン推定値を修正して、ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を高精度に推定し、この推定した付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するようにしたので、鋼板長手方向の全長に渡って、鋼板の表裏面のメッキ付着量を高精度に制御できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置及びその制御方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、鋼板の表裏面のメッキ付着量を高精度に制御するために用いて好適な技術に関する。
例えば、鉄鋼業において、鋼板に溶融亜鉛メッキする製造工程における溶融亜鉛メッキ付着量の自動制御は、メッキ浴直上のガスワイピングノズル(以下ではワイピングノズルとも記す)の主ノズルの位置及び吹付け圧力を制御することにより行われていた。メッキ付着量とワイピング位置、ワイピング圧力並びに通板速度の関係式(モデル)は、例えば、特許文献1、特許文献2に報告されている。
具体的には、ワイピング制御量とメッキ付着量の関係は、関数で近似され、実際の測定データに基づきこれら関数のパラメータを回帰して用いられるのが通常である。例えば、Z=メッキ付着量[g/m2]、P:ノズル圧力[kPa]、V:通板速度[mpm]、D:ノズル鋼板間の間隔[mm]とすると、以下のようなモデル式により計算される。
Z=f(P、V、D)=a0×Pa1×Va2×Da3
このようなモデル式を用いて制御する場合、目付量はノズル位置に対し非線形性が高く、ノズルと鋼板の間隔の正確な認識が必要となる。表裏のノズルの間隙はノズル機軸に取付けた位置検出用のパルス発振機などにより計測が可能であるが、鋼板と表裏それぞれのノズル間隙の正確な測定は困難である。
主ノズルと鋼板の間隔を測定する方法として、例えば、過流式の位置センサなどを用いて測定する方法が実用化されている。
特開平06―108219号公報 特開平07―048663号公報
しかしながら、過流式の位置センサなどを用いて測定したい位置においては、鋼板温度が高く(450℃程度)、また、温度ドリフト等の影響で精度良くワイピングノズルと鋼板間の間隙を計測することは困難である。
ところで、図7に示すように、メッキ浴100中の鋼板101は、メッキ浴100のシンクロール102、及び鋼板101を挟む上下段2本のサポートロール103a、103b等で支持されている。下段のサポートロール103bは鋼板101の形状(幅方向反り量)を良化するために通板中に操作される。
そのため、前記下段のサポートロール103bの押込み量の変化(図7(b)中において白抜きの矢印104で示す)によってメッキ浴100上のワイピング位置でのカテナリー量(鋼板がメッキ浴100へ浸漬している長さ)が変動する。
その結果として、矢印107、108で示したようにメッキ浴100を通過した鋼板101のパスラインが変化することにより、鋼板101とワイピングノズル105、106の間隙が変化する。このカテナリー量は鋼板101の板厚によっても変動する。
したがって、メッキ付着量を鋼板101の先端から精度良く制御するためには、鋼板101のパスラインを精度良く推定することが重要であったが、従来はパスラインを精度良く推定することが困難であったので、鋼板の表裏面のメッキ付着量を高精度に制御することが困難であった。
本発明は上述の問題点に鑑み、鋼板の表裏面のメッキ付着量を高精度に制御できるようにすることを目的としている。
本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置は、溶融金属浴槽、その上に配設されたガスワイピングノズル、及びその下流側には通板中の鋼板の表裏のメッキ付着量を検出するための表裏目付量測定装置が配設されている連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置であって、前記溶融金属浴槽を通過した前記鋼板のパスライン位置を推定するパスライン位置推定手段と、前記パスライン位置推定手段により推定したパスライン位置に基づいて前記ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を推定するメッキ付着量推定手段と、前記メッキ付着量推定手段により推定したメッキ付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するノズル位置修正量計算手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の他の特徴とするところは、前記パスライン位置推定手段は、前記表裏目付量測定装置により検出された表裏目付量測定値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする。
また、本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置のその他の特徴とするところは、前記パスライン位置推定手段は、前記鋼板の先端が前記ガスワイピングノズルを通過する時に前記鋼板の板厚が変化することによって生じるパスラインの変化量を予測し、その予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする。
また、本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の前記パスライン位置推定手段は、前記溶融金属浴中におけるロールの押込み操作量の変化によって生じる鋼板パスラインの変化量を予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする。
本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法は、溶融金属浴槽、その上に配設されたガスワイピングノズル、及びその下流側には通板中の鋼板の表裏のメッキ付着量を検出するための表裏目付量測定装置が配設されている連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法であって、前記溶融金属浴槽を通過した前記鋼板のパスライン位置を推定するパスライン位置推定工程と、前記パスライン位置推定工程により推定したパスライン位置に基づいて前記ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を推定するメッキ付着量推定工程と、前記メッキ付着量推定工程により推定したメッキ付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するノズル位置修正量計算工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法の他の特徴とするところは、前記パスライン位置推定工程においては、前記表裏目付量測定装置により検出された表裏目付量測定値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする。
また、本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法のその他の特徴とするところは、前記パスライン位置推定工程においては、前記鋼板の先端が前記ガスワイピングノズルを通過する時に前記鋼板の板厚が変化することによって生じるパスラインの変化量を予測し、その予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする。
また、本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法のその他の特徴とするところは、前記パスライン位置推定工程においては、前記溶融金属浴中におけるロールの押込み操作量の変化によって生じる鋼板パスラインの変化量を予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする。
本発明のプログラムは、溶融金属浴槽、その上に配設されたガスワイピングノズル、及びその下流側には通板中の鋼板の表裏のメッキ付着量を検出するための表裏目付量測定装置が配設されている連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記溶融金属浴槽を通過した前記鋼板のパスライン位置を推定するパスライン位置推定工程と、前記パスライン位置推定工程により推定したパスライン位置に基づいて前記ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を推定するメッキ付着量推定工程と、前記メッキ付着量推定工程により推定したメッキ付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するノズル位置修正量計算工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、通板中の鋼板のパスライン位置を推定し、鋼板先端が通過時に生じるパスラインの変化量を予測することによってパスライン推定値を修正して、ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を高精度に推定し、この推定した付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するようにしたので、鋼板長手方向の全長に渡って、鋼板の表裏面のメッキ付着量を高精度に制御することができる。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の構成例を示すブロック図である。
図1において、10は鋼板、11は操業データ設定部、12は付着量制御部、13は第1のワイピングガス圧力制御装置、13aは第1の制御バルブ、14は第2のワイピングガス圧力制御装置、14aは第2の制御バルブ、15は溶融金属浴槽、15aはシンクロール、15bは上段サポートロール、15cは下段サポートロール、15dは溶融金属である。
第1のワイピングガス圧力制御装置13は、第1の制御バルブ13aの開度を制御し、表側に配設された表ノズル(表側のガスワイピングノズル)16から鋼板10の表面に吹き付ける気体の圧力を制御している。また、第2のワイピングガス圧力制御装置14は、第2の制御バルブ14aの開度を制御し、裏側に配設された裏ノズル(裏側のガスワイピングノズル)17から鋼板10の裏面に吹き付ける気体の圧力を制御している。
シンクロール15aは、鋼板10を溶融金属浴槽15内に引き込む機能を有し、上段サポートロール15b及び下段サポートロール15cは、鋼板10を挟み込む機能を有している。また、下段サポートロール15cは、鋼板10の形状(幅方向反り量)を良化するために通板中に操作される。
16は表ノズルであり、16aは表ノズル駆動装置、17は裏ノズル、17aは裏ノズル駆動装置である。表ノズル駆動装置16a及び裏ノズル駆動装置17aにより、表ノズル16及び裏ノズル17が適正な位置に移動させるようにしている。
18は、表ノズル16及び裏ノズル17の下流側に配設されている付着量計(表裏目付量測定装置)であり、鋼板10の表裏に付着したメッキ量を計測するためのものである。19は速度計であり、鋼板10の通板速度を検出するために設けられているものである。
このように構成された本実施形態の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置において鋼板10は、図1中の左側から右側に通板される間にその表裏に適正量の溶融金属が付着されるメッキ処理が行われる。本実施形態においては、付着量計18が表ノズル16及び裏ノズル17から離れて設置している例を示しているが、付着量計18は表ノズル16及び裏ノズル17の近傍に設置することが望ましい。
付着量の制御を高精度に行なうために、種々の実績値を取得して付着量制御部12に入力するようにしている。すなわち、表ノズル駆動装置16aにより表ノズル位置実績値J1が取得されて付着量制御部12に入力される。また、裏ノズル駆動装置17aにより裏ノズル位置実績値J2が取得されて付着量制御部12に入力される。
また、第1のワイピングガス圧力制御装置13により、表ノズル16用のワイピングガス圧力実績値J3が取得されて付着量制御部12に入力される。されに、第2のワイピングガス圧力制御装置14により、裏ノズル17用のワイピングガス圧力実績値J4が取得されて付着量制御部12に入力される。
また、付着量計18からは表/裏付着量実績値J5が取得されて付着量制御部12に入力される。また、操業データ設定部11からはコイル情報J6が付着量制御部12に入力される。コイル情報J6としては、鋼板10の板厚及び目標付着量等が付着量制御部12に入力される。さらに、速度計19からは鋼板10の通板速度実績値J7が取得されて付着量制御部12に入力される。
前述したような実績値J1〜J7が入力される付着量制御部12は、付着量制御量演算装置として機能しており、「ノズルと鋼板間間隙の推定計算」、「ノズル位置修正量計算」などが行われる。
次に、前述のように構成された本実施形態の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の動作を説明する。
最初に、付着量制御部12において行われる計算(演算)について説明する。本実施形態において付着量制御部12は、(A)「通板パスラインの推定及び表裏ノズルと鋼板間隙の計算」、及び(B)「板厚変化、サポートロール押し込み量変化によるパスライン変動量の推定」の処理を実行するパスライン位置推定手段、並びに(C)「目付制御演算」の処理を実行する、メッキ付着量推定手段及びノズル位置修正量計算手段で構成されている。
先ず、図2を参照しながら、(A)「通板パスラインの推定及び表裏ノズルと鋼板間隙の計算」について説明する。この計算は、(a)表裏ノズル間ギャップDafbの計算、(b)パスライン変位の計算、(c)表裏ギャップの計算などを行なうことにより実現している。
先ず、(a)表裏ノズル間ギャップDafbの計算について説明する。この計算は、以下の(1)式を用いて行なう。
Dafb=Daf+Dab−THa ・・・(1)式
(1)式において、
図2に示したように、Dafb:表裏ノズル間ギャップ[mm]、Daf:表ノズル位置実績値[mm]、Dab:裏ノズル位置実績値[mm]、THa:板厚[mm]である。なお、表ノズル位置と裏ノズル位置は表裏ノズル間のラインセンター(基準点)からの距離として表記した。また、Daf、Dabは全て付着量を測定した鋼板部位の位置がノズル直下にある時点でのノズル位置であり、THaは付着量を測定した位置の鋼板板厚である。
次に、(b)パスライン変位の計算について説明する。この計算は、以下の(2)式を用いて行なう。なお、パスライン推定値:ΔPASSは、図2に示したように、鋼板表面の、ラインセンター(基準点)からの変位である。
ΔPASScal,i = Daf − Dafb * (Dpf / (Dpf + Dpb)・・・(2)式
(2)式において、Daf:表ノズル位置[mm]、Dafb:表裏ノズル間ギャップ[mm]、Dpf, Dpb:表ギャップ逆算値[mm]、裏ギャップ逆算値[mm]である。
ただし、ここで表ギャップ逆算値[mm] Dpfと裏ギャップ逆算値[mm]Dpbとは、それぞれ表側のノズルと鋼板表面とのギャップ値(間隙)、及び裏側のノズルと鋼板裏面とのギャップ値(間隙)の仮の推定値である。すなわち、表ギャップ逆算値[mm]、裏ギャップ逆算値[mm] Dpf, Dpb は、前記の[背景技術]で記載したメッキ付着量のモデル式Z=f(P、V、D)において、Zaf:メッキ付着量表面実績値[g/m2]、Zab:メッキ付着量裏面実績値[g/m2]、Pf:表ノズル圧力実績値[kPa], Pb:裏ノズル圧力実績値[kPa]、Va:鋼板の通板速度実績値[mpm]を代入することによって表裏別に計算される。
ここで、以下の(3)式を用いてパスライン推定値ΔPASSを下式で平滑化する。
ΔPASS(今回値)=ΔPASS(前回値)+αp×(ΔPASScal−ΔPASS(前回値))・・・(3)式
以上のように、(a)及び(b)の計算を行なうことにより、「通板パスライン推定値ΔPASS」を求めることができる。ここで、αpは、目付量の測定ノイズなどによる変位位置計算値のノイズをフィルタリングするための係数である。
次に、(c)表裏ギャップの計算について説明する。この計算は、以下の(4)式を用いて行なう。
Df=Daf−ΔPASS、Db=Dab+ΔPASS−TH ・・・(4)式
なお、(4)式において、Df:表面側ギャップ、Db:裏面側ギャップである。
次に、(B)「板厚変化、サポートロール押し込み量変化によるパスライン変動量の推定」について説明する。
この推定演算は、鋼板のパスライン位置を下式でモデル化する。
L=a×tb×dc
ここで、L:ラインセンター(ワイピング零調整位置)からの鋼板パスラインのずれ量、t:板厚[mm]、d:上段サポートロール、下段サポートロールのラップ量[mm](図3を参照)、a、b、c:パラメータである。
ここで、前記パラメータa、b、cは、実際の通板で得られる(L、t、d)のデータにより統計的手法などを用いて調整する。この時、Lは測定不可能であるため、安定時の目付測定値により推定して求めるようにしている。
前記パスライン推定値ΔPASSを鋼板の先端通板時に以下の(5)式で補正する。
ΔPASS=ΔPASS(前回値)+ΔDcom ・・・(5)式
ΔDcom=a× (tsb − tpb) × dc
ここで、ts:後行材板厚[mm]、tp:先行材板厚[mm]である。
また、下段サポートロール押込み量変化時に、以下の(6)式で補正する。
ΔPASS=ΔPASS(前回値)+ΔDcom ・・・(6)式
ΔDcom=a× tb×(dac−dbc)
ここで、db:変化前のサポートロールラップ量[mm]、da:変化後のサポートロールラップ量[mm]である。
次に、(C)「目付制御演算」について説明する。この計算は、以下の(イ)表裏面ノズル直下付着量推定計算、(ロ)表裏面ノズル位置修正量計算を行なうことにより実現される。ここで、「表裏面ノズル直下付着量推定計算」はメッキ付着量推定手段で実行され、「表裏面ノズル位置修正量計算」はノズル位置修正量計算手段で実行される。
先ず、(イ)表裏面ノズル直下付着量推定計算について説明する。
Zpf=Zaf+c1*ΔV+c2*ΔP+c3*ΔDf、
Zpb=Zab+c1*ΔV+c2*ΔP+c3*ΔDb ・・・(7)式
ここで、c1,c2,c3は、それぞれ、速度、ノズル圧力、ノズル−鋼板間隙の変化による付着量の変化を表す影響係数である。また、(7)式の右辺の各項は以下のようにして求められる。
ΔV=Va−Vab、
ΔDf=Df−Dafb、
ΔDb=Db−Dabb、
ΔP=Pa−Pab、
である。なお、Va:速度実績現在値[m.p.m]、Df:表ノズル鋼板間のギャップ計算値((4)式による)[mm]、Db:裏ノズル鋼板間のギャップ計算値((4)式による)[mm]、Pa:ノズル圧力実績値[kPa]、Zaf:メッキ付着量表面実績値[g/m2]、Zab:メッキ付着量裏面実績値[g/m2]、Vab、 Dafb、 Dabb、 Pabはそれぞれ実績付着量測定した鋼板位置がノズル直下を通過した時の速度、ギャップ、圧力の実績値である。すなわち、表裏目付量測定装置により検出された表裏のメッキ付着量実績値を基に、ノズルの設置位置から表裏目付量測定装置までの鋼板の通板時間での、鋼板の通板速度の変化量、ノズル圧力の変化量、及びノズル−帯状体間の間隙の変化量を用いて、鋼板の幅方向の複数位置における鋼板のメッキ付着量の推定値を(7)式で算出する。
次に、(ロ)表裏面ノズル位置修正量計算について説明する。なお、あくまでも目付量偏差をノズル位置修正で制御する場合の計算例であり、ワイピング圧力修正で制御する場合も計算方法は同様である。
ΔDf=Gf*c4*ΔZf ・・・(8)式
ΔDb=Gb*c4*ΔZb ・・・(9)式
ここで、ΔZf=Zctf−Zpf、ΔZb=Zctb−Zpbである。また、Zctf、Zctb:表面付着量目標値、裏面付着量目標値[g/m2]、Zpf、Zpb:ノズル直下表面付着量推定値、ノズル直下付着量推定値[g/m2]、c4:付着量偏差とノズル位置修正量の関係を表す影響係数、Gf、Gb:制御ゲインで例えば0.8〜1.0程度の値とする。
次に、本実施形態の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置で行なう処理手順の一例について説明する。
先ず、図4のフローチャートを参照しながら、表/裏付着量実績値J5が取得されたときに行われる処理手順の一例を説明する。
先ず、ステップS41において、パスライン推定値ΔPASSの計算が行われる。この計算は、前述した(1)式、(2)式及び(3)式を用いて行われる。
次に、ステップS42において、表裏ギャップ(ノズル−鋼板間間隙)の計算が行われる。この計算は、前述した(4)式を用いて行われる。
次に、ステップS43において、ノズル直下付着量の推定計算が行われる。この計算は、前述した(7)式を用いて行われる。
次に、ステップS44において、ノズル位置修正量計算が行われる。この計算は、前述した(8)式及び(9)式を用いて行われる。
前述のような処理を行うことにより、表裏目付量測定値から通板中の鋼板のパスライン位置を推定する。そして、この推定したパスライン位置に基づいてワイピングノズル位置におけるメッキ付着量を高精度に推定することが可能となる。したがって、この推定した付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算することにより、鋼板10の長手方向の全長に渡って表裏面のメッキ付着量を高精度に制御することができる。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、鋼板の先端がワイピングノズル通過時に行われる処理の一例を説明する。
まず、ステップS51において、パスライン推定値ΔPASSの補正計算が行われる。この計算は前述した(5)式を用いて行われる。
次に、ステップS52において、表裏ギャップ(ノズル−鋼板間間隙)の計算が行われる。この計算は前述した(4)式を用いて行われる。
次に、ステップS53において、ノズル直下付着量の推定計算が行われる。この計算は前述した(7)式を用いて行われる。
次に、ステップS54において、ノズル位置修正量計算が行われる。この計算は前述した(8)式及び(9)式を用いて行われる。
前述のような処理を行うことにより、鋼板10の先端が表ノズル16及び裏ノズル17との間を通過する時に、鋼板10の板厚の変化によって生じるパスラインの変化量を予測して、その予測値から鋼板10のパスライン推定値を修正することが可能となり、鋼板10の長手方向の全長に渡って表裏面のメッキ付着量を高精度に制御することができる。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、浴中ロールラップ代変化(操作)時に行われる処理の一例を説明する。
図6に示したように、溶融金属浴槽15中のロールラップ代の変化が検出されると処理が開始される。そして、最初のステップS61において、パスライン推定値ΔPASSの補正計算が行われる。この計算は前述した(6)式を用いて行われる。
次に、ステップS62において、表裏ギャップ(ノズル−鋼板間間隙)の計算が行われる。この計算は前述した(4)式を用いて行われる。
次に、ステップS63において、ノズル直下付着量の推定計算が行われる。この計算は前述した(7)式を用いて行われる。
次に、ステップS64において、ノズル位置修正量計算が行われる。この計算は前述した(8)式及び(9)式を用いて行われる。
前述のような処理を行うことにより、鋼板10の形状(幅方向反り量)を良化するために行われる、溶融金属浴中における下段サポートロール15cの押込み量操作押込み量操作量の変化によって生じる鋼板10のパスラインの変化量を予測することにより、鋼板10のパスライン推定値を修正することが可能となり、鋼板10の表裏面のメッキ付着量を高精度に制御することが可能となる。
図8に付着量制御部12を構成可能なコンピュータシステムの一例を示す。
図8において、800はコンピュータPCである。PC800は、CPU801を備え、ROM802またはハードディスク(HD)811に記憶された、あるいはフレキシブルディスクドライブ(FD)812より供給されるデバイス制御ソフトウェアを実行し、システムバス804に接続される各デバイスを総括的に制御する。
前記PC800のCPU801,ROM802またはハードディスク(HD)811に記憶されたプログラムにより、本実施の形態の各機能手段が構成される。
803はRAMで、CPU801の主メモリ、ワークエリア等として機能する。805はキーボードコントローラ(KBC)であり、キーボード(KB)809から入力される信号をシステム本体内に入力する制御を行なう。806は表示コントローラ(CRTC)であり、表示装置(CRT)810上の表示制御を行なう。807はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム(起動プログラム:パソコンのハードやソフトの実行(動作)を開始するプログラム)、複数のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム等を記憶するハードディスク(HD)811、及びフレキシブルディスク(FD)812とのアクセスを制御する。
808はネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN820を介して、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器、あるいは他のPCと双方向のデータのやり取りを行なう。
(本発明に係る他の実施の形態)
前述した本発明の実施の形態における連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施の形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施の形態では図4〜図6に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行なうことによっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態を示し、連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の構成例を示すブロック図である。 鋼板表面とラインセンターの変位を説明する図である。 サポートロールラップ量を説明する図である。 付着量測定値を受信した時に行う処理手順の一例を説明するフローチャートである。 鋼板の先端がワイピングノズル通過時に行う処理手順の一例を説明するフローチャートである。 溶融金属浴中において、ロールラップ代の変化を検出した時に行う処理手順の一例を説明するフローチャートである。 メッキ浴中の鋼板の形状が下段のサポートロールの操作に応じて変化する様子を説明する図である。 付着量制御部を構成可能なコンピュータシステムの一例を示すブロック図である。
符号の説明
10 鋼板
11 操業データ設定部
12 付着量制御部
13 第1のワイピングガス圧力制御装置
13a 第1の制御バルブ
14 第2のワイピングガス圧力制御装置
14a 第2の制御バルブ
15 溶融金属浴槽
15a シンクロール
15b 上段サポートロール
15c 下段サポートロール
15d 溶融金属
16 表ノズル
16a 表ノズル駆動装置
17 裏ノズル
17a 裏ノズル駆動装置
18 付着量計
19 速度計

Claims (9)

  1. 溶融金属浴槽、その上に配設されたガスワイピングノズル、及びその下流側には通板中の鋼板の表裏のメッキ付着量を検出するための表裏目付量測定装置が配設された連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置であって、
    前記溶融金属浴槽を通過した前記鋼板のパスライン位置を推定するパスライン位置推定手段と、
    前記パスライン位置推定手段により推定したパスライン位置に基づいて前記ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を推定するメッキ付着量推定手段と、
    前記メッキ付着量推定手段により推定したメッキ付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するノズル位置修正量計算手段とを有することを特徴とする連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置。
  2. 前記パスライン位置推定手段は、前記表裏目付量測定装置により検出された表裏目付量測定値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする請求項1に記載の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置。
  3. 前記パスライン位置推定手段は、前記鋼板の先端が前記ガスワイピングノズルを通過する時に前記鋼板の板厚が変化することによって生じるパスラインの変化量を予測し、その予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置。
  4. 前記パスライン位置推定手段は、前記溶融金属浴中におけるロールの押込み操作量の変化によって生じる鋼板パスラインの変化量を予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置。
  5. 溶融金属浴槽、その上に配設されたガスワイピングノズル、及びその下流側には通板中の鋼板の表裏のメッキ付着量を検出するための表裏目付量測定装置が配設された連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法であって、
    前記溶融金属浴槽を通過した前記鋼板のパスライン位置を推定するパスライン位置推定工程と、
    前記パスライン位置推定工程により推定したパスライン位置に基づいて前記ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を推定するメッキ付着量推定工程と、
    前記メッキ付着量推定工程により推定したメッキ付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するノズル位置修正量計算工程とを有することを特徴とする連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法。
  6. 前記パスライン位置推定工程においては、前記表裏目付量測定装置により検出された表裏目付量測定値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする請求項5に記載の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法。
  7. 前記パスライン位置推定工程においては、前記鋼板の先端が前記ガスワイピングノズルを通過する時に前記鋼板の板厚が変化することによって生じるパスラインの変化量を予測し、その予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする請求項5又は6に記載の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法。
  8. 前記パスライン位置推定工程においては、前記溶融金属浴中におけるロールの押込み操作量の変化によって生じる鋼板パスラインの変化量を予測値から前記鋼板のパスライン位置を推定することを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法。
  9. 溶融金属浴槽、その上に配設されたガスワイピングノズル、及びその下流側には通板中の鋼板の表裏のメッキ付着量を検出するための表裏目付量測定装置が配設されている連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記溶融金属浴槽を通過した前記鋼板のパスライン位置を推定するパスライン位置推定工程と、
    前記パスライン位置推定工程により推定したパスライン位置に基づいて前記ガスワイピングノズル位置のメッキ付着量を推定するメッキ付着量推定工程と、
    前記メッキ付着量推定工程により推定したメッキ付着量と目標値との偏差に基づいてノズル位置修正量を計算するノズル位置修正量計算工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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