JP2002294426A - めっき付着量制御装置及び方法 - Google Patents

めっき付着量制御装置及び方法

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JP2002294426A
JP2002294426A JP2001094826A JP2001094826A JP2002294426A JP 2002294426 A JP2002294426 A JP 2002294426A JP 2001094826 A JP2001094826 A JP 2001094826A JP 2001094826 A JP2001094826 A JP 2001094826A JP 2002294426 A JP2002294426 A JP 2002294426A
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plated steel
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JP2001094826A
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English (en)
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Masami Kawanishi
正美 川西
Junji Inoue
淳司 井上
Yoji Teramoto
洋二 寺本
Hironori Fujioka
宏規 藤岡
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 板継ぎ直後の初期状態から板形状に対応した
めっき付着量の制御を行えて鋼板の無駄を無くするめっ
き付着量制御装置及び方法。 【解決手段】 走行するストリップ1の幅方向のめっき
付着量を検出する付着量計11と、この付着量計11か
らの検出値に基づいてストリップ1に対する各制御軸の
目標値を設定するポストコンピュータ9と、前記目標値
に基づいて前記各制御軸に対応してストリップ1の表裏
幅方向に複数組設けた電磁石4の励磁電流を制御する制
御装置5とを備えためっき付着量制御装置において、予
め作成された各制御軸の目標位置テーブル12と、板継
ぎ位置を検出する板継ぎ検知センサ14とを備え、前記
ポストコンピュータ9はセンサ14が板継ぎ位置を検出
するまでは操業条件によりテーブル12に基づいて前記
各制御軸の目標値を設定し、センサ14が板継ぎ位置を
検出した後は前記めっき付着量に基づいて前記各制御軸
の目標値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄プロセスライ
ン、特に、亜鉛等の溶融めっきラインにおけるめっき付
着量制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、溶融亜鉛めっきラインでは、走
行するストリップに対して亜鉛めっきする際、そのスト
リップ表面の亜鉛めっきの厚みを均一にするために、ス
トリップの形状を矯正したのち、めっき直後のストリッ
プ表面に空気を吹き付けてめっき厚(めっき付着量又は
目付量とも言う)をコントロールするようにしている。
【0003】図3は、従来の溶融亜鉛めっきラインにお
けるストリップの形状矯正装置によりめっき厚をコント
ロールする方法を説明する図である。図示するように、
ストリップ100 は、めっき浴101 内を走行してめっき浴
101 内の溶融亜鉛がめっきされるが、めっき浴101 出口
付近にはワイピングノズル102 が対向設置されており、
このワイピングノズル102 より、めっき直後のストリッ
プ100 表面に対して空気が吹き付けられ、めっき厚が均
一になるようにコントロールされる。
【0004】ところが、圧延加工されたストリップ100
には一般に幅方向に反りが残留しており、このためスト
リップ100 の表面に対する空気の吹き付け状態が均一に
ならずにめっき厚のコントロールがうまく行われない。
【0005】そこで、ワイピングノズル102 に近接して
変位センサ103 及び電磁石104 を設置し、この変位セン
サ103 でストリップ100 の反り具合を常時検知しながら
電磁石104 に電流を流し、電磁力によって反りを矯正し
たのち、ワイピングノズル102 より空気を吹き付けてめ
っき厚をコントロールするようになっている。
【0006】図4は、図3に示す形状矯正装置のA−A
矢視図であり、電磁石104 はストリップ100 の幅方向に
所定の間隔で取付台105 に複数個対向して配置され、変
位センサ103 もこれらの位置に対応して複数個配置され
ている。前述のように変位センサ103 は対応する位置で
ストリップ100 の反り量dを検出し、図示省略の制御装
置に入力し、制御装置は検出した各箇所での反り量を比
較し、反り量の大きい、例えば、図示の(c),(d)
の電磁石104 の励磁電流を調整し、この部分のストリッ
プ100 の部分を上方向に、(a),(f)の部分を下方
に移動させ、図中点線で示すように、ストリップ100 を
C反りの状態からフラットな状態に矯正するようになっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな形状矯正装置にあっては、めっき厚を管理するワイ
ピングノズル102 と変位センサ103 及び電磁石104 の形
状制御位置が離れているため、板フラット=めっき厚均
一とは限らない。また、ワイピングノズル102 の特性が
異なると、最適な板形状も異なる。
【0008】そこで、本出願人等は、先に、特開平8−
199323号公報等で、溶融めっきラインの後流側に
設けられる板幅方向走査めっき付着量測定装置の計測値
から、数式で最適な板形状(めっき付着量が均一となる
形状)を割り出し、これにより各軸の制御目標位置を決
定して、各電磁石の電磁力により所定の板形状に矯正し
たのち、ワイピングノズルより空気を吹き付けてめっき
厚をコントロールするようにした付着量制御装置及び方
法を提案した。これによれば、めっき厚を管理するワイ
ピングノズル位置の板形状の如何にかかわらず、めっき
付着量を板幅方向に均一に制御することができる。
【0009】ところが、上記付着量制御装置及び方法に
あっては、板継ぎ(コイル変更による)が開始されてか
らその板継ぎ位置がめっき付着量測定装置を通過するま
での溶融めっきの初期状態では、板形状に対応しためっ
き付着量の制御がなされないため、この後板継ぎ位置が
めっき付着量測定装置を通過して前述しためっき付着量
のフィードバック制御がなされるまでの所定の長さ部分
(略150 m)が無駄になるという問題点があった。
【0010】本発明は、前述した状況に鑑みてなされた
もので、板継ぎ直後の初期状態から板形状に対応しため
っき付着量の制御を行えて鋼板の無駄を可及的に無くす
ことができるめっき付着量制御装置及び方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの本発明に係るめっき付着量制御方法は、溶融めっき
浴からガスワイピング域を通って走行するめっき鋼板の
幅方向のめっき付着量を検出し、この検出値に基づいて
前記ガスワイピング域を通るめっき鋼板に対する各制御
軸の目標値を設定し、この目標値に基づいて前記各制御
軸に対応してめっき鋼板の表裏幅方向に複数組設けた電
磁石の励磁電流を制御するめっき付着量制御方法におい
て、予め前記めっき鋼板に対する各制御軸の目標位置テ
ーブルを作成し、操業条件並びに板継ぎ情報により、板
継ぎ位置が前記めっき付着量検出位置を通過するまでは
前記目標位置テーブルに基づいて前記各制御軸の目標値
を設定し、前記板継ぎ位置が前記めっき付着量検出位置
を通過した後は前記めっき付着量に基づいて前記各制御
軸の目標値を設定することを特徴とする。
【0012】同じく本発明に係るめっき付着量制御装置
は、溶融めっき浴からガスワイピング域を通って走行す
るめっき鋼板の幅方向のめっき付着量を検出する付着量
センサと、この付着量センサからの検出値に基づいて前
記ガスワイピング域を通るめっき鋼板に対する各制御軸
の目標値を設定する第1制御手段と、前記目標値に基づ
いて前記各制御軸に対応してめっき鋼板の表裏幅方向に
複数組設けた電磁石の励磁電流を制御する第2制御手段
とを備えためっき付着量制御装置において、予め作成さ
れた前記めっき鋼板に対する各制御軸の目標位置テーブ
ルと、前記付着量センサの設定位置で板継ぎ位置を検出
する板継ぎ検知センサとを備え、前記第1制御手段は前
記板継ぎ検知センサが板継ぎ位置を検出するまでは操業
条件により前記目標位置テーブルに基づいて前記各制御
軸の目標値を設定し、前記板継ぎ検知センサが板継ぎ位
置を検出した後は前記めっき付着量に基づいて前記各制
御軸の目標値を設定することを特徴とする
【0013】同じく本発明に係るめっき付着量制御装置
は、溶融めっき浴からガスワイピング域を通って走行す
るめっき鋼板の幅方向のめっき付着量を検出する付着量
センサと、この付着量センサからの検出値に基づいて前
記ガスワイピング域を通るめっき鋼板に対する各制御軸
の目標値を設定する第1制御手段と、前記目標値に基づ
いて前記各制御軸に対応してめっき鋼板の表裏幅方向に
複数組設けた電磁石の励磁電流を制御する第2制御手段
とを備えためっき付着量制御装置において、予め作成さ
れた前記めっき鋼板に対する各制御軸の目標位置テーブ
ルと、板継ぎ位置が前記付着量センサの設定位置に到達
する時間を計測するタイマとを備え、前記第1制御手段
は前記タイマにより板継ぎ位置が前記付着量センサの設
定位置に到達したのを検知するまでは操業条件により前
記目標位置テーブルに基づいて前記各制御軸の目標値を
設定し、前記タイマにより板継ぎ位置が前記付着量セン
サの設定位置に到達したのを検知した後は前記めっき付
着量に基づいて前記各制御軸の目標値を設定することを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るめっき付着量
制御装置及び方法を実施例により図面を用いて詳細に説
明する。
【0015】[実施例]図1は本発明の一実施例を示す
溶融めっきラインにおけるめっき付着量制御装置のブロ
ック図、図2は同じく目標位置設定フローチャートであ
る。
【0016】図1に示すように、めっき鋼板としてのス
トリップ1は、図示しないめっき槽(溶融めっき浴)を
貫通し走行してめっき槽内の溶融亜鉛がめっきされる
が、めっき槽出口付近にはワイピングノズル2が対向設
置されており、このワイピングノズル2より、めっき直
後のストリップ1表面に対して空気が吹き付けられ、め
っき付着量が板幅方向に均一になるようにコントロール
されるようになっている。
【0017】そして、ワイピングノズル2に近接して変
位センサ3及び電磁石4を設置し、この変位センサ3で
ストリップ1の変位量(反り具合)を常時検知しながら
電磁石4に電流を流し、電磁力によって位置を変更(反
りを矯正)したのち、ワイピングノズル2より空気を吹
き付けてめっき付着量をコントロールするようになって
いる。
【0018】前記電磁石4はストリップ1の幅方向に所
定の間隔で図示しない取付台に複数個対向して配置さ
れ、変位センサ3もこれらの位置に対応して複数個配置
されている。尚、図中では便宜上1軸のみの電磁石4及
び変位センサ3を示し、その他の軸の電磁石4及び変位
センサ3を省略している。
【0019】前述のように各変位センサ3は対応する位
置でストリップ1の変位量を検出して制御装置(第1制
御手段)5に入力し、制御装置5は検出した各箇所での
変位量を後述するポストコンピュータ(第2制御手段)
9からの制御目標値と比較して、この変位が制御目標値
に到達するまで各電磁石4の励磁電流を調整し、ストリ
ップ1の形状をめっき付着量が均一となる所定の形状に
矯正するようになっている。
【0020】即ち、前記制御装置5は、変位センサ3か
らの信号を入力し、前記制御目標値と比較する減算器6
と、該減算器6からの信号を入力して適正な電磁石4の
駆動信号を演算し、出力する演算回路7と、該演算回路
7からの出力信号を受け、電磁石4を励磁し、駆動する
駆動回路8とから構成されるのである。
【0021】前記ポストコンピュータ9には、操業条件
(板厚,板幅)等の操業スケジュール(第2制御手段)
10が図示しない操作盤等から入力されると共に、溶融
めっきラインにおける変位センサ3及び電磁石4の後流
(下流)側に設けられる付着量計(付着量センサ)11
からの信号と、予めテスト等を行なって作成された目標
位置テーブル(板形状と付着量のテーブル)12からの
信号が切替スイッチ13により選択的に切り替えられて
入力されるようになっている。
【0022】そして、前記切替スイッチ13は、前記付
着量計11の設置位置で板継ぎ位置を検出する板継ぎ検
知センサ14に応動し、当該板継ぎ検知センサ14が板
継ぎ位置を検出した時は、目標位置テーブル12の信号
から付着量計11の信号に切り替えて前記ポストコンピ
ュータ9に入力するようになっている。
【0023】前記付着量計7としては、溶融めっきライ
ンを走行するストリップ1の板幅方向にX線を照射して
受光する蛍光X線強度を検出し、ストリップ板幅方向の
表裏面の各めっき付着量を測定する板幅方向走査めっき
付着量測定装置として知られている通常のものが用いら
れる。
【0024】次に、各制御軸における目標位置の設定手
順を図2のフローチャートを用いて説明する。
【0025】先ず、ステップP1でストリップ1の板継
ぎ位置がワイピングノズル2を通過すると、ステップP
2でポストコンピュータ9が操業スケジュール10と目
標位置テーブル12とから各制御軸の目標値を設定し、
制御装置5の減算器3に入力する。即ち、溶融めっきラ
インにおけるコイル変更等の信号が入ってから板継ぎ検
知センサ14が前記板継ぎ位置を検出するまでは切替ス
イッチ13により目標位置テーブル12からの信号がポ
ストコンピュータ9に入力されるのである。
【0026】次に、ステップP3で付着量計11の設置
位置で板継ぎ検知センサ14が前記板継ぎ位置を検出す
ると、ステップP4で各軸の目標値をめっき付着量の実
績値から換算し更新する。即ち、板継ぎ検知センサ14
が前記板継ぎ位置を検出してからは、前記切替スイッチ
13により目標位置テーブル12の信号に代えて付着量
計11からの信号が前記ポストコンピュータ9に入力さ
れるのである。
【0027】そして、以後ステップP5で付着量計11
からの付着量実績から目標値を刻々更新しながら、次の
板継ぎ(コイル変更)まで運転される。
【0028】このようにして、板継ぎが開始されてから
その板継ぎ位置が付着量計11を通過するまでの所謂初
期状態では、過去のデータ(目標位置テーブル12から
の信号)に基づいてワイピングノズル2近傍での板形状
が所定の形状に矯正され、めっき付着量が可及的に均一
となるようコントロールされる。
【0029】これにより、従来は無駄にしていた前記初
期状態での所定の長さ部分(略150m)が製品化され、
生産性が向上される。
【0030】一方、板継ぎ位置が付着量計11を通過し
てからは、付着量実績(付着量計11からの信号)から
板形状がフィードバック制御され、めっき付着量が板幅
方向に均一に制御される。
【0031】尚、上記実施例において、前記切替スイッ
チ13は、前記板継ぎ検知センサ14に代えてタイマ1
5に応動し、付着量計11の設置位置に板継ぎ位置が到
達する時間(これは予め操業スケジュール10によって
判る)を測って目標位置テーブル12の信号から付着量
計11の信号に切り替えるようにしても良い。
【0032】また、本発明は上記実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である
ことはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて詳細に説明した
ように、本発明の請求項1に係る発明は、溶融めっき浴
からガスワイピング域を通って走行するめっき鋼板の幅
方向のめっき付着量を検出し、この検出値に基づいて前
記ガスワイピング域を通るめっき鋼板に対する各制御軸
の目標値を設定し、この目標値に基づいて前記各制御軸
に対応してめっき鋼板の表裏幅方向に複数組設けた電磁
石の励磁電流を制御するめっき付着量制御方法におい
て、予め前記めっき鋼板に対する各制御軸の目標位置テ
ーブルを作成し、操業条件並びに板継ぎ情報により、板
継ぎ位置が前記めっき付着量検出位置を通過するまでは
前記目標位置テーブルに基づいて前記各制御軸の目標値
を設定し、前記板継ぎ位置が前記めっき付着量検出位置
を通過した後は前記めっき付着量に基づいて前記各制御
軸の目標値を設定するので、板継ぎ直後の初期状態から
板形状に対応しためっき付着量の制御を行えて鋼板の無
駄を可及的に無くすことができる。
【0034】本発明の請求項2に係る発明は、溶融めっ
き浴からガスワイピング域を通って走行するめっき鋼板
の幅方向のめっき付着量を検出する付着量センサと、こ
の付着量センサからの検出値に基づいて前記ガスワイピ
ング域を通るめっき鋼板に対する各制御軸の目標値を設
定する第1制御手段と、前記目標値に基づいて前記各制
御軸に対応してめっき鋼板の表裏幅方向に複数組設けた
電磁石の励磁電流を制御する第2制御手段とを備えため
っき付着量制御装置において、予め作成された前記めっ
き鋼板に対する各制御軸の目標位置テーブルと、前記付
着量センサの設定位置で板継ぎ位置を検出する板継ぎ検
知センサとを備え、前記第1制御手段は前記板継ぎ検知
センサが板継ぎ位置を検出するまでは操業条件により前
記目標位置テーブルに基づいて前記各制御軸の目標値を
設定し、前記板継ぎ検知センサが板継ぎ位置を検出した
後は前記めっき付着量に基づいて前記各制御軸の目標値
を設定するので、請求項1に係る発明と同様の効果が得
られる。
【0035】本発明の請求項3に係る発明は、溶融めっ
き浴からガスワイピング域を通って走行するめっき鋼板
の幅方向のめっき付着量を検出する付着量センサと、こ
の付着量センサからの検出値に基づいて前記ガスワイピ
ング域を通るめっき鋼板に対する各制御軸の目標値を設
定する第1制御手段と、前記目標値に基づいて前記各制
御軸に対応してめっき鋼板の表裏幅方向に複数組設けた
電磁石の励磁電流を制御する第2制御手段とを備えため
っき付着量制御装置において、予め作成された前記めっ
き鋼板に対する各制御軸の目標位置テーブルと、板継ぎ
位置が前記付着量センサの設定位置に到達する時間を計
測するタイマとを備え、前記第1制御手段は前記タイマ
により板継ぎ位置が前記付着量センサの設定位置に到達
したのを検知するまでは操業条件により前記目標位置テ
ーブルに基づいて前記各制御軸の目標値を設定し、前記
タイマにより板継ぎ位置が前記付着量センサの設定位置
に到達したのを検知した後は前記めっき付着量に基づい
て前記各制御軸の目標値を設定するので、請求項1に係
る発明と同様の効果が得られると共に、制御系の簡素化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す溶融めっきラインにお
けるめっき付着量制御装置のブロック図である。
【図2】同じく目標位置設定フローチャートである。
【図3】従来のストリップの形状矯正装置の全体構成図
である。
【図4】図3のA−A矢視図である。
【符号の説明】
1 ストリップ 2 ワイピングノズル 3 変位センサ 4 電磁石 5 制御装置 6 減算器 7 演算回路 8 駆動回路 9 ポストコンピュータ 10 操業スケジュール 11 付着量計 12 目標位置テーブル 13 切替スイッチ 14 板継ぎ検知センサ 15 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺本 洋二 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 藤岡 宏規 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 4K027 AA02 AA22 AC52 AC59 AE18 AE23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融めっき浴からガスワイピング域を通
    って走行するめっき鋼板の幅方向のめっき付着量を検出
    し、この検出値に基づいて前記ガスワイピング域を通る
    めっき鋼板に対する各制御軸の目標値を設定し、この目
    標値に基づいて前記各制御軸に対応してめっき鋼板の表
    裏幅方向に複数組設けた電磁石の励磁電流を制御するめ
    っき付着量制御方法において、予め前記めっき鋼板に対
    する各制御軸の目標位置テーブルを作成し、操業条件並
    びに板継ぎ情報により、板継ぎ位置が前記めっき付着量
    検出位置を通過するまでは前記目標位置テーブルに基づ
    いて前記各制御軸の目標値を設定し、前記板継ぎ位置が
    前記めっき付着量検出位置を通過した後は前記めっき付
    着量に基づいて前記各制御軸の目標値を設定することを
    特徴とするめっき付着量制御方法。
  2. 【請求項2】 溶融めっき浴からガスワイピング域を通
    って走行するめっき鋼板の幅方向のめっき付着量を検出
    する付着量センサと、この付着量センサからの検出値に
    基づいて前記ガスワイピング域を通るめっき鋼板に対す
    る各制御軸の目標値を設定する第1制御手段と、前記目
    標値に基づいて前記各制御軸に対応してめっき鋼板の表
    裏幅方向に複数組設けた電磁石の励磁電流を制御する第
    2制御手段とを備えためっき付着量制御装置において、
    予め作成された前記めっき鋼板に対する各制御軸の目標
    位置テーブルと、前記付着量センサの設定位置で板継ぎ
    位置を検出する板継ぎ検知センサとを備え、前記第1制
    御手段は前記板継ぎ検知センサが板継ぎ位置を検出する
    までは操業条件により前記目標位置テーブルに基づいて
    前記各制御軸の目標値を設定し、前記板継ぎ検知センサ
    が板継ぎ位置を検出した後は前記めっき付着量に基づい
    て前記各制御軸の目標値を設定することを特徴とするめ
    っき付着量制御装置。
  3. 【請求項3】 溶融めっき浴からガスワイピング域を通
    って走行するめっき鋼板の幅方向のめっき付着量を検出
    する付着量センサと、この付着量センサからの検出値に
    基づいて前記ガスワイピング域を通るめっき鋼板に対す
    る各制御軸の目標値を設定する第1制御手段と、前記目
    標値に基づいて前記各制御軸に対応してめっき鋼板の表
    裏幅方向に複数組設けた電磁石の励磁電流を制御する第
    2制御手段とを備えためっき付着量制御装置において、
    予め作成された前記めっき鋼板に対する各制御軸の目標
    位置テーブルと、板継ぎ位置が前記付着量センサの設定
    位置に到達する時間を計測するタイマとを備え、前記第
    1制御手段は前記タイマにより板継ぎ位置が前記付着量
    センサの設定位置に到達したのを検知するまでは操業条
    件により前記目標位置テーブルに基づいて前記各制御軸
    の目標値を設定し、前記タイマにより板継ぎ位置が前記
    付着量センサの設定位置に到達したのを検知した後は前
    記めっき付着量に基づいて前記各制御軸の目標値を設定
    することを特徴とするめっき付着量制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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