JP2008268252A - 情報出力システム、情報出力装置、情報提供装置、プログラム及び情報出力方法 - Google Patents

情報出力システム、情報出力装置、情報提供装置、プログラム及び情報出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力部が出力している関連情報が自分に対して表示されていることを第三者に知られることなく、関連情報を閲覧等することができる情報出力システム、情報出力装置、情報提供装置、プログラム及び情報出力方法を提供する。
【解決手段】情報出力装置は、端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶部と、端末装置を検出する検出部と、検出部が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を記憶部から読み出す読出部と、読出部が読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得部と、関連情報取得部が取得した関連情報を出力する出力部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報出力システム、情報出力装置、情報提供装置、プログラム及び情報出力方法に関する。
従来から、携帯電話などの端末装置で視聴する画像情報を、街頭などに設置されている画像表示装置に表示させて利用者が視聴する技術が知られている(特許文献1)。この技術では、表示画面の小さな端末装置ではなく、表示画面の大きな画像表示装置で利用者が指定した画像情報を視聴することができる。この技術では、サーバなどの情報提供装置から画像表示装置に出力する画像情報を、画像表示装置の周囲にいる利用者が、画像表示装置に対して端末装置により指定する必要がある。
特開2005−227874号公報
しかしながら、従来の技術では、端末装置の利用者が、画像表示装置に表示する画像情報を端末装置から指定する必要があるため、画像表示装置に表示している画像情報が、端末装置の利用者に対する情報であることが、画像表示装置の周囲にいる第三者に知られてしまうという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力部が出力している関連情報が自分に対して表示されていることを第三者に知られることなく、関連情報を閲覧等することができる情報出力システム、情報出力装置、情報提供装置、プログラム及び情報出力方法を提供することにある。
(1) 本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による情報出力システムは、情報出力装置と端末装置とを備える情報出力システムであって、前記情報出力装置は、前記端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記端末装置を検出する検出部と、前記検出部が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶部から読み出す読出部と、前記読出部が読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得部と、前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する出力部とを備える。
本発明では、検出部が端末装置を検出した場合に、利用者の関連情報を出力部が出力するので、端末装置の利用者は、出力部が出力している関連情報が自分に対して表示されていることを第三者に知られることなく、関連情報を閲覧等することができる。
(2) また、本発明の一態様による情報出力システムの前記記憶部は、前記端末装置の識別情報と前記嗜好情報とに対応付けて前記端末装置の利用者の識別情報を記憶し、前記読出部は、前記検出部が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報と前記利用者の識別情報とを前記記憶部から読み出し、前記出力部は、前記関連情報取得部が取得した関連情報と前記読出部が読み出した利用者の識別情報とを出力する。
本発明では、検出部が端末装置を検出した場合に、利用者の関連情報と利用者の識別情報とを出力部が出力するので、端末装置の利用者は、出力部が出力している利用者の識別情報を参照することにより、出力部が出力している関連情報が自分に対して表示されていることを第三者に知られることなく、関連情報を閲覧等することができる。
(3) また、本発明の一態様による情報出力システムの前記情報出力装置は、前記出力部を複数備え、前記端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置取得部が取得した位置情報に応じて前記複数の出力部のいずれから関連情報を出力するかについて制御する制御部とを備える。
本発明では、端末装置の利用者は、情報出力装置と端末装置との位置関係に応じて、視認に適した出力部により関連情報を閲覧等することができる。
(4) また、本発明の一態様による情報出力システムの前記情報出力装置は、前記出力部が関連情報を出力した場合に前記関連情報を前記出力部に出力したことを前記端末装置に通知する通知部を備える。
本発明では、出力部が関連情報を出力していることを、通知部によって端末装置に通知することができるので、端末装置の利用者は、出力部に関連情報が出力されていることを確実に知ることができる。
(5) また、本発明の一態様による情報出力システムの前記端末装置は、前記通知部から通知を受けた場合に、前記情報出力装置に対応付けられた着信情報を出力する着信情報出力部を備える。
本発明では、端末装置の利用者が、情報出力装置の通知部からの通知と、他の通信先からの通知とを混同することを防ぐことができる。
(6) また、本発明の一態様による情報出力装置は、情報提供装置と端末装置と通信する情報出力装置であって、前記端末装置を検出する検出部と、前記検出部が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報を前記情報提供装置に送信し、その端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報についての関連情報を前記情報提供装置から受信する受信部と、前記受信部が受信した関連情報を出力する出力部とを備える。
(7) また、本発明の一態様による情報提供装置は、情報出力装置と端末装置と通信する情報提供装置であって、端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記情報出力装置から前記端末装置の識別情報を受信する受信部と、前記受信部が前記端末装置の識別情報を受信した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶部から読み出す読出部と、前記読出部が読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得部と、前記関連情報取得部が取得した関連情報を前記情報出力装置に送信する送信部とを備える。
(8) また、本発明の一態様によるプログラムは、情報出力装置のコンピュータを、端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記端末装置を検出する検出手段と、前記検出手段が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得手段と、前記関連情報取得手段が取得した関連情報を出力する出力手段として機能させる。
(9) また、本発明の一態様による情報出力方法は、端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶過程と、前記端末装置を検出する検出過程と、前記検出過程で端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶過程で記憶した情報から読み出す読出過程と、前記読出過程で読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得過程と、前記関連情報取得過程で取得した関連情報を出力する出力過程とを実行する。
本発明では、端末装置の利用者は、出力部が出力している関連情報が自分に対して表示されていることを第三者に知られることなく、関連情報を閲覧等することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による情報出力システムの概略構成図である。この情報出力システムは、情報出力装置10a、情報提供装置20a、端末装置30aを備えている。情報出力装置10a、情報提供装置20a、端末装置30aは、インターネットなどのネットワーク40に接続されており、各装置間で情報の送受信を行う。
本実施形態では、情報出力装置10aとして、JPEG(ジェイペグ:Joint Photographic Experts Group)に代表される画像圧縮技術を用いて伝送された画像情報を復元して表示する画像表示機器を用いている。情報出力装置10aは、建物の壁面などに設置される。
情報提供装置20aは、ネットワーク40を介して、他の装置に画像情報などを提供するサーバなどである。情報提供装置としては、PC(パーソナルコンピュータ:Personal Computer)などが用いられる。
本実施形態では、端末装置30aとして、携帯電話を用いている。端末装置30aは、その端末装置30aの利用者が外出する際などに携帯される持ち運び可能な機器である。
図2は、本発明の第1の実施形態による情報出力装置10aの構成を示す概略ブロック図である。この情報出力装置10aは、制御部11a、検出部12a、通信部13a(受信部とも称する)、記憶部14a、表示部15a(出力部とも称する)、通知部16aを備えている。
制御部11aは、CPU(中央演算処理装置:Central Processing Unit)を備えており、情報出力装置10aを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
検出部12aは、ICタグリーダを備えており、情報出力装置10aと端末装置30aとが所定の距離(例えば、5メートル)以内に接近した場合に、ICタグを備える端末装置30aと無線信号の送受信を行うことによって、端末装置30aのICタグを検出し、ICタグのメモリメモリに記録されている端末装置30aの識別情報を取得する。
通信部13aは、モデムなどを備えており、制御部11aの制御に基づいて、他の装置(情報提供装置20aや端末装置30a)とネットワーク40を介して通信する。
記憶部14aは、メモリなどを備えており、制御部11aの制御に基づいて、情報出力装置10aが情報提供装置20aからネットワーク40を介して受信する関連情報などを記憶する。関連情報については後述する(図3参照)。
表示部15aは、ディスプレイなどの表示機器を備えており、情報出力装置10aが情報提供装置20aから受信する関連情報などを表示する。ディスプレイの大きさとしては、例えば、10インチのものが用いられる。
通知部16aは、表示部15aが関連情報を表示した場合に、その関連情報を表示部15aに表示したことを、制御部11a、通信部13aを介して、端末装置30aにメールを送信することなどにより、端末装置30aに通知する。
図3は、本発明の第1の実施形態による情報出力装置10aの表示部15aが表示する関連情報の一例を示す図である。図3では、関連情報として、Gレストランの広告の画像情報が、表示部15aに表示されている。本実施形態では、関連情報は、A服屋、B喫茶店、C書店、D商店、E雑貨屋、F酒屋、Gレストランなどの位置を記した地図の画像情報である。また、図3に示す関連情報には、Gレストランの広告である「Gレストランではタイムサービスを実施中!」という画像情報や、端末装置30aの現在の位置を示す「現在位置」の画像情報が含まれている。
図4は、本発明の第1の実施形態による情報提供装置20aの構成を示す概略ブロック図である。この情報提供装置20aは、制御部21a、記憶部22a、通信部23a(受信部、送信部とも称する)、読出部24a、関連情報取得部25aを備えている。
制御部21aは、CPUを備えており、情報提供装置20aを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
記憶部22aは、メモリなどを備えており、制御部21aの制御に基づいて、情報提供装置20aが情報出力装置10aや端末装置30aからネットワーク40を介して受信する情報などを記憶する。
図5は、本発明の第1の実施形態による情報提供装置20aの記憶部22aが記憶する情報の一例を示す図である。図5に示すように、記憶部22aは、端末装置の識別情報(例えば、S126528)、端末装置のメールアドレス(例えば、i.y@sh.co.jp)、嗜好情報(例えば、S126714)、関連情報(例えば、S126566.jpg)を対応付けて記憶している。なお、本実施形態において、関連情報(例えば、S126566.jpg)は、図3に示した画像情報である。
ここで、端末装置の識別情報は、複数の端末装置の中から所定の端末装置を一意に識別するために、各端末装置に割り当てられる情報である。
また、メールアドレスは、端末装置30aにメールを送信する際のメールの宛先を示す情報である。
関連情報は、上述したように、JPEGに代表される画像圧縮技術を用いて圧縮される画像情報等であり、嗜好情報に対応付けられている。なお、本実施形態では、端末装置30aの利用者の嗜好情報(例えば、S126714)と、Gレストランの広告である図3に示すような画像情報(例えば、S126566.jpg)である関連情報とが対応付けられている。
図4に戻り、通信部23aは、モデムなどを備えており、制御部21aの制御に基づいて、他の装置(情報出力装置10aや端末装置30a)とネットワーク40を介して通信する。
読出部24aは、情報出力装置10aの検出部12aが端末装置30aを検出した場合に、その端末装置30aの識別情報を、端末装置30aから通信部23a、制御部21aを介して取得し、その端末装置30aの識別情報に対応付けられている嗜好情報を、制御部21aの制御に基づいて、記憶部22aから読み出す。
関連情報取得部25aは、読出部24aが記憶部22aから読み出した嗜好情報に対応付けられている関連情報を、記憶部22aから読み出すことにより、関連情報を取得する。
図6は、本発明の第1の実施形態による端末装置30aの構成を示す概略構成図である。この端末装置30aは、制御部31a、入力部32a、通信部33a、記憶部34a、表示部35a、ICタグ37aを備えている。
制御部31aは、CPUを備えており、端末装置30aを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
入力部32aは、ボタンや十字キーなどを備えており、端末装置30aの利用者の操作に基づいて、嗜好情報を取得する。入力部32aは、取得した嗜好情報を、制御部31aに出力する。
通信部33aは、モデム、アンテナなどを備えており、制御部31aの制御に基づいて、他の装置(情報出力装置10aや情報提供装置20a)とネットワーク40を介して通信する。
記憶部34aは、メモリなどを備えており、制御部31aの制御に基づいて、端末装置30aが情報出力装置10aや情報提供装置20aからネットワーク40を介して受信する情報などを記憶する。また、記憶部34aは、自端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)を予め記憶している。
表示部35aは、ディスプレイなどの表示機器を備えており、情報出力装置10aの通知部16aが送信するメールなどを表示する。ディスプレイの大きさとしては、例えば、10インチのものが用いられる。
ICタグ37aは、自端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)を予め記憶しており、情報出力装置10aの検出部12aによってICタグ37aが検出された場合に、記憶している自端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)を情報出力装置10aに送信する。
図7は、本発明の第1の実施形態による情報出力システムの処理を示すシーケンス図である。始めに、端末装置30aの制御部31aは、入力部32aから嗜好情報(例えば、S126714)が入力されたか否かについて判定する(ステップS31)。嗜好情報が入力されていない場合には、ステップS31で「NO」と制御部31aが判定し、ステップS31に進む。一方、嗜好情報が入力された場合には、ステップS31で「YES」と制御部31aが判定し、ステップS32に進む。
そして、端末装置30aの制御部31aは、記憶部34aから自端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)を読み出し、ステップS31で取得した嗜好情報とともに通信部33aからネットワーク40を介して、情報提供装置20aに送信する(ステップS32)。
情報提供装置20aの通信部23aは、ステップS32で端末装置30aが送信した端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)と嗜好情報(例えば、S126714)とを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS21)。
情報提供装置20aの制御部21aは、ステップS21で受信した端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)と嗜好情報(例えば、S126714)とを、記憶部22aに記録する(ステップS22)。
情報出力装置10aの制御部11aは、検出部12aが端末装置30aを検出したか否かについて判定する(ステップS11)。端末装置30aを検出していない場合には、ステップS11で「NO」と制御部11aは判定し、ステップS11に進む。一方、端末装置30aを検出した場合には、ステップS11で「YES」と制御部11aは判定し、検出した端末装置30aの識別番号(例えば、S126528)を、端末装置10aからネットワーク40を介して取得し、その端末装置30aの識別情報を記憶部14aに記録する。
そして、情報出力装置10aの制御部11aは、記憶部14aから端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)を読み出し、通信部13aからネットワーク40を介して、情報提供装置20aに送信する(ステップS12)。
情報提供装置20aの通信部23aは、ステップS12で情報出力装置10aが送信した端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)を、ネットワーク40を介して受信する(ステップS23)。
そして、情報提供装置20aの制御部21aは、ステップS12で受信した端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)に対応付けられている嗜好情報(例えば、S126714)を記憶部22aから読み出す(ステップS24)。
次に、情報提供装置20aの制御部21aは、ステップS24で読み出した嗜好情報(例えば、S126714)に対応付けられている関連情報(例えば、S126566.jpg)を記憶部22aから読み出すことにより取得する(ステップS25)。
そして、情報提供装置20aの制御部21aは、ステップS25で取得した関連情報(例えば、S126566.jpg)と、ステップS23で受信した端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)を、通信部23aからネットワーク40を介して、情報出力装置10aに送信する(ステップS26)。
情報出力装置10aの通信部13aは、ステップS26で情報提供装置20aが送信した関連情報(例えば、S126566.jpg)と、端末装置30aの識別情報(例えば、S126528)とを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS13)。
次に、情報出力装置10aの制御部11aは、ステップS13で受信した関連情報(例えば、S126566.jpg)を表示部15aに表示する(ステップS14)。このステップS14の処理によって、情報出力装置10aの表示部15aには、図3のような画像が表示される。
そして、情報出力装置10aの制御部11aは、ステップS13で識別情報(例えば、S126528)を受信した端末装置30aに対して、メール(通知情報とも称する)を送信する(ステップS15)。なお、本実施形態では、ステップS15で送信するメールの本文には何もメッセージを記載していない場合について説明する。
端末装置30aの通信部33aは、ステップS15で情報出力装置10aが送信したメールを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS33)。
図7のシーケンス図の処理を行うことによって、端末装置30aの利用者が、情報出力装置10aに近づいた場合に、情報出力装置10aの表示部15aに関連情報(例えば、S126566.jpg)が表示されるとともに(図3参照)、情報出力装置10aから端末装置30aにメールが送信される。よって、情報出力装置10aの検出部12aが端末装置30aを検出した場合に、利用者の関連情報(例えば、S126566.jpg)を表示部15aが出力するので、端末装置30aの利用者は、表示部15aが出力している関連情報が自分に対して表示されていることを第三者に知られることなく、関連情報を閲覧等することができる。
また、端末装置30aの利用者は、端末装置30aにメッセージの記載されていないメールを受信した場合に、情報提供装置20aの記憶部に記録してあるその利用者の嗜好情報に関連する関連情報が、情報出力装置10aの表示部15aに表示されていることを知ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態による情報出力システムの概略構成図である。この情報出力システムは、情報出力装置10b、情報提供装置20b、端末装置30bを備えている。
本実施形態では、情報出力装置10bとして、JPEGに代表される画像圧縮技術を用いて伝送された画像情報を復元して表示する画像表示機器を用いている。情報出力装置10bは、建物の壁面などに設置される。
情報提供装置20bは、ネットワーク40を介して、他の装置に画像情報などを提供するサーバなどである。情報提供装置としては、PCなどが用いられる。
本実施形態では、端末装置30bとして、携帯電話を用いている。端末装置30bは、その端末装置30bの利用者が外出する際などに携帯される持ち運び可能な機器である。
図9は、本発明の第2の実施形態による情報出力装置10bの構成を示す概略ブロック図である。この情報出力装置10bは、制御部11b、検出部12b、通信部13b(受信部とも称する)、記憶部14b、表示部15b(出力部とも称する)、通知部16bを備えている。
制御部11bは、CPUを備えており、情報出力装置10bを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
検出部12bは、ICタグリーダを備えており、情報出力装置10bと端末装置30bとが所定の距離以内(例えば、5メートル)に接近した場合に、ICタグを備える端末装置30bと無線信号の送受信を行うことによって、端末装置30bのICタグを検出し、ICタグのメモリメモリに記録されている端末装置30bの識別情報を取得する。
通信部13bは、モデムなどを備えており、制御部11bの制御に基づいて、他の装置(情報提供装置20bや端末装置30b)とネットワーク40を介して通信する。
記憶部14bは、メモリなどを備えており、制御部11bの制御に基づいて、情報出力装置10bが情報提供装置20bからネットワーク40を介して受信する関連情報などを記憶する。本実施形態における関連情報は、第1の実施形態における関連情報と同じであるのでその説明を省略する。
表示部15bは、ディスプレイなどの表示機器を備えており、情報出力装置10bが情報提供装置20bから受信する関連情報と、利用者の識別情報とを表示する。ディスプレイの大きさとしては、例えば、10インチのものが用いられる。
通知部16bは、表示部15bが関連情報を表示した場合に、その関連情報を表示部15bに表示したことを、制御部11b、通信部13bを介して、端末装置30bにメールを送信することなどにより、端末装置30bに通知する。
図10は、本発明の第2の実施形態による情報出力装置10bの表示部15bが表示する関連情報と利用者の識別情報の一例を示す図である。図10では、図3の関連情報上に、利用者の識別情報である「eklgal」という画像情報が含まれている。
図11は、本発明の第2の実施形態による情報提供装置20bの構成を示す概略ブロック図である。この情報提供装置20bは、制御部21b、記憶部22b、通信部23b(受信部、送信部とも称する)、読出部24b、関連情報取得部25bを備えている。
制御部21bは、CPUを備えており、情報提供装置20bを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
記憶部22bは、メモリなどを備えており、制御部21bの制御に基づいて、情報提供装置20bが情報出力装置10bや端末装置30bからネットワーク40を介して受信する情報などを記憶する。
図12は、本発明の第2の実施形態による情報提供装置20bの記憶部22bが記憶する情報の一例を示す図である。図12に示すように、記憶部22bは、端末装置の識別情報(例えば、S126528)、端末装置のメールアドレス(例えば、i.y@sh.co.jp)、嗜好情報(例えば、S126714)、関連情報(例えば、S126566.jpg)、利用者の識別情報(例えば、eklgal)を対応付けて記憶している。
ここで、端末装置の識別情報は、複数の端末装置の中から所定の端末装置を一意に識別するために、各端末装置に割り当てられる情報である。
また、メールアドレスは、端末装置30bにメールを送信する際のメールの宛先を示す情報である。
関連情報は、上述したように、JPEGに代表される画像圧縮技術を用いて圧縮される画像情報等であり、嗜好情報に対応付けられている。なお、本実施形態では、端末装置30bの利用者の嗜好情報(例えば、S126714)と、Gレストランの広告である図3に示すような画像情報(例えば、S126566.jpg)である関連情報とが対応付けられている。
また、利用者の識別情報は、端末装置の利用者の中から所定の利用者を識別するために、各利用者に割り当てられる情報である。
図11に戻り、通信部23bは、モデムなどを備えており、制御部21bの制御に基づいて、他の装置(情報出力装置10bや端末装置30b)とネットワーク40を介して通信する。
読出部24bは、情報出力装置10bの検出部12bが端末装置30bを検出した場合に、その端末装置30bの識別情報を、端末装置30bから通信部23b、制御部21bを介して取得し、その端末装置30bの識別情報に対応付けられている嗜好情報と利用者の識別情報とを、制御部21bの制御に基づいて、記憶部22bから読み出す。
関連情報取得部25bは、読出部24bが記憶部22bから読み出した嗜好情報に対応付けられている関連情報を、記憶部22bから読み出すことにより、関連情報を取得する。
関連情報取得部25bは、読出部24bが記憶部22bから読み出した嗜好情報に対応付けられている関連情報と利用者の識別情報とを、記憶部22bから読み出すことにより、関連情報と利用者の識別情報とを取得する。
図13は、本発明の第2の実施形態による端末装置30bの構成を示す概略構成図である。この端末装置30bは、制御部31b、入力部32b、通信部33b、記憶部34b、表示部35b、ICタグ37bを備えている。
制御部31bは、CPUを備えており、端末装置30bを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
入力部32bは、ボタンや十字キーなどを備えており、端末装置30bの利用者の操作に基づいて、嗜好情報を取得する。入力部32bは、取得した嗜好情報を、制御部31bに出力する。
通信部33bは、モデム、アンテナなどを備えており、制御部31bの制御に基づいて、他の装置(情報出力装置10bや情報提供装置20b)とネットワーク40を介して通信する。
記憶部34bは、メモリなどを備えており、制御部31bの制御に基づいて、端末装置30bが情報出力装置10bや情報提供装置20bからネットワーク40を介して受信する情報などを記憶する。また、記憶部34bは、自端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)を予め記憶している。
表示部35bは、ディスプレイなどの表示機器を備えており、情報出力装置10bの通知部16bが送信するメールなどを表示する。
ICタグ37bは、自端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)を予め記憶しており、情報出力装置10bの検出部12bによってICタグ37bが検出された場合に、記憶している自端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)を情報出力装置10bに送信する。
図14は、本発明の第2の実施形態による情報出力システムの処理を示すシーケンス図である。始めに、端末装置30bの制御部31bは、入力部32bから嗜好情報(例えば、S126714)が入力されたか否かについて判定する(ステップS61)。嗜好情報が入力されていない場合には、ステップS61で「NO」と制御部31bが判定し、ステップS61に進む。一方、嗜好情報が入力された場合には、ステップS61で「YES」と制御部31bが判定し、ステップS62に進む。
そして、端末装置30bの制御部31bは、記憶部34bから自端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)を読み出し、ステップS61で取得した嗜好情報とともに通信部33bからネットワーク40を介して、情報提供装置20bに送信する(ステップS62)。
情報提供装置20bの通信部23bは、ステップS62で端末装置30bが送信した端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)と嗜好情報(例えば、S126714)とを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS51)。
情報提供装置20bの制御部21bは、ステップS51で受信した端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)と嗜好情報(例えば、S126714)とを、記憶部22bに記録する(ステップS52)。
情報出力装置10bの制御部11bは、検出部12bが端末装置30bを検出したか否かについて判定する(ステップS41)。端末装置30bを検出していない場合には、ステップS41で「NO」と制御部11bは判定し、ステップS41に進む。一方、端末装置30bを検出した場合には、ステップS41で「YES」と制御部11bは判定し、検出した端末装置30bの識別番号(例えば、S126528)を端末装置10aからネットワーク40を介して取得し、その端末装置30bの識別情報を記憶部14bに記録する。
そして、情報出力装置10bの制御部11bは、記憶部14bから端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)を読み出し、通信部13bからネットワーク40を介して、情報提供装置20bに送信する(ステップS42)。
情報提供装置20bの通信部23bは、ステップS42で情報出力装置10bが送信した端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)を、ネットワーク40を介して受信する(ステップS53)。
そして、情報提供装置20bの制御部21bは、ステップS42で受信した端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)に対応付けられている嗜好情報(例えば、S126714)と利用者の識別情報(例えば、eklgal)とを記憶部22bから読み出す(ステップS54)。
次に、情報提供装置20bの制御部21bは、ステップS54で読み出した嗜好情報(例えば、S126714)に対応付けられている関連情報(例えば、S126566.jpg)を記憶部22bから読み出すことにより取得する(ステップS55)。
そして、情報提供装置20bの制御部21bは、ステップS55で取得した関連情報(例えば、S126566.jpg)と、ステップS53で受信した端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)と、利用者の識別情報(例えば、eklgal)とを、通信部23bからネットワーク40を介して、情報出力装置10bに送信する(ステップS56)。
情報出力装置10bの通信部13bは、ステップS56で情報提供装置20bが送信した関連情報(例えば、S126566.jpg)と、端末装置30bの識別情報(例えば、S126528)と、利用者の識別情報(例えば、eklgal)とを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS43)。
次に、情報出力装置10bの制御部11bは、ステップS43で受信した関連情報(例えば、S126566.jpg)と、利用者の識別情報(例えば、eklgal)とを表示部15bに表示する(ステップS44)。このステップS44の処理によって、情報出力装置10bの表示部15bには、図10のような画像が表示される。
そして、情報出力装置10bの制御部11bは、ステップS43で識別情報(例えば、S126528)を受信した端末装置30bに対して、メール(通知情報とも称する)を送信する(ステップS45)。なお、本実施形態では、ステップS45で送信するメールの本文には何もメッセージを記載していない場合について説明する。
端末装置30bの通信部33bは、ステップS45で情報出力装置10bが送信したメールを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS63)。
図14のシーケンス図の処理を行うことによって、端末装置30bの利用者が、情報出力装置10bに近づいた場合に、情報出力装置10bの表示部15bに関連情報(例えば、S126566.jpg)と、利用者の識別情報(例えば、eklgal)とが表示されるとともに(図10参照)、情報出力装置10bから端末装置30bにメールが送信される。よって、情報出力装置10bの検出部12bが端末装置30bを検出した場合に、利用者の関連情報(例えば、S126566.jpg)を表示部15bが出力するので、端末装置30bの利用者は、表示部15bが出力している関連情報が自分に対して表示されていることを第三者に知られることなく、関連情報を閲覧等することができる。
また、端末装置30bの利用者は、端末装置30bにメッセージの記載されていないメールを受信した場合に、情報提供装置20bの記憶部に記録してあるその利用者の嗜好情報に関連する関連情報が、情報出力装置10bの表示部15bに表示されていることを知ることができる。
また、端末装置30bの利用者は、情報出力装置10bの表示部15bに、関連情報(例えば、S126566.jpg)と、利用者の識別情報(例えば、eklgal)とが表示されるので、その利用者の識別情報に基づいて、表示部15bに表示されている関連情報が自分に対する情報であることを認識することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図15は、本発明の第3の実施形態による情報出力システムの概略構成図である。この情報出力システムは、情報出力装置10c、情報提供装置20c、端末装置30cを備えている。情報出力装置10c、情報提供装置20c、端末装置30cは、インターネットなどのネットワーク40に接続されており、各装置間で情報の送受信を行う。
本実施形態では、情報出力装置10cとして、JPEGに代表される画像圧縮技術を用いて伝送された画像情報を復元して表示する画像表示機器を用いている。情報出力装置10cは、建物の壁面などに設置される。
情報提供装置20cは、ネットワーク40を介して、他の装置に画像情報などを提供するサーバなどである。情報提供装置としては、PCなどが用いられる。
本実施形態では、端末装置30cとして、携帯電話を用いている。端末装置30cは、その端末装置30cの利用者が外出する際などに携帯される持ち運び可能な機器である。
図16は、本発明の第3の実施形態による情報出力装置10cの構成を示す概略ブロック図である。この情報出力装置10cは、制御部11c、検出部12c、通信部13c(受信部とも称する)、記憶部14c、複数の表示部15c、15d(出力部とも称する)、通知部16cを備えている。
制御部11cは、CPUを備えており、情報出力装置10cを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。また、本実施形態の制御部11cは、位置取得部17cが取得する位置情報に応じて、複数の表示部15c、15dのいずれから関連情報を出力するかについて制御する。
検出部12cは、ICタグリーダを備えており、情報出力装置10cと端末装置30cとが所定の距離(例えば、5メートル)以内に接近した場合に、ICタグを備える端末装置30cと無線信号の送受信を行うことによって、端末装置30cのICタグを検出し、ICタグのメモリメモリに記録されている端末装置30cの識別情報を取得する。
通信部13cは、モデムなどを備えており、制御部11cの制御に基づいて、他の装置(情報提供装置20cや端末装置30c)とネットワーク40を介して通信する。
記憶部14cは、メモリなどを備えており、制御部11cの制御に基づいて、情報出力装置10cが情報提供装置20cからネットワーク40を介して受信する関連情報などを記憶する。本実施形態における関連情報は、第1の実施形態における関連情報と同じであるのでその説明を省略する。なお、本実施形態の記憶部14cは、位置関連情報を記憶している。
図17は、本発明の第3の実施形態による情報出力装置20cの記憶部14cが記憶する位置関連情報の一例を示す図である。記憶部14cは、位置関連情報として、位置情報と各表示部15c、15dの対応関係を記憶している。図17では、地図上の所定の点を原点(x,y)=(x0,y0)とした場合に、位置情報が、xがx0からx1であって、yがy0からy1である領域R1は、表示部15cに対応付けられている。なお、図17において、情報出力装置20cは、(x,y)=(x1,y1)の位置に設置されている。また、情報出力装置20cの表示画面は、(x,y)=(x1,y0)の位置に向けられている。
また、位置情報が、xがx1からx2であって、yがy0からy1である領域R2は、表示部15dに対応付けられている。
表示部15cと表示部15dは、デュアルディスプレイなどの表示機器を備えており、情報出力装置10cが情報提供装置20cから受信する関連情報などを表示する。デュアルディスプレイの大きさとしては、例えば、10インチのものが用いられる。表示部15cと表示部15dとでは、視聴者が画像を視認することができる角度が異なる。例えば、表示部15cは、情報出力装置10cの前面の左半分の領域にいる視聴者のみが視認することができる。一方、表示部15dは、情報出力装置10cの前面の右半分の領域にいる視聴者のみが視認することができる。
本実施形態において、端末装置30cが領域R1に存在する場合には、関連情報が表示部15cに表示される(図18(A)参照)。一方、端末装置30cが領域R2に存在する場合には、関連情報が表示部15dに表示される(図18(B)参照)。
通知部16cは、表示部15c又は表示部15dが関連情報を表示した場合に、その関連情報を表示部15c又は表示部15dに表示したことを、制御部11c、通信部13cを介して、端末装置30cにメールを送信することなどにより、端末装置30cに通知する。
位置情報取得部17cは、端末装置10cがGPS(全地球測位システム:Global Positioning System)などにより測位した端末装置30cの位置情報を、無線通信やネットワーク40を介して取得する。なお、位置情報取得部17cは、端末装置30cの位置情報を、GPSを用いない他の方法によって取得してもよい。
図19は、本発明の第3の実施形態による情報提供装置20cの構成を示す概略ブロック図である。この情報提供装置20cは、制御部21c、記憶部22c、通信部23c(受信部、送信部とも称する)、読出部24c、関連情報取得部25cを備えている。
制御部21cは、CPUを備えており、情報提供装置20cを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
記憶部22cは、メモリなどを備えており、制御部21cの制御に基づいて、情報提供装置20cが情報出力装置10cや端末装置30cからネットワーク40を介して受信する情報などを記憶する。記憶部22cが記憶する情報は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
通信部23cは、モデムなどを備えており、制御部21cの制御に基づいて、他の装置(情報出力装置10cや端末装置30c)とネットワーク40を介して通信する。
読出部24cは、情報出力装置10cの検出部12cが端末装置30cを検出した場合に、その端末装置30cの識別情報を、端末装置30cから通信部23c、制御部21cを介して取得し、その端末装置30cの識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を、制御部21cの制御に基づいて、記憶部22cから読み出す。
関連情報取得部25cは、読出部24cが記憶部22cから読み出した嗜好情報に対応付けられている関連情報を、記憶部22cから読み出すことにより、関連情報を取得する。
図20は、本発明の第3の実施形態による端末装置30cの構成を示す概略構成図である。この端末装置30cは、制御部31c、入力部32c、通信部33c、記憶部34c、表示部35c、位置測位部36c、ICタグ37cを備えている。
制御部31cは、CPUを備えており、端末装置30cを構成する各部を制御する。CPUは、制御プログラム等を格納したメモリ等を備えている。
入力部32cは、ボタンや十字キーなどを備えており、端末装置30cの利用者の操作に基づいて、嗜好情報を取得する。入力部32cは、取得した嗜好情報を、制御部31cに出力する。
通信部33cは、モデム、アンテナなどを備えており、制御部31cの制御に基づいて、他の装置(情報出力装置10cや情報提供装置20c)とネットワーク40を介して通信する。
記憶部34cは、メモリなどを備えており、制御部31cの制御に基づいて、端末装置30cが情報出力装置10cや情報提供装置20cからネットワーク40を介して受信する情報などを記憶する。また、記憶部34cは、自端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)を予め記憶している。
表示部35cは、ディスプレイなどの表示機器を備えており、情報出力装置10cの通知部16cが送信するメールなどを表示する。
ICタグ37cは、自端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)を予め記憶しており、情報出力装置10cの検出部12cによってICタグ37cが検出された場合に、記憶している自端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)を情報出力装置10cに送信する。
なお、本実施形態において、情報出力装置10cの検出部12cによってICタグ37cが検出された場合に、制御部31cは、位置測位部36cが測位する端末装置30cの位置情報を、通信部33cから、ネットワーク40を介して、情報出力装置10cに送信する。
図21は、本発明の第3の実施形態による情報出力システムの処理を示すシーケンス図である。始めに、端末装置30cの制御部31cは、入力部32cから嗜好情報(例えば、S126714)が入力されたか否かについて判定する(ステップS91)。嗜好情報が入力されていない場合には、ステップS91で「NO」と制御部31cが判定し、ステップS91に進む。一方、嗜好情報が入力された場合には、ステップS91で「YES」と制御部31cが判定し、ステップS92に進む。
そして、端末装置30cの制御部31cは、記憶部34cから自端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)を読み出し、ステップS91で取得した嗜好情報とともに通信部33cからネットワーク40を介して、情報提供装置20cに送信する(ステップS92)。
情報提供装置20cの通信部23cは、ステップS92で端末装置30cが送信した端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)と嗜好情報(例えば、S126714)とを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS81)。
情報提供装置20cの制御部21cは、ステップS81で受信した端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)と嗜好情報(例えば、S126714)とを、記憶部22cに記録する(ステップS82)。
情報出力装置10cの制御部11cは、検出部12cが端末装置30cを検出したか否かについて判定する(ステップS71)。端末装置30cを検出していない場合には、ステップS71で「NO」と制御部11cは判定し、ステップS71に進む。一方、端末装置30cを検出した場合には、ステップS71で「YES」と制御部11cは判定し、検出した端末装置30cの識別番号(例えば、S126528)を端末装置10cからネットワーク40を介して取得し、その端末装置30cの識別情報を記憶部14cに記録する。
また、情報出力装置10cの制御部11cは、通信部13c、ネットワーク40を介して端末装置10cから、端末装置10cの位置情報(例えば、(x,y)=(x0,y0))を取得する(ステップS72)。
そして、情報出力装置10cの制御部11cは、記憶部14cから自端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)を読み出し、通信部33cから、ネットワーク40を介して、情報出力装置10cに送信する(ステップS73)。
情報提供装置20cの通信部23cは、ステップS72で情報出力装置10cが送信した端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)と位置情報((x,y)=(x0,y0))とを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS83)。
そして、情報提供装置20cの制御部21cは、ステップS72で受信した端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)に対応付けられている嗜好情報(例えば、S126714)を記憶部22cから読み出す(ステップS84)。
次に、情報提供装置20cの制御部21cは、ステップS84で読み出した嗜好情報(例えば、S126714)に対応付けられている関連情報(例えば、S126566.jpg)を記憶部22cから読み出すことにより取得する(ステップS85)。
そして、情報提供装置20cの制御部21cは、ステップS85で取得した関連情報(例えば、S126566.jpg)と、ステップS83で受信した端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)を、通信部23cからネットワーク40を介して、情報出力装置10cに送信する(ステップS86)。
情報出力装置10cの通信部13cは、ステップS86で情報提供装置20cが送信した関連情報(例えば、S126566.jpg)と、端末装置30cの識別情報(例えば、S126528)とを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS74)。
次に、情報出力装置10cの制御部11cは、ステップS72で取得した位置情報(例えば、(x,y)=(x0,y0))に対応する表示部15c又は表示部15dを、記憶部14cが記憶している位置関連情報から読み出し、読み出した表示部で関連情報を表示することを決定する(ステップS75)。ここでは、位置情報(例えば、(x,y)=(x0,y0))に対応した表示部15cで関連情報(例えば、S126566.jpg)を表示することを決定する。
そして、制御部11cは、ステップS73で受信した関連情報(例えば、S126566.jpg)を表示部15cに表示する(ステップS76)。このステップS76の処理によって、情報出力装置10cの表示部には、図3のような画像が表示される。つまり、表示部15cに関連情報が表示される。
そして、情報出力装置10cの制御部11cは、ステップS74で識別情報(例えば、S126528)を受信した端末装置30cに対して、メール(通知情報とも称する)を送信する(ステップS77)。なお、本実施形態では、ステップS77で送信するメールの本文には何もメッセージを記載していない場合について説明する。
端末装置30cの通信部33cは、ステップS77で情報出力装置10cが送信したメールを、ネットワーク40を介して受信する(ステップS93)。
図21のシーケンス図の処理を行うことによって、端末装置30cの利用者が、情報出力装置10cに近づいた場合に、端末装置10cの位置に応じて、情報出力装置10cの表示部15c又は表示部15dに関連情報(例えば、S126566.jpg)が表示されるとともに(図18(A)、図18(B)参照)、情報出力装置10cから端末装置30cにメールが送信される。よって、情報出力装置10cの検出部12cが端末装置30cを検出した場合に、利用者の関連情報(例えば、S126566.jpg)を表示部15c又は表示部15dが表示するので、端末装置30cの利用者は、情報出力装置10cと端末装置30cとの位置関係に応じて、視認に適した表示部15c又は表示部15dにより関連情報を閲覧等することができる。
なお、上述した第3の実施形態では、情報出力装置が2つの表示部15c、15dを備える場合について説明したが、これに限定されるものではなく、情報出力装置に3つ以上の表示部を設けるようにしてもよい。この場合、情報出力装置10cの記憶部14cは、位置関連情報として、位置情報と各表示部の対応関係を記憶している。
また、上述した第3の実施形態において、情報出力装置10cの周囲に端末装置を有する複数の利用者がいる場合であって、一方の利用者が領域R1におり、他方の利用者が領域R2にいる場合には、一方の利用者の嗜好情報に対応付けられている関連情報を表示部15cに表示するとともに、他方の利用者の嗜好情報に対応付けられている関連情報を表示部15dに表示するようにしてもよい。
また、上述した第1から第3の実施形態では、端末装置として、携帯電話を用いる場合について説明したが、端末装置として、PHS(ピーエイチエス:Personal Handyphone System)、PDA(携帯情報端末:Personal Data Assistance)、PCなどを用いてもよい。
また、上述した第1から第3の実施形態では、情報出力装置と端末装置とを、別々の装置を用いているが、情報出力装置と端末装置とを1台の装置により構成してもよい。
また、上述した第1から第3の実施形態のシーケンス図(図7、図14、図21)では、ステップS15、S45、S77で送信するメールの本文には何もメッセージを記載しない場合について説明したが、情報出力装置の表示部に関連情報(例えば、S126566.jpg)を表示していることを利用者に通知するメッセージを記載して、情報出力装置から端末装置に送信するようにしてもよい。このメールを受信した端末装置の制御部は、受信したメールに含まれるメッセージを端末装置の表示部に表示する。
また、上述した第1から第3の実施形態のシーケンス図(図7、図14、図21)では、ステップS15、S45、S77で、情報出力装置の通知部が、情報出力装置から端末装置にメールを送信することによって、情報出力装置の表示部に関連情報を表示していることを端末装置の利用者に通知する場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、情報出力装置の通知部は、端末装置に電話をかけたり、端末装置のバイブレーション機能によって端末装置を振動させたり、端末装置が備えるLED(エルイーディー:Light Emitting Diode)を点滅させたりすることによって、情報出力装置の表示部に関連情報を表示していることを端末装置の利用者に通知するようにしてもよい。
この場合、端末装置は、情報出力装置の通知部から電話やメールによる通知を受けた場合に、端末装置の利用者が他の通信先からの電話やメールであると混同しないように、端末装置における着信音(着信情報とも称する)を変えるようにしてもよい。つまり、情報出力装置に対応付けられた着信音を端末装置に記憶しておき、端末装置が情報出力装置から電話やメールを受信した場合には、その端末装置に対応した着信音を端末装置のスピーカ(着信情報出力部とも称する)から出力するようにしてもよい。なお、端末装置は、情報出力装置の通知部から通知を受けた場合に、情報出力装置に対応付けられた着信画面(着信情報とも称する)を、端末装置の表示部(着信情報出力部とも称する)に表示するようにしてもよい。
また、上述した第1から第3の実施形態では、情報出力装置として、画像情報である関連情報を表示する画像表示装置を用いる場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、関連情報として音声情報を用い、情報出力装置として、関連情報を出力するスピーカを用いてもよい。
また、上述した第1から第3の実施形態では、情報提供装置の記憶部が、嗜好情報と関連情報とを対応付けて記憶している場合について説明しているが、このような構成に限定されるものではない。例えば、情報提供装置の記憶部には、端末装置の識別情報(例えば、S126528)、端末装置のメールアドレス(例えば、i.y@sh.co.jp)、嗜好情報(例えば、S126714)を対応付けて記憶しておき、ネットワーク40に接続されている他の機器に関連情報と端末装置の識別情報と対応付けて記録しておくようにしてもよい。この場合、情報提供装置の関連情報取得部は、情報提供装置の読出部が情報提供装置の記憶部から読み出した嗜好情報を他の機器に送信し、他の機器は、受信した嗜好情報に対応付けられている関連情報を読み出して、情報提供装置に送信する。
また、上述した第1から第3の実施形態において、端末装置の識別情報に対応付けられて複数の嗜好情報が情報提供装置の記憶部に記録されている場合には、それらの嗜好情報の関連情報を、情報出力装置の表示部の表示画面に分割して表示するようにしてもよい。また、それらの嗜好情報の関連情報を、所定の時間間隔(例えば、5秒)で切り換えて情報出力装置の表示部の表示画面に表示するようにしてもよい。
また、関連情報と情報出力装置とを対応付けて記憶しておき、情報出力装置に対応付けられている関連情報を、情報出力装置の表示部で表示してもよい。例えば、端末装置の識別情報に対応付けられてJレストランの嗜好情報とKレストランの嗜好情報とが記憶されており、利用者が近くにいる情報出力装置にKレストランの嗜好情報が対応付けられている場合には、利用者が情報出力装置に近づいたときに、Kレストランの嗜好情報についての関連情報を情報出力装置の表示部に表示するようにしてもよい。
なお、以上説明した実施形態において、図2、図9、図16の情報出力装置10a〜10cの各部、図4、図11、図19の情報提供装置20a〜20cの各部、図6、図13、図20の端末装置30a〜30cの各部の機能又はこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより情報出力システムの制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態による情報出力システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施形態による情報出力装置10aの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態による情報出力装置10aの表示部15aが表示する関連情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による情報提供装置20aの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態による情報提供装置20aの記憶部22aが記憶する情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による端末装置30aの構成を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態による情報出力システムの処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態による情報出力システムの概略構成図である。 本発明の第2の実施形態による情報出力装置10bの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態による情報出力装置10bの表示部15bが表示する関連情報と利用者の識別情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による情報提供装置20bの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態による情報提供装置20bの記憶部22bが記憶する情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による端末装置30bの構成を示す概略構成図である。 本発明の第2の実施形態による情報出力システムの処理を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態による情報出力システムの概略構成図である。 本発明の第3の実施形態による情報出力装置10cの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第3の実施形態による情報出力装置20cの記憶部14cが記憶する位置関連情報の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による表示部15c又は表示部15dに表示される関連情報の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による情報提供装置20cの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第3の実施形態による端末装置30cの構成を示す概略構成図である。 本発明の第3の実施形態による情報出力システムの処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
10a〜10c・・・情報出力装置、11a〜11c・・・制御部、12a〜12c・・・検出部、13a〜13c・・・通信部、14a〜14c・・・記憶部、15a〜15d・・・表示部、16a〜16c・・・通知部、17c・・・位置情報取得部、20a〜20c・・・情報提供装置、21a〜21c・・・制御部、22a〜22c・・・記憶部、23a〜23c・・・通信部、24a〜24c・・・読出部、25a〜25c・・・関連情報取得部、30a〜30c・・・端末装置、31a〜31c・・・制御部、32a〜32c・・・入力部、33a〜33c・・・通信部、34a〜34c・・・記憶部、35a〜35c・・・表示部、36c・・・位置測位部、ICタグ・・・37a〜37c

Claims (9)

  1. 情報出力装置と端末装置とを備える情報出力システムであって、
    前記情報出力装置は、
    前記端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記端末装置を検出する検出部と、
    前記検出部が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶部から読み出す読出部と、
    前記読出部が読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする情報出力システム。
  2. 前記記憶部は、前記端末装置の識別情報と前記嗜好情報とに対応付けて前記端末装置の利用者の識別情報を記憶し、
    前記読出部は、前記検出部が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報と前記利用者の識別情報とを前記記憶部から読み出し、
    前記出力部は、前記関連情報取得部が取得した関連情報と前記読出部が読み出した利用者の識別情報とを出力することを特徴とする請求項1に記載の情報出力システム。
  3. 前記情報出力装置は、前記出力部を複数備え、
    前記端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置取得部が取得した位置情報に応じて前記複数の出力部のいずれから関連情報を出力するかについて制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報出力システム。
  4. 前記出力部が関連情報を出力した場合に前記関連情報を前記出力部に出力したことを前記端末装置に通知する通知部を備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の情報出力システム。
  5. 前記端末装置は、前記通知部から通知を受けた場合に、前記情報出力装置に対応付けられた着信情報を出力する着信情報出力部を備えることを特徴とする請求項4に記載の情報出力システム。
  6. 情報提供装置と端末装置と通信する情報出力装置であって、
    前記端末装置を検出する検出部と、
    前記検出部が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報を前記情報提供装置に送信し、その端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報についての関連情報を前記情報提供装置から受信する受信部と、
    前記受信部が受信した関連情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする情報出力装置。
  7. 情報出力装置と端末装置と通信する情報提供装置であって、
    端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記情報出力装置から前記端末装置の識別情報を受信する受信部と、
    前記受信部が前記端末装置の識別情報を受信した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶部から読み出す読出部と、
    前記読出部が読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記関連情報取得部が取得した関連情報を前記情報出力装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  8. 情報出力装置のコンピュータを、
    端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記端末装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段が端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読出手段が読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得手段と、
    前記関連情報取得手段が取得した関連情報を出力する出力手段として機能させるためのプログラム。
  9. 端末装置の識別情報とその端末装置の利用者の嗜好情報とを対応付けて記憶する記憶過程と、
    前記端末装置を検出する検出過程と、
    前記検出過程で端末装置を検出した場合にその端末装置の識別情報に対応付けられている利用者の嗜好情報を前記記憶過程で記憶した情報から読み出す読出過程と、
    前記読出過程で読み出した嗜好情報についての関連情報を取得する関連情報取得過程と、
    前記関連情報取得過程で取得した関連情報を出力する出力過程と、
    を実行することを特徴とする情報出力方法。
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