JP5414008B2 - 通信端末装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置及びプログラムに関する。
近年、携帯電話機などの通信端末装置にあっては、その多機能化に伴い、例えば、現在位置を取得するGPS(Global Positioning System)機能や経路を案内するナビゲーション機能を搭載し、現在位置より目的地までの経路を案内出力するようにした技術が知られている。すなわち、従来では、ナビゲーション機能を備えた携帯電話機として、例えば、端末画面の向きによらず進行すべき方向を矢印で表示するようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2001−23076号公報
ところで、携帯電話機のユーザにあっては、ナビゲーション機能を起動させた後、その端末画面やスピーカから出力される報知情報を確認しながら目的地まで進行する場合に、周辺が非常に明るいと、端末画面が視難くなってその表示内容を見間違えるおそれがあるため、手で画面全体を覆って外光を遮断するようにしていた。また、周辺の騒音が大きいと、案内音声が聞こえ難くなって聞き間違えたり、携帯電話機を耳元に寄せたりするようにしていた。このことは、着信報知、アラーム報知の場合であっても同様で、騒音が大きいと、報知音が聞こえ難くなって聞き間違えたり、携帯電話機を耳元に寄せたりする必要があり、誤認のおそれと共に、ユーザに大きな負担をかけるという問題があった。
本発明の課題は、報知を行う際に報知に不適切な状況であっても効果的な報知を実現できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明では、近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置であって、周辺光量を検出する光量検出手段と、操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出手段と、所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別手段と、前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別手段と、前記タイミング判別手段によって報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御手段とを備え、前記状況判別手段は、前記光量検出手段によって検出された周辺光量が所定値以下であって、前記無操作状態検出手段によって無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする。
請求項2記載の発明では、近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置であって、装置本体の使用状況を示すスタイルを検出するスタイル検出手段と、操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出手段と、所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別手段と、前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別手段と、前記タイミング判別手段によって報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御手段とを備え、前記状況判別手段は、前記スタイル検出手段によって特定スタイルが検出されている状態であって、前記無操作状態検出手段によって無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置であって、周辺音量を検出する音量検出手段と、所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別手段と、前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別手段と、前記タイミング判別手段によって報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御手段とを備え、前記状況判別手段は、前記音量検出手段によって検出された周辺音量が所定値以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする。
上記請求項1乃至3の何れかに従属する請求項4記載の発明では、前記所定機能は、経路を案内するナビゲーション機能であって、前記タイミング判別手段は、前記ナビゲーション機能が経路変更を案内するタイミングを報知タイミングとして判別する、ようにしたことを特徴とする。
上記請求項1乃至3の何れかに従属する請求項5記載の発明では、前記所定機能は、予め設定されている条件の成立を検出する報知機能であって、前記タイミング判別手段は、前記報知機能が条件の成立を検出したタイミングを報知タイミングとして判別する、ようにしたことを特徴とする。
上記請求項1乃至3の何れかに従属する請求項6記載の発明では、前記所定機能は、着信を検出する着信機能であって、前記タイミング判別手段は、前記着信機能が着信を検出したタイミングを報知タイミングとして判別する、ようにしたことを特徴とする。
上記請求項1乃至3の何れかに従属する請求項7記載の発明では、前記報知制御手段は、前記所定機能の報知タイミングに応じて出力される報知情報を、前記通信手段を介して前記外部装置に送信して当該報知情報に応じた報知を指示する、ようにしたことを特徴とする。
上記請求項1乃至3の何れかに従属する請求項8記載の発明では、前記報知制御手段は、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された報知を、前記通信手段を介して前記外部装置側に代行させる、ようにしたことを特徴とする。
上記請求項1乃至3の何れかに従属する請求項9記載の発明では、前記通信手段は、無線LAN通信、近距離通信、人体接触通信のうち少なくともいずれか1つである、ことを特徴とする。
請求項10記載のプログラムは、近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置に搭載されるコンピュータに、周辺光量を検出する光量検出ステップと、操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出ステップと、所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別ステップと、前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別ステップと、前記タイミング判別ステップで報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別ステップで報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御ステップとを実行させ、前記状況判別ステップでは、前記光量検出ステップで検出された周辺光量が所定値以下であって、前記無操作状態検出ステップで無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする。
請求項11記載のプログラムは、近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置に搭載されるコンピュータに、装置本体の使用状況を示すスタイルを検出するスタイル検出ステップと、操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出ステップと、所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別ステップと、前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別ステップと、前記タイミング判別ステップで報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別ステップで報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御ステップとを実行させ、前記状況判別ステップでは、前記スタイル検出ステップで特定スタイルが検出されている状態であって、前記無操作状態検出ステップで無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする。
請求項12記載のプログラムは、近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置に搭載されるコンピュータに、周辺音量を検出する音量検出ステップと、所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別ステップと、前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別ステップと、前記タイミング判別ステップで報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別ステップで報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御ステップとを実行させ、前記状況判別ステップでは、前記音量検出ステップで検出された周辺音量が所定値以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする。
本発明によれば、報知を行う際に報知に不適切な状況であっても効果的な報知を実現することができ、報知の見逃しや聴き逃しを防ぐことが可能となる。
(1)は、携帯端末装置として適用した携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図、(2)は、外部装置としての腕時計2の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯電話機1に代行して腕時計2側で報知情報を出力させる場合を例示したもので、“まもなく右折です”の表示とその報知音を音声出力させた状態を示した図。 電源投入に応じて実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャート。 図3に続く動作を示したフローチャート。 腕時計2側の動作を示したフローチャート。 第2実施形態において電源投入に応じて実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャート。 図6に続く動作を示したフローチャート。 図7に続く動作を示したフローチャート。
(実施形態1)
以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、携帯端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1(1)は、この携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図であり、(2)は、外部装置としての腕時計2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機1は、例えば、2つの筐体を折り畳み自在に取り付けた折り畳みタイプの携帯電話機で、この携帯電話機1には、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、経路案内機能(ナビゲーション機能)、スケジュール機能、アラーム機能、近距離通信機能などが備えられている。
経路案内機能(ナビゲーション機能)は、現在位置より目的地までの経路地図を受信取得して、この地図上に進行方向などを案内表示するほか、右左折時などの報知タイミング時に右左折などを案内する報知情報を表示や音声によって出力することで報知するもので、図示しないが、無線通信網を介してナビゲーションサービスを提供する管理サーバ側に接続されている。スケジュール機能は、予め設定されたスケジュールデータを記憶管理するもので、その予定日時の到達時(報知タイミング時)に、その旨を示す報知情報を表示や音声によって報知するようにしている。アラーム機能は、予め設定されたアラーム情報を記憶管理するもので、目覚まし時刻などの設定時刻の到達時(報知タイミング時)に、その旨を示す報知情報を表示や音声によって報知するようにしている。
近距離通信機能は、外部装置(この実施形態では通信機能付き腕時計)2との間で近距離通信を行うもので、例えば、アドレス帳データやスケジュールデータなどを腕時計2に近距離通信を介して送信して表示させたり、ナビゲーション機能、スケジュール機能、アラーム機能の報知情報を、近距離通信を介して腕時計2に送信してその報知を腕時計2側で行わせることを指示したりするようにしている。なお、携帯電話機1は、図示しない無線通信網を介して他の携帯電話機(図示省略)との間で通話可能な状態となったり、電子メールの送受信が可能な状態となったりする。
携帯電話機1は、図1(1)に示すように構成されている。すなわち、携帯電話機1の中核を成す制御部101は、二次電池を備えた電源部102からの電力供給によって動作し、記憶部103内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御するもので、この制御部101には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部103は、ROM、RAMなどの内部メモリで、図示しないプログラム領域とデータ領域とを有し、この記憶部103内のプログラム領域には、後述する図3及び図4に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。
また、記憶部103内のデータ領域には、フラグ情報、タイマ情報など、この携帯電話機1の動作に必要な各種の情報が一時記憶されているほか、上述した経路案内機能(ナビゲーション機能)、スケジュール機能、アラーム機能などに必要な情報が記憶されている。なお、記憶部103としては、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、あるいは図示しない所定の外部サーバ上に記憶部103が有する構成であってもよい。
操作部104は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、例えば、ナビゲーション機能の開始/終了を指示するキーが設けられており、制御部101は、操作部104からの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理、電子メール受信処理、ナビゲーション処理など各種の処理を行う。通信部105は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調した後、電話部106を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部106から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAT1から発信出力させる。
表示部107は、例えば、高精細液晶、有機ELなどを使用し、アイコン、文字データ、待受画像などを表示する。報知部108は、サウンドスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話やメール着信時に駆動されて着信報知を行うほか、ナビゲーション機能、スケジュール機能、アラーム機能による報知時にも駆動されるもので、着信報知時には、予め設定されているメロディ音などを設定音量で発生させたり、LEDを点滅駆動させたり、振動モータを駆動してバイブレーションを発生させたりする。位置検出部109は、GPS受信部(Global Positioning System)を構成し、GPS衛星(図示せず)と地上局とを利用して現在位置(経緯度情報)をアンテナAT2によって受信するもので、制御部101は、位置検出部109を定期的にアクセスして現在の位置情報を取得する。
近距離通信部110は、通常、一緒に携帯している携帯電話機1と外部装置(腕時計)2との関係において腕時計2が近傍に存在しているか否かを監視するために、例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信などの非接触タイプの近距離通信によって外部装置(腕時計)2との間でアンテナAT3を介して交信を行うもので、その通信可能エリア内(例えば、半径5m以内)において交信が行われる。この場合、携帯電話機1は、周辺に連携可能な腕時計2をサーチした結果、通信可能エリア内に連携可能な腕時計2が存在していれば、この腕時計2を通信相手先として特定して接続要求を行った後、この腕時計2に後述する報知情報を送信することにより、携帯電話機1に代行して腕時計2側でその報知を行わせるようにしている。
明るさセンサ111は、携帯電話機1の周辺の明るさを検出する照度計であり、制御部101は、ナビゲーション報知又はアラーム報知を行う際に、明るさセンサ111によって検出された周辺光量が所定値以上か否かに基づいて、その報知に不適切な状況(例えば、周辺が明る過ぎて表示部107の画面が視難くなっている状況)であるか否かを判別するようにしている。また、制御部101は、周辺光量が所定値以下であって無操作状態が所定時間以上継続している場合であれば、その報知に不適切な状況(例えば、携帯電話機1がカバンや衣服のポケットなどに所定時間以上収められている状況)であると判別するようにしている。
騒音センサ112は、周辺の騒音レベルを検出する音量センサを構成するもので、制御部101は、ナビゲーション報知又はアラーム報知を行う際に、騒音センサ112によって検出された周辺音量が所定値以上か否かに基づいて、その報知に不適切な状況(例えば、周辺の騒音が大き過ぎてサウンドスピーカからの報知音が聞こえ難くなっている状況)であるか否かを判別するようにしている。スタイル検出部113は、筐体の使用状態を示すスタイルを検出するもので、例えば、筐体の各所に磁石と磁力センサを配置して、この磁力センサの検出結果に基づいてスタイルを検出する構成となっている。制御部101は、ナビゲーション報知又はアラーム報知を行う際に、このスタイル検出部113からの検出信号に基づいて現在のスタイルを判別し、2つの筐体を折り畳んだクローズスタイルの状態で無操作状態が所定時間以上継続している場合であれば、その報知に不適切な状況(例えば、携帯電話機1を使用していない状況)であると判別するようにしている。
制御部101は、上述のように報知に不適切な状況であると判別した際に、自己の報知部108による報知に代わって、近距離通信を介して腕時計2側での報知を行わせるようにしている。例えば、図2に示すように、ナビゲーション機能において右左折時などの報知タイミング時に右左折すべきことを表示や音声によって報知する際に、その報知に不適切な状況(例えば、周辺が明る過ぎて表示部107の画面が視難くなっている状況)であれば、その報知情報を腕時計2に送信することにより、携帯電話機1に代行して腕時計2側で当該報知情報を出力させるようにしている。なお、図2の例では、“まもなく右折です”を示す報知情報(メッセージ)が表示されると共に、報知音が鳴音された状態を示している。なお、報知音は、単一音やメロディ音に限らず、“まもなく右折です”を示す音声メッセージであってもよい。
腕時計2は、図1(2)に示すように、CPUやメモリなどが設けられている制御部21を中核とするもので、例えば、太陽電池を備えた電源部22、プログラムやデータを記憶する記憶部23、現在日時を計時する時計部24、各種のキーを備えた操作部25、液晶パネルなどを備えた表示部26のほか、報知部27や近距離通信部28を有する構成となっている。記憶部23内には、後述する図5に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。報知部27は、サウンドスピーカを有する構成で、携帯電話機1から報知情報が送信された場合に、この報知情報を音声出力させる。なお、報知部27は、上述のようにサウンドスピーカから単一音、メロディ音、音声メッセージを出力するが、サウンドスピーカのほか、LED(発光ダイオード)、振動モータを備えた構成であってもよい。近距離通信部28は、例えば、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信などの非接触タイプの近距離通信によって携帯電話機1との間でアンテナAT4を介して交信を行うもので、携帯電話機1からの報知情報を、近距離通信を介して受信取得する。
次に、この第1実施形態における携帯電話機1及び腕時計2の動作概念を図3〜図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなど伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図3及び図4は、電源投入に応じて実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、制御部101は、電源オン操作が行われると、初期化処理を行った後に、着信や操作待ちなどの待ち受け状態となる(図3のステップA1)。この待ち受け状態において、ナビゲーション機能を開始させる操作が行われたかを調べたり(ステップA2)、電話着信を検出したかを調べたり(図4のステップA16)、アラーム報知のタイミングに到達したかを調べたり(図4のステップA17)、その他の操作が行われたかを調べたりする(図4のステップA18)。
いま、電話着信を検出したときには(図4のステップA16でYES)、本体側(携帯電話機1側)の報知部108を駆動して着信報知を行う(ステップA19)。ここで、回線接続させるオフフック操作に応答して(ステップA20でYES)、通話可能状態とする通話処理を開始する(ステップA21)。また、その後のオンフック操作に応答して(ステップA22でYES)、回線切断などの終話処理を実行した後(ステップA23)、図3のステップA2に戻る。
待ち受け状態においてナビゲーション機能を開始させる操作が行われたときには(図3のステップA2でYES)、位置検出部109から現在の位置情報を取得すると共に、ナビゲーション処理を実行して現在位置より目的地までの経路地図を受信取得した後(ステップA3)、報知情報を受信したか、つまり、右左折時などの報知タイミングであるかを調べたり(ステップA4)、ナビゲーション機能を終了させる操作が行われたかを調べたりする(ステップA5)。ここで、右左折時などを報知するための報知タイミングであれば(ステップA4でYES)、その報知に不適切な状況であるか否かを判別する処理に移る(ステップA6〜A10)。
すなわち、明るさセンサ111によって検出された周辺光量が所定値(例えば、閾値A)以上、つまり、周辺が明る過ぎて表示部107の画面が視難くなっている程の光量以上であるか否かを判別したり(ステップA6)、明るさセンサ111によって検出された周辺光量が所定値(例えば、閾値B)以下、つまり、携帯電話機1がカバンや衣服のポケットなどに収められている程の光量以下であるか否かを判別したりする(ステップA7)。更に、2つの筐体を折り畳んだクローズスタイルの状態がスタイル検出部113によって検出されたか否かを判別したり(ステップA8)、騒音センサ112によって検出された周辺音量が所定値(例えば、閾値C)以上、つまり、周辺の騒音が大き過ぎてサウンドスピーカからの報知音が聞こえ難くなる程の音量以上であるか否かを判別したりする(ステップA9)。
いま、周辺光量が閾値A以上で画面が視難くなっている状況であれば(ステップA6でYES)、近傍に存在している連携可能な腕時計2をサーチし(ステップA11)、近距離通信による通信可能エリア内に連携可能な腕時計2が存在していなければ(ステップA12でNO)、本体側(携帯電話機1側)で報知を行うために、右左折時などの報知タイミングに応じた報知情報を表示部107に表示させたり、報知部108に送って音声出力させたりする(ステップA14)。また、近傍に連携可能な腕時計2が存在していれば(ステップA12でYES)、この腕時計2を通信相手先として特定して接続要求を行った後に、上述の報知情報を腕時計2に送信してその報知を指示する(ステップA13)。
また、周辺光量が所定値(閾値B)以下で携帯電話機1がカバンや衣服のポケットなどに収められている状況であれば(ステップA7でYES)、それまで無操作状態が所定時間以上(例えば、10秒以上)継続しているかを調べる(ステップA10)。ここで、無操作状態が所定時間以上継続していなければ(ステップA10でNO)、一時的に周辺光量が下がった場合であると判断し、本体側で報知を行うために報知情報を表示部107に表示させたり、報知部108に送って音声出力させたりするが(ステップA14)、周辺光量が所定値(閾値B)以下で無操作状態が所定時間以上継続していれば(ステップA10でYES)、携帯電話機1がカバンや衣服のポケットなどに所定時間以上収められている状況であると判断し、近傍に連携可能な腕時計2が存在していることを条件に報知情報を腕時計2に送信してその報知を指示する(ステップA11〜A13)。
また、2つの筐体を折り畳んだクローズスタイルにおいても(ステップA8でYES)、それまで無操作状態が所定時間以上(例えば、10秒以上)継続しているかを調べる(ステップA10)。ここで、クローズスタイルで無操作状態が所定時間以上継続していなければ(ステップA10でNO)、一時的にクローズスタイルに変更されたものと判断し、本体側で報知を行うために報知情報を表示部107に表示させたり、報知部108に送って音声出力させたりする(ステップA14)。また、クローズスタイルで無操作状態が所定時間以上継続している場合には(ステップA10でYES)、不適切な状況であると判断し、近傍に連携可能な腕時計2が存在していることを条件に報知情報を腕時計2に送信してその報知を指示する(ステップA11〜A13)。
また、周辺音量が所定値(閾値C)以上で報知音が聞こえ難くなる程の状況でなければ(ステップA9でNO)、本体側で報知を行うために報知情報を表示部107に表示させたり、報知部108に送って音声出力させたりするが(ステップA14)、報知音が聞こえ難くなる程の状況であれば(ステップA9でYES)、近傍に連携可能な腕時計2が存在していることを条件に報知情報を腕時計2に送信してその報知を指示する(ステップA11〜A13)。
このような報知処理(ステップA13又はステップA14)が終わると、上述のステップA3に戻り、以下、報知タイミングとなる毎に(ステップA4でYES)、上述の動作を繰り返す。ここで、ナビゲーション機能を終了させる操作が行われると(ステップA5でYES)、ナビゲーション機能を終了させる処理を実行した後(ステップA15)、上述のステップA2に戻る。
一方、スケジュール機能においてその予定日時の到達時(報知タイミング時)を検出したり、アラーム機能において目覚まし時刻などの設定時刻の到達時(報知タイミング時)を検出したりすると(図4のステップA17でYES)、上述した図3のステップA6に移り、以下、その報知に不適切な状況であるかを判別し(ステップA6〜A10)、その判別結果に応じてその報知を本体側で行うか(ステップA14)、腕時計2側で行わせるかを制御する(ステップA13)。また、その他の操作が行われたことを検出すると(ステップA18でYES)、例えば、音声電話の発信処理、電子メールの送受信処理など、その他の操作に応じた処理に移る(ステップA24)。その後、上述した図3のステップA2に戻る。
図5は、腕時計2側の動作を示したフローチャートである。
先ず、制御部21は、携帯電話機1との接続待ちや操作待ちの待ち受け状態において(ステップB1)、携帯電話機1との接続有無を調べたり(ステップB2)、何らかの操作が行われたかを調べたりする(ステップB5)。いま、何らかの操作が行われた場合には(ステップB5でYES)、その操作に応じた処理として、時刻修正処理を行ったり、携帯電話機1から送信されて記憶保持しておいたアドレス帳データやスケジュールデータを表示させたりする表示処理などを行う(ステップB6)。また、携帯電話機1からの接続要求に応じて携帯電話機1との間の通信接続が確立された場合には(ステップB2でYES)、報知情報の送信有無を調べ(ステップB3)、携帯電話機1から報知情報を受信しなければ(ステップB3でNO)、上述のステップB2に戻るが、報知情報を受信したときには(ステップB3でYES)、この報知情報を表示部26に表示させたり、報知部27に送って音声出力させたりする(ステップB4)。その後、上述のステップB2に戻る。
以上のように、第1実施形態において携帯電話機1は、所定機能の報知タイミング時にその報知に不適切な状況であれば、腕時計2側でその報知を行わせるようにしたので、報知を行う際に報知に不適切な状況であっても効果的な報知を実現することができ、報知の見逃しや聴き逃しを防ぐことが可能となる。
ナビゲーション機能が経路変更を案内するタイミングを報知タイミングとして判別するようにしたので、交差点などでの経路案内の見逃しや聴き逃しを防ぐことができるほか、常時、報知情報(経路案内情報)を表示させたり、音声出力させたりするよりも消費電力の点で有利なものとなる。
スケジュール機能においてその予定日時の到達時を報知タイミングとして判別したり、アラーム機能において目覚まし時刻などの設定時刻の到達時を報知タイミングとして判別したりするようにしたので、予め設定した設定日時などでのアラーム報知の見逃しや聴き逃しを防ぐことが可能となる。
明るさセンサ111によって検出された周辺光量が所定値以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別するようにしたので、明る過ぎて画面が視難くなっている状況であっても、その報知の見逃しを防ぐことができる。
周辺光量が所定値以下で無操作状態が所定時間以上継続している場合に、報知に不適切な状況であると判別するようにしたので、携帯電話機1がカバンや衣服のポケットなどに所定時間以上収められている状況であっても、その報知の見逃しや聴き逃しを防ぐことが可能となる。
クローズスタイルで無操作状態が所定時間以上継続している場合に、報知に不適切な状況であると判別するようにしたので、携帯電話機1が不適切な状況であっても、その報知の見逃しや聴き逃しを防ぐことが可能となる。
周辺音量が所定値以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別するようにしたので、報知音が聞こえ難くなる程の状況であっても、その報知の聴き逃しを防ぐことが可能となる。
報知タイミングに応じて出力される報知情報を、近距離通信を介して腕時計2に送信することで当該情報に応じた報知を指示するようにしたので、腕時計2側での報知を携帯電話機1から送信した報知情報を元に行わせることができる。従って、ナビゲーション機能、スケジュール機能、アラーム機能などが腕時計2側に備えていなくてもその機能に応じた報知が可能となる。
報知に不適切な状況であると判別された報知を、近距離通信を介して腕時計2側で代行させるようにしたので、携帯電話機1側での報知を省略することができ、それだけ消費電力の点で有利なものとなる。
(実施形態2)
以下、本発明の第2実施形態について図6〜図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、所定機能の報知タイミングとして、ナビゲーション機能が経路変更を案内するタイミング、スケジュール機能においてその予定日時の到達時を報知タイミング、アラーム機能において目覚まし時刻などの設定時刻の到達時を報知タイミングとした場合を例示したが、この第2実施形態においては、電話着信機能が着信を検出したタイミングを報知タイミングとしたものである。また、上述した第1実施形態においては、報知タイミング時にその報知に不適切な状況であるか否かを判別するようにしたが、この第2実施形態においては、定期的に報知に不適切な状況であるか否かを判別しておき、報知タイミング時にその判別結果を参照するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図6〜図8は、第2実施形態において電源投入に応じて実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャートである。なお、腕時計2側の動作は、上述した図5のフローチャートと同様なので、その説明は省略する。
先ず、制御部101は、電源オン操作が行われると、初期化処理を行った後、着信や操作待ちなどの待ち受け状態となる(図6のステップC1)。この待ち受け状態において、着信報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別タイミング(例えば、1秒間隔)に到達したかを調べる(ステップC2)。
いま、状況判別タイミングであれば(ステップC2でYES)、上述の第1実施形態と同様に、周辺光量が所定値(閾値A)以上かを調べたり(ステップC3)、周辺光量が所定値(閾値B)以下かを調べたり(ステップC4)、2つの筐体を折り畳んだクローズスタイルであるかを調べたり(ステップC5)、周辺音量が所定値(閾値C)以上かを調べたりする(ステップC6)。いま、周辺光量が閾値A以上で画面が視難くなっている状況であれば(ステップC3でYES)、着信報知に不適切な状況であることを示すために状況フラグ(図示省略)を“1”とした後(ステップC8)、上述のステップC2に戻る。
また、周辺光量が所定値(閾値B)以下である場合に(ステップC4でYES)、それまでに無操作状態が所定時間以上(例えば、10秒以上)継続していなければ(ステップC7でNO)、一時的に周辺光量が下がった場合であると判断して、ステップC9に移り、着信報知に不適切な状況ではないことを示すために状況フラグを“0”とした後、上述のステップC2に戻る。また、周辺光量が所定値以下で無操作状態が所定時間以上継続していれば(ステップC7でYES)、状況フラグを“1”とする(ステップC8)。
また、2つの筐体を折り畳んだクローズスタイルにおいて(ステップC5でYES)、それまで無操作状態が所定時間以上(例えば、10秒以上)継続していなければ(ステップC7でNO)、一時的にクローズスタイルに変更されたものと判断して、状況フラグを“0”とするが(ステップC9)、クローズスタイルで無操作状態が所定時間以上継続している場合には(ステップC7でYES)、不適切な状況であると判断し、状況フラグを“1”とする(ステップC8)。また、周辺音量が所定値(閾値C)以上でなければ(ステップC6でNO)、状況フラグを“0”とするが(ステップC9)、周辺音量が所定値以上であれば(ステップC6でYES)、状況フラグを“1”とする(ステップC8)。
一方、状況判別タイミングでなければ(ステップC2でNO)、図7、図8のフローに移り、着信有無を調べたり(図7のステップC10)、アラーム報知タイミングかを調べたり(図7のステップC20)、ナビゲーション機能を開始させる操作が行われたかを調べたり(図8のステップC22)、その他の操作が行われたかを調べたりする(図8のステップC28)。いま、スケジュール機能においてその予定日時の到達時(アラーム報知タイミング)やアラーム機能において目覚まし時刻などの設定時刻の到達時(アラーム報知タイミング)には(図7のステップC20でYES)、本体側(携帯電話機1側)でアラーム報知を行った後(ステップC21)、図6のステップC2に戻る。
また、ナビゲーション機能を開始させる操作が行われたときには(図8のステップC22でYES)、位置検出部109から現在の位置情報を取得すると共に、ナビゲーション処理を実行して現在位置より目的地までの経路地図を受信取得した後に(ステップC23)、報知情報を受信したか、つまり、右左折時などの報知タイミングであるかを調べたり(ステップC24)、ナビゲーション機能を終了させる操作が行われたかを調べたりする(ステップC26)。ここで、報知タイミングであれば(ステップC24でYES)、本体側で報知情報に応じた報知を行った後(ステップC25)、上述のステップC23に戻り、以下、報知タイミングとなる毎に、上述の動作が繰り返される。ここで、ナビゲーション機能を終了させる操作が行われると(ステップC26でYES)、ナビゲーション機能を終了させる処理を実行した後(ステップC27)、図6のステップC2に戻る。また、その他の操作が行われたことを検出すると(ステップC28でYES)、例えば、音声電話の発信処理、電子メールの送受信処理など、その他の操作に応じた処理に移る(ステップC29)。その後、図6のステップC2に戻る。
また、着信を検出したときには(図6のステップC10でYES)、上述の状況フラグを参照し、その値は“1”であるかを調べる(ステップC11)。いま、状況フラグが“0”であれば(ステップC11でNO)、本体側で着信報知を行うために表示部107に着信メッセージを表示させたり、報知部108から着信音又はバイブレーションなどを発生出力させたりする(ステップC19)。また、状況フラグが“1”であれば(ステップC11でYES)、近傍に存在している連携可能な腕時計2をサーチし(ステップC12)、近距離通信による通信可能エリア内に連携可能な腕時計2が存在しているかを調べる(ステップC13)。
ここで、近傍に連携可能な腕時計2が存在していなければ(ステップC13でNO)、本体側で着信報知を行わせるが(ステップC19)、近傍に連携可能な腕時計2が存在していれば(ステップC13でYES)、この腕時計2を通信相手先として特定して接続要求を行った後、報知情報を腕時計2に送信してその報知を指示する(ステップC14)。ここで、回線接続させるオフフック操作に応答して(ステップC15でYES)、通話可能状態とする通話処理を開始する(ステップC16)。また、その後のオンフック操作に応答して(ステップC17でYES)、回線切断などの終話処理を実行した後(ステップC18)、図6のステップC2に戻る。
以上のように、この第2実施形態において携帯電話機1は、着信機能が着信を検出したタイミングを報知タイミングとして判別し、この着信時にその報知に不適切な状況であれば、腕時計2側でその報知を行わせるようにしたので、着信報知を行う際に報知に不適切な状況であっても効果的な着信報知を実現することができ、着信報知の見逃しや聴き逃しを防ぐことが可能となる。
なお、上述した第2実施形態においては、電話着信機能が着信を検出したタイミングを報知タイミングとしたが、電子メールの着信(受信)を検出したタイミングを報知タイミングとしてもよい。
また、上述した第1実施形態においては、所定機能の報知タイミング時にその報知に不適切な状況であるか否かを判別するようにしたが、第2実施形態のように、定期的に報知に不適切な状況であるか否かを判別すると共に、その判別結果に応じて状況フラグを“1”又は“0”としておき、所定機能の報知タイミング時に状況フラグを参照するようにしてもよい。逆に、上述した第2実施形態においては、定期的に報知に不適切な状況であるか否かを判別して状況フラグを“1”又は“0”とするようにしたが、第1実施形態のように、所定機能の報知タイミング時にその報知に不適切な状況であるか否かを判別するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態においては、報知に不適切な状況であるか否かの判別結果に応じてその報知を本体側(携帯電話機1側)で行うか、腕時計2側で行わせるかを制御するようにしたが、本体側に代行して腕時計2側で報知を行わせる場合に限らず、携帯電話機1側と腕時計2側とで並行して報知を行うようにしてもよい。また、腕時計2側で報知した直後に携帯電話機1側で報知を行ったり、逆に、携帯電話機1側で報知した直後に腕時計2側で報知を行ったりするようにしてもよい。
上述した第1実施形態においては、所定機能として、ナビゲーション機能、スケジュール機能、アラーム機能を例示したが、これに限らず、任意であり、また、第2実施形態においても、所定機能として、着信機能を例示したが、これに限らず、任意である。また、報知に不適切な状況として、周辺が明る過ぎて画面が視難くなっている状況、携帯電話機1がカバンや衣服のポケットなどに所定時間以上収められている状況、クローズスタイルで無操作状態が所定時間以上継続している不適切な状況、報知音が聞こえ難くなる程の状況を例示したが、これに限らず、任意である。
上述した各実施形態においては、携帯電話機1と腕時計2との間の通信手段として近距離通信を例示したが、これに限らず、例えば、ホームネットワーク、会社ネットワークなどのように中継器を介して無線LAN(ローカルエリアネットワーク)通信を行うようにしてよく、また、人体接触通信を介して行うようにしてよい。すなわち、携帯電話機1と腕時計2との間での通信手段は、近距離通信、無線LAN通信、人体接触通信のいずれかであってもよい。
上述した各実施形態においては、折り畳みタイプの携帯電話機1に適用したが、ストレートタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよく、また、スタイルとして、クローズスタイル、オープンスタイルを例示したが、筐体構造に応じた任意のスタイルであってもよい。
上述した各実施形態においては、通信端末装置として携帯電話機を例示したが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、それらの複合機など、通信機能を備える任意の通信端末装置であってもよい。また、外部装置として腕時計2を例示したが、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、それらの複合機など、通信機能を備える任意の外部装置であってもよい。
なお、上述した各実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 携帯電話機
2 腕時計
21 制御部
23 記憶部
26 表示部
27 報知部
28 近距離通信部
101 制御部
103 記憶部
104 操作部
105 通信部
107 表示部
108 報知部
109 位置検出部
110 近距離通信部
111 明るさセンサ
112 騒音センサ
113 スタイル検出部

Claims (12)

  1. 近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置であって、
    周辺光量を検出する光量検出手段と、
    操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出手段と、
    所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別手段と、
    前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別手段と、
    前記タイミング判別手段によって報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御手段とを備え、
    前記状況判別手段は、前記光量検出手段によって検出された周辺光量が所定値以下であって、前記無操作状態検出手段によって無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする通信端末装置。
  2. 近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置であって、
    装置本体の使用状況を示すスタイルを検出するスタイル検出手段と、
    操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出手段と、
    所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別手段と、
    前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別手段と、
    前記タイミング判別手段によって報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御手段とを備え、
    前記状況判別手段は、前記スタイル検出手段によって特定スタイルが検出されている状態であって、前記無操作状態検出手段によって無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする通信端末装置。
  3. 近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置であって、
    周辺音量を検出する音量検出手段と、
    所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別手段と、
    前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別手段と、
    前記タイミング判別手段によって報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御手段とを備え、
    前記状況判別手段は、前記音量検出手段によって検出された周辺音量が所定値以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とする通信端末装置。
  4. 前記所定機能は、経路を案内するナビゲーション機能であって、
    前記タイミング判別手段は、前記ナビゲーション機能が経路変更を案内するタイミングを報知タイミングとして判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信端末装置。
  5. 前記所定機能は、予め設定されている条件の成立を検出する報知機能であって、
    前記タイミング判別手段は、前記報知機能が条件の成立を検出したタイミングを報知タイミングとして判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信端末装置。
  6. 前記所定機能は、着信を検出する着信機能であって、
    前記タイミング判別手段は、前記着信機能が着信を検出したタイミングを報知タイミングとして判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信端末装置。
  7. 前記報知制御手段は、前記所定機能の報知タイミングに応じて出力される報知情報を、前記通信手段を介して前記外部装置に送信して当該報知情報に応じた報知を指示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信端末装置。
  8. 前記報知制御手段は、前記状況判別手段によって報知に不適切な状況であると判別された報知を、前記通信手段を介して前記外部装置側に代行させる、ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信端末装置。
  9. 前記通信手段は、無線LAN通信、近距離通信、人体接触通信のうち少なくともいずれか1つである、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信端末装置。
  10. 近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置に搭載されるコンピュータに、
    周辺光量を検出する光量検出ステップと、
    操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出ステップと、
    所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別ステップと、
    前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別ステップと、
    前記タイミング判別ステップで報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別ステップで報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御ステップとを実行させ、
    前記状況判別ステップでは、前記光量検出ステップで検出された周辺光量が所定値以下であって、前記無操作状態検出ステップで無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とするプログラム。
  11. 近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置に搭載されるコンピュータに、
    装置本体の使用状況を示すスタイルを検出するスタイル検出ステップと、
    操作が行われていない無操作の状態を検出する無操作状態検出ステップと、
    所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別ステップと、
    前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別ステップと、
    前記タイミング判別ステップで報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別ステップで報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御ステップとを実行させ、
    前記状況判別ステップでは、前記スタイル検出ステップで特定スタイルが検出されている状態であって、前記無操作状態検出ステップで無操作状態が所定時間以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とするプログラム。
  12. 近傍に存在する外部装置との間で通信を行う通信手段を有する通信端末装置に搭載されるコンピュータに、
    周辺音量を検出する音量検出ステップと、
    所定機能の報知タイミングか否かを判別するタイミング判別ステップと、
    前記所定機能の報知に不適切な状況であるか否かを判別する状況判別ステップと、
    前記タイミング判別ステップで報知タイミングであると判別され、かつ、前記状況判別ステップで報知に不適切な状況であると判別された場合に、前記通信手段を介して前記外部装置側にその報知を行わせる報知制御ステップとを実行させ、
    前記状況判別ステップでは、前記音量検出ステップで検出された周辺音量が所定値以上の場合に、報知に不適切な状況であると判別することを特徴とするプログラム。
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