JP2008219550A - 情報提供システムおよび携帯端末 - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザが煩わしい設定を行う必要なく、無線ＬＡＮを利用してユーザに簡便に情報の提供を行う。
【解決手段】無線ＬＡＮアクセスポイント１２は、自身が発するビーコンに含めるＳＳＩＤとして、当該アクセスポイントのＭＡＣアドレスを設定する。携帯端末１０は、アクセスポイント１２の店舗識別情報、ＳＳＩＤおよび情報提供ＵＲＬの組を内部の記憶部に予め記憶しておく。携帯端末１０は、アクセスポイント１２の無線通信範囲内で、当該アクセスポイント１２から発せられたビーコン内に含まれるＳＳＩＤに基づいて、記憶部に記憶された当該店舗識別情報およびインターネット１３上の当該情報提供ＵＲＬを認識し、ユーザに対して当該店舗を表示する。さらに、ユーザの指示に応じて、その情報提供ＵＲＬへアクセスする。
【選択図】図１

Description

本発明は、情報提供元により用意された無線ＬＡＮアクセスポイントと無線ＬＡＮ機能を有する携帯端末とを含む情報提供システムに関する。

従来、携帯電話機に備えられたＧＰＳ機能を用いて、歩行の際のナビゲーションを行うとともに、店舗情報の提供を行う技術が提案されている（特許文献１参照）。

従来、ＧＰＳ機能を備えた携帯端末では地上での位置情報の認識はできたが、地下などの、衛星からの電波が届かない範囲では使用は困難であった。
特開２００５−１０６７１４号公報

ところで、従来、ＰＣ周辺機器として使用されていた無線ＬＡＮ装置は、近年小型化、低消費電力化が進み、携帯端末に搭載できるようになってきた。そこで、携帯端末を用いた無線ＬＡＮネットワークの活用が期待されている。

しかしながら、通常、携帯端末により無線ＬＡＮアクセスポイントに対する接続には、複数のアクセスポイントとの混信を避けたり、セキュリティを確保したりするため、アクセスポイントの識別子であるＳＳＩＤ（Service Set Identifier）や暗号鍵を用いて無線通信が行われる。そのためには、端末ユーザはアクセスポイントのＳＳＩＤや暗号鍵を予め知っておく必要がある。また、その設定は面倒であり、不慣れなユーザには困難である。

本発明は、このような背景においてなされたものであり、ユーザが煩わしい設定を行う必要なく、無線ＬＡＮを利用してユーザに簡便に情報の提供を行うことができるシステムおよび携帯端末を提供しようとするものである。

本発明による情報提供システムは、情報提供元により用意された無線ＬＡＮアクセスポイントと携帯端末とを備え、携帯端末のユーザに対して情報提供元から無線ＬＡＮを介して情報を提供する情報提供システムであって、無線ＬＡＮアクセスポイントは、自身が発するビーコンに含めるＳＳＩＤとして、当該アクセスポイントのＭＡＣアドレスを設定し、携帯端末は、前記アクセスポイントの情報提供元識別情報とＳＳＩＤと情報提供ＵＲＬとの組を内部の記憶部に予め記憶しておき、前記アクセスポイントの無線通信範囲内で、携帯端末は、当該アクセスポイントから発せられたビーコン内に含まれるＳＳＩＤに基づいて、前記記憶された当該情報提供元識別情報および通信ネットワーク上の当該情報提供ＵＲＬを認識し、ユーザに対して当該情報提供元を知らしめ、ユーザの指示に応じて、前記情報提供ＵＲＬへアクセスすることを特徴とする。

無線ＬＡＮの通信範囲は比較的狭いので、アクセスポイントを認識することにより、ＧＰＳなどの位置検出装置を用いなくても、無線ＬＡＮの機能により周囲にある情報提供元の存在を知ることができる。また、ＳＳＩＤとしてＭＡＣアドレスを用いることにより、異なる情報提供元が同じＳＳＩＤを用いることを防ぐことができる。

本発明による携帯端末は、複数の情報提供元の各々の無線ＬＡＮアクセスポイントの情報提供元識別情報とＳＳＩＤと暗号鍵と情報提供ＵＲＬとを含む情報提供元登録情報を記憶した記憶部と、無線ＬＡＮアクセスポイントと無線通信を行う無線ＬＡＮ通信部と、表示画面上に情報を表示する表示部と、ユーザによる指示を受け付ける操作部と、前記無線ＬＡＮ通信部により周辺のアクセスポイントから受信されたビーコン内に含まれるＳＳＩＤに基づいて、前記記憶された当該アクセスポイントの情報提供元識別情報、および、通信ネットワーク上の当該情報提供ＵＲＬを認識し、前記表示部に情報提供元の一覧表示を行うとともに、前記操作部によるいずれかの情報提供元に対する指示操作に応じて、当該情報提供ＵＲＬに基づき外部の情報提供サーバへアクセスし、得られた情報を前記表示部に表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする。

本発明の他の構成、および作用効果については、以下に詳述する。

本発明によれば、無線ＬＡＮの機能を利用することにより、端末の周辺の店舗等の情報提供元の存在を認識し、かつ、端末内に記憶した登録情報に基づいて、当該情報提供元を識別し、かつ、その提供する情報を得ることができる。

また、無線ＬＡＮの利用により、本発明のシステムは、ＧＰＳでは機能することのできない地下でも機能することができる。

また、必要な情報を予め携帯端末内に記憶しておくことにより、ユーザが店舗の登録情報を入手する必要はなく、また、煩雑な設定操作を行う必要もなくなる。

以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。

図１は、本実施の形態における概略のシステム構成を示す図である。

このシステムは、無線ＬＡＮ機能を備えた携帯電話端末１０、このような端末と無線ＬＡＮにより接続される店舗用無線ＬＡＮアクセスポイント１２、このアクセスポイント１２とインターネット１３を介して接続される複数のＷｅｂサーバ１４ａ，…１４ｎ（総称する際には単にＷｅｂサーバ１４）と、携帯電話通信事業者装置１５と、同じくインターネット１３に接続された更新情報サーバ１８、この更新情報サーバ１８に直接またはインターネット１３等を経由して接続される携帯電話通信事業者装置１５とにより構成される。更新情報サーバ１８には、店舗登録情報の更新情報が記憶される。アクセスポイント１２は、店舗１７毎に個別に用意され、その店舗の内部または近傍に配置される。携帯電話通信事業者装置１５は、携帯電話通信事業者が備える装置であり、店舗登録情報を登録する店舗登録情報データベース１６を備え、これを管理する。

図２は、図１に示した携帯電話端末１０のハードウェア構成例を示している。

制御部１００は、ＣＰＵからなり、記憶部１０５に記憶されているＯＳや各種プログラムに基づき、制御ライン１０６を介して、当該端末の様々な制御、本実施の形態にかかる各種処理を行う。

通信アンテナ１０１は、携帯電話基地局との間で、通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。携帯電話通信部１０２は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。

音声処理部１１２は、通信部１０２から通話音声の受信データが供給されたときには、当該通話音声の受信データを復号化し、その復号化後の通話音声データをデータライン１０７を介してスピーカ１１０へ送る。

スピーカ１１０は、携帯電話端末に設けられている受話用のイヤレシーバやリンガ（着信音）、音楽再生、アラーム音出力用のスピーカであり、ディジタル／アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音、再生音楽のデータを、ディジタル／アナログ変換および増幅した後、出力する。これにより、通話音声やリンガ音、再生音楽が得られることになる。

マイクロホン１１１は、送話用のマイクロホンであり、アナログ／ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン１１１を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ／ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データライン１０７を介して音声処理部１１２へ送られて符号化され、さらに、データライン１０７を介して携帯電話通信部１０２へ送られて変調、周波数変換等の各種処理を受け、通信アンテナ１０１から送信される。

表示部１０３は、情報を表示する部位であり、ＬＣＤ等からなるディスプレイとこれを駆動するためのディスプレイ駆動回路とからなる。ディスプレイ駆動回路は、画像処理部１１３から供給された画像信号に基づいて、ディスプレイを駆動する。これにより、ディスプレイには、画像や文字等が表示される。

操作部１０４は、ユーザの指示やデータを入力するための部位であり、本実施の形態の携帯電話端末の筐体上に設けられているキーボード等の操作デバイスと、この操作デバイスの操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。

記憶部１０５は、ＲＯＭ（Read Only Memory）とＲＡＭ（Random Access Memory）を含む。ＲＯＭは、ＯＳ（Operating System）、制御部１００が各部を制御するための制御プログラムコード、および各種のデータ等を記憶している。このＲＯＭは、フラッシュメモリ或いはＥＥＰＲＯＭ（Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory）のような書き換え可能な不揮発性のメモリを含み、任意のデータを保存することができる。ＲＡＭは、制御部１００が各種のデータ処理を行う際の作業領域や一時データ記憶領域として、随時データを格納する。

画像処理部１１３は、表示部１０３に表示される画像の処理を行う。また、画像処理部１１３は、制御部１００による制御の下で記憶部１０５から読み出された圧縮符号化されている画像データや、インターネット１３等を介して取得した画像データ等を伸張復号化等し、その伸張復号後の画像データをデータライン１０７を介して表示部１０３へ送って表示させる処理を行う。

無線ＬＡＮ通信部１１６は、アクセスポイント１２との間でアンテナ１０５を介して無線通信を行う機能およびセキュリティ機能を端末に付与する部位である。

その他、図２には図示を省略しているが、本実施の形態の端末は、一般的な携帯電話端末が備えている各構成要素についても備えている。

携帯電話通信事業者が管理する店舗登録情報データベース１６には、携帯電話通信事業者装置１５により所定の店舗登録情報が登録される。この店舗登録情報は携帯電話端末１０の出荷時に記憶部１０５に不揮発的に記憶される。

図３（ａ）（ｂ）に、店舗登録情報データベース１６が記憶する店舗登録情報の二例（１６ａ，１６ｂ）を示す。図３（ａ）の店舗登録情報１６ａは、情報提供元である店舗毎に、情報提供元識別情報である「店舗名」、その店舗内または近傍に配置された無線ＬＡＮアクセスポイント１２が無線通信に用いる「ＳＳＩＤ」、情報提供元情報である店舗情報を提供するインターネット上のアドレスである「情報提供ＵＲＬ」、無線ＬＡＮアクセスポイント１２が端末との暗号化通信に使用する「暗号鍵（共通鍵）」を記憶している。本実施の形態では、ＳＳＩＤとして、そのアクセスポイントのＭＡＣアドレスを用いる。ＳＳＩＤは、アクセスポイントを識別するための識別情報であり、通常、アクセスポイントが一定時間間隔で発信するビーコンの中に挿入される。無線ＬＡＮの無線局である携帯電話端末は、このビーコンにより、自身の周囲に存在するアクセスポイントの存在を認識することができる。本実施の形態では、各アクセスポイントは、ＳＳＩＤを店舗の識別情報として用い、かつ、設定するＳＳＩＤとして自身のＭＡＣアドレスを用いることにより、店舗の識別情報を一意として、その重複を防止する。

図３（ｂ）の店舗登録情報１６ｂは、店舗登録情報１６ａに対して店舗の「カテゴリ」を追加したものである。カテゴリとしては、例えば、飲食店、洋品店、ＣＤショップ、カラオケ店、ゲームセンター、等である。さらに、図示しないが、カテゴリの中でさらにサブカテゴリを追加してもよい。例えば、飲食店における中華、和食、フレンチ、イタリアン、等である。

一方、個々の携帯電話端末１０内にも、店舗登録情報データベース１６と同様の「店舗名」「ＳＳＩＤ」「情報提供ＵＲＬ」「暗号鍵」の組からなる店舗登録情報が複数組格納される。

端末は、アクセスポイント１２の無線通信範囲に入ったときに、アクセスポイント１２から受信したビーコン内に含まれるＳＳＩＤを検出し、このＳＳＩＤに対応する「店舗名」および「情報提供ＵＲＬ」を内部に記憶された店舗登録情報に基づいて認識する。ついで、暗号鍵を用いて、アクセスポイント１２と通信を行い、アクセスポイント１２を介してインターネット１３に接続し、当該情報提供ＵＲＬにアクセスする。これにより、端末は、その店舗が用意しているインターネット上のＷｅｂサーバ１４にアクセスし、指定された広告情報等を取得して表示することができる。

図４に、本実施の形態における携帯電話端末１０と、アクセスポイント１２と、Ｗｅｂサーバ１４の間の動作を示す。

携帯電話端末１０は、ユーザの所定の指示操作に応じて、上述のように受信したビーコンに基づいて、周辺に存在するアクセスポイントを検索する（Ｓ１）。携帯電話端末１０が、アクセスポイントの発する無線信号（ビーコン）が検出できる位置範囲内に入っていなければ、アクセスポイントは検出されない。逆に言えば、携帯電話端末１０の周辺の当該位置範囲内にアクセスポイントが存在すれば、そのアクセスポイントのＳＳＩＤが検出される。この検出されたＳＳＩＤに基づき、記憶部１０５内の店舗登録情報に照らして、店舗名、情報提供ＵＲＬ、暗号鍵が認識される。このとき、携帯電話端末１０は、その表示部１０３（図２）において、例えば、図５の表示画面５２に示すように店舗一覧の表示を行い、ユーザに所望の店舗を選択させる（Ｓ２）。アクセスポイントが検出されなかった場合、「周囲に店舗はありません」等のメッセージを表示する。

携帯電話端末１０は、ユーザにより店舗が選択されたとき、その店舗の暗号鍵を用いて当該アクセスポイントとの無線チャンネルを確立し、ＳＳＩＤを用いた認証接続を行う（Ｓ２，Ｓ３）。

ついで、携帯電話端末１０は、アクセスポイント１２を経由して、インターネット１３に接続し、選択された情報提供ＵＲＬのＷｅｂサーバ１４にアクセスする（Ｓ４）。情報提供ＵＲＬは単にＷｅｂサーバのサイトアドレスのみならず、コンテンツとしての店舗情報を指定する情報（例えばファイル名）も含む。受信された店舗情報は、表示情報に変換されて、図５の表示画面５３に示すように表示部に表示される（Ｓ５）。

図５に示した店舗一覧の画面に移行する前提として、図６に示すように、携帯電話端末１０での複数のアプリケーションから所望のアプリケーションを選択するためのアプリケーション選択画面５１において、特定の選択項目として、本実施の形態におけるアクセスポイントの検索を行うものとする。この例では、店舗は飲食店を例としているが、他の種類の店舗であってもよい。

図７は、本実施の形態における店舗登録情報の登録の手順例を示している。この登録は、無線ＬＡＮを利用した情報提供の前提となる前処理であり、携帯電話通信事業者装置１５および店舗用無線ＬＡＮアクセスポイント１２がこの処理を実行する。

携帯電話通信事業者は、店舗（店舗経営者）１７から、情報提供のために必要とされるデータである、インターネット上の情報提供ＵＲＬ、アクセスポイントのＭＡＣアドレス、および暗号鍵の届出を受け付ける（Ｓ２１）。携帯電話通信事業者は、当該店舗およびその届出情報につき、所定の登録審査を行う（Ｓ２２）。この審査は端末が処理できる内容については端末が行い、人が判断する事項については端末からの入力を受け付ける。携帯電話通信事業者は、審査結果が不可であれば、この届出を却下する（Ｓ２３）。具体的には、却下を通知する文書を印刷出力したものを郵送したり電子メールを送信したりして、当該届出者に通知する。審査がＯＫであれば、情報提供ＵＲＬ、ＭＡＣアドレスおよび暗号鍵の組を、当該店舗名に対応づけて、店舗登録情報データベース１６に登録し、管理する（Ｓ２４）。また、複数の店舗について、情報提供ＵＲＬ、ＳＳＩＤ（ＭＡＣアドレスと同じ）および暗号鍵の組を携帯電話端末に登録する（Ｓ２５）。この処理は実際には携帯電話端末の出荷時までに行えば足りる。店舗（店舗経営者）１７では、アクセスポイントに対して、当該ＭＡＣアドレスをＳＳＩＤとして設定し、また、前記届け出られた暗号鍵が暗号通信用の鍵として設定する（Ｓ２６）。

このステップＳ２６はステップＳ２１の前に行われてもよい。また、ステップＳ２４，Ｓ２５の順序は逆であってもよい。

図８に、本実施の形態における店舗登録情報の更新登録の手順について説明する。この登録は、携帯電話通信事業者装置１５の店舗登録情報データベース１６の内容の更新に係るものであり、携帯電話通信事業者装置および店舗用無線ＬＡＮアクセスポイントがこの処理を実行する。店舗登録情報の更新としては、既に登録済みの店舗の店舗登録情報の更新（変更または削除）と、新たな店舗の店舗登録情報の追加とがありうる。

携帯電話通信事業者は、店舗（店舗経営者）１７から、店舗登録情報更新の内容と情報提供ＵＲＬの報告を受け付ける（Ｓ３１）。携帯電話通信事業者は、この報告につき、上記の登録審査と同様に、所定の登録審査を行う（Ｓ３２）。携帯電話通信事業者は、審査結果が不可であれば、この報告を却下し、報告者へ通知する（Ｓ３３）。審査がＯＫであれば、情報提供ＵＲＬ、ＭＡＣアドレスおよび暗号鍵の新たな組を、当該店舗名に対応づけて、店舗登録情報データベース１６に登録し、管理する（Ｓ３４）。また、これらの情報を端末がダウンロードできるように更新情報サーバ１８にアップロードする（Ｓ３５）。その後、端末は無線ＬＡＮに接続したときに、端末が情報ファイルを受信し、ファイルの更新を行う（Ｓ３６）。これにより、端末内の店舗登録情報が更新される。ここでは、複数の更新店舗登録情報をまとめたものを更新ファイルとして提供する場合を想定しているが、個々の店舗登録情報の単位で更新情報を提供してもよい。

図９は、携帯電話端末１０でのアクセスポイントの検索から店舗情報表示までの処理手順を表している。以下では、店舗登録情報の更新の処理についても言及する。

前述したように、携帯電話端末１０はユーザの指示操作に応じてアクセスポイントの検索を行い（Ｓ４１）、検出されたアクセスポイントのＳＳＩＤを店舗名に変換して、店舗一覧表示を行う（Ｓ４２）。携帯電話端末１０は、ユーザにより店舗の選択が行われたら（Ｓ４３）、暗号鍵を使用して当該選択されたアクセスポイントに接続する（Ｓ４４）。この際、携帯電話端末１０内で更新すべき店舗登録情報があるか否かを確認する。この確認は、例えば次のようにして行うことができる。店舗検索のためにアクセスポイントへ接続した際、または所定の接続回数に１回等、所定の時点で、更新情報サーバ１８をアクセスして更新ファイルの有無をチェックし、端末が当該更新ファイルを過去に受信したか否か、受信した場合に更新ファイルの更新日の変更の有無に応じて、更新の要否を確認する。

更新すべき情報がなければ、そのまま、当該店舗の情報提供ＵＲＬにアクセスして店舗情報を表示する（Ｓ４６）。更新すべき情報が存在する場合には、上述のように情報ファイルを受信し、店舗登録情報を自動的に更新する（Ｓ４５）。

この構成により、店舗情報検索時に店舗登録情報の更新をユーザが意識することなく自動的に行うことができる。

本実施の形態によれば、携帯端末を用いて、ユーザが市街地などで、無線ＬＡＮ機能により周囲にある店舗の情報を得ることによりショッピングや各種施設を簡便に探すことができる。

以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。

例えば、上記の例では、アクセスポイントの検索の結果、検出されたすべての店舗の店舗一覧を表示するようにした。これに対して、上述した店舗のカテゴリやサブカテゴリを利用して、ユーザにより所望のカテゴリまたはサブカテゴリを指定させて、検出されたアクセスポイントの店舗のうち、指定されたカテゴリまたはサブカテゴリに該当する店舗のみを表示するようにしてもよい。

また、店舗登録情報は携帯端末の販売エリアに応じて、その出荷時に当該エリア内のみの店舗について端末内に格納するようにしてもよい。

前記情報提供ＵＲＬへのアクセスは前記無線ＬＡＮに代えて前記携帯電話通信部を介して行ってもよい。

本発明の実施の形態における概略のシステム構成を示す図である。 図１に示した携帯電話端末のハードウェア構成例を示す図である。 図１に示した店舗登録情報データベースが記憶する店舗登録情報の二例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末と、アクセスポイントと、Ｗｅｂサーバの間の動作を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末での店舗一覧の画面を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末でのアプリケーション選択画面の説明図である。 本発明の実施の形態における店舗登録情報の登録の手順例を示す図である。 本発明の実施の形態における店舗登録情報の更新登録の手順例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末でのアクセスポイントの検索から店舗情報表示までの処理の手順例を示す図である。

符号の説明

１０…携帯電話端末、１２…無線ＬＡＮアクセスポイント、１３…インターネット、１４，１４ａ，１４ｎ…Ｗｅｂサーバ、１５…携帯電話通信事業者装置、１６…店舗登録情報データベース、１６ａ…店舗登録情報、１６ｂ…店舗登録情報、１７…店舗、１８…更新情報サーバ、５１…アプリケーション選択画面、５２…表示画面、５３…表示画面、１００…制御部、１０１…通信アンテナ、１０２…携帯電話通信部、１０３…表示部、１０４…操作部、１０５…記憶部、１０６…制御ライン、１０７…データライン、１１０…スピーカ、１１１…マイクロホン、１１２…音声処理部、１１３…画像処理部、１１５…アンテナ、１１６…無線ＬＡＮ通信部

Claims (6)

1. 情報提供元により用意された無線ＬＡＮアクセスポイントと携帯端末とを備え、携帯端末のユーザに対して情報提供元から無線ＬＡＮを介して情報を提供する情報提供システムであって、
   無線ＬＡＮアクセスポイントは、自身が発するビーコンに含めるＳＳＩＤとして、当該アクセスポイントのＭＡＣアドレスを設定し、
   携帯端末は、前記アクセスポイントの情報提供元識別情報とＳＳＩＤと情報提供ＵＲＬとの組を内部の記憶部に予め記憶しておき、
   前記アクセスポイントの無線通信範囲内で、携帯端末は、当該アクセスポイントから発せられたビーコン内に含まれるＳＳＩＤに基づいて、前記記憶された当該情報提供元識別情報および通信ネットワーク上の当該情報提供ＵＲＬを認識し、ユーザに対して当該情報提供元を知らしめ、ユーザの指示に応じて、前記情報提供ＵＲＬへアクセスする
   ことを特徴とする情報提供システム。
2. 複数の情報提供元の各々の無線ＬＡＮアクセスポイントの情報提供元識別情報とＳＳＩＤと暗号鍵と情報提供ＵＲＬとを含む情報提供元登録情報を記憶した記憶部と、
   無線ＬＡＮアクセスポイントと無線通信を行う無線ＬＡＮ通信部と、
   表示画面上に情報を表示する表示部と、
   ユーザによる指示を受け付ける操作部と、
   前記無線ＬＡＮ通信部により周辺のアクセスポイントから受信されたビーコン内に含まれるＳＳＩＤに基づいて、前記記憶された当該アクセスポイントの情報提供元識別情報、および、通信ネットワーク上の当該情報提供ＵＲＬを認識し、前記表示部に情報提供元の一覧表示を行うとともに、前記操作部によるいずれかの情報提供元に対する指示操作に応じて、当該情報提供ＵＲＬに基づき外部の情報提供サーバへアクセスし、得られた情報を前記表示部に表示させる制御手段と、
   を備えたことを特徴とする携帯端末。
3. 前記情報提供元登録情報は、さらに各アクセスポイント毎に設定された暗号鍵を含み、
   前記無線ＬＡＮ通信部は前記アクセスポイントとの間で、前記記憶部に記憶された当該アクセスポイントの暗号鍵を用いて通信を行う請求項２記載の携帯端末。
4. 前記ＳＳＩＤは当該アクセスポイントのＭＡＣアドレスと同じに設定される請求項２記載の携帯端末。
5. 前記制御部は、前記アクセスポイントへの接続時に、前記記憶部に記憶された情報提供元登録情報の更新の有無を確認し、更新がある場合には更新情報を外部の更新情報サーバから受信して、前記記憶部内の情報提供元登録情報を更新する請求項２記載の携帯端末。
6. 携帯電話通信部をさらに備え、前記外部のサーバへのアクセスは前記無線ＬＡＮ通信部に代えて前記携帯電話通信部を介して行う請求項２または５記載の携帯端末。

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