JP2003318802A - 通信システム、通信端末装置、サーバ装置および通信方式変更方法 - Google Patents

通信システム、通信端末装置、サーバ装置および通信方式変更方法

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JP2003318802A JP2002118123A JP2002118123A JP2003318802A JP 2003318802 A JP2003318802 A JP 2003318802A JP 2002118123 A JP2002118123 A JP 2002118123A JP 2002118123 A JP2002118123 A JP 2002118123A JP 2003318802 A JP2003318802 A JP 2003318802A
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Masataka Wakamatsu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェア無線機構を備えた通信端末装置
に対して、その適正な動作を保証して、ソフトウェア無
線機能を実現する回路部分の書き換え用の回路情報、書
き換え用のプログラムを提供することができる通信シス
テムを提供する。 【解決手段】 ソフトウェア無線機構を備えた携帯電話
端末100は、通信方式を変更する場合に、全世界で自
機に固有の情報となる端末識別情報と現在位置に応じた
地域情報とをサーバ装置400に送信する。サーバ装置
400は、端末識別情報と地域情報とに対応付けて、地
域情報によって示される地域において、当該携帯電話端
末が使用可能な回路情報とプログラムとを記憶保持した
データベースを持っており、その地域においてその携帯
電話端末が使用可能な回路情報とプログラムとをその携
帯電話端末に提供し、通信方式の変更を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、PLD
(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Pr
ogrammable Gate Array)などと呼ばれる書き換え可能
な回路素子やプログラムの書き換え可能な信号処理回路
(信号処理プロセッサ)の利用により、複数の通信方式
を切り換えて利用可能な通信端末装置を用いて構成する
通信システム、この通信システムで用いられる通信端末
装置、サーバ装置、および、通信端末装置の通信方式変
更方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信にかかわる信号処理の部分を、
PLD、FPGAといった、回路情報によって接続関係
の書き換え可能な回路素子により、あるいは、DSP
(Digital Signal Processor)といった、実行するプロ
グラムの書き換えが可能な信号処理回路(信号処理プロ
セッサ)により、あるいは、その両方を用いることによ
って実現するようにし、書き換え可能な回路素子の回路
情報や信号処理プロセッサにおいて実行するプログラム
を外部から新たに供給を受けて、多種多用な無線通信方
式に対応できるようにする機構は、ソフトウェア無線と
して知られている。
【0003】このようなソフトウェア無線機構を無線通
信端末装置(移動端末装置)に搭載することにより、外
部から回路情報やソフトウェアを提供することで、様々
な通信方式に対応させることができる。例えば、日本に
おいてはPDC(Personal Digital Cellular)方式に
対応させ、欧州においてはGSM(Global System forM
obile communication)方式対応させることにより、1
台の無線通信端末を日本においてもまた欧州においても
使用することができるようにされる。
【0004】近年、PLDやFPGAなどの書き換え可
能な回路素子の省電力化や小型化、あるいは、プログラ
ムの書き換えが可能なDSPなどのプロセッサの高性能
化が進み、これらを用いることによって、回路規模が大
きくなったりするなどのことなく、多数の通信方式に対
応可能な無線通信端末装置の実現が可能になってきてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各地域にお
いては、その地域に非対応の通信方式を使用することは
法律的に禁じられている。つまり、GSM通信方式は、
欧州、東南アジア、中東、オーストラリアといった地域
でのみ使用可能であり、PDC方式は日本においてのみ
利用可能である。
【0006】また、例えばGSM方式に対応した端末
(GSM端末)を欧州で利用する場合においても、物理
装置(ハードウェア)とソフトウェアとの組み合わせで
無線通信端末の型式認定を取得する必要があり、型式認
定が取得できていないハードウェアとソフトウェアとの
組み合わせでの利用も禁じられている。
【0007】このようにするのは、その地域において、
他の通信システムに影響を及ぼすことなく、無線通信端
末を用いて、いつでも確実かつ良好に通信を行える環境
を提供するためである。
【0008】しかし、ソフトウェア無線の機構を備えた
無線通信端末において、書き換え可能な回路素子の回路
情報、あるいは、プログラムの書き換えが可能なプロセ
ッサのプログラムを不用意に書き換えた場合には、その
地域において利用可能な通信方式に変更することができ
ずに、無線通信端末を用いて通信を行うことができなく
なったり、他の通信システムに影響を与えてしまったり
する場合があると考えられる。
【0009】以上のことにかんがみ、この発明は、通信
処理を行う回路部分が、書き換え可能な回路素子やプロ
グラムの書き換えが可能な信号処理回路(信号処理プロ
セッサ)の一方または両方からなる通信端末装置に対し
て、当該通信端末装置の適正な動作を保証したかたち
で、書き換え可能な回路素子に対する回路情報、あるい
は、プログラムの書き換え可能な信号処理プロセッサに
対するプログラムを提供することが可能な通信システ
ム、この通信システムにおいて用いられる通信端末装
置、サーバ装置、通信方式変更方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の通信システムは、回路情報
によって接続関係の書き換えが可能な回路素子と、実行
するプログラムの書き換えが可能な処理回路との一方あ
るいは両方を備え、前記回路素子の接続関係と前記処理
回路において実行するプログラムとの一方あるいは両方
を書き換えることにより、複数の通信方式に対応可能な
通信端末装置と、前記通信端末装置に応じて異なる前記
回路素子に対する前記回路情報と前記処理回路に対する
前記プログラムとの一方あるいは両方を保持するサーバ
装置とが通信ネットワークを通じて接続されて形成され
る通信システムであって、前記通信端末装置は、自機に
固有の端末識別情報を記憶保持する端末識別情報記憶手
段と、通信方式変更指示入力を受け付ける指示入力受付
手段と、前記指示入力受付手段を通じて前記通信方式変
更指示入力を受け付けたときに、自機の前記端末識別情
報と現在位置に応じた地域情報とを含む通信方式変更要
求を形成する形成手段と、前記形成手段により形成され
た前記通信方式変更要求を前記サーバ装置に送信する送
信手段と、前記サーバ装置から送信されてくる通信方式
変更情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受
信した前記通信方式変更情報に基づいて、前記回路素子
の接続関係と前記処理回路のプログラムとのうちの一方
あるいは両方を書き換えるようにする書き換え制御手段
とを備え、前記サーバ装置は、端末識別情報と、地域情
報と、前記通信端末装置用の書き換え可能な回路素子に
対する回路情報とプログラムの書き換え可能な処理回路
に対するプログラムとの一方あるいは両方とを関連付け
て記憶する記憶手段と、前記通信端末装置からの前記通
信方式変更要求を受信する受信手段と、前記受信手段を
通じて前記通信方式変更要求を受信したときに、受信し
た前記通信方式変更要求に含まれる前記端末識別情報と
前記地域情報とに基づいて、前記記憶手段に記憶されて
いる情報の中から、返信すべき通信方式変更情報とし
て、書き換え可能な前記回路素子に対する回路情報とプ
ログラムの書き換え可能な前記処理回路に対するプログ
ラムとの一方あるいは両方を特定する特定手段と、前記
特定手段により特定された前記通信方式変更情報を通信
方式変更要求元の前記通信端末装置に送信する送信手段
とを備えることを特徴とする。
【0011】この請求項1に記載の通信システムによれ
ば、通信端末装置とサーバ装置とを有しており、通信端
末装置は、書き換え可能な回路素子と、プログラムの書
き換えが可能な処理回路との一方あるいは両方によっ
て、通信処理にかかわる信号処理部分が構成するように
されている。
【0012】そして、通信端末装置の指示入力受付手段
を通じて通信方式変更指示入力が受け付けられると、端
末識別情報と現在位置に応じた地域情報とを含む通信方
式変更要求が形成手段により形成され、これがサーバ装
置に送信される。
【0013】サーバ装置は、端末識別情報と地域情報
と、これらの情報に応じて決まる回路情報とプログラム
との一方または両方とを関連付けて保持しており、通信
端末装置からの通信方式変更要求に応じて、その要求元
の通信端末装置に提供する回路情報とプログラムとの一
方あるいは両方が特定手段により特定され、この特定さ
れた情報を含む通信方式変更情報が送信手段を通じて要
求元の通信端末装置に送信される。
【0014】要求元の通信端末装置はサーバ装置からの
通信方式変更情報に基づいて、書き換え可能な回路素子
の回路情報とプログラムの書き換え可能な処理回路のプ
ログラムとの一方あるいは両方を書き換えることにより
通信方式が変更するようにされる。
【0015】このように、サーバ装置においては、通信
方式変更要求元の通信端末装置を端末識別情報に基づい
て一意に特定することができ、かつ、通信方式変更要求
元の通信端末装置の現在位置に応じて地域情報に基づい
て、その地域においての通信方式を特定することができ
る。
【0016】つまり、サーバ装置からは、個々の通信端
末装置に応じると共に、その通信端末装置の現在位置に
応じた地域において用いられる通信方式に変更するため
の回路情報、プログラムが提供されるので、通信端末装
置の通信方式を適正に変更することができるようにされ
る。
【0017】また、請求項2に記載の通信システムは、
請求項1に記載の通信システムであって、前記通信端末
装置は、移動体通信網である前記通信ネットワークを通
じて通信を行う移動通信端末装置であり、前記通信端末
装置の前記形成手段は、前記地域情報として、待ち受け
時において前記移動体通信網の基地局から得られる地域
情報、あるいは、前記基地局から得られる基地局を特定
する情報に基づいて決まる地域情報を用い、前記基地局
を通じて、前記サーバ装置との間で情報の送受を行うも
のであることを特徴とする。
【0018】この請求項2に記載の通信システムは、通
信端末装置は、移動通信端末装置であり、基地局を通じ
て移動通信ネットワークに接続し、サーバ装置との間で
通信を行うことができるようにされる。そして、地域情
報としては、例えば、待ち受け時において基地局から提
供されるカントリーコードなどの地域情報や基地局の識
別情報に基づいて決まる地域情報などが用いられるよう
にされる。
【0019】これにより、確実な地域情報を取得して、
これを用いることにより、適正な回路情報、プログラム
情報をサーバ装置から得て、自機の回路素子の接続関係
や処理回路のプログラムを書き換えることができるよう
にされる。
【0020】また、請求項3に記載の通信システムは、
請求項2に記載の通信システムであって、前記通信端末
装置を有線ネットワークに接続するための通信中継装置
を備え、前記通信端末装置は、前記通信中継装置との接
続端を備え、前記通信中継装置を介して有線通信ネット
ワークに接続して、前記サーバ装置との間で情報の送受
を行うことができるものであることを特徴とする。
【0021】この請求項3に記載の通信システムによれ
ば、移動通信端末装置である通信端末装置は、有線ネッ
トワークに接続するための通信中継装置との接続端を供
え、通信中継装置を通じて有線通信ネットワークに接続
し、サーバ装置との間で通信を行うことができるように
される。
【0022】これにより、通信方式を書き換える前であ
るために、無線通信により書き換え用の回路情報やプロ
グラムをサーバ装置から得ることができない場合であっ
ても、通信中継装置を通じて有線通信ネットワークに接
続してサーバ装置と通信を行うことによって、その地域
において利用可能な無線の通信方式に変更することがで
きるようにされる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による通信システム、通信端末装置、サーバ装置、通
信方式変更方法の一実施の形態について説明する。以下
に説明する実施の形態においては、この発明による通信
システムを無線通信システムに適用した場合を例にして
説明する。
【0024】[無線通信システムについて]図1は、こ
の発明による通信システムが適用されて構成されたこの
実施の形態の無線通信システムを説明するための図であ
る。図1に示すように、この実施の形態の無線通信シス
テムは、この発明による通信端末装置が適用された携帯
電話端末(移動通信端末装置)100と、この発明によ
るサーバ装置が適用されたサーバ装置400とが、地上
移動体通信網(無線コア網)300を通じて接続するよ
うにされたものである。携帯電話端末100は、最寄り
の基地局200を通じて無線コア網300に接続される
ことになる。
【0025】携帯電話端末100は、後述もするよう
に、無線通信にかかわる信号処理部分が、回路情報によ
って接続関係の書き換えが可能なPLDやFPGAなど
と呼ばれる書き換え可能な回路素子と、実行するプログ
ラムの書き換えが可能なDSPなどの信号処理回路(信
号処理プロセッサ)とにより構成するようにしたもので
ある。
【0026】そして、この実施の形態の携帯電話端末1
00は、書き換え可能な回路素子に対する回路情報や書
き換え可能な信号処理プロセッサに対するプログラム
を、外部から供給を受けて、書き換え可能な回路素子の
接続関係を書き換えたり、書き換え可能な信号処理プロ
セッサにおいて実行されるプログラムを書き換えたりす
ることによって、種々の通信方式に対応することができ
るものである。
【0027】サーバ装置400は、比較的に記憶容量の
大きな例えばハードディスクなどの記録媒体と通信機能
とを備えたコンピュータ装置であり、各携帯電話端末を
個別に識別するための端末識別情報と地域情報とに対応
付けて、端末識別情報によって一意に決まる携帯電話端
末において用いるようにしている通信方式を、その携帯
電話端末が地域情報に応じて決まる地域において使用可
能な通信方式に変更するための回路情報とプログラムと
の一方あるいは両方を多数の携帯電話端末について記憶
保持しているものである。
【0028】そして、詳しくは後述もするように、この
無線通信システムにおいて、携帯電話端末100は、基
地局200、移動コア網300を通じて通信方式変更要
求をサーバ装置400に送信することにより、サーバ装
置400から自機の構成に応じると共に、自機の現在位
置が属する地域において利用可能な通信方式に、自機の
書き換え可能な回路素子の接続関係を書き換えるための
回路情報や書き換え可能な信号処理プロセッサにおいて
実行するプログラムの供給を受ける。
【0029】携帯電話端末100は、サーバ装置400
からの回路情報で自機の書き換え可能な回路素子の接続
関係を書き換え、また、サーバ装置400からのプログ
ラムに書き換え可能な信号処理回路のプログラムを書き
換えることで、自機の構成と自機の現在位置とに応じて
適切な通信方式に自機の通信方式を簡単かつ迅速に変更
することができるようにしている。
【0030】[携帯電話端末100について]次に、図
1に示した携帯電話端末100について詳細に説明す
る。図2は、この実施の形態の携帯電話端末100を説
明するためのブロック図である。図2に示すように、こ
の実施の形態の携帯電話端末100は、アンテナ1、ア
ナログ回路部2、ベースバンド処理部3、プロトコル処
理部4、音声処理部5、スピーカ(受話器)6、マイク
ロフォン(送話器)7、ユーザインターフェイス処理部
(以下、ユーザI/F処理部と略称する。)8、表示部
(ディスプレイ)9、入力部(キーパッド)10、端末
識別情報(端末識別子)の記憶保持用メモリ11からな
るものである。
【0031】図2に示すように、アナログ回路部2は、
アンテナ共用器(以下、単に共用器という。)21と、
RF受信部22と、RF送信部23とを備えるものであ
る。
【0032】また、この実施の形態の携帯電話端末10
0において、ベースバンド処理部3は、外部から供給さ
れる回路情報によって接続関係を書き換えることによ
り、機能や処理内容の変更が可能な書き換え可能な回路
素子によって実現される部分である。
【0033】この実施の形態の携帯電話端末100にお
いて、ベースバンド処理部3は、回路情報を記憶した
り、処理の作業領域として用いられたりするRAM(Ra
ndom Access Memory)や必要となるプログラムやデータ
が記憶されているROM(ReadOnly Memory)などから
なるメモリ部33を備えると共に、書き換え可能な回路
素子によって、目的とする通信方式に合致した処理を行
う復調部31と、復号部32と、符号部34と、変調部
35とを構成するようにしている。
【0034】また、プロトコル処理部4は、実行するプ
ログラムの書き換えが可能な信号処理回路(プロセッ
サ)によって実現される部分である。この実施の形態の
携帯電話端末100において、プロトコル処理部4は、
プログラムを記憶したり、処理の作業領域として用いら
れるRAMや必要なプログラムやデータを記憶している
ROMなどからなるメモリ部42を備えると共に、実行
するプログラムの書き換えが可能なプロトコル処理用プ
ロセッサ41を備えたものである。
【0035】以下、ベースバンド処理部3と、プロトコ
ル処理部4とが所定の通信方式に合致するものとして既
に構成されている場合の受信系、送信系の動作について
説明する。
【0036】[受信系の動作について]まず、受信系の
動作について説明する。アンテナ1で受信された信号
は、アナログ信号処理部2の共用器21を介してRF受
信部22に供給される。RF受信部22は、これに供給
された信号をデジタル信号に変換し、これをベースバン
ド処理部3の復調部31に供給する。
【0037】前述もしたように、ベースバンド処理部3
は書き換え可能な回路素子によって形成され、既に所定
の通信方式に合致した処理を行うように構成するように
されている。そして、復調部31は、これに供給された
信号に対して、現在対応している通信方式で用いている
変調方式に応じた復調処理を行い、復調後の信号を復号
部32に供給する。
【0038】復号部32は、これに供給された信号を現
在対応している通信方式で用いている符号化方式に応じ
て復号化し、音声データとそれ以外のデータである表示
データなどを分離し、音声データは音声処理部5に供給
し、音声データ以外のデータは、プロトコル処理部4の
プロトコル処理用プロセッサ41に供給する。
【0039】プロトコル処理用プロセッサ41は、現在
対応している通信方式のデータフォーマットに従って、
必要な情報を抽出し、例えば、供給された信号が表示デ
ータである場合には、表示部9に供給する表示信号を形
成して、これをユーザI/F処理部8を通じて表示部9
に供給する。これにより、受信した表示データに応じた
文字や画像が、表示部9の表示画面に表示される。ま
た、供給された信号が制御情報やプログラムなどの場合
には、メモリ部42のRAMに書き込まれることにな
る。
【0040】また、音声処理部5は、これに供給された
音声データをアナログ信号に変換して、スピーカ6に供
給する音声信号を形成して、これをスピーカ6に供給す
る。これにより、受信した音声信号に応じた音声がスピ
ーカ6から放音するようにされる。
【0041】[送信系の動作について]次に、送信系の
動作について説明する。マイクロフォン7により収音さ
れた音声は、電気信号に変換されて音声処理部5に供給
される。音声処理部5はマイクロフォン7からの音声信
号をデジタル信号に変換し、これを符号部34に供給す
る。符号部34は、これに供給された信号を現在対応し
ている通信方式で用いている符号化方式に従って符号化
し、符号化した信号を変調部35に供給する。
【0042】変調部35は、これに供給された信号を現
在対応している通信方式で用いている変調方式で変調
し、変調後の信号をアナログ回路部2のRF送信部23
に供給する。RF送信部23は、これに供給されたデジ
タル信号をアナログ信号に変換すると共に、増幅するな
どの処理を行って送信用RF信号を形成し、これを共用
器21を通じてアンテナ1から送信(放射)する。
【0043】また、入力部10を通じて入力された電話
番号データや文字データなどは、ユーザI/F処理部8
を通じてプロトコル処理用プロセッサ41に供給され
る。プロトコル処理用プロセッサ41は、現在対応して
いる通信方式のデータフォーマットにしたがって送信デ
ータを形成し、これをベースバンド処理部3の符号部3
4に供給する。
【0044】符号部34、変調部35のそれぞれにおけ
る処理は、上述もしたように、現在対応している通信方
式に応じて、符号化を行い、符号化した信号を変調し
て、アナログ処理回路2のRF送信部23に供給する。
RF送信部23は、上述もしたように、これに供給され
た信号をアナログ信号に変換し、送信用のRF送信信号
を形成し、これを共用器21、アンテナ1を通じて送信
(放射)する。
【0045】このようにして、この実施の形態の携帯電
話端末100は、かかってきた電話に応答して通話を行
ったり、目的とする相手先に電話をかけて通話を行った
り、電子メールの送受信を行うなどのことができるよう
にされている。なお、図2においては、着信や警告を通
知するようにするリンガやバイブレータについては省略
している。
【0046】そして、上述もしたように、書き換え可能
な回路素子で構成されるベースバンド処理部3の回路情
報の供給を適切に受けて書き換えたり、あるいは、プロ
グラムの書き換えが可能な信号処理プロセッサで構成さ
れるプロトコル処理用プロセッサ41で用いられるプロ
グラムの供給を適切に受けて書き換えたりするために、
全世界において、各携帯電話端末に一意(固有)の情報
となる端末識別情報を不揮発性メモリ11に格納するよ
うにしている。
【0047】メモリ11に記憶保持されている端末識別
情報と、後述もするように、待ち受け時において基地局
から取得する地域情報とを用いることによって、外部の
サーバ装置から当該携帯電話端末が、現在位置の属する
地域において利用可能な通信方式の回路情報やプログラ
ムの一方あるいは両方をダウンロードしてきて、ベース
バンド処理部3の回路情報やプロトコル処理用プロセッ
サ41において実行するプログラムの一方あるいは両方
を書き換えることができるようにしている。
【0048】なお、全世界で各携帯電話端末に固有とな
る端末識別情報は、例えば、国番号、加入電話会社番
号、加入者電話番号などからなり、必ず全世界において
各端末毎に固有となるものである。
【0049】[サーバ装置400について]サーバ装置
400は、上述もしたように、比較的に記憶容量の大き
な例えばハードディスクなどの記録媒体と通信機能とを
備えたコンピュータ装置であり、その記録媒体には、各
携帯電話端末を識別するための端末識別情報と地域情報
とに対応付けて、端末識別情報によって一意に決まる携
帯電話端末の通信方式を、地域情報に応じて決まる地域
において使用可能な通信方式に変更するための回路情報
とプログラムとの一方あるいは両方を多数の携帯電話端
末について記憶保持するようにしているデータベースを
持つものである。
【0050】図3は、サーバ装置400の記録媒体に形
成されるデータベースについて説明するための図であ
る。図3に示すように、サーバ装置400の記録媒体に
形成されるデータベースは、端末識別情報と、その端末
識別情報を持つ携帯電話端末で利用可能な、書き換え可
能な回路素子であるベースバンド処理部3の回路情報、
書き換え可能な信号処理プロセッサであるプロトコル処
理用プロセッサ41のプログラム、これら回路情報やプ
ログラムの利用が可能な地域を示す地域情報から成るも
のである。
【0051】具体的には、図3に示すように、端末識別
情報「123456」で特定される携帯電話端末は、図
2に示した携帯電話端末100と同様に、書き換え可能
な回路素子、および、書き換え可能な信号処理プロセッ
サを持ち、欧州では回路情報PLD−001とプログラ
ムDSP−001の組み合わせで型式認定が取れ使用す
ることが可能であることを示し、オーストラリアでは回
路情報PLD−002とプログラムDSP−002の組
み合わせで型式認定が取れ使用することができることが
可能であることを示している。
【0052】また、端末識別情報「789012」で特
定される携帯電話端末は,書き換え可能な回路素子のみ
を持ち、日本では、回路情報PLD−003を用いるこ
とでPDC方式に対応した携帯電話端末として使用でき
るようにすることが可能であることを示している。
【0053】そして、全世界で用いられる携帯電話端末
のそれぞれについて、端末識別情報と利用可能回路情報
と利用可能プログラム情報と利用可能地域とからなる情
報が集まって、サーバ装置400の記録媒体のデータベ
ースを形成している。
【0054】[回路情報、プログラムの書き換えについ
て]次に、この実施の形態の無線通信システムにおい
て、携帯電話端末100が通信方式を変更するために、
回路情報やプログラムをサーバ装置400からダウンロ
ードし、これらを用いてベースバンド処理部3の接続関
係を書き換えて再構成すると共に、プロトコル処理部4
の古いプログラムを書き換えるまでの一連の処理につい
て、図4のシーケンス図を参照しながら説明する。
【0055】携帯電話端末100は、最寄りの基地局と
の間で待ち受け処理を行っているときに、基地局からそ
の基地局が持つ地域情報を取得し、これを例えば、プロ
トコル処理部4のメモリ部42に記憶保持する(ステッ
プS101)。このようにして、携帯電話端末100
は、現在接続している網の地域情報を取得して、これを
保持するようにしている。
【0056】そして、携帯電話端末100のプロトコル
処理用プロセッサ41は、入力部10を通じて使用者
(ユーザ)からの通信方式変更指示入力を受け付けると
(ステップS102)、不揮発性メモリ11から自己の
端末識別情報を読み出すと共に、メモリ部42から最新
に取得した地域情報を読み出し、端末識別情報と地域情
報とを含むダウンロード要求(通信方式変更要求)を形
成し、これを基地局200を通じてサーバ装置400に
送信する(ステップS103)。
【0057】サーバ装置400は、携帯電話端末100
からのダウンロード要求を受信すると(ステップS10
4)、受信したダウンロード要求に含まれる端末識別情
報と地域情報とに基づいて、要求元の携帯電話端末10
0に返信すべき回路情報、プログラムを検索して特定す
る(ステップS105)。
【0058】そして、サーバ装置400は、ステップS
105において特定した回路情報、プログラム情報を記
録媒体から取得して返信データ(通信方式変更情報)を
形成し、これをダウンロード要求元の携帯電話端末10
0に送信する(ステップS106)。
【0059】携帯電話端末100は、サーバ装置400
から送信されて来る返信データを受信する(ステップS
107)。そして、受信した返信データに含まれる回路
情報は、例えば、ベースバンド処理部3において抽出さ
れ、メモリ部33に格納され、この回路情報が用いられ
てベースバンド処理部3が書き換えられ、また、受信し
た返信データに含まれるプログラムは、プロトコル処理
用プロセッサ41により抽出され、メモリ部42書き込
まれて、実行するプログラムが変更するようにされる
(ステップS108)。
【0060】これにより、書き換え可能な回路素子であ
るベースバンド処理部3の接続関係が書き換えられると
共に、書き換え可能な信号処理回路であるプロトコル処
理部4のプログラムが書き換えられて、新たな通信方式
により通信が可能な携帯電話端末が再構成される。
【0061】なお、この図4を用いて説明した例の場
合、1つの地域において、複数の通信方式が利用可能で
あり、そのうちの1つの通信方式を用いて携帯電話端末
100が通信を行うことができるようになっている場合
に有効である。
【0062】例えば、高品位通信が可能な第1の通信方
式と、この第1の通信方式よりは通信品位は落ちるが通
話には十分な第2の通信方式とが利用可能である場合
に、第1の通信方式と第2の通信方式との間で通信方式
の変更を各携帯電話端末に応じて適正に行うようにする
ことができる。
【0063】また、この場合、ダウンロード要求に現在
の通信方式を示す情報を含めることにより、これとは異
なる通信方式にするための回路情報、プログラム情報を
自動的にダウンロードできるようにすることもできる。
【0064】また、サーバ装置400のデータベースの
情報に基づいて、移行可能な通信方式を選択し、その選
択した通信方式に応じた回路情報やプログラムをダウン
ロードするようにすることもできる。
【0065】この場合には、図4に示したステップS1
05の処理の後に、検索の結果に応じて移行可能な通
信方式を示す情報を形成して、これをサーバ装置400
から携帯電話端末100に送信し、携帯電話端末10
0において、サーバ装置400からの移行可能な通信方
式を示す情報を表示部に表示して使用者の選択を受け付
け、選択された通信方式を示す情報を携帯電話端末1
00からサーバ装置400に送信し、これをサーバ装
置400が受信するようにする。
【0066】そして、サーバ装置400においては、上
述のの処理の後、ステップS106において、選択さ
れた通信方式用の回路情報とプログラムとを抽出して、
携帯電話端末100に送信し、携帯電話端末100のベ
ースバンド処理部の回路情報、プロトコル処理部4のプ
ログラムを書き換えることにより、携帯電話端末100
が移行可能な複数の通信方式の中から、目的とする通信
方式に移行することができるようにされる。
【0067】このようにした場合であっても、サーバ装
置400のデータベースの情報によって、携帯電話端末
100が現在位置の属する地域において許された通信方
式にのみ移行することができる。したがって、不用意に
ベースバンド処理部4の回路情報やプロトコル処理部4
の信号処理ソフトウェアを変更することにより、決めら
れた通信方式と異なる通信方式での電波の送信、あるい
は、型式認定の取れていないソフトウェアの稼動を避け
ることができる。つまり、許されていない通信方式で通
信を行うようにしてしまうなどの不都合を確実に防止す
ることができる。
【0068】[通信システムの変形について]ところ
で、図1に示した無線通信システムの場合、例えば、欧
州からの旅行者が持っている通信方式がGSM方式であ
る携帯電話端末を使おうとしても、通信方式が異なるた
めに使うことができない。そこで、以下に説明する例
は、携帯電話端末を通信中継装置を通じて有線ネットワ
ークに接続し、有線ネットワークを介してサーバ装置に
アクセスして、書き換え用の回路情報やプログラムをダ
ウンロードするようにしたものである。
【0069】図5に示すこの例の通信システムにおい
て、通信中継装置としてのモデム500と、固定通信網
600以外の各部分は、図1を用いて前述した通信シス
テムの対応するものと同様に構成される。しかし、この
図5に示す例の通信システムにおいて、携帯電話端末1
00は、モデム500との接続端子を備えるものであ
る。
【0070】そして、携帯電話端末100がモデム50
0に接続された場合には、モデム500を通じて固定通
信網600に接続し通信を行う。したがって、携帯電話
端末100が送信しようとする情報は、モデムとの接続
端子を通じてモデム500に供給され、ここで固定通信
網600に送出する形式の信号に変換され、固定通信網
600、地上移動通信網300を通じて、サーバ装置4
00に送信される。
【0071】また、サーバ装置400からの携帯電話端
末100への情報は、地上移動通信網300、固定通信
網600を介してモデム500に供給される。モデム5
00は、固定通信網600から供給された信号を携帯電
話端末100に供給する形式の信号に変換し、これを携
帯電話端末100に供給する。
【0072】このように、モデム500を介在させるこ
とによって、携帯電話端末100の現状の通信方式に左
右されることなく、携帯電話端末100とサーバ装置4
00との間で、例えば、図4を用いて説明したシーケン
スに従った処理を行うことにより、携帯電話端末100
の通信方式をサーバ装置400からの情報に基づいて変
更することができる。
【0073】つまり、携帯電話端末100は、モデム5
00を通じて、自機用の回路情報、プログラムをサーバ
装置400からダウンロードし、ダウンロードした回路
情報によってベースバンド処理部3を書き換えると共
に、プロトコル処理部3のプログラムグを書き換えるこ
とにより、基地局200、地上移動通信網300を通じ
て通信が可能な携帯電話端末にすることができる。
【0074】なお、この場合、地域情報は、例えば、使
用者が手入力で携帯電話端末100に入力したり、ある
いは、モデム500に地域情報を保持しておくようにし
て、モデム500からの地域情報を送信する地域情報と
して用いたりすることができるようにしておけばよい。
【0075】また、モデム500のような通信中継装置
は、例えば、空港や駅などの異なる通信方式により通信
を行う地域への入口となる場所や、ホテルなど、通信方
式の異なる携帯電話端末の使用者が必ず通る場所やよく
利用される場所に設置するようにしておけばよい。
【0076】このように、無線通信という不安定な手段
を用いることなく、サーバ装置400のデータベースか
ら携帯電話端末100に適合する回路情報、あるいは、
プログラムをダウンロードして、通信方式の変更のため
に用いることができる。
【0077】なお、上述した実施の形態においては、通
信方式を変更するために、ベースバンド処理部3を書き
換えるための回路情報やプロトコル処理部4において実
行するプログラムをサーバ装置400からダウンロード
してきて書き換えるものとして説明した。しかし、通信
方式の変更に限るものではない。
【0078】例えば、携帯電話端末に対する新たな機能
の追加を意図する製造業者は、図1、図5に示したサー
バ装置400のデータベースに格納されている回路情
報,またはプログラムを更新することで、携帯電話端末
に新たな機能の追加などを容易に行うようにすることが
可能である。
【0079】ここで新たな機能の追加は、例えば、不具
合の修正、対応通信方式の追加、対応地域の追加等をも
含むものである。当然、これらの回路情報、または、プ
ログラムは、端末識別情報をもつ移動通信端末との組み
合わせで型式認定が取れていることが前提である。
【0080】また、前述した携帯電話端末100におい
て、ベースバンド処理部3は、PLD、FPGAといっ
た書き換え可能な回路素子で構成されているものとして
説明したが、これに限るものではない。ベースバンド処
理部3を、DSPなどの実行するプログラムの書き換え
が可能な信号処理プロセッサで構成するようにしてもよ
い。
【0081】また、前述した携帯電話端末100におい
て、プロトコル処理部4は、DSPなどの実行するプロ
グラムの書き換えが可能な信号処理プロセッサで構成さ
れているものとして説明したが、これに限るものではな
い。PLD、FPGAといった書き換え可能な回路素子
で実現するようにしてももちろんよい。
【0082】また、前述した実施の形態においては、ベ
ースバンド処理部3を書き換え可能な回路素子により、
また、プロトコル処理部4をプログラムの書き換え可能
な信号処理プロセッサにより構成するものとして説明し
た。しかし、これに限るものではない。
【0083】例えば、ベースバンド処理部3とプロトコ
ル処理部4とのうちのいずれか一方だけを書き換え可能
な回路素子あるいはプログラムの書き換え可能な信号処
理プロセッサで構成するようにしてもよい。
【0084】また、書き換え可能な回路素子で構成した
部分と、プログラムの書き換え可能な信号処理プロセッ
サで構成した部分とが存在していても、必ずその2つの
部分を書き換えなければならないものではない。サーバ
装置から返信されてきた情報が、回路情報とプログラム
とのうちのいずれか一方である場合には、その供給され
た情報のみを書き換えることによって通信方式の変更が
可能である。つまり、どの情報を書き換えるかについて
もサーバ装置が適切に指示することになる。
【0085】また、上述した実施の形態において、地域
情報は、基地局から提供されるカントリーコード(国コ
ード)などの情報を用いるものとして説明したが、これ
に限るものではない。例えば、基地局の識別情報の供給
を受け、その識別情報から携帯電話端末の現在位置が属
する地域を特定し、その特定した地域を示す情報を地域
情報として用いるようにしてもよい。
【0086】また、上述の実施の形態においては、この
発明による通信端末装置を携帯電話端末に適用した場合
を例にして説明したが、これに限るものではない。この
発明による通信端末装置を据え置き型の電話端末に適用
することもできる。据え置き型の電話端末に適用した場
合には、引越ししたり、プレゼントで貰ったりした据え
置き型の電話端末の通信方式を実際に使用する場所にお
いて、その場所で用いられている通信方式に適正に変更
することができるようにされる。
【0087】また、この発明は、通信端末装置として携
帯電話端末を用いた場合に限るものではなく、通信処理
を行う場所によって用いられている通信方式が異なる可
能性のある各種の通信装置、例えば、通信機能を備えた
パーソナルコンピュータなどにも適用することが可能で
ある。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、いわゆるソフトウェア無線機構が搭載された通信端
末の回路情報の変更、あるいは、プログラムの変更の
際、使用できない通信方式に変更するための回路情報や
プログラムが不用意に通信端末に書き込まれてしまうと
いう問題を回避することができる。
【0089】また、通信端末の機構(構成)自体は、ソ
フトウェア無線機構をもつ一般的に考えられる通信端末
の構成と何ら変わりはなく、この発明を適用することに
よる回路増、端末のコストアップなどの問題が生じるこ
ともない。
【0090】また、基地局などの機能を変えるなど、従
来からの通信網(通信ネットワーク)の構成や機能につ
いて何ら変更することなく、ソフトウェア無線機構をも
つ通信端末の通信方式の変更を適切に行うことが可能な
通信システムを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信システムの一実施の形態を
説明するための図である。
【図2】図1に示した携帯電話端末を説明するためのブ
ロック図である。
【図3】図1に示したサーバ装置に形成されるデータベ
ースの内容を説明するための図である。
【図4】図1に示した通信システムにおいて行われる通
信方式の変更時の処理を説明するためのシーケンス図で
ある。
【図5】この発明による通信システムの他の例を説明す
るための図である。
【符号の説明】
100…携帯電話端末、1…アンテナ、2…アナログ回
路部、3…ベースバンド処理部、4…プロトコル処理
部、5…音声処理部、6…スピーカ(受話器)、7…マ
イクロフォン(送話器)、8…ユーザインターフェイス
処理部(ユーザI/F処理部)、9…表示部(ディスプ
レイ)、10…入力部(キーパッド)、11…端末識別
情報の記憶保持用メモリ11、21…アンテナ共用器、
22…RF受信部、23…RF送信部、31…復調部、
32…復号部、33…メモリ部、34…符号部、35…
変調部、41…プロトコル処理用プロセッサ、42…メ
モリ部、200…基地局、300…地上移動通信網、4
00…サーバ装置、500…通信中継装置、600…固
定通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高向 英治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K011 DA26 JA01 KA12 5K067 AA21 BB04 DD17 DD19 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF03 HH23 KK15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路情報によって接続関係の書き換えが可
    能な回路素子と、実行するプログラムの書き換えが可能
    な処理回路との一方あるいは両方を備え、前記回路素子
    の接続関係と前記処理回路において実行するプログラム
    との一方あるいは両方を書き換えることにより、複数の
    通信方式に対応可能な通信端末装置と、前記通信端末装
    置に応じて異なる前記回路素子に対する前記回路情報と
    前記処理回路に対する前記プログラムとの一方あるいは
    両方を保持するサーバ装置とが通信ネットワークを通じ
    て接続されて形成される通信システムであって、 前記通信端末装置は、 自機に固有の端末識別情報を記憶保持する端末識別情報
    記憶手段と、 通信方式変更指示入力を受け付ける指示入力受付手段
    と、 前記指示入力受付手段を通じて前記通信方式変更指示入
    力を受け付けたときに、自機の前記端末識別情報と現在
    位置に応じた地域情報とを含む通信方式変更要求を形成
    する形成手段と、 前記形成手段により形成された前記通信方式変更要求を
    前記サーバ装置に送信する送信手段と、 前記サーバ装置から送信されてくる通信方式変更情報を
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記通信方式変更情報に基
    づいて、前記回路素子の接続関係と前記処理回路のプロ
    グラムとのうちの一方あるいは両方を書き換えるように
    する書き換え制御手段とを備え、 前記サーバ装置は、 端末識別情報と、地域情報と、前記通信端末装置用の書
    き換え可能な回路素子に対する回路情報とプログラムの
    書き換え可能な処理回路に対するプログラムとの一方あ
    るいは両方とを関連付けて記憶する記憶手段と、 前記通信端末装置からの前記通信方式変更要求を受信す
    る受信手段と、 前記受信手段を通じて前記通信方式変更要求を受信した
    ときに、受信した前記通信方式変更要求に含まれる前記
    端末識別情報と前記地域情報とに基づいて、前記記憶手
    段に記憶されている情報の中から、返信すべき通信方式
    変更情報として、書き換え可能な前記回路素子に対する
    回路情報とプログラムの書き換え可能な前記処理回路に
    対するプログラムとの一方あるいは両方を特定する特定
    手段と、 前記特定手段により特定された前記通信方式変更情報を
    通信方式変更要求元の前記通信端末装置に送信する送信
    手段とを備えることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の通信システムであって、 前記通信端末装置は、移動体通信網である前記通信ネッ
    トワークを通じて通信を行う移動通信端末装置であり、 前記通信端末装置の前記形成手段は、前記地域情報とし
    て、待ち受け時において前記移動体通信網の基地局から
    得られる地域情報、あるいは、前記基地局から得られる
    基地局を特定する情報に基づいて決まる地域情報を用
    い、前記基地局を通じて、前記サーバ装置との間で情報
    の送受を行うものであることを特徴とする通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の通信システムであって、 前記通信端末装置を有線ネットワークに接続するための
    通信中継装置を備え、 前記通信端末装置は、前記通信中継装置との接続端を備
    え、前記通信中継装置を介して有線通信ネットワークに
    接続して、前記サーバ装置との間で情報の送受を行うこ
    とができるものであることを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】回路情報によって接続関係の書き換えが可
    能な回路素子と、実行するプログラムの書き換えが可能
    な処理回路との一方あるいは両方を備え、前記回路素子
    の接続関係と前記処理回路において実行するプログラム
    との一方あるいは両方を書き換えることにより、複数の
    通信方式に対応可能な通信端末装置であって、 自機に固有の端末識別情報を記憶保持する端末識別情報
    記憶手段と、 通信方式変更指示入力を受け付ける指示入力受付手段
    と、 前記指示入力受付手段を通じて前記通信方式変更指示入
    力を受け付けたときに、自機の前記端末識別情報と現在
    位置に応じた地域情報とを含む通信方式変更要求を形成
    する形成手段と、 前記形成手段により形成された前記通信方式変更要求
    を、前記通信端末装置に応じて異なる前記回路素子に対
    する前記回路情報と前記処理回路に対する前記プログラ
    ムとの一方あるいは両方を、前記端末識別情報と前記地
    域情報とに関連付けて保持するサーバ装置に送信する送
    信手段と、 前記サーバ装置から送信されてくる書き換え可能な前記
    回路素子に対する回路情報とプログラムの書き換え可能
    な前記処理回路に対するプログラムとの一方あるいは両
    方を含む通信方式変更情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記通信方式変更情報に基
    づいて、前記回路素子の接続関係と前記処理回路のプロ
    グラムとのうちの一方あるいは両方を書き換えるように
    する書き換え制御手段とを備えることを特徴とする通信
    端末装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の通信端末装置であって、 移動体通信網である前記通信ネットワークを通じて通信
    を行う移動通信端末装置であり、 前記形成手段は、前記地域情報として、待ち受け時にお
    いて前記移動体通信網の基地局から得られる地域情報、
    あるいは、前記基地局から得られる基地局を特定する情
    報に基づいて決まる地域情報を用い、前記基地局を通じ
    て、前記サーバ装置との間で情報の送受を行うものであ
    ることを特徴とする通信端末装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の通信端末装置であって、 有線ネットワークに接続するための通信中継装置との接
    続端を備え、 前記通信中継装置を介して有線通信ネットワークに接続
    して、前記サーバ装置との間で情報の送受を行うことが
    できるものであることを特徴とする通信端末装置。
  7. 【請求項7】回路情報によって接続関係の書き換えが可
    能な回路素子と、実行するプログラムの書き換えが可能
    な処理回路との一方あるいは両方を備え、前記回路素子
    の接続関係と前記処理回路において実行するプログラム
    との一方あるいは両方を書き換えることにより、複数の
    通信方式に対応可能な通信端末装置からの通信方式変更
    要求に応じて、前記通信端末装置の前記回路素子用の回
    路情報と前記通信端末装置の前記処理回路用のプログラ
    ムとのうちの一方あるいは両方を含む通信方式変更情報
    を返信するサーバ装置であって、 各通信端末装置に固有の端末識別情報と、地域情報と、
    前記通信端末装置用の書き換え可能な回路素子に対する
    回路情報とプログラムの書き換え可能な処理回路に対す
    るプログラムとの一方あるいは両方とを関連付けて記憶
    する記憶手段と、 前記通信端末装置からの前記通信方式変更要求を受信す
    る受信手段と、 前記受信手段を通じて前記通信方式変更要求を受信した
    場合に、受信した前記通信方式変更要求に含まれる前記
    端末識別情報と前記地域情報とに基づいて、前記記憶手
    段に記憶されている情報の中から、返信すべき通信方式
    変更情報として、書き換え可能な前記回路素子に対する
    回路情報とプログラムの書き換え可能な前記処理回路に
    対するプログラムとの一方あるいは両方を特定する特定
    手段と、 前記特定手段により特定された前記通信方式変更情報を
    通信方式変更要求元の前記通信端末装置に送信する送信
    手段とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. 【請求項8】回路情報によって接続関係の書き換えが可
    能な回路素子と、実行するプログラムの書き換えが可能
    な処理回路との一方あるいは両方を備え、前記回路素子
    の接続関係と前記処理回路において実行するプログラム
    との一方あるいは両方を書き換えることにより、複数の
    通信方式に対応可能な通信端末装置の通信方式変更方法
    であって、 前記通信端末装置において、 通信方式変更指示入力を受け付け、 前記通信方式変更指示入力を受け付けたときに、自機に
    固有の端末識別情報と現在位置に応じた地域情報とを含
    む通信方式変更要求を形成し、 形成した前記通信方式変更要求を、通信端末装置に応じ
    て異なる前記回路素子に対する前記回路情報と前記処理
    回路に対する前記プログラムとの一方あるいは両方を、
    前記端末識別情報と前記地域情報とに関連付けて保持す
    るサーバ装置に送信し、 前記サーバ装置において、 前記通信端末装置からの前記通信方式変更要求を受信
    し、 受信した前記通信方式変更要求に含まれる前記端末識別
    情報と前記地域情報とに基づいて、自機の記憶手段に記
    憶している情報の中から、返信すべき通信方式変更情報
    として、書き換え可能な前記回路素子に対する回路情報
    とプログラムの書き換え可能な前記処理回路に対するプ
    ログラムとの一方あるいは両方を特定し、 特定した前記通信方式変更情報を通信方式変更要求元の
    前記通信端末装置に送信し、 前記通信端末装置において、 前記サーバ装置から送信されてくる前記通信方式変更情
    報を受信し、 受信した前記通信方式変更情報に基づいて、前記回路素
    子の接続関係と前記処理回路のプログラムとのうちの一
    方あるいは両方を書き換えることにより、通信方式を変
    更することを特徴とする通信方式変更方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の通信方式変更方法であっ
    て、 前記通信端末装置は、移動体通信網である前記通信ネッ
    トワークを通じて通信を行う移動通信端末装置であり、 前記通信端末装置においては、前記地域情報として、待
    ち受け時において前記移動体通信網の基地局から得られ
    る地域情報、あるいは、前記基地局から得られる基地局
    を特定する情報に基づいて決まる地域情報を用い、前記
    基地局を通じて、前記サーバ装置との間で情報の送受を
    行うことを特徴とする通信方式変更方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の通信方式変更方法であ
    って、 前記通信端末装置は、有線ネットワークに接続するため
    の通信中継装置を介して有線通信ネットワークに接続
    し、前記有線通信ネットワークを介して前記サーバ装置
    との間で情報の送受を行うことができることを特徴とす
    る通信方式変更方法。
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