明細書全体に亘って同じ参照符号は同じ構成要素を指し示す。本明細書は実施例のすべての要素を説明するものではなく、開示された発明が属する技術分野で一般的な内容または実施例間に重複する内容は省略する。
明細書で使われる「部、モジュール、部材、ブロック」という用語は、ソフトウェアまたはハードウェアで具現され得、実施例によっては、複数の「部、モジュール、部材、ブロック」が一つの構成要素で具現されたり、一つの「部、モジュール、部材、ブロック」が複数の構成要素を含むことも可能である。
明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結」されているとする時、これは直接的に連結されている場合だけでなく、間接的に連結されている場合を含み、間接的な連結は無線通信網を通じて連結されることを含む。
また、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
明細書全体において、ある部材が他の部材「上に」位置しているとする時、これはある部材が他の部材に接している場合だけでなく、二つの部材間にさらに他の部材が存在する場合も含む。
第1、第2等の用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために使われるものであって、構成要素は前述された用語によって制限されるものではない。
単数の表現は文脈上明白に例外がない限り、複数の表現を含む。
各段階において識別符号は説明の便宜のために使われるものであって、識別符号は各段階の順序を説明するものではなく、各段階は文脈上明白に特定の順序を記載しない限り、明記された順序と異なって実施され得る。
以下、添付された図面を参照して開示された発明の作用原理および実施例について説明する。
図1は一実施例によるホームネットワークシステムの構成を図示する。
図1に図示されたように、ホームネットワークシステムは、電子装置100、移動端末機200、接続中継機(Access Point、AP)10およびサーバー装置1を含むことができる。
電子装置100は家庭でユーザーにサービスを提供する装置であり、洗濯物の洗濯サービスを提供する洗濯機100-1、食品の保管サービスを提供する冷蔵庫100-2および空気調和サービスを提供する空気調和機100-3等を含むことができる。図面には電子装置100として、洗濯機100-1、冷蔵庫100-2、空気調和機100-3が図示されたが、これは電子装置100の例示に過ぎず、接続中継機10と通信できるすべての電子装置を含むことができる。
また、電子装置100はユーザーに固有のサービスを提供できるだけでなく、外部装置との通信を通じて固有のサービスと関連した付加的なサービスを提供することができる。
例えば、電子装置100は、インターネット(internet)等の広域ネットワーク(Wide Area Network、WAN)を通じて外部装置から天気、ニュース、調理法、洗濯法などの情報を獲得し、獲得した情報をユーザーに直接表示したり獲得した情報に基づいてユーザーに付加的なサービスを提供することができる。
また、電子装置100は通信を通じてユーザーの制御命令を受信し、受信された制御命令にしたがって動作することができる。例えば、ユーザーは、電子装置100に設けられたボタン等を通じて電子装置100に制御命令を入力できるだけでなく、移動端末機200を通じて電子装置100に制御命令を入力することができる。
電子装置100は移動端末機200を通じて入力された制御命令を通信を通じて獲得することができ、獲得した制御命令にしたがってユーザーにサービスを提供することができる。
このように、電子装置100はサーバー装置1または移動端末機200等の外部装置とのデータ通信を通じてユーザーに、より多様なサービスを提供することができる。
例えば、電子装置100は移動端末機200と直接通信したり、サーバー装置1が連結された広域ネットワークWANに直接接続することができる。このような場合、電子装置100は、移動端末機200と通信するための通信モジュールと広域ネットワークWANに接続するための通信モジュールを別途具備しなければならない負担がある。
他の例として、電子装置100は接続中継機10を通じて移動端末機200と通信したり、接続中継機10を通じて広域ネットワークWANに接続することができる。このような場合、電子装置100が接続中継機10と通信するための標準化された通信モジュールを具備すると、電子装置100は接続中継機10を通じて移動端末機200と通信し、広域ネットワークWANに接続することができる。
以下では理解を助けるために電子装置100が接続中継機10を通じて移動端末機200と通信し、広域ネットワークWANに接続することを仮定する。
接続中継機10は、「ハブ(hub)」、「ルータ(router)」、「スイッチ(switch)」、「ゲートウェイ(gateway)」等に多様に呼称され得、電子装置100および移動端末機200間の通信を中継することができる。また、接続中継機10は電子装置100および移動端末機200で構成されたローカルネットワーク(Local Area Network、LAN)を広域ネットワークWANに連結させることができる。
例えば、接続中継機10は、Wi-Fi(Wi-FiTM、IEEE 802.11)、ブルートゥース(登録商標(Bluetooth)、IEEE 802.15.1)、ジグビー(Zigbee、IEEE 802.15.4)等の無線通信標準を利用して電子装置100または移動端末機200と通信し、イーサネット(登録商標(Ethernet)、IEEE 802.3)等の有線通信標準を利用して広域ネットワークWANに接続することができる。
接続中継機10を中心に電子装置100および移動端末機200間にはローカルネットワークLANが形成され得る。換言すると、電子装置100および移動端末機200は接続中継機10を通じて相互間にデータをやり取りすることができる。
また、接続中継機10は、電子装置100および移動端末機200で構成されたローカルネットワークLANと広域ネットワークWANとの間を中継することができる。換言すると、電子装置100および移動端末機200は、接続中継機10を通じてインターネット等の広域ネットワークWANに接続することができる。
特に、接続中継機10は外部装置に自分の存在を知らせるために広告信号を放送することができる。接続中継機10の広告信号を受信した電子装置100および/または移動端末機200は、接続中継機10に通信要請を伝送することができる。
移動端末機200は、ユーザーに音声通信サービスおよびデータ通信サービスなどの多様な通信サービスを提供することができる。
特に、移動端末機200はローカル通信および移動通信が可能である。ここで、ローカル通信とは、特定の領域で可能な通信を意味し、移動通信は位置に制限されずにどこででも可能な通信を意味する。
例えば、移動端末機200が接続中継機10と近接した位置に位置する場合、移動端末機200はユーザーの選択により接続中継機10に接続することができる。この時、移動端末機200はローカル通信を通じて接続中継機10と通信することができる。さらに、移動端末機200は接続中継機10を通じて電子装置100と通信したり、接続中継機10を通じて広域ネットワークWANに接続することができる。換言すると、移動端末機200はローカル通信を通じて電子装置100とデータをやり取りすることができ、広域ネットワークWANに接続されたサーバー装置1とデータをやり取りすることができる。
他の例として、移動端末機200が接続中継機10と遠く離れた場合、移動端末機200はユーザーの選択により基地局STに接続することができる。この時、移動端末機200は移動通信を通じて基地局STと通信することができ、基地局STを通じて広域ネットワークWANに接続することができる。また、移動端末機200は広域ネットワークWANに接続されたサーバー装置1および接続中継機10を通じて、電子装置100とも通信することができる。換言すると、移動端末機200は移動通信を通じて電子装置100とデータをやり取りすることができ、サーバー装置1とデータをやり取りすることができる。
サーバー装置1は広域ネットワークWANに連結され、電子装置100および移動端末機200に多様なサービスを提供することができる。例えば、サーバー装置1は広域ネットワークWANに接続された電子装置100と移動端末機200との間の通信を中継することができる。
前述したように、移動端末機200が接続中継機10と近接した位置に位置する場合、移動端末機200は接続中継機10を通じて電子装置100と通信することができる。
しかし、移動端末機200が接続中継機10から離れて位置した場合、移動端末機200は基地局STを通じて広域ネットワークWANに接続することができ、広域ネットワークWANを通じて電子装置100と通信することができる。
移動端末機200がローカルネットワークLANに接続した場合、接続中継機10が移動端末機200と電子装置100との間の通信を中継することができる。その反面、移動端末機200が直接広域ネットワークWANで接続した場合、サーバー装置1が移動端末機200と電子装置100との間の通信を中継することができる。
例えば、ユーザーが移動端末機200を通じて制御命令を入力すると、入力された制御命令は広域ネットワークWANを通じてサーバー装置1に伝送され、サーバー装置1によって処理されて、広域ネットワークWANを通じてサーバー装置1から電子装置100に伝送され得る。
このように、移動端末機200と電子装置100との間の通信を中継するために、サーバー装置1は広域ネットワークWAN上で移動端末機200の住所(例えば、IP address)および電子装置100の住所(例えば、IP address)を保存することができる。
それだけでなく、移動端末機200と電子装置100が接続中継機10に連結された場合にも、サーバー装置1は広域ネットワークWAN上で移動端末機200と電子装置100との間の通信を中継することができる。換言すると、移動端末機200と電子装置100が接続中継機10に連結された場合、移動端末機200と電子装置100はサーバー装置1を通じて通信することができる。これは、サーバー装置1が移動端末機200の住所(例えば、IP address)および電子装置100の住所(例えば、IP address)をいずれも管理するためである。
以上では、ホームネットワークの構成を説明した。
以下では、ホームネットワークを構成する電子装置100および移動端末機200の構成およびその動作を説明する。
図2は、一実施例による電子装置の構成を図示する。
図2に図示されたように、電子装置100は、入力部120、表示部130、感知部140、動作部150、保存部160、通信部170および制御部110を含むことができる。
入力部120はユーザーからユーザー入力を受けるボタンモジュール121を含むことができる。
ボタンモジュール121は、あらかじめ定められたユーザー入力を受ける複数のボタンを含むことができる。
また、ボタンモジュール121は、プッシュボタン、ダイヤル、タッチセンサーなどの多様な形態のボタンを含むことができる。
表示部130は、ユーザー入力による設定値を表示したり電子装置100の動作を表示するディスプレイパネル131およびインジケーター132を含むことができる。
ディスプレイパネル131は、電気的信号を光学的信号に変換する液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)パネル、発光ダイオード(Light Emitting Diode)パネルなどを含むことができる。
インジケーター132は、電気的信号を光学的信号に変換する発光ダイオード(Light Emitting Diode)を含むことができる。
感知部140は電子装置100の外部環境または電子装置100の内部状態などを感知し、動作部150は電子装置100の固有のサービスを提供することができる。
保存部160は、電子装置100の動作を制御するための制御プログラムおよび制御データを保存することができる。特に、接続中継機10の識別情報(例えば、接続中継機の識別子、Service Set Identifier、SSID)および認証情報(例えば、password)が獲得されると、保存部160は接続中継機10の識別情報および認証情報を保存することができる。
このような保存部160は、電源が遮断されてもプログラムまたはデータが失われない不揮発性メモリーを含むことができる。例えば、保存部160は大容量フラッシュメモリまたは半導体素子ドライブ(Solid State Drive、SSD)161等を含むことができる。
通信部170は外部装置と近い地域内で無線信号をやり取りすることができるローカル通信モジュール(local area communication module)171を含むことができる。
ローカル通信モジュール171は、無線信号を利用して移動端末機200および/または接続中継機10とデータを送受信することができる。換言すると、ローカル通信モジュール171は送信データを含む無線信号を移動端末機200および/または接続中継機10に送信し、受信データを含む無線信号を移動端末機200および/または接続中継機10から受信することができる。
このように無線で通信するローカル通信モジュール171は、自由空間に無線信号を送信したり自由空間から無線信号を受信するアンテナ、送信するデータを変調したり受信された無線信号を復調する変調器/復調器(modulator/demodulator)、送信するデータを符号化したり受信されたデータを復号する符号化器/復号化器(encoder/decoder)等を含むことができる。
また、データの通信対象と無線信号の通信対象とは互いに異なり得る。換言すると、無線信号が伝送される目標装置とデータが伝送される目標装置とは互いに異なり得る。
例えば、ローカル通信モジュール171は無線で接続中継機10に無線信号を送信することができる。この時、無線信号に含まれたデータは接続中継機10を通じてサーバー装置1まで伝送され得る。また、サーバー装置1から電子装置100に送信されるデータは接続中継機10で無線信号に変調され得、ローカル通信モジュール171は接続中継機10からデータが含まれた無線信号を受信することができる。
このようなローカル通信モジュール171は、Wi-Fi(Wi-FiTM、IEEE 802.11)、ブルートゥース(Bluetooth、IEEE 802.15.1)、ジグビー(Zigbee、IEEE 802.15.4)等の無線通信標準を利用して接続中継機10と無線信号をやり取りすることができる。
また、ローカル通信モジュール171は、接続中継機10に接続するために二つのモードで動作することができる。具体的には、ローカル通信モジュール171は外部装置(例えば、移動端末機)から接続中継機10の情報を獲得する第1モード、第1モードで獲得した接続中継機10の情報に基づいて接続中継機10に接続する第2モードで動作することができる。
第1モードと第2モードでのローカル通信モジュール171の動作は後述される。
また、図面には図示されていないが、通信部170は有線でデータを送受信できる有線通信モジュールを含むことができる。このような有線通信モジュールは、イーサネット(Ethernet、IEEE 802.3)、USB(Universal Serial Bus)等の有線通信標準を利用して移動端末機200および/または接続中継機10と通信することができる。
制御部110は、前述した入力部120、表示部130、感知部140、動作部150、保存部160および通信部170の動作を制御することができる。
例えば、制御部110は移動端末機200とデータをやり取りするために、接続中継機10と無線信号をやり取りするように通信部170を制御することができる。
また、制御部110は通信部170を通じて受信した制御命令にしたがってユーザーにサービスを提供するように、感知部140と動作部150を制御することができる。
このような制御部110は、電子装置100の動作を制御するための演算を遂行するプロセッサ111、プロセッサ111の演算動作に関連したプログラムおよびデータを保存/記憶するメモリー112を含むことができる。
プロセッサ111は、メモリー112に保存/記憶されたプログラムによりメモリー112に保存/記憶されたデータを読み込み、読み込んだデータに対して算術演算または論理演算を遂行することができる。また、プロセッサ111は算術演算または論理演算の結果をメモリー112に出力することができる。
メモリー112は電源の供給が中断されると記憶されたデータを喪失する揮発性メモリーを含むことができる。
揮発性メモリーは前述した保存部160からプログラムおよびデータを読み込み、読み込んだデータを一時記憶することができる。また、揮発性メモリーは記憶されたプログラムおよびデータをプロセッサ111に提供することができ、プロセッサ111から出力されたデータを記憶することができる。
このような揮発性メモリーは、Sラム(Static Random Access Memory、S-RAM)、Dラム(Dynamic Random Access Memory、D-RAM)などを含むことができる。
また、メモリー112は必要に応じて不揮発性メモリーを含むことができる。不揮発性メモリーは、電源の供給が中断されると記憶されたデータを保存することができる。メモリー112に含まれた不揮発性メモリーは、電子装置100に含まれた各種の構成を管理し初期化させるためのファームウェア(firmware)を保存することができる.このような不揮発性メモリーは、ロム(Read Only Memory)、イーピーロム(Erasable Programmable Read Only Memory:EPROM)、イーイーピーロム(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory:EEPROM)、フラッシュメモリなどを含むことができる。
プロセッサ111とメモリー112は機能的に区別されて説明されたが、プロセッサ111とメモリー112は必ずしも物理的に区別されるものではない。例えば、プロセッサ111とメモリー112は別途のチップで具現され得るだけでなく、一つのチップで具現されてもよい。
それだけでなく、制御部110、保存部160および通信部170が機能的に区別されて説明されたが、制御部110、保存部160および通信部170は必ずしも物理的に区別されるものではない。
例えば、制御部110、保存部160および通信部170のそれぞれが別途のチップで具現されてもよく、制御部110と保存部160が一つのチップで具現され、通信部170は別途のチップで具現されてもよい。また、制御部110と通信部170が一つのチップで具現され、保存部160は別途のチップで具現されてもよく、制御部110、保存部160および通信部170が統合された一つのチップで具現されてもよい。
図3および図4は、一実施例による電子装置に含まれた通信パートの動作モードを図示する。
前述したように、電子装置100は第1モードと第2モードで動作することができる。
第1モードで、電子装置100は移動端末機200等の外部装置から接続中継機10の情報を獲得することができる。
電子装置100が特定の接続中継機10に接続するために、接続中継機10の識別情報および認証情報が要求される。しかし、電子装置100はユーザーから接続中継機10の識別情報および認証情報の入力を受けるための入力手段を含んでいないこともある。換言すると、電子装置100に含まれたボタンモジュール121は、ユーザーからあらかじめ定められた制御命令の入力を受けることができるだけであり、ユーザーから文字、数字または記号などの入力を受けることは困難であり得る。
このような理由で、電子装置100は第1モードで通信を通じて移動端末機200等の外部装置から接続中継機10の識別情報および認証情報を受信することができる。
また、移動端末機200等の外部装置から接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得するために、電子装置100は外部装置に自分の存在を知らせることができる。
具体的には、第1モードで電子装置100は通信部170を通じて広告信号を放送することができる。換言すると、第1モードで通信部170は不特定対象に一方的に広告信号を送出することができる。この時、広告信号は電子装置100を識別できる電子装置100の識別情報を含むことができる。
このような広告信号は外部装置によって受信されないか受信され得る。換言すると、広告信号を受信する装置が特定されていないので、広告信号を受信する装置が存在することもあれば、存在しないこともある。
広告信号を受信した外部装置は、必要に応じて電子装置100に通信を要請する通信要請を伝送することができる。また、外部装置の通信要請を受信した電子装置100は外部装置の通信要請を受諾することができ、以後電子装置100と外部装置との間の通信が確立され得る。
例えば、ローカル通信モジュール171がWi-Fi通信標準に沿って通信する場合、ローカル通信モジュール171は2.4GHz(Giga Hertz)の周波数帯域または5GHzの周波数帯域で通信することができ、第1モードはAPモード(Access Point Mode)を意味する。APモードの通信モジュール171は、図3に図示されたように、2.4GHzの周波数帯域または5GHzの周波数帯域で広告信号を放送することができる。この時、広告信号は電子装置100のサブシステム識別子を含むことができる。
万一、移動端末機200が電子装置100の広告信号を受信した場合、移動端末機200は電子装置100に通信要請を伝送することができ、電子装置100は移動端末機200の通信要請に対して応答することができる。
以後、電子装置100は移動端末機200に対して認証を要請することができ、電子装置100の認証要請に応答して移動端末機200は認証情報を電子装置100に伝送することができる。
移動端末機200が認証されると、電子装置100と移動端末機200との間にはWi-Fi通信標準に沿って通信が確立される。
このように、電子装置100と移動端末機200との間の通信が確立された後、電子装置100は移動端末機200から接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得することができる。
第2モードで、電子装置100は接続中継機10に接続することができる。具体的には、電子装置100は第1モードで獲得した接続中継機10の識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
また、接続中継機10に接続するために、電子装置100は接続中継機10を検索することができる。
具体的には、第2モードで電子装置100は外部装置から放送された広告信号を通信部170を通じて検索することができる。換言すると、第2モードで通信部170は不特定通信対象に対して送出された広告信号を受信することができる。
広告信号を受信した電子装置100は、広告信号を放送した外部装置に対して通信を要請する通信要請を伝送することができる。また、電子装置100の通信要請を受信した外部装置が通信要請を受諾した場合、電子装置100と外部装置との間の通信が確立され得る。
例えば、ローカル通信モジュール171がWi-Fi通信標準を利用して通信する場合、第2モードはSTAモード(station mode)を意味する。STAモードで電子装置100は、図4に図示されたように、接続中継機10から放送された広告信号を受信することができる。この時、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
広告信号を受信した電子装置100は広告信号に含まれた接続中継機10のサブシステム識別子と第1モードで獲得した識別情報とを比較することができる。また、広告信号に含まれた接続中継機10の識別子と第1モードで獲得した識別情報とが一致すると、広告信号を放送した接続中継機10に通信要請を伝送することができる。また、接続中継機10は電子装置100の通信要請に対して応答することができる。
以後、接続中継機10は電子装置100に対して認証を要請することができ、接続中継機10の認証要請に応答して電子装置100は、第1モードで獲得した認証情報を接続中継機10に伝送することができる。
電子装置100が認証されると、電子装置100と接続中継機10との間にはWi-Fi通信標準に沿って通信が確立される。
このように、電子装置100は移動端末機200から獲得した識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
第1モードで電子装置100は、移動端末機200から接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得するために広告信号を送出することができる。また、第2モードで電子装置100は接続中継機10の広告信号を検索し、接続中継機10の識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。このように、第1モードでの電子装置100は情報を提供するサーバーのように動作することができ、第2モードで電子装置100はサーバーに接続するクライアントのように動作することができる。
また、電子装置100は第1モードと第2モードのうちいずれか一つのモードで動作することができる。具体的には、ユーザーの制御命令またはあらかじめ定められた条件が満足されると、電子装置100は第1モードから第2モードに切り換えたり、第2モードから第1モードに切り換えることができる。
それだけでなく、電子装置100は同時に第1モードと第2モードで動作することができる。例えば、時間を一定の間隔で分割し、分割した時間にしたがって電子装置100は第1モードと第2モードに交互に動作することができる。換言すると、電子装置100は時間を第1時間間隔と第2時間間隔に分割し、第1時間間隔の間に第1モードで動作し、第2時間間隔の間に第2モードで動作することができる。
下記では、電子装置100の第1モードと第2モードの間のモード切り換えを説明する。
図5aは、一実施例による電子装置の動作を図示する。図5aを参照して電子装置100の動作(1000)を説明する。
電子装置100に電源が供給される(1010)。
電子装置100に電源が供給されることは、電子装置100のプラグが常用電源が供給されるソケットに挿入されること(以下「プラグ-イン」という)またはプラグ-イン状態でユーザーの電源の供給命令(例えば、ユーザーが電源ボタンを押す。)が入力されることを含み得る。換言すると、プラグ-インによって電子装置100に電源が供給されるか、プラグ-イン状態でユーザーが電源ボタンを押すと電子装置100に電源が供給され得る。
以後、電子装置100は接続中継機10に接続可能であるかを判断する(1020)。
前述したように、電子装置100は接続中継機10を通じて広域ネットワークWANに接続し、サーバー装置1とデータをやり取りすることができる。このように、サーバー装置1とのデータ送受信のために、電子装置100は接続中継機10に接続する必要がある。
この時、電子装置100が接続中継機10に接続するためには、接続中継機10の識別情報および認証情報が要求される。
電子装置100は、保存部160に接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されているか否かに基づいて接続中継機10に接続可能であるかを判断することができる。
例えば、保存部160に接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されていると、電子装置100は接続中継機10に接続可能であるものと判断することができる。
その反面、保存部160に接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されていないと、電子装置100は接続中継機10に接続できないものと判断することができる。
接続中継機10に接続可能であれば(1020の「はい」)、電子装置100は第2モードで動作する(1060)。
接続中継機10に接続可能であれば、電子装置100は接続する接続中継機10を検索するために第2モードで動作することができる。第2モードで電子装置100は、接続中継機10から放送される広告信号を検索することができる。例えば、STAモードで電子装置100は、接続中継機10から送出される広告信号を検索することができる。
また、広告信号が発見されると、電子装置100は保存部160に保存された識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。例えば、広告信号が発見されると、電子装置100は広告信号に含まれた識別子と保存部160に保存された識別情報とを比較し、比較結果にしたがって接続中継機10に通信要請を伝送することができる。
以後、接続中継機10の認証要請に応答して電子装置100は保存部160に保存された認証情報を接続中継機10に伝送することができ、認証が完了すると電子装置100は接続中継機10に接続される。
接続中継機10に接続が可能でなければ(1020の「いいえ」)、電子装置100は第1モードで動作する(1030)。
保存部160に接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されていないと、電子装置100は接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得するために移動端末機200と直接通信することができる。
移動端末機200と直接通信するために、電子装置100は電子装置100と関連した情報が含まれた広告信号を送出することができる。換言すると、電子装置100は不特定対象に一方的に広告信号を送出することができる。
例えば、Wi-Fi通信標準に沿って電子装置100はAPモードで動作することができ、APモードで広告信号を放送することができる。この時、広告信号は電子装置100のサブシステム識別子を含むことができる。
以後、電子装置100は接続中継機10の情報を獲得したかを判断する(1040)。
移動端末機200が電子装置100の広告信号を受信すると、移動端末機200は電子装置100に通信を要請する通信要請を伝送することができる。また、電子装置100は移動端末機200の外部装置の通信要請を受諾すると、電子装置100と外部装置との間の通信が確立され得る。
電子装置100と移動端末機200との間の通信が確立された後、電子装置100は移動端末機200から接続中継機10の識別情報および認証情報を受信することができる。
その反面、電子装置100の広告信号を受信する移動端末機200がないか、移動端末機200が接続中継機10の識別情報および認証情報を保存しないと、電子装置100は接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得することができないこともある。
接続中継機10の情報が獲得されると(1040の「はい」)、電子装置100は第1モードから第2モードに切り換える(1060)。
接続中継機10の識別情報および認証情報が獲得されると、電子装置100は接続する接続中継機10と通信するために、第2モードに切り換えることができる。第2モードで電子装置100は接続中継機10から放送される広告信号を検索することができる。例えば、STAモードで電子装置100は接続中継機10から送出される広告信号を検索することができる。
また、広告信号が発見されると、電子装置100は移動端末機200から獲得した識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。例えば、広告信号が発見されると、電子装置100は広告信号に含まれた識別子と移動端末機200から獲得した識別情報とを比較し、比較結果にしたがって接続中継機10に通信要請を伝送することができる。
以後、接続中継機10の認証要請に応答して電子装置100は移動端末機200から獲得した認証情報を接続中継機10に伝送することができ、認証が完了すると電子装置100は接続中継機10に接続される。
接続中継機10の情報が獲得されないと(1040の「いいえ」)、電子装置100は接続中継機10の情報獲得を待機した待機時間があらかじめ定められた基準時間よりも大きいかを判断する(1050)。
待機時間が基準時間より大きくないと(1050の「いいえ」)、電子装置100は第1モードでの動作を継続する。換言すると、電子装置100は広告信号を放送することを継続する。
待機時間が基準時間より大きいと(1050の「はい」)、電子装置100は第2モードに切り換える(1060)。
基準時間を超過して移動端末機200が電子装置100に接続されないと、ユーザーが通信を利用した電子装置100のサービスを所望していないと予想することができる。
したがって、電子装置100は接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得するために第1モードを終了し、第2モードに切り換えることができる。
この時、電子装置100は接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得できなかったので、第2モードで電子装置100は接続中継機10に接続することができないこともある。
このように、移動端末機200から接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得するために、プラグ-インされるか、電源の供給命令が入力されると電子装置100は第1モードで広告信号を出力することができる。また、接続中継機10に接続するために、電子装置100は第2モードに切り換えることができる。
また、あらかじめ定められた時間内に接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得することができないと、電子装置100は第2モードに切り換えることができる。
図5bは、一実施例による電子装置の動作を図示する。図5bを参照して電子装置100の動作(1800)を説明する。
電子装置100はプラグ-インされる(1810)。
ここで、プラグ-インは、電子装置100のプラグが常用電源が供給されるソケットに挿入されることを意味する。また、プラグ-インによって電子装置100に電源が供給され得る。
プラグ-インされると、電子装置100は第1モードで動作する(1820)。
電子装置100は、接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得するために移動端末機200と直接通信することができる。移動端末機200と直接通信するために、電子装置100は電子装置100と関連した情報が含まれた広告信号を送出することができる。換言すると、電子装置100は不特定対象に一方的に広告信号を送出することができる。
例えば、Wi-Fi通信標準に沿って電子装置100はAPモードで動作することができ、APモードで広告信号を放送することができる。この時、広告信号は電子装置100のサブシステム識別子を含むことができる。
以後、電子装置100は接続中継機10の情報を獲得したかを判断する(1830)。
移動端末機200が電子装置100の広告信号を受信すると、移動端末機200は電子装置100に通信を要請する通信要請を伝送することができる。また、電子装置100は移動端末機200の外部装置の通信要請を受諾すると、電子装置100と外部装置との間の通信が確立され得る。
以後、電子装置100は移動端末機200から接続中継機10の識別情報および認証情報を受信することができる。
その反面、電子装置100の広告信号を受信する移動端末機200がないか、移動端末機200が接続中継機10の識別情報および認証情報を保存しないと、電子装置100は接続中継機10の識別情報および認証情報を受信することができないこともある。
接続中継機10の情報が獲得されると(1230の「はい」)、電子装置100は第1モードから第2モードに切り換える(1840)。
接続中継機10の識別情報および認証情報が獲得されると、電子装置100は接続する接続中継機10と通信するために第2モードに切り換えることができる。第2モードで電子装置100は、接続中継機10から放送される広告信号を検索することができる。例えば、STAモードで電子装置100は、接続中継機10から送出される広告信号を検索することができる。
また、広告信号が発見されると、電子装置100は移動端末機200から獲得した識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。例えば、広告信号が発見されると、電子装置100は広告信号に含まれた識別子と移動端末機200から獲得した識別情報とを比較し、比較結果にしたがって接続中継機10に通信要請を伝送することができる。
接続中継機10の情報が獲得されないと(1230の「いいえ」)、電子装置100は第1モードでの動作を継続する。換言すると、電子装置100は広告信号を放送することを継続する。
このように、プラグ-インされた電子装置100は接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得するまで第1モードで広告信号を出力することができる。
以上では、電子装置の構成および動作を説明した。
以下では、移動端末機の構成および動作を説明する。
図6は、一実施例による移動端末機の構成を図示する。
図6に図示されたように、移動端末機200は、ユーザーインタフェース220、感知部230、音響部240、映像部250、保存部260、通信部270および制御部210を含むことができる。
ユーザーインタフェース220はユーザーと相互作用することができる。例えば、ユーザーインタフェース220はユーザーからユーザー入力を受けて、入力されたユーザー入力による情報を表示することができる。
また、ユーザーインタフェース220は、ユーザーからあらかじめ定められたユーザー入力を受信するボタンモジュール221、ユーザーのタッチ入力を受信し、受信したタッチ入力に対応する情報を表示するタッチスクリーンモジュール222を含むことができる。
タッチスクリーンモジュール222はユーザーからタッチ入力を受信し、受信したタッチ入力に対応する映像を表示することができる。
タッチスクリーンモジュール222は、ユーザーのタッチ入力を受信するために抵抗膜(resistive)タッチパネル、静電容量(capacitive)タッチパネルなどを含むことができ、情報を視覚的に表示するために液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)パネル、発光ダイオード(Light Emitting Diode)パネルなどを含むことができる。
感知部230は、移動端末機200の外部環境または移動端末機200の内部状態などを感知することができる。
音響部240は、音響信号を受信するマイク241および音響信号を出力するスピーカー242を含むことができる。
映像部250は移動端末機200の前方または後方の映像を獲得するカメラ251を含むことができる。カメラ251は光学信号を電気的信号(映像データ)に変換できる映像センサーを含むことができる。
保存部260は、移動端末機200の動作を制御するための制御プログラムおよび制御データおよびユーザー入力により多様な機能を遂行する多様なアプリケーションプログラムおよびアプリケーションデータを保存することができる。
例えば、保存部260は移動端末機200によって管理/制御される電子装置100に関する情報を保存することができる。
このような保存部260は、電源が遮断されてもプログラムまたはデータが失われない不揮発性メモリーを含むことができる。例えば、保存部260は大容量フラッシュメモリまたは半導体素子ドライブ261等を含むことができる。
通信部270は外部装置とローカルで通信できるローカル通信モジュール271、空間に制約を受けずにどこでも外部装置と通信できる移動通信モジュール272を含むことができる。
ローカル通信モジュール271は無線信号を利用して電子装置100および/または接続中継機10とデータを送受信することができる。換言すると、ローカル通信モジュール271は送信データを含む無線信号を電子装置100および/または接続中継機10に送信し、受信データを含む無線信号を電子装置100および/または接続中継機10から受信することができる。
このように無線で信号を送受信するローカル通信モジュール271は、自由空間に無線信号を送信したり自由空間から無線信号を受信するアンテナ、送信するデータを変調したり受信した無線信号を復調する変調器/復調器などを含むことができる。
また、データの通信対象と無線信号の通信対象とは互いに異なり得る。
換言すると、無線信号が伝送される目標装置とデータが伝送される目標装置とは互いに異なり得る。
例えば、ローカル通信モジュール271は無線で接続中継機10に無線信号を送信することができる。この時、無線信号に含まれたデータは、接続中継機10を通じてサーバー装置1まで伝送され得る。また、サーバー装置1から移動端末機200に送信されるデータは接続中継機10で無線信号に変調され得、ローカル通信モジュール271は接続中継機10からデータが含まれた無線信号を受信することができる。
このようなローカル通信モジュール271は、Wi-Fi、ブルートゥース、ジグビーなどの無線通信標準を利用して接続中継機10に無線信号を伝送し、接続中継機10から無線信号を受信することができる。
移動通信モジュール272は無線信号を利用して基地局(ST、図1参照)とデータを送受信することができる。換言すると、移動通信モジュール272は送信データを含む無線信号を基地局(ST、図1参照)に送信し、受信データを含む無線信号を基地局(ST、図1参照)から受信することができる。
また、基地局(ST、図1参照)は無線通信サービス提供地域内に均一に分布するため、無線通信サービス提供地域内では移動通信モジュール272と基地局(ST、図1参照)との間の通信が断絶されない。
このように無線で通信する移動通信モジュール272は、自由空間に無線信号を送信したり自由空間から無線信号を受信するアンテナ、送信するデータを変調したり受信した無線信号を復調する変調器/復調器、送信するデータを符号化したり受信したデータを復号する符号化器/復号化器(encoder/decoder)等を含むことができる。
また、データの通信対象と無線信号の通信対象とは互いに異なり得る。
換言すると、無線信号が伝送される目標装置とデータが伝送される目標装置とは互いに異なり得る。
例えば、移動通信モジュール272は無線で基地局(ST、図1参照)に無線信号を送信することができる。この時、無線信号に含まれたデータは基地局(ST、図1参照)を通じてサーバー装置1まで伝送され得る。また、サーバー装置1から移動端末機200に送信されるデータは基地局(ST、図1参照)で無線信号に変調され得、移動通信モジュール272は基地局(ST、図1参照)からデータが含まれた無線信号を受信することができる。
このような移動通信モジュール272は時間分割多重接続(Time Division Multiple Access:TDMA)、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access:CDMA)、広帯域符号分割多重接続(Wide Code Division Multiple Access:WCDMA(登録商標)、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)、ワイヤレスブロードバンド(Wireless Broadband:Wibro)、ワイマックス(World Interoperability for Microwave Access:WiMAX)、LTE(Long Term Evolution:LTE)、ワイヤレスブロードバンドエボリューション(Wireless Broadband Evolution)等の通信標準を利用して基地局(ST、図1参照)と無線信号をやり取りすることができる。
制御部210は、前述したユーザーインタフェース220、感知部230、音響部240、映像部250、保存部260および通信部270の動作を制御することができる。
例えば、制御部210は電子装置100とデータをやり取りするために、接続中継機10と無線信号をやり取りするように通信部270を制御したり、基地局(ST、図1参照)と無線信号をやり取りするように通信部270を制御することができる。
このような制御部210は、移動端末機200の動作を制御するための演算を遂行するプロセッサ211、プロセッサ211の演算動作に関連したプログラムおよびデータを保存/記憶するメモリー212を含むことができる。
プロセッサ211はメモリー212に保存/記憶されたプログラムによりメモリー212に保存/記憶されたデータを読み込み、読み込んだデータに対して算術演算または論理演算を遂行することができる。また、プロセッサ211は算術演算または論理演算の結果をメモリー212に出力することができる。
メモリー212は電源の供給が中断されると記憶されたデータを喪失する揮発性メモリーを含むことができる。
揮発性メモリーは、前述した保存部260からプログラムおよびデータを読み込み、読み込んだデータを一時記憶することができる。また、揮発性メモリーは記憶されたプログラムおよびデータをプロセッサ211に提供することができ、プロセッサ211から出力されたデータを記憶することができる。
このような揮発性メモリーは、Sラム、Dラムなどを含むことができる。
また、メモリー212は必要に応じて不揮発性メモリーを含むことができる。不揮発性メモリーは電源の供給が中断されると記憶されたデータを保存することができる。
メモリー212に含まれた不揮発性メモリーは、移動端末機200に含まれた各種の構成を管理して初期化させるためのファームウェア(firmware)を保存することができる。
このような不揮発性メモリーは、ロム、イーピーロム、イーイーピーロム、フラッシュメモリなどを含むことができる。
プロセッサ211とメモリー212は機能的に区別されて説明されたが、プロセッサ211とメモリー212は必ずしも物理的に区別されるものではない。例えば、プロセッサ211とメモリー212は別途のチップで具現されてもよく、一つのチップで具現されてもよい。
それだけでなく、制御部210、保存部260および通信部270が機能的に区別されて説明されたが、制御部210、保存部260および通信部270は必ずしも物質的に区別されなくてもよい。
例えば、制御部210、保存部260および通信部270のそれぞれが別途のチップで具現されてもよく、制御部210と保存部260が一つのチップで具現され、通信部270は別途のチップで具現されてもよい。また、制御部210と通信部270が一つのチップで具現され、保存部260は別途のチップで具現されたり、制御部210、保存部260および通信部270が統合された一つのチップで具現されてもよい。
図7は、一実施例による移動端末機の動作を図示する。図7を参照して移動端末機200の動作(1100)を説明する。
まず、移動端末機200は電子装置100を検索する(1110)。
具体的には、移動端末機200は電子装置100から放送される広告信号を検索することができる。
前述したように、移動端末機200から接続中継機10の情報を獲得するために、電子装置100は第1モードで広告信号を放送することができる。この時、移動端末機200は電子装置100に接続中継機10の情報を提供するために、電子装置100の広告信号を検索することができる。
移動端末機200はローカル通信モジュール271を通じて無線信号を受信し、受信した無線信号を復調および復号化して無線信号に含まれたデータを復元することができる。以後、移動端末機200は復元されたデータに基づいて電子装置100から放送された広告信号であるかを判断することができる。
以後、移動端末機200は電子装置100が発見されたかを判断する(1120)。
移動端末機200はローカル通信モジュール271を通じて受信した無線信号を受信し、受信した無線信号が電子装置100の広告信号であるかを判断することができる。具体的には、移動端末機200は保存部260に保存された電子装置100の識別情報とローカル通信モジュール271を通じて受信した広告信号に含まれた識別情報とを比較し、二つの情報が一致すると移動端末機200は電子装置100を発見したと判断することができる。
電子装置100が発見されると、(1120の「はい」)、移動端末機200は電子装置100を選択する(1130)。
一つの電子装置100が発見されると、移動端末機200は発見された電子装置100を選択し、複数の電子装置が発見されると、移動端末機200は広告信号の強度またはユーザーの選択により少なくとも一つの電子装置100を選択することができる。
移動端末機200が複数の電子装置うち少なくとも一つの電子装置100を選択する方法は後述される。
以後、移動端末機200は接続中継機10の情報を獲得する(1140)。
具体的には、移動端末機200はユーザーインタフェース220にユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を入力できる画面を表示し、ユーザーの入力によりユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得することができる。または移動端末機200に接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されている場合(既に識別情報および認証情報を入力して接続中継機に接続していた場合)、移動端末機200は保存部260から自動で接続中継機10の識別情報と認証情報をローディングすることができ、ユーザーインタフェース220には接続中継機10の識別情報と認証情報が自動で表示され得、ユーザーがこれを確認/修正することができる。
また、移動端末機200は、接続中継機10の識別情報および認証情報を確認するために接続中継機10に接続することができる。
以後、移動端末機200は電子装置100に接続する(1150)。
移動端末機200は電子装置100に通信要請を伝送し、電子装置100が接続を受諾すると、移動端末機200と電子装置100との間の通信が確立される。
以後、移動端末機200は電子装置100に接続中継機10の情報を伝送する(1160)。
移動端末機200は、先に獲得した接続中継機10の識別情報と認証情報をローカル通信モジュール271を通じて電子装置100に送信することができる。
以後、移動端末機200は接続中継機10に接続する(1170)。
具体的には、移動端末機200は電子装置100との通信を終了し、接続中継機10を検索することができる。換言すると、移動端末機200は接続中継機10から放送される広告信号を検索することができる。
接続中継機10は外部装置に自分の存在を知らせるために広告信号を放送する。したがって、移動端末機200は接続中継機10から放送される広告信号を検索することができる。
移動端末機200はローカル通信モジュール271を通じて無線信号を受信し、受信した無線信号を復調および復号化して無線信号に含まれたデータを復元することができる。以後、移動端末機200は復元されたデータに基づいて接続中継機10から放送された広告信号であるかを判断するすることができる。
具体的には、移動端末機200は、あらかじめ保存部260に保存された接続中継機10の識別情報とローカル通信モジュール271を通じて受信した広告信号に含まれた情報とを比較し、二つの情報が一致すると移動端末機200は接続中継機10を発見したと判断することができる。
接続中継機10が発見されると、移動端末機200は接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10が接続を受諾すると移動端末機200と接続中継機10との間の通信が確立される。
また、電子装置100の広告信号が発見されない場合(1120の「いいえ」)、移動端末機200は接続中継機10に接続する(1170)。
以後、移動端末機200は接続中継機10を通じて電子装置100と通信する(1180)。
前述した電子装置100の動作(1000、図5)で説明された通り、接続中継機10の識別情報と認証情報を獲得した電子装置100は、接続中継機10に接続することができる。
移動端末機200は接続中継機10に接続された電子装置100を検索し、電子装置100との通信を試みることができる。
例えば、移動端末機200は接続中継機10に接続された装置の検索を要請することができる。移動端末機200の要請により接続中継機10は接続された装置を検索し、検索結果を移動端末機200に伝送することができる。移動端末機10は接続中継機10の検索結果に基づいて電子装置100を検索することができ、電子装置100が発見されると、接続中継機10を通じて電子装置100に通信を要請することができる。
他の例として、接続中継機10に接続した電子装置100は。接続中継機10を通じて広告信号を接続中継機10に接続した装置に伝送することができる。電子装置100の広告信号を受信した移動端末機200は。接続中継機10を通じて電子装置100に通信を要請することができる。
接続中継機10を通じての電子装置100との通信が確立された後、移動端末機200は接続中継機10を通じて電子装置100と多様な情報をやり取りすることができる。
このように、移動端末機200は電子装置100との直接通信を通じて電子装置100に接続中継機10の識別情報および認証情報を提供することができ、接続中継機10を通じて電子装置100と通信することができる。
前述した説明では、移動端末機200が一つの電子装置100を発見することが仮定されたが、移動端末機200は複数の電子装置100を発見することができる。
図8~図11は、一実施例による移動端末機が複数の電子装置うち少なくとも一つを選択する一例を図示した図面である。また、図12は、一実施例による移動端末機が複数の電子装置に接続中継機の情報を放送する一例を図示した図面である。
電子装置100の広告信号が発見されると、移動端末機200はユーザーまたは保存部260から接続中継機10の情報を獲得し、電子装置100に接続中継機10の情報を伝送することができる。
この時、複数の電子装置100-1、100-2、100-3が同時に広告信号を放送することができる。
例えば、図8に図示されたように、洗濯機100-1が第1広告信号を放送し、冷蔵庫100-2が第2広告信号を放送し、空気調和機100-3が第3広告信号を放送する場合、移動端末機200は第1、第2および第3広告信号をいずれも受信することができる。
このように、複数のビーコンフレームが受信されると、移動端末機200は多様な方法で複数の電子装置100-1、100-2、100-3のうち少なくとも一つの電子装置100を選択し、選択された電子装置100に接続中継機10の識別情報と認証情報を送信することができる。
例えば、移動端末機200は、受信した複数のビーコンフレームのうち信号の強度が最も大きいビーコンフレームを放送した電子装置100に接続し、接続された電子装置100に接続中継機10の識別情報と認証情報を送信することができる。
具体的には、複数のビーコンフレームが受信されると、移動端末機200は複数のビーコンフレームの強度を測定し、最も強度の強い広告信号を伝送した電子装置を選択することができる。例えば、第3ビーコンフレームの強度が最も強い場合、移動端末機200は空気調和機100-3を選択することができる。
以後、移動端末機200は図9に図示されたように、選択された電子装置100-3の発見を知らせるメッセージ222aaおよび接続中継機10の識別情報と認証情報を入力する入力領域222abを含む第1通知画面222aをタッチスクリーンモジュール222に表示することができる。
ユーザーによって入力領域222abに接続中継機10の識別情報と認証情報が入力されると、移動端末機200は選択された電子装置100-3に通信要請を伝送することができる。また、移動端末機200に識別情報と認証情報が保存された場合、入力領域222abには接続中継機10の識別情報と認証情報が自動で入力され得る。
以後、選択された電子装置100-3との通信が確立されると、移動端末機200は選択された電子装置100-3に接続中継機10の識別情報と認証情報を伝送することができる。
他の例として、移動端末機200は、ユーザーから複数の電子装置100-1、100-2、100-3のうち少なくとも一つが選択され、ユーザーによって選択された電子装置100に接続して接続中継機10の識別情報と認証情報を送信することができる。
具体的には、移動端末機200は複数の受信したビーコンフレームを介して複数の電子装置100-1、100-2、100-3をそれぞれ識別することができる。
以後、移動端末機200は図10に図示されたように、接続する電子装置の選択を要請するメッセージ222baと電子装置100-1、100-2、100-3を選択するための選択領域222bbを含む第2通知画面221bをタッチスクリーンモジュール221に表示することができる。
ユーザーが複数の電子装置100-1、100-2、100-3のうちいずれか一つを選択すると、移動端末機200は図9に図示されたように、接続中継機10の識別情報と認証情報を入力する入力領域222abを含む第1通知画面222aをタッチスクリーンモジュール221に表示することができる。
ユーザーによって入力領域222abに接続中継機10の識別情報と認証情報が入力されると、移動端末機200は選択された電子装置100に通信要請を伝送することができる。以後、選択された電子装置100との通信が確立されると、移動端末機200は空気調和機100-3に
また、ユーザーは、複数の電子装置100-1、100-2、100-3のうち2以上の電子装置を選択することができる。2以上の電子装置が選択されると、移動端末機200はユーザーから接続中継機10の識別情報と認証情報の入力を受けて、選択された2以上の電子装置に順次接続中継機10の識別情報と認証情報を伝送することができる。
さらに他の例として、移動端末機200は受信した複数のビーコンフレームのうち信号の強度が最も大きいビーコンフレームを放送した電子装置100を仮選択し、ユーザーが電子装置100を最終的に選択することができるようにすることができる。
具体的には、複数のビーコンフレームが受信されると、移動端末機200は複数のビーコンフレームの強度を測定し、最も強度の強いビーコンフレームを伝送した電子装置を選択することができる。例えば、第3ビーコンフレームの強度が最も強い場合、移動端末機200は空気調和機100-3を仮選択することができる。
以後、移動端末機200は図11に図示されたように、選択された電子装置100-3の発見を知らせるメッセージ222ca、接続中継機10の識別情報と認証情報を入力する入力領域222cbおよび他の電子装置100-1、100-2、100-3を選択できる選択領域222ccを含む第3通知画面221cをタッチスクリーンモジュール221に表示することができる。
ユーザーによって入力領域222cbに接続中継機10の識別情報と認証情報が入力されると、移動端末機200は選択された電子装置100-3に通信要請を送信し、空気調和機100-3との通信が確立されると接続中継機10の識別情報と認証情報を伝送することができる。
その反面、ユーザーによって選択領域222ccが選択されると、移動端末機200は図10に図示されたように、電子装置100-1、100-2、100-3を選択するための選択領域222bbを含む第2通知画面222bをタッチスクリーンモジュール222に表示することができる。
ユーザーが複数の電子装置100-1、100-2、100-3のうち少なくとも一つを選択すると、移動端末機200は図11に図示されたように、接続中継機10の識別情報と認証情報を入力する入力領域222cbを含む第3通知画面221cをタッチスクリーンモジュール221に再び表示することができる。
以後、ユーザーによって入力領域222cbに接続中継機10の識別情報と認証情報が入力されると、移動端末機200はユーザーによって選択された電子装置に通信要請を伝送することができる。以後、選択された電子装置100-2との通信が確立されると、接続中継機10の識別情報と認証情報を伝送することができる。
さらに他の例として、複数の電子装置100-1、100-2、100-3のビーコンフレームが検索されると、移動端末機200は図12に図示されたように、接続中継機の識別情報と認証情報をブロードキャスト(broadcast)方式で複数の電子装置100-1、100-2、100-3に伝送することができる。この時、識別情報と認証情報はユーザーによってあらかじめ入力されるか、移動端末機200に保存された認証情報を自動入力させることができる。
以上で説明された通り、複数の電子装置100-1、100-2、100-3の広告信号が検索された場合、移動端末機200は強度が最も強い広告信号を放送した電子装置100と通信するか、ユーザーによって選択された電子装置100と通信することができる。また、移動端末機200は複数の電子装置100-1、100-2、100-3のいずれにも情報を放送することができる。
以上では、電子装置および移動端末機のそれぞれの構成および動作を個別的に説明した。
以下では、電子装置および移動端末機の連結動作を説明する。
図13は一実施例によるホームネットワークシステムの通信方法の一例を図示し、図14は図13に図示された通信方法により電子装置が接続中継機の情報を獲得することを図示する。
図13および図14を参照して電子装置100および第1移動端末機200aの通信方法(2000)を説明する。
第1移動端末機200aの動作とは独立して、電子装置100の広告信号が放送される(2005)。
ユーザーから電源の供給命令が入力されると、電子装置100は第1モードで動作することができる。また、第1モードで電子装置100は、広告信号を放送することができ、広告信号は電子装置100に関する情報を含む。例えば、Wi-Fi通信標準に沿って電子装置100はAPモードで動作することができ、APモードで広告信号を放送することができる。この時、広告信号は電子装置100のサブシステム識別子を含むことができる。
電子装置100の動作とは独立して、第1移動端末機200aはサーバー装置1にログインする(2010)。
特定の条件が満足されると、第1移動端末機200aはサーバー装置1に接続することができる。例えば、ユーザーが第1移動端末機200aの電源をオンさせるかユーザーが特定のアプリケーションを実行させると、第1移動端末機200aはサーバー装置1に接続することができる。
サーバー装置1に接続した後、第1移動端末機200aはサーバー装置1にログインすることができる。例えば、第1移動端末機200aはサーバー装置1にユーザーのアカウント情報および認証情報を送信し、サーバー装置1のサービスの提供を受けるための接続権限(access token)を獲得することができる。
サーバー装置1にログインした後、第1移動端末機200aはサーバー装置1と多様な情報をやり取りすることができる。例えば、第1移動端末機200aはサーバー装置1に登録された電子装置100の情報を要請し、サーバー装置1から電子装置100の汎用固有識別子(Universal Unique Identifiers、UUID)、名称(name)等を受信することができる。また、第1移動端末機200aはサーバー装置1にユーザーのアカウント情報を要請し、サーバー装置1からユーザーのアカウント情報(例えば、account id.)を受信することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100を検索する(2020)。
第1移動端末機200aは第1モードの電子装置100から放送される広告信号を検索することができる。具体的には、第1移動端末機200aはローカル通信モジュール271を通じて無線信号を受信し、受信した無線信号が電子装置100から送信された広告信号であるかを判断することができる。
第1モードの電子装置100は広告信号を放送しているので、第1移動端末機200aは電子装置100から放送される広告信号を受信することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100を選択する(2030)。
一つの電子装置100が発見されると、第1移動端末機200aは発見された電子装置100を選択し、複数の電子装置が発見されると、第1移動端末機200aは広告信号の強度またはユーザーの選択により少なくとも一つの電子装置100を選択することができる。
以後、第1移動端末機200aは接続中継機10の情報を獲得する(2040)。
具体的には、第1移動端末機200aは、ユーザーインタフェース220にユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を入力できる画面を表示し、ユーザーの入力によりユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得することができる。または第1移動端末機200aに接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されている場合(既に識別情報および認証情報を入力して接続中継機に接続していた場合)、第1移動端末機200aは保存部260から自動で接続中継機10の識別情報と認証情報をローディングすることができ、ユーザーインタフェース220には接続中継機10の識別情報と認証情報が自動で表示され得、ユーザーがこれを確認/修正することができる。
また、第1移動端末機200aは接続中継機10の識別情報および認証情報を確認するために接続中継機10に接続することができる。
以後、第1移動端末機200aと電子装置100との間のローカル通信が確立される(2050)。
第1移動端末機200aは電子装置100の広告信号に基づいて電子装置100に通信要請を伝送することができる。また、電子装置100は第1移動端末機200aの通信要請に対して応答することができる。この時、電子装置100が第1移動端末機200aの通信要請を受諾すると、電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が確立される。
以後、接続中継機10の情報が第1移動端末機200aから電子装置100に伝送される(2060)。
第1移動端末機200aはユーザーから獲得した接続中継機10の識別情報と認証情報を電子装置100に送信することができる。
例えば、図14に図示されたように、第1移動端末機200aはローカル通信モジュール271を利用して電子装置100に接続中継機10の識別情報と認証情報を伝送することができ、電子装置100はローカル通信モジュール171を利用して第1移動端末機200aから接続中継機10の識別情報と認証情報を受信することができる。
以後、第1移動端末機200aの情報が第1移動端末機200aから電子装置100に伝送される(2070)。
電子装置100は第1移動端末機200aに第1移動端末機200aの情報を要請することができ、電子装置100の要請に応答して第1移動端末機200aは第1移動端末機200aの汎用固有識別子、名称などを伝送することができる。
以後、電子装置100の情報が電子装置100から第1移動端末機200aに伝送される(2080)。
第1移動端末機200aは電子装置100に電子装置100の情報を要請することができ、第1移動端末機200aの要請に応答して電子装置100は電子装置100の汎用固有識別子、名称などを伝送することができる。
以後、電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が終了する(2090)。
接続中継機10の識別情報と認証情報を獲得した電子装置100は、接続中継機10に接続するために第1移動端末機200aとの通信を終了することができる。また、第1移動端末機200aも接続中継機10に接続するために電子装置100との通信を終了することができる。
以上で説明された通り、電子装置100は接続中継機10の情報を獲得するために広告信号を放送し、第1移動端末機200aは電子装置100の広告信号が検索されると電子装置100に接続中継機10の情報を伝送することができる。
以下では、図13に図示されたホームネットワークシステムの通信方法による電子装置100と第1移動端末機200aのそれぞれの動作を説明する。
図15は、一実施例による電子装置の通信方法(1200)の一例を図示した図面である。
図15を参照すると、電子装置100は第1モードで動作する(1210)。
電源が供給されると、電子装置100は第1モードで動作することができる。例えば、プラグ-インによって電子装置100に電源が供給されるか、プラグ-イン状態でユーザーが電源ボタンを押すと電子装置100は第1モードで動作することができる。例えば、電子装置100はWi-Fi通信標準に沿ったAPモードで動作することができる。
第1モードで電子装置100は、広告信号を放送する(1220)。
第1モードで電子装置100は、第1移動端末機200aと通信するためにあらかじめ定められた時間間隔ごとに広告信号を放送することができる。この時、電子装置100の存在を知らせるために広告信号は電子装置100と関連した情報を含むことができる。
例えば、電子装置100がWi-Fi通信標準に沿って通信する場合、電子装置100はAPモードで動作することができる。APモードで電子装置100は、広告信号を放送することができる。この時、広告信号は電子装置100のサブシステム識別子を含むことができる。
以後、電子装置100は通信要請を受信する(1230)。
広告信号を送信中に電子装置100は第1移動端末機200aから送信された通信要請を受信することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aとの通信を確立する(1240)。
電子装置100は第1移動端末機200aの通信要請を受諾することができ、電子装置100の受諾によって電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が確立される。
場合によって、電子装置100は第1移動端末機200aに対して認証情報(例えば、パスワード)を要請することができ、第1移動端末機200aの認証が完了すると電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が確立され得る。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aから接続中継機10の情報を受信する(1250)。
第1移動端末機200aとの通信が確立された後、電子装置100は接続中継機10の識別情報と認証情報を第1移動端末機200aから受信することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aから第1移動端末機200aの情報を受信する(1260)。
電子装置100は第1移動端末機200aに第1移動端末機200aと関連した情報を要請することができる。以後、電子装置100は第1移動端末機200aから第1移動端末機200aの汎用固有識別子、名称などを受信することができる。
電子装置100は第1移動端末機200aに関する情報に基づいて第1移動端末機200aを遠隔制御装置として登録することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aに電子装置100の情報を送信する(1270)。
第1移動端末機200aの要請に応答して電子装置100は、電子装置100の汎用固有識別子、名称などを送信することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aとの通信を終了する(1280)。
接続中継機10の識別情報と認証情報を獲得した電子装置100は接続中継機10に接続し、接続中継機10を通じてサーバー装置1と通信するために第1移動端末機200aとの通信を終了することができる。
以後、電子装置100は第2モードで動作する(1290)。
第2モードで電子装置100は、接続中継機10の識別情報を利用して接続中継機10が放送する広告信号を検索し、接続中継機10の認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。例えば、電子装置100がWi-Fi通信標準に沿って通信する場合、電子装置100はSTAモードで動作することができる。STAモードで電子装置100は、接続中継機10に接続することができる。
図16は、一実施例による移動端末機の通信方法(1300)の一例を図示した図面である。
図16を参照すると、第1移動端末機200aはサーバー装置1にログインする(1310)。
あらかじめ定められた条件が満足されると、第1移動端末機200aはサーバー装置1に接続することができる。例えば、電源がオンされたり、電子装置100の制御のためのアプリケーションが実行されると、第1移動端末機200aはサーバー装置1に接続することができる。
サーバー装置1に接続した後、第1移動端末機200aはサーバー装置1にログインすることができる。例えば、第1移動端末機200aはサーバー装置1にユーザーのアカウント情報および認証情報を送信し、サーバー装置1のサービスの提供を受けるための接続権限(access token)を獲得することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100を検索する(1320)。
具体的には、第1移動端末機200aは第1モードの電子装置100から放送される広告信号を検索することができる。例えば、第1移動端末機200aはローカル通信モジュール271を通じて無線信号を受信し、受信した無線信号が電子装置100から送信された広告信号であるかを判断することができる。
第1モードの電子装置100が広告信号を放送しているのであれば、第1移動端末機200aは電子装置100の広告信号を受信することができる。
電子装置100の広告信号が受信されると、第1移動端末機200aは接続中継機10の情報を獲得する(1330)。
具体的には、第1移動端末機200aはユーザーインタフェース220にユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を入力できる画面を表示し、ユーザーの入力によりユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得することができる。または第1移動端末機200aに接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されている場合(既に識別情報および認証情報を入力して接続中継機に接続していた場合)、第1移動端末機200aは保存部260から自動で接続中継機10の識別情報と認証情報をローディングすることができ、ユーザーインタフェース220には接続中継機10の識別情報と認証情報が自動で表示され得、ユーザーがこれを確認/修正することができる。
また、第1移動端末機200aは接続中継機10の識別情報および認証情報を確認するために接続中継機10に接続することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100に通信要請を伝送する(1340)。
第1移動端末機200aは電子装置100の広告信号に基づいて電子装置100に通信要請を伝送することができる。広告信号は電子装置100のサブシステム識別子を含むことができる。その結果、第1移動端末機200aは電子装置100のサブシステム識別子に基づいて電子装置100を識別し、識別された電子装置100に通信要請を伝送することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100との通信を確立する(1350)。
電子装置100は第1移動端末機200aの通信要請を受諾することができ、電子装置100の受諾によって電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が確立される。
場合により電子装置100は第1移動端末機200aに対して認証情報(例えば、パスワード)を要請することができ、第1移動端末機200aの認証が完了すると電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が確立され得る。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100で接続中継機10の情報を伝送する(1360)。
電子装置100との通信が確立された後、第1移動端末機200aはユーザーによって入力された接続中継機10の識別情報と認証情報を電子装置100に伝送することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100に第1移動端末機200aの情報を送信する(1370)。
接続中継機10の識別情報と認証情報を受信した後、電子装置100の要請により第1移動端末機200aは電子装置100に第1移動端末機200aの汎用固有識別子、名称などを送信することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100から電子装置100の情報を受信する(1380)。
第1移動端末機200aは電子装置100に電子装置100と関連した情報を要請することができる。以後、第1移動端末機200aは電子装置100から電子装置100の汎用固有識別子、名称などを受信することができる。
第1移動端末機200aは電子装置100に関する情報に基づいて電子装置100を制御対象装置として登録することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100との通信を終了する(1390)。
接続中継機10の識別情報と認証情報を電子装置100に提供した第1移動端末機200aは、電子装置100が接続中継機10に接続することができるように、電子装置100との通信を終了することができる。
以後、第1移動端末機200aは接続中継機10の識別情報を利用して接続中継機10が放送する広告信号を検索し、接続中継機10の認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
以下では、接続中継機10を通じて電子装置100と第1移動端末機200aが通信することを説明する。
図17は一実施例によるホームネットワークシステムの通信方法の一例を図示し、図18は図17に図示された通信方法により電子装置と移動端末機が通信することを図示する。
図17および図18を参照して電子装置100および第1移動端末機200aの通信方法(2100)を説明する。
第1移動端末機200aの動作とは独立して、電子装置100は接続中継機10に接続する(2105)。
第2モードで電子装置100は、第1移動端末機200aから獲得した接続中継機10の識別情報と認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
例えば、Wi-Fi通信標準に沿って電子装置100はSTAモードで接続中継機10の広告信号を受信することができる。この時、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
電子装置100は受信した広告信号に含まれたサブシステム識別字課接続中継機10の識別情報とを比較することによって、接続中継機10を識別することができる。
また、接続中継機10の広告信号が受信されると、電子装置100は接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10の認証要請に応答して認証情報を伝送することができる。
電子装置100の認証が完了すると、電子装置100は接続中継機10と通信することができる。また、電子装置100は接続中継機10を通じて広域ネットワークWANに接続し、サーバー装置1と通信することもできる。
電子装置100の動作とは独立して、第1移動端末機200aも接続中継機10に接続する(2110)。
第1移動端末機200aはユーザーの入力から獲得した接続中継機10の識別情報と認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
例えば、Wi-Fi通信標準に沿って第1移動端末機200aは接続中継機10の広告信号を受信することができる。この時、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
第1移動端末機200aは受信した広告信号に含まれたサブシステム識別字課接続中継機10の識別情報とを比較することによって、接続中継機10を識別することができる。
また、接続中継機10の広告信号が受信されると、第1移動端末機200aは接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10の認証要請に応答して認証情報を伝送することができる。
第1移動端末機200aの認証が成功すると、第1移動端末機200aは接続中継機10と通信することができる。また、第1移動端末機200aは接続中継機10を通じて広域ネットワークWANに接続し、サーバー装置1と通信することもできる。
以後、接続中継機10を通じての電子装置100と第1移動端末機200aの通信が確立される(2120)。
電子装置100と第1移動端末機200aは多様な方法で相互に確認することができる。
例えば、図18に図示されたように、電子装置100は、サービス探索プロトコル(例えば、Simple Service Discovery Protocol、SSDP)を利用して接続中継機10に接続されたすべての装置に広告メッセージを伝送することができ、第1移動端末機200aが電子装置100の広告信号に応答することができる。
他の例として、第1移動端末機200aは、サービス探索プロトコルを利用して接続中継機10に接続されたすべての装置に検索メッセージを伝送することができ、電子装置100が第1移動端末機200aの検索メッセージに応答することができる。
以後、第1移動端末機200aが電子装置100に接続中継機10を通じてのP2P通信(peer-to-peer connection)を要請したり、電子装置100が第1移動端末機200aに接続中継機10を通じてのP2P通信を要請することができる。P2P通信要請が受諾されると、電子装置100と第1移動端末機200aとの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、第1移動端末機200aは接続中継機10を通じて電子装置100に制御権限(control token)を要請する(2130)。
制御権限は電子装置100を制御できる権限を示す。制御権限を獲得すると、第1移動端末機200aは電子装置100に制御命令を伝送することができ、電子装置100は第1移動端末機200aの制御命令にしたがって動作することができる。
制御権限の要請を受信した電子装置100はユーザー認証を遂行する(2140)。
正当なユーザーが第1移動端末機200aを通じて電子装置100の制御権限を要請するかを判断するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。換言すると、第3者が第1移動端末機200aを利用して電子装置100を制御することを防止するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。例えば、電子装置100は入力部120に含まれた複数のボタンのうちいずれか一つのボタンを押すように要請することができる。また、ユーザー入力要請は電子装置100の表示部130に表示されるか、第1移動端末機200aのユーザーインタフェース220に表示され得る。
電子装置100のユーザー入力要請に応答してユーザーはユーザー入力を入力することができ、ユーザーによって入力されたユーザー入力とあらかじめ定められたユーザー入力とが一致すると、ユーザー認証が完了する。
ユーザー認証が成功すると、電子装置100は接続中継機10を通じて第1移動端末機200aに制御権限を伝送する(2150)。
制御権限を獲得した第1移動端末機200aは電子装置100の動作を制御することができる。
以後、第1移動端末機200aは接続中継機10を通じて電子装置100にサーバー装置1に対するログイン情報を伝送する(2160)。
制御権限を提供した電子装置100は、第1移動端末機200aにサーバー装置1に対するログイン情報を要請することができ、電子装置100のログイン情報要請に応答して第1移動端末機200aはサーバー装置1に認証コードを要請することができる。
サーバー装置1から認証コードが受信されると、第1移動端末機200aはユーザーアカウント情報とサーバー装置1から受信した認証コードを電子装置100に送信することができる。
以後、電子装置100はサーバー装置1にログインする(2170)。
電子装置100は、第1移動端末機200aから受信したユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインし、ユーザーアカウントに登録する。換言すると、ユーザーが第1移動端末機200aを利用して制御できる装置の目録に電子装置100を追加することができる。
以上で説明された通り、電子装置100はユーザー入力を通じて第1移動端末機200aのユーザーを認証し、サーバー装置1に登録することができる。
以下では、図17に図示されたホームネットワークシステムの通信方法による電子装置100と第1移動端末機200aの動作をそれぞれ説明する。
図19は、一実施例による電子装置の通信方法(1400)の一例を図示した図面である。
図19を参照すると、電子装置100は第2モードで動作する(1410)。
第1移動端末機200aから接続中継機10の識別情報と認証情報を獲得した電子装置100は第2モードで動作することができる。
第2モードで電子装置100は、接続中継機10の広告信号を検索することができる。例えば、Wi-Fi通信標準に沿って電子装置100はSTAモードで接続中継機10の広告信号を検索することができる。
以後、電子装置100は接続中継機10に接続する(1420)。
第2モードで電子装置100は、接続中継機10の広告信号を受信することができる。例えば、電子装置100は接続中継機10の広告信号を受信することができ、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
電子装置100は広告信号に含まれたサブシステム識別字課接続中継機10の識別情報とを比較することによって、接続中継機10を識別することができる。
また、接続中継機10の広告信号が受信されると、電子装置100は接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10の認証要請に応答して認証情報を伝送することができる。電子装置100が認証されると、電子装置100は接続中継機10と通信することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aとの通信を確立する(1430)。
電子装置100は接続中継機10を通じて第1移動端末機200aと通信することができる。
例えば、電子装置100は、サービス探索プロトコルを利用して接続中継機10に接続されたすべての装置に広告メッセージを伝送することができる。
第1移動端末機200aが電子装置100の広告信号に応答すると、電子装置100は第1移動端末機200aに接続中継機10を通じてのP2P通信を要請することができる。P2P通信要請が受諾されると、電子装置100と第1移動端末機200aとの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aから制御権限の要請を受信する(1440)。
制御権限は電子装置100を制御できる権限を示し、電子装置100は制御権限を有する装置から受信した制御命令にしたがって動作することができる。
以後、電子装置100はあらかじめ定められたユーザー入力を要請する(1450)。
正当なユーザーが第1移動端末機200aを通じて電子装置100の制御権限を要請するかを判断するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。換言すると、第3者が第1移動端末機200aを利用して電子装置100を制御することを防止するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。このようなユーザー入力要請は電子装置100の表示部130に表示されるか、第1移動端末機200aのユーザーインタフェース220に表示され得る。
以後、電子装置100はユーザー認証を遂行する(1460)。
具体的には、電子装置100はユーザーによって入力されたユーザー入力とあらかじめ定められたユーザー入力とが一致するか判断することができる。
ユーザー認証が失敗すると(1460の「いいえ」)、電子装置100はユーザー入力を再要請することができる。
また、ユーザー認証が成功すると(1460の「はい」)、電子装置100は接続中継機10を通じて第1移動端末機200aに制御権限を伝送する(1470)。
その結果、電子装置100は制御権限を有する第1移動端末機200aの制御命令にしたがって動作することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aからサーバー装置1に対するログイン情報を受信する(1480)。
電子装置100は第1移動端末機200aにサーバー装置1に対するログイン情報を要請することができ、電子装置100のログイン情報要請に応答して第1移動端末機200aはユーザーアカウント情報と認証コードを電子装置100に伝送することができる。
以後、電子装置100はサーバー装置1にログインする(1490)。
電子装置100は、第1移動端末機200aから受信したユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインし、ユーザーアカウントに電子装置100を登録する。換言すると、ユーザーが第1移動端末機200aを利用して制御できる装置の目録に電子装置100を追加することができる。
図20は、一実施例による移動端末機の通信方法(1500)の一例を図示した図面である。
図20を参照すると、第1移動端末機200aは接続中継機10に接続する(1510)。
第1移動端末機200aは接続中継機10の広告信号を受信することができる。例えば、電子装置100は接続中継機10の広告信号を受信することができ、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
第1移動端末機200aは広告信号に含まれたサブシステム識別字課接続中継機10の識別情報とを比較することによって、接続中継機10を識別することができる。
また、接続中継機10の広告信号が受信されると、第1移動端末機200aは接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10の認証要請に応答して認証情報を伝送することができる。認証に成功すると、第1移動端末機200aは接続中継機10と通信することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100との通信を確立する(1520)。
第1移動端末機200aは接続中継機10を通じて電子装置100と通信することができる。
例えば、電子装置100は、サービス探索プロトコルを利用して接続中継機10に接続されたすべての装置に広告メッセージを伝送することができる。
第1移動端末機200aが電子装置100の広告信号に応答すると、電子装置100は第1移動端末機200aに接続中継機10を通じてのP2P通信を要請することができる。P2P通信要請が受諾されると、電子装置100と第1移動端末機200aとの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100に制御権限を要請する(1530)。
制御権限は電子装置100を制御できる権限を示し、電子装置100は制御権限を有する装置から受信した制御命令にしたがって動作することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100から制御権限を受信する(1540)。
制御権限の要請を受信した電子装置100はユーザー入力を通じてユーザー認証を遂行し、ユーザー認証が成功すると電子装置100は制御権限を第1移動端末機200aに伝送することができる。
第1移動端末機200aは電子装置100にサーバー装置1に対するログイン情報を伝送する(1550)。
制御権限を提供した電子装置100は、第1移動端末機200aにサーバー装置1に対するログイン情報を要請することができる。
電子装置100のログイン情報要請に応答して第1移動端末機200aはサーバー装置1に認証コードを要請し、サーバー装置1から認証コードを受信することができる。
以後、第1移動端末機200aはユーザーアカウント情報とサーバー装置1から受信した認証コードを電子装置100に送信することができる。電子装置100はユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインすることができる。
また、電子装置100がサーバー装置1にログインした後、第1移動端末機200aは電子装置100から電子装置100のサーバー登録情報を獲得することができる。
以上で説明されたように、電子装置100は第1移動端末機200aに制御権限を提供し、第1移動端末機200aから受信したログイン情報を利用してサーバー装置1に登録することができる。
電子装置100がサーバー装置1のユーザーアカウントに登録されると、ユーザーは第1移動端末機200aを利用して電子装置100に対する制御命令を入力することができ、制御命令は第1移動端末機200aおよびサーバー装置1を経て電子装置100に伝送され得る。たいび、ユーザーはどこでも第1移動端末機200aを利用して電子装置100を制御することができる。
以上では、接続中継機に接続されない電子装置と移動端末機との間の通信を説明した。
以下では、接続中継機に接続された電子装置と移動端末機との間の通信を説明する。
図21は一実施例によるホームネットワークシステムの通信方法の一例を図示し、図22は図21に図示された通信方法により電子装置と移動端末機が通信することを図示する。
図21および図22を参照して電子装置100および第2移動端末機200bの通信方法(2200)を説明する。
この時、第2移動端末機200bは前述した通信方法(2000、2100、図13および図17参照)の第1移動端末機(200a、図13および図17参照)とは異なる端末であり得る。したがって、ユーザーが第2移動端末機200bを利用して電子装置100を制御するために、第2移動端末機200bは電子装置100の制御権限を獲得し、電子装置100はユーザーアカウントに電子装置100として登録することができる。
第2移動端末機200bの動作とは独立して、電子装置100は接続中継機10に接続する(2205)。
前述した通信方法(2000、図13参照)で説明された通り、電子装置100は接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得し、保存部160に保存することができる。
一旦、接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得すると、電子装置100は獲得した接続中継機10の識別情報および認証情報を利用して接続中継機10への接続を継続することができる。換言すると、接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得すると、電子装置100は同じ接続中継機10の識別情報および認証情報を第2移動端末機200bから再度獲得しなくてもよい。ただし、接続中継機10が取り換えられるか接続中継機10の識別情報および認証情報が変更された場合には、電子装置100は第2移動端末機200bから接続中継機10の識別情報および認証情報を再び獲得し得る。
したがって、接続中継機10の識別情報および認証情報をあらかじめ獲得した電子装置100は、第2モードで接続中継機10の広告信号を検索し、あらかじめ保存された接続中継機10の識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
電子装置100の動作とは独立して、第2移動端末機200bはサーバー装置1にログインする(2210)。
特定の条件が満足されると、第2移動端末機200bはサーバー装置1に接続することができる。例えば、ユーザーが第2移動端末機200bの電源をオンさせるかユーザーが特定のアプリケーションを実行させると、第2移動端末機200bはサーバー装置1に接続することができる。
サーバー装置1に接続した後、第2移動端末機200bはサーバー装置1にログインすることができる。例えば、第2移動端末機200bはサーバー装置1にユーザーのアカウント情報および認証情報を送信し、サーバー装置1のサービスの提供を受けるための接続権限(access token)を獲得することができる。
サーバー装置1にログインした後、第2移動端末機200bはサーバー装置1と多様な情報をやり取りすることができる。例えば、第2移動端末機200bはサーバー装置1に電子装置100の情報を要請し、サーバー装置1から電子装置100の汎用固有識別子、名称などを受信することができる。また、第2移動端末機200bはサーバー装置1にユーザーの情報を要請し、サーバー装置1からユーザーのアカウント情報を受信することができる。
以後、第2移動端末機200bは電子装置100を検索する(2220)。
第2移動端末機200bは第1モードの電子装置100から放送される広告信号を検索することができる。具体的には、第1移動端末機200aはローカル通信モジュール271を通じて無線信号を受信し、受信した無線信号が電子装置100から送信された広告信号であるかを判断することができる。
第2モードの電子装置100は接続中継機10に接続されており、第2移動端末機200bは電子装置100から放送される広告信号を受信できない。
電子装置100の広告信号が受信されないと、第2移動端末機200bは接続中継機10に接続する(2230)。
電子装置100が接続中継機10にすでに接続されていれば、第2移動端末機200bは電子装置100に再度接続中継機10の識別情報と認証情報を提供せずに接続中継機10に接続を試みることができる。
第2移動端末機200bは接続中継機10の識別情報と認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
例えば、Wi-Fi通信標準に沿って第2移動端末機200bは接続中継機10の広告信号を受信することができる。この時、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
第2移動端末機200bは受信した広告信号に含まれたサブシステム識別字課接続中継機10の識別情報とを比較することによって、接続中継機10を識別することができる。
また、接続中継機10の広告信号が受信されると、第2移動端末機200bは接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10の認証要請に応答して認証情報を伝送することができる。
第2移動端末機200bの認証が成功すると、第2移動端末機200bは接続中継機10と通信することができる。また、第2移動端末機200bは接続中継機10を通じて広域ネットワークWANに接続し、サーバー装置1と通信することもできる。
以後、接続中継機10を通じての電子装置100と第2移動端末機200bの通信が確立される(2240)
電子装置100と第2移動端末機200bは多様な方法で相互に確認することができる。
例えば、図22に図示されたように、第2移動端末機200bはサービス探索プロトコルを利用して接続中継機10に接続されたすべての装置に検索メッセージを伝送することができ、電子装置100が第2移動端末機200bの検索メッセージに応答することができる。
以後、第2移動端末機200bが電子装置100に接続中継機10を通じてのP2P通信を要請したり、電子装置100が第2移動端末機200bに接続中継機10を通じてのP2P通信を要請することができる。P2P通信要請が受諾されると、電子装置100と第2移動端末機200bの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、第2移動端末機200bは接続中継機10を通じて電子装置100に制御権限(control token)を要請する(2250)。
制御権限は電子装置100を制御できる権限を示す。制御権限を獲得すると、第2移動端末機200bは電子装置100に制御命令を伝送することができ、電子装置100は第2移動端末機200bの制御命令にしたがって動作することができる。
制御権限の要請を受信した電子装置100はあらかじめ定められたユーザー入力が入力されるか判断する(2260)。
正当なユーザーが第2移動端末機200bを通じて電子装置100の制御権限を要請するかを判断するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。換言すると、第3者が第2移動端末機200bを利用して電子装置100を制御することを防止するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。また、ユーザー入力要請は電子装置100の表示部130に表示されるか、第2移動端末機200bのユーザーインタフェース220に表示され得る。
電子装置100のユーザー入力要請に応答してユーザーはユーザー入力を入力することができ、ユーザーによって入力されたユーザー入力とあらかじめ定められたユーザー入力とが一致すると、ユーザー認証が完了する。
ユーザー認証が成功すると、電子装置100は接続中継機10を通じて第1移動端末機200aに制御権限を伝送する(2270)。
制御権限を獲得した第2移動端末機200bは電子装置100の動作を制御することができる。
以後、第2移動端末機200bは接続中継機10を通じて電子装置100にサーバー装置1に対するログイン情報を伝送する(2280)。
制御権限を提供した電子装置100は、第2移動端末機200bにサーバー装置1に対するログイン情報を要請することができ、電子装置100のログイン情報要請に応答して第2移動端末機200bはサーバー装置1に認証コードを要請することができる。サーバー装置1から認証コードを受信されると、第2移動端末機200bはユーザーアカウント情報とサーバー装置1から受信した認証コードを電子装置100に送信することができる。
以後、電子装置100はサーバー装置1にログインする(2290)。
電子装置100は第1移動端末機200aから受信したユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインし、ユーザーアカウントに電子装置100を登録する。換言すると、ユーザーが第2移動端末機200bを利用して制御できる装置の目録に電子装置100を追加することができる。
以上で説明された通り、電子装置100はユーザー入力を通じて第2移動端末機200bのユーザーを認証し、サーバー装置1のユーザーアカウントに登録することができる。
特に、電子装置100が接続中継機10の識別情報と認証情報をあらかじめ獲得し、すでに接続中継機10に接続されていれば、第2移動端末機200bは電子装置100に接続中継機10の識別情報と認証情報を再び提供しない。
その結果、電子装置100が接続中継機10にすでに接続されていれば、第2移動端末機200bがサーバー装置1に電子装置100を登録させる動作時間が最小化され得る。
以下では、図21に図示されたホームネットワークシステムの通信方法による電子装置100と第2移動端末機200bの動作をそれぞれ説明する。
図23は、一実施例による電子装置の通信方法(1600)の一例を図示した図面である。
図19を参照すると、電子装置100は第2モードで動作する(1610)。
あらかじめ接続中継機10の識別情報と認証情報を獲得した電子装置100は第2モードで動作することができる。
第2モードで電子装置100は、接続中継機10の広告信号を検索することができる。例えば、Wi-Fi通信標準に沿って電子装置100はSTAモードで接続中継機10の広告信号を検索することができる。
以後、電子装置100は接続中継機10に接続する(1620)。
第2モードで電子装置100は、接続中継機10の広告信号を受信することができる。この時、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
電子装置100は広告信号に含まれたサブシステム識別字課接続中継機10の識別情報とを比較することによって、接続中継機10を識別することができる。
また、接続中継機10の広告信号が受信されると、電子装置100は接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10の認証要請に応答して認証情報を伝送することができる。電子装置100が認証されると、電子装置100は接続中継機10と通信することができる。
以後、電子装置100は第2移動端末機200bとの通信を確立する(1630)。
電子装置100は接続中継機10を通じて第2移動端末機200bと通信することができる。
例えば、第2移動端末機200bはサービス探索プロトコルを利用して電子装置100に検索メッセージを伝送すると、電子装置100が第2移動端末機200bの検索メッセージに応答することができる。
また、第2移動端末機200bが電子装置100に接続中継機10を通じてのP2P通信を要請すると、電子装置100はP2P通信を受諾することができる。その結果、電子装置100と第2移動端末機200bの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、電子装置100は第2移動端末機200bから制御権限の要請を受信する(1640)。
制御権限は電子装置100を制御できる権限を示し、電子装置100は制御権限を有する装置から受信した制御命令にしたがって動作することができる。
以後、電子装置100はあらかじめ定められたユーザー入力を要請する(1650)。
正当なユーザーが第2移動端末機200bを通じて電子装置100の制御権限を要請するかを判断するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。換言すると、第3者が第2移動端末機200bを利用して電子装置100を制御することを防止するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。このようなユーザー入力要請は電子装置100の表示部130に表示されるか、第2移動端末機200bのユーザーインタフェース220に表示され得る。
以後、電子装置100はユーザー認証を遂行する(1660)。
具体的には、電子装置100はユーザーによって入力されたユーザー入力とあらかじめ定められたユーザー入力とが一致するか判断することができる。
ユーザー認証が失敗すると(1660の「いいえ」)、電子装置100はユーザー入力を再要請することができる。
また、ユーザー認証が成功すると(1660の「はい」)、電子装置100は接続中継機10を通じて第2移動端末機200bに制御権限を伝送する(1670)。
その結果、電子装置100は制御権限を有する第2移動端末機200bの制御命令にしたがって動作することができる。
以後、電子装置100は第2移動端末機200bからサーバー装置1に対するログイン情報を受信する(1680)。
電子装置100は第2移動端末機200bにサーバー装置1に対するログイン情報を要請することができ、電子装置100のログイン情報要請に応答して第2移動端末機200bはユーザーアカウント情報と認証コードを電子装置100に伝送することができる。
以後、電子装置100はサーバー装置1にログインする(1690)。
電子装置100は第2移動端末機200bから受信したユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインし、ユーザーアカウントに電子装置100を登録する。換言すると、ユーザーが第2移動端末機200bを利用して制御できる装置の目録に電子装置100を追加することができる。
図24は、一実施例による移動端末機の通信方法(1700)の一例を図示した図面である。
図24を参照すると、第2移動端末機200bはサーバー装置1にログインする(1710)。
あらかじめ定められた条件が満足されると、第2移動端末機200bはサーバー装置1に接続することができる。例えば、電源がオンされたり電子装置100の制御のためのアプリケーションが実行されると、第2移動端末機200bはサーバー装置1に接続することができる。
サーバー装置1に接続した後、第2移動端末機200bはサーバー装置1にログインすることができる。例えば、第2移動端末機200bはサーバー装置1にユーザーのアカウント情報および認証情報を送信し、サーバー装置1のサービスの提供を受けるための接続権限(access token)を獲得することができる。
以後、第2移動端末機200bは電子装置100を検索する(1720)。
具体的には、第2移動端末機200bは第1モードの電子装置100から放送される広告信号を検索することができる。
ただし、電子装置100が接続中継機10にすでに接続されていれば、第2移動端末機200bは電子装置100の広告信号を受信できないこともある。
電子装置100の広告信号が受信されないと、第2移動端末機200bは接続中継機10に接続する(1730)。
第2移動端末機200bは接続中継機10の広告信号を受信することができる。例えば、電子装置100は接続中継機10の広告信号を受信することができ、広告信号は接続中継機10のサブシステム識別子を含むことができる。
第2移動端末機200bは広告信号に含まれたサブシステム識別字課接続中継機10の識別情報とを比較することによって、接続中継機10を識別することができる。
また、接続中継機10の広告信号が受信されると、第2移動端末機200bは接続中継機10に通信要請を伝送し、接続中継機10の認証要請に応答して認証情報を伝送することができる。認証に成功すると、第2移動端末機200bは接続中継機10と通信することができる。
以後、第2移動端末機200bは電子装置100との通信を確立する(1740)。
第2移動端末機200bは接続中継機10を通じて電子装置100と通信することができる。
例えば、第2移動端末機200bはサービス探索プロトコルを利用して電子装置100に検索メッセージを伝送することができる。
電子装置100が第2移動端末機200bの検索メッセージに応答すると、第2移動端末機200bは電子装置100に接続中継機10を通じてのP2P通信を要請することができる。電子装置100はP2P通信を受諾すると、電子装置100と第2移動端末機200bの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、第2移動端末機200bは電子装置100に制御権限を要請する(1750)。
制御権限は電子装置100を制御できる権限を示し、電子装置100は制御権限を有する装置から受信した制御命令にしたがって動作することができる。
以後、第2移動端末機200bは電子装置100から制御権限を受信する(1760)。
制御権限の要請を受信した電子装置100はユーザー入力を通じてユーザー認証を遂行し、ユーザー認証が成功すると電子装置100は制御権限を第2移動端末機200bに伝送することができる。
第2移動端末機200bは電子装置100にサーバー装置1に対するログイン情報を伝送する(1770)。
制御権限を提供した電子装置100は、第2移動端末機200bにサーバー装置1に対するログイン情報を要請することができる。
電子装置100のログイン情報要請に応答して第2移動端末機200bはサーバー装置1に認証コードを要請し、サーバー装置1から認証コードを受信することができる。
以後、第2移動端末機200bはユーザーアカウント情報とサーバー装置1から受信した認証コードを電子装置100に送信することができる。電子装置100はユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインすることができる。
また、電子装置100がサーバー装置1にログインした後、第2移動端末機200bは電子装置100から電子装置100のサーバー登録情報を獲得することができる。
以上では、一つのサーバー装置を含むホームネットワークシステムを説明した。
以下では、複数のサーバー装置を含むホームネットワークシステムを説明する。
図25は、一実施例によるホームネットワークシステムの通信方法の一例を図示した図面である。
図25を参照すると、ホームネットワークシステムは、接続中継機10、電子装置100、第1移動端末機200a、第1サーバー1a、第2サーバー1bおよび第3サーバー1cを含むことができる。
接続中継機10、電子装置100および第1移動端末機200aはすでに説明されたので、その説明を省略する。
第1サーバー1a、第2サーバー1bおよび第3サーバー1cはそれぞれサービスを提供し、ユーザーアカウントを管理し、電子装置100と第1移動端末機200aを連結することができる。例えば、第1サーバー1aは、電子装置100と第1移動端末機200aにサービスを提供することができる。また、第2サーバー1bは、ユーザーアカウントの情報とユーザーアカウントに登録された装置の情報を管理することができる。また、第3サーバー1cは、電子装置100のネットワークアドレスと第1移動端末機200aのネットワークアドレスを管理することができる。
このように、サーバー装置を機能により区分することによって、機能的な拡張性およびセキュリティー性が向上され得る。
ホームネットワークシステムの通信方法(3000)を説明すると、第1移動端末機200aは第2サーバー1bにログインする(3005)。ユーザーが第1移動端末機200aの電源をオンさせるかユーザーが特定のアプリケーションを実行させると、第1移動端末機200aは第2サーバー1bに接続してログインすることができる。ここで、第2サーバー1bはユーザーアカウントの情報とユーザーアカウントに登録された装置の情報を管理することができる。
以後、第1移動端末機200aは第2サーバー1bに電子装置100の情報を要請し(3010)、第2サーバー1bから電子装置100の汎用固有識別子、名称などを受信する(3015)。
以後、第1移動端末機200aは第2サーバー1bにユーザーのアカウント情報を要請し(3020)、第2サーバー1bからユーザーのアカウント情報を受信する(3025)。
以後、第1移動端末機200aは広告信号を検索する(3030)。第1移動端末機200aの動作とは別途に、電子装置100は第1モードで広告信号を放送することができ、広告信号は電子装置100のサブシステム識別子を含むことができる。したがって、第1移動端末機200aは電子装置100から放送される広告信号を受信することができる。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100を選択し、接続中継機10の情報を獲得する(3040)。第1移動端末機200aはユーザーインタフェース220にユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を入力できる画面を表示し、ユーザーの入力によりユーザーが接続中継機10の識別情報および認証情報を獲得することができる。または第1移動端末機200aに接続中継機10の識別情報および認証情報が保存されている場合(既に識別情報および認証情報を入力して接続中継機に接続していた場合)、第1移動端末機200aは保存部260から自動で接続中継機10の識別情報と認証情報をローディングすることができ、ユーザーインタフェース220には接続中継機10の識別情報と認証情報が自動で表示され得、ユーザーがこれを確認/修正することができる。
以後、第1移動端末機200aは接続中継機10の識別情報および認証情報を確認する(3045)。第1移動端末機200aは接続中継機10の識別情報および認証情報を利用して接続中継機10に接続を試みることができる。
以後、第1移動端末機200aと電子装置100との間のローカル通信が確立される(3050)。第1移動端末機200aは電子装置100に通信を要請して電子装置100がこれを受諾すると、電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が確立される。
以後、接続中継機10の情報が第1移動端末機200aから電子装置100に伝送される(3055)。第1移動端末機200aはユーザーから獲得した接続中継機10の識別情報と認証情報を電子装置100に送信することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aに第1移動端末機200aの情報を要請し(3060)、第1移動端末機200aは第1移動端末機200aの汎用固有識別子、名称などを送信する(3065)。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100に電子装置100の情報を要請し(3070)、電子装置100は電子装置100の汎用固有識別子、名称などを第1移動端末機200aに伝送する(3075)。
以後、電子装置100と第1移動端末機200aとの間の通信が終了する(3080)。接続中継機10の識別情報と認証情報を獲得した電子装置100は接続中継機10に接続するために、第1移動端末機200aとの通信を終了することができる。
以上で説明された通り、電子装置100は接続中継機10の情報を獲得するために広告信号を放送し、第1移動端末機200aは電子装置100の広告信号が検索されると電子装置100に接続中継機10の情報を伝送することができる。
図26は、一実施例によるホームネットワークシステムの通信方法の一例を図示した図面である。
図26を参照してホームネットワークシステムの通信方法(3100)を説明すると、電子装置100は接続中継機10に接続する(3105)。第2モードで電子装置100は、第1移動端末機200aから獲得した接続中継機10の識別情報と認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
また、第1移動端末機200aも接続中継機10に接続する(3110)。第1移動端末機200aはユーザーの入力から獲得した接続中継機10の識別情報と認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
以後、接続中継機10を通じての電子装置100と第1移動端末機200aの通信が確立される(3115)。電子装置100は、サービス探索プロトコルを利用して接続中継機10に接続されたすべての装置に広告メッセージを伝送することができ、第1移動端末機200aが電子装置100の広告信号に応答することができる。以後、電子装置100と第1移動端末機200aとの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、第1移動端末機200aは接続中継機10を通じて電子装置100に制御権限を要請する(3120)。ここで、制御権限は電子装置100を制御できる権限を示す。
以後、電子装置100はユーザー認証を遂行する(3125)。正当なユーザーが第1移動端末機200aを通じて電子装置100の制御権限を要請するかを判断するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。ユーザーのユーザー入力があらかじめ定められたユーザー入力と同じであると、ユーザー認証が完了する。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aに制御権限を伝送する(3130)。制御権限を獲得した第1移動端末機200aは電子装置100の動作を制御することができる。
以後、電子装置100は第1移動端末機200aにユーザーアカウント情報を要請する(3135)。
電子装置100の要請に応答して第1移動端末機200aは第2サーバー1bに認証コードを要請し(3140)、第2サーバー1bから認証コードを受信する(3145)。
以後、第1移動端末機200aはユーザーアカウント識別子と認証コードを電子装置100に送信する(3150)。
以後、電子装置100は第2サーバー1bにログインする(3155)。電子装置100は第1移動端末機200aから受信したユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインし、ユーザーアカウントに登録する。
以後、第1移動端末機200aは第1サーバー1aに電子装置100の登録を要請する(3160)。ここで、第1サーバー1aは第1移動端末機200aの制御命令を解釈し、これを電子装置100に伝送することができる。前記において電子装置100は第2サーバー1bに登録されたが、第1サーバー1aへの登録と第3サーバー1cへの登録は別途要求される。したがって、第1移動端末機200aは第1サーバー1aに電子装置100の登録を要請し、第1サーバー1aに電子装置100の登録のための情報(UUIDなど)を伝送する。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100を第3サーバー1cに登録させるためのアカウント情報(Peer ID、Peer Group ID)を獲得する(3165)。ここで、第3サーバー1cは第1移動端末機200aのネットワークアドレスと電子装置100のネットワークアドレスを保存し、第1移動端末機200aと電子装置100をネットワーク上で連結させ得る。
以後、第1移動端末機200aは電子装置100aに第3サーバー1cへの登録を要請し、第3サーバー1cに登録させるためのアカウント情報を伝送する(3170)。
以後、電子装置100は第3サーバー1cに登録させるためのアカウント情報を利用して第3サーバー1cにログインし、電子装置100のネットワークアドレスを登録する(3175)。
以上で説明された通り、電子装置100はユーザー入力を通じて第1移動端末機200aのユーザーを認証し、第1、第2および第3サーバー1a、1b、1cに登録することができる。
図27は、一実施例によるホームネットワークシステムの通信方法の一例を図示した図面である。
図27を参照してホームネットワークシステムの通信方法(3200)を説明すると、第2移動端末機200bは第2サーバー1bにログインする(3205)。この時、第2移動端末機200bは前述した通信方法(3000、3100、図25および図26参照)の第1移動端末機(200a、図25および図26参照)とは異なる端末であり得る。ユーザーが第2移動端末機200bの電源をオンさせるかユーザーが特定のアプリケーションを実行させると、第2移動端末機200bは第2サーバー1bに接続することができる。
以後、第2移動端末機200bは第2サーバー1bに電子装置100の情報を要請し(3210)、第2サーバー1bから電子装置100の汎用固有識別子、名称などを受信する(3215)。
以後、第2移動端末機200bは第2サーバー1bにユーザーのアカウント情報を要請し(3220)、第2サーバー1bからユーザーのアカウント情報を受信する(3225)。
以後、第1移動端末機200aは広告信号を検索する(3230)。第1移動端末機200aの動作とは別途に、電子装置100は第2モードで接続中継機10に接続することができる。したがって、第2移動端末機200bは電子装置100から放送される広告信号を受信できないこともある。
以後、第2移動端末機200bは接続中継機10に接続する(3235)。第2移動端末機200bはあらかじめ保存された接続中継機10の識別情報と認証情報を利用して接続中継機10に接続することができる。
以後、接続中継機10を通じての電子装置100と第1移動端末機200aの通信が確立される(3240)。第2移動端末機200bはサービス探索プロトコルを利用して接続中継機10に接続されたすべての装置に検索メッセージを伝送することができ、電子装置100が第2移動端末機200bの検索メッセージに応答することができる。以後、電子装置100と第2移動端末機200bの間に接続中継機10を通じての通信が確立される。
以後、第2移動端末機200bは接続中継機10を通じて電子装置100に制御権限を要請する(3245)。ここで、制御権限は電子装置100を制御できる権限を示す。
以後、電子装置100はユーザー認証を遂行する(3250)。正当なユーザーが第2移動端末機200bを通じて電子装置100の制御権限を要請するかを判断するために、電子装置100はユーザーにユーザー入力を要請することができる。ユーザーのユーザー入力があらかじめ定められたユーザー入力と同じであると、ユーザー認証が完了する。
以後、電子装置100は第2移動端末機200bに制御権限を伝送する(3255)。制御権限を獲得した第2移動端末機200bは電子装置100の動作を制御することができる。
以後、電子装置100は第2移動端末機200bにユーザーアカウント情報を要請する(3260)。
電子装置100の要請に応答して第2移動端末機200bは第2サーバー1bにサーバー装置1に認証コードを要請し(3265)、第2サーバー1bから認証コードを受信する(3270)。
以後、第2移動端末機200bはユーザーアカウント識別子と認証コードを電子装置100に送信する(3275)。
以後、電子装置100は第2サーバー1bにログインする(3280)。電子装置100は第2移動端末機200bから受信したユーザーアカウント情報と認証コードを利用してサーバー装置1にログインし、ユーザーアカウントに登録する。
以後、第2移動端末機200bは第1サーバー1aに電子装置100の登録を要請する(3285)。前記において電子装置100は第2サーバー1bに登録されたが、第1サーバー1aへの登録と第3サーバー1cへの登録は別途要求される。したがって、第2移動端末機200bは第1サーバー1aに電子装置100の登録を要請し、第1サーバー1aに電子装置100の登録のための情報(UUIDなど)を伝送する。
以後、第2移動端末機200bは電子装置100を第3サーバー1cに登録させるためのアカウント情報を獲得する(3290)。
以後、第2移動端末機200bは電子装置(100a)に第3サーバー1cへの登録を要請し、第3サーバー1cに登録させるためのアカウント情報を伝送する(3295)。
以後、電子装置100は第3サーバー1cに登録させるためのアカウント情報を利用して第3サーバー1cにログインし、電子装置100のネットワークアドレスを登録する(3300)。
以上で説明された通り、電子装置100はユーザー入力を通じて第2移動端末機200bのユーザーを認証し、サーバー装置1のユーザーアカウントに登録することができる。
特に、電子装置100が接続中継機10の識別情報と認証情報をあらかじめ獲得し、すでに接続中継機10に接続されていれば、第2移動端末機200bは電子装置100に接続中継機10の識別情報と認証情報を再び提供しない。
その結果、電子装置100が接続中継機10にすでに接続されていれば、第2移動端末機200bがサーバー装置1に電子装置100を登録させる動作時間が最小化され得る。
一方、開示された実施例はコンピュータによって実行可能な命令語を保存する記録媒体の形態で具現され得る。命令語はプログラムコードの形態で保存され得、プロセッサによって実行された時、プログラムモジュールを生成して開示された実施例の動作を遂行することができる。記録媒体はコンピュータで読み取り可能な記録媒体で具現され得る。
コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、コンピュータによって解読され得る命令語が保存されたすべての種類の記録媒体を含む。例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気テープ、磁気ディスク、フラッシュメモリ、光データ保存装置などであり得る。
以上、添付された図面を参照して開示された実施例を説明した。本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更することなく、開示された実施例とは異なる形態で本発明が実施され得ることを理解できるはずである。開示された実施例は例示的なものであり、限定的なものと解釈されてはならない。