JP2015032122A - 注文システム、サーバ装置及びプログラム - Google Patents

注文システム、サーバ装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の店舗における顧客の動向を横断的に収集できるシステム、サーバ装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】 注文システム1を、広域ネットワーク上の遠隔サーバ2と、顧客が所持する顧客携帯端末7と、店舗MのOES5と接続された店舗サーバ3と、から構成し、顧客端末7から遠隔サーバ2に送信された注文情報を店舗サーバ3が取得し、OES5に送信可能なデータに変換してOES5に送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は注文システム、サーバ装置及びプログラムに関し、具体的には複数の店舗における顧客の動向を横断的に収集できるシステム、サーバ装置及びプログラムに関する。
飲食店等における清算に使用する装置として、例えば特許文献1の装置が知られている。この装置は一般的にはPOS(Point Of Sale)端末と呼ばれており、販売時点情報管理として知られる手法によって商品等の販売における売上実績を当該商品単位で集計するものである。
一方で、POS端末を含む、或いはPOS端末と組合せて構築されるシステムとして、特許文献2のシステムが知られている。このシステムはOES(Order Entry System)と呼ばれ、予め商品を設定登録したハンディターミナルと呼ばれる専用端末と、専用端末からの商品の受注を受信し、受注した商品の種類や数量、優先順位を表示するコンピュータ等から構成されることが一般的である。
特開平10−172069号公報 特開2002−245553号公報
従来のPOS端末やOESは、一店舗内の注文や売上を管理する目的で構築されたものがほとんどであり、店舗間でデータを共有するシステムにおいてもチェーン店等の同一グループ内におけるデータの共有を目的とするものであった。
ここで、商品販売における注文履歴、すなわち顧客の動向は、当該顧客の嗜好等を測るマーケティングを行う上で非常に重要なデータとなるものである。そして、嗜好等を測る上では、一の店舗における注文履歴のみではなく、複数店舗における履歴を横断的に捉えることが望ましく、また、例えば飲食店におけるマーケティングにおいて飲食店以外の店舗における顧客の動向が重要なデータとなる場合が存在する。
しかし、従来のPOS端末やOESは、これらの複数の店舗における顧客の嗜好を横断的に測ることができないという問題があった。
本発明は上記の問題に着目し、複数の店舗における顧客の動向を横断的に収集できるシステム、サーバ装置及びプログラムの提供を、その課題とするものである。
前述の課題を解決することを目的としてなされた本発明に係る注文システムの構成は、POS端末及び/又はOESを備える複数の店舗に対して、商品の注文を受注するサービスを提供する注文システムであって、前記注文システムは、顧客携帯端末と、前記二以上の店舗のそれぞれが備え、前記POS端末又はOESと通信可能な店舗サーバと、前記顧客携帯端末及び店舗サーバと通信可能な遠隔サーバと、を備え、前記遠隔サーバは、前記店舗に関する店舗情報を前記顧客携帯端末に送信する店舗情報提供手段と、前記店舗が提供する商品に関する商品情報を前記顧客携帯端末に送信する商品情報提供手段と、前記顧客携帯端末から受信した注文情報を記録する注文受付手段と、前記記録した注文情報を前記店舗サーバに送信する注文提供手段と、を備え、前記顧客携帯端末は、前記店舗情報の一覧を前記遠隔サーバから取得し、該取得した店舗情報の一覧から利用する一の店舗を選択する店舗選択手段と、前記商品に対する注文を注文情報として前記遠隔サーバに送信する注文手段と、を備え、前記店舗サーバは、前記注文情報を前記遠隔サーバから取得する注文取得手段と、該取得した注文情報を前記店舗が有するPOS端末又はOESに送信可能な所定の形式に変換する注文変換手段と、該変換した注文情報をPOS端末又はOESに送信する、注文送信手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明に係る注文システムにおいて、顧客携帯端末は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであるとよい。
本発明に係る注文システムにおいて、さらに、少なくとも一以上の前記店舗が無線ネットワーク通信のためのアクセスポイント装置を備え、前記顧客携帯端末は、さらに、該顧客携帯端末が前記アクセスポイント装置により前記無線ネットワーク通信に接続した際に、該接続したアクセスポイント装置から前記店舗を特定する店舗特定手段を備えていると好適である。
この場合には、店舗がさらに前記無線アクセスポイント装置と無線通信可能な店舗携帯端末を備え、前記店舗携帯端末は、前記商品に対する注文を注文情報として前記店舗サーバに送信する受注手段と、前記注文情報を前記遠隔サーバから取得し、該取得した注文情報を表示する受注確認手段とを備え、前記店舗サーバは、前記店舗携帯端末から受信した注文情報を前記遠隔サーバに送信する注文情報同期手段を備え、前記遠隔サーバは、前記注文受付手段が、前記顧客携帯端末及び店舗サーバから受信した注文情報を記録するようにしてもよい。
本発明に係る注文システムにおいて、店舗携帯端末はスマートフォン又はタブレット型コンピュータであるとよい。
本発明に係る注文システムにおいて、店舗サーバは、さらに、店舗における少なくとも一部の商品について注文の受注を拒む受注ロック手段を備えていることが望ましい。
前述の課題を解決することを目的としてなされた本発明に係るサーバ装置の構成は、前記注文システムにおける遠隔サーバとして用いられるサーバ装置であって、前記店舗に関する店舗情報を前記顧客携帯端末に送信する店舗情報提供手段と、前記店舗が提供する商品に関する商品情報を前記顧客携帯端末に送信する商品情報提供手段と、前記顧客携帯端末又は前記店舗携帯端末から受信した注文情報を記録する注文受付手段と、前記記録した注文情報を前記店舗サーバに送信する注文提供手段と、を備えたことを特徴としている。
前述の課題を解決することを目的としてなされた本発明に係るサーバ装置の構成は、前記注文システムにおける店舗サーバとして用いられるサーバ装置であって、前記注文情報を前記遠隔サーバから取得する注文取得手段と、該取得した注文情報を前記店舗が有するPOS端末又はOESに送信可能な所定の形式に変換する注文変換手段と、該変換した注文情報をPOS端末又はOESに送信する、注文送信手段と、前記店舗携帯端末から受信した注文情報を前記遠隔サーバに送信する注文情報同期手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明に係る注文システムによれば、複数の店舗における顧客の利用履歴が遠隔サーバに記録されるので、複数の店舗における顧客の動向を横断的に収集することができる。
本発明の実施形態における構成を示した模式図。 同実施形態において、提供される機能を示したユースケース図。 同実施形態において、店舗を選択する処理の流れを示したシーケンス図。 同実施形態において、店舗を選択する際に顧客携帯端末に表示する画面の構成図。 同実施形態において、店舗を特定する処理の流れを示したシーケンス図。 同実施形態において、顧客携帯端末から商品を注文する処理の流れを示したシーケンス図。 同実施形態において、商品を注文する際に顧客携帯端末に表示する画面の構成図。 同実施形態において、テーブル状況を確認する際に店舗携帯端末に表示する画面の構成図。 同実施形態において、注文の受注をする処理の流れを示したシーケンス図。 同実施形態において、商品の注文を受注する際に店舗携帯端末に表示する画面の構成図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の例を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る注文システム1は複数の店舗における注文処理を行う情報システムであり、インターネット等の広域ネットワーク9上の遠隔サーバ2と、複数の店舗Mのそれぞれが備える店舗サーバ3、店舗携帯端末4、ネットワーク周辺装置6と、顧客が所持する顧客携帯端末7によって構成され、各店舗の店舗サーバ3が当該店舗の備えるOES5と接続されている。
前述における店舗サーバ3、店舗携帯端末4、ネットワーク周辺装置6、店舗端末8、及びOES5は店舗が備えるものであり、又、本実施形態では複数の店舗それぞれが備える店舗サーバ3がインターネット等の広域ネットワークを介して遠隔サーバ2と通信する。
複数の店舗Mのそれぞれは、店舗内に店舗内LAN10が構築されている。これは店舗内に構築されたローカルネットワークであり、上記店舗サーバ3、店舗携帯端末4、店舗端末8は当該店舗内LAN10のノードである。また、当該店舗内LAN10を構築するために、店舗Mはルータ61やハブ62、無線アクセスポイント63等のネットワーク機器6を備えている。また、OES5が店舗内LAN10にネットワーク接続可能な場合は、OES5を店舗内LAN10のノードとして接続してもよい。
遠隔サーバ2は前述の広域ネットワーク9の所定の位置、例えばデータセンタ等に配設されており、各店舗Mが備える店舗サーバ3、店舗携帯端末4、店舗端末8、及び、顧客携帯端末7に対して所定の機能を提供するサーバ装置、又はサーバ装置群である。
遠隔サーバ2のハードウェア構成としては一般的なコンピュータすなわち、CPU、メモリ、二次記録装置や通信装置等がバスによって繋がれた構成のコンピュータを用いることができるが、遠隔サーバ2は複数の店舗及び複数の顧客に対してサービスを提供するものであり、このため24時間、365日稼動できる構成が望ましく、冗長化された電源や記録装置、無停電電源(UPS)やバックアップ装置等を備えていると好適である。また、本実施形態の注文システム1は各装置同士がネットワークを介して通信するため、前述の広域ネットワーク9を介して通信可能な通信装置を備えている必要がある。
遠隔サーバ2は、注文システム1において各店舗Mに関する店舗情報、各店舗Mが顧客に提供する商品に関する商品情報、注文システム1を利用する顧客に関する顧客情報、商品の注文に関する注文情報を保持し、すなわち店舗サーバ3、店舗携帯端末4、顧客携帯端末7、店舗端末8からの要求に応じて上記情報の提供、記録、修正、削除等を行う。そのために、遠隔サーバ2は上記情報を格納するための店舗データベース21と、商品データベース22と、顧客データベース23と、注文データベース24を備えている。これらのデータベース21〜24は、遠隔サーバ2が備えるRelational DataBase Management System(以下、RDBMS)を用いて構築されている。
また、遠隔サーバ2は店舗サーバ3、店舗携帯端末4、顧客携帯端末7、店舗端末8からの問い合わせに応じて、店舗データベース21から店舗情報を検索して結果を返信する店舗情報提供手段25、商品データベース22から商品情報を検索して結果を返信する商品情報提供手段26、注文データベース24から注文情報を検索して結果を返信する注文情報提供手段27と、店舗サーバ3、店舗携帯端末4、顧客携帯端末7、店舗端末8から受信した注文情報を注文データベース24に記録する注文受付手段28を備えている。
なお、遠隔サーバ2は単一のコンピュータにより構成されていても良いが、これを機能ごとに分離して複数台のコンピュータにより構成してもよい。例えば、遠隔サーバ2をデータベースサーバ装置とアプリケーションサーバ装置の二種類のサーバ装置から構成し、データベースサーバ装置が上記データベース21〜24を備え、アプリケーションサーバ装置が上記手段25〜28を備えるようにしてもよい。その他、定期的なバッチプログラム群の実行を行うサーバ装置を別途用意してもよいし、一の役割を複数台のサーバ装置に担当させて負荷分散を図る構成としてもよい。
店舗サーバ3は各店舗Mの店舗内LAN10に接続されたサーバ装置、又はサーバ装置群である。本実施形態における店舗MはそれぞれOES5を備えており、店舗Mにおける商品や注文に関する情報は各OES5に依存した形式でOES装置やPOS端末に記録されている一方、注文システム1で使用される商品情報や注文情報は特定のOES5に依存しない形式である。その為、注文システム1とOES5の間でデータ形式等の変換を行い、注文システム1における注文情報をOES5に送信することが店舗サーバ3の主な役割である。
店舗サーバ3は上記変換処理を行うための変換データベース31を備えており、これは店舗サーバ3が備えるRDBMSを用いて構築されている。また、店舗サーバ3は、遠隔サーバ3から注文情報を取得する注文取得手段32と、注文取得手段32が取得した注文情報を変換データベース31を参照してOES5に送信可能な形式に変換する注文変換手段33と、注文変換手段33によって変換された注文情報をOES5に送信する注文送信手段34を備えている。
店舗携帯端末4は店舗Mの各従業員M1が、顧客にサービスを提供する際のハンディターミナルとして使用するための端末である。店舗携帯端末4は具体的にはスマートフォンやタブレット・コンピュータ等の携帯端末、すなわち、筐体内にCPUやメモリ、入出力装置等コンピュータを構成する装置群とディスプレイ装置が組み込まれ、タッチパネルやボタンにより操作を行う携帯可能なコンピュータであって、無線通信が可能な端末である。
本実施形態では店舗携帯端末4は店舗内LAN10のノードとなる端末であるため、無線アクセスポイント63と接続可能な端末である必要がある。
また、店舗携帯端末4は後述する機能を提供するために、店舗Mが提供する商品についての注文を注文情報として店舗サーバ3に送信する受注手段41と、遠隔サーバ2又は店舗サーバ3に問い合わせを行い、店舗Mを利用する任意の顧客に関する注文情報を取得して表示する注文確認手段42を備えている。
顧客携帯端末7は、顧客が所持する携帯端末を用いて注文を行うための端末であり、具体的には各顧客が所持するスマートフォンやタブレット・コンピュータ等の携帯端末である。当該携帯端末のハードウェア構成は店舗携帯端末4と同様であればよいが、顧客の地理上の位置を取得するためのGPS受信機能、及び、店舗Mのテーブルに設けられた光学コードを読み取るための撮影装置を備えていることが望ましい。
また、顧客携帯端末7は、後述する機能を顧客に提供するために、注文システム1を利用する店舗群に関する情報を遠隔サーバ2から取得し、該取得した店舗群から利用する一の店舗Mを選択する店舗選択手段71と、顧客携帯端末7の現在位置から利用中の店舗Mを特定する店舗特定手段72と、店舗Mにおける商品の注文を注文情報として遠隔サーバ2に送信する注文手段73と、注文した商品についての決済処理を注文システム1を介して所定の決済システムとの間で行う決済手段74を備えている。
店舗端末8は、店舗携帯端末4と同様に店舗の従業員が使用する端末である。店舗携帯端末4は店舗の従業員それぞれが使用するものとして店舗が備えるが、店舗端末8は従業員が共有して使用するものである。店舗端末8は一般的なコンピュータを用いてよい。
また、店舗端末8は、店舗Mにおける注文情報を遠隔サーバ2又は店舗サーバ3から取得して表示する受注確認手段81と、店舗Mの全部又は一部の商品についての注文をキャンセルさせる設定を遠隔サーバ2及び/又は店舗サーバ3に対して行う受注ロック手段82を備えている。
OES5は、店舗に来客した顧客からの注文を受け付けるためのシステムであり、具体的な構成としてPOS端末51と、OES装置52から構成されている。なお、OESとしてはPOS端末51とOES装置52のほかに、店員等が使用するハンディターミナルも含まれることが一般的であるが、本実施形態では店舗携帯端末4をハンディターミナルとして使用することができるので不要である。
OES5は、前述の店舗サーバ3と通信することにより、店舗サーバ3から注文情報を受信することができればよく、その他の構成については従来のOES装置やPOS端末等を適宜選択してよい。また、OES装置52を備えずに、POS端末51のみをもってOESとしてもよい。
以上が本実施形態の注文システム1の主要な構成である。
本実施形態の注文システム1では、広域ネットワーク9上の遠隔サーバ2によって管理しており、各店舗Mにおける顧客や注文に関する情報を一括して管理する。この構成によって複数の店舗における顧客の利用実態を横断的に捉えることが可能となるので、顧客の嗜好や動向をより高精度に測るためのデータを収集することができる。また、複数の店舗M間で必要なサーバ装置を遠隔サーバ2として共有するので、一店あたりの導入コストを抑えることができる。
また、顧客が所持する携帯端末を顧客携帯端末7として使用することで、顧客携帯端末7が注文システム1と通信する様々なタイミングで宣伝や販促活動を行うことができ、顧客の注文を処理するOES5の機能に、上記宣伝、販促等の機能を拡張させることができる。このとき、店舗内LAN10には店舗サーバ3が接続されており、当該店舗サーバ3が注文システム1とOES5の間のデータ形式等の差異を吸収することができるので、注文システム1の導入に際してOES5を刷新する等は不要であり、導入コストをさらに抑えることができる。
本実施形態では、店舗携帯端末4を従来のOESにおけるハンディターミナルとして使用する。従来のOESにおけるハンディターミナルは専用品であることがほとんどであり、結果として導入コストが高騰する原因となっていた。本実施形態における店舗携帯端末4はスマートフォンやタブレット・コンピュータ等の携帯端末を用いるので、新規に店舗を開く等におけるOES導入のコストを抑えることができる。
次に、本実施形態の発注システム1が提供する機能について説明する。
なお、本実施形態において発注システム1はいわゆるクライアント・サーバ・モデルの情報システムとして構築されている。店舗携帯端末4、顧客携帯端末7、店舗端末8はクライアントとして顧客や店舗スタッフに対して発注システム1を利用するためのインタフェースを提供することが主要な役割であり、当該端末4、7、8からの要求に応じて所定の処理を行うサーバとしての役割を遠隔サーバ2及び店舗サーバ3に担わせている。店舗携帯端末4、顧客携帯端末7、店舗端末8は、所定のタイミングで遠隔サーバ2や店舗サーバ3と通信を行いながら処理を実行する。
なお、本実施形態では、店舗携帯端末4、顧客携帯端末7、店舗端末8は可能な限りデータのキャッシュ等を行わずに、必要なデータは可能な限り遠隔サーバ2又は店舗サーバ3から取得する処理を行うものとしているが、通信の頻度や通信データ量を抑えるために、適宜上記端末4、7、8の二次記録装置内に取得したデータをキャッシュとして保管等してもよい。この場合は、後述する処理の流れにおいてキャッシュが存在するデータについてはサーバ2、3への問い合わせを行わずに二次記録装置内から当該データを取得することとなる。
また、本実施形態における店舗携帯端末4及び顧客携帯端末7、店舗端末8の各処理は、当該端末4、7、8の二次記録装置に記録された専用のプログラム群を実行するものであるが、当該処理のために専用のクライアント・プログラム群を用いることは必須ではなく、例えばWEBブラウザ等の汎用アプリケーション・プログラムを用いたいわゆるWEBアプリケーションとして注文システム1を構成してもよい。
図2は、本実施形態において発注システム1が提供する機能を示したユースケース図である。図2で示すように、顧客Cは注文システム1により、利用する店舗を選択する(U101)、商品を注文する(U102)、注文した商品の決済をする(U103)の各機能を利用することができる。
顧客Cは顧客携帯端末7を介して、注文システム1によって利用できる店舗を選択する(U101)。本実施形態における店舗情報は、店舗が属するフードコートによってカテゴライズされており、そのため顧客Cが店舗を選択する際にはまず利用したいカテゴリであるフードコートを選択し、次いで当該選択したフードコートに属する店舗を選択する。顧客携帯端末7がGPS機能を備えている場合に、これを使用して顧客Cの現在位置を取得し、当該現在位置に近い順にフードコートを表示する。上記カテゴリ選択時やカテゴリ内の店舗選択時において、任意のキーワードによって店舗の検索をすることも可能である。
また、顧客携帯端末7が前述の無線アクセスポイント63と接続した際に、無線アクセスポイント63を特定する情報から、当該無線アクセスポイント63を設置している店舗を特定し、顧客Cの操作によらずに自動的に上記店舗の選択を行うことができる(U104)。
上記店舗の選択が終了すると、顧客Cは当該選択した店舗の商品情報を閲覧し、所望の商品を注文することができる(U102)。
本実施形態では、入店した顧客Cと、上記店舗を選定した顧客情報を紐付けるために、配膳等するテーブル、すなわち商品を提供する単位となるものに所定の光学コードを配しており、顧客Cが当該光学コードを顧客携帯端末7の撮影装置により読み込むと、顧客携帯端末7は当該読み込んだ光学コードを所定の形式で遠隔サーバ2に送信し、遠隔サーバ2はこれを受信して、当該顧客Cとテーブルを紐付ける(U105)。当該紐付けた情報は、後述するテーブル状況を表示する際に、テーブルから当該テーブルに居る顧客Cを特定するために使用される。なお、光学コードとしては例えばバーコードやQRコード(登録商標)を使用してよい。また、光学コードの代わりにNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信を用いてもよい。
顧客Cは、店舗における注文の履歴を確認することができる(U106)。注文の履歴からは、注文した各商品の状況を確認することができると共に、当該商品を再度注文することができる。
顧客Cが商品を注文すると、注文システム1は当該注文に関する注文情報をOES5に送信する(U302)。OESに注文を送信する際には、注文システム1における注文情報をOESA04に送信可能な形式にデータが変換される(U303)。また、顧客Cが店舗の利用を終える際には、注文した商品の代金を決済することができる(U103)。
顧客Cが顧客携帯端末7を操作して上記機能の提供を受けた際には、注文システム1において顧客携帯端末7と遠隔サーバ2の間で通信が発生している。遠隔サーバ2では顧客携帯端末7からの要求を受けて必要なデータベースに所定の情報を記録する(U301)。例えば、店舗を選択した際には顧客データベース23に入店履歴を示す情報が記録され、商品の注文をした際には注文データベース24に注文情報が記録される。一の顧客Cが複数の店舗を利用すれば、一の顧客Cの複数の店舗における横断的な利用履歴として上記データベースを活用することができ、当該顧客Cの嗜好等を測るためのデータとして活用することができる。特に、顧客の入店履歴はフードコートにおける動線を示すデータとして、フードコート内の店舗の配置等に活用することができる。
また本実施形態ではテーブルに配した光学コードを読み取ることにより顧客Cとテーブルを紐付けることができる。これにより、店舗の従業員Eはテーブルに案内した顧客Cの過去の利用履歴や、従業員E間で共有すべき事項等を参照することができるので、利用履歴等から顧客Cの嗜好を判断して特定の商品を勧める等、より付加価値の高いサービスを提供することができる。
ここで、顧客Cとテーブルの紐付けを行うにはテーブルに配された光学コードを撮影装置で読み込むために顧客携帯端末7を操作する必要がある。従って、テーブルとの紐付けが完了した際に、店舗の宣伝、販促等のコンテンツを顧客携帯端末7に表示することで、高い確率で当該コンテンツを顧客Cに閲覧させることが可能である。
一方で店舗の従業員Eは、注文システム1によって注文を受注する(U201)、及び店舗における受注を確認する(U202)、注文をロックする(U203)、の各機能を利用することができる。
入店した顧客Cからの注文を受けた従業員Eは、店舗携帯端末4を操作して顧客Cが注文した商品を商品メニューから選択し(U204)、当該選択した商品に対する注文を受注する(U201)。商品を選択する際には、当該商品の在庫等、注文を受けるに際して必要な情報を得ることができる(U205)。
また、店舗の従業員Eは、店舗携帯端末4や店舗端末8により商品の注文を確認することができる(U202)。これにより、店舗端末8を厨房等に設置すれば当該店舗端末8をキッチンモニタとして使用することができる。また、店舗携帯端末4で当該機能を利用する際には、注文後提供がされていない商品について顧客Cからの問い合わせに対応する、注文した商品の再受注をする等のサービスを提供することができる。
さらに、店舗の従業員Eは、店舗端末8を操作して受注をロックすることができる(U203)。これは、店舗全体又は特定の商品について注文システム1が注文を受注しない状況とする設定を行うものであり、店舗の営業時間が終了する際に受注をロックする、或いは、在庫切れ、材料切れ等提供ができなくなった商品について、提供が可能になるまでの間受注をキャンセルできるようにするものである。また、提供数が定まっている商品、例えば限定品等については、所定期間における注文数が所定の値を超えると自動的に受注をロックし、以降の注文を受け付けないようにすることができる。
商品の注文を受注した際には、注文システム1は当該注文に関する注文情報をOES5に送信可能なデータに変換し(U303)、OES5に送信する(U302)。このとき、併せて注文情報が遠隔サーバ2に記録される(U301)。
以上が、本実施形態の注文システム1が提供する主要な機能である。
本実施形態において、顧客Cは自身が所持する顧客携帯端末7を用いて商品を注文や決済をすることができる構成となっている。従来のOESでは、顧客が注文をするには店舗の従業員を呼び、当該従業員に注文を受注してもらう必要があった。しかし、例えば店舗が混雑している状況では従業員を呼び止めること自体が困難となる場合もあり、スムーズな注文を妨げる原因となっていた。本実施形態では上記の構成により、顧客Cは顧客携帯端末7を操作して商品を注文することができるので、店舗が混雑等している状況でもスムーズに商品を注文することができる。店舗にとっても顧客Cが顧客携帯端末7で注文することにより混雑時の対応のために多くの従業員Eを常駐させる必要が無くなるので、人件費を削減することができる。
次に、前述の各機能について主要な処理の流れを説明する。
図3は、顧客Cが顧客携帯端末7を操作して店舗を選択する際の処理の流れを示した図である。図3に示すように、顧客携帯端末7に表示されたメニュー画面において顧客Cが店舗選択メニューを選ぶ(ステップS101)と、顧客携帯端末7はGPS機能を用いて現在位置を取得し(ステップS102)、取得した位置情報を元に所定の距離内に位置するフードコートの一覧を遠隔サーバ2に問い合わせる(ステップS103)。遠隔サーバ2は上記問合せを受信すると店舗データベース21から条件に合致するフードコート情報を検索し(ステップS104)、当該検索結果を顧客携帯端末7に問合せ結果として返信する(ステップS105)。顧客携帯端末7は、上記問合せ結果を受信すると、当該結果に含まれるフードコート情報の一覧を顧客携帯端末7の地理的な位置から近い順に並べ替えて表示する(ステップS106)。
上記のステップS106によりフードコート情報の一覧を表示する画面の構成を図4(a)に示す。図4(a)で示すように、表示画面Dにはフードコートの名称D102と、顧客携帯端末7の現在位置からの距離D103からなるフードコート表示D101がリスト状に表示されている。
顧客Cが一覧表示されたフードコートから利用したい一のフードコート、すなわちフードコート表示D101を選択すると(ステップS107)、顧客携帯端末7は当該選択されたフードコートに属する店舗情報の一覧を遠隔サーバ2に問い合わせる(ステップS108)。遠隔サーバ2は上記問合せを受信すると店舗データベース21から条件に合致する店舗情報を検索し(ステップS109)、当該検索結果を顧客携帯端末7に問合せ結果として返信する(ステップS110)。顧客携帯端末7は、上記問合せ結果を受信すると、当該結果に含まれる店舗情報の一覧を所定の順序に並べ替えて表示する(ステップS111)。
上記のステップS111により店舗情報の一覧を表示する際の構成を図4(b)に示す。図4(b)で示すように、表示画面Dには店舗の名称D105と、店舗の地理上の位置D106と、店舗の混雑具合を示すアイコンD107からなる店舗表示D104がリスト状に表示されている。
次いで、顧客Cが一覧表示された店舗から利用したい一の店舗、すなわち店舗表示D104を選択すると(ステップS112)、顧客携帯端末7は当該選択された店舗の詳細情報を遠隔サーバ2に問合せる(ステップS113)。遠隔サーバ2は上記問合せを受信すると店舗データベース21から当該店舗の詳細情報を取得し(ステップS114)、問合せ結果として顧客携帯端末7に返信する(ステップS115)。顧客携帯端末7は上記問合せ結果を受信すると、当該結果を表示する(ステップS116)。
上記のステップS116により店舗の一覧を表示する際の構成を図4(c)に示す。図4(c)で示すように、表示画面Dの上部には店舗の名称や店内、おすすめ商品等の画像からなる店舗コンテンツD108が表示され、下部には店舗が提供する商品を閲覧・注文するための商品メニューD109と、各種設定や画面遷移を行うメニューD110a〜D110dからなる共通メニューD110が表示される。
なお、本実施形態では店舗データベース21において店舗情報をフードコートによりカテゴライズして格納しているため、店舗を選択する際には店舗のカテゴリを示すフードコートを選択するステップS103〜S106を行っている。ただし、店舗情報をカテゴライズすることは必須ではなく、単に顧客携帯端末7の地理上の位置から直接店舗の一覧を取得するようにしてもよいし、カテゴライズの階層を増やしてもよく、カテゴライズされた店舗とカテゴライズされない店舗を混在させてもよい。カテゴライズの階層を増やす場合には、上記のステップS103〜S106の処理を階層数分繰り返すことで以降の処理を実行することができる。
本実施形態では、顧客携帯端末7が無線アクセスポイント63と接続した際に、当該無線アクセスポイント63を備えた店舗を特定する機能が提供される。図5は、上記機能により店舗を特定する処理の流れを示した図である。顧客携帯端末7が無線アクセスポイント63の接続可能範囲に入ると、顧客携帯端末7から無線アクセスポイント63に接続要求が送信され(ステップS117)、無線アクセスポイント63が認証処理を行い(ステップS118)、認証に成功すれば接続が完了する(ステップS119)。
当該接続の完了をトリガとして、顧客携帯端末7は接続された無線アクセスポイント63を特定する所定の情報を取得し(ステップS120)、当該情報を遠隔サーバ2に送信して店舗情報を問合せる(ステップS121)。遠隔サーバ2は店舗データベース21から無線アクセスポイント63を特定する情報が設定された店舗情報を検索し(ステップS122)、検索結果として得られた店舗に顧客Cが入店した、或いは立ち寄ったことを示す情報を顧客データベース23に記録するとともに(ステップS123)、当該店舗情報を特定する情報を問合せ結果として顧客携帯端末7に返信する(ステップS124)。顧客携帯端末7は当該問合せ結果を受信すると、図3におけるステップS113〜S116を実行することにより、店舗詳細情報を遠隔サーバ2から取得して表示する。なお、本実施形態では、上記のステップS113〜S116をそのまま使用して位置情報から店舗を特定できるようにするためにステップS121〜S124において遠隔サーバ2への問い合わせ処理を行っているが、通信の頻度を減少させる等の目的でこれをステップS113と統合してもよい。
図6は、顧客Cが顧客携帯端末7を操作して商品の注文を行う処理の流れを示した図である。前述の図3におけるステップS116、及び図4(c)で示す、顧客携帯端末7に表示された画面において、顧客Cが商品メニューを選択すると(ステップS201)、顧客携帯端末7は商品のカテゴリを遠隔サーバ2に問合せる(ステップS202)。遠隔サーバ2は当該問合せを受信すると商品データベース22から当該店舗における商品カテゴリを検索する(ステップS203)。当該検索結果は問合せ結果として遠隔サーバ2から顧客携帯端末7に返信され(ステップS204)、顧客携帯端末7はこれを所定の順序で表示する(ステップS205)。
本実施形態では、商品データベース22において商品情報は所定のカテゴリに区分分けされて格納されているため、商品の一覧を取得する前に上記ステップS202〜S205を行う必要があるが、商品をカテゴライズしない場合は当該ステップは不要である。また、カテゴリを2階層以上設ける場合は、ステップS202〜S205を階層数回繰り返すことでS207以降のステップを実行することができる。
上記のステップS205により商品カテゴリの一覧を表示する際の構成を図7(a)に示す。図7(a)で示すように、表示画面Dには最上部に店舗名を示すラベルD201が表示され、その下部に検索フィールドD203、検索実行ボタンD204を備える検索表示D202と、店舗のロゴD205、店舗名D206、混雑状況を示すアイコンD207を備えた店舗表示D208が表示され、さらにその下部にカテゴリ名D210を備えたカテゴリ表示D209がリスト状に表示されている。
顧客Cが一覧表示されたカテゴリから注文したい商品が含まれる一のカテゴリ、すなわちカテゴリD209を選択すると(ステップS206)、顧客携帯端末7は当該選択されたカテゴリに属する店舗の一覧を遠隔サーバ2に問い合わせる(ステップS207)。遠隔サーバ2は上記問合せを受信すると商品データベース22から条件に合致する商品情報を検索し(ステップS208)、当該検索結果を顧客携帯端末7に問合せ結果として返信する(ステップS209)。顧客携帯端末7は上記問合せ結果を受信すると、当該結果に含まれる商品情報の一覧を所定の順序に並べ替えて表示する(ステップS210)。
上記のステップS210により商品情報の一覧を表示する際の構成を図7(b)に示す。図7(b)で示すように、表示画面Dには最上部に店舗名を示すラベルD201が表示され、その下部選択されたカテゴリの名称D212を備えるカテゴリ表示D213と、商品名D215、詳細表示ボタンD216、注文数を増加するためのアイコンD217、注文数D218を備える商品表示D214がリスト状に表示されている。当該画面の各商品表示D214において、アイコンD217を選択すると、当該アイコンD217の横に表示される注文数D218の数字が増加する。当該操作及び前述のカテゴリ選択を繰り返すことで、顧客Cは注文する商品及び当該注文の数量を選択することができる。
顧客Cが任意の商品を選択した状態でカートメニューD211を選択すると、顧客携帯端末7の表示は図7(c)で示す画面に遷移する。図7(c)は、顧客が選択した商品の一覧表示と、商品の注文を行う画面の構成図であり、図7(c)で示すように、表示画面Dには最上部に店舗名を示すラベルD201が表示され、その下部に選択した商品名D221、詳細表示ボタンD216、注文数D218、注文数を増やすボタンD217、及び注文数を減らすボタンD222を備えた商品表示D220がリスト状に表示されている。また、下部には注文するボタンD223及び注文をキャンセルするボタンD224が表示されている。
図7(c)の画面において顧客が選択した商品及び数量の確認と修正をしたのち、ボタンD223を選択すると(S211)、顧客携帯端末7は当該注文に関する注文情報を遠隔サーバ2に送信する(ステップS212)。遠隔サーバ2は上記注文を受信すると、所定のデータ検査を行った(ステップS213)上で、当該情報を注文データベース24に記録する(ステップS214)。なお、当該注文データベース25に記録された注文情報は、顧客Cの利用履歴として利用することができる。
ここで、店舗サーバ3は所定の期間ごとに遠隔サーバ2に対して、当該店舗における注文の是非を問合せる(ステップS215)。遠隔サーバ2は当該問合せを受信すると当該店舗の注文情報を注文データベース24から検索し(ステップS216)、検索結果を問合せ結果として店舗サーバ3に返信する(ステップS217)。問合せ結果を受信した店舗サーバ3は、当該問合せ結果である注文情報を、変換データベースを参照しながらOES5に送信可能な形式に変換し(ステップS218)、当該変換された形式のデータをOES5に送信する(ステップS219)。OES5が当該変換された形式のデータを受信すると、OES5に対する注文としてこれを処理する(ステップS220)。
顧客Cが注文の履歴や状況を確認する場合も、上記と同様の流れにより処理される。すなわち、顧客Cの操作に応じて顧客携帯端末7が遠隔サーバ2に注文情報を問合せ、遠隔サーバ2が注文データベースを検索した結果を顧客携帯端末7に返信し、顧客携帯端末7がこれを表示する。
以上が顧客Cに対して提供される主要な機能における処理の流れである。
次に、店舗のスタッフに対して提供される主要な機能について、処理の流れを説明する。
図8は、店舗携帯端末4に表示される画面の構成図であり、図8(a)は、店舗携帯端末4に表示される、店舗のテーブル状況を示す画面の構成図である。図8(a)で示すように、店舗携帯端末4には、画面Dの上方に店舗スタッフEの個人情報D301が表示され、その下部に、テーブル番号と滞在時間を表示するアイコンD303を複数表示したテーブル状況表示D302が表示されている。また、テーブル状況表示D302の下方には、商品の在庫の有無等所定の操作を行うボタン群D304と、テーブル番号を入力するテンキーD305が表示されている。テーブル状況表示D302からいずれかのテーブルのアイコンD303を選択するか、テンキーD305によりテーブル番号を入力すると、店舗形態端末4は図8(b)で示す構成の画面を表示する。
図8(b)は、一のテーブルにおける顧客と利用状況を表示する画面の構成図であり、図8(b)で示すように、画面Dには顧客の個人情報D306、テーブル番号を表示するアイコンD307、過去の利用履歴から取得した当該顧客の嗜好D308、店舗スタッフEが入力した当該顧客に関する情報D309、注文済みの商品を閲覧するボタンD310、新たに受注を行うボタンD311が表示されている。
図9は、上記のボタンD311を選択し、新たに注文の受注を行う処理の流れを示した図である。図9で示すように、店舗スタッフEがボタンD311を選択すると(ステップS301)、店舗携帯端末4は遠隔サーバ3に対して店舗Mの商品情報から商品のカテゴリ情報を問合せる(ステップS302)。遠隔サーバ2は上記問い合わせを受信すると商品データベース22から店舗Mの商品カテゴリに関するカテゴリ情報を検索し(ステップS303)、当該検索結果を問い合わせ結果として返信する(ステップS304)。問い合わせ結果を受信した店舗携帯端末4はカテゴリ情報の一覧を表示する。(ステップS305)。
店舗スタッフEが当該表示されたカテゴリ情報から、受注する商品が属するカテゴリを選択すると(ステップS306)、店舗携帯端末4は当該カテゴリに属する商品を遠隔サーバ2に問合せる(ステップS307)。遠隔サーバ2は当該問い合わせを受信すると商品データベース22から当該カテゴリに属する商品情報を検索し(ステップS308)、検索結果を問い合わせ結果として返信する(ステップS309)。問合せ結果を受信した店舗携帯端末4は、問い合わせ結果である商品情報の一覧を表示する(ステップS310)。
図10(a)(b)は、それぞれ上記S305及びS310の処理で表示される画面の構成図である。図10(a)(b)で示すように、画面Dは上下に二分割されており、上側にカテゴリの一覧D312、下側に商品の一覧D313が表示される。また、最下部には注文を受注するボタンD314が表示される。
図10(a)(b)において、カテゴリ及び商品の選択を必要数繰り返したのちにボタンD314を選択すると、図10(c)で示す構成の画面に遷移する。図10(c)は、注文を確認する際に店舗携帯端末4に表示される画面構成を示す図であり、図10(c)で示すように、画面Dには商品名D316、数量D317、数量増加ボタンD318、数量減少ボタンD319からなる注文商品表示D315がリスト状に表示されるとともに、画面下端付近に注文を確定するボタンD320が表示される。
ボタンD320を店舗スタッフEが選択すると(ステップS311)、店舗携帯端末4は当該注文に関する情報を店舗サーバ3に送信する(ステップS312)。店舗サーバ3では当該注文情報を受信すると所定のデータ検査を行う(ステップS313)。データ検査に成功すると、店舗サーバ3は当該注文上方を遠隔サーバ2に送信し(ステップS314)、遠隔サーバ2はこれを注文データベース24に記録する(ステップS315)。また、店舗サーバ3は注文情報を、変換データベースを参照しながらOES5に送信可能な形式に変換し(ステップS316)、当該変換された形式のデータをOES5に送信する(ステップS317)。OES5は当該変換された形式のデータを受信すると、OES5に対する注文としてこれを処理する(ステップS318)。
上記のように、店舗の従業員Eは店舗携帯端末4を従来のOESにおけるハンディターミナルとして、店舗携帯端末4により注文の受注業務を行うことができる。従来のOESにおけるハンディターミナルは専用品がほとんどであり、導入コストを高騰させる要因となっていたが、本実施形態では汎用のスマートフォンやタブレット・コンピュータ等を店舗携帯端末4として使用できるので、導入コストを低く抑えることができる。
本実施形態では、無線アクセスポイント63により店舗を特定する際には遠隔サーバ2の顧客データベース23に当該特定された店舗に顧客Cが入店ないし立ち寄ったことを示す情報が記録され、顧客Cが注文を行った際には店舗サーバ2の注文データベース24に注文情報が記録される。これらの記録を顧客Cの複数の店舗にまたがる利用履歴として用いることで、顧客の嗜好等を高精度に測ることができる。また、本実施形態では店舗のテーブルに設けた光学コードを顧客携帯端末7で読み取ることにより顧客Cをテーブルと紐付けることができるが、当該紐付け処理を行う際にこの情報を顧客データベース23に記録することで、当該記録を顧客Cの入店履歴として利用することができる。
以上が本実施形態の説明であるが、本発明の構成は上記の実施形態に限られるものではない。
例えば、遠隔サーバ2が備える商品データベース22において、一の店舗Mの商品情報を当該店舗Mの店舗サーバ3がキャッシュし、顧客携帯端末7や店舗携帯端末4、店舗端末8は遠隔サーバ2ではなく店舗サーバ3に対して商品情報を取得するようにして、通信の頻度やデータ転送量等の通信コストを抑えるようにしてもよい。
また、さらに、店舗携帯端末4も店舗Mの商品情報をキャッシュするようにして、通信コストを抑えてもよい。
その他の具体的構成についても上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でさまざまな変更が可能である。
1 注文システム
2 遠隔サーバ
3 店舗サーバ
4 店舗携帯端末
5 OES
6 ネットワーク機器
63 無線アクセスポイント
7 顧客携帯端末
8 店舗端末
9 広域ネットワーク
10 店舗内LAN

Claims (12)

  1. POS端末及び/又はOESを備える複数の店舗に対して、商品の注文を受注するサービスを提供する注文システムであって、
    前記注文システムは、
    顧客携帯端末と、
    前記二以上の店舗のそれぞれが備え、前記POS端末又はOESと通信可能な店舗サーバと、
    前記顧客携帯端末及び店舗サーバと通信可能な遠隔サーバと、
    を備え、
    前記遠隔サーバは、
    前記店舗に関する店舗情報を前記顧客携帯端末に送信する店舗情報提供手段と、
    前記店舗が提供する商品に関する商品情報を前記顧客携帯端末に送信する商品情報提供手段と、
    前記顧客携帯端末から受信した注文情報を記録する注文受付手段と、
    前記記録した注文情報を前記店舗サーバに送信する注文提供手段と、
    を備え、
    前記顧客携帯端末は、
    前記店舗情報の一覧を前記遠隔サーバから取得し、該取得した店舗情報の一覧から利用する一の店舗を選択する店舗選択手段と、
    前記商品に対する注文を注文情報として前記遠隔サーバに送信する注文手段と、
    を備え、
    前記店舗サーバは、
    前記注文情報を前記遠隔サーバから取得する注文取得手段と、
    該取得した注文情報を前記店舗が有するPOS端末又はOESに送信可能な所定の形式に変換する注文変換手段と、
    該変換した注文情報をPOS端末又はOESに送信する、注文送信手段と、
    を備えた
    ことを特徴とする、注文システム。
  2. 前記顧客携帯端末は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであることを特徴とする、請求項1記載の注文システム。
  3. 前記注文システムは、さらに、少なくとも一以上の前記店舗が無線ネットワーク通信のためのアクセスポイント装置を備え、
    前記顧客携帯端末は、さらに、該顧客携帯端末が前記アクセスポイント装置により前記無線ネットワーク通信に接続した際に、該接続したアクセスポイント装置から前記店舗を特定する店舗特定手段を備えた
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の注文システム。
  4. 前記店舗は、さらに前記無線アクセスポイント装置と無線通信可能な店舗携帯端末を備え、
    前記店舗携帯端末は、
    前記商品に対する注文を注文情報として前記店舗サーバに送信する受注手段と、
    前記注文情報を前記遠隔サーバから取得し、該取得した注文情報を表示する受注確認手段と
    を備え、
    前記店舗サーバは、
    前記店舗携帯端末から受信した注文情報を前記遠隔サーバに送信する注文情報同期手段を備え、
    前記遠隔サーバは、前記注文受付手段が、前記顧客携帯端末及び店舗サーバから受信した注文情報を記録するようにした
    ことを特徴とする、請求項3記載の注文システム。
  5. 前記店舗携帯端末は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであることを特徴とする、請求項4記載の注文システム。
  6. 前記店舗サーバは、さらに、店舗における少なくとも一部の商品について注文の受注を拒む受注ロック手段を備えたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の注文システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の注文システムにおける遠隔サーバとして用いられるサーバ装置であって、
    前記店舗に関する店舗情報を前記顧客携帯端末に送信する店舗情報提供手段と、
    前記店舗が提供する商品に関する商品情報を前記顧客携帯端末に送信する商品情報提供手段と、
    前記顧客携帯端末又は前記店舗携帯端末から受信した注文情報を記録する注文受付手段と、
    前記記録した注文情報を前記店舗サーバに送信する注文提供手段と、
    を備えたことを特徴とする、サーバ装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の注文システムにおける店舗サーバとして用いられるサーバ装置であって、前記注文情報を前記遠隔サーバから取得する注文取得手段と、該取得した注文情報を前記店舗が有するPOS端末又はOESに送信可能な所定の形式に変換する注文変換手段と、該変換した注文情報をPOS端末又はOESに送信する、注文送信手段と、前記店舗携帯端末から受信した注文情報を前記遠隔サーバに送信する注文情報同期手段と、を備えたことを特徴とする、サーバ装置。
  9. コンピュータを請求項7記載のサーバ装置として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを請求項8記載のサーバ装置として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを請求項1〜6のいずれかに記載の顧客携帯端末として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを請求項1〜6のいずれかに記載の店舗携帯端末として機能させるためのプログラム。

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