JP2022123946A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性がよいサブスクリプションを容易に提供できる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置1において、ユーザサブスク情報格納部101は、クレジットカードのカード識別子に対応付けられ、サブスクリプションで契約される契約対象を識別する第一対象識別子を有するユーザサブスク情報が格納している。判断部104は、識別子受信部103が受信した契約対象を識別する第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているユーザサブスク情報とを用い、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザの、第二対象識別子により識別される契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する。判断結果取得部105は、判断部104の判断結果に関する判断結果情報を取得し、判断結果情報を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、サブスクリプションに関する処理を行う情報処理装置等に関するものである。
従来の技術として、サブスクリプション商品を販売するためのサブスクリプション商品販売システムであって、販売可能な複数種類のサブスクリプション商品に関する商品情報を管理する商品情報管理手段と、複数種類のサブスクリプション商品のうちのいずれかを指定するための商品指定手段と、商品指定手段を介して指定されたサブスクリプション商品に関する商品情報を前記商品情報管理手段から取得し、このサブスクリプション商品に応じたサブスクリプション契約情報をこの商品情報と対応付けて管理する契約情報管理手段と、を備えたことを特徴とするサブスクリプション商品販売システムが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-67777号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来においては、サブスクリプションによる商品やサービス等の提供を行おうとする店舗は、個別にサブスクリプションを管理するためのシステムを導入しなければならず、個別にシステムを導入することで導入費用が高くなったり、サブスクリプションを導入するための専門的な知識が必要となったりするため、容易にサブスクリプションを導入できない、という課題があった。
また、ユーザが複数の店舗で、サブスクリプションで契約した商品やサービス等を利用する場合、店舗ごとに、サブスクリプションで契約済みであることを示す情報(例えば、契約証明書や、会員証等)を提示しなければならず、サブスクリプションを利用するための利便性が悪い、という課題があった。
本発明は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、利便性がよいサブスクリプションを容易に提供することができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、クレジットカードを識別するカード識別子に対応付けられて、サブスクリプションで契約される契約対象を識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報が格納されるユーザサブスク情報格納部と、カード識別子に対応付けて、契約対象を識別する第二対象識別子を受信する識別子受信部と、識別子受信部が受信した第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部に格納されているユーザサブスク情報とを用いて、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザの、第二対象識別子により識別される契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する判断部と、判断部の判断結果に関する判断結果情報を取得する判断結果取得部と、判断結果情報を送信する判断結果送信部と、を備えた情報処理装置である。
かかる構成により、利便性がよいサブスクリプションを容易に提供することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、第一対象識別子および第二対象識別子は、店舗を識別する店舗識別子であるようにしてもよい。
かかる構成により、店舗で提供されるサブスクリプションを容易に管理することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、ユーザサブスク情報格納部には、異なる店舗においてサブスクリプションで契約された契約対象の第一対象識別子をそれぞれ有するユーザサブスク情報を含む2以上のユーザサブスク情報が格納されるようにしてもよい。
かかる構成により、異なる店舗で提供されるサブスクリプションを、クレジットカードにより一元管理することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、カード識別子と第一対象識別子とに対応付けて、サブスクリプションで契約された契約対象の利用に関する利用情報が格納される利用情報格納部と、判断部が、第二対象識別子により識別される契約対象が利用可能であると判断した場合に、識別子受信部が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、第二対象識別子に対応する第一対象識別子とに対応付けられた利用情報を蓄積する蓄積部と、利用情報格納部に格納された利用情報を送信する利用情報送信部と、をさらに備えるようにしてもよい。
かかる構成により、サブスクリプションが利用された場合に、サブスクリプションで契約された対象ごとの利用に関する情報を記録し、適宜送信することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、利用情報は、サブスクリプションの費用に関する費用情報、サブスクリプションで契約された契約対象の利用の有無に関する利用有無情報、サブスクリプションで契約された契約対象の利用回数に関する利用回数情報、サブスクリプションで契約しなかった場合の支払い金額に関する本来金額情報のうちの、1以上の情報を含むようにしてもよい。
かかる構成により、サブスクリプションに関連する費用や、利用の有無、利用回数、本来の支払い金額等を、記録することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、カード識別子に対応付けて、カード識別子で識別されるクレジットカードを用いた購入に関する情報であり、購入対象を識別する購入対象識別子を有する1以上の購入情報が格納される購入情報格納部と、サブスクリプションで契約可能な契約対象を識別する第一対象識別子を含む1以上の登録サブスク情報が格納される登録サブスク情報格納部と、カード識別子ごとに、登録サブスク情報が有する第一対象識別子の中から、第一対象識別子を有する上記のカード識別子と対応付けられたユーザサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部に格納されていない第一対象識別子を検出し、検出した第一対象識別子ごとに、購入情報格納部に格納される購入情報において、カード識別子と対応付けられており、検出した第一対象識別子に対応する購入対象識別子を含む購入情報を検出して購入頻度を取得し、取得した購入頻度が、高頻度であることを示すユーザ高頻度条件を満たすか否かを判断するユーザレコメンド判断部と、ユーザレコメンド判断部がユーザ高頻度条件を満たすと判断した第一対象識別子に対応するカード識別子と対応付けられたユーザに、第一対象識別子で識別される契約対象の、サブスクリプションによる契約を勧めるユーザレコメンド情報を送信するユーザレコメンド部と、をさらに備えるようにしてもよい。
かかる構成により、クレジットカードを利用した購入に関する情報から、ユーザに、新たなサブスクリプションをレコメンドすることができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、ユーザレコメンド部が送信したユーザレコメンド情報に対応する申込情報であって、ユーザレコメンド情報の送信先のユーザに対応付けられたカード識別子と、ユーザレコメンド情報が勧める契約対象を識別する第一対象識別子とに対応付けられたサブスクリプションの申込情報を受信する申込受信部と、申込受信部が受信した申込情報に対応付けられた第一対象識別子を有するユーザサブスク情報を、申込情報に対応付けられたカード識別子と対応付けて、ユーザサブスク情報格納部に蓄積するサブスク登録部と、をさらに備えるようにしてもよい。
かかる構成により、ユーザレコメンド情報に応じたユーザからの申し込みにより、ユーザに新たなサブスクリプションを登録することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、カード識別子に対応付けて、カード識別子で識別されるクレジットカードを用いた購入に関する情報であり、購入対象を識別する購入対象識別子を有する1以上の購入情報が格納される購入情報格納部と、サブスクリプションで契約可能な契約対象を識別する第一対象識別子であって、店舗識別子と対応付けられた第一対象識別子を含む1以上の登録サブスク情報が格納される登録サブスク情報格納部と、購入情報格納部にカード識別子と対応付けて格納されている購入情報のうちの、登録サブスク情報格納部に格納されている登録サブスク情報が有する第一対象識別子に対応する購入対象識別子を有していない購入情報を用いて、同じ店舗識別子と対応付けられた購入対象識別子を有する購入情報について、それぞれ、購入情報に対応付けられたカード識別子ごとの購入頻度を取得し、各店舗識別子について取得したカード識別子ごとの購入頻度が、購入頻度が高頻度であるユーザが多いことを示す店舗高頻度条件を満たすか否かを判断する店舗レコメンド判断部と、店舗レコメンド判断部が高頻度条件を満たすと判断した店舗識別子により識別される店舗に、店舗で提供する購入対象を、サブスクリプションにより提供することを勧める店舗レコメンド情報を送信する店舗レコメンド部と、をさらに備えるようにしてもよい。
かかる構成により、クレジットカードを利用した購入に関する情報から、店舗にサブスクリプションの導入を勧めることができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、ユーザサブスク情報格納部には、ユーザサブスク情報に対応付けて、ユーザサブスク情報が有する第一対象識別子が示す契約対象の利用に関する制約を示す制約情報が格納されており、判断部は、制約情報をさらに用いて、識別子受信部が受信した第二対象識別子が識別する契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断するようにしてもよい。
かかる構成により、ユーザがサブスクリプション契約した契約対象の利用が制約を満たす場合にのみ、既に契約されているサブスクリプションによる契約対象の利用を許可することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、制約情報は、第二対象識別子が識別する契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の利用金額の総額に関する総額制約情報、第二対象識別子が識別する契約対象の利用回数に関する回数制約情報、第二対象識別子が識別する契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の1回の利用金額に関する1回金額制約情報、および第二対象識別子が識別する契約対象の利用量に関する利用量制約情報のうちの1以上を含む、情報処理装置としてもよい。
かかる構成により、利用金額の総額、利用回数、一回の利用金額、および利用量の1以上の制約を満たす場合に、既に契約しているサブスクリプションによる契約対象の利用を許可することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、ユーザサブスク情報格納部に格納されるユーザサブスク情報は、2以上の契約対象で構成されるグループを契約対象として識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報を含みサブスクリプションで契約可能な2以上の契約対象のグループを契約対象として識別するグループ対象識別子と、グループ対象識別子が示す契約対象のグループを構成する2以上の契約対象をそれぞれ識別する2以上の構成対象識別子と、を対応付けて有する1以上の対象グループ情報が格納される対象グループ情報格納部をさらに備え、判断部は、識別子受信部が受信した第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部に格納されているユーザサブスク情報と、対象グループ情報格納部に格納されている対象グループ情報とを用いて、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であるか判断する情報処理装置としてもよい。
かかる構成により、グループを構成する複数のサブスクリプションの契約対象を、一のサブスクリプションによって利用することができる。
本発明による情報処理装置等によれば、利便性がよいサブスクリプションを容易に提供することができる。
本発明の実施の形態における情報処理システムのブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置のユーザサブスク情報管理表の一例を示す図 同情報処理装置の対象グループ情報管理表の一例を示す図 同情報処理装置の利用情報管理表の一例を示す図(図8(a)、図8(b)) 同情報処理装置の購入情報管理表の一例を示す図(図9(a)、図9(b)) 同情報処理装置の登録サブスク情報管理表の一例を示す図 同店舗端末装置の表示例を示す図(図11(a)、図11(b)) 同ユーザ端末装置の表示例を示す図 同情報処理装置のユーザ購入頻度管理表を示す図 同ユーザ端末装置の表示例を示す図を示す図 同情報処理装置の取得購入情報管理表の一例を示す図(図15(a))、および購入対象管理表の一例を示す図(図15(b)) 同情報処理装置の購入頻度管理表の一例を示す図 同店舗端末装置の表示例を示す図 同コンピュータシステムの外観の一例を示す図 同コンピュータシステムの構成の一例を示す図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。
情報処理システム1000は、情報処理装置1と、1または2以上の店舗端末装置2と、1または2以上のユーザ端末装置3と、を備える。情報処理装置1と、1または2以上の店舗端末装置2および1または2以上のユーザ端末装置3とは、情報の送受信が可能となるよう有線または無線の通信回線等を介して接続されている。例えば、情報処理装置1と、1または2以上の店舗端末装置2およびユーザ端末装置3とは、無線や有線のネットワーク等を介して情報の送受信が可能となるよう接続されている。なお、図1においては、一例として、情報処理システム1000が、3以上の店舗端末装置2と、3以上のユーザ端末装置3とを有する場合を例に挙げて説明する。
情報処理装置1は、ユーザサブスク情報格納部101、対象グループ情報格納部102、識別子受信部103、判断部104、判断結果取得部105、判断結果送信部106、利用情報格納部107、蓄積部108、利用情報送信部109、購入情報格納部110、登録サブスク情報格納部111、ユーザレコメンド判断部112、ユーザレコメンド部113、申込受信部114、サブスク登録部115、店舗レコメンド判断部116、および店舗レコメンド部117を備える。
情報処理装置1は、通常、サーバ装置である。例えば、情報処理装置1は、クラウドサーバや、ASPサーバである。ただし、情報処理装置1は、サーバ装置に限定されるものではない。情報処理装置1は、例えば、コンピュータ等により実現される。
ユーザサブスク情報格納部101には、クレジットカードを識別するカード識別子に対応付けられて、1または2以上のユーザサブスク情報が格納される。ユーザサブスク情報は、例えば、ユーザが契約しているサブスクリプションに関する情報である、と言える。ユーザサブスク情報は、サブスクリプションで契約される契約対象を識別する第一対象識別子を有する情報である。カード識別子は、例えば、クレジットカード番号や、クレジットカードのセキュリティコードや、クレジットカードの磁気ストライプやICチップから読み取り可能なクレジットカードを識別する情報である。
サブスクリプションとは、例えば、契約対象についての定期期間(例えば、1ヶ月や一年等)の利用権を購入したり契約したりする方式や、利用権について料金を支払うビジネス方式であり、サブスクリプション方式とも呼ばれる。サブスクリプションは、有限期間の利用許可や使用許可を得るために料金を支払う方式等と考えてもよい。サブスクリプションは、定期期間において、契約対象の利用金額が一定であるビジネス方式と考えてもよい。なお、サブスクリプションの利用金額は、定期期間ごと(例えば、月ごと)に変動してもよい。いわゆる定額制等の、定期期間(年、月、日など)あたり一定の価格で、サービスを提供する課金形態等も、サブスクリプションの一形態と考えてもよい。サブスクリプションで契約対象を契約することは、サブスクリプションで、契約対象を利用する契約を行うことと考えてもよい。ここでの契約対象の利用は、例えば、契約対象の使用であってもよく、契約対象の取得であってもよい。ここでの契約対象の利用は、例えば、追加の費用等が発生しない利用である。
ここでの契約対象とは、商品やサービスである。契約対象は無形物であってもよく、有形物であってもよい。サブスクリプションで商品を契約する、ということは、例えば、商品を定期期間利用する権利を契約することや、定期期間内において商品を、追加費用を発生させることなく、ユーザが望む量だけ取得できる権利を契約することである。サブスクリプションでサービスを契約する、ということは、例えば、サービスを定期期間利用する権利を契約することである。例えば、ユーザが飲食店を、サブスクリプションにより利用する場合、定期期間内であれば、サブスクリプションの費用だけで、追加の費用なしに、好きなだけ飲食物を注文することが可能となる。ただし、サブスクリプションでの契約には、後述する制約情報が示す制約のような、予め決められた制約等が存在してもよい。サブスクリプションで契約される契約対象は、例えば、一つの契約対象であってもよく、異なる複数の契約対象であってもよい。
第一対象識別子は、例えば、契約対象の名称や、契約対象に割り当てられたコード等の契約対象を識別する識別子であってもよい。また、第一対象識別子は、契約対象を識別可能な情報であれば、上記以外の情報であってもよい。第一対象識別子は、契約対象を提供する店舗の店舗識別子でもよく、契約可能な商品の識別子でもよく、契約対象を提供する店舗の店舗識別子と契約可能な1以上の商品の識別子との組でもよい。例えば、第一対象識別子は、店舗を識別する店舗の識別子であってもよい。この店舗の識別子は、例えば、ユーザがサブスクリプションを契約している店舗を識別する店舗識別子であってもよい。例えば、店舗でサブスクリプションにより提供可能な契約対象が一つである場合や、店舗で提供されるすべての契約対象を、一のサブスクリプションによって契約できる場合等においては、店舗識別子により、サブスクリプションで契約される契約対象を特定できる。店舗識別子とは、店舗名や、店舗に割り当てられたコードや、店舗の電話番号や、店舗のメールアドレス等である。
第一対象識別子は、契約対象を提供する店舗を識別可能な情報と対応付けられていることが好ましい。例えば、店舗を識別可能な情報と対応付けられた第一対象識別子は、店舗識別子を有する情報であってもよく、上述したような店舗識別子であってもよい。また、第一対象識別子と、店舗識別子とを対応付けて管理する情報が、格納部(図示せず)等に格納されていてもよい。また、例えば、第一対象識別子と、これに対応付けられた店舗識別子とが、同じユーザサブスク情報に含まれていてもよい。なお、店舗識別子が、ユーザサブスク情報と対応付けられていてもよい。
また、第一対象識別子は、複数の契約対象で構成されるグループを一の契約対象として扱う場合の、このグループの契約対象の識別子であってもよい。
ユーザサブスク情報格納部101には、例えば、異なる店舗においてサブスクリプションで契約され得る契約対象の第一対象識別子をそれぞれ有するユーザサブスク情報を含む2以上のユーザサブスク情報が格納されることが好ましい。例えば、ユーザサブスク情報格納部101には、異なる2以上の店舗識別子をそれぞれ有する2以上の第一対象識別子が格納されてもよく、異なる2以上の店舗を識別可能な契約対象の識別子をそれぞれ有する2以上の第一対象識別子が格納されてもよい。
ユーザサブスク情報は、第一対象識別子以外の情報をさらに有していてもよい。例えば、ユーザサブスク情報は、ユーザサブスク情報を識別する識別子等を有していてもよく、サブスクリプションの有効期限や、サブスクリプションを契約している期間の自動延長の要否等の、サブスクリプションを管理するための情報等を有していてもよい。
カード識別子と対応付けられてユーザサブスク情報が格納される、ということは、カード識別子と、ユーザサブスク情報との組が、ユーザサブスク情報格納部101に格納されることであってもよく、ユーザサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部101以外の格納部(図示せず)に格納されているカード識別子と、リンクされて格納されていることや、共通する識別子等を介して対応付けられて格納されていることであってもよく、ユーザサブスク情報が、カード識別子を有していることであってもよい。ただし、カード識別子とユーザサブスク情報との対応付けは、上記の態様に限定されるものではない。かかることは、後述するユーザサブスク情報に対応付けて格納される制約情報等についても同様である。
なお、以下、本実施の形態においては、カード識別子と、ユーザサブスク情報との組が、ユーザサブスク情報格納部101に格納される例を主として説明する。
ユーザサブスク情報と対応付けられたカード識別子は、ユーザサブスク情報が示す第一対象識別子が示す契約対象のサブスクリプションによる契約に用いられたクレジットカードのカード識別子であることが好ましいが、契約に用いられたクレジットカード以外のクレジットカードのカード識別子であってもよい。ただし、この場合のクレジットカードは、契約を行ったユーザのクレジットカード、もしくは契約を行ったユーザの家族や保護者のクレジットカードであることが好ましい。ユーザのクレジットカードとは、例えば、ユーザが契約しているクレジットカードや、ユーザが名義人であるクレジットカードである。
ユーザサブスク情報格納部101には、例えば、ユーザが利用するクレジットカードのカード識別子と対応付けて、このユーザがサブスクリプションで契約済みの契約対象の第一対象識別子が格納される。例えば、ユーザが契約対象をサブスクリプションで契約した場合に、このユーザのカード識別子と対応付けられた第一対象識別子が、店舗端末装置2や、サブスクリプションの契約を受け付ける装置(図示せず)等から、情報処理装置1に送信され、受信部(図示せず)がこれを受信し、受信した第一対象識別子を、受信したカード識別子と対応付けて、ユーザサブスク情報格納部101に蓄積する。ただし、ユーザサブスク情報が、どのようにユーザサブスク情報格納部101に蓄積されるかは、上記に限定されるものではない。また、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているユーザサブスク情報に対応するサブスクリプションの有効期間(例えば、サブスクリプションの契約期間や契約対象の利用可能期間)が終了した場合、例えば、このユーザサブスク情報は、ユーザサブスク情報格納部101から削除される。ここでの削除は、削除されたことを示すフラグ等の情報を、ユーザサブスク情報に対応付けることであってもよい。なお、サブスクリプションの有効期間が、利用料の支払い等により延長された場合には、例えば、対応するユーザサブスク情報は削除されないようにしてもよく、新たなユーザサブスク情報を蓄積するようにしてもよい。ただし、ユーザサブスク情報が、どのように管理されるかは、上記のような例に限定されるものではない。
ユーザサブスク情報格納部101には、例えば、ユーザサブスク情報に対応付けて、ユーザサブスク情報が有する第一対象識別子が示す契約対象の利用に関する制約を示す制約情報が格納されていてもよい。制約情報とは、例えば、サブスクリプションで契約している契約対象の利用が制約される条件と考えてもよい。例えば、制約情報は、サブスクリプションで契約している契約対象に対するユーザの利用が、制約情報が示す制約内である場合には、この契約対象が利用可能とし、制約情報が示す制約を超えた場合には、サブスクリプションの有効期間内であっても、この契約対象の利用が不可とするために用いられる情報である。制約情報については、後述する。
なお、ユーザサブスク情報格納部101に格納されるユーザサブスク情報は、2以上の契約対象で構成されるグループを一の契約対象として識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報を含んでいてもよい。
ユーザサブスク情報格納部101は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。なお、かかることは、他の格納部についても同様である。
対象グループ情報格納部102には、1または2以上の対象グループ情報が格納される。対象グループ情報は、グループ対象識別子と、2以上の構成対象識別子とを対応付けて有する情報である。グループ対象識別子は、サブスクリプションで契約可能な2以上の契約対象のグループを一の契約対象として識別する識別子である。構成対象識別子は、グループ対象識別子が示す契約対象のグループを構成する2以上の契約対象をそれぞれ識別する識別子である。構成対象識別子としては、上述した第一対象識別子と同様の情報が利用可能である。なお、処理等の便宜に応じて、一つのみの契約対象も、一の契約対象のグループとして、扱うようにしてもよい。
識別子受信部103は、カード識別子に対応付けて、契約対象を識別する第二対象識別子を受信する。識別子受信部103は、例えば、契約対象を識別する第二対象識別子を、この契約対象をサブスクリプションにより契約したユーザのクレジットカードのカード識別子に対応付けて受信する。このカード識別子は、例えば、契約対象をサブスクリプションにより契約したユーザを識別する情報として用いられている情報である。このカード識別子は、サブスクリプションで契約対象を契約したユーザを識別する情報として登録されている情報と考えてもよい。
識別子受信部103は、通常、カード識別子と対応付けられた第二対象識別子として、カード識別子と第二対象識別子とを受信する。例えば、識別子受信部103は、カード識別子と第二対象識別子とを有する情報を受信する。ただし、識別子受信部103は、第二対象識別子とともに、この第二対象識別子に対応付けられたカード識別子を受信しなくてもよい。識別子受信部103は、例えば、第二対象識別子と、カード識別子と対応付けられたカード識別子以外の情報とを受信してもよい。例えば、識別子受信部103は、ユーザが利用する契約対象の利用金額の情報や、ユーザが利用する契約対象の利用量を示す情報をさらに受信してもよい。ここでの利用金額は、例えば、仮に、サブスクリプション契約していない場合に契約対象を利用した際に発生する利用金額である。
第二対象識別子は、契約対象を識別する識別子であり、上述した第一対象識別子と同様の情報が利用可能である。例えば、第二対象識別子は、店舗識別子であってもよい。ここでの店舗識別子は、例えば、対応するカード識別子が示すクレジットカードを利用するユーザがサブスクリプションを契約している店舗の店舗識別子であってもよく、対応するカード識別子が示すクレジットカードを利用するユーザが、サブスクリプション契約しているユーザであるかを照会しようとしている店舗の店舗識別子であってもよい。
なお、本実施の形態においては、説明を簡単にするために、同じ契約対象を識別する第一対象識別子、第二対象識別子、および構成対象識別子として、同じ識別子が利用される場合を例に挙げて説明する。ただし、同じ契約対象に対応する第一対象識別子、第二対象識別子、および構成対象識別子の対応関係を管理する情報が格納されており、必要に応じて、適宜、一の識別子を、この識別子に対応する他の異なる識別子に変換可能であれば、同じ契約対象に対応する上記の識別子として、異なる識別子を用いてもよい。
識別子受信部103は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。識別子受信部103は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているユーザサブスク情報とを用いて、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザの、第二対象識別子により識別される契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する。サブスクリプションによる利用とは、例えば、既に契約しているサブスクリプションにより、契約対象を利用することである。契約対象の利用は、契約対象を使用することであってもよく、契約対象を取得することであってもよく、契約対象に対応するサービス等を受けること等であってもよい。このサブスクリプションは、例えば、第二対象識別子と対応付けられたカード識別子に対応付けられたサブスクリプションである。例えば、ここでの利用は、追加の費用等が発生しない利用である。契約対象のサブスクリプションによる利用が可能か判断する、ということは、契約対象についてサブスクリプションの契約をしているか判断することである。例えば、サブスクリプションの契約をしていれば、契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であることとなる。
判断部104は、通常、識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応するユーザサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部101に存在するか否かを判断し、存在する場合、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であると判断する。識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識対応付け対応するユーザサブスク情報とは、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子と、この第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と一致するカード識別子とを有するユーザサブスク情報である。
なお、第二対象識別子に対応する第一対象識別子とは、第二対象識別子が識別する契約対象と同じ契約対象を識別する第一対象識別子である。例えば、上述したように、同じ契約対象に対応する第一対象識別子および第二対象識別子として、同じ識別子を利用している場合、第二対象識別子に対応する第一対象識別子とは、第二対象識別子と一致する第一対象識別子である。かかることは、第二対象識別子に対応する構成対象識別子、およびグループ対象識別子に対応する第一対象識別子等についても同様である。
判断部104は、制約情報をさらに用いて、識別子受信部103が受信した第二対象識別子が識別する契約対象の、サブスクリプションによる利用が可能であるか判断するようにしてもよい。例えば、判断部104は、上記のような、識別子受信部103が受信した第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているユーザサブスク情報とを用いた判断によって、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であると判断され、かつ、識別子受信部103が受信した第二対象識別子が識別する契約対象の、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザによる利用が、識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応するユーザサブスク情報と対応付けられた制約情報が示す制約を満たす場合に、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であると判断し、それ以外の場合は、契約対象の利用が不可であると判断する。ここでのサブスクリプションによる利用は、例えば、既に契約しているサブスクリプションによる契約対象の利用である。例えば、この利用は、追加費用等の発生のない利用である。
ユーザサブスク情報格納部101に、ユーザサブスク情報に対応付けて格納される制約情報は、例えば、総額制約情報、回数制約情報、一回金額制約情報、および利用料制約情報のうちの1以上を含む情報である。
総額制約情報とは、第二対象識別子が識別する契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の利用金額の総額に関する制約情報である。ここでの利用金額の総額は、例えば、予め決められた期間内における利用金額の総額である。予め決められた期間は、例えば、サブスクリプションの利用期間や契約期間内の期間であれば、どのような長さの期間であってもよく、例えば、利用期間や契約期間の全期間であってもよく、一か月、一週間、一日等の期間であってもよい。利用金額の総額に関する制約情報は、例えば、利用金額の総額の上限値(例えば、上限額)である。ここでの利用金額は、サブスクリプションによって契約した契約対象を、サブスクリプションで契約せずに利用した場合(例えば、買取形式で利用した場合)の利用金額である。
回数制約情報とは、第二対象識別子が識別する契約対象の利用回数に関する制約情報である。ここでの利用回数は、例えば、上述したような予め決められた期間内の利用回数である。利用回数に関する制約情報は、例えば、利用回数の上限値である。
一回金額制約情報とは、第二対象識別子が識別する契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の1回の利用金額に関する制約情報である。一回の利用金額に関する制約情報は、例えば、一回の利用金額の上限値である。
利用量制約情報とは、第二対象識別子が識別する契約対象の利用量に関する制約情報である。契約対象の利用量とは、例えば、契約対象の利用時間であってもよく、利用する契約対象の数量であってもよい。例えば、サブスクリプションで契約する契約対象が、動画の配信サービスである場合、契約対象の利用量は、契約対象である動画の視聴時間であってもよい。また、例えば、サブスクリプションで契約する契約対象が、ボトル入りの飲料の宅配サービスである場合、契約対象の利用量は、契約対象である飲料を注文する本数やケース数であってもよい。ここでの利用量は、例えば、上述したような予め決められた期間内の利用量である。利用量に関する制約情報は、例えば、利用回数の上限値である。
判断部104は、例えば、後述する利用情報格納部107に格納されている識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子と、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応するカード識別子とに対応付けられた利用情報を用いて、識別子受信部103が受信した第二対象識別子が識別する契約対象の、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザによる利用が、識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応するユーザサブスク情報と対応付けられた制約情報が示す制約を満たすか否かの判断を行う。
例えば、識別子受信部103が、カード識別子に対応付けられた第二対象識別子とともに、さらにユーザが利用する契約対象の金額を受信する場合であって、識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応するユーザサブスク情報に対応付けて格納される制約情報が、総額制約情報である場合、判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子と、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、に対応付けられて利用情報格納部107に格納されている利用情報である本来金額情報を用いて、この第二対象識別子が示す契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の利用金額の総額を取得する。例えば、この総額は、制約情報に対して予め決められた期間内(例えば、今月や今週等)の利用金額の総額であり、例えば、利用情報と対応付けられた日付等を利用して、予め決められた期間内の日付と対応付けられた利用情報を取得して、予め期間内の利用金額を取得して総額を取得する。そして、判断部104は、取得した総額に、識別子受信部103が受信した新たに契約対象を利用する金額を加算した総額が、総額制約情報に対して予め決められた上限値である閾値を超えるか判断し、閾値を超えない場合、制約情報が示す制約を満たすと判断し、閾値を超える場合、制約情報が示す制約を満たさないと判断する。
また、例えば、識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応するユーザサブスク情報に対応付けて格納される制約情報が、回数制約情報である場合、判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子と、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応付けられて利用情報格納部107に格納されている利用情報である利用回数情報を用いて、契約対象の利用回数を取得する。例えば、取得する利用回数は、制約情報に対して予め決められた期間内(例えば、今月や今週等)の利用回数である。判断部104は、取得した利用回数に、今回新たに契約対象を利用する回数を加算した利用回数が、回数制約情報に対して予め決められた上限値である閾値を超えるか判断し、閾値を超えない場合、制約情報が示す制約を満たすと判断し、閾値を超える場合、制約情報が示す制約を満たさないと判断する。
また、例えば、識別子受信部103が、カード識別子に対応付けられた第二対象識別子とともに、さらにユーザが利用する契約対象の利用量を受信する場合であって、識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応するユーザサブスク情報に対応付けて格納される制約情報が、利用量制約情報である場合、判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子と、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、に対応付けられて利用情報格納部107に格納されている利用情報を用いて、この第二対象識別子が示す契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の利用量の総量を取得する。例えば、この総量は、制約情報に対して予め決められた期間内(例えば、今月や今週等)の利用量の総量であり、例えば、利用情報と対応付けられた日付等を利用して、予め決められた期間内の日付と対応付けられた利用情報を取得して、予め期間内の利用量を取得して総量を取得する。そして、判断部104は、取得した総量に今回新たに利用する利用量を加算した総量が、利用量制約情報に対して予め決められた上限値である閾値を超えるか判断し、閾値を超えない場合、制約情報が示す制約を満たすと判断し、閾値を超える場合、制約情報が示す制約を満たさないと判断する。
また、例えば、識別子受信部103が、カード識別子に対応付けられた第二対象識別子とともに、さらにユーザが利用する契約対象の金額を受信する場合であって、識別子受信部103が受信した第二対象識別子とこの第二対象識別子に対応付けられたカード識別子とに対応するユーザサブスク情報に対応付けて格納される制約情報が、一回金額制約情報である場合においては、受信した契約対象の金額が、一回金額制約情報に対して予め決められた閾値を超えるか判断し、閾値を超えない場合、制約情報が示す制約を満たすと判断し、閾値を超える場合、制約情報が示す制約を満たさないと判断する。
なお、上記で説明した制約情報や、制約情報を用いた判断処理は一例であり、制約情報や、制約情報を用いて判断処理は、上記の例に限定されるものではない。また、ユーザサブスク情報を用いたサブスクリプションによる契約対象の利用の判断と、制約情報を用いたサブスクリプションによる契約対象の利用の判断とを行う順序は問わない。
なお、判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているユーザサブスク情報と、対象グループ情報格納部102に格納されている1または2以上の対象グループ情報とを用いて、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であるか判断するようにしてもよい。
例えば、判断部104は、上記と同様に、識別子受信部103が受信した第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているユーザサブスク情報とを用いて、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であるか判断する。また、判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する構成対象識別子と対応付けられたグループ対象識別子と、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応するカード識別子とに対応するユーサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部101に存在するか否かを判断し、存在する場合に、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であると判断する。例えば、判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する構成対象識別子と対応付けられたグループ対象識別子を、対象グループ情報を用いて検出し、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、対象グループ情報を用いて検出したグループ対象識別子と、に対応するユーザサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部101に存在するか否かを判断し、存在する場合、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であると判断する。グループ対象識別子と、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応するカード識別子とに対応するユーサブスク情報とは、例えば、グループ対象識別子に対応する第一対象識別子と、識別子受信部103が受信したカード識別子と一致するカード識別子とを有するユーザサブスク情報である。
なお、この場合、対象グループ情報を用いない判断処理により、契約対象が利用可能であると判断されなかった場合に対象グループ情報を用いた判断処理を行うようにしてもよく、対象グループ情報を用いた判断処理により、契約対象が利用可能であると判断されなかった場合に対象グループ情報を用いない判断処理を行うようにしてもよい。
なお、判断部104は、上記のように、対象グループ情報を用いて、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であるか判断する場合においても、上記と同様に制約情報をさらに用いて、判断を行うようにしてもよい。
判断結果取得部105は、判断部104の判断結果に関する判断結果情報を取得する。判断結果情報は、例えば、識別子受信部103が受信した第二対象識別子が識別する契約対象を、この受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザが利用可能であるか否かを示す判断結果の情報である。判断結果情報は、このような判断結果を表示するための情報等であってもよい。例えば、判断結果取得部105は、判断部104の判断結果に応じた判断結果情報を、格納部(図示せず)等から読み出す。
判断結果送信部106は、判断結果情報を送信する。判断結果送信部106は、例えば、判断結果情報を、識別子受信部103が受信した第二対象識別子を送信した店舗端末装置2に送信する。
判断結果送信部106は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。判断結果送信部106は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。かかることは、他の送信部についても同様である。
利用情報格納部107には、カード識別子と第一対象識別子と対応付けて、サブスクリプションで契約された契約対象の利用に関する利用情報が格納される。サブスクリプションで契約された契約対象の利用とは、契約済みのサブスクリプションにより、商品を使用したり取得したりすることや、契約済みのサブスクリプションにより、サービスを受けること等である。利用情報は、例えば、サブスクリプションの費用に関する費用情報、サブスクリプションで契約された契約対象の利用の有無に関する利用有無情報、サブスクリプションで契約された契約対象の利用回数に関する利用回数情報、サブスクリプションで契約しなかった場合の支払い金額に関する本来金額情報のうちの、1以上の情報を含む。費用情報は、例えば、ユーザが支払ったサブスクリプションの費用である。費用情報は、例えば、費用が支払われた日付の情報を有していてもよい。利用有無情報は、例えば、利用が行われた日付の情報であってもよい。利用回数情報は、利用回数の情報を有していてもよい。例えば、利用回数情報は、月ごとや、週ごと等の予め決められた1以上の期間内における利用回数の情報を有していてもよい。本来金額情報は、例えば、契約対象を、サブスクリプションで契約しなかった場合の支払い金額である。ただし、利用情報は、上記のような情報に限定されるものではなく、例えば、カード識別子と第一対象識別子と対応付けて送信される、サブスクリプションで契約された契約対象の利用に関する情報が、受け取った日付や、カード識別子や、第一対象識別子等と対応付けられて、利用情報として、利用情報格納部107に蓄積されてもよい。
なお、利用情報は、第一対象識別子の代わりに、第二対象識別子と対応付けて格納されてもよく、この場合も結果的には、第二対象識別子を変換することで、第一対象識別子を取得可能であることから、利用情報が第一対象識別子と対応付けられていると考えてもよい。
蓄積部108は、判断部104が、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する契約対象が利用可能であると判断した場合に、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、この第二対象識別子に対応する第一対象識別子とに対応付けられた利用情報を蓄積する。蓄積する利用情報は、識別子受信部103が受信した契約対象の金額や、契約対象の利用量の情報等を有する情報であってもよい。例えば、蓄積部108は、利用情報格納部107に格納された利用情報であって、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、この第二対象識別子に対応する第一対象識別子とに対応付けられた利用情報を蓄積する。ここでの蓄積は、例えば、利用情報の追記であってもよく、利用情報の値の変更(例えば、利用情報である利用回数情報の値の加算等)であってもよい。ここでの変更は、例えば、更新を含むと考えてもよい。また、利用情報格納部107に、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、この第二対象識別子に対応する第一対象識別子とに対応付けられた利用情報が格納されていない場合、ここでの蓄積は、利用情報格納部107に、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、この第二対象識別子に対応する第一対象識別子とに対応付けられた利用情報を新たに蓄積する処理であってもよい。なお、蓄積部108は、判断部104が、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する契約対象が利用可能であると判断した場合に、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、この第二対象識別子に対応する第一対象識別子とに対応付けられた利用情報を、受信した日付等と対応付けて利用情報格納部107に追記してもよい。
利用情報送信部109は、利用情報格納部107に格納された利用情報を送信する。例えば、利用情報送信部109は、カード識別子と対応付けられた利用情報を、カード識別子が識別するクレジットカードのユーザが利用するユーザ端末装置3等に送信する。例えば、利用情報送信部109は、予め決められた期間内の利用情報を送信する。
利用情報送信部109が利用情報を送信するタイミングやトリガー等は問わない。例えば、利用情報送信部109は、予め決められた期間ごと(例えば、毎月一日や、毎週月曜日等)に利用情報を送信してもよく、予め決められた日付等に利用情報を送信してもよい。また、ユーザ端末装置等から、カード識別子等と対応付けられた利用情報を要求する情報を受信した場合に、このカード識別子に対応するユーザ端末装置に利用情報を送信してもよい。
利用情報送信部109は、利用情報に対して予め決められた加工を行い、加工した利用情報を送信してもよい。この利用情報は、例えば、統計処理等であってもよく、グラフ等を描画する処理等であってもよい。
購入情報格納部110には、カード識別子に対応付けて、1または2以上の購入情報が格納される。購入情報は、対応付けられたカード識別子で識別されるクレジットカードを用いた購入に関する情報であり、購入対象を識別する購入対象識別子を有する情報である。ここでの購入対象とは、例えば、上述した契約対象と同様のものである。購入対象は、例えば、店舗で購入することが可能な商品やサービスである。購入対象は、例えば、ユーザが購入したものである。購入対象識別子は、例えば、購入対象である商品やサービスを識別可能な識別子である。購入対象識別子は、例えば、購入対象である商品やサービスを購入する店舗の店舗識別子であってもよい。例えば、一の店舗で提供する異なる複数の購入対象を区別せず、この一の店舗で提供される購入対象と考える場合、購入対象識別子は、購入対象を提供する店舗識別子であってもよい。ここでの購入対象は、例えば、サブスクリプションで契約することによって利用することも可能な購入対象であってもよい。購入対象識別子は、例えば、購入対象が利用可能となるサブスクリプション契約の契約対象を識別する識別子であってもよい。購入対象識別子は、この購入対象識別子により識別される購入対象を利用可能なサブスクリプション契約の第一対象識別子と予め対応付けられていてもよい。例えば、格納部(図示せず)に購入対象識別子と第一対象識別子とを対応付けて有する情報が格納されていてもよい。
購入情報は、例えば、対応付けられたカード識別子で識別されるクレジットカードを用いて購入された購入対象の購入対象識別子を有する情報である。購入情報格納部110には、例えば、1または2以上の購入情報が、カード識別子と、購入対象を購入可能な店舗を識別する店舗識別子と対応付けられて格納されていてもよい。購入情報がカード識別子に対応付けられて格納される、ということは、例えば、購入情報とカード識別子とを対応付けて有する情報が購入情報格納部110に格納されることであってもよく、購入情報がカード識別子を有することであってもよい。購入情報が、店舗識別子と対応付けられて格納される、ということは、購入情報と店舗識別子とを有する情報が購入情報格納部110に格納されることであってもよく、購入情報が店舗識別子を有することであってもよく、購入情報が有する購入対象識別子が店舗識別子を有することであってもよい。また、購入情報が、店舗識別子と対応付けられて格納される、ということは、店舗識別子が、購入対象識別子として格納されることであってもよい。
購入情報は、購入対象識別子以外の情報を有していてもよい。例えば、購入情報は、クレジットカードを利用した利用日付、利用店名、金額等の情報をさらに有していてもよい。
購入対象識別子としては、例えば、上述した第一対象識別子と同様の情報が利用可能である。なお、本実施の形態においては、説明を簡単にするために、同じ購入対象に対応する第一対象識別子および購入対象識別子として、同じ識別子が利用される場合を例に挙げて説明する。ただし、これらは、対応関係を管理する情報が格納されており、必要に応じて、適宜、一の識別子を、この識別子に対応する他の異なる識別子に変換可能であれば、異なる識別子を用いてもよい。なお、一の第一対象識別子が、複数の購入対象にそれぞれ対応する複数の購入対象識別子と対応付けられていてもよい。
購入情報格納部110には、例えば、クレジットカードの決済を行う決済サーバ装置(図示せず)や、クレジットカード会社の端末装置等から、カード識別子と対応付けて送信される購入情報が蓄積される。ただし、購入情報格納部110にどのように購入情報等が蓄積されるかは、これに限定されるものではない。
登録サブスク情報格納部111には、1または2以上の登録サブスク情報が格納される。登録サブスク情報は、サブスクリプションで契約可能な契約対象を識別する第一対象識別子を含む情報である。登録サブスク情報格納部111に格納される登録サブスク情報が有する第一対象識別子は、店舗識別子と対応付けられていることが好ましい。例えば、登録サブスク情報格納部111に格納される登録サブスク情報が有する第一対象識別子は、第一対象識別子が識別する契約対象を契約可能な店舗を識別する店舗識別子と対応付けられていることが好ましい。例えば、第一対象識別子は、店舗識別子であってもよい。登録サブスク情報が有する第一対象識別子が、店舗識別子と対応付けられている場合、この店舗識別子が識別する店舗は、例えば、サブスクリプションで1以上の契約対象を提供している店舗である。
ユーザレコメンド判断部112は、カード識別子ごとに、登録サブスク情報格納部111に格納されている登録サブスク情報が有する第一対象識別子のうちの、この第一対象識別子を有する上記のカード識別子と対応付けられたユーザサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部101に格納されていない第一対象識別子について、このカード識別子と対応付けられており、この第一対象識別子に対応する購入対象識別子とを含む購入情報を用いて、この第一対象識別子が識別する購入対象の購入頻度を取得し、取得した購入頻度が、高頻度であることを示すユーザ高頻度条件を満たすか否かを判断する。
例えば、ユーザレコメンド判断部112は、カード識別子ごとに、登録サブスク情報格納部111に格納されている登録サブスク情報が有する第一対象識別子の中から、この第一対象識別子を有し、このカード識別子と対応付けられたユーザサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部101に格納されていない第一対象識別子を検出する。そして、カード識別子ごとに検出した各第一対象識別子について、各第一対象識別子に対応する購入対象識別子を含んでおり、このカード識別子と対応付けられた購入情報を、購入情報格納部110に格納されている購入情報において検出し、第一対象識別子ごとに検出した購入情報を用いて、第一対象識別子が示す購入対象の購入頻度を取得する。そして、取得した購入頻度が、高頻度条件を満たすか判断する。
購入対象の購入頻度とは、例えば、購入対象の購入回数や、予め決められた期間内(例えば、直近の1か月や、先月や、今週等)における購入回数、複数の予め決められた長さの期間内における平均購入回数である。購入対象の購入頻度は、例えば、複数の予め決められた長さの期間内における最低購入回数である。第一対象識別子で識別される購入対象の購入頻度の値は、例えば、ユーザレコメンド判断部112が、上記のように検出する第一対象識別子に対応する購入対象識別子を有する購入情報を用いて取得する。ユーザ高頻度条件は、例えば、カード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザによる購入対象の購入頻度に対する下限値である。下限値は、例えば、下限を示す閾値である。例えば、ユーザ高頻度条件が、購入対象の購入回数である場合、ユーザレコメンド判断部112は、購入回数が、ユーザ高頻度情報である下限値以上である場合に、ユーザ高頻度条件を満たすと判断する。ユーザ高頻度条件を満たす、ということは、例えば、購入頻度が高頻度であると判断することである。なお、下限値を用いて高頻度であるか否かを判断する場合、購入頻度の値が下限値と一致するときに、ユーザ高頻度条件を満たすと判断するようにしてもよく、ユーザ高頻度条件を満たさないと判断するようにしてもよい。ユーザ高頻度情報は、購入対象ごとに設定されていてもよく、購入対象と関係なく設定されていてもよい。
第一対象識別子に対応する購入対象識別子とは、例えば、第一対象識別子が識別する契約対象と同じ対象を識別する購入対象識別子である。例えば、上述したように、同じ対象に対応する第一対象識別子および購入対象識別子として、同じ識別子を利用している場合、第一対象識別子に対応する購入対象識別子とは、第一対象識別子と一致する購入対象識別子である。また、第一対象識別子に対応する購入対象識別子とは、例えば、第一対象識別子と対応付けられた購入対象識別子であってもよい。例えば、一の契約対象に複数の購入対象が含まれている場合、この一の契約対象を示す契約対象識別子に、この一の契約対象に含まれる複数の購入対象の購入対象識別子が対応付けられていてもよい。
ユーザレコメンド部113は、ユーザレコメンド判断部112がユーザ高頻度条件を満たすと判断した第一対象識別子に対応するカード識別子と対応付けられたユーザに、第一対象識別子で識別される契約対象の、サブスクリプションによる契約を勧めるユーザレコメンド情報を送信する。第一対象識別子に対応するカード識別子は、例えば、第一対象識別子に対応する購入対象識別子を有する購入情報に対応付けられたカード識別子であってもよい。ユーザに送信する、ということは、ユーザが利用するユーザ端末装置3等に、送信することと考えてもよい。ユーザレコメント情報は、例えば、第一対象識別子で識別される契約対象の契約を勧めるテキストや画像等を含む情報である。ユーザレコメンド情報は、第一対象識別子を有する情報であることが好ましい。また、ユーザレコメンド情報は、サブスクリプションによる契約を勧める契約対象をサブスクリプションにより契約するための操作や指示等を受け付けるための入力画面を表示させるためのボタンや、契約に必要な情報の入力を受け付けるための入力フィールドや、契約の指示を受け付けるためのボタン等を有していることが好ましい。
申込受信部114は、ユーザレコメンド部113が送信したユーザレコメンド情報に対応する申込情報であって、ユーザレコメンド情報の送信先のユーザに対応付けられたカード識別子と、ユーザレコメンド情報が勧める契約対象を識別する第一対象識別子とに対応付けられたサブスクリプションの申込情報を受信する。例えば、申込受信部114は、上記のカード識別子と、第一対象識別子とを有する申込情報を受信する。ただし、カード識別子や第一対象識別子等は他の識別子等を介して申込情報に対応付けられていてもよく、カード識別子や第一対象識別子等が、どのように申込情報に対応付けられているかは問わない。申込受信部114は、例えば、ユーザ端末装置(図示せず)から申込情報を受信する。
申込受信部114は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。申込受信部114は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えてもよい。
サブスク登録部115は、申込受信部114が受信した申込情報に対応付けられた第一対象識別子を有するユーザサブスク情報を、申込情報に対応付けられたカード識別子と対応付けて、ユーザサブスク情報格納部101に蓄積する。サブスク登録部115は、ユーザサブスク情報の蓄積日等を対応付けてユーザサブスク情報を蓄積してもよい。
店舗レコメンド判断部116は、購入情報格納部110にカード識別子と対応付けて格納されている購入情報のうちの、登録サブスク情報格納部111に格納されている登録サブスク情報が有する第一対象識別子に対応する購入対象識別子を有していない購入情報を用いて、同じ店舗識別子と対応付けられた購入対象識別子を有する購入情報について、それぞれ、購入情報に対応付けられたカード識別子ごとの購入頻度を取得し、各店舗識別子について取得したカード識別子ごとの購入頻度が、購入頻度が高頻度であるユーザが多いことを示す店舗高頻度条件を満たすか否かを判断する。登録サブスク情報が有する第一対象識別子に対応する購入対象識別子を有していない購入情報は、例えば、既に、サブスクリプションにより契約が可能な契約対象以外の契約対象に対応する購入対象を識別する購入対象識別子を有する購入情報である。ここでの第一対象識別子は、例えば、店舗識別子と対応付けられた契約対象を識別する識別子であることが好ましく、第一対象識別子が店舗識別子であってもよい。
ここでのカード識別子ごとの購入頻度は、例えば、上述したユーザレコメンド判断部112が判断に利用した購入頻度と同様のものが利用可能であり、ここでは、詳細な説明を省略する。この購入頻度の値は、例えば、店舗レコメンド判断部116が、購入情報を用いて取得する。
店舗高頻度条件は、例えば、購入頻度が高頻度であるユーザが多い店舗識別子を検出する条件である。店舗レコメンド判断部116は、例えば、対応する購入頻度が高頻度であるカード識別子が、予め決められた閾値より多く検出された店舗識別子を、店舗高頻度条件を満たすと判断する。カード識別子に対応する購入頻度が高頻度であるかの判断は、上述したユーザレコメンド判断部112が、購入頻度が高頻度であるかを判断する際に行う処理と、同様の処理利用可能であり、ここでは、詳細な説明を省略する。ここでの閾値は、2以上の数値であることが好ましい。例えば、各店舗識別子について、カード識別子ごとに取得した購入頻度が購入回数である場合において、一の店舗識別子について取得した購入回数が予め決められた下限値よりも多いカード識別子の数が、閾値以上検出された場合に、店舗レコメンド判断部116は、この一の店舗識別子について、店舗高頻度条件を満たすと判断する。店舗高頻度情報は、店舗の分野等の属性ごとに設定されていてもよく、店舗の属性と関係なく設定されていてもよい。なお、対応する購入頻度が高頻度であるカード識別子の数が、上記の予め決められた閾値と一致するときに、店舗高頻度条件を満たすと判断するようにしてもよく、店舗高頻度条件を満たさないと判断するようにしてもよい。
店舗レコメンド部117は、店舗レコメンド判断部116が高頻度条件を満たすと判断した店舗識別子により識別される店舗に、店舗で提供する購入対象をサブスクリプションにより提供することを勧める店舗レコメンド情報を送信する。例えば、店舗レコメンド部117は、店舗レコメンド判断部116が高頻度条件を満たすと判断した店舗識別子により識別される店舗に、店舗レコメンド判断部116が店舗高頻度条件を満たすと判断した購入対象を、サブスクリプションにより提供することを勧める店舗レコメンド情報を送信する。店舗に送信する、ということは、店舗が利用する店舗端末装置2等に、送信することと考えてもよい。店舗レコメント情報は、例えば、店舗に、サブスクリプションの導入を勧めるテキストや画像等を含む情報である。店舗レコメンド情報は、サブスクリプションを導入するための操作や指示等を受け付けるための入力画面やサブスクリプションの導入の説明画面等を表示させるためのボタンや、サブスクリプションの導入に対する説明を要求するための情報を入力する入力フィールド等を有していることが好ましい。
なお、ユーザサブスク情報格納部101に、異なる店舗においてサブスクリプションで契約された契約対象の第一対象識別子をそれぞれ有するユーザサブスク情報を含む2以上のユーザサブスク情報が格納されている場合、店舗レコメンド判断部116は、例えば、上述したような判断処理に加えて、または上述したような判断処理に代えて、同じカード識別子と対応付けられた異なる店舗においてサブスクリプションで契約された契約対象の第一対象識別子をそれぞれ有する2以上のユーザサブスク情報の組み合わせであって、それぞれが有する第一対象識別子の組み合わせが一致する2以上のユーザサブスク情報の組み合わせが、ユーザサブスク情報格納部101に多く格納されているか、予め決められた閾値を用いて判断するようにしてもよい。
そして、多く格納されていると判断した場合に、店舗レコメンド部117が、例えば、上述したような店舗レコメンド情報の送信に加えて、または店舗レコメンド情報の送信に代えて、上記の2以上のユーザサブスク情報がそれぞれ有する第一対象識別子が示す異なる店舗の契約対象を組み合わせた新たなサブスクリプションを提供することを、上記の2以上のユーザサブスク情報がそれぞれ有する第一対象識別子が示す契約対象を提供する店舗の少なくとも一方、好ましくは両方に勧める複数店舗レコメンド情報を送信するようにしてもよい。上記において、予め決められた閾値を用いて判断する、ということは、例えば、上記のような2以上のユーザサブスク情報が、予め決められた閾値以上、または閾値よりも多く格納されているか判断することである。
例えば、店舗レコメンド判断部116は、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているユーザサブスク情報を用いて、カード識別子ごとに、異なる店舗においてサブスクリプションで契約された契約対象の第一対象識別子をそれぞれ有する2以上のユーザサブスク情報の組み合わせを取得し、取得した組み合わせの中から、異なるカード識別子と対応付けられた同じ第一対象識別子の組み合わせを有する2以上のユーザサブスク情報の組み合わせを検出し、検出した組み合わせに対応づけられたカード識別子の数が多く格納されているか閾値を用いて判断する。例えば、店舗レコメンド判断部116は、検出した組み合わせに対応付けられたカード識別子が閾値以上(または、閾値より多く)格納されているか判断する。
そして、店舗レコメンド判断部116が、多く格納されていると判断した場合に、店舗レコメンド部117が、上記で検出された2以上のユーザサブスク情報がそれぞれ有する第一対象識別子が示す異なる店舗の契約対象を組み合わせた新たなサブスクリプションを提供することを、上記で検出された2以上のユーザサブスク情報がそれぞれ有する第一対象識別子が示す契約対象を提供する店舗の少なくとも一方、好ましくは両方に勧める複数店舗レコメンド情報を送信する。
このようにすることで、例えば、多くのユーザが店舗Xの焼肉のサブスクリプションと、店舗Yのケーキのサブスクリプションと、を契約している場合に、情報処理装置1が、店舗Xの焼肉と店舗Yのケーキとをセットにした新たなサブスクリプションを、店舗Xや店舗Yの少なくとも一方に提案することができる。提案を受けた店舗Xと店舗Yの双方またはいずれか一方は、新たなサブスクリプションを登録してもよい。
店舗端末装置2は、店舗が利用する端末装置である。店舗は、例えば、購入対象やサブスクリプションの契約対象を提供する店舗である。店舗は、例えば、商品を販売する店舗であってもよく、サービス等を提供する店舗であってもよい。店舗は、例えば、電化製品や情報機器等を販売する店舗であってもよく、スポーツ用品店であってもよく、飲食店等であってもよく、理髪店等であってもよい。また、ここでの店舗は、通常は実店舗であるが、通信販売や、音楽が動画像を配信するサービス等を行う仮想店舗等の実店舗以外の店舗であってもよい。
店舗端末装置2は、例えば、ユーザが利用するクレジットカードのカード識別子等の情報を受け付けるカード情報受付部(図示せず)と、ユーザがサブスクリプションにより契約する契約対象の第二対象識別子を受け付ける店舗側識別子受付部(図示せず)と、カード情報受付部が受け付けたカード識別子等の情報を、端末側識別子受付部が受け付けた第二対象識別子と対応付けて情報処理装置1に送信する店舗側送信部(図示せず)と、店舗レコメンド情報を受信する店舗側受信部(図示せず)と、店舗側受信部が受信した店舗レコメンド情報等を表示する店舗側表示部(図示せず)等を有していてもよい。カード情報受付部は、クレジットカードからカード識別子等のカード情報を読み取るカードリーダ(図示せず)等を有していてもよい。カードリーダは、カードに接触してデータを読み取る接触タイプであってもよく、カードに非接触でデータを読み取る非接触タイプであってもよい。また、店舗端末装置2は、カード情報受付部や、店舗側識別子受付部が受け付ける情報の入力に用いられる入力デバイス等を有していてもよい。また、契約対象の第二対象識別子が、格納部(図示せず)に予め格納されている場合、店舗側識別子受付部は、この格納部に格納された第二対象識別子を読み出して受け付けるようにしてもよい。
店舗端末装置2は、コンピュータや、タブレット端末、スマートフォン等の多機能携帯電話、情報の送受信が可能なレジスタ等により実現可能である。
ユーザ端末装置3は、ユーザが利用する端末装置である。ユーザは、例えば、クレジットカードを利用して購入対象を購入するユーザである。ユーザは、例えば、クレジットカードを利用してサブスクリプションにより契約対象を契約するユーザである。ここでのユーザは、自然人であっても法人であってもよい。
ユーザ端末装置3は、例えば、情報処理装置1からユーザレコメンド情報を受信するユーザ側受信部(図示せず)と、受信したユーザレコメンド情報を表示する(例えば、図示しないモニタ等に表示する)ユーザ側表示部と、サブスクリプションを申し込むための情報の入力を受け付けるユーザ側入力受付部と、受け付けた情報に応じて申込情報を情報処理装置1に送信するユーザ側送信部(図示せず)等を有している。
ユーザ端末装置3は、コンピュータや、タブレット端末、スマートフォン等の多機能携帯電話等により実現可能である。
次に、情報処理システム1000の情報処理装置1の動作の一例について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)識別子受信部103は、カード識別子と対応付けて第二対象識別子を受信したか判断する。識別子受信部103は、第二対象識別子に加えて、第二対象識別子が識別する契約対象の利用料金等の、これ以外の情報を受信してもよい。カード識別子と対応付けて第二対象識別子を受信した場合、ステップS102に進み、受信していない場合、ステップS107に進む。
(ステップS102)判断部104は、ステップS101で受け付けた第二対象識別子が識別する契約対象を、この第二対象識別子に対応付けられたカード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザが利用可能か、ユーザサブスク情報格納部101に格納されたユーザサブスク情報を用いて判断する。この判断処理の詳細については、後述する。
(ステップS103)判断結果取得部105は、ステップS102の判断結果に関する判断結果情報を取得する。
(ステップS104)判断結果送信部106は、ステップS103で取得した判断結果情報を、ステップS101で受信した第二対象識別子の送信元、例えば、第二対象識別子を送信した店舗端末装置2等に送信する。
(ステップS105)蓄積部108は、ステップS102の判断結果が、利用可能であるとする判断結果であるか判断する。利用可能である場合、ステップS106に進み、利用可能でない場合、ステップS101に戻る。
(ステップS106)蓄積部108は、ステップS101で受信した第二対象識別子等を用いて、利用情報格納部107にステップS101で受信したカード識別子と対応付けて格納される利用情報であって、ステップS101で受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子と対応付けられて格納される利用情報を蓄積する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS107)利用情報送信部109は、利用情報を送信するタイミングであるか判断する。例えば、利用情報送信部109は、利用情報を送信する予め決められた日時になったか判断し、日時になった場合に送信するタイミングであると判断し、日時になっていない場合、送信するタイミングでないと判断する。送信するタイミングである場合、ステップS108に進み、送信するタイミングでない場合、ステップS110に進む。
(ステップS108)利用情報送信部109は、利用情報格納部107に格納されている利用情報を、利用情報が対応付けられているカード識別子ごとに取得する。
(ステップS109)利用情報送信部109は、ステップS108でカード識別子ごとに取得した利用情報を、カード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザに送信する。例えば、カード識別子と予め対応付けられたカード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザのユーザ端末装置3に送信する。利用情報を送信する際に、利用情報送信部109は、利用情報を適宜加工したり、利用情報を集計したりして取得した情報を送信するようにしてもよい。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS110)ユーザレコメンド判断部112は、ユーザレコメンド情報を送信するタイミングであるか判断する。例えば、ユーザレコメンド判断部112は、ユーザレコメンド情報を送信する予め決められた日時になったか判断し、日時になった場合に送信するタイミングであると判断し、日時になっていない場合、送信するタイミングでないと判断する。送信するタイミングである場合、ステップS111に進み、送信するタイミングでない場合、ステップS112に進む。
(ステップS111)ユーザレコメンド判断部112およびユーザレコメンド部113等は、ユーザレコメンド情報の取得および送信を行う。この処理の詳細については後述する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS112)店舗レコメンド判断部116は、店舗レコメンド情報を送信するタイミングであるか判断する。例えば、店舗レコメンド判断部116は、店舗レコメンド情報を送信する予め決められた日時になったか判断し、日時になった場合に送信するタイミングであると判断し、日時になっていない場合、送信するタイミングでないと判断する。送信するタイミングである場合、ステップS113に進み、送信するタイミングでない場合、ステップS114に進む。
(ステップS113)店舗レコメンド判断部116および店舗レコメンド部115等は、店舗レコメンド情報の取得および送信を行う。この処理の詳細については後述する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS114)申込受信部114は、ユーザ端末装置3から、申込情報を受信したか判断する。受信した場合、ステップS115に進み、受信していない場合、ステップS101に戻る。
(ステップS115)サブスク登録部115は、ステップS114で受信した申込情報に対応付けられた第一対象識別子を有するユーザサブスク情報を、この申込情報に対応付けられたカード識別子と対応付けて、ユーザサブスク情報格納部101に蓄積する。ここでの蓄積は、追記であってもよい。そして、ステップS101に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいては説明を省略しているが、情報処理装置1の受信部(図示せず)が受信した購入情報を、情報処理装置1の蓄積部(図示せず)が、購入情報格納部110に蓄積してもよい。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、情報処理システム1000の情報処理装置1の、契約対象を利用可能な判断する動作の一例について図3のフローチャートを用いて説明する。この動作は、図2のステップS102の処理に相当する動作である。
(ステップS201)判断部104は、ステップS101で受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子を有するユーザサブスク情報であって、この第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と同じカード識別子に対応付けられたユーザサブスク情報を、ユーザサブスク情報格納部101において検索する。
(ステップS202)判断部104は、ステップS201において、ユーザサブスク情報が検出できたか判断する。検出できた場合、ステップS203に進み、検出できなかった場合、ステップS206に進む。
(ステップS203)判断部104は、ステップ202で検出したユーザサブスク情報に対応する制約情報が示す制約を満たすか判断する。例えば、ステップS202で検出したユーザサブスク情報に対応する制約情報が示す制約を満たすか否かを、このユーザサブスク情報が有する第一対象識別子と、このユーザサブスク情報に対応付けられたカード識別子とに対応付けられて利用情報格納部107に格納されている利用情報や、識別子受信部103がカード識別子に対応付けられた第二対象識別子等とともに受信する情報等を用いて判断する。制約を満たす場合、ステップS204に進み、制約を満たさない場合、ステップS205に進む。なお、対応する制約情報がない場合、ステップS204に進む。
(ステップS204)判断部104は、ステップS101で受信した第二対象識別子により識別される契約対象を、この第二対象識別子に対応付けられたカード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザが利用可能であると判断する。そして、上位の処理に戻る。
(ステップS205)判断部104は、ステップS101で受信した第二対象識別子により識別される契約対象を、この第二対象識別子に対応付けられたカード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザが利用不可であると判断する。そして、上位の処理に戻る。
(ステップS206)判断部104は、対象グループ情報格納部102に格納されている対象グループ情報において、ステップS101で受信した第二対象識別子に対応する構成対象識別子を検索する。
(ステップS207)判断部104は、ステップS206において、構成対象識別子を検出できたか判断する。検出できた場合、ステップS208に進み、検出できなかった場合、ステップS205に戻る。
(ステップS208)判断部104は、ステップS206で検出された構成対象識別子に対応するグループ対象識別子を対象グループ情報格納部102に格納されている対象グループ情報から取得する。
(ステップS209)判断部104は、ステップS208で取得したグループ対象識別子に対応する第一対象識別子を有するユーザサブスク情報であって、ステップS101で受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と同じカード識別子に対応付けられたユーザサブスク情報を、ユーザサブスク情報格納部101において検索する。
(ステップS210)判断部104は、ステップS209において、ユーザサブスク情報が検出できたか判断する。検出できた場合、ステップS203に戻り、検出できなかった場合、ステップS205に戻る。なお、ステップS210からステップS203に戻った場合、ステップS203の処理においては、ステップ202で検出したユーザサブスク情報に対応する制約情報が示す制約を満たすか否かの判断の代わりに、ステップS209で検出したユーザサブスク情報に対応する制約情報が示す制約を満たすか否かの判断を行うようにする。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、情報処理システム1000の情報処理装置1の、ユーザレコメンド情報を取得し、送信する動作の一例について図4のフローチャートを用いて説明する。この動作は、図2のフローチャートにおけるステップS108の処理に相当する動作である。
(ステップS301)ユーザレコメンド判断部112は、カウンターmの値として1を代入する。
(ステップS302)ユーザレコメンド判断部112は、購入情報格納部110に格納されている購入情報の中に、m番目のカード識別子と対応付けられた購入情報があるか判断する。例えば、ユーザレコメンド判断部112は、購入情報格納部110に格納されている購入情報と対応付けられたカード識別子から、重複がないようカード識別子を取得し、取得したカード識別子の中に、m番目のカード識別子があるか判断してもよい。また、購入情報格納部110に格納されている購入情報を、対応付けられたカード識別子によりソートして、対応付けられたカード識別子の中に、m番目のカード識別子があるか判断してもよい。ある場合、ステップS303に進み、ない場合、上位の処理にリターンする。
(ステップS303)ユーザレコメンド判断部112は、カウンターnの値として1を代入する。
(ステップS304)ユーザレコメンド判断部112は、n番目の登録サブスク情報から、第一対象識別子を取得する。
(ステップS305)ユーザレコメンド判断部112は、m番目のカード識別子と対応付けられたn番目の第一対象識別子を有するユーザサブスク情報が、ユーザサブスク情報格納部101に格納されているか判断する。格納されている場合、ステップS310に進み、格納されていない場合、ステップS306に進む。
(ステップS306)ユーザレコメンド判断部112は、m番目のカード識別子と対応付けられた購入情報において、n番目の登録サブスク情報と対応する購入情報を検索する。具体的には、m番目のカード識別子と対応付けられた購入情報において、n番目の登録サブスク情報が有する第一対象識別子に対応する購入対象識別子を有する購入情報を検索する。
(ステップS307)ユーザレコメンド判断部112は、ステップS306で、1以上の購入情報が検出できたか判断する。検出できた場合、ステップS308に進み、検出できなかった場合、ステップS310に進む。
(ステップS308)ユーザレコメンド判断部112は、ステップS306で検出した購入情報を用いて、n番目の登録サブスク情報が有する第一対象識別子に対応する購入対象識別子が識別する購入対象の購入頻度を取得する。購入頻度を取得する際には、購入情報が有するクレジットカードの利用日付等の情報を適宜利用してもよい。例えば、購入頻度として、予め決められた期間内における購入回数を取得する場合、予め決められた期間内の利用日付と対応付けられた購入情報を用いて購入頻度を取得してもよい。
(ステップS309)ユーザレコメンド判断部112は、ステップS308で取得した購入頻度を、n番目の登録サブスク情報と対応付けて、格納部(図示せず)に蓄積する。ここでの蓄積は、一時記憶であってもよい。
(ステップS310)ユーザレコメンド判断部112は、カウンターnの値を1インクリメントする。
(ステップS311)ユーザレコメンド判断部112は、n番目の登録サブスク情報が、登録サブスク情報格納部111に格納されているか判断する。格納されている場合、ステップS304に戻り、格納されていない場合、ステップS312に進む。
(ステップS312)ユーザレコメンド判断部112は、m番目のカード識別子と対応付けられた購入情報についてステップS307で登録サブスク情報と対応付けて蓄積した購入頻度において、ユーザ高頻度条件を満たす購入頻度を検出する。例えば、ユーザ高頻度条件が示す下限値よりも高い購入頻度を検出する。
(ステップS313)ユーザレコメンド判断部112は、ユーザ高頻度条件を満たす購入頻度が検出できたか判断する。検出できた場合、ステップS314に進み、検出できなかった場合、ステップS316に進む。
(ステップS314)ユーザレコメンド部113は、ステップS313でユーザ高頻度条件を満たすと判断された1以上の購入頻度とそれぞれ対応付けられた登録サブスク情報についてユーザレコメンド情報を取得する。具体的には、登録サブスク情報が有する第一対象識別子が識別する契約対象をサブスクリプションで契約することをレコメンドするユーザレコメンド情報を取得する。ユーザレコメンド情報は、例えば、格納部(図示せず)に格納されたテンプレート等を用いて取得する。
(ステップS315)ユーザレコメンド部113は、m番目のカード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザに対して、ステップS314で取得したユーザレコメンド情報を送信する。なお、ステップS309で蓄積した情報等は削除してよい。
(ステップS316)ユーザレコメンド部113は、カウンターmの値を1インクリメントして、ステップS302に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、情報処理システム1000の情報処理装置1の、店舗レコメンド情報を取得し、送信する動作の一例について図5のフローチャートを用いて説明する。この動作は、図2のフローチャートにおけるステップS113の処理に相当する動作である。
(ステップS401)店舗レコメンド判断部116は、購入情報格納部110に格納されている購入情報において、登録サブスク情報格納部111に格納されている1以上の登録サブスク情報のいずれとも対応していない購入情報を検索する。登録サブスク情報と対応していない購入情報は、登録サブスク情報が有する第一対象識別子と対応する購入対象識別子を有していない購入情報である。なお、このような購入情報が検出できない場合、上位の処理に戻るようにしてよい。
(ステップS402)店舗レコメンド判断部116は、検出した購入情報に対応する店舗識別子を重複がないよう取得する。購入情報に対応する店舗識別子とは、例えば、購入情報が有する購入対象識別子に対応付けられた店舗識別子である。例えば、購入情報が有する購入対象識別子が、店舗識別子である場合、店舗レコメンド判断部116は、購入情報に対応する店舗識別子として、購入情報が有する購入対象識別子である店舗識別子を取得する。
(ステップS403)店舗レコメンド判断部116は、カウンターpの値として、1を代入する。
(ステップS404)店舗レコメンド判断部116は、ステップS402で取得した店舗識別子において、p番目の店舗識別子があるか判断する。ある場合、ステップS405に進み、ない場合、上位の処理にリターンする。
(ステップS405)店舗レコメンド判断部116は、p番目の店舗識別子に対応する購入情報、すなわちp番目の店舗識別子に対応する購入対象識別子を有する購入情報を、ステップS401で検出した購入情報において取得する。
(ステップS406)店舗レコメンド判断部116は、ステップS405で取得した購入情報を、購入情報に対応付けられたカード識別子ごとにソートする。
(ステップS407)店舗レコメンド判断部116は、店舗高頻度情報を満たすか判断するために、まず、ステップS405でカード識別子ごとにソートした購入情報を用いて、カード識別子ごとに購入頻度を取得する。なお、店舗レコメンド判断部116は、購入情報格納部110に格納されている購入情報と対応付けられたカード識別子から、重複がないようカード識別子を取得し、取得したカード識別子ごとに、カード識別子と対応付けられた購入情報を用いて購入頻度を取得してもよい。
(ステップS408)店舗レコメンド判断部116は、さらに、店舗高頻度情報を満たすか判断するために、ステップS116でカード識別子ごとに取得した購入頻度が高いカード識別子を検出する。購入頻度が高いカード識別子とは、例えば、対応する購入頻度が、予め指定された下限値よりも高いカード識別子である。
(ステップS409)店舗レコメンド判断部116は、さらに、店舗高頻度情報を満たすか判断するために、ステップS116で検出した購入頻度が高いカード識別子の数が予めようされた閾値よりも多いか判断する。閾値よりも多い場合、p番目の店舗識別子に対応する購入情報(例えば、p番目の店舗識別子に対応する購入対象識別子を有する購入情報)が示す購入頻度が、店舗高頻度条件を満たすと判断して、ステップ410に進み、閾値よりも多くない場合、店舗高頻度条件を満たさないと判断してステップS412に進む。
(ステップS410)店舗レコメンド部117は、p番目の店舗識別子が示す店舗に送信する店舗レコメンド情報を取得する。
(ステップS411)店舗レコメンド部117は、p番目の店舗識別子が示す店舗に、ステップS410で取得した店舗レコメンド情報を送信する。
(ステップS412)店舗レコメンド部117は、カウンターpの値を1インクリメントする。そして、ステップS404に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報処理システム1000の具体的な動作について説明する。情報処理システム1000の概念図は図1である。なお、ここでは、同じ対象を識別する第一対象識別子、第二対象識別子、購入対象識別子、および構成対象識別子は、同じ識別子である場合について説明する。また、ここでは、第一対象識別子、第二対象識別子、購入対象識別子、および構成対象識別子が店舗識別子であり、店舗識別子により、店舗識別子弟子喜悦する店舗でサブスクリプションにより契約可能な契約対象が特定可能である場合を例に挙げて説明する。また、ここでは、グループ対象識別子は、複数の店舗でそれぞれサブスクリプションにより契約可能な契約対象のグループを識別するための、複数の店舗で構成されるグループの識別子であるとする。
図6は、ユーザサブスク情報格納部101に格納されるユーザサブスク情報を管理するユーザサブスク情報管理表である。ユーザサブスク情報管理表は、「サブスクID」、「カードID」、「第一対象ID」および「制約」という属性を有している。「サブスクID」は、ユーザサブスク情報のレコード(行)を管理する識別子である。「カードID」は、カード識別子であり、ここではクレジットカード番号であるとする。「第一対象ID」は、第一対象識別子であり、ここでは、店舗識別子であるとする。店舗識別子は、店舗に割り当てられたコードであるとする。ただし、第一対象識別子である「第一対象ID」の一部として、店舗識別子の代わりに、グループ対象識別子が用いられているものとする。「制約」は制約情報であり、ここでは、制約情報の種類を示す名称と、その制約の下限値等とが、「:」(セミコロン)を介して接続されている。例えば、名称「総額」は、総額制約情報を示し、名称「回数」は、回数制約情報を示し、名称「一回金額」は、一回金額情報を示している。「制約」の属性値が空欄またはNullである、ということは、制約情報がないことを示している。
図7は、対象グループ情報格納部102に格納される対象グループ情報を管理する対象グループ情報管理表である。対象グループ情報管理表は、「グループ対象ID」と、「構成対象ID」という属性を有している。「グループ対象ID」は、グループ対象識別子である。「構成対象ID」は、構成対象識別子であり、ここでは、上述したように店舗識別子であるとする。対象グループ情報管理表において、「グループ対象ID」の属性値が同じである複数のレコードの「構成対象ID」の属性値は、グループ化された複数の構成対象識別子である。
図8(a)は、利用情報格納部107に格納されている利用情報を管理する利用情報管理表である。利用情報管理表は、「サブスクID」と、「費用」と、「回数」と、「本来金額」という属性をさらに有している。「サブスクID」は、図6の「サブスクID」に対応する情報である。「費用」は、サブスクリプションの費用を示す費用情報であり、ここでは金額である。「回数」は、利用回数情報であり、「第一対象ID」により識別されるサブスクリプションの契約対象、ここでは、サブスクリプションにより契約対象を提供する店舗を利用した回数である。「本来金額」は、本来金額情報であり、クレジットカードを利用しないで契約対象を利用(例えば、購入)した場合の合計金額である。利用情報管理表の「サブスクID」以外の情報が、利用情報に相当する。なお、ここでは、各属性の値としては、当月分の利用に関する情報のみが累積されて蓄積されているものとし、当月より前の情報については、適宜削除されるものとする。
図9(a)は、購入情報格納部110に格納されている購入情報を管理する購入情報管理表である。購入情報管理表は、「カードID」と、「購入対象ID」と、「利用日付」と、「利用金額」という属性を有している。「カードID」は、カード識別子である。「購入対象ID」は、購入対象識別子であり、ここでは、購入対象の購入が行われた店舗の店舗識別子であるとする。「利用日付」は、クレジットカードを利用して購入が行われた日付である。なお、本実施の形態においては、日付は、時刻等の情報を有していてもよい。「利用金額」は、クレジットカードを利用して購入された金額である。
図10は、登録サブスク情報格納部111に格納される登録サブスク情報を管理する登録サブスク情報管理表である。登録サブスク情報管理表は、第一対象識別子である「第一対象ID」という属性を有している。
まず、ユーザAが、サブスクリプションにより飲食物の食べ放題を提供している店舗Aに入店し、ユーザAが、このサブスクリプションを申し込むために、ユーザAが契約者であるクレジットカードを店員に提示したとする。このサブスクリプションの一か月あたりの利用料金が「10000円」であるとする。また、この食べ放題には、一か月あたりの食べ放題で飲食できる飲食物の総額が20000円分までとする、という制約があるとする。店員は、このクレジットカードをサブスクリプションの会員証として登録するために、このクレジットカードのカード番号であるカード識別子「12345…01」を、店舗端末装置2のカードリーダを用いて読み取り、店舗端末装置2に対して、サブスクリプションの申し込みを受け付ける操作を行ったとする。店舗端末装置2は、この操作に応じて、予め格納部(図示せず)格納されている店舗識別子「R1590」と、制約情報「総額:2万円」と、サブスクリプションの利用料金である「10000円」とを読み出し、上記で読み出したカード識別子「12345…01」と対応付けて情報処理装置1に送信する。また、店員このクレジットカードから、サブスクリプションの利用料金を請求するために、店舗端末装置2は、同情報のうちの、制約情報を除いた情報を、対応付けて、クレジットカードを用いた決済を行う決済サーバ装置(図示せず)等に送信する。決済サーバ装置は、送信される情報を用いて、クレジットカードからサブスクリプションの利用料金「10000円」を課金するための決済を行う。
なお、ここで示すように、サブスクリプションの登録証として利用するクレジットカードから、サブスクリプションの利用料金の請求も行うことが好ましいが、利用料金の請求は、登録証として利用するクレジットカードから請求しないようにしてもよく、例えば、現金で利用料金を受け取るようにしてもよい。
上記の情報を情報処理装置1の申込受信部114が受信すると、サブスク登録部115が、受信した店舗識別子を第一対象識別子として有するユーザサブスク情報であって、受信したカード識別子と対応付けられたユーザサブスク情報を、ユーザサブスク情報格納部101に蓄積する。ここでは、サブスク登録部115は、受信したカード識別子を有するユーザサブスク情報を蓄積する。
図6は、このようなユーザサブスク情報が追記されたユーザサブスク情報管理表であり、「サブスクID」が「B1007」であるレコード(行)が、今回追記されたユーザサブスク情報に相当する。「サブスクID」は、ユーザサブスク情報が追記されると自動的に付与されるものとする。
また、蓄積部(図示せず)は、受信した情報のうちの利用料金「10000円」を費用情報として有する利用情報を、上記で追記されたユーザサブスク情報に付与された「サブスクID」である「B1007」と対応付けて利用情報格納部107に追記する。
図7は、このような利用情報が追記された利用情報管理表であり、「サブスクID」が「B1007」であるレコード(行)が、今回追記された利用情報に相当する。なお、追加されたレコードの「回数」と、「本来金額」は、サブスクリプションによる飲食がまだ行われていないため、値が初期値である「0」となっている。
次に、ユーザAが、サブスクリプションにより飲食物の食べ放題を提供している店舗Aとは異なる店舗Bに入店し、この店舗で飲食を行ったとする。ユーザAは、この店舗Bについて、サブスクリプションの利用登録を既に行っているものとする。ここでの飲食の利用料金が、「4000円」であったとする。そして、会計時に、ユーザAが、この店舗において、サブスクリプションを申し込む際に会員証として登録したクレジットカードを提示したとする。店員が、このクレジットカードのカード番号であるカード識別子「12345…01」を、店舗端末装置2のカードリーダに読取らせると、店舗端末装置2の店舗側送信部(図示せず)が、格納部(図示せず)に格納されている店舗識別子である「R1001」を読み出し、この店舗識別子を第二対象識別子として、上記で読み取ったカード識別子と、利用料金と対応付けて、情報処理装置1に送信する。ここでは、店舗側送信部は、第二対象識別子と、カード識別子と、利用料金とを送信する。
情報処理装置1の識別子受信部103が、第二対象識別子「R1001」と、カード識別子「12345…01」と、利用料金「4000円」とを受信すると、判断部104は、カード識別子「12345…01」が識別するクレジットカードを利用するユーザの、契約済みのサブスクリプションによる契約対象の利用が可能か判断する。
まず、判断部104は、識別子受信部103が受信した第二対象識別子に対応する第一対象識別子を有するユーザサブスク情報であって、この第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と同じカード識別子に対応付けられたユーザサブスク情報を、ユーザサブスク情報格納部101において検索する。具体的には、図6に示したユーザサブスク情報管理表において、「第一対象ID」の属性値が、上記で受信した第二対象識別子「R1001」と一致し、かつ「カードID」の属性値が、上記で受信したカード識別子「12345…01」と一致するレコード(行)を検索する。ここでは、「サブスクID」が「B1006」であるレコードが検出され、判断部104は、ユーザサブスク情報が検出されたと判断する。このため、判断部104は、検出したレコードの「制約」の属性値である制約情報「総額:10万円」を読み出す。この制約情報は、利用情報が示す利用料金の総額の上限値が、10万円に制約する総額制約情報であるとする。判断部104は、図8(a)に示した利用情報管理表の「サブスクID」が「B1006」であるレコードから、「本来金額」の属性値である「14500円」を取得する。この属性値は、今月の現在までの、サブスクリプションを利用しなかった場合の本来の利用料金の総額である。判断部104は、識別子受信部103が受信した利用料金「4000円」と、読み出した「本来金額」の属性値「14500」とを加算した金額「18500円」が、上記で取得した総額制約情報である「10万円」を超えているか判断する。ここでは、超えていないため、判断部104は、カード識別子「12345…01」が識別するクレジットカードを利用するユーザの、契約済みのサブスクリプションによる契約対象の利用が可能である判断する。
判断部104が利用可能であると判断したため、判断結果取得部105は、利用可能であることを示す判断結果を示す判断結果情報を取得する。例えば、ここで取得する判断結果情報は、「サブスクリプションによる利用が可能です。」等の文字列の情報であるとする。この情報は、例えば、判断結果と対応付けて格納部(図示せず)に格納されている情報を、判断結果に応じて読み出すことにより取得可能である。
判断結果送信部106は、判断結果取得部105が取得した判断結果情報を、識別子受信部103が受信した第二対象識別子等を送信した店舗Bの店舗端末装置2に送信する。
店舗Bの店舗端末装置2の、店舗側受信部(図示せず)が、判断結果情報を受信すると、店舗側表示部(図示せず)が、判断結果情報を表示する。
図11(a)は、店舗端末装置2による判断結果情報の表示例を示す図である。判断結果情報は、例えば、店舗端末装置2のモニタ2aに表示される。
この表示を見て、店舗Bの店員は、ユーザAの利用料金の支払いが、ユーザAが提示したクレジットカードと対応付けて既に登録されているサブスクリプションにより対応可能であると判断し、ユーザAに今回の利用料金の支払いを求めないようにする。
また、蓄積部108は、識別子受信部103が受信した利用料金「4000円」に、図8(a)に示した利用情報管理表の「サブスクID」が「B1006」であるレコードの「本来金額」の属性値「14500」を加算した金額「18500円」を、この利用情報管理表の「サブスクID」が「B1006」であるレコードの「本来金額」の属性値として蓄積(例えば上書き)して利用情報を更新する。また、同じレコードの「回数」の属性値を、元の値に「1」を加算した値を蓄積(例えば上書き)して更新する。このようにして更新された利用情報管理表は、図8(b)のようになる。
ここで、仮に、図8(a)に示した利用情報管理表の「サブスクID」が「B1006」であるレコードから取得した、「本来金額」の属性値である今月の現在までの利用料金の総額と、上記で受信した今回の利用料金との合計金額が、総額制約情報である「10万円」を超えていた場合、制約情報を満たさないため、判断部104は、契約済みのサブスクリプションによる契約対象の利用が不可であると判断し、判断結果取得部105が「サブスクリプションによる利用はできません。」等の判断結果情報を取得し、判断結果送信部106がこの判断結果情報を店舗Bの店舗端末装置2に送信する。
この判断結果情報を受信した店舗端末装置2のモニタ2aには、図11(b)に示すように、判断結果情報が表示される。
また、ユーザBが、サブスクリプションにより飲食物の食べ放題を提供している店舗Cに入店し、この店舗で飲食を行ったとする。この店舗Cは、他の複数の店舗とグループを組んでサブスクリプションによる飲食物の食べ放題を提供しており、このグループに対して、サブスクリプションを利用しているユーザであれば、グループ内のどの店舗であっても飲食物が食べ放題であるとする。ただし、グループ内の店舗の総利用回数は10回までに制約されているものとする。ユーザBは、このグループについて、サブスクリプションの利用登録を既に行っているものとする。ユーザBの店舗Cでの飲食の利用料金が、「3000円」であったとする。そして、会計時に、ユーザBが、この店舗において、サブスクリプションを申し込む際に会員証として登録したクレジットカードを提示したとする。店員が、このクレジットカードのカード番号であるカード識別子「14558…26」を、店舗端末装置2のカードリーダに読取らせると、店舗端末装置2の店舗側送信部(図示せず)が、格納部(図示せず)に格納されている店舗識別子である「R1307」を読み出し、この店舗識別子を第二対象識別子として、上記で読み取ったカード識別子と、利用料金と対応付けて、情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1の識別子受信部103が、第二対象識別子「R1307」と、カード識別子「14558…26」と、利用料金「3000円」とを受信すると、判断部104は、カード識別子「14558…26」が識別するクレジットカードを利用するユーザの、契約済みのサブスクリプションによる契約対象の利用が可能か判断する。
まず、判断部104は、図6に示したユーザサブスク情報管理表において、「第一対象ID」の属性値が、上記で受信した第二対象識別子「R1307」と一致し、かつ「カードID」の属性値が、上記で受信したカード識別子「14558…26」と一致するレコード(行)を検索する。ここでは、対応するレコードが検出されなかったとする。
このため、判断部104は、図7に示した対象グループ情報管理表において、「構成対象ID」の属性値が、上記で受信した第二対象識別子「R1307」と一致するレコードを検索し、検出されたレコードの「グループ対象ID」の属性値「G1002」を取得する。
そして、図6に示したユーザサブスク情報管理表において、「第一対象ID」の属性値が、上記で取得した「グループ対象ID」の属性値「G1002」と一致し、かつ「カードID」の属性値が、上記で受信したカード識別子「14558…26」と一致するレコード(行)を検索する。ここでは、「サブスクID」が「B1003」であるレコードが検出され、判断部104は、ユーザサブスク情報が検出されたと判断する。このため、判断部104は、検出したレコードの「制約」の属性値である制約情報「回数:10回」を読み出す。この制約情報は、利用情報が示す総利用回数の上限値を「10回」に制約する総額制約情報であるとする。判断部104は、図8(a)に示した利用情報管理表の「サブスクID」が「B1003」であるレコードから、「回数」の属性値である「5回」を取得する。この属性値は、今月の現在までの、サブスクリプションによる対象の利用回数を示している。判断部104は、この「回数」の属性値「5回」に、今回の利用回数である「1回」を加算した利用回数「6回」が、上記で取得した総利用回数である「10回」を超えているか判断する。ここでは、超えていないため、判断部104は、カード識別子「14558…26」が識別するクレジットカードを利用するユーザの、契約済みのサブスクリプションによる契約対象の利用が可能である判断する。その後は、上記と同様に、判断結果取得部105が判断結果情報を取得し、店舗Cの店舗端末装置2が、判断結果送信部106が送信する判断結果情報をモニタ(図示せず)に表示する。また、ここでは詳細な説明を省略するが、蓄積部108は、図8(b)に示した利用情報管理表の「サブスクID」が「B1003」のレコードの「回数」の値を、「1」増加させた値である「6」で上書きして更新する。また、「本来金額」等も同様に更新する。
なお、仮に、対象グループ情報管理表において、「構成対象ID」の属性値が、上記で受信した第二対象識別子「R1307」と一致するレコードが検出されなかった場合、判断部104は、契約済みのサブスクリプションによる契約対象の利用が不可であると判断し、判断結果取得部105が「サブスクリプションによる利用ができません。」等の上記と同様の判断結果情報を取得し、判断結果送信部106がこの判断結果情報を店舗Cの店舗端末装置2に送信し、店舗Cの店舗端末装置2がこの判断結果情報をモニタ(図示せず)に表示する。
現在の日時が、利用情報を送信する日時として予め決められた毎月の末日(ここでは、10月31日とする)の午後1時になったとすると、利用情報送信部109は、利用情報を送信する処理を行う。なお、予め決められた日時になったか否かは、例えば、カレンダー等を利用して判断する。かかることは以下においても同様である。
利用情報送信部109は、図6に示したユーザサブスク情報管理表において、「カードID」の属性値が一致する1以上のレコードごとに、「サブスクID」の属性値を取得することにより、「カードID」の属性値ごとに、対応する1または2以上の「サブスクID」の属性値を取得する。そして、図8(b)に示したような利用情報管理表であって、最新の利用情報管理表において、上記で「カードID」の属性値ごとに取得した「サブスクID」の属性値と「サブスクID」の属性値が一致するレコードごと「カードID」の属性値ごとに検出し、「カードID」の属性値ごとに検出したレコードの「費用」、「回数」、「本来金額」および「回数」の属性値を、同じレコードの「サブスクID」の属性値と、図6に示したユーザサブスク管理表により対応付けられている「第一対象ID」の値と対応付けた利用情報を、「カードID」の属性値であるカード識別子に対応付けられたユーザのユーザ端末装置3にそれぞれ送信する。例えば、利用情報送信部109は、利用情報を、電子メールやショートメッセージ等で送信する。
カード識別子が識別するクレジットカードを利用するユーザのユーザ端末装置3のユーザ側受信部(図示せず)が、利用情報送信部109から、利用情報を受信すると、このユーザ端末装置3のユーザ側表示部(図示せず)が、受信した利用情報を表示する。
図12は、ユーザ端末装置3がモニタ3aに表示する利用情報の表示例を示す図である。このユーザ端末装置3は、カード識別子が「12345…01」により識別されるクレジットカードを利用するユーザのユーザ端末装置3であるとする。
なお、ユーザ端末装置3の電子メールアドレスや、アカウント等の宛先の情報は、ユーザ端末装置3を利用するユーザのクレジットカードのカード識別子等と対応付けて予め格納部(図示せず)に格納されている宛先の情報から、カード識別子を用いて検索により取得するようにすればよい。
また、利用情報送信部109は、「カードID」の属性値ごとに取得した「サブスクID」の属性値と「サブスクID」の属性値が一致するレコードの「費用」、「回数」、「本来金額」および「回数」の属性値を、それぞれの属性ごとに集計し、「カードID」の属性値ごとに集計した各属性の属性値を属性名等と対応付けて有する利用情報を、「カードID」の属性値であるカード識別子に対応付けられたユーザのユーザ端末装置3にそれぞれ送信するようにしてもよい。
ここで、現在の日時が、ユーザレコメンド情報を送信する日時として予め決められた10月31日の午後5時になったとすると、情報処理装置1は、ユーザレコメンド情報を取得し送信する処理を行う。なお、ここでは、仮に、図9(a)に示す購入情報管理表は、処理を行う時点で最新の購入情報管理表であるとする。
まず、ユーザレコメンド判断部112は、図9(a)に示した購入情報管理表において、「利用日付」の属性値が、今月分の日付、すなわち、「2020/10/1」から「2020/10/31」までの範囲内の日付のレコード(行)を取得する。取得した購入情報は、例えば、格納部(図示せず)等に一時記憶される。例えば、図9(b)に示すような購入情報管理表で管理される購入情報が取得されたとする。図9(b)の購入情報管理表の各属性は、図9(a)の購入情報管理表と同様のものであるとする。
そして、取得したレコードにおいて、「カードID」の属性値であるカード識別子を、ユニーク処理等を行って重複がないように取得する。そして、まず、重複がないよう取得したカード識別子の中から1番目のカード識別子を取得する。ここでのカード識別子の順番は、どのように割り当ててもよい。取得したカード識別子は、「12345…01」であったとする。
ユーザレコメンド判断部112は、図10に示した登録サブスク情報管理表から、1番目の第一対象識別子を取得する。ここでは、図10に示した登録サブスク情報管理表の1行目の「第一対象ID」の属性値である「R1001」を取得する。そして、図6に示したユーザサブスク情報管理表において、「カードID」が「12345…01」であり、「第一対象ID」の属性値が「R1001」であるレコードを検索する。ここでは、検索の結果、レコードが検出されるため、この第一対象識別子については、購入頻度を取得しない。
次に、図10に示した登録サブスク情報管理表から、2番目の第一対象識別子を取得する。ここでは、図10に示した登録サブスク情報管理表の2行目の「第一対象ID」の属性値である「R1002」を取得する。そして、図6に示したユーザサブスク情報管理表において、「カードID」が「12345…01」であり、「第一対象ID」の属性値が「R1002」であるレコード、すなわちユーザサブスク情報を検索する。ここではレコードが検索されなかったとする。つまり、カード識別子「12345…01」に対応するユーザが、第一対象識別子「R1002」が識別する契約対象を、サブスクリプションで契約していないこととなる。このため、ユーザレコメンド判断部112は、図9(b)に示した購入情報管理表において、「カードID」の属性値が、上記の1番目のカード識別子「12345…01」に一致し、かつ「購入対象ID」の属性値が、上記登録サブスク情報管理表から取得した2番目の第一対象識別子「R1002」と一致するレコード、すなわち購入情報を検索する。そして、1以上のレコードが検出できた場合、この検出したレコード数を購入頻度として取得し、取得した購入頻度を、第一対象識別子「R1002」と対応付けて格納部(図示せず)に蓄積(例えば、一時記憶)する。また、レコードが検出できなかった場合は、購入頻度を取得しない。
ユーザレコメンド判断部112は、同様にして、図10に示した登録サブスク情報管理表から、3番目以降の第一対象識別子を順次取得し、取得するごとに、上記と同様に、図6に示したユーザサブスク情報管理表において、「カードID」の属性値が、上記の1番目のカード識別子に一致し、かつ「第一対象ID」の属性値が、登録サブスク情報管理表から取得した3番目以降の第一対象識別子と一致するレコードを検索し、レコード、すなわちユーザサブスク情報が検出できない場合、図9(b)に示した購入情報管理表において、「カードID」の属性値が、上記の1番目のカード識別子に一致し、かつ「購入対象ID」の属性値が、登録サブスク情報管理表から取得した3番目以降の第一対象識別子「R1001」と一致するレコード、すなわち購入情報を検索し、レコードが検出できた場合だけ、購入頻度を取得して第一対象識別子と対応付けて蓄積する処理を行う。ユーザサブスク情報が検出された第一対象識別子や、1以上の購入情報が検出されなかった第一対象識別子については、購入頻度情報を取得しない。
ユーザレコメンド判断部112が、図10に示した登録サブスク情報管理表のすべての第一対象識別子について、上記の処理を行った時点で格納部(図示せず)に格納されている第一対象識別子と、購入頻度とを対応付けて有する情報は、図13に示すような情報であるとする。
図13は、ユーザレコメンド判断部112が、カード識別子「12345…01」について取得し対応付けて蓄積した第一対象識別子と購入頻度とを管理するユーザ購入頻度管理表である。ユーザ購入頻度管理表は、第一対象識別子を示す「第一対象ID」と、購入頻度を示す「頻度」という属性を有する。
ユーザレコメンド判断部112は、図13に示したユーザ購入頻度管理表を用いて、ユーザ高頻度条件を満たす第一対象識別子を取得する。ここでのユーザ高頻度条件は、一か月あたりの購入頻度が「3」以上であるという条件であるとすると、ユーザレコメンド判断部112は、図13に示したユーザ購入頻度管理表において、「頻度」の値が「3」以上であるレコードを検出し、検出したレコードの「第一対象ID」の値を、ユーザ高頻度条件を満たす第一対象識別子として、取得する。ここでは、ユーザレコメンド判断部112は、ユーザ高頻度条件を満たす第一対象識別子として、「R1008」を取得する。
ユーザレコメンド判断部112が、1番目のカード識別子「12345…01」について、ユーザ高頻度条件を満たす第一対象識別子として「R1008」を取得したため、ユーザレコメンド部113は、1番目のカード識別子「12345…01」により識別されるクレジットカードを利用するユーザのユーザ端末装置3に、第一対象識別子「R1008」で識別される契約対象の、サブスクリプションによる契約を勧めるユーザレコメンド情報を取得(例えば、作成)し、出力する。例えば、このユーザレコメンド情報は、テンプレート等を利用して作成される。また、このユーザレコメンド情報は、第一対象識別子「R1008」で識別される契約対象のサブスクリプションによる契約を申し込むためのボタン等を有する情報であるとする。
同様にして、ユーザレコメンド判断部112は、上記のように重複がないように取得したカード識別子の、2番目の以降のカード識別子についても、それぞれ、上記と同様の処理を行って、第一対象識別子ごとの購入頻度を取得し、取得した購入頻度が、ユーザ高頻度条件を満たすか判断し、ユーザレコメンド部113が、満たすと判断した第一対象識別子が識別する購入対象のサブスクリプションによる購入をレコメンドするユーザレコメンド情報を取得し、送信する。
1番目のカード識別子「12345…01」が識別するクレジットカードを利用するユーザAのユーザ端末装置3のユーザ側受信部(図示せず)が、上記のような第一対象識別子「R1008」が識別する契約対象をサブスクリプションで契約することを勧めるレコメンド情報を受信すると、ユーザ側表示部(図示せず)が、このレコメンド情報を表示する。
図14は、ユーザ端末装置3がモニタ3aに表示するレコメンド情報の表示例を示す図である。
そして、ユーザAが、このレコメンド情報が勧める第一対象識別子「R1008」が識別する購入対象を、サブスクリプションにより契約するために、サブスクリプションによる契約のためのボタン3bをマウス等により押すと、ボタン3bに対応付けられたリンク情報等を用いて、第一対象識別子「R1008」が識別する契約対象のサブスクリプションによる契約画面(図示せず)等が表示され、この画面に、ユーザAがカード番号「12345…01」等を入力し、契約ボタン(図示せず)等を押すと、カード識別子「12345…01」と、第一対象識別子「R1008」と、を有する申込情報が、情報処理装置1に送信される。この申込情報は、第一対象識別子「R1008」に予め対応付けられた制約情報等を有していてもよい。
申込受信部114が、ユーザ端末装置3から申込情報を受信すると、サブスク登録部115は、申込情報が有するカード識別子「12345…01」と第一対象識別子「R1008」とを有するユーサブスク情報を、図6に示したユーザサブスク情報管理表に追記する。申込情報が制約情報を有する場合、この制約情報を有するユーザサブスク情報が追記される。
ここで、現在の日時が、店舗レコメンド情報を送信する日時として予め決められた10月30日の午後6時になったとすると、情報処理装置1は、店舗レコメンド情報を送信する処理を行う。
最初に、店舗レコメンド判断部116は、購入情報格納部110に格納されている購入情報において、登録サブスク情報格納部111に格納されている1以上の登録サブスク情報が有する第一対象識別子と対応する購入対象識別子を有していない購入情報を検索する。具体的には、店舗レコメンド判断部116は、上記でユーザレコメンド判断部112と同様に、図9(b)に示すような購入情報管理表を取得し、この購入情報管理表の一番目のレコード(例えば、上から1行目のレコード)から、「購入対象ID」の属性値である購入対象識別子「R1221」を取得する。そして、図10に示した登録サブスク情報管理表の「第一対象ID」の属性値において、この購入対象識別子「R1221」と一致するものを検索する。一致する属性値が検出された場合、店舗レコメンド判断部116は、この1番目のレコードの購入情報を取得しない。また、一致する属性値が検出されなかった場合、この1番目のレコードの購入情報を取得し、格納部(図示せず)に蓄積する。
店舗レコメンド判断部116は、同様の処理を、図9(b)に示した購入情報管理表のすべてのレコードについて行う。図15(a)は、このようにして取得された購入情報を管理する取得購入情報管理表である。
次に、店舗レコメンド判断部116は、図15(a)に示した取得購入情報管理表の各レコードに対応する店舗識別子を取得する。ここでは、購入対象識別子が、店舗識別子であるため、「購入対象ID」の属性値を、ユニーク処理等を用いて重複がないよう取得する。
図15(b)は、このようにして取得した購入対象識別子を管理する購入対象管理表である。図15(b)の管理表において「購入対象ID」は、購入対象識別子を示している。
次に、店舗レコメンド判断部116は、図15(b)の購入対象管理表から1番目の購入対象識別子(例えば、上から1行目のレコードの「購入対象ID」の属性値)である「R1033」を取得する。そして、図15(a)に示した取得購入情報管理表から、「購入対象ID」の属性値が、購入対象管理表から取得した購入対象識別子「R1033」と一致するレコードを検索により取得する。そして、検出したれレコードを、「カードID」の属性値ごとにソートする。ここでは、例えば、「購入対象ID」の属性値が、「R1033」と一致するレコードが一つだけ検出されたとする。この場合、ソートは省略してよい。そして、ソートしたレコードを利用して、店舗レコメンド判断部116は、「カードID」の属性値が一致するレコードごとに、「カードID」の属性値が一致するレコード数を、一致する「カードID」の属性値であるカード識別子に対応する購入頻度の値として取得する。ここでは、取得購入情報管理表において、「購入対象ID」の属性値が、「R1033」と一致するレコードが一つだけ検出されているため、このレコードの「カードID」の属性値である「15823…05」に対応する購入頻度として、「1」を取得する。そして、取得した購入頻度の値「1」を、カード識別子「15823…05」と対応付けて格納部(図示せず)に蓄積する。
そして、店舗レコメンド判断部116は、「購入対象ID」の属性値が、「R1033」である取得購入情報管理表のレコードから取得され、各カード識別子と対応付けて蓄積された購入頻度が、店舗高頻度条件を満たすか判断する。具体的には、店舗レコメンド判断部116は、まず、各カード識別子と対応付けて蓄積された購入頻度が、予め決められた下限値より大きいか判断する。ここでは、予め決められた下限値が、「3」であるとすると、カード識別子「15823…05」と対応付けて格納された購入頻度の値が「1」であるため、下限値を超えていないと判断する。さらに、店舗レコメンド判断部116は、対応する購入頻度の値が下限値を超えているカード識別子の数が、閾値を超えているか判断する。この閾値が例えば、「2」であったとすると、ここでは、対応する購入頻度の値が下限値を超えているカード識別子の数が「0」であるため、閾値を超えていないと判断する。このため、店舗レコメンド判断部116は、購入対象識別子「R1033」が識別する購入対象に対応する店舗識別子(すなわち、店舗識別子「R1033」)について取得したカード識別子ごとの購入頻度が、店舗高頻度条件を満たさないと判断する。このため、店舗レコメンド部117は、この店舗識別子「R1033」に対する店舗レコメンド情報を取得しない。
次に、店舗レコメンド判断部116は、図15(b)の購入対象管理表から2番目の購入対象識別子(例えば、上から2行目のレコードの「購入対象ID」の属性値)である「R1221」を取得する。そして、図15(a)に示した取得購入情報管理表から、「購入対象ID」の属性値が、購入対象管理表から取得した購入対象識別子「R1221」と一致するレコードを検索により取得する。そして、検出したれレコードを、「カードID」の属性値ごとにソートする。ここでは、例えば、「購入対象ID」の属性値が、「R1221」と一致するレコードが複数検出されたとする。そして、ソートしたレコードを利用して、店舗レコメンド判断部116は、「カードID」の属性値が一致するレコードごとに、「カードID」の属性値が一致するレコード数を、一致する「カードID」の属性値であるカード識別子に対応する購入頻度の値として取得する。そして、カード識別子ごとに取得した購入頻度の値を、カード識別子と対応付けて格納部(図示せず)に蓄積する。
図16は、店舗レコメンド判断部116がカード識別子ごとに取得して蓄積した購入頻度を管理する購入頻度管理表である。購入頻度管理表は、カード識別子である「カードID」と、購入頻度を示す「頻度」という属性を有している。なお、上記の購入対象識別子「R1033」について取得した購入頻度も、図16と同様の購入情報管理表で管理してもよいことは言うまでもない。
そして、店舗レコメンド判断部116は、「購入対象ID」の属性値が、「R1221」である取得購入情報管理表のレコードから取得され、各カード識別子と対応付けて蓄積された購入頻度が、店舗高頻度条件を満たすか判断する。具体的には、店舗レコメンド判断部116は、まず、各カード識別子と対応付けて蓄積された購入頻度が、予め決められた下限値より大きいか判断する。ここでは、予め決められた下限値が、「3」であるとすると、カード識別子「12345…01」と対応付けて格納された購入頻度の値、すなわち図16の「カードID」が「12345…01」であるレコード(行)の「頻度」の属性値が「7」であるため、下限値を超えていると判断する。また、カード識別子「15665…03」と対応付けて格納されている購入頻度の値、およびカード識別子「19582…03」と対応付けて格納されている購入頻度の値が、いずれも「4」であるため、いずれも下限値を超えていると判断する。また、カード識別子「16654…07」と対応付けて格納されている購入頻度の値「2」は下限値を超えていないと判断する。
さらに、店舗レコメンド判断部116は、対応する購入頻度の値が下限値を超えているカード識別子の数が、閾値を超えているか判断する。この閾値が例えば、「2」であったとすると、ここでは、対応する購入頻度の値が下限値を超えているカード識別子の数が、カード識別子「12345…01」、「15665…03」および「19582…03」の3つであるため、閾値を超えていると判断する。このため、店舗レコメンド判断部116は、購入対象識別子「R1221」が識別する購入対象に対応する店舗識別子(すなわち、店舗識別子「R1221」)について取得したカード識別子ごとの購入頻度が、店舗高頻度条件を満たすと判断する。
店舗レコメンド部117は、店舗レコメンド判断部116が、店舗識別子である購入対象識別子「R1221」に関して、店舗高頻度条件を満たすと判断したため、店舗識別子「R1221」が識別する店舗に、店舗で提供する購入対象のサブスクリプションによる提供を勧める店舗レコメンド情報を取得する。例えば、店舗レコメンド送信する店舗レコメンド情報を作成する。例えば、格納部(図示せず)に予め格納されているテンプレート等を用いて、店舗レコメンド情報を作成する。例えば、作成した店舗レコメンド情報は、
「店舗識別子R1221の店舗様、貴店には、リピーター側大勢いらっしゃるようです。サブスクリプションによる提供を検討してみませんか。」という文字列等を有する情報であるとする。そして、作成した店舗レコメンド情報を、店舗識別子「R1221」に対応する店舗の店舗端末装置2に送信する。
同様に、店舗レコメンド判断部116は、図15(b)に示した購入対象管理表の3番目以降の購入対象識別子(例えば、上から3行目以降のレコードの「購入対象ID」の属性値)についても、それぞれ、上記と同様の処理を行って、カード識別子ごとに取得した購入頻度が、店舗高頻度条件を満たすか判断し、店舗高頻度条件を満たす場合に、店舗レコメンド部117は、対応する購入対象識別子である店舗識別子が示す店舗の店舗端末装置2に、店舗レコメンド情報を送信する。
店舗識別子「R1221」により識別される店舗の店舗端末装置2の店舗側受信部(図示せず)が、店舗レコメンド情報を受信すると、この店舗端末装置2の店舗側表示部(図示せず)は、受信した店舗レコメンド情報を表示する。
図17は、店舗端末装置2のモニタ2aに表示された店舗レコメンド情報の表示例を示す図である。
以上、本実施の形態によれば、利便性がよいサブスクリプションを容易に提供することができる。
なお、上記実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(識別子受信部および申込受信部や、判断結果送信部および利用情報送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。
なお、上記実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、クレジットカードを識別するカード識別子に対応付けられて、サブスクリプションで契約される契約対象を識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報が格納されるユーザサブスク情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、カード識別子に対応付けて、契約対象を識別する第二対象識別子を受信する識別子受信部と、識別子受信部が受信した第二対象識別子と第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、ユーザサブスク情報格納部に格納されているユーザサブスク情報とを用いて、第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザの、第二対象識別子により識別される契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する判断部と、判断部の判断結果に関する判断結果情報を取得する判断結果取得部と、判断結果情報を送信する判断結果送信部と、して機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図18は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による情報処理装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェアおよびその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図18において、コンピュータシステム900は、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図19は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図19において、コンピュータ901は、CD-ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915と、を備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM921に記憶されて、CD-ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD-ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による情報処理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置等は、サブスクリプションに関する処理を行う装置等として適しており、特に、クレジットカードを利用したサブスクリプションに関する処理を行う装置等として有用である。
1 情報処理装置
2 店舗端末装置
3 ユーザ端末装置
101 ユーザサブスク情報格納部
102 対象グループ情報格納部
103 識別子受信部
104 判断部
105 判断結果取得部
106 判断結果送信部
107 利用情報格納部
108 蓄積部
109 利用情報送信部
110 購入情報格納部
110 購入情報格納部
111 登録サブスク情報格納部
112 ユーザレコメンド判断部
113 ユーザレコメンド部
114 申込受信部
114 受信部
115 サブスク登録部
116 店舗レコメンド判断部
117 店舗レコメンド部
1000 情報処理システム

Claims (13)

  1. クレジットカードを識別するカード識別子に対応付けられて、サブスクリプションで契約される契約対象を識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報が格納されるユーザサブスク情報格納部と、
    カード識別子に対応付けて、契約対象を識別する第二対象識別子を受信する識別子受信部と、
    前記識別子受信部が受信した第二対象識別子と当該第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、前記ユーザサブスク情報格納部に格納されているユーザサブスク情報とを用いて、前記第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザの、当該第二対象識別子により識別される契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に関する判断結果情報を取得する判断結果取得部と、
    前記判断結果情報を送信する判断結果送信部と、を備えた情報処理装置。
  2. 前記第一対象識別子および前記第二対象識別子は、店舗を識別する店舗識別子である、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザサブスク情報格納部には、異なる店舗においてサブスクリプションで契約された契約対象の第一対象識別子をそれぞれ有するユーザサブスク情報を含む2以上のユーザサブスク情報が格納される、請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記カード識別子と第一対象識別子とに対応付けて、サブスクリプションで契約された契約対象の利用に関する利用情報が格納される利用情報格納部と、
    前記判断部が、前記第二対象識別子により識別される契約対象が利用可能であると判断した場合に、前記識別子受信部が受信した第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、当該第二対象識別子に対応する第一対象識別子とに対応付けられた利用情報を蓄積する蓄積部と、
    前記利用情報格納部に格納された利用情報を送信する利用情報送信部と、をさらに備えた請求項1から請求項3いずれか一項記載の情報処理装置。
  5. 前記利用情報は、
    サブスクリプションの費用に関する費用情報、サブスクリプションで契約された契約対象の利用の有無に関する利用有無情報、サブスクリプションで契約された契約対象の利用回数に関する利用回数情報、サブスクリプションで契約しなかった場合の支払い金額に関する本来金額情報のうちの1以上の情報を含む、請求項4記載の情報処理装置。
  6. カード識別子に対応付けて、当該カード識別子で識別されるクレジットカードを用いた購入に関する情報であり、購入対象を識別する購入対象識別子を有する1以上の購入情報が格納される購入情報格納部と、
    サブスクリプションで契約可能な契約対象を識別する第一対象識別子を含む1以上の登録サブスク情報が格納される登録サブスク情報格納部と、
    カード識別子ごとに、前記登録サブスク情報が有する第一対象識別子の中から、当該第一対象識別子を有する前記カード識別子と対応付けられたユーザサブスク情報が、前記ユーザサブスク情報格納部に格納されていない第一対象識別子を検出し、検出した第一対象識別子ごとに、前記購入情報格納部に格納される購入情報において、前記カード識別子と対応付けられており、当該検出した第一対象識別子に対応する購入対象識別子を含む購入情報を検出して購入頻度を取得し、取得した購入頻度が、高頻度であることを示すユーザ高頻度条件を満たすか否かを判断するユーザレコメンド判断部と、
    前記ユーザレコメンド判断部がユーザ高頻度条件を満たすと判断した第一対象識別子に対応するカード識別子と対応付けられたユーザに、当該第一対象識別子で識別される契約対象の、サブスクリプションによる契約を勧めるユーザレコメンド情報を送信するユーザレコメンド部と、をさらに備えた請求項1から請求項5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザレコメンド部が送信したユーザレコメンド情報に対応する申込情報であって、当該ユーザレコメンド情報の送信先のユーザに対応付けられたカード識別子と、当該ユーザレコメンド情報が勧める契約対象を識別する第一対象識別子とに対応付けられたサブスクリプションの申込情報を受信する申込受信部と、
    前記申込受信部が受信した申込情報に対応付けられた第一対象識別子を有するユーザサブスク情報を、当該申込情報に対応付けられたカード識別子と対応付けて、前記ユーザサブスク情報格納部に蓄積するサブスク登録部と、をさらに備えた請求項6記載の情報処理装置。
  8. カード識別子に対応付けて、当該カード識別子で識別されるクレジットカードを用いた購入に関する情報であり、購入対象を識別する購入対象識別子を有する1以上の購入情報が格納される購入情報格納部と、
    サブスクリプションで契約可能な契約対象を識別する第一対象識別子であって、店舗識別子と対応付けられた第一対象識別子を含む1以上の登録サブスク情報が格納される登録サブスク情報格納部と、
    前記購入情報格納部にカード識別子と対応付けて格納されている購入情報のうちの、前記登録サブスク情報格納部に格納されている登録サブスク情報が有する第一対象識別子に対応する購入対象識別子を有していない購入情報を用いて、同じ店舗識別子と対応付けられた購入対象識別子を有する購入情報について、それぞれ、購入情報に対応付けられたカード識別子ごとの購入頻度を取得し、各店舗識別子について取得したカード識別子ごとの購入頻度が、購入頻度が高頻度であるユーザが多いことを示す店舗高頻度条件を満たすか否かを判断する店舗レコメンド判断部と、
    前記店舗レコメンド判断部が高頻度条件を満たすと判断した店舗識別子により識別される店舗に、店舗で提供する購入対象を、サブスクリプションにより提供することを勧める店舗レコメンド情報を送信する店舗レコメンド部と、をさらに備えた請求項1から請求項7いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記ユーザサブスク情報格納部には、前記ユーザサブスク情報に対応付けて、当該ユーザサブスク情報が有する第一対象識別子が示す契約対象の利用に関する制約を示す制約情報が格納されており、
    前記判断部は、前記制約情報をさらに用いて、前記識別子受信部が受信した第二対象識別子が識別する契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する、請求項1から請求項8いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制約情報は、前記第二対象識別子が識別する契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の利用金額の総額に関する総額制約情報、前記第二対象識別子が識別する契約対象の利用回数に関する回数制約情報、前記第二対象識別子が識別する契約対象をサブスクリプションで契約せずに利用した場合の1回の利用金額に関する1回金額制約情報、および前記第二対象識別子が識別する契約対象の利用量に関する利用量制約情報のうちの1以上を含む、請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記ユーザサブスク情報格納部に格納されるユーザサブスク情報は、2以上の契約対象で構成されるグループを契約対象として識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報を含み
    サブスクリプションで契約可能な2以上の契約対象のグループを契約対象として識別するグループ対象識別子と、当該グループ対象識別子が示す契約対象のグループを構成する2以上の契約対象をそれぞれ識別する2以上の構成対象識別子と、を対応付けて有する1以上の対象グループ情報が格納される対象グループ情報格納部をさらに備え、
    前記判断部は、前記識別子受信部が受信した第二対象識別子と当該第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、前記ユーザサブスク情報格納部に格納されているユーザサブスク情報と、前記対象グループ情報格納部に格納されている対象グループ情報とを用いて、前記第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザが、当該第二対象識別子に対応する契約対象を利用可能であるか判断する請求項1から請求項10いずれか一項記載の情報処理装置。
  12. クレジットカードを識別するカード識別子に対応付けられて、サブスクリプションで契約される契約対象を識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報が格納されるユーザサブスク情報格納部と、識別子受信部と、判断部と、判断結果取得部と、判断結果送信部と、を用いて行われる情報処理方法であって、
    前記識別子受信部が、カード識別子に対応付けて、契約対象を識別する第二対象識別子を受信する識別子受信ステップと、
    前記判断部が、前記識別子受信ステップで受信した第二対象識別子と当該第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、前記ユーザサブスク情報格納部に格納されているユーザサブスク情報とを用いて、前記第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザの、当該第二対象識別子により識別される契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する判断ステップと、
    前記判断結果取得部が、前記判断ステップによる判断結果に関する判断結果情報を取得する判断結果取得ステップと、
    前記判断結果送信部が、前記判断結果情報を送信する判断結果送信ステップと、を備えた情報処理方法。
  13. クレジットカードを識別するカード識別子に対応付けられて、サブスクリプションで契約される契約対象を識別する第一対象識別子を有する1以上のユーザサブスク情報が格納されるユーザサブスク情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、
    カード識別子に対応付けて、契約対象を識別する第二対象識別子を受信する識別子受信部と、
    前記識別子受信部が受信した第二対象識別子と当該第二対象識別子に対応付けられたカード識別子と、前記ユーザサブスク情報格納部に格納されているユーザサブスク情報とを用いて、前記第二対象識別子に対応するカード識別子で識別されるクレジットカードを利用するユーザの、当該第二対象識別子により識別される契約対象のサブスクリプションによる利用が可能であるか判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に関する判断結果情報を取得する判断結果取得部と、
    前記判断結果情報を送信する判断結果送信部と、して機能させるためのプログラム。
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