JP2008264587A - 擬似ペット - Google Patents
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Abstract
【構成】ユーザーが連れて歩く擬似ペット(コンピュータを含み、電気的に作動する装置で、肉体に相当する部分を有するもの)であって、近傍のエリアにある他の擬似ペットに受信されるように、「擬似ペットによる所定の挨拶信号」を、無線で送信するための挨拶信号送信手段と、近傍のエリアにある他の擬似ペットから無線で送信された「擬似ペットによる所定の挨拶信号」を受信するための挨拶信号受信手段と、を含むことを特徴とする擬似ペットもしくは縫ぐるみ等のキャラクタ形態物である。
【選択図】 図1
Description
他方、上記の「たまごっち」は電子ペットなどの「仮想的な電子生物」を育成する装置であるが、他のユーザーとの交流は、あくまでユーザー同士の交流で、「たまごっち」の装置同士が、「ユーザーのイニシアチブ(ユーザーの特別な操作など)なしに自発的・自動的に交流・交信すること」は、全く予定されていない。さらに、上記の「デジモン」「ポケモン」などは、2人以上のプレーヤが集まって、それぞれの装置を電気的に接続して「デジモン」のキャラクタ又は「ポケモン」のキャラクタを戦わせて勝敗を競うことが行われるが、それは、あくまでユーザー(プレーヤ)同士の合意に基づいて行うだけで、「デジモン」の育成機器同士や「ポケモン」のゲーム機器同士が「(ユーザーに関係なく)勝手に自発的に交信・交流すること」は、全く予定されていない。また、 特に、前記の「たまごっち」や「デジモン」は、液晶画面上にのみ存在する「仮想的な電子生物(電子ペット・キャラクターを示すデジタルデータ)」に過ぎないから、ユーザーが実際に自分の手で撫でて親しんだりするための「肉体として機能する部分」は有していないので、ユーザーにとっても、電子ペットに対する親しみはあくまで「仮想的な体験」に止まっしまうという欠点がある。
また、前記の電子ペット育成・飼育装置の出願公開公報の中には、携帯機器同士の間で、電子ペット・キャラクタのデータを無線でやり取りすることが開示されている。例えば、特開平8−309032号公報には、「他の電子手帳の赤外線通信回路15から送信された犬キャラクタデータの種類データとその誕生日データとが、この電子手帳における赤外線通信回路15を介して受信される」(同公報の明細書の段落番号0035)ことや、この他の電子手帳から送信されたキャラクタとの「お見合い処理」などのアイデアが、開示されている。しかしながら、この公開公報における他の電子手帳からの犬キャラクタの送信は、ユーザー同士が予め話し合った上で行うことを前提としており、「2人以上のユーザーが、たまたま偶然に、近くに居合わせたときに、それらのユーザーが連れている擬似ペット(肉体の機能を有する部分を備えているもの)同士が、自発的に交信して挨拶を交わしたり、情報交換すること」は、全く想定されていない。
本発明者は、「肉体として機能する部分を備えた擬似ペット」を、単なる「縫いぐるみ、おもちゃ、などのようなユーザーが親しむためのもの」としてではなく、人間同士の実際の「コミュニケーションのためのツール」とするのが妥当だと考える。すなわち、本発明者は、擬似ペットを、「ユーザーの親しみなどの感情移入の対象としたりユーザーの寂しさを和らげるためのもの」としてだけの意味を有するものにと止めるのではなく、たまたま近くに居合わせた擬似ペット同士が互いに自発的に交信・交流を行い、ひいては、それが「きっかけ」「仲立ち」となって、擬似ペットのユーザー同士の交流に結びつくような技術を開発することが必要である、と考えた。
本発明においては、擬似ペットから他の擬似ペットに向けて、前記挨拶信号と共に、前記挨拶信号とは別に、又は、前記挨拶信号に続けて、「近所で行われるイベントに関するお知らせ情報、新しく発売される商品・サービスの広告情報、地方自治体からの市政に関するお知らせなどの広報情報、政治的・社会的・宗教的意見の広報情報などのような、所定の広告・広報情報」を送信するようにしてもよい。すなわち、本発明の擬似ペットは、近傍のエリアにある他の擬似ペットに受信されるように、「近所で行われるイベントに関するお知らせ情報や新しく発売される商品の広告情報などのような、所定の広告情報」を無線で送信するための広告情報送信手段と、近傍のエリアにある他の擬似ペットから無線で送信された前記広告情報を受信するための広告情報受信手段と、を備えるようにしてもよい。これにより、本発明によれば、擬似ペットを媒介として、口コミのように、近くに居る人たち、近くを通る人たちの間で、次々と情報を伝えて行く「口コミ伝言板」「口コミ伝言ネットワーク」を形成できるようになる。
本発明は、擬似ペット同士の間で「挨拶信号」などの情報の交信・交換をすることにより、擬似ペット同士で交信して、「気が合いそう」と判断したら、自己紹介や「友達になりませんか」などの意味を示す信号を電波・音声・光などで送信し、擬似ペット同士がお互いに「会話」をする、というコンセプトの発明である。
本発明の「擬似ペット」は、携帯できるものなら、その大きさは問わず、人間の掌に乗せられる「手のひらサイズ」のものでもよいし、通常の犬や猫などと同じような大きさのものでもよい。
本発明の「擬似ペット」は、「たまごっち」「デジモン」などのような「仮想的な電子ペット(単なる電子的なキャラクターを示すデジタルデータに過ぎず、肉体として機能する部分を備えていないもの)」ではなく、「犬の形体、猫の形体、縫いぐるみ、などのような、ユーザーが実際に自分の手で触れることができる『肉体として機能する部分』(現実のペットの肉体に相当するもの、例えば、ペット型ロボットの胴体など)を備えたもの」である。本発明による擬似ペットは、一種の「ペット型ロボット」と呼んでも良い。
また、本発明において、「挨拶信号」は、例えば、擬似ペットの鳴き声を示す音声信号でもよいし、「こんにちは」「ハロー」「もしもし」などの意味を象徴する単純な信号(音声信号又は画像信号などの信号)でもよいし、「私の名前は・・・です。友達になりませんか」というメッセージを示すものでもよい。また、この「挨拶信号」の内容は、後述の「擬似ペットに関するデータ(擬似ペットデータ)そのもの」でもよいし、後述の「擬似ペットを連れているユーザーに関するデータ(ユーザー・データ)そのもの」でもよい。なお、本明細書では、返信する「挨拶信号」を「返答信号」と呼ぶこともある。また本発明において、「自発的に交信する」とは、「ユーザーの特別な操作を必要することなく(例えば、他の擬似ペットの存在を検知することにより自動的に)交信する」、という意味である。また本発明において、「挨拶信号が受信されたとき、そのことをユーザーに知らせる報知手段」は、光、音(音響・音声)、振動などにより、ユーザーに対して注意を喚起するか又は所定の情報を知らせるものである。また本発明において、「擬似ペットの存在又はその居場所を周囲の人に知らせるための告知手段」は、光、音などにより、周囲の人に対して注意を喚起するか又は所定の情報を知らせるものである。
また本発明において、後述の「挨拶信号送信手段」は、挨拶信号を、赤外線、電波などの電磁波や超音波などの様々な媒体を使用して、送信するものである(以下の「挨拶返信手段」「擬似ペットデータ送信手段」などにおいてもほぼ同様である)。また本発明において、後述の告知手段は、例えば、光、音響(擬似ペットの鳴き声など)、又は音声(擬似ペットの「こんちには」などの音声)により、擬似ペットの存在又はその居場所を、その周囲の人に、その五感により知らせるものであり、発光体やスピーカなどで構成される。これにより、擬似ペットは、前記挨拶信号の送信により、周囲の人が持っている他の擬似ペットに向けて、自己の存在を示す信号及び情報を送る(このとき、前述のように、この挨拶信号を送信された擬似ペットの側では、光や音や振動でそのことを、そのユーザーに知らせることができる)が、これと共に、自己の携帯型装置においても、光や音などを発して、自己の存在やその居場所を周囲の人に自己の存在又はその居場所を知らせることができる。つまり、これにより、周囲の人に、自己の存在をより確実に知らせることができるようになる。
1.ユーザーが外出時に一緒に連れ出すことができ(ユーザーと一緒に居るように自分で移動することができ、又は、ユーザーが自分と一緒に居るように移動させることができ)、肉体として機能する部分を備えた擬似ペットであって、近傍のエリアにある他の擬似ペットに受信されるように、「擬似ペットによる所定の挨拶信号」を、無線で送信するための挨拶信号送信手段と、近傍のエリアにある他の擬似ペットから無線で送信された「擬似ペットによる所定の挨拶信号」を受信するための挨拶信号受信手段と、を含むことを特徴とする擬似ペット。
2.上記1において、前記挨拶信号送信手段は、常時又は予め定められた所定時間毎に、挨拶信号を送信するものである、ことを特徴とする擬似ペット。
3.上記1において、さらに、近傍のエリアに他人が居ることを検知する検知手段を含み、前記挨拶信号送信手段は、この検知手段からの出力に基づいて、挨拶信号を送信するものである、ことを特徴とする擬似ペット。
4.上記1,2又は3において、さらに、前記挨拶信号受信手段により所定の挨拶信号が受信されたとき、そのことをユーザーに知らせる報知手段、を含むことを特徴とする擬似ペット。
5.上記1から4までのいずれかにおいて、さらに、前記挨拶信号受信手段により所定の挨拶信号が受信されたとき、その挨拶信号を送信した他の擬似ペットに対して、自発的に、所定の挨拶信号を無線で返信する挨拶信号返信手段、を含むことを特徴とする擬似ペット。
6.上記1から5までのいずれかにおいて、さらに、擬似ペットに関するデータを記録する擬似ペットデータ記録手段と、この擬似ペットデータ記録手段に記録された擬似ペットデータを、前記挨拶信号と共に又は前記挨拶信号とは別に(例えば、これに続けて)、送信する擬似ペットデータ送信手段と、他の擬似ペットから無線で送信された擬似ペットデータを受信する擬似ペットデータ受信手段と、この擬似ペットデータ受信手段により受信された擬似ペットデータを出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする擬似ペット。
7.上記1から6までのいずれかにおいて、さらに、擬似ペットのユーザーに関するデータを記録するユーザー・データ記録手段と、このユーザー・データ記録手段に記録されたユーザー・データを、前記挨拶信号と共に又は前記挨拶信号とは別に(例えば、これに続けて)、送信するユーザー・データ送信手段と、他の擬似ペットから無線で送信されたユーザー・データを受信するユーザー・データ受信手段と、このユーザー・データ受信手段により受信されたユーザー・データを出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする擬似ペット。
8.上記1から7までのいずれかにおいて、さらに、前記挨拶信号を送信するとき、送信する側の擬似ペットの存在又はその居場所を周囲の人に知らせるための挨拶送信告知手段、を備えたことを特徴とする擬似ペット。
9.上記1から8までのいずれかにおいて、さらに、前記挨拶信号を受信したとき、受信した側の擬似ペットの存在又はその居場所を周囲の人に知らせるための挨拶受信告知手段、を備えたことを特徴とする擬似ペット。
10.上記5から9までのいずれかにおいて、さらに、前記挨拶信号を返信するとき、返信する側の擬似ペットの存在又はその居場所を周囲の人に知らせるための挨拶返信告知手段、を備えたことを特徴とする擬似ペット。
11.上記1から10までのいずれかにおいて、さらに、他の擬似ペットから送信された擬似ペットデータ又はユーザー・データと、自己の擬似ペットデータ又はユーザー・データと、を互いに比較して、双方の擬似ペット又はユーザーの間の類似度又は相性度を判定する類似度又は相性度判定手段と、この類似度又は相性度判定手段による判定結果を出力する判定結果出力手段と、を含むことを特徴とする擬似ペット。
12.上記1から10までのいずれかにおいて、さらに、他の擬似ペットから送信された擬似ペットデータ又はユーザー・データと、自己の擬似ペットデータ又はユーザー・データと、を互いに比較して、双方の擬似ペット又はユーザーの間の類似度又は相性度を判定する類似度又は相性度判定手段と、この類似度又は相性度判定手段により類似度又は相性度が比較的高いと判定されたときは、ユーザーにそのことを知らせるために所定の告知をする判定告知手段と、を含むことを特徴とする擬似ペット。
13.上記1から12までのいずれかにおいて、さらに、互いに近傍のエリア内にある2つの擬似ペットの間で、擬似ペット同士が無線で交信して、相互間の鳴き声のやり取り、会話のやり取り、ゲームのやり取り、戦闘のやり取り、お見合いのやり取りなどをユーザーの特別な操作によらずに自発的に行うための自発的交信手段、を備えたことを特徴とする擬似ペット。
(2)このように、本発明によれば、前記のペットや子供による「仲立ち」「きっかけ」の機能を、擬似ペットが担うことができる。よって、本発明によれば、擬似ペットに、新しい機能・役割(ユーザー同士のコミュニケーションの「仲立ち」をするという機能・役割)を付与し、擬似ペットを「コミュニケーションのためのツール」として活用することができる。よって、本発明によれば、擬似ペットの付加価値をより高め、擬似ペットを「現実のペットなどの生物」(現実のペットなどの生物は、そのペットなどの所有者同士が、ペットなどを「きっかけ」に知り合いになったり会話をしたりして、ペットなどがユーザー同士の生身のコミュニケーションに寄与することが多い)により近づけること、ができる。
(3)また、本発明の擬似ペットは、近傍のエリアにある他の擬似ペットに受信されるように、「近所で行われるイベントに関するお知らせ情報、新しく発売される商品・サービスの広告情報、地方自治体からの市政に関するお知らせなどの広報情報、政治的・社会的・宗教的意見の広告情報などのような、所定の広告・広報情報」を無線で送信するための広告情報送信手段と、近傍のエリアにある他の擬似ペットから無線で送信された前記広告情報を受信するための広告情報受信手段と、を備えるようにしてもよく、これにより、本発明によれば、擬似ペットを媒介として、口コミのように、近くに居る人たち、近くを通る人たちの間で、次々と広告・広報情報を伝えて行く「口コミ伝言板」「口コミ伝言ネットワーク」を形成できるようになる。
これらの2つの擬似ペット21,22からは、前述のように、常時、又は、所定時間毎に(数秒毎に、数十秒毎に、又は、数分間毎に)、信号・データ送受信部11から挨拶信号が自動的に外部に送信されている(なお、前述のように、ユーザーの設定により、擬似ペット21,22の送受信部11からの挨拶信号の送信は、ユーザーが指示したとき、又は、後述の人体又は擬似ペット検出部31により近傍の他のユーザー又は他の擬似ペットの存在を検知したときのみ、に限るようにしてもよい)。よって、それらの2つの擬似ペット21,22が、たまたま偶然に、例えば数mから数十mの範囲内(前記送受信部11からの挨拶信号が届く範囲内)の近傍に近づいたときは、例えば、後述の人体検知部31又は他の擬似ペット検知部30からの出力に基づいて(又は、ユーザーが、所定時間毎に自動的に挨拶信号を送信するように制御部3を設定しておいてもよい)、いずれか一方から(この例では、自己の擬似ペット21から)の挨拶信号(自己の擬似ペット21の存在を示す信号であり、例えば「こんちには」という挨拶を示す信号)が発せられてそれを他方(この例では、他の擬似ペット22)が受信する(図2のステップ1)。
本実施形態では、擬似ペット21の中に、赤外線センサーや熱センサーなどで構成される人体検出部31が備えられている。この人体検出部31は、近傍のエリアに他人が居るとき、その存在を検知するものである。本実施形態では、前述のように、所定時間毎に挨拶信号を送信するようにしてもよいが、そうではなく、この人体検知部31が近傍のエリアに他人の存在を(人体からの熱などにより)検知したときだけ、この人体検知部31からの出力を受けた制御部3の制御により、挨拶信号を送信するようにしてもよい。このようにすれば、周りに他人が全く居ないのに所定時間毎に挨拶信号を送信するという無駄が防止できる。また、本実施形態では、擬似ペット21の中に、赤外線受信部や電波受信部などで構成される「他の擬似ペット検出部」30が備えられている。この他の擬似ペット検出部30は、近傍のエリアに他の擬似ペットが居るとき、その存在を検知するものである。本実施形態では、前述のように、所定時間毎に挨拶信号を送信するようにしてもよいが、そうではなく、この他の擬似ペット検知部30が近傍のエリアに他の擬似ペットからの「他の擬似ペットの存在を示す信号(赤外線信号や電波など)」を検知したときだけ、この他の擬似ペット検知部30からの出力を受けた制御部3の制御により、他の擬似ペットに向けて挨拶信号を送信するようにしてもよい。このようにすれば、周りに他の擬似ペットが全く居ないのにいちいち所定時間毎に挨拶信号を送信するという無駄(消費電力の無駄など)が防止できる。
また、本発明においては、擬似ペットにカメラとマイクとGPS受信機(現在位置特定手段)を備えさせて、ユーザーがこの擬似ペットを連れて旅行しているとき、旅先でユーザーの目に止まった景色(ユーザーが興味深く感じた景色)をカメラによる画像データとマイクによる音データとGPS受信機による現在位置データとにより、記録するようにすることもできる。
Claims (13)
- ユーザーの外出時にユーザーと一緒に移動する(又はユーザーにより移動させられる)ことができ、「肉体として機能する部分」を備えた擬似ペットであって、
近傍のエリアにある他の擬似ペットに受信されるように、「擬似ペットから他の擬似ペットに向けての所定の挨拶信号」を、無線で送信するための挨拶信号送信手段と、
近傍のエリアにある他の擬似ペットから無線で送信された「他の擬似ペットからの所定の挨拶信号」を受信するための挨拶信号受信手段と、
を備えたことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1において、前記挨拶信号送信手段は、常時又は予め定められた所定時間毎に、挨拶信号を送信するものである、ことを特徴とする擬似ペット。
- 請求項1において、さらに、
近傍のエリアに他の擬似ペットが居ることを検知する検知手段を含み、
前記挨拶信号送信手段は、この検知手段からの出力に基づいて、挨拶信号を送信するものである、ことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1,2又は3において、さらに、
前記挨拶信号受信手段により他の擬似ペットからの挨拶信号が受信されたとき、そのことをユーザーに知らせる報知手段、
を含むことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から4までのいずれかにおいて、さらに、
前記挨拶信号受信手段により他の擬似ペットからの挨拶信号が受信されたとき、その挨拶信号を送信した他の擬似ペットに対して、自発的に、所定の挨拶信号を無線で返信する挨拶信号返信手段、
を含むことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から5までのいずれかにおいて、さらに、
擬似ペット(自己)に関するデータを記録する擬似ペットデータ記録手段と、
この擬似ペットデータ記録手段に記録された擬似ペットデータを、前記挨拶信号と共に、前記挨拶信号に続けて、又は、前記挨拶信号とは別に、送信するための擬似ペットデータ送信手段と、
他の擬似ペットから無線で送信された擬似ペットデータを受信する擬似ペットデータ受信手段と、
この擬似ペットデータ受信手段により受信された他の擬似ペットの擬似ペットデータを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から6までのいずれかにおいて、さらに、
擬似ペット(自己)のユーザーに関するデータを記録するユーザー・データ記録手段と、
このユーザー・データ記録手段に記録されたユーザー・データを、前記挨拶信号と共に又は前記挨拶信号に続けて、送信するユーザー・データ送信手段と、
他の擬似ペットから無線で送信された他の擬似ペットのユーザーに関するユーザー・データを受信するユーザー・データ受信手段と、
このユーザー・データ受信手段により受信された前記ユーザー・データを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から7までのいずれかにおいて、さらに、
前記挨拶信号を送信するとき、送信する側の擬似ペット(自己)の存在又はその居場所を、光や音などにより、周囲の人に知らせるための挨拶送信告知手段、
を備えたことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から8までのいずれかにおいて、さらに、
前記挨拶信号を受信したとき、受信した側の擬似ペット(自己)の存在又はその居場所を、光や音などにより、周囲の人に知らせるための挨拶受信告知手段、
を備えたことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項5から9までのいずれかにおいて、さらに、
前記挨拶信号を返信するとき、返信する側の擬似ペット(自己)の存在又はその居場所を、光や音などにより、周囲の人に知らせるための挨拶返信告知手段、
を備えたことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から10までのいずれかにおいて、さらに、
他の擬似ペットから送信された擬似ペットデータ又はユーザー・データと、自己の擬似ペットデータ又はユーザー・データと、を互いに比較して、双方の擬似ペット又はユーザーの間の類似度又は相性度を判定する類似度又は相性度判定手段と、
この類似度又は相性度判定手段による判定結果を出力する判定結果出力手段と、
を含むことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から10までのいずれかにおいて、さらに、
他の擬似ペットから送信された擬似ペットデータ又はユーザー・データと、自己の擬似ペットデータ又はユーザー・データと、を互いに比較して、双方の擬似ペット又はユーザーの間の類似度又は相性度を判定する類似度又は相性度判定手段と、
この類似度又は相性度判定手段により類似度又は相性度が比較的高いと判定されたときは、ユーザーにそのことを知らせるために、光や音や文字などにより、所定の告知をする判定告知手段と、
を含むことを特徴とする擬似ペット。 - 請求項1から12までのいずれかにおいて、さらに、
互いに近傍のエリア内にある2つの擬似ペットの間で、擬似ペット同士が無線で交信して、相互間の鳴き声のやり取り、会話のやり取り、ゲームのやり取り、戦闘のやり取り、お見合いのやり取りなどをユーザーの特別な操作によらずに自発的に行うための自発的交信手段、
を備えたことを特徴とする擬似ペット。
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