JP2000102669A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2000102669A
JP2000102669A JP29010398A JP29010398A JP2000102669A JP 2000102669 A JP2000102669 A JP 2000102669A JP 29010398 A JP29010398 A JP 29010398A JP 29010398 A JP29010398 A JP 29010398A JP 2000102669 A JP2000102669 A JP 2000102669A
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data
characteristic data
characteristic
processing
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Hitoshi Watabe
仁 渡部
Keiji Ashida
圭司 芦田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーティ会場やイベント会場等において、面
識のない人とのコミュニケーションを図るのに好適なデ
ータ処理装置を提供する。 【解決手段】 人の特徴に関する特徴データを記憶する
ためのRAM160と、受信データから特徴データを検
出するデコーダ130と、デコーダ130からの特徴デ
ータとRAM160の特徴データとに基づいて一致率
A,Bを算出する制御装置140と、制御装置140の
処理結果に基づいた出力を行う表示装置180、スピー
カ182およびLED184と、制御装置140からの
特徴データを含む送信データを生成するエンコーダ13
5と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、少なくともデー
タを受信して、当該受信データに基づいた所定の処理を
実行するデータ処理装置に係り、特に、パーティ会場や
イベント会場等において、面識のない人とのコミュニケ
ーションを図るのに好適なデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、結婚式の2次会等のパーティ会
場では、新郎の友人と新婦の友人などが何人か集まっ
て、それら多数の参加者が様々なゲーム等を行ったりし
てパーティを楽しむ。こうしたパーティ会場で行われる
ゲームとしては、主として参加者全員が楽しむことので
きるもの、例えば、ビンゴなどがあった。また、展示会
等のイベント会場でも、多数の参加者が一つのゲーム等
を行って楽しむ場合があり、こうしたゲームとしては、
例えば、クイズなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビンゴ
やクイズといったゲームは、確かに参加者全員が楽しめ
るものではあるが、全体として行われる一つのゲームに
各参加者が個々に参加する形式のものであるため、参加
者同士のコミュニケーションを図るものとしては、不十
分であった。こうしたパーティやイベント等では、各参
加者が個々に参加するというよりは、むしろ各参加者が
互いのコミュニケーションを図りながら参加していくこ
との方が、楽しさもひとしおである。
【0004】ところが、パーティ会場やイベント会場等
では、必ずしもすべての人と面識があるとは限らず、面
識のない人とのコミュニケーションはなかなか図りにく
いというのが実情である。パーティやイベントの規模が
小さければ、面識のない人は少なく、こうした問題は起
こりにくいが、規模が大きくなれば、逆に面識のない人
のほうが大多数をしめてくるので、こうした問題が顕著
となる。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の有す
る未解決の課題に着目してなされたものであって、パー
ティ会場やイベント会場等において、面識のない人との
コミュニケーションを図るのに好適なデータ処理装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、面識のない人同士でコミュニケーション
が図りにくい原因には、初対面においては相手に関する
情報が少ないため、話題に乏しく、話しかけるきっかけ
がなかなかつかめないこと、また話しかけても、その後
話題を作ろうとして相手から過剰に情報を引き出そうと
すると、相手に不信感を抱かせてしまうということ等が
あると考え、こうした点に着目することにより、初対面
の相手に関する情報を自然なかたちで得られれば、面識
のない人同士でもある程度のコミュニケーションが図れ
るという結論に達した。さらに進んで、面識のない人と
の一層のコミュニケーションを図る観点からは、情報を
取得する対象として、無作為に抽出された相手であるよ
りはむしろ、好みや趣味等ができるだけ合致した相手で
あることのほうが、互いの話題が一致する可能性も高く
会話が円滑に行われやすいため、好ましいという結論に
至った。
【0007】したがって、かかる結論に基づき、上記目
的を達成するために、本発明に係る請求項1記載のデー
タ処理装置は、少なくともデータを受信して、当該受信
データに基づいた所定の処理を実行するデータ処理装置
であって、人の特徴に関する特徴データを記憶するため
の記憶手段を備え、前記受信データから前記特徴データ
を検出すると、前記記憶手段から前記特徴データを読み
出し、前記検出した特徴データと前記読み出した特徴デ
ータとに基づいて所定の処理を実行し、当該処理結果に
基づいた出力を行うようになっている。
【0008】このような構成であれば、記憶手段に特徴
データを記憶させた状態で、受信データから特徴データ
が検出されると、記憶手段から特徴データが読み出さ
れ、検出された特徴データと読み出された特徴データと
に基づいて所定の処理が実行され、その処理結果に基づ
いた出力が行われる。
【0009】例えば、パーティ会場やイベント会場等に
おいて、本装置を各参加者に配布し、本装置の記憶手段
に各参加者自身の性格や趣味等の自己に関する特徴デー
タを記憶させておくとともに、会場に設置されたホスト
コンピュータに各参加者の好みのタイプに関する特徴デ
ータをそれぞれ登録しておく。この状態で、ホストコン
ピュータにおいて、各参加者ごとの特徴データを含む送
信データをそれぞれ生成し送信するようにすると、各参
加者の装置において、受信データから各参加者ごとの特
徴データが検出される。すると、記憶手段から特徴デー
タが読み出され、検出された特徴データと読み出された
特徴データとに基づいて所定の処理が実行され、その処
理結果に基づいた出力が行われる。
【0010】すなわち、各参加者の装置では、各参加者
の好みのタイプに関する特徴データと自己に関する特徴
データとに基づいた所定の処理結果が出力される。ここ
で、特徴データとは、人を特徴づけるためのデータであ
って、これには、例えば、氏名、住所、学歴、職業、生
年月日、血液型等の人固有のデータや、好みのタイプ、
嗜好物等の人の好みに関するデータや、人の性格、趣
味、特技等に関するデータや、人の行動パターン、思考
パターン、心理パターン等に関するデータや、人の容
姿、経験、信仰、思想、性癖等に関するデータが含まれ
る。
【0011】また、記憶手段は、特徴データを記憶する
ためのものであって、あらかじめ特徴データが記憶され
ているものであってもよいし、何らかの手段により特徴
データを入力してそれを記憶するようなものであっても
よい。
【0012】さらに、処理結果に基づいた出力には、例
えば、処理結果に基づいて音を出力すること、処理結果
に基づいた内容を表示、印刷、送信すること、が含まれ
る。さらに、データの受信は、複数の者のうち特定のも
のに対して選択的に行うようにしてもよいし、複数の者
のうち特定のグループに属するものに対して選択的に行
うようにしてもよいし、複数の者全員に対して行うよう
にしてもよい。また、データの受信は、無線で行っても
有線で行ってもよい。
【0013】さらに、本発明に係る請求項2記載のデー
タ処理装置は、データを送受信して、当該受信データに
基づいた所定の処理を実行するデータ処理装置であっ
て、人の特徴に関する特徴データを記憶するための記憶
手段と、前記受信データから前記特徴データを検出する
検出手段と、前記検出手段からの特徴データと前記記憶
手段の特徴データとに基づいて所定の処理を実行する処
理手段と、前記処理手段の処理結果に基づいた出力を行
う出力手段と、前記記憶手段の特徴データを含む送信デ
ータを生成する送信データ生成手段と、を備えた。
【0014】このような構成であれば、記憶手段に特徴
データを記憶させた状態で、検出手段により受信データ
から特徴データが検出されると、処理手段により、検出
手段からの特徴データと記憶手段の特徴データとに基づ
いて所定の処理が実行され、出力手段により、処理手段
の処理結果に基づいた出力が行われる。一方、送信デー
タ生成手段により、記憶手段の特徴データを含む送信デ
ータが生成され、その送信データが送信される。
【0015】例えば、本装置A,Bが2台ある場合、ま
ず、両装置A,Bの記憶手段にそれぞれ特徴データA,
Bを記憶させておき、この状態で、装置Aにおいて、送
信データ生成手段により、記憶手段の特徴データAを含
む送信データAが生成され、その送信データAが送信さ
れる。装置Bにおいて、送信データAを受信すると、検
出手段により、受信データAから特徴データAが検出さ
れ、処理手段により、検出手段からの特徴データAと記
憶手段の特徴データBとに基づいて所定の処理が実行さ
れ、出力手段により、処理手段の処理結果に基づいた出
力が行われる。
【0016】一方、装置Bにおいて、送信データ生成手
段により、記憶手段の特徴データBを含む送信データB
が生成され、その送信データBが送信される。装置Aに
おいて、送信データBを受信すると、検出手段により、
受信データBから特徴データBが検出され、処理手段に
より、検出手段からの特徴データBと記憶手段の特徴デ
ータAとに基づいて所定の処理が実行され、出力手段に
より、処理手段の処理結果に基づいた出力が行われる。
【0017】すなわち、両装置A,Bでは、互いの記憶
手段の特徴データA,Bに基づいた所定の処理結果が出
力される。ここで、特徴データとは、人を特徴づけるた
めのデータであって、これには、例えば、氏名、住所、
学歴、職業、生年月日、血液型等の人固有のデータや、
好みのタイプ、嗜好物等の人の好みに関するデータや、
人の性格、趣味、特技等に関するデータや、人の行動パ
ターン、思考パターン、心理パターン等に関するデータ
や、人の容姿、経験、信仰、思想、性癖等に関するデー
タが含まれる。
【0018】また、記憶手段は、特徴データを記憶する
ためのものであって、あらかじめ特徴データが記憶され
ているものであってもよいし、何らかの手段により特徴
データを入力してそれを記憶するようなものであっても
よい。
【0019】さらに、出力手段は、処理手段の処理結果
に基づいた出力を行うものであればよく、例えば、処理
手段の処理結果に基づいて音を発生するものや、処理手
段の処理結果に基づいた内容を表示、印刷、送信するも
のであってもよい。
【0020】さらに、データの送受信は、複数の者のう
ち特定のものに対して選択的に行うようにしてもよい
し、複数の者のうち特定のグループに属するものに対し
て選択的に行うようにしてもよいし、複数の者全員に対
して行うようにしてもよい。また、データの送受信は、
無線で行ってもよいし有線で行ってもよい。
【0021】さらに、本発明に係る請求項3記載のデー
タ処理装置は、請求項2記載のデータ処理装置におい
て、前記特徴データを入力するための入力手段を備え、
前記記憶手段は、前記特徴データの入力を要求するため
の要求データを記憶可能となっており、前記処理手段
は、前記記憶手段の要求データに基づいた要求を前記出
力手段に出力し、当該要求に対する応答として前記特徴
データを前記入力手段から入力したときは、前記入力し
た特徴データを前記記憶手段に記憶するようになってい
る。
【0022】このような構成であれば、記憶手段に要求
データを記憶させておくと、処理手段により、記憶手段
の要求データに基づいた要求が出力手段に出力される。
そして、この要求に対する応答として特徴データが入力
手段から入力されると、入力された特徴データが記憶手
段に記憶される。
【0023】ここで、要求データとしては、例えば、特
徴データを入力させるための質問に関するデータが挙げ
られる。また、出力手段としては、要求データに基づい
た要求を表示するものや、要求データに基づいた要求を
音声により出力するものが挙げられる。
【0024】さらに、本発明に係る請求項4記載のデー
タ処理装置は、請求項2および3のいずれかに記載のデ
ータ処理装置において、前記処理手段は、前記検出手段
からの特徴データと前記記憶手段の特徴データとに基づ
いて一致率を算出し、前記算出した一致率が所定値以上
であるときは、前記出力手段による出力を行うようにな
っている。
【0025】このような構成であれば、処理手段によ
り、検出手段からの特徴データと記憶手段の特徴データ
とに基づいて一致率が算出され、算出された一致率が所
定値以上であるときは、出力手段による出力が行われ
る。
【0026】ここで、一致率とは、例えば、検出手段か
らの特徴データと記憶手段の特徴データとをあらかじめ
定めた対応関係に照らし合わせて、それらがこの対応関
係をどれくらい満足しているかを表す度合いであって、
これには、例えば、相性度や適合度が挙げられる。
【0027】また、一致率の算出には、例えば、記憶手
段に記憶させる特徴データとして、自己に関するものと
自己の好みのタイプに関するものとを設定し、これら特
徴データを送信対象および所定の処理対象とする場合、
受信データから特徴データを検出したときに、受信相手
に関する特徴データと自己の好みのタイプに関する特徴
データとに基づいて一致率を算出すること、および、受
信相手の好みのタイプに関する特徴データと自己に関す
る特徴データとに基づいて一致率を算出すること、の少
なくとも一方が含まれる。
【0028】さらに具体的な構成として、本発明に係る
他のデータ処理装置(以下、第5のデータ処理装置とい
う。)は、請求項4記載のデータ処理装置において、前
記特徴データには、人の名称に関する名称データが含ま
れており、前記処理手段は、前記検出手段からの特徴デ
ータに含まれる前記名称データと前記算出した一致率と
を関連付けて前記出力手段に出力するようになってい
る。
【0029】このような構成であれば、処理手段によ
り、検出手段からの特徴データに含まれる名称データ
と、算出された一致率と、が関連づけられて出力手段に
出力される。
【0030】したがって、請求項4記載のデータ処理装
置に比して、一致率が所定値以上となった人が複数いる
場合に、出力された一致率がそれぞれ誰とのものである
かを把握することができるという効果が得られる。
【0031】さらに具体的な構成として、本発明に係る
他のデータ処理装置(以下、第6のデータ処理装置とい
う。)は、請求項4記載のデータ処理装置および第5の
データ処理装置のいずれかにおいて、前記処理手段は、
前記算出した一致率が所定値以上であるときは、前記検
出手段からの特徴データを前記記憶手段に記憶するよう
になっており、さらに、前記記憶手段の特徴データを前
記出力手段に出力可能となっている。
【0032】このような構成であれば、処理手段によ
り、算出した一致率が所定値以上であるときは、そのと
きの検出手段からの特徴データが記憶手段に記憶され
る。すなわち、一致率が所定値以上である特徴データが
記憶手段に記憶される。そして、本装置の使用者からの
要求等により、このように記憶された特徴データが出力
手段に出力される。
【0033】したがって、請求項4記載のデータ処理装
置および第5のデータ処理装置のいずれかに比して、一
致率が所定値以上となった人が何人存在したかの履歴を
保存しておくことができ、しかも保存した履歴をいつで
も参照することができるという効果が得られる。
【0034】さらに具体的な構成として、本発明に係る
他のデータ処理装置(以下、第7のデータ処理装置とい
う。)は、請求項3および4記載のデータ処理装置並び
に第5および第6のデータ処理装置のいずれかにおい
て、前記記憶手段に記憶させる特徴データには、自己に
関するものおよび自己の好みのタイプに関するものが含
まれており、前記特徴データのうち一方または両方を送
信対象とし、前記特徴データのうち他方または両方を前
記所定の処理対象とする。
【0035】このような構成には、特徴データのうち一
方を送信対象とし、特徴データのうち他方を処理対象と
する構成と、特徴データのうち両方を送信対象および処
理対象とする構成と、があり、このうち前者の構成であ
れば、検出手段により受信データから特徴データが検出
されると、処理手段により、受信相手に関する特徴デー
タと自己の好みのタイプに関する特徴データとに基づい
て、所定の処理が実行されるか、または、受信相手の好
みのタイプに関する特徴データと自己に関する特徴デー
タとに基づいて、所定の処理が実行される。一方、送信
データ生成手段により、自己に関する特徴データまたは
自己の好みに関する特徴データを含む送信データが生成
され、その送信データが送信される。
【0036】なお、受信相手の装置においては、検出手
段によりこうした受信データから特徴データが検出され
ると、処理手段により、自己に関する特徴データと受信
相手の好みのタイプに関する特徴データとに基づいて、
所定の処理が実行されるか、または、自己の好みのタイ
プに関する特徴データと受信相手に関する特徴データと
に基づいて、所定の処理が実行される。
【0037】また、後者の構成であれば、検出手段によ
り受信データから特徴データが検出されると、処理手段
により、受信相手に関する特徴データと自己の好みのタ
イプに関する特徴データとに基づいて、所定の処理が実
行されるとともに、受信相手の好みのタイプに関する特
徴データと自己に関する特徴データとに基づいて、所定
の処理が実行される。一方、送信データ生成手段によ
り、自己に関する特徴データおよび自己の好みに関する
特徴データを含む送信データが生成され、その送信デー
タが送信される。
【0038】したがって、自己と受信相手との相性がど
れくらいよいかがある程度判るので、請求項3および4
記載のデータ処理装置並びに第5および第6記載のデー
タ処理装置のいずれかに比して、面識のない人とのコミ
ュニケーションをさらに容易に図ることができるという
効果が得られる。
【0039】さらに具体的な構成として、本発明に係る
他のデータ処理装置(以下、第8のデータ処理装置とい
う。)は、請求項2ないし4記載のデータ処理装置並び
に第5ないし第7のデータ処理装置のいずれかにおい
て、前記特徴データには、性別に関する性別データが含
まれており、前記処理手段は、前記検出手段からの特徴
データに含まれる前記性別データと前記記憶手段の特徴
データに含まれる前記性別データとが不一致であるとき
に前記所定の処理を実行する第1の処理モードと、前記
検出手段からの特徴データに含まれる前記性別データと
前記記憶手段の特徴データに含まれる前記性別データと
が一致しているときに前記所定の処理を実行する第2の
処理モードと、を有しており、前記第1の処理モードお
よび前記第2の処理モードのいずれかを選択的に設定可
能となっている。
【0040】このような構成であれば、第1の処理モー
ドが設定された場合は、処理手段により、検出手段から
の特徴データに含まれる性別データと記憶手段の特徴デ
ータに含まれる性別データとが不一致であるときに、所
定の処理が実行されるが、第2の処理モードが設定され
た場合は、処理手段により、検出手段からの特徴データ
に含まれる性別データと記憶手段の特徴データに含まれ
る性別データとが一致しているときに、所定の処理が実
行される。
【0041】したがって、コミュニケーションを図る対
象の性別を選択し、男女間、女性間、男性間の3つの形
態でデータの送受信を行うことができるので、請求項2
ないし4記載のデータ処理装置並びに第5ないし第7の
データ処理装置のいずれかに比して、通信形態のバリエ
ーションが豊富になり面白味を向上することができると
いう効果が得られる。
【0042】さらに具体的な構成として、本発明に係る
他のデータ処理装置(以下、第9のデータ処理装置とい
う。)は、請求項2ないし4記載のデータ処理装置並び
に第5ないし第8のデータ処理装置のいずれかにおい
て、前記受信データには、前記特徴データとともに当該
受信データの送信者を特定するための特定データが含ま
れており、前記検出手段は、さらに、前記受信データか
ら前記特定データを検出するようになっており、前記処
理手段は、前記検出手段からの特定データに基づいて、
当該受信データの送信者に対してデータを送信可能とな
っている。
【0043】このような構成であれば、検出手段によ
り、受信データから特定データが検出され、例えば、本
装置の使用者から何らかのデータが与えられるとともに
その送信要求があったときは、処理手段により、検出手
段からの特定データに基づいて、その受信データの送信
者に対して与えられたデータが送信される。
【0044】ここで、送信するデータとしては、あらか
じめ記憶手段に記憶した複数のデータのうち本装置の使
用者によって選択されたいずれかであってもよいし、上
記のように本装置の使用者から与えられたデータであっ
てもよい。このデータとしては、例えば、文書、音声、
画像等からなるメッセージが挙げられる。
【0045】したがって、自己との特徴に何らかの関係
をもった受信相手とデータの交換を行いながら互いを探
すことができるので、請求項2ないし4記載のデータ処
理装置並びに第5ないし第8のデータ処理装置のいずれ
かに比して、自己との特徴に何らかの関係をもった受信
相手とめぐり会う機会を比較的高い可能性で作ることが
できるという効果が得られる。
【0046】また、受信相手と出会う前に、受信相手に
関するさらに詳細な情報を取得することが可能となるの
で、そうして取得した情報により受信相手が気に入った
ときは、受信相手と出会ってコミュニケーションを行
い、逆に取得した情報により受信相手が気に入らなかっ
たときは、受信相手と出会わない、という選択を行うこ
とができ、コミュニケーションを図る対象をさらに詳細
に選択することができるという効果も得られる。ここ
で、取得した情報により受信相手が気に入った結果、受
信相手と出会ってコミュニケーションを行う場合は、取
得した詳細な情報を基にしてさらに円滑に会話を行うこ
とができるので、面識のない人とのコミュニケーション
をさらに容易に図ることができるという効果も得られ
る。
【0047】さらに具体的な構成として、本発明に係る
他のデータ処理装置(以下、第10のデータ処理装置と
いう。)は、請求項2ないし4記載のデータ処理装置並
びに第5ないし第9のデータ処理装置のいずれかにおい
て、前記受信データの受信強度を検出する強度検出手段
を備え、前記処理手段は、前記強度検出手段からの検出
結果に基づいて、前記出力手段による出力を行うように
なっている。
【0048】このような構成であれば、強度検出手段に
より、受信データの受信強度が検出され、処理手段によ
り、強度検出手段からの検出結果に基づいて、出力手段
による出力が行われる。すなわち、例えば、出力手段に
より、受信データの受信強度が表示されたり、受信デー
タの受信強度に応じた音が出力される。
【0049】したがって、受信相手のおおよその位置を
特定することができるので、請求項2ないし4記載のデ
ータ処理装置並びに第5ないし第9のデータ処理装置の
いずれかに比して、受信相手を発見しやすくなる。よっ
て、自己との特徴に何らかの関係をもった受信相手とめ
ぐり会う機会を比較的高い可能性で作ることができると
いう効果が得られる。
【0050】さらに具体的な構成として、本発明に係る
他のデータ処理装置(以下、第11のデータ処理装置と
いう。)は、請求項2ないし4記載のデータ処理装置並
びに第5ないし第10のデータ処理装置のいずれかにお
いて、前記データの受信および前記データの送信の少な
くとも一方の動作を間欠的に行うようになっている。
【0051】このような構成であれば、データの受信お
よびデータの送信のいずれか一方の動作または両方の動
作が間欠的に行われる。したがって、請求項2ないし4
記載のデータ処理装置並びに第5ないし第10のデータ
処理装置のいずれかに比して、データの受信動作または
データの送信動作で消費される電力を低減することがで
きるという効果が得られる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1ないし図9は、本
発明に係るデータ処理装置の第1の実施の形態を示す図
である。
【0053】この第1の実施の形態は、本発明に係るデ
ータ処理装置を、パーティ会場において複数の参加者を
集めてゲームを行う場合について適用したものである。
まず、外観の構成を図1を参照しながら説明する。図1
は、本発明に係るデータ処理装置の正面の外観を示す図
である。
【0054】データ処理装置100は、図1に示すよう
に、LCD(Liquid Crystal Display)を利用した表示装
置180と、データの入力や動作モードの選択および決
定等を行うためのキー入力装置170と、でその外観が
構成されている。ここで、表示装置180は、データ処
理装置100の正面上部に設けられ、キー入力装置17
0は、データ処理装置100の正面下部に設けられてい
る。
【0055】キー入力装置170は、上下左右の4方向
を指示するためのコントロールキー172と、データ処
理装置100の各種の動作モードを選択するためのモー
ドセレクトキー174と、選択等の決定を行うための決
定キー176と、選択等のキャンセルを行うためのキャ
ンセルキー178と、で構成されている。
【0056】次に、データ処理装置100の内部構成を
図2を参照しながら説明する。図2は、データ処理装置
100の内部構成を示すブロック図である。データ処理
装置100は、図2に示すように、無線電波信号の送受
信を行うためのアンテナ110と、アンテナ110から
の受信信号を増幅・復調して受信データとして出力する
受信器120と、受信器120からの受信データをデコ
ードするデコーダ130と、所定のプログラムに基づい
て演算および装置全体の制御を行う制御装置140と、
所定領域にあらかじめ制御装置140のプログラム等を
格納しているROM150と、人の特徴に関する特徴デ
ータを記憶するためのRAM160と、キー入力装置1
70と、表示装置180と、スピーカ182と、LED
184と、制御装置140からの特徴データを送信デー
タにエンコードするエンコーダ135と、エンコーダ1
35からの送信データを変調してアンテナ110に出力
する送信器125と、で構成されている。なお、これら
各機器は、図示しないが、電池電源からの電力により駆
動するようになっている。
【0057】アンテナ110は、他の本装置に対して無
線電波信号の送受信を行うためのものであって、受信し
た無線電波信号を受信信号として受信器120に出力す
るとともに、送信器125からの送信信号を無線電波信
号として外部空間に放射するようになっている。
【0058】デコーダ130は、受信器120から特徴
データを含む受信データを入力したときは、受信データ
から特徴データを検出して制御装置140に出力するよ
うになっている。エンコーダ135は、制御装置140
から特徴データを入力したときは、特徴データを含む送
信データを生成して送信器125に出力するようになっ
ている。
【0059】ROM150には、制御装置140のプロ
グラムの他に、図3および図4に示すように、特徴デー
タを入力させるための質問に関する質問データT1 ,T
2 と、質問に対する回答を入力する際に用いられるテー
ブル1〜3と、が格納されている。図3は、質問データ
1 ,T2 の構成を示す図であり、図4は、質問に対す
る回答を入力する際に用いるテーブル1〜3の構成を示
す図である。
【0060】質問データT1 は、後述する制御装置14
0で実行される処理において自己(本装置の使用者)に
関する特徴データの入力を要求するために用いられるも
のであって、図3(a)に示すように、自己に関するn
+1個の質問Q10〜Q1nと、それら回答方法A10〜A1n
と、を対応付けて構成されている。例えば、図3(a)
において、質問Q10の“名前”に対する回答は、テーブ
ル1に基づいて入力されることを意味し、質問Q11
“性別”に対する回答は、“男”および“女”のいずれ
かを選択することにより入力されることを意味し、質問
15の“本が好きか?”に対する回答は、“Yes”お
よび“No”のいずれかを選択することにより入力され
ることを意味している。
【0061】なお、図3(a)中、テーブル1〜3は、
図4に示すように構成されている。テーブル1は、図4
(a)に示すように、英字、片仮名文字、数字、記号等
をマトリクス状に配置して構成されている。テーブル2
は、図4(b)に示すように、“0”から“9”までの
数字をマトリクス状に配置して構成されており、これら
の数字を順次選択することにより数値データを入力する
ためのものである。テーブル3は、図4(c)に示すよ
うに、各都道府県のローマ字名称をマトリクス状に配置
して構成されている。なお、これらテーブル1〜3中の
要素を選択するには、いずれもコントロールキー172
を操作して要素を指定し、決定キー176を押して指定
の要素を決定することにより行う。
【0062】質問データT2 は、後述する制御装置14
0で実行される処理において自己(本装置の使用者)の
好みのタイプに関する特徴データの入力を要求するため
に用いられるものであって、図3(b)に示すように、
自己の好みのタイプに関するm+1個の質問Q20〜Q2m
と、それら回答方法A20〜A2mと、を対応付けて構成さ
れている。例えば、図3(b)において、質問Q20
“背の高い人を希望?”に対する回答は、“Yes”、
“No”および“無視”のうちいずれか一つを選択する
ことにより入力されることを意味している。
【0063】RAM160は、入力または検出した特徴
データを記憶するためのものである他に、ROM150
等から読み出したデータや制御装置140の演算過程で
必要な演算結果を格納するためのものでもある。RAM
160の所定領域には、図5に示すようなテーブル形式
で複数の特徴データを記憶するための特徴データ記憶領
域が確保されている。図5は、特徴データを記憶するた
めの特徴データ記憶領域の構成を示す図である。
【0064】特徴データ記憶領域は、図5(a)に示す
ように、特徴データを記憶するための記憶ブロックを複
数有している。そのうち第1番目の記憶ブロックは、本
装置の使用者が入力した特徴データを記憶するための入
力特徴データ記憶ブロックB0 となっており、第2番目
以降の記憶ブロックは、受信した特徴データを記憶する
ための受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp となって
いる。各記憶ブロックB0 〜Bp は、いずれも同一に構
成されており、図5(b)に示すように、自己に関する
特徴データを記憶するための第1の領域と、自己の好み
のタイプに関する特徴データを記憶するための第2の領
域と、で構成されている。なお、以下、単に「特徴デー
タ」というときは、自己に関する特徴データおよび自己
の好みのタイプに関する特徴データの両方を指す。
【0065】第1の領域は、質問データT1 に基づいて
得られる特徴データを記憶するためのものであって、こ
れには、名前に関する名前データと、性別に関する性別
データと、身長に関する身長データと、体重に関する体
重データと、住んでいる県に関する住県データと、質問
15〜Q1nに対する回答データと、を記憶するための領
域がそれぞれ設けられている。また、第2の領域は、質
問データT2 に基づいて得られる特徴データを記憶する
ためのものであって、これには、質問Q20〜Q2mに対す
る回答データを記憶するための領域がそれぞれ設けられ
ている。
【0066】表示装置180は、LCDと、表示バッフ
ァを有した表示ドライバと、で構成されており、表示ド
ライバは、制御装置140の制御下で動作して、制御装
置140からの文字データ,画像データや、キー入力装
置170からのキー入力データ等の各種データをLCD
に表示出力するようになっている。
【0067】制御装置140は、スピーカドライバおよ
びLEDドライバを内蔵しており、これらのドライバに
よりスピーカ182およびLED184を駆動するよう
になっている。すなわち、音声出力回路と音量レベル制
御回路等からなるスピーカドライバにより、鳴動音をス
ピーカ182から増幅出力させて、本装置の使用者に処
理結果を報知するようになっているとともに、LEDド
ライバにより、LED184を点灯または点滅させて、
本装置の使用者に処理結果を報知するようになってい
る。
【0068】また、制御装置140は、CPUやタイ
マ、各種レジスタ等から構成されており、ROM150
の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動さ
せ、図6のフローチャートに示すメイン処理を実行する
ようになっている。図6は、メイン処理を示すフローチ
ャートである。
【0069】このメイン処理は、例えば、電源投入と同
時にその実行が開始されるものであって、実行が開始さ
れると、図6に示すように、ステップS100に移行し
て、本装置の動作モードを選択するようになっている。
この動作モードには、特徴データの入力を行う特徴デー
タ入力モードと、特徴データの送受信や表示を行う特徴
データ送受信モードと、があり、これら動作モードの選
択は、例えば、モードセレクトキー174を押して所望
の動作モードを指定し、決定キー176を押して指定の
動作モードを決定することにより行う。
【0070】次いで、ステップS102に移行して、現
在の動作モードが特徴データ入力モードであるか否かを
判定し、特徴データ入力モードであると判定されたとき
(Yes) は、ステップS104に移行して、特徴データの
入力を行うための特徴データ入力処理を実行し、ステッ
プS106に移行するようになっている。一方、ステッ
プS102で、現在の動作モードが特徴データ入力モー
ドでないと判定されたとき(No) は、ステップS106
に移行するようになっている。
【0071】ステップS106では、現在の動作モード
が特徴データ送受信モードであるか否かを判定し、特徴
データ送受信モードであると判定されたとき(Yes) は、
ステップS108に移行して、特徴データの送受信を行
うための特徴データ送受信処理を実行し、ステップS1
10に移行して、特徴データの表示を行うための特徴デ
ータ表示処理を実行し、ステップS122に移行するよ
うになっている。
【0072】ステップS122では、モードセレクトキ
ー174が押されたか否かを判定し、モードセレクトキ
ー174が押されたと判定されたとき(Yes) は、ステッ
プS100に戻り、モードセレクトキー174が押され
ていないと判定されたとき(No) は、ステップS102
に戻るようになっている。一方、ステップS106で、
現在の動作モードが特徴データ送受信モードでないと判
定されたとき(No) は、ステップS122に移行するよ
うになっている。
【0073】次に、上記ステップS104の特徴データ
入力処理を図7を参照しながら説明する。図7は、特徴
データ入力処理を示すフローチャートである。上記ステ
ップS104が実行されると、図7に示すように、ステ
ップS200に移行して、質問データT1 をROM15
0から読み出し、ステップS202に移行して、カウン
トを行うための変数iに“0”を設定し、ステップS2
04に移行して、質問データT1 に基づいて質問Q1i
表示装置180に出力し、ステップS206に移行する
ようになっている。
【0074】ステップS206では、質問Q1iの回答方
法がテーブルを利用するものであるか否かを判定し、テ
ーブルを利用するものであると判定されたとき(Yes)
は、ステップS208に移行して、質問Q1iに対応する
テーブルを利用して質問Q1iに対する回答をキー入力装
置170から入力し、ステップS212に移行するよう
になっている。一方、ステップS206で、テーブルを
利用するものでないと判定されたとき(No)は、ステップ
S210に移行して、質問Q1iに対する回答をキー入力
装置170から入力し、ステップS212に移行するよ
うになっている。
【0075】ステップS212では、入力した回答に基
づいて質問Q1iに対する回答データを生成し、ステップ
S214に移行して、生成した回答データを特徴データ
としてRAM160の入力特徴データ記憶ブロックB0
に記憶し、ステップS216に移行するようになってい
る。
【0076】ステップS216では、変数iの値に
“1”を加算し、ステップS218に移行して、変数i
の値が質問テーブルT1 の最終質問番号nよりも大きい
か否かを判定し、最終質問番号nよりも大きいと判定さ
れたとき(Yes)は、ステップS220に移行するが、最
終質問番号n以下であると判定されたとき(No)は、ステ
ップS204に戻るようになっている。
【0077】このように、ステップS200からS21
8までを経ることによって、図3(a)に示す自己に関
するn+1個の質問Q10〜Q1nを順次表示装置180に
出力し、これら質問に対する回答をキー入力装置170
から入力し、入力した回答に基づいてそれぞれ回答デー
タを生成し、これら回答データをそれぞれ自己に関する
特徴データとしてRAM160の入力特徴データ記憶ブ
ロックB0 の第1の領域に記憶するようにする。
【0078】例えば、図3(a)に示すように、質問Q
10(“名前”)は、その回答方法がテーブル1を参照す
るものであるため、これに対する回答の入力は、テーブ
ル1を表示装置180に出力したのち、コントロールキ
ー172を上下左右に操作することにより、このマトリ
クス上の所望の記号等を指定し、決定キー176を押し
て指定の記号等を決定することにより行う。このとき、
入力可能な記号等の数は、例えば、8文字となってい
る。
【0079】また例えば、質問Q15(“本が好きか
?”)は、その回答方法がテーブルを利用するものでな
いため、これに対する回答の入力は、“Yes”および
“No”を表示装置180に出力したのち、コントロー
ルキー172を操作することにより、これらのうちいず
れかを指定し、決定キー176を押して指定のものを決
定することにより行う。なお、回答を入力する際に、キ
ャンセルキー178を押してキャンセルを行ったとき
は、例えば、一つ前の質問に戻るようになっている。
【0080】図7に戻って、ステップS220では、質
問データT2 をROM150から読み出し、ステップS
222に移行して、変数iに“0”を設定し、ステップ
S224に移行して、質問データT2 に基づいて質問Q
2iを表示装置180に出力し、ステップS226に移行
するようになっている。
【0081】ステップS226では、質問Q2iに対する
回答をキー入力装置170から入力し、ステップS22
8に移行して、入力した回答に基づいて質問Q2iに対す
る回答データを生成し、ステップS230に移行して、
生成した回答データを特徴データとしてRAM160の
入力特徴データ記憶ブロックB0 に記憶し、ステップS
232に移行するようになっている。
【0082】ステップS232では、変数iの値に
“1”を加算し、ステップS234に移行して、変数i
の値が質問テーブルT2 の最終質問番号mよりも大きい
か否かを判定し、最終質問番号mよりも大きいと判定さ
れたとき(Yes) は、元の処理(上記ステップS108)
に復帰するが、最終質問番号m以下であると判定された
とき(No)は、ステップS224に戻るようになってい
る。
【0083】このように、ステップS220からS23
4までを経ることによって、図3(b)に示す自己の好
みのタイプに関するm+1個の質問Q20〜Q2mを順次表
示装置180に出力し、これら質問に対する回答をキー
入力装置170から入力し、入力した回答に基づいてそ
れぞれ回答データを生成し、これら回答データをそれぞ
れ自己の好みのタイプに関する特徴データとしてRAM
160の入力特徴データ記憶ブロックB0 の第2の領域
に記憶するようにする。
【0084】質問データT2の質問Q20〜Q2mは、その回
答方法がすべて“Yes”、“No”および“無視”の
いずれか一つを選択するものである。例えば、図3
(b)に示すように、質問Q20(“背の高い人を希望
?”)に対する回答の入力は、“Yes”、“No”お
よび“無視”を表示装置180に出力したのち、コント
ロールキー172を操作することにより、これらのうち
いずれか一つを指定し、決定キー176を押して指定の
ものを決定することにより行う。
【0085】次に、上記ステップS108の特徴データ
送受信処理を図8を参照しながら説明する。図8は、特
徴データ送受信処理を示すフローチャートである。上記
ステップS108が実行されると、図8に示すように、
ステップS300に移行して、RAM160の入力特徴
データ記憶ブロックB0 に特徴データが存在しているか
否かを判定し、特徴データが存在していると判定された
とき(Yes)は、ステップS302に移行して、RAM1
60の入力特徴データ記憶ブロックB0 から順次特徴デ
ータを読み出してエンコーダ135に出力し、ステップ
S304に移行するようになっている。
【0086】ステップS304では、デコーダ130が
特徴データを検出したか否かを判定し、検出したと判定
されたとき(Yes)は、検出した特徴データをデコーダ1
30から入力してRAM160の作業領域に記憶し、ス
テップS314に移行するようになっている。
【0087】ステップS314では、RAM160の入
力特徴データ記憶ブロックB0 の第2の領域から自己の
好みのタイプに関する特徴データを読み出し、読み出し
た自己の好みのタイプに関する特徴データと、検出した
特徴データのうち受信相手に関する特徴データと、に基
づいて一致率Aを算出するようになっている。ここで、
一致率Aは、自己の好みのタイプと受信相手とがどれく
らい適合しているかを示すものであって、例えば、質問
データT1の質問Q10〜Q1nに対する回答データと、質問
データT2の質問Q20〜Q2mに対する回答データと、にあ
らかじめ所定の対応関係を設けておき、その所定関係を
どれくらい満足するかをみることにより算出する。
【0088】具体的には、例えば、質問Q26の“本が好
きな人を希望?”に対する本装置の使用者の回答が“Y
es”であり、質問Q15の“本が好きか?”に対する受
信相手の回答が“Yes”であるときは一致であると判
定し、質問Q27の“音楽が好きな人を希望?”に対する
本装置の使用者の回答が“Yes”であり、質問Q16
“音楽が好きか?”に対する受信相手の回答が“No”
であるときは不一致であると判定するといった要領で、
各項目を比較判定していき、最終的に、比較した項目数
に対する一致数の割合を一致率として算出する。なお、
質問Q20〜Q2mに対する回答として“無視”が選択され
ているときは、その回答データについては、一致率Aを
算出する際に考慮に入れず、比較する項目から除外す
る。
【0089】次いで、ステップS316に移行して、算
出した一致率Aが所定値(例えば、70%)以上である
か否かを判定し、一致率Aが所定値以上であると判定さ
れたとき(Yes)は、ステップS318に移行して、RA
M160の入力特徴データ記憶ブロックB0 の第1の領
域から自己に関する特徴データを読み出し、読み出した
自己に関する特徴データと、検出した特徴データのうち
受信相手の好みのタイプに関する特徴データと、に基づ
いて一致率Bを算出するようになっている。ここで、一
致率Bは、自己と受信相手の好みのタイプとがどれくら
い適合しているかを示すものであって、この算出は、上
記ステップS314の例による。
【0090】次いで、ステップS320に移行して、算
出した一致率Bが所定値(例えば、70%)以上である
か否かを判定し、一致率Bが所定値以上であると判定さ
れたとき(Yes)は、ステップS322に移行して、検出
した特徴データをRAM160の受信特徴データ記憶ブ
ロックB1 〜Bp のうち空いている記憶ブロックに記憶
するようになっている。なお、検出した特徴データを記
憶する際に、RAM160の受信特徴データ記憶ブロッ
クB1 〜Bp のいずれもが空いていない場合は、受信特
徴データ記憶ブロックB1 〜Bp の特徴データのうち最
も古く記憶されたものを削除し、削除した記憶ブロック
に検出した特徴データを記憶するようにする。
【0091】次いで、ステップS324に移行して、検
出した特徴データから名前データを抽出し、ステップS
326に移行して、抽出した名前データと一致率A,B
とを関連づけて表示装置180に出力し、ステップS3
28に移行して、スピーカ182およびLED184を
駆動し、元の処理(上記ステップS110)に復帰する
ようになっている。
【0092】一方、ステップS320で、一致率Bが所
定値未満であると判定されたとき(No)、ステップS31
6で、一致率Aが所定値未満であると判定されたとき(N
o)、ステップS304で、デコーダ130が特徴データ
を検出していないと判定されたとき(No)、およびステッ
プS300で、RAM160の入力特徴データ記憶ブロ
ックB0 に特徴データが存在していないと判定されたと
き(No)は、いずれも元の処理(上記ステップS110)
に復帰するようになっている。
【0093】次に、上記ステップS110の特徴データ
表示処理を図9を参照しながら説明する。図9は、特徴
データ表示処理を示すフローチャートである。この特徴
データ表示処理は、RAM160の受信特徴データ記憶
ブロックB1〜Bp に記憶された特徴データを表示装置
180に出力するものである。この表示は、各特徴デー
タごとに行うが、受信特徴データ記憶ブロックB1 〜B
p に特徴データが複数存在するときは、例えば、コント
ロールキー172を上下に操作することにより、それら
を順番に表示するようにする。
【0094】具体的には、上記ステップS110が実行
されると、図9に示すように、ステップS400に移行
して、ステップS300と同様に特徴データがRAM1
60に存在しているか否かを判定し、特徴データが存在
していると判定されたとき(Yes)は、ステップS402
に移行して、コントロールキー172の操作によりRA
M160の受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp から
表示する特徴データを選択し、ステップS404に移行
するようになっている。
【0095】ステップS404では、ステップS314
の例により一致率Aを再算出し、ステップS406に移
行して、ステップS318の例により一致率Bを再算出
し、ステップS408に移行して、選択した特徴データ
から名前データを抽出し、ステップS410に移行し
て、抽出した名前データと一致率A,Bとを関連づけて
表示装置180に出力し、元の処理(上記ステップS1
22)に復帰するようになっている。
【0096】次に、上記第1の実施の形態の動作を説明
する。パーティ会場において、各参加者に本装置を配布
し、本装置を用いたゲームを行う場合を例にとって説明
する。なお、ここでは多数の参加者を想定しているが、
発明の理解を容易にするために、以下では、参加者A
(男性)および参加者B(女性)の2人の参加者を対象
にとって説明する。
【0097】いま、参加者Aには本装置Aが配布され、
参加者Bには本装置Bが配布されたものとする。まず、
参加者Aが、所持する本装置Aに電源を投入し、モード
セレクトキー174の操作により特徴データ入力モード
を選択すると、自己に関する質問Q10〜Q1nが順次表示
装置180に表示される。ここで、参加者Aが、コント
ロールキー172および決定キー176の操作により、
表示される質問Q10〜Q1nに対して回答を順次入力する
と、参加者Aに関する特徴データがRAM160の入力
特徴データ記憶ブロックB0 の第1の領域に記憶され
る。そして、質問Q10〜Q1nに対する回答を入力し終え
ると、次いで自己の好みのタイプに関する質問Q20〜Q
2mが順次表示装置180に表示される。ここでも、参加
者Aが、コントロールキー172および決定キー176
の操作により、表示される質問Q20〜Q2mに対して回答
を順次入力すると、参加者Aの好みのタイプに関する特
徴データがRAM160の入力特徴データ記憶ブロック
0 の第2の領域に記憶される。
【0098】一方、参加者Bが、所持する本装置Bに電
源を投入し、モードセレクトキー174の操作により特
徴データ入力モードを選択すると、自己に関する質問Q
10〜Q1nおよび自己の好みのタイプに関する質問Q20
2mが順次表示装置180に表示される。ここで、参加
者Bが、コントロールキー172および決定キー176
の操作により、表示される質問Q10〜Q1nおよび質問Q
20〜Q2mに対して回答を順次入力すると、参加者Bに関
する特徴データおよび参加者Bの好みのタイプに関する
特徴データが、RAM160の入力特徴データ記憶ブロ
ックB0 に記憶される。
【0099】このように、参加者A,Bが、それぞれ自
己に関する特徴データおよび自己の好みのタイプに関す
る特徴データを入力したのち、モードセレクトキー17
4の操作により、次に特徴データ送受信モードを選択す
ると、装置Bでは、ステップS302において、参加者
Bの特徴データがエンコーダ135に出力され、エンコ
ーダ135により、出力された特徴データが送信データ
にエンコードされて送信される。
【0100】装置Aでは、このような送信データを受信
すると、デコーダ130により、受信データから参加者
Bの特徴データが検出され、ステップS314におい
て、参加者Aの好みのタイプと参加者Bとについての一
致率Aが算出される。このとき、算出した一致率Aが所
定値以上であるとすると、次にステップS318におい
て、参加者Aと参加者Bの好みのタイプとについての一
致率Bが算出される。そしてさらに、算出した一致率B
も所定値以上であるとすると、ステップS322におい
て、検出された参加者Bの特徴データがRAM160の
受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp の空いている記
憶ブロックに記憶され、ステップS324からS328
までを経て、参加者Bの名前と一致率A,Bとが関連づ
けられて表示装置180に表示されるとともに、スピー
カ182およびLED184により表示された旨が報知
される。また、装置Aでは、こうした受信処理とは別
に、ステップS302において、参加者Aの特徴データ
がエンコーダ135に出力されることにより、出力され
た特徴データを含む送信データが送信される。
【0101】一方、装置Bでは、このような送信データ
を受信すると、デコーダ130により、受信データから
参加者Aの特徴データが検出され、ステップS314に
おいて、参加者Bの好みのタイプと参加者Aとについて
の一致率Aが算出される。この一致率Aは、装置Aにお
いて算出された一致率Bと等しくなるので、次にステッ
プS318において、参加者Bと参加者Aの好みのタイ
プとについての一致率Bが算出される。この一致率B
も、装置Aにおいて算出された一致率Aと等しくなるの
で、ステップS322において、検出された参加者Aの
特徴データがRAM160の受信特徴データ記憶ブロッ
クB1 〜Bp の空いている記憶ブロックに記憶され、ス
テップS324からS328までを経て、参加者Aの名
前と一致率A,Bとが関連づけられて表示装置180に
表示されるとともに、スピーカ182およびLED18
4により表示された旨が報知される。
【0102】なお、装置Aにおいて、一致率Aまたは一
致率Bが所定値未満となったときは、検出された参加者
Bの特徴データは記憶されず、一切の表示および報知も
行われない。同様に、装置Bにおいて、一致率Aまたは
一致率Bが所定値未満となったときは、検出された参加
者Aの特徴データは記憶されず、一切の表示および報知
も行われない。
【0103】さて、このように一致率A,Bがいずれも
所定値以上となると、検出された特徴データがRAM1
60に記憶されるが、こうして記憶された特徴データを
再び表示装置180に表示させるには、例えば、装置A
において、参加者Aがコントロールキー172の操作に
より、記憶された参加者Bの特徴データを表示対象とし
て選択すると、ステップS404からS410までを経
て、一致率A,Bが再算出され、参加者Bの名前と一致
率A,Bとが関連づけられて表示装置180に表示され
る。また、装置Bにおいて、記憶された参加者Aの特徴
データを表示する場合も同様である。
【0104】なお、上記説明においては、始めに特徴デ
ータ入力モードを選択して特徴データを入力してから、
特徴データ送受信モードにより特徴データの送受信を行
った場合を説明したが、特徴データを入力せずに特徴デ
ータ送受信モードを選択しても、ステップS300にお
いて、特徴データがRAM160に存在してないと判定
されるので、特徴データの送信処理も受信処理も行われ
ない。
【0105】このようにして、人の特徴に関する特徴デ
ータを記憶するためのRAM160と、受信データから
特徴データを検出するデコーダ130と、デコーダ13
0からの特徴データとRAM160の特徴データとに基
づいて一致率A,Bを算出する制御装置140と、制御
装置140の処理結果に基づいた出力を行う表示装置1
80、スピーカ182およびLED184と、を備えて
いるから、自己の特徴と受信相手の特徴とがどれくらい
一致しているかがある程度判るので、本装置を所持した
多数の人の中で、特に自己との一致率が高い人を発見す
ることができる。したがって、面識のない人であって
も、自己との一致率が比較的高い人であれば、そうした
人に関する情報は、自己が知識として有する情報に比較
的関連性があるため、コミュニケーションを図る際は、
話題を作るために相手から過剰に情報を引き出さなくて
も、自己が知識として有する情報を基にして比較的円滑
に会話を行うことができる。さらに、自己との一致率が
高い人とは、好みや趣味等が合致している可能性が高い
ため、互いの話題が一致する可能性も高く会話がはずみ
やすい。よって、面識のない人とのコミュニケーション
を比較的容易に図ることができる。なお、面識がある人
であって、しかも自己との一致率が比較的高い人であれ
ば、コミュニケーションをさらに容易に図ることができ
るのは、言うまでもない。
【0106】また、制御装置140からの特徴データを
含む送信データを生成するエンコーダ135を備えてい
るから、自己の特徴と受信相手の特徴とがどれくらい一
致しているかが受信相手側でもある程度判るので、本装
置を所持した多数の人の中で、特に互いの一致率が高い
人同士が互いを見つけあうことができる。したがって、
自己との一致率が高い人とめぐり会う機会を比較的高い
可能性で作ることができるとともに、コミュニケーショ
ンを図る際は、互いが面識のない人同士であっても、あ
る程度安心感をもって会話を行うことができ、しかも互
いが知識として有する情報を持ち合うことによって、会
話を円滑に行う上で一層の相乗効果が得られる。よっ
て、面識のない人とのコミュニケーションをさらに容易
に図ることができる。
【0107】さらに、特徴データを入力するためのキー
入力装置170と、特徴データを入力させるための質問
に関する質問データT1 ,T2 を記憶したROM150
と、を備え、制御装置140は、質問データT1 ,T2
に基づいた質問Q10〜Q1n,Q20〜Q2mを表示装置18
0に出力し、これら質問Q10〜Q1n,Q20〜Q2mに対す
る回答として特徴データをキー入力装置170から入力
したときは、入力した特徴データをRAM160の入力
特徴データ記憶ブロックB0 に記憶するようにしたか
ら、表示された質問Q10〜Q1n,Q20〜Q2mに沿って回
答していくだけで特徴データを入力することができるの
で、特徴データの入力を容易に行うことができる。
【0108】また、質問Q10〜Q1n,Q20〜Q2mに対す
る回答の入力を、例えば、“Yes”および“No”の
いずれかを選択するといった選択方式で行うようにした
から、コントロールキー172で選択して決定キー17
6を押すだけの簡単な操作で特徴データを入力すること
ができるので、特徴データの入力をさらに容易に行うこ
とができる。
【0109】さらに、制御装置140は、デコーダ13
0からの特徴データとRAM160の特徴データとに基
づいて一致率A,Bを算出し、一致率A,Bがいずれも
所定値以上であるときは、一致率A,Bを表示装置18
0に出力するようにしたから、自己の特徴と受信相手の
特徴とがどれくらい一致しているかがさらに明確に判る
ので、面識のない人とのコミュニケーションをさらに容
易に図ることができる。
【0110】さらに、特徴データには、名前に関する名
前データが含まれており、制御装置140は、デコーダ
130からの特徴データに含まれる名前データと算出し
た一致率A,Bとを関連付けて表示装置180に出力す
るようにしたから、一致率A,Bがいずれも所定値以上
となった人が複数いる場合に、表示された一致率A,B
がそれぞれ誰とのものであるかを把握することができ
る。
【0111】さらに、制御装置140は、一致率A,B
がいずれも所定値以上であるときは、デコーダ130か
らの特徴データをRAM160の受信特徴データ記憶ブ
ロックB1 〜Bp に記憶するようになっており、さら
に、RAM160の受信特徴データ記憶ブロックB1
p の特徴データを表示装置180に出力可能にしたか
ら、一致率A,Bがいずれも所定値以上となった人が何
人存在したかの履歴を保存しておくことができ、しかも
保存した履歴をいつでも参照することができる。
【0112】さらに、RAM160に記憶させる特徴デ
ータには、自己に関するものおよび自己の好みのタイプ
に関するものが含まれており、制御装置140は、デコ
ーダ130からの特徴データとRAM160の特徴デー
タとに基づいて、自己の好みのタイプと受信相手とにつ
いての一致率A、および、受信相手の好みのタイプと自
己とについての一致率Bを算出するようにしたから、自
己と受信相手との相性がどれくらいよいかがある程度判
るので、面識のない人とのコミュニケーションをさらに
容易に図ることができる。
【0113】さらに、制御装置140は、質問Q20〜Q
2mに対する回答として“無視”が選択されているとき
は、その回答データについては、一致率A,Bを算出す
る際に考慮に入れず、比較する項目から除外するように
したから、例えば、自己の好みのタイプとして、本が好
きな人であればよいという場合は、質問Q26の“本が好
きな人を希望?”に対する回答のみを“Yes”にして
おき、残りすべての質問Q20〜Q24,Q27〜Q2mに対す
る回答を“無視”にしておけば、自己の好みのタイプと
受信相手とについての一致率Aを算出するときに、受信
相手に関する特徴データに本が好きであるという回答が
含まれてさえすれば、一致率Aは100%として算出さ
れる。したがって、各質問Q20〜Q2mに対する回答とし
て、“Yes”および“No”のいずれかを必ずしも選
択する必要はなく、自己の好みのタイプの範囲を自由に
設定することができる。
【0114】さらに、制御装置140は、RAM160
の入力特徴データ記憶ブロックB0に特徴データが存在
しないときは、ステップS108の特徴データ送受信処
理を行わないようにしたから、特徴データが入力される
前に誤って、一致率A,Bが表示されたり特徴データが
表示された旨が報知されたりする等の誤作動を生じる可
能性を低減することができる。
【0115】次に、本発明の第2の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図10ないし図12は、本発明
に係るデータ処理装置の第2の実施の形態を示す図であ
る。なお、以下、上記第1の実施の形態と同一の部分に
ついては、同一の符号を付して説明を省略する。
【0116】この第2の実施の形態は、上記第1の実施
の形態のデータ処理装置100において、同性間または
異性間でのみデータの送受信を行える機能を付加したも
のである。
【0117】まず、メイン処理を図10を参照しながら
説明する。図10は、メイン処理を示す示すフローチャ
ートである。図10に示すように、ステップS100で
は、本装置の動作モードを選択するようになっている。
この動作モードには、特徴データ入力モードおよび特徴
データ送受信モードの他に、データの送受信処理を選択
的に行うための設定を行う選択送受信設定モードがあ
る。これら動作モードの選択は、上記ステップS100
の例による。
【0118】次いで、ステップS102からS110ま
でを経て、ステップS114に移行すると、現在の動作
モードが選択送受信設定モードであるか否かを判定し、
選択送受信設定モードであると判定されたとき(Yes)
は、ステップS116に移行して、データの送受信処理
を選択的に行うための設定に関する選択送受信設定処理
を実行し、ステップS122に移行するようになってい
る。一方、ステップS114で、現在の動作モードが選
択送受信設定モードでないと判定されたとき(No)は、ス
テップS122に移行するようになっている。 次に、
上記ステップS116の選択送受信設定処理を図11を
参照しながら説明する。図11は、選択送受信設定処理
を示すフローチャートである。
【0119】上記ステップS116が実行されると、図
11に示すように、ステップS500に移行して、異性
同士のデータ送受信を希望するか否かをキー入力装置1
70から入力し、異性同士のデータ送受信を希望すると
判定されたとき(Yes) は、ステップS502に移行し
て、異性間データ送受信モードに設定し、ステップS5
04に移行するようになっている。一方、ステップS5
00で、異性同士のデータ送受信を希望しないと判定さ
れたとき(No)は、ステップS504に移行するようにな
っている。
【0120】ステップS504では、同性同士のデータ
送受信を希望するか否かをキー入力装置170から入力
し、同性同士のデータ送受信を希望すると判定されたと
き(Yes)は、ステップS506に移行して、同性間デー
タ送受信モードに設定し、元の処理(上記ステップS1
22)に復帰するようになっている。一方、ステップS
504で、同性同士のデータ送受信を希望しないと判定
されたとき(No)は、元の処理(上記ステップS122)
に復帰するようになっている。
【0121】このステップS502,S506で設定さ
れる異性間データ送受信モードおよび同性間データ送受
信モードは、上記ステップS108の特徴データ送受信
処理でデータの送受信処理を選択する際に有効となる。
その具体的処理は、後述する。なお、異性間データ送受
信モードおよび同性間データ送受信モードのいずれも設
定しない場合は、性別にかかわらずすべてのデータに対
して送受信処理を行うモードとなる。
【0122】次に、上記ステップS108の特徴データ
送受信処理を図12を参照しながら説明する。図12
は、特徴データ送受信処理を示すフローチャートであ
る。図12に示すように、ステップS300からS30
4までを経て、ステップS306に移行すると、異性間
データ送受信モードが設定されているか否かを判定し、
異性間データ送受信モードが設定されていると判定され
たとき(Yes)は、ステップS308に移行して、RAM
160の入力特徴データ記憶ブロックB0 の特徴データ
から性別データを読み出すとともに、検出した特徴デー
タから性別データを抽出し、これら性別データが不一致
であるか否かを判定し、これら性別データが不一致であ
ると判定されたときは(Yes) は、ステップS310に移
行するようになっている。一方、ステップS306で、
異性間データ送受信モードが設定されていないと判定さ
れたとき(No)は、ステップS310に移行するようにな
っている。
【0123】ステップS310では、同性間データ送受
信モードが設定されているか否かを判定し、同性間デー
タ送受信モードが設定されていると判定されたとき(Ye
s) は、ステップS312に移行して、RAM160の
入力特徴データ記憶ブロックB0 の特徴データから性別
データを読み出すとともに、検出した特徴データから性
別データを抽出し、これら性別データが一致しているか
否かを判定し、これら性別データが一致していると判定
されたときは(Yes) は、ステップS314に移行するよ
うになっている。一方、ステップS310で、同性間デ
ータ送受信モードが設定されていないと判定されたとき
(No)は、ステップS314に移行するようになってい
る。
【0124】また一方、ステップS308で、性別デー
タが一致していると判定されたとき(No)、およびステッ
プS312で、性別データが不一致であると判定された
とき(No)は、いずれも元の処理(上記ステップS11
0)に復帰するようになっている。
【0125】次に、上記第2の実施の形態の動作を説明
する。上記第1の実施の形態と同様に、パーティ会場に
おいて、各参加者に本装置を配布し、本装置を用いたゲ
ームを行う場合を例にとって説明する。なお、以下で
は、参加者A(男性)、参加者B(女性)、参加者C
(男性)および参加者D(女性)の4人の参加者を対象
にとって説明する。
【0126】いま、各参加者A〜Dには、それぞれ本装
置A〜Dが配布されたものとし、参加者Aは、モードセ
レクトキー174の操作により、選択送受信設定モード
を選択し、異性間データ送受信モードに設定するものと
し、参加者Bは、モードセレクトキー174の操作によ
り選択送受信設定モードを選択し、同性間データ送受信
モードに設定するものとする。なお、参加者C、Dは、
異性間データ送受信モードおよび同性間データ送受信モ
ードのいずれも設定しないものとする。
【0127】次いでさらに、各参加者A〜Dは、所持す
る自己の装置A〜Dにおいて、モードセレクトキー17
4の操作により特徴データ入力モードを選択し、自己に
関する特徴データおよび自己の好みのタイプに関する特
徴データをそれぞれ入力するものとする。
【0128】こうした状態で、各参加者A〜Dが、モー
ドセレクトキー174の操作により、次に特徴データ送
受信モードをそれぞれ選択すると、まず、装置Aでは、
異性間データ送受信モードに設定されているので、参加
者B,Dの特徴データが検出されると、これらに含まれ
る性別データと自己の特徴データに含まれる性別データ
とが不一致であると判定され、参加者B,Dの特徴デー
タは上記第1の実施の形態と同様にステップS314か
らS328までにおいて処理される。これに対して、参
加者Cの特徴データが検出されると、これに含まれる性
別データと自己の特徴データに含まれる性別データとが
一致していると判定され、参加者Cの特徴データはステ
ップS308において処理対象から除外される。
【0129】一方、装置Bでは、同性間データ送受信モ
ードが設定されているので、参加者Dの特徴データが検
出されると、これに含まれる性別データと自己の特徴デ
ータに含まれる性別データとが一致していると判定さ
れ、参加者Dの特徴データは上記第1の実施の形態と同
様にステップS314からS328までにおいて処理さ
れる。これに対して、参加者A,Cの特徴データが検出
されると、これらに含まれる性別データと自己の特徴デ
ータに含まれる性別データとが不一致であると判定さ
れ、参加者A,Cの特徴データはステップS312にお
いて処理対象から除外される。
【0130】なお、装置C,Dでは、異性間データ送受
信モードおよび同性間データ送受信モードのいずれも設
定されていないので、参加者A〜Dの特徴データが検出
されると、参加者A〜Dの特徴データはいずれも上記第
1の実施の形態と同様にステップS314からS328
までにおいて処理される。
【0131】このようにして、特徴データには、性別に
関する性別データが含まれており、制御装置140は、
デコーダ130からの特徴データに含まれる性別データ
とRAM160の特徴データに含まれる性別データとが
不一致であるときにステップS108の特徴データ送受
信処理を実行する異性間データ送受信モードと、デコー
ダ130からの特徴データに含まれる性別データとRA
M160の特徴データに含まれる性別データとが一致し
ているときにステップS108の特徴データ送受信処理
を実行する同性間データ送受信モードと、を有してお
り、異性間データ送受信モードおよび同性間データ送受
信モードのいずれかを選択的に設定可能にしたから、コ
ミュニケーションを図る対象の性別を選択し、男女間、
女性間、男性間の3つの形態でデータの送受信を行うこ
とができるので、通信形態のバリエーションが豊富にな
り面白味を向上することができる。
【0132】次に、本発明の第3の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図13ないし図16は、本発明
に係るデータ処理装置の第3の実施の形態を示す図であ
る。なお、以下、上記第1および第2の実施の形態と同
一の部分については、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0133】この第3の実施の形態は、上記第2の実施
の形態のデータ処理装置100において、メッセージを
受信する機能と、RAM160に記憶した特徴データの
送信者(上記受信相手)に対してメッセージを送信する
機能と、を付加したものである。
【0134】まず、データ処理装置100の内部構成を
図13を参照しながら説明する。図13は、データ処理
装置100の内部構成を示すブロック図である。データ
処理装置100は、図13に示すように、アンテナ11
0と、受信器120と、デコーダ130と、制御装置1
40と、ROM150と、RAM160と、キー入力装
置170と、表示装置180と、スピーカ182と、L
ED184と、エンコーダ135と、送信器125と、
本装置に固有に割り当てられた識別番号等の装置を特定
するための特定データを記憶したID−ROM190
と、で構成されている。
【0135】次に、デコーダ130およびエンコーダ1
35で処理される送受信データの構成を図14を参照し
ながら説明する。図14は、送受信データの構成を示す
図である。
【0136】送受信データには、特徴データを含むもの
と、メッセージデータを含むものと、の2種類がある。
特徴データを含む送受信データは、図14(a)に示す
ように、データの先頭を示すヘッダと、特徴データを含
んでいることを示した識別データと、特定データと、特
徴データと、データの末尾を示すデリミタと、で構成さ
れており、メッセージデータを含む送受信データは、図
14(b)に示すように、ヘッダと、メッセージデータ
を含んでいることを示した識別データと、メッセージデ
ータと、デリミタと、で構成されている。
【0137】デコーダ130は、受信器120から受信
データを入力したときは、受信データから識別データを
検出し、検出した識別データに基づいて、受信データが
特徴データを含むものかメッセージデータを含むものか
を判定するようになっている。そして、特徴データを含
むものである判定されたときは、受信データから特徴デ
ータおよび特定データを検出してそれらを制御装置14
0に出力するようになっており、メッセージデータを含
むものであると判定されたときは、受信データから特定
データを検出するとともに、ID−ROM190から特
定データを読み出し、検出した特定データと読み出した
特定データとを比較して、両者が一致したときに、受信
データからメッセージデータを検出して制御装置140
に出力するようになっている。
【0138】エンコーダ135は、制御装置140から
特徴データを入力したときは、ID−ROM190から
特定データを読み出し、入力した特徴データおよび読み
出した特定データを含む送信データを生成して送信器1
25に出力するようになっており、制御装置140から
メッセージデータおよび特定データを入力したときは、
それらメッセージデータおよび特定データを含む送信デ
ータを生成して送信器125に出力するようになってい
る。
【0139】次に、メイン処理を図15を参照しながら
説明する。図15は、メイン処理を示すフローチャート
である。図15に示すように、ステップS100では、
本装置の動作モードを選択するようになっている。この
動作モードには、特徴データ入力モード、特徴データ送
受信モードおよび選択送受信設定モードの他に、RAM
160の受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp の特徴
データの送信者に対してメッセージを送信するメッセー
ジ送信モードがある。これら動作モードの選択は、上記
ステップS100の例による。
【0140】次いで、ステップS102からS110ま
でを経て、ステップS112に移行すると、デコーダ1
30が検出したメッセージデータを表示装置180に出
力するメッセージ受信表示処理を実行し、ステップS1
14,S116を経て、ステップS118に移行するよ
うになっている。
【0141】次いで、ステップS118では、現在の動
作モードがメッセージ送信モードであるか否かを判定
し、メッセージ送信モードであると判定されたとき(Ye
s) は、ステップS120に移行して、RAM160の
受信特徴データ記憶ブロックB1〜Bp の特徴データの
送信者に対してメッセージを送信するためのメッセージ
送信処理を実行し、ステップS122に移行するように
なっている。一方、ステップS118で、現在の動作モ
ードがメッセージ送信モードでないと判定されたとき(N
o)は、ステップS122に移行するようになっている。
【0142】なお、特徴データ送受信処理において、ス
テップS322では、検出した特徴データをRAM16
0の受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp のうち空い
ている記憶ブロックに記憶するときは、検出した特徴デ
ータを、検出した特定データと関連づけて記憶するよう
になっている。
【0143】次に、上記ステップS120のメッセージ
送信処理を図16を参照しながら説明する。図16は、
メッセージ送信処理を示すフローチャートである。上記
ステップS120が実行されると、図16に示すよう
に、ステップS600に移行して、RAM160の受信
特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp の特徴データの送信
者のうち送信対象となるものをキー入力装置170によ
り選択し、ステップS602に移行して、メッセージを
キー入力装置170から入力するようになっている。こ
のメッセージの入力は、例えば、テーブル1を利用し
て、コントロールキー172を上下左右に操作すること
により、このマトリクス上の所望の記号等を指定し、決
定キー176を押して指定の記号等を決定することによ
り行う。このとき、入力可能な記号等の数は、例えば、
11文字となっている。
【0144】次いで、ステップS604では、選択した
送信者の特定データをRAM160の受信特徴データ記
憶ブロックB1 〜Bp から読み出してエンコーダ135
に出力し、ステップS606に移行して、入力したメッ
セージデータをエンコーダ135に出力し、元の処理
(上記ステップS122)に復帰するようになってい
る。
【0145】次に、上記第3の実施の形態の動作を説明
する。上記第1および第2の実施の形態と同様に、パー
ティ会場において、各参加者に本装置を配布し、本装置
を用いたゲームを行う場合を例にとって説明する。な
お、以下では、参加者A(男性)および参加者B(女
性)の2人の参加者を対象にとって説明する。
【0146】いま、各参加者A,Bには、それぞれ本装
置A,Bが配布されたものとし、各参加者A,Bは、所
持する自己の装置A、Bにおいて、モードセレクトキー
174の操作により特徴データ入力モードを選択し、自
己に関する特徴データおよび自己の好みのタイプに関す
る特徴データをそれぞれ入力するものとする。
【0147】そして、各参加者A,Bが、モードセレク
トキー174の操作により、次に特徴データ送受信モー
ドをそれぞれ選択すると、装置Bでは、ステップS30
2において、参加者Bの特徴データがエンコーダ135
に出力される。エンコーダ135では、参加者Bの特徴
データが入力されると、ID−ROM190から装置B
の特定データが読み出され、参加者Bの特徴データおよ
び装置Bの特定データを含む送信データが生成されて送
信される。
【0148】装置Aでは、このような送信データを受信
すると、デコーダ130により、受信データから種別デ
ータが検出され、この種別データにより受信データが特
徴データを含むものであると判定されるので、参加者B
の特徴データおよび装置Bの特定データが受信データか
ら検出される。このとき、一致率A,Bがいずれも所定
値以上であるとすると、ステップS322において、参
加者Bの特徴データが装置Bの特定データと関連づけら
れてRAM160の受信特徴データ記憶ブロックB1
p の空いている記憶ブロックに記憶される。
【0149】このように、装置Aにおいて、参加者Bの
特徴データと装置Bの特定データとがRAM160に記
憶された状態で、参加者Aが、モードセレクトキー17
4の操作によりメッセージ送信モードを選択し、ステッ
プS600において、メッセージの送信対象として参加
者Bを選択し、ステップS602において、参加者Bへ
のメッセージ(例えば、“こんにちは”)をキー入力装
置170から入力すると、ステップS604、S606
において、RAM160の受信特徴データ記憶ブロック
1 〜Bp から装置Bの特定データが読み出されてエン
コーダ135に出力されるとともに、メッセージデータ
もエンコーダ135に出力される。エンコーダ135で
は、装置Bの特定データおよびメッセージデータが入力
されると、装置Bの特定データおよびメッセージデータ
を含む送信データが生成されて送信される。
【0150】装置Bでは、このような送信データを受信
すると、デコーダ130により、受信データから種別デ
ータが検出され、この種別データにより受信データがメ
ッセージデータを含むものであると判定されるので、受
信データから装置Bの特定データが検出されるととも
に、ID−ROM190から装置Bの特定データが検出
される。このとき、両者が一致すると判定されるので、
受信データからメッセージデータが検出されて制御装置
140に出力される。メッセージデータが検出される
と、ステップS112において、検出されたメッセージ
データによりメッセージ“こんにちは”が表示装置18
0に表示される。
【0151】なお、装置A,Bにおいて、受信データが
メッセージデータを含むものであると判定された場合、
検出された特定データがID−ROM190のものと一
致しないときは、その受信データからメッセージデータ
が検出されず、すなわちメッセージが表示されることは
ない。
【0152】このようにして、受信データには、特徴デ
ータとともに当該受信データの送信者を特定するための
特定データが含まれており、デコーダ130は、さら
に、受信データから特定データを検出するようになって
おり、制御装置160は、デコーダ130からの特定デ
ータに基づいて、受信データの送信者に対してメッセー
ジを送信可能にしたから、一致率A,Bがいずれも所定
以上となった受信相手とメッセージの交換を行いながら
互いを探すことができるので、自己との一致率が高い受
信相手とめぐり会う機会を比較的高い可能性で作ること
ができる。
【0153】また、受信相手と出会う前に、受信相手に
関するさらに詳細な情報を取得することが可能となるの
で、そうして取得した情報により受信相手が気に入った
ときは、受信相手と出会ってコミュニケーションを行
い、逆に取得した情報により受信相手が気に入らなかっ
たときは、受信相手と出会わない、という選択を行うこ
とができ、コミュニケーションを図る対象をさらに詳細
に選択することができる。ここで、取得した情報により
受信相手が気に入った結果、受信相手と出会ってコミュ
ニケーションを行う場合は、取得した詳細な情報を基に
してさらに円滑に会話を行うことができるので、面識の
ない人とのコミュニケーションをさらに容易に図ること
ができる。
【0154】なお、上記第1、第2および第3の実施の
形態においては、検出した特徴データを単に表示し、特
徴データが表示された旨を単に報知するように構成した
が、これに限らず、例えば、データ処理装置100は、
さらに、受信データの受信強度を検出する強度検出器を
備え、制御装置140は、強度検出器からの検出信号に
基づいて、検出した特徴データの送信者までのおおよそ
の距離を算出し、一致率A,Bがいずれも所定値以上と
なったときは、特徴データとともに算出した距離を表示
装置180に出力するとともに、スピーカ182および
LED184により、受信強度に応じた出力を行うよう
に構成してもよい。
【0155】このような構成であれば、特徴データが表
示されたときは、表示された特徴データの送信者(受信
相手)のおおよその位置を特定することができるので、
受信相手を発見しやすくなる。したがって、一致率A,
Bがいずれも所定値以上となった受信相手とめぐり会う
機会を比較的高い可能性で作ることができる。
【0156】また、上記第1、第2および第3の実施の
形態においては、データの送受信動作を常時行うように
構成したが、これに限らず、データの受信およびデータ
の送信の少なくとも一方の動作を間欠的に行うように構
成してもよい。例えば、データの受信動作を間欠的に行
う場合は、受信器120は、デコーダ130からの間欠
信号により制御され、アンテナ110からの受信信号を
間欠的に受信するように構成される。
【0157】このような構成であれば、データの受信動
作またはデータの送信動作で消費される電力を低減する
ことができる。さらに、上記第1、第2および第3の実
施の形態においては、自己に関する特徴データおよび自
己の好みのタイプに関する特徴データを送信し、自己の
好みのタイプと受信相手とについての一致率A、およ
び、受信相手の好みのタイプと自己とについての一致率
Bを算出するように構成したが、これに限らず、自己に
関する特徴データおよび自己の好みのタイプに関する特
徴データのいずれかを送信し、自己の好みのタイプと受
信相手とについての一致率A、および、受信相手の好み
のタイプと自己とについての一致率Bのいずれかを算出
するように構成してもよい。
【0158】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、送信器125およびエンコーダ13
5を設け、特徴データを送信するように構成したが、こ
れに限らず、送信器125およびエンコーダ135を設
けずに、例えば、複数の人の特徴データを登録し、これ
ら特徴データを送信する送信局を設け、送信局からの特
徴データを受信するだけの構成としてもよい。
【0159】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、スピーカ182およびLED184
を設け、これらを駆動することにより特徴データが表示
された旨を報知するように構成したが、これに限らず、
振動を発生させるバイブレータを設け、これを振動させ
ることにより特徴データが表示された旨を報知するよう
に構成してもよいし、熱や低電流高電圧パルスを発生さ
せる報知器を設け、これらを駆動することにより特徴デ
ータが表示された旨を報知するように構成してもよい。
【0160】このような構成であれば、一致率A,Bが
いずれも所定値以上となって特徴データが表示されたと
きは、スピーカ182やLED184のように、特徴デ
ータが表示された旨を自己以外の周囲の人にまで報知し
てしまう可能性が少なく、特徴データが表示された旨の
報知を自己だけが受けることができ、秘密をある程度保
護することができる。特に、一致率A,Bがいずれも所
定値以上となった受信相手が周囲にいる可能性が高い場
合は、特徴データが表示された旨が周囲の人にまで報知
されてしまうと、気恥ずかしい場合もあり、その場合に
は秘密を保護する必要性があると考えられる。
【0161】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、RAM160の受信特徴データ記憶
ブロックB1 〜Bp に記憶した特徴データを外部に出力
不能な構成としたが、これに限らず、特徴データを出力
するための出力端子を設け、RAM160の受信特徴デ
ータ記憶ブロックB1 〜Bp に記憶した特徴データを出
力端子を介して外部(コンピュータ等)に出力可能に構
成してもよい。
【0162】このような構成であれば、RAM160の
受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp がいっぱいにな
っても、RAM160の受信特徴データ記憶ブロックB
1 〜Bp の特徴データを外部に出力して、例えば、外部
の他の記憶装置で記憶するようにすれば、記憶した特徴
データが完全に消失する可能性を低減することができ
る。また、記憶した特徴データを外部の装置等で利用す
ることもできるので、利便性および拡張性を向上するこ
ともできる。
【0163】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、RAM160の入力特徴データ記憶
ブロックB0 には、キー入力装置170から入力した特
徴データを記憶するように構成したが、これに限らず、
特徴データを入力するための入力端子を設け、入力端子
を介して外部から入力した特徴データを、RAM160
の入力特徴データ記憶ブロックB0 に記憶するように構
成してもよい。
【0164】このような構成であれば、特徴データを入
力する方法として、キー入力装置170から入力する方
法と、外部で作成した特徴データを入力端子を介して入
力する方法と、が選択できるので、利便性および拡張性
を向上することができる。
【0165】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、特徴データをキー入力装置170か
ら入力するように構成したが、これに加えて、有名人等
の特定人の特徴データをサンプルデータとしてROM1
50に記憶しておき、このサンプルデータを参照して特
定データを入力するように構成してもよい。
【0166】このような構成であれば、自己と受信相手
との関係に限らず、特定人の特徴と受信相手の特徴とに
どのような関係があるかが出力されるので、出力のバリ
エーションが豊富になり面白味を向上することができ
る。
【0167】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、本発明に係るデータ処理装置の機能
を単体の装置で実現した場合を説明したが、これに限ら
ず、本発明に係るデータ処理装置の機能を、携帯電話、
PHS、ページャ、システム手帳、モバイルパソコン、
カーナビゲーション等の付加機能として実現してもよい
し、コンピュータ上で実行するソフトウェアによって実
現してもよい。
【0168】このような構成であれば、それら機器に搭
載された既存の受信器、送信器またはキー入力装置等を
利用して構成することができるので、安価に製造するこ
とができるとともに、それら機器に対して簡単な追加・
変更等を行うだけで実現することができる。
【0169】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、データの送受信を無線電波信号を介
して行うように構成したが、これに限らず、各装置同士
を光ファイバや同軸ケーブル等により接続してこれを介
して行うように構成してもよい。
【0170】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、一致率A,Bがいずれも所定値以上
となったときに、一致率A,Bを表示するとともに、特
徴データが表示された旨を報知するように構成したが、
これに限らず、一致率A,Bのいずれかが所定値以上と
なったときに、一致率A,Bを表示するとともに、特徴
データが表示された旨を報知するように構成してもよ
い。
【0171】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、一致率A,Bがいずれも所定値以上
となったときに、検出した特徴データをRAM160の
受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp に記憶するよう
に構成したが、これに限らず、少なくとも一致率Bが所
定値以上となったときは、検出した特徴データをRAM
160の受信特徴データ記憶ブロックB1 〜Bp に記憶
するように構成してもよい。
【0172】このような構成であれば、受信相手の好み
のタイプと自己とについての一致率が高い場合における
受信相手が何人存在したかの履歴を保存しておくことが
でき、しかも保存した履歴をいつでも参照することがで
きる。したがって、自己がどれくらい他人の好みのタイ
プと一致しているかが判るので、こうした人の存在をた
くさん見つけることができれば、優越感を得ることがで
きるので、ゲーム性が豊かになり面白味が向上する。
【0173】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態においては、特徴データとして、自己に関するも
のおよび自己の好みのタイプに関するものを取り扱う構
成としたが、これに加えて、例えば、特徴データとし
て、人の行動パターン、思考パターン、心理パターン等
に関するデータを取り扱う構成としてもよい。
【0174】さらに、上記第3の実施の形態において
は、受信データからメッセージデータを検出し、検出し
たメッセージデータにより単にメッセージを表示装置1
80に表示するように構成したが、これに限らず、受信
データからメッセージデータを検出し、検出したメッセ
ージデータとともに送信者の名前データを表示装置18
0に出力することにより、送信者の名前とともにメッセ
ージを表示装置180に表示するように構成してもよ
い。この場合は、メッセージデータに名前データを含ま
せて送受信するように構成してもよいし、デコーダ13
0は、メッセージデータを検出したときは、メッセージ
データとともに特定データを制御装置140に出力し、
制御装置140は、入力した特定データに基づいて、R
AM160の特徴データから名前データを抽出するよう
に構成してもよい。
【0175】このような構成であれば、表示されたメッ
セージの出所をある程度判別することができる。したが
って、一致率A,Bがいずれも所定値以上となった人が
複数いる場合において、それらの人からメッセージが送
信されたときは、それぞれのメッセージの出所を判別す
ることができるので、それらの人とのコミュニケーショ
ンを円滑に図ることができる。
【0176】さらに、上記第1、第2および第3の実施
の形態において、図6ないし図12、並びに図15およ
び図16のフローチャートに示す処理を実行するにあた
ってはいずれも、ROM150にあらかじめ格納されて
いるプログラムを実行する場合について説明したが、こ
れに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶さ
れた記憶媒体から、そのプログラムをRAM160に読
み込んで実行するようにしてもよい。
【0177】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0178】上記第1、第2および第3の実施の形態に
おいて、RAM160は、請求項1ないし3記載の記憶
手段に対応し、デコーダ130は、請求項2または4記
載の検出手段に対応し、制御装置140は、請求項2な
いし4記載の処理手段に対応し、表示装置180、スピ
ーカ182およびLED184は、請求項2ないし4記
載の出力手段に対応し、エンコーダ135は、請求項2
記載の送信データ生成手段に対応し、キー入力装置17
0は、請求項3記載の入力手段に対応し、質問データT
1 ,T2 は、請求項3記載の要求データに対応してい
る。
【0179】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデー
タ処理装置によれば、自己の特徴と受信相手の特徴とに
どのような関係があるかがある程度判るので、本装置を
所持した多数の人の中で、特に自己との特徴に何らかの
関係をもった人を発見することができる。したがって、
面識のない人であっても、自己との特徴に何らかの関係
をもった人であれば、そうした人に関する情報は、自己
が知識として有する情報に何らかの関連性があるため、
コミュニケーションを図る際は、話題を作るために相手
から過剰に情報を引き出さなくても、自己が知識として
有する情報を基にして比較的円滑に会話を行うことがで
きる。さらに、自己との特徴に何らかの関係をもった人
とは、好みや趣味等が合致している可能性が少なくない
ため、互いの話題が一致する可能性もあり会話がはずみ
やすい。よって、面識のない人とのコミュニケーション
を比較的容易に図ることができるという効果が得られ
る。
【0180】また、本発明に係る請求項2記載のデータ
処理装置によれば、自己の特徴と受信相手の特徴とにど
のような関係があるかが受信相手側でもある程度判るの
で、本装置を所持した多数の人の中で、特に互いの特徴
に何らかの関係をもった人同士が互いを見つけあうこと
ができる。したがって、自己との特徴に何らかの関係を
もった人とめぐり会う機会を比較的高い可能性で作るこ
とができるとともに、コミュニケーションを図る際は、
互いが面識のない人同士であっても、ある程度安心感を
もって会話を行うことができ、しかも互いが知識として
有する情報を持ち合うことによって、会話を円滑に行う
上で一層の相乗効果が得られる。よって、面識のない人
とのコミュニケーションをさらに容易に図ることができ
るという効果も得られる。
【0181】さらに、本発明に係る請求項3記載のデー
タ処理装置によれば、請求項2記載のデータ処理装置に
比して、特徴データの入力をさらに容易に行うことがで
きるという効果も得られる。
【0182】さらに、本発明に係る請求項4記載のデー
タ処理装置によれば、自己の特徴と受信相手の特徴とが
どれくらい一致しているかが判るので、請求項2および
3のいずれかに記載のデータ処理装置に比して、面識の
ない人とのコミュニケーションをさらに容易に図ること
ができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置の正面の外観を示
す図である。
【図2】データ処理装置100の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】質問データT1 ,T2 の構成を示す図である。
【図4】質問に対する回答を入力する際に用いるテーブ
ル1〜3の構成を示す図である。
【図5】特徴データを記憶するための特徴データ記憶領
域の構成を示す図である。
【図6】メイン処理を示すフローチャートである。
【図7】特徴データ入力処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】特徴データ送受信処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】特徴データ表示処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】メイン処理を示すフローチャートである。
【図11】選択送受信設定処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】特徴データ送受信処理を示すフローチャート
である。
【図13】本発明に係るデータ処理装置100の内部構
造を示すブロック図である。
【図14】送受信データの構成を示す図である。
【図15】メイン処理を示すフローチャートである。
【図16】メッセージ送信処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100 データ処理装置 110 アンテナ 120 受信器 125 送信器 130 デコーダ 135 エンコーダ 140 制御装置 150 ROM 160 RAM 170 キー入力装置 172 コントロールキー 174 モードセレクトキー 176 決定キー 178 キャンセルキー 180 表示装置 182 スピーカ 184 LED 190 ID−ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB68 EE01 EE05 FF04 FF06 GG03 5B089 GA21 GB03 JA36 JB22 KA14 KA18 KC53 LB12 LB13 LB14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともデータを受信して、当該受信
    データに基づいた所定の処理を実行するデータ処理装置
    であって、 人の特徴に関する特徴データを記憶するための記憶手段
    を備え、 前記受信データから前記特徴データを検出すると、前記
    記憶手段から前記特徴データを読み出し、前記検出した
    特徴データと前記読み出した特徴データとに基づいて所
    定の処理を実行し、当該処理結果に基づいた出力を行う
    ようになっていることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 データを送受信して、当該受信データに
    基づいた所定の処理を実行するデータ処理装置であっ
    て、 人の特徴に関する特徴データを記憶するための記憶手段
    と、前記受信データから前記特徴データを検出する検出
    手段と、前記検出手段からの特徴データと前記記憶手段
    の特徴データとに基づいて所定の処理を実行する処理手
    段と、前記処理手段の処理結果に基づいた出力を行う出
    力手段と、前記記憶手段の特徴データを含む送信データ
    を生成する送信データ生成手段と、を備えたことを特徴
    とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記特徴データを入力するための入力手段を備え、 前記記憶手段は、前記特徴データの入力を要求するため
    の要求データを記憶可能となっており、 前記処理手段は、前記記憶手段の要求データに基づいた
    要求を前記出力手段に出力し、当該要求に対する応答と
    して前記特徴データを前記入力手段から入力したとき
    は、前記入力した特徴データを前記記憶手段に記憶する
    ようになっていることを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3のいずれかにおいて、 前記処理手段は、前記検出手段からの特徴データと前記
    記憶手段の特徴データとに基づいて一致率を算出し、前
    記算出した一致率が所定値以上であるときは、前記出力
    手段による出力を行うようになっていることを特徴とす
    るデータ処理装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001080074A1 (fr) * 2000-04-14 2001-10-25 Esuai Planningu Ugenngaisha Procede et systeme de recherche d'informations
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JP2008029699A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Carecom:Kk ナースコールシステム

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