JP2008262088A - プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ用離間保持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロセスカートリッジや離間保持部材を巨大化することなく、物流過程の電子写真感光体や現像剤担持体或いは間隙保持部材の変形や損傷を防止することができるプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ用離間保持部材を提供する。
【解決手段】電子写真感光体10と現像剤担持体19との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するための離間保持部材100を有し、離間保持部材100が現像剤担持体19を支持した移動枠体30、31を移動させることで電子写真感光体10と現像剤担持体19との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するとともに、離間保持部材100はプロセスカートリッジBから着脱自在である。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成に用いられる、プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ用離間保持部材に関するものである。
ここで、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、またはクリーニング手段と、像担持体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。更には、帯電手段、現像手段、またはクリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。更にまた、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
また、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、電子写真プリンタ(例えば、レーザプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
従来の電子写真技術を用いた電子写真画像形成装置では、その使用が長時間に及ぶと電子写真感光体ドラムの交換、現像剤の補給や交換、その他(帯電器、クリーナ容器等)の調整、清掃、交換が必要となる。しかし、このような保守作業は、専門知識を有するサービスマン以外は事実上困難であった。
そこで、電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができるため、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
プロセスカートリッジ方式の電子写真画像形成装置には、電子写真感光体と現像剤担持体を接触させて現像を行う方式がある。また、電子写真感光体に間隙保持部材を当接させて電子写真感光体と現像剤担持体との間にほぼ一定のクリアランスを保持した状態で、現像剤を現像剤担持体から電子写真感光体に転移させて現像を行う方式等がある。これらの方式では現像剤担持体或いは間隙保持部材はバネ等の付勢手段で電子写真感光体に接触又は近接するように押圧されている。
従って、プロセスカートリッジの製造が完了した時点から、出荷され、そして画像形成装置本体に装着されるまでの物流過程では、電子写真感光体と現像剤担持体或いは間隙保持部材はバネ等の付勢手段により常に当接した状態が維持される。そのため、プロセスカートリッジの製造が完了した時点から、出荷されそして画像形成装置本体に装着されるまでの物流過程において、次のような問題がある。
つまり、プロセスカートリッジに大きな衝撃が加わると、電子写真感光体と現像剤担持体、或いは、電子写真感光体と間隙保持部材の当接箇所に衝撃力が加わり、電子写真感光体や現像剤担持体、或いは、間隙保持部材が損傷してしまう可能性がある。
以下、前述の課題を解決するための従来技術を取り入れたプロセスカートリッジの例を説明する。
特許文献1には、その図2に示されるように、250mm程度の隙間をもって対向する電子写真感光体と現像剤担持体との間にフィルム上の保護手段を設けるようにしたプロセスカートリッジが提案されている。
また、特許文献2には、その図10に示されるように、電子写真感光体を支持する第一枠体と現像剤担持体を支持し第一枠体に対し回動可能に結合された第二枠体とに離間保持部材を係合させたプロセスカートリッジが示されている。そして、物流過程において、電子写真感光体と現像剤担持体の中心間距離を画像形成時より大きく離間させることが提案されている。
特開平5−297646号公報 特開2003−241621号公報
しかしながら、特許文献1で示した従来技術では、200〜300mm程度の隙間をもって対向する電子写真感光体と現像剤担持体との間に、200〜300mm程度以下の厚さの保護手段を設ける構成とされる。そして、この構成によって、プロセスカートリッジに小さな衝撃が加わった場合に電子写真感光体と現像剤担持体が直接接触して摺擦することによる電子写真感光体表面の損傷を防止するものである。即ち、プロセスカートリッジに大きな衝撃が加わった場合の電子写真感光体や現像剤担持体或いは間隙保持部材の変形による損傷を防止するものではない。
また、特許文献2で示した従来技術では、現像剤担持体を支持した第二枠体は現像剤を収納した現像剤収納部を有している。高寿命化を目的として現像剤及び現像剤容器を大容量化した場合、第二枠体の重量が増え、物流過程の電子写真感光体と現像剤担持体との当接圧が大きくなる。また、物流過程でプロセスカートリッジに衝撃が加わったときの電子写真感光体と現像剤担持体、或いは、電子写真感光体と間隙保持部材の当接箇所への衝撃が大きくなったりする。このような状況下で、物流過程の電子写真感光体や現像剤担持体、或いは、間隙保持部材の変形や損傷を防止するためには、電子写真感光体と現像剤担持体、或いは、電子写真感光体と間隙保持部材の離間量をより大きくする必要がある。そのため、プロセスカートリッジや離間保持部材の大型化の原因となり、コストアップにつながる。
そこで、本発明の目的は、プロセスカートリッジや離間保持部材を巨大化することなく、物流過程の電子写真感光体や現像剤担持体、或いは、間隙保持部材の変形や損傷を防止することができるプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ用離間保持部材を提供することである。
上記目的は本発明に係るプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ用離間保持部材にて達成される。要約すれば、本出願に係る第1の発明は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像剤担持体と、前記現像剤担持体による前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、前記電子写真感光体を支持する第一枠体と、前記現像剤収納部と一体又は固定された第二枠体と、前記現像剤担持体を支持し、前記第二枠体に対して移動可能な移動枠体と、前記電子写真感光体と前記現像剤担持体が近接又は接触する方向に前記移動枠体を付勢する付勢手段と、前記電子写真感光体と前記現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するための離間保持部材とを有し、前記離間保持部材が前記移動枠体を移動させることで前記電子写真感光体と前記現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するとともに、前記離間保持部材は前記プロセスカートリッジから着脱自在であることを特徴とする。
本出願に係る第2の発明は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像剤担持体と、前記現像剤担持体による前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、前記電子写真感光体を支持する第一枠体と、前記現像剤収納部と一体又は固定された第二枠体と、前記現像剤担持体を支持し、前記第二枠体に対して移動可能な移動枠体と、前記電子写真感光体と前記現像剤担持体が近接又は接触する方向に前記移動枠体を付勢する付勢手段とを有するプロセスカートリッジに用いられる離間保持部材において、前記離間保持部材が前記移動枠体を移動させることで前記電子写真感光体と前記現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するとともに、前記離間保持部材は前記プロセスカートリッジから着脱自在であることを特徴とする。
本発明は、現像剤担持体を支持し現像剤収納部と一体又は固定された第二枠体に対して移動可能な移動枠体をもった構成である。従来技術と比較して物流過程でプロセスカートリッジに衝撃が加わったときの第一枠体及び電子写真感光体の当接箇所にかかる現像剤収納部の重量の影響を軽減できる構成である。この構成において、離間保持部材を用いて移動枠体のみを付勢手段に抗して移動させ、電子写真感光体と現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくした状態或いは電子写真感光体と現像剤担持体両端の間隙保持部材とを離間する状態を保持するように構成している。
従って、本発明によれば、物流過程での電子写真感光体と現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくする現像剤担持体の移動量或いは電子写真感光体と現像剤担持体両端の間隙保持部材との離間量を小さくすることができる。これにより、大容量のプロセスカートリッジにおいても物流過程の電子写真感光体や現像剤担持体、或いは、間隙保持部材の変形や損傷を防止するための離間保持部材の小型化が可能となる。また、離間保持部材にかかる力は付勢手段の力と移動枠体の重量のみであるため、離間保持部材をプロセスカートリッジから取り外す際に必要な力を小さくすることができる。
以下、本発明に係るプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ用離間保持部材を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1〜図9を参照して、本発明の第一の実施例について説明する。
図1は、本発明に係るプロセスカートリッジBを装備する電子写真画像形成装置Aの断面説明図である。図2は、本発明に係るプロセスカートリッジBの構成を示す断面説明図である。図3は、本発明に係るプロセスカートリッジの現像容器ユニット15の構成を示す斜視説明図である。図4(a)、(b)は、本発明に係るプロセスカートリッジBにおける現像装置ユニット8の構成を示す斜視説明図である。図5(a)、(b)は、本発明に係るプロセスカートリッジBの枠体構成及び離間保持部材100の装着態様を示す斜視図である。図6(a)、(b)は、離間保持部材100にて構成される離間保持手段を示した斜視説明図である。図7は、離間保持部材100の離間保持状態を説明する図である。図8(a)、(b)は、離間保持部材100の離間保持状態及び解除状態を説明する図である。図9は、離間保持部材100をプロセスカートリッジBに装着した状態での電子写真画像形成装置本体A1への装着態様を説明する図である。
以下の説明において、プロセスカートリッジBの短手方向とは、プロセスカートリッジBを電子写真画像形成装置本体A1へ着脱する方向であり、記録媒体Pの搬送方向と一致している。また、プロセスカートリッジBの長手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本体A1に着脱する方向と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体Pの表面と平行であり、且つ、記録媒体Pの搬送方向と交差する方向である。また、説明文中の符号は、図面を参照するためのものであって、構成を限定するものではない。
<電子写真画像形成装置の全体構成>
図1に示すように、本実施例にて、電子写真画像形成装置Aは、レーザプリンタとされ、装置本体A1とプロセスカートリッジBで構成されている。レーザプリンタAの外装の一部をなすカートリッジカバー4を開閉することでプロセスカートリッジBが着脱可能となっている。また、レーザプリンタAは、プロセスカートリッジBの電子写真画像形成プロセスによって記録媒体P(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に現像剤(以下、「トナー」という。)による画像を形成するものである。
像担持体としてのドラム形状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)10の表面は、帯電手段としての帯電ローラ11によって一様に帯電される。この感光体ドラム10に露光装置を構成する光学手段1から画像情報に応じたレーザ光Lを照射して感光体ドラム10に画像情報に応じた静電潜像を形成する。ここで形成された感光体ドラム10上の潜像は、後述の現像手段8によって現像することで、トナー像とされる。
一方、トナー像の形成と同期して、給送カセット6aにセットした記録媒体Pは、ピックアップローラ6b、搬送ローラ対6c、6e、反転搬送ガイド6d、6f、及びレジストローラ対6gで反転搬送される。
次いで、記録媒体Pは、感光体ドラム10と一定の電圧を印加された転写手段としての転写ローラ3とで形成されたニップ部を通る。このとき感光体ドラム10上に現像されたトナー像が記録媒体Pに転写される。
トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、搬送ガイド6hで定着手段5へと搬送される。この定着手段5は、加圧駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵しており、定着手段5を通過する記録媒体Pに熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。
その後、記録媒体Pは搬送ガイド6i、排出ローラ対6jで搬送され、排出トレイ7へ印字面を下向きに排出される。
<プロセスカートリッジ>
プロセスカートリッジBとは、感光体ドラム10と感光体ドラム10に作用するプロセス手段を備えたものである。また、プロセス手段としては、感光体ドラム10の表面を帯電させる帯電手段、感光体ドラム10上に形成された静電潜像を現像する現像手段、感光体ドラム10表面に残留したトナーを除去するクリーニング手段がある。プロセスカートリッジBは、感光体ドラム10とプロセス手段のうち少なくとも一つを備えればよい。
本実施例では、図2に示すように、プロセスカートリッジBは、感光体ユニット9と、現像手段としての現像装置ユニット8とにて構成される。
プロセスカートリッジBの感光体ユニット9は、第一枠体(以下、「廃トナー容器」という。)12に、静電潜像を形成する感光体ドラム10と、感光層表面を一様に帯電させるための帯電ローラ11が設けられている。更に、記録媒体Pに転写されずに感光体ドラム10上に付着している残留トナーTを感光体ドラム10表面から掻き落とし、残留トナーTを廃トナー容器12に貯蔵するためのクリーニングブレード14が配置されている。
プロセスカートリッジBの現像装置ユニット8は、上述のように、現像手段を構成しており、トナー収納ユニット25、現像ブレード17、現像剤担持体(以下、「現像スリーブ」という。)19、現像容器ユニット15などが配置されている。現像スリーブ19内には、磁界発生手段としてのマグネットローラ16が設けられている。
トナー収納ユニット25は、トナーTを収容している現像剤収納部(以下、「トナー収納容器」という。)20と、第二枠体(以下、「ガイド枠体」という。)26(図4(a)参照)と、を備えており、トナー収納容器20とガイド枠体26は固定されている。
また、トナー収納容器20とガイド枠体26との間にトナーシール13が設けられ、未使用時のトナーTのトナー収納容器20からの漏出を防止している。トナーシール13を引き抜くと、トナー収納容器20に収容されたトナーTが現像容器ユニット15内に流入する。
本実施例では、トナー収納ユニット25は、別部材とされるトナー収納容器20とガイド枠体26が一体的に固定されているが、トナー収納容器20とガイド枠体26が一体で形成されていてもよい。
(画像形成プロセス)
現像手段としての現像装置ユニット8においては、トナー収納容器20内のトナーTを撹拌手段23a、23bが回転することにより現像容器ユニットの開口部15aを通じて現像スリーブ19に送り出す。また、現像スリーブ19近傍には現像容器ユニット15内のトナーTを循環させる現像撹拌部材24を回転可能に取り付けている。また、現像スリーブ19と現像容器ユニット15間の下部開口には、この開口部をシールする吹き出し防止シート21が設けられており、現像スリーブ19の下部方向のトナー漏洩を防止する機能を有している。
更に、現像スリーブ19の両端部には、現像スリーブ19と一定の間隙をもって磁気シール22を配置している。磁気シール22は、該磁気シール22とマグネットローラ16との間に集中磁界を形成し、前記間隙にトナーTを介在させ磁気ブラシを形成することで現像スリーブ19の両端部のトナー漏洩を防止する機能を有している。
現像スリーブ19に送り出されたトナーTは、固定位置に支持されたマグネットローラ16を内蔵し回転している現像スリーブ19と現像ブレード17によって摩擦帯電電荷を付与され、且つ、層厚が規制されたトナー層を現像スリーブ19の表面に形成する。
現像スリーブ19の両端部且つ外周面には、現像スリーブ19と略同心で現像スリーブ19の外径より感光体ドラム10に対して規定クリアランス分外径が大きい間隙保持部材27a、27b(以下、「スペーサーコロ」という。)が設けられている(図3参照)。このスペーサーコロ27a、27bを感光体ドラム10表面に当接させ、付勢手段28a、28b(以下、「付勢バネ」という。)(図8参照)によりスペーサーコロ27a、27bを感光体ドラム10に押圧する。これによって、現像スリーブ19は、スペーサーコロ27a、27bを介して感光体ドラム10に対して一定のクリアランスを保っている。
現像スリーブ19表面に形成されたトナー層が感光体ドラム10の現像領域に供給され、そのトナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム10へ転移させることによってトナー像を形成する。
感光体ドラム10は、矢印R1方向に回転している。帯電ローラ11は、一定の電圧が印加されており、感光体ドラム10が接触すると接触した感光体ドラム10の感光層表面は一様に帯電する。次いで、画像情報に応じたレーザ光Lを感光体ドラム10上に照射することにより、感光体ドラム10上に静電潜像を形成する。その後、現像手段によって感光体ドラム10上にトナー像が形成される。
レーザプリンタAに設けられた転写ローラ3に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、感光体ドラム10に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写した後、クリーニングブレード14によって感光体ドラム10上の残留トナーTを除去する。ここで、感光体ドラム10に当接して設けられたクリーニングブレード14によって感光体ドラム10に残留したトナーTを掻き落として廃トナー容器12に集める。
(プロセスカートリッジの枠体構成)
図3に示すように、現像容器ユニット15は、移動枠体としての、スライド枠体29と、右スライド枠体30及び左スライド枠体31と、を備えている。スライド枠体29と右スライド枠体30、及び、スライド枠体29と左スライド枠体31は、一体に固定されている。また、現像スリーブ19は、スリーブ軸受(不図示)を介してそれぞれ右スライド枠体30及び左スライド枠体31に回転可能に支持されている。
また、図3、図4(a)、(b)に示すように、現像容器ユニット15の右スライド枠体30上下面には、現像容器ユニット15のスライド方向(図4(a)矢印S方向)を規定するスライド面30a、30bが平行に設けられている。一方、ガイド枠体26には、図4(b)に示すように、現像容器ユニット15がガイド枠体26内に配置されたときに右スライド枠体30のスライド面30a、30bと対向するガイド面26a、26bが設けられている。現像容器ユニット15とガイド枠体26との間には付勢手段としての付勢バネ28aが設けられており、現像容器ユニット15は感光体ユニット9側に付勢されている。即ち、付勢バネ28aは、現像容器ユニット15を現像スリーブ19と感光体ドラム10とが近接又は接触する方向に付勢する。左スライド枠体31のスライド面31a、31b、このスライド面31a、31bに対向するガイド枠体26のガイド面26d、26e、及び付勢バネ28bも、上記右ガイド枠体30及びスライド枠体26等と同様の構成になっている(図6(b)参照)。
更には、現像容器ユニット15とガイド枠体26の長手方向の位置決めをするため、現像容器ユニット15には長手位置決め長穴15cを設け、ガイド枠体26には長手位置決めボス26cを設けている(図4(a)、(b)参照)。
以上の構成により、現像容器ユニット15は、ガイド枠体26に対して短手方向(図4(a)矢印S方向)に直線スライド移動する構成になっている。
感光体ユニット9と、現像装置ユニット8のトナー収納ユニット25との結合は、図5(a)に示すように、長手方向一端側に設けた第三枠体32と、他端側に設けた第四枠体33で一体に固定されている。第三枠体32を、以下「右サイドカバー」と呼び、第四枠体33を、以下「左サイドカバー」という。
このような枠体構成にて、現像容器ユニット15は、トナー収納ユニット25に対して、図4(a)矢印S方向に直線スライド移動する。且つ、現像容器ユニット15で支持された現像スリーブ19両端のスペーサ−コロ27a、27bを感光体ユニット8で支持された感光体ドラム10表面に当接させる。これによって、現像容器ユニット15の短手方向の位置が決まる。従って、現像容器ユニット15にはトナー収納容器20内のトナーTの重量がかかり難い状態で現像スリーブ19が感光体ドラム10にスペーサーコロ27a、27bを介して押圧される。
<離間保持手段>
本実施例によると、感光体ドラム10と現像スリーブ19との中心間距離を画像形成時より大きくした状態、或いは、感光体ドラム10と現像スリーブ19両端のスペーサーコロ27a、27bを離間させた状態を保持するための離間保持手段を設ける。
図5(a)に示すように、離間保持手段を構成する離間保持部材100は、離間保持部100a、100bと、ユーザが離間保持部材100を把持する把持部100cを有しており、プロセスカートリッジBに対して着脱自在とされる。離間保持部材100をプロセスカートリッジBに装着した状態において、離間保持部材100は、感光体ドラム10へ画像情報に応じたレーザ光Lを入光するための、廃トナー容器12に形成された露光開口部12cを覆う形状になっている(図5(b)参照)。露光開口部12cは、廃トナー容器12とガイド枠体26との間に形成することもできる。
また、離間保持部材100の把持部100cは、露光開口部12cを覆う面と反対側に設けられている。そして、図5(b)に示すように、離間保持部材100がプロセスカートリッジBに装着された状態で離間保持部材100の把持部100cが廃トナー容器12の上面よりも大きく突出するように設ける。
一方、図6(a)、(b)に示すように、本実施例では、感光体ユニット9の廃トナー容器12に、離間保持部材100の離間保持部100a、100bを当接させる当接面12a、12bを設ける。当接面12a、12bは、感光体ドラム10の中心O1と現像スリーブ19の中心O2を結んだ直線(図7にて線Y−Y)に対して垂直に設定する。
感光体ドラム10と現像スリーブ19との中心間距離を画像形成時より大きくした状態、或いは、感光体ドラム10と現像スリーブ19両端部のスペーサーコロ27a、27bを離間させた状態を保持するための離間保持手段は、次のように作動する。
つまり、離間保持部材100の離間保持部100a、100bを、右サイドカバー32及び左サイドカバー33に設けた挿入ガイド32a、33aに沿って、図5にて矢印M方向に挿入する。つまり、離間保持部100a、100bは、廃トナー容器12の当接面12a、12bと、現像容器ユニット15の右スライド枠体30及び左スライド枠体31との間に矢印M方向へと挿入する。そして、現像容器ユニット15を、付勢バネ28a、28bのバネ力に抗して廃トナー容器12から離れる方向に直線スライド移動させる(図8(a)参照)。
このとき、現像容器ユニット15のスライド方向は、図7にてS方向であり、離間保持部材100の装着脱方向は、図7にてM、N方向である。現像容器ユニット15のスライド方向と、離間保持部材100の装着脱方向との関係は、現像容器ユニット15の重量と付勢バネ28a、28bのバネ力で離間保持部材100を当接面12a、12bに押圧する関係になっている。そのため、離間保持部材100は、現像容器ユニット15の重量と付勢バネ28a、28bのバネ力で当接面12a、12bと現像容器ユニット15で挟み込むことで固定される。
ここで、離間保持部材100の離間保持部100a、100bには、現像容器ユニット15を介してかかる付勢バネ28a、28bのバネ力と、物流過程でのプロセスカートリッジBに衝撃が加わった際の現像容器ユニット15の衝撃が加わる。
従って、この状況下でも感光体ドラム10と現像スリーブ19との中心間距離を画像形成時より大きくした状態、或いは、感光体ドラム10と現像スリーブ19両端のスペーサーコロ27a、27bを離間させた状態を保持できるようにする。つまり、この離間状態を保持し得るように、離間保持部材100の離間保持部100a、100bの幅と厚みは、設定される。
プロセスカートリッジBをレーザプリンタAに装着する際に、離間保持部材100の把持部100cを把持して離間保持部材100をプロセスカートリッジBから取り外す(取り外し方向は図7にて矢印N方向)。すると、付勢バネ28a、28bのバネ力により現像容器ユニット15が感光体ユニット9側に直線スライド移動して、感光体ドラム10と現像スリーブ19両端のスペーサーコロ27a、27bが押圧する(図8(b)参照)。また、同時に、露光開口部12cは開口し、感光体ドラム10への画像情報に応じたレーザ光Lの入光が可能となる。この状態で、プロセスカートリッジBをレーザプリンタAに挿入して装着することができる。
以上のように構成されるプロセスカートリッジBの場合、現像容器ユニット15にはトナー収納容器20内のトナーTの重量がかかり難く、離間保持部材100の離間保持部100a、100bにはほぼ現像容器ユニット15の影響のみ作用する。
従って、物流過程でのプロセスカートリッジBに衝撃が加わった際に、離間保持部材100の離間保持部100a、100bにかかる力のトナー収納容器20内のトナーTの影響を小さくし得る。
また、本実施例の離間保持手段は、大容量のプロセスカートリッジでも有効に適用し得る。即ち、離間保持部材100は、大容量のプロセスカートリッジでも、離間保持部100a、100bの幅と厚みを小型化できる。そして、感光体ドラム10と現像スリーブ19との中心間距離を画像形成時より大きくした状態、或いは、感光体ドラム10と現像スリーブ19両端のスペーサーコロ27a、27bを離間させた状態を保持できる。そのため、物流過程の感光体ドラム10や現像スリーブ19、或いは、スペーサーコロ27a、27bの変形や損傷を防止することができる。
また、離間保持部材100をプロセスカートリッジBから取り外す際に離間保持部材100の離間保持部100a、100bにかかる力は現像容器ユニット15を付勢バネ28a、28bのバネ力と現像容器ユニット15の重量だけである。従って、離間保持部材100をプロセスカートリッジBから取り外すときに要する力を小さくすることができる。
また、離間保持部材100がプロセスカートリッジBに装着した状態では、離間保持部材100は露光開口部12cを覆っている。そのため、物流過程を含めユーザが離間保持部材100を取り外すまで露光開口部12cから塵や光が入るのを防止し、感光体ドラム10に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
更には、プロセスカートリッジBをレーザプリンタAに装着する際に、離間保持部材100をプロセスカートリッジBから取り外すことなくプロセスカートリッジBをレーザプリンタAに挿入することはできない。つまり、この場合は、図9に示すように、露光開口部12cとは反対側に突出する離間保持部材100の把持部100cがレーザプリンタAの内装カバー4aに当接して、プロセスートリッジBをレーザプリンタAに挿入することができない。従って、離間保持部材100の把持部100cを離間保持部材100のプロセスカートリッジBから取り外し忘れ防止として作用させることで、ユーザのプロセスカートリッジBの誤挿入を防止することができる。
尚、本発明に係るプロセスカートリッジの構成において、離間保持手段は、離間保持部材100の離間保持部100a、100bの当接箇所が廃トナー容器12の当接部12a、12bとなる構成を例に挙げて説明した。しかし、別の構成として、右サイドカバー32と左サイドカバー33に離間保持部材100の離間保持部100a、100bの当接箇所を設けた構成とすることもできる。この場合においても、廃トナー容器12に離間保持部材100の離間保持部100a、100bの当接箇所を設けた構成と同様の離間保持手段としての機能を達成し得る。
また、本発明に係るプロセスカートリッジの構成において、離間保持部材100の離間保持部100a、100bの当接箇所が現像容器ユニット15の右スライド枠体30及び左スライド枠体31となる構成を例に挙げて説明した。しかし、別の構成として、スライド枠体29を離間保持部材100の離間保持部100a、100bの当接箇所とした構成とすることもできる。この場合においても、現像容器ユニット15の右スライド枠体30及び左スライド枠体31と当接する構成と同様の離間保持手段としての機能を達成し得る。
実施例2
次に、本発明の第2の実施例について図10及び図11に基づいて説明する。図10は、本実施例における離間保持部材の斜視説明図である。図11は、本実施例における離間保持部材をプロセスカートリッジに装着した状態の説明図である。
尚、本実施例の離間保持部材100Aは、実施例1の離間保持部材100と同様の構成とされ、従って、同様の構成及び機能をなす部材には同一符号を付して、先の説明を援用し、再度の説明を省略する。
本実施例にて、離間保持部材100Aは、図10に示すように、離間保持部100a、100bに右スライド枠体30及び左スライド枠体31と係合する係合部100d、100eを有している。この係合部100d、100eは、離間保持部材100の装着脱方向(矢印M、N方向)と略垂直方向の凹形状(又は凸形状)とされる。一方、この係合部100d、100eと対向する右スライド枠体30及び左スライド枠体31は凸形状(又は凹形状)とされる。図11には、左スライド枠体31は図示されていないが、右スライド枠体30と同様の構成とされる。
本発明の実施例1において、離間保持部材100Aの装着脱方向(矢印M、N方向)に対する固定方法は、離間保持部材100Aの離間保持部100a、100bを現像容器ユニット15を介してかかる付勢バネ28a、28bのバネ力を利用している。更に、現像容器ユニット15の重量を利用し、離間保持部100a、100bを廃トナー容器12の当接部12a、12bと右スライド枠体30及び左スライド枠体31とで挟み込むことで位置が決定している。
しかしながら、現像容器ユニット15を介してかかる付勢バネ28a、28bのバネ力と現像容器ユニット15の重量により離間保持部材100を挟持する保持力が、物流過程でのプロセスカートリッジBに加わる衝撃よりも小さい場合、次の問題がある。
つまり、物流過程でプロセスカートリッジBに衝撃が加わった際に、離間保持部材100が取り外し方向(矢印N方向)に移動したり、移動して元に戻らない可能性がある。
従って、本実施例では、離間保持部材100の離間保持部材100の離間保持部100a、100bに、離間保持部材100の装着脱方向(矢印M、N方向)と略垂直方向に凹形状(又は凸形状)部100d、100eを形成する。そして、この係合部100d、100eと対向する右スライド枠体30及び左スライド枠体31に凸形状(または凹形状)部を形成する。このように、離間保持部材100Aと、右スライド枠体30及び左スライド枠体31の当接部の接触面積を増大させ、発生する摩擦力を増やす。この構成によって、離間保持部材100Aが衝撃で移動するのに必要な力を大きくすることができ、従って、離間保持部材100AがプロセスカートリッジBから脱落するのを防止することができる。
また、物流過程の衝撃により前述の増大させた摩擦力に打ち勝って離間保持部材100Aの位置が僅かにずれた場合であっても、衝撃が無くなれば、付勢バネ28a、28bの力と現像容器ユニット15の重量が復元力として作用する。それによって、離間保持部材100Aは僅かにずれた位置から元の位置へ向かって移動することができる。従って、物流過程でプロセスカートリッジBに衝撃が加わっても、離間保持部材100Aが取り外し方向(矢印N方向)に移動し、離間保持部材100AがプロセスカートリッジBから脱落するのを防止することができる。
本発明に係るプロセスカートリッジを装備する電子写真画像形成装置の断面説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの構成を示す断面説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの現像容器ユニットの構成を示す斜視説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの現像装置ユニットの構成を示す斜視説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの枠体構成及び離間保持部材装着を示す斜視図である。 本発明の第1の実施例における離間保持部材の離間保持手段を示した斜視説明図である。 本発明の第1の実施例における離間保持部材の離間保持状態説明図である。 本発明の第1の実施形態における離間保持部材の離間保持状態/解除状態を示した説明図である。 本発明の第1の実施例における離間保持部材をプロセスカートリッジに装着した状態での画像形成装置本体への装着説明図である。 本発明の第2の実施例における離間保持部材の斜視説明図である。 本発明の第2の実施例における離間保持部材をプロセスカートリッジに装着した状態の説明図である。
符号の説明
A レーザプリンタ(電子写真画像形成装置)
A1 電子写真画像形成装置本体
B プロセスカートリッジ
L レーザ光
P 記録媒体
R1 感光体ドラム回転方向
S スライド方向
M 離間保持部材挿入方向
N 離間保持部材取り外し方向
T 現像剤(トナー)
Y 電子写真感光体中心と現像剤担持体中心を結んだ直線
1 露光装置(光学手段)
3 転写ローラ(転写手段)
4 カートリッジカバー
5 定着手段
8 現像装置ユニット(現像手段)
9 感光体ユニット
10 感光体ドラム(電子写真感光体、像担持体)
11 帯電ローラ(帯電手段)
12 廃トナー容器(第一枠体)
12a、12b 当接部
12c 露光開口部
13 トナーシール
14 クリーニングブレード
15 現像容器ユニット
15a 現像容器ユニット開口部
16 マグネットローラ
17 現像ブレード
19 現像スリーブ(現像剤担持体)
20 トナー収納容器(現像剤収納容器)
25 トナー収納ユニット
26 ガイド枠体(第二枠体)
26a、26b、26d、26e スライド面
27a、27b スペーサーコロ(間隙保持部材)
28a、28b 付勢バネ(付勢手段)
30 右スライド枠体(移動枠体)
31 右スライド枠体(移動枠体)
30a、31b スライド面
31a、31b スライド面
32 右サイドカバー(第三枠体)
32a 挿入ガイド
33 左サイドカバー(第四枠体)
33a 挿入ガイド
100、100A 離間保持部材
100a、100b 離間保持部
100c 把持部
100d、100e 係合部

Claims (10)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体による前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、
    前記電子写真感光体を支持する第一枠体と、
    前記現像剤収納部と一体又は固定された第二枠体と、
    前記現像剤担持体を支持し、前記第二枠体に対して移動可能な移動枠体と、
    前記電子写真感光体と前記現像剤担持体が近接又は接触する方向に前記移動枠体を付勢する付勢手段と、
    前記電子写真感光体と前記現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するための離間保持部材と、
    を有し、
    前記離間保持部材が前記移動枠体を移動させることで前記電子写真感光体と前記現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するとともに、前記離間保持部材は前記プロセスカートリッジから着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記現像剤担持体の両端部且つ外周面に間隙保持部材が設けられ、前記間隙保持部材を前記電子写真感光体に当接させることで前記電子写真感光体と前記現像剤担持体との間の間隙をほぼ一定の値に保持するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記プロセスカートリッジは、前記第一枠体と前記第二枠体の長手方向の一端側でもって前記第一枠体と前記第二枠体とを結合する第三枠体と、
    前記第一枠体と前記第二枠体の長手方向の他端側でもって前記第一枠体と前記第二枠体とを結合する第四枠体と、
    を有し、
    前記第三枠体と前記第四枠体に、前記離間保持部材を着脱するためのガイドを設けていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記第一枠体、又は、前記第一枠体と前記第二枠体との間に前記電子写真感光体の露光が通過する露光開口部を有し、前記離間保持部材が前記プロセスカートリッジに装着された状態において、前記離間保持部材が前記露光開口部を閉じるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記離間保持部材は、前記離間保持部材を前記プロセスカートリッジから取り外す際にユーザが把持する把持部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記離間保持部材が前記プロセスカートリッジから脱落するのを防止するために、前記離間保持部材は前記移動枠体に係合する係合部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像剤担持体と、前記現像剤担持体による前記静電潜像の現像に用いられる現像剤を収納する現像剤収納部と、前記電子写真感光体を支持する第一枠体と、前記現像剤収納部と一体又は固定された第二枠体と、前記現像剤担持体を支持し、前記第二枠体に対して移動可能な移動枠体と、前記電子写真感光体と前記現像剤担持体が近接又は接触する方向に前記移動枠体を付勢する付勢手段とを有するプロセスカートリッジに用いられる離間保持部材において、
    前記離間保持部材が前記移動枠体を移動させることで前記電子写真感光体と前記現像剤担持体との中心間距離を画像形成時より大きくした状態を保持するとともに、前記離間保持部材は前記プロセスカートリッジから着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ用離間保持部材。
  8. 前記第一枠体、又は、前記第一枠体と前記第二枠体との間に前記電子写真感光体の露光が通過する露光開口部を有するプロセスカートリッジに用いられる離間保持部材であって、
    前記離間保持部材が前記プロセスカートリッジに装着された状態において、前記離間保持部材が前記露光開口部を閉じるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ用離間保持部材。
  9. 前記離間保持部材は、前記離間保持部材を前記プロセスカートリッジから取り外す際にユーザが把持する把持部を有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載のプロセスカートリッジ用離間保持部材。
  10. 前記離間保持部材が前記プロセスカートリッジから脱落するのを防止するために、前記離間保持部材は前記移動枠体に係合する係合部を有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ用離間保持部材。
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