JP2008258690A - 会議システムおよび端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】会議通話中に会議通話の参加者と通話を行っても、会議通話者に聞かれることなく会議通話の参加者と通話を可能にする会議システムおよび端末装置を提供する。
【解決手段】会議通話中に端末装置2cと端末装置2dとの間で個別の通話が行われると、会議サーバ1から受信した音声データに基づく音声信号の出力先がHS27の受話器27aからSP28に切り替わり、このSP28から会議通話が出力される。これにより、端末装置2c,2dの送話器27bに入力された音声信号に基づく音声データは、会議サーバ1に出力されないので、会議サーバ1により生成される会議データには端末装置2c,2dからの音声データが含まれない。結果として、会議通話者に聞かれることなく端末装置2cと端末装置2dとの間の個別の通話が可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の端末装置と同時に通話を行うことができる会議システムに関するものである。
従来より、ネットワークを介して複数の端末装置間で同時に通話を行う会議通話を実現する会議システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムにおいて会議通話を行う場合、まず、各端末装置は、通信サーバに接続し、ユーザから入力された音声に基づく音声データを通信サーバに送信する。この通信サーバでは、各端末装置から受信した音声データを編集処理して1つの音声データを生成し、これを各端末装置に返送する。返送された音声データに基づく音声を出力することにより、各端末装置では、通信サーバに接続された端末装置間で会議通話を行うことができる。
このような会議システムにおいて、会議通話中に着信が入った端末装置のユーザは、会議通話用の通話パスを保留にして会議通話から一旦離れることにより、その着信に応答するようにしている(例えば、特許文献2参照。)。これにより、通信サーバには、発信した相手との通話内容が出力されないので、会議通話を邪魔することなくその発信した相手との通話を行うことができる。
特開平7−123090号公報 特開平6−141084号公報
しかしながら、従来のシステムでは、会議通話用の通話パスを一旦保留にすることによって会議通話中に通信サーバ以外の相手との通話を実現するようにしていたので、会議通話者同士で会議通話と別の通話を行った場合、少なくとも二人の会議参加者が保留中の会議通話の内容を聞くことができないため、この二人が会議通話に復帰したときに会議通話の内容に支障を来すおそれがある。
そこで、本願発明は、会議通話中に会議通話の参加者と通話を行っても、会議通話者に聞かれることなく会議通話の参加者と通話を可能にする会議システムおよび端末装置を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係る会議システムは、ネットワークを介して音声データの送受信を行う複数の端末装置と、ネットワークを介して受信した音声データを編集し、この編集した音声データをネットワークに送信するサーバ装置とを備え、ネットワークを介して複数の端末装置とサーバ装置との間で音声データの送受信を行うことにより、複数の端末装置が参加する会議通話を実現する会議システムであって、端末装置は、ネットワークを介して各種情報の送受信を行うインターフェース部と、音声を音声データに変換してインターフェース部に出力する音声データ出力部と、音声データの送受信状態に応じてインターフェース部を制御する制御部とを備え、制御部は、同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、インターフェース部に、音声データ出力部から出力された音声データをサーバ装置に送信させないことを特徴とする。
上記会議システムにおいて、サーバ装置は、同じ会議通話を識別する識別情報を生成し、同じ会議通話に参加する端末装置に送信する識別情報生成部を備え、端末装置は、識別情報に基づいて、音声データを送受信する端末装置が同じ会議通話に参加しているか否かを確認する確認部をさらに備え、制御部は、確認部により確認された同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、インターフェース部に、音声データ出力部から出力された音声データをサーバ装置に送信させないようにしてもよい。
また、上記会議システムにおいて、サーバ装置は、同じ会議通話に参加する端末装置を識別する会議リストを生成し、同じ会議通話に参加する端末装置に送信する識別情報生成部を備え、端末装置は、会議リストに基づいて、音声データを送受信する端末装置が同じ会議通話に参加している端末装置であるか否かを確認する確認部をさらに備え、制御部は、確認部により確認された同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、インターフェース部に、音声データ出力部から出力された音声データをサーバ装置に送信させないようにしてもよい。
また、本発明に係る端末装置は、ネットワークを介して複数の端末装置とサーバ装置との間で音声データの送受信を行うことにより、複数の端末装置が参加する会議通話を実現する会議システムの端末装置であって、ネットワークを介して各種情報の送受信を行うインターフェース部と、音声を音声データに変換してインターフェース部に出力する音声データ出力部と、音声データの送受信状態に応じてインターフェース部を制御する制御部とを備え、制御部は、同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、インターフェース部に、音声データ出力部から出力された音声データをサーバ装置に送信させないことを特徴とする。
本発明によれば、同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行うことにより個別の通話をすると、同じ会議通話に参加している端末装置と通話を行うために音声データ出力部から出力された音声データがサーバ装置に送信されないため、その個別の通話の内容が会議通話に含まれないため、結果として、会議通話者に聞かれることなく会議通話の参加者との個別の通話が可能となる。
[会議システム]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る会議システムは、会議サーバ1と、端末装置2a〜2dと、公知のSIPサーバ3とから構成され、それぞれは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、電話回線等の通信回線からなるネットワーク4を介して接続されている。なお、本実施の形態では、4つの端末装置2a〜2dが設けられているが、端末装置2a〜2dの数量は4つに限定されず、適宜自由に設定することができる。便宜上、以下の説明において、端末装置2a〜2dを端末装置2として説明する。
<会議サーバ>
会議サーバ1は、図2に示すように、I/F部11a〜11dと、編集処理部12と、制御部13とから構成される。
I/F部11a〜11dは、通信回路からなり、通信回線11a−1〜11d−1を介してネットワーク4に接続されている。これにより、ネットワーク4を介して端末装置2およびSIPサーバ3とデータ通信を行い、各装置と音声データや制御信号などの各種データをやりとりする。このようなI/F部11a〜11dは、会議システムに参加する端末装置2の数量だけ設けられる。したがって、図1に示す会議システムの場合、4つの端末装置2a〜2dが設けられているので、図2に示すように4つのI/F部11a〜11dが設けられている。
編集処理部12は、信号処理回路からなり、I/F部11a〜11dから入力された音声データを合成して1つの音声データ(以下、会議データという)を生成し、これをI/F部11a〜11dを介して各端末装置2へ送信する。
制御部13は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、会議サーバ1に設けられた記憶装置(図示せず)から動作プログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラムを協働させ、動作制御部13aおよび識別情報生成部13bを実現させる。
動作制御部13aは、I/F部11a〜11cおよび編集処理部12の動作や端末装置2a〜2cおよびSIPサーバ3との間のデータ通信を制御する。
識別情報生成部13bは、会議サーバ1を介して行われる会議通話や会議通話に参加する端末装置2等を識別するための情報を生成する。本実施の形態では、会議サーバ1により実現される複数の会議通話のうち、何れの会議通話であるかを識別する識別番号(以下、会議番号という)を生成する。生成した会議番号は、この会議番号に対応する会議通話に参加する端末装置2に送信される。
<端末装置>
端末装置2は、I/F部21と、音声処理部22と、操作入力部23と、表示部24と、記憶部25と、制御部26と、HS(Hand Set)27と、SP(Speaker)28とを備えている。
I/F部21は、通信回路からなり、通信回線21aを介してネットワーク4に接続されている。これにより、ネットワーク4を介して会議サーバ1、他の端末装置2およびSIPサーバ3とデータ通信を行い、各装置と音声データや制御信号などの各種データをやりとりする。このようなI/F部21は、同時に複数の通話パスを確立することが可能である。これにより、例えば会議サーバ1と他の端末装置2など、同時に複数の装置との間でデータ通信を行うことができる。
音声処理部22は、信号処理回路からなり、I/F部21から入力された音声データを復号化してHS27またはSP28から出力させるとともに、HS27から入力された音声信号を音声データに符号化してI/F部21に出力する。
操作入力部23は、ダイヤルキーや機能キーやフックスイッチからなり、ユーザの操作を検出して制御部26に出力する。
表示部24は、LED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置からなり、制御部26からの指示に応じて通話状態などの各種可視表示を行う。
記憶部25は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、制御データ25a、識別情報25bおよびプログラム25cを格納する。ここで、制御データ25aは、端末装置2の制御に用いる情報である。また、識別情報25bは、会議サーバ1の識別情報生成部13bにより生成された情報であり、本実施の形態では、端末装置2が参加する会議通話を識別する会議番号から構成される。また、プログラム25cは、端末装置2の動作プログラムであり、予め記憶部25に格納される。なお、プログラム25cは、DVD(Digital Versatile Disk)やCD(Compact Disk)等の記録媒体やネットワークを介して記憶部25に格納するようにしてもよい。
制御部26は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、記憶部25からプログラム25cを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム25cを協働させ、呼制御部26a、確認部26bおよび切替部26cを実現させる。
呼制御部26aは、記憶部25の制御データ25aに基づいてI/F部21や音声処理部22の動作を制御することにより、他の装置との間の呼を制御する。これにより、会議サーバ1を利用した会議通話や他の端末装置との通話が実現される。このような呼制御部26aは、例えば会議サーバ1と他の端末装置2など、同時に複数の呼を制御することができる。
確認部26bは、記憶部25の識別情報25bに基づいて、会議通話中の着信相手や発信相手が同じ会議通話の参加者であるか否かを確認する。
切替部26cは、I/F部21および音声処理部22を制御することにより、I/F部21を介して受信した音声データの出力先、および、送話器27bを介して入力された音声データの送信先を切り替える。
HS(Hand Set)27は、音声処理部22から入力された音声信号を音声に変換して外部に出力する受話器27aと、ユーザ等のから発せられた音声を検出しこれを音声データに変換して音声処理部22に入力する送話器27bとから構成される。
SP(Speaker)28は、音声処理部22から入力された音声信号を音声に変換して外部に出力する。
[会議システムの動作]
次に、図4,図5を参照して、会議通話中における会議通話参加者との通話動作について説明する。
<会議通話開始動作>
まず、図4を参照して、会議通話を開始する際の動作について説明する。この図4においては、端末装置2cが中心となって端末装置2a〜2d間での会議通話を開始する場合を例に説明する。
端末装置2cは、端末装置2a〜2dで会議通話を行う場合、会議通話を行う端末装置2a,2bを順次保留にした後(ステップS1,S2)、会議通話の参加者のうち保留にしていない最後の端末装置2dと通話を行う(ステップS3)。このような状態において、会議通話を要求する旨の操作入力を操作入力部23が検出すると(ステップS4)、制御部26の呼制御部26aは、SIPサーバ3に対して当該会議通話を要求する旨の制御信号(会議要求)を送信する(ステップS5)。
この制御信号を受信すると、SIPサーバ3は、端末装置2a〜2dに対して、会議通話の要求に対して応答し会議サーバ1のIPアドレス等を含む制御信号(会議応答)を送信する(ステップS6〜S9)。また、SIPサーバ3は、会議サーバ1に対して端末装置2a〜2dのIPアドレス等を含む制御信号(会議応答)を送信する(ステップS10)。
制御信号を受信すると、会議サーバ1の制御部13の識別情報生成部13bは、端末装置2a〜2dに対して会議番号を送信する(ステップS11〜S14)。この会議番号は、記憶部25に識別情報25bとして記憶される。
会議番号を受信すると、端末装置2a〜2dの呼制御部26aは、I/F部21、ネットワーク4およびI/F部11a〜11cを介して会議サーバ1との通話パスをそれぞれ形成し、この通話パスを用いて音声データの送受信を行う(ステップS15〜S17)。これにより、端末装置2a〜2cとの間の会議通話が実現される。
具体的には、端末装置2a〜2dのHS27の送話器27bから入力された音声信号は、音声処理部22により音声データに符号化され、I/F部21およびネットワーク4を介して会議サーバ1に送信される。この会議サーバ1において、端末装置2a〜2dから受信した音声データは、端末装置2a〜2dにそれぞれ1対1に対応するI/F部11a〜11dから編集処理部12に入力され、この編集処理部12により1つの音声データからなる会議データに合成される。この会議データは、I/F部11a〜11dから対応する端末装置2a〜2dに送信され、各端末装置2a〜2dの音声処理部22により復号化されてHS27の受話器27aから出力される。これにより、HS27を用いた端末装置2a〜2d間の会議通話が実現される(ステップS19〜S22)。
<通話動作>
次に、図5を参照して、会議通話中の通話動作について説明する。この図5においては、端末装置2a〜2d間で会議通話が行われている際に、端末装置2cから端末装置2dに対して発信する場合を例に説明する。なお、図5において、端末装置2a〜2d間による会議通話を開始するまでの動作(ステップS1〜S21)については、図4と同等の符号を付し、適宜説明を省略する。
端末装置2a〜2dで会議通話が行われている状態において(ステップS18〜S21)、端末装置2dのユーザが同じ会議通話の参加者である端末装置2cのユーザと会議通話とは別に個別に通話を行う場合、例えば保留ボタンを押下することにより会議サーバ1との会議通話を保留にした後、例えば端末装置2dの電話番号をダイヤルするなどの端末装置2dに対する発信操作を行う。これらの操作入力を操作入力部23が検出すると(ステップS31,S32)、制御部26の呼制御部26aは、SIPサーバ3に対して端末装置2cとの通話を要求する旨の制御信号(発信要求)を送信する(ステップS33)。このとき、確認部26bは、当該発信要求に記憶部25に識別情報25bとして記憶された会議番号を付与する。
発信要求を受信すると、SIPサーバ3は、端末装置2cに対して、端末装置2cから通話が要求されている旨を示す制御信号(発信要求応答)を送信する(ステップS34)。この発信要求応答には、IPアドレス等などの発信を行った端末装置2cを識別する情報とともに、端末装置2cから送信された発信要求に付与された会議番号が含まれている。
発信要求応答を受信すると、端末装置2cの確認部26bは、発信を行った端末装置が同じ会議通話の参加者であるか否かを確認する(ステップS35)。この確認は、発信要求応答に含まれる会議番号が、端末装置2cの記憶部25に識別情報25bとして記憶されている会議番号と同一であるか否かを比較することにより行われる。同一である場合、確認部26bは、着信を表示部24に表示させる。一方、同一でない場合、確認部26bは、着信を表示部24に表示させない。これにより、同一の会議通話の参加者のみと通話を行わせることができる。
本実施の形態の場合、会議番号が同一であるので、端末装置2cの確認部26bは、LEDを点灯させたりLCDに着信が入った旨を表示させるなど表示部24に端末装置2dから着信が入った旨を表示させる(ステップS36)。この表示に基づいて、例えば特定のキーを押下するなど端末装置2dからの着信に応答するための操作入力を操作入力部23が検出すると(ステップS37)、端末装置2cの呼制御部26aは、端末装置2cからの着信に応答する旨の制御信号(応答要求)をSIPサーバ3に送信する(ステップS38)。この制御信号を受信すると、SIPサーバ3は、端末装置2dに対して端末装置2cが通話に応じる旨を示す制御信号(応答要求応答)を送信する(ステップS39)。すると、端末装置2cと端末装置2dの呼制御部26aは、I/F部21およびネットワーク4を介して互いの間で通話パスを形成する。
呼制御部26aにより会議サーバ1およびこの会議サーバ1を用いた会議通話に参加している端末装置2と通話パスが確立されると、端末装置2c,2dの切替部26cは、音声処理部22により、会議サーバ1から受信した会議データに基づく音声信号の出力先をHS27の受話器27aからSP28に切り替えるとともに、無音パケットを会議サーバ1に送信させる(ステップS40〜S45)。これにより、端末装置2c,2dのSP28からは、会議サーバ1から受信した会議データに基づく音声信号、すなわち会議通話の音声が出力される。また、会議サーバ1に対しては、端末装置2c,2dのHS27の送話器27bに入力された音声信号に基づく音声データが出力されない。
また、端末装置2c,2dの切替部26cは、音声処理部22により、端末装置2cまたは端末装置2dから受信した音声データに基づく音声信号の出力先をHS27の受話器27aとするとともに、HS27の送話器27bから入力された音声信号に基づく音声データを端末装置2cまたは端末装置2dに送信する。したがって、端末装置2cと端末装置2dとの間で音声データの送受信が行われると(ステップS46)、端末装置2cの送話器27bから入力された音声信号が端末装置2dの受話器27aから出力されるとともに、端末装置2dの送話器27bから入力された音声信号が端末装置2cの受話器27aから出力される。これにより、端末装置2cと端末装置2dの間で、それぞれのHS27を用いた個別の通話が実現される(ステップS47,S48)。
このように、本実施の形態によれば、同じ会議通話に参加している端末装置2cと端末装置2dとの間で会議通話とは別の個別の通話が行われると、会議サーバ1から受信した音声データに基づく音声信号の出力先がHS27の受話器27aからSP28に切り替わり、このSP28から会議通話が出力される。これにより、端末装置2dのユーザは、会議通話を聞くことができるので、会議通話に参加している端末装置2と通話中であっても会議通話の内容について行くことが可能となる。また、端末装置2c,2dの送話器27bに入力された音声信号に基づく音声データは、会議サーバ1に出力されないので、会議サーバ1により生成される会議データには端末装置2c,2dからの音声データが含まれない。これにより、会議通話者に聞かれることなく端末装置2cと端末装置2dとの間の個別の通話が可能となる。
<終話動作>
会議通話中に端末装置2dと個別の通話を行っている端末装置2cにおいて、当該通話を終了する旨の操作入力を操作入力部23が検出すると(ステップS51)、制御部26の呼制御部26aは、SIPサーバ3に対して当該通話を終了する旨の制御信号(終話要求)を送信する(ステップS52)。この制御信号を受信すると、SIPサーバ3は、端末装置2dに対して、端末装置2cとの通話を終話にする旨を示す制御信号(終話要求応答)を送信する(ステップS53)。すると、端末装置2cと端末装置2dとの通話パスが切断され、端末装置2cと端末装置2dとの通話が終了する(ステップS54.S55)。
それぞれ同一の会議通話に参加している端末装置2c,2dの通話が終了すると、端末装置2c,2dの切替部26cは、音声処理部22により、会議サーバ1から受信した会議データに基づく音声信号の出力先をSP28からHS27の受話器27aに切り替えるとともに、HS27の送話器27bから入力される音声信号に基づく音声データの出力先を会議サーバ1に切り替える(ステップS56,S57)。これにより、会議サーバ1と端末装置2c,2dとの間で音声データの送受信が行われると(ステップS58,S59)、端末装置2c,2dの送話器27bから入力された音声信号に基づく音声データが会議サーバ1に出力されるとともに、会議サーバ1から入力された会議データに基づく音声信号が端末装置2c,2dの受話器27aから出力されるので、端末装置2c,2dにおいてHS27を用いた会議通話が実現される(ステップS60,S61)。
このように、本実施の形態によれば、同一の会議通話に参加している端末装置2cと端末装置2dと間の個別の通話が終了すると、端末装置2cおよび端末装置2dは、会議サーバ1から受信した会議データに基づく音声信号の出力先をSP28からHS27の受話器27aに切り替わるとともに、HS27の送話器27bから入力される音声信号に基づく音声データの出力先を会議サーバ1に切り替える。これにより、端末装置2c,2dにより生成された音声データを含む会議データが生成され、これが端末装置2c,2dから出力されるので、端末装置2c,2dのユーザは、会議通話に復帰することができる。このとき、端末装置2c,2dのユーザは、端末装置2cまたは端末装置2dとの通話中に会議通話の内容を聞くことができていたので、会議通話に復帰したときに円滑に会議通話の内容について行くことが可能となる。
なお、本実施の形態では、同一の会議通話の参加者であるか否かを会議番号に基づいて判断するようにしたが、会議リストに基づいて判断するようにしてもよい。この会議リストとは、同一の会議通話に参加する端末装置2の一覧からなり、例えばIPアドレス、電話番号、内線番号、氏名など各端末装置2を識別するための情報を含むものである。このような会議リストは、会議サーバ1の制御部13の識別情報生成部13bにより、SIPサーバ3から受信する情報に基づいて生成することができる。
本実施の形態において、上記会議リストを用いる場合は、会議サーバ1の識別情報生成部13bにより会議リストを生成し、これを上記ステップS11〜S14で端末装置2a〜2dに送信して端末装置2a〜2dの記憶部25に記憶させる。
会議リストを用いて発信操作を行う場合、端末装置2a〜2dの確認部26bは、会議リストに基づいて同一の会議通話の参加者を表示部24に表示させ、この中から通話を行う端末装置2a〜2dをユーザに選択させる。発信する端末装置を特定するユーザの操作入力を操作入力部23が検出すると、制御部26の呼制御部26aは、SIPサーバ3に対してユーザが選択した端末装置2との通話を要求する旨の制御信号(発信要求)を送信する。このようにすることにより、会議通話の参加者と通話を行うことが可能となる。
一方、会議リストを用いて着信応答操作を行う場合、端末装置2a〜2dの確認部26bは、会議リストに基づいて着信が入った相手装置が会議通話の参加者であるか否かを判断する。この判断は、着信が入った相手装置が会議リストに含まれているか否か比較することにより行われる。確認部26bは、会議リストに含まれる場合には着信を表示部24に表示させ、会議リストに含まれない場合には着信を表示部24に表示させない。このようにしても、同一の会議通話の参加者のみと通話を行わせることができる。
また、本実施の形態においては、4つの端末装置2a〜2dにより会議通話を行うようにしたが、会議通話に参加する端末装置の数量は4つに限定されず、適宜自由に設定することができる。
また、本実施の形態においては、会議通話中にこの会議に参加している端末装置2と通話を行う場合、会議データに基づく音声信号をSP28から出力するようにしたが、HS27の受話器27aから通話相手の端末装置2から受信する音声データに基づく音声信号と混ぜて出力するようにしてもよい。また、音声処理部22において、音声データおよび音声信号のやりとりを行う通話パスを切り替えながら、会議データに基づく音声信号をSP28から出力するようにしてもよい。これにより、複数の通話パスは確立しているものの、一度に出力することができる音声信号の数が限られている場合であっても、会議通話中に通話の内容を聞かれることなく他の相手と通話を行うことが可能となる。
本発明は、同時に複数の装置と音声データの送受信を行うことができるシステムや端末装置に適用することができる。
本発明に係る会議システムの構成を示す模式図である。 会議サーバの構成を示すブロック図である。 端末装置の構成を示すブロック図である。 会議通話を開始する際の動作を示すタイミングチャートである。 会議通話中に発信を行った端末装置の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…会議サーバ、2,2a〜2d…端末装置、3…SIPサーバ、4…ネットワーク、11a〜11d…I/F部、11a−1〜11d−1…通信回線、12…編集処理部、13…制御部、13a…動作制御部、13b…識別情報生成部、21…I/F部、21a…通信回線、22…音声処理部、23…操作入力部、24…表示部、25…記憶部、25a…制御データ、25b…識別情報、25c…プログラム、26…制御部、26a…呼制御部、26b…確認部、26c…切替部、27…HS、27a…受話器、27b…送話器、28…SP。

Claims (4)

  1. ネットワークを介して音声データの送受信を行う複数の端末装置と、前記ネットワークを介して受信した音声データを編集し、この編集した音声データを前記ネットワークに送信するサーバ装置とを備え、前記ネットワークを介して前記複数の端末装置と前記サーバ装置との間で音声データの送受信を行うことにより、前記複数の端末装置が参加する会議通話を実現する会議システムであって、
    前記端末装置は、
    前記ネットワークを介して各種情報の送受信を行うインターフェース部と、
    音声を音声データに変換して前記インターフェース部に出力する音声データ出力部と、
    音声データの送受信状態に応じて前記インターフェース部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、前記インターフェース部に、前記音声データ出力部から出力された音声データを前記サーバ装置に送信させない
    ことを特徴とする会議システム。
  2. 前記サーバ装置は、
    同じ会議通話を識別する識別情報を生成し、前記同じ会議通話に参加する端末装置に送信する識別情報生成部
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記識別情報に基づいて、音声データを送受信する端末装置が同じ会議通話に参加しているか否かを確認する確認部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記確認部により確認された同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、前記インターフェース部に、前記音声データ出力部から出力された音声データを前記サーバ装置に送信させない
    ことを特徴とする請求項1記載の会議システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    同じ会議通話に参加する端末装置を識別する会議リストを生成し、同じ会議通話に参加する端末装置に送信する識別情報生成部
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記会議リストに基づいて、音声データを送受信する端末装置が同じ会議通話に参加している端末装置であるか否かを確認する確認部をさらに備え、
    前記制御部は、前記確認部により確認された同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、前記インターフェース部に、前記音声データ出力部から出力された音声データを前記サーバ装置に送信させない
    ことを特徴とする請求項1記載の会議システム。
  4. ネットワークを介して複数の端末装置とサーバ装置との間で音声データの送受信を行うことにより、複数の端末装置が参加する会議通話を実現する会議システムの端末装置であって、
    前記ネットワークを介して各種情報の送受信を行うインターフェース部と、
    音声を音声データに変換して前記インターフェース部に出力する音声データ出力部と、
    音声データの送受信状態に応じて前記インターフェース部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、同じ会議通話に参加している端末装置と音声データの送受信が行われると、前記インターフェース部に、前記音声データ出力部から出力された音声データを前記サーバ装置に送信させない
    ことを特徴とする端末装置。
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