JP2004015359A - 通信装置 - Google Patents

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Mitsuru Morimoto
森本 充
Hideko Sumimura
住村 日出子
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】容易に相手側毎の会話を聞くことが可能な通信装置を提供する。
【解決手段】複数の相手側と会話を行う際に、相手側のMACアドレスと使用CODEC種別をメモリに格納し(S100ステップ)、話者選択キーが押下され、ユーザが録音したい相手先が指定され(S103ステップ)、録音キーが押下されると(S105ステップ)、MACアドレスと使用するCODEC識別子と相手側の音声メッセージデータとをメモリに格納し(S108ステップ)、録音停止キーの押下により録音を停止する(S109、S101ステップ)。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にVOIP電話装置等の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、音声データをパケットデータに変換して、IP(InternetProtocol)網上でパケットデータを送信することにより、IP網を用いた通話を可能としたVoIP(Voice Over Internet Protocol)電話装置が製品化されている。
【0003】
上記VoIP電話の呼制御プロトコルとしては、ITU−T(International Telecommunication Union−Telecommunication Sector)標準のH.323や、IETF(Internet Engineering Task Force)標準化のSIP(Session Initiation Protocol)等が挙げられる。
【0004】
上記H.323では、データはバイナリ形式で記載され、上記SIPではデータはテキスト形式で記載される。又、データの送信時には、H.323では、データを符号化してビット列にしてからIPパケットで送信するのに対し、SIPではテキストデータのままIPパケットでデータを送信することが可能である。
【0005】
上述した例えばSIPのような呼制御プロトコルによりVoIP電話間で呼を確立し、VoIP電話装置間でテレビ会議を行うことも可能である。
【0006】
図1は、VoIP電話間でテレビ会議を行う為のシステム図である。
【0007】
図1において、自端末であるVoIP電話機10と、複数のVoIP電話機A〜Cは、IP網200と接続されており、更に、IP網200には、SIPサーバ300が接続されている。上記SIPサーバ300は、クライアントがアドレスを登録する為のレジスタサーバ、クライアントの代わりにアドレスを検索する為のプロキシサーバ、クライアントから受信した接続要求のメッセージを他のアドレスに転送する際に、受信したアドレスを転送先のアドレスに書き換えて送信する為のリダイレクトサーバ、更には、クライアントが指示する送信先のアドレスを参照する為のデータベースであるロケーションサーバの機能を有している。
【0008】
図2は、図1に示すシステムにおいて、SIPサーバ300を介して各VoIP電話機が接続する為のシーケンス図である。
【0009】
自端末10と端末Aとが接続する際には、先ずS1ステップにおいて、自端末10からSIPサーバ300へINVITE信号を送信する。SIPサーバ300は、上記INVITE信号を受信することにより、上記自端末10の代わりに端末Aのアドレス先へ接続する為にINVITE信号を端末A宛てへ送信すると共に、SIPサーバ300と相手端末Aとの接続を実行中であることを示すTRYING信号を自端末10へ送信する。
【0010】
尚、上記INVITE信号の中には、自端末10が指定するCODEC種別(例えば、ITU−Tが定めるG.711やG.729等)のデータが含まれている。
【0011】
S2ステップでは、相手端末Aは、端末Aのユーザを呼び出し中である(呼出し音を送出中である)ことを示すRINGING信号をSIPサーバ300へ送り、SIPサーバ300は上記RINGING信号を受信すると、RINGING信号を自端末10へ送信する。
【0012】
続いて、相手端末Aのユーザが呼出し音に応答すると、相手端末AからSIPサーバ300へユーザが応答したことを示す200OK信号を送信し、上記SIPサーバ300は、上記200OK信号の受信に応答して自端末10へ上記200OK信号を送信する。
【0013】
尚、上記200OK信号の中には、相手端末Aが自端末10に対して使用するCODEC種別のデータが含まれている。
【0014】
S3ステップにおいて、上記自端末10は、上記200OK信号の受信に応答して、ACK信号をSIPサーバ300へ送信し、上記ACK信号を受信したSIPサーバ300は、ACK信号を相手端末Aへ送信する。
【0015】
その後、自端末10と相手端末Aとの間で通信が開始される。
【0016】
尚、自端末10と相手端末Bとの間で接続をする際には、上記S1〜S3ステップと同様にして接続が行われ(S4〜S6ステップ)、自端末10と相手端末Cとの間で接続をする際にも、上記S1〜S3ステップと同様にして接続が行われる(S7〜S9ステップ)。
【0017】
このようにして、自端末10と相手端末A〜Cが接続される。続いて、自端末10は、上記端末A〜Cから送られてくる音声メッセージを含んだパケットデータを受信し、上記パケットデータのヘッダを参照することにより、受信したパケットデータを送信した相手側毎に再構築し、スピーカから出力することにより、相手端末A〜Cから送られてくる音声メッセージを出力し、自端末10と相手端末A〜Cとの間で会議を行うことができる。
【0018】
尚、自端末10側での音声メッセージの再生時には、夫々のメッセージを上記S2、S5、S8ステップにおいて格納したCODEC識別子に対応した音声圧縮、伸長方式により圧縮、伸長を行い、再生する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
このような会議システムにおいては、SIPサーバ300を介して複数の相手端末の通話データが1つのセッションとしてまとめて送信される為、自端末10側のユーザは、複数の相手側が同時に話をしているように聞こえてしまう。この為、誰が何を話をしているかわからないという問題がある。また、複数の相手の会話をまとめて録音した内容を再生した場合においても、同様に誰が何を話しているのかわからないという問題が発生する。この為、例えば録音内容から議事録を作成する場合には、だれが何を話しているかわからない為に議事録を作成できないこととなる。
【0020】
又、相手側からの音声信号をそのまま回線上で送信する、通常の公衆回線を用いた電話に対して、音声信号をパケットデータとして送信するVoIP電話機では、音声データの劣化が問題となっており、このようなVoIP電話機においては、複数の相手側からの音声を正確に聞くことは困難である。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決する為のものであり、請求項1記載の通信装置は、複数の相手と同時に通話可能であり、送受信手段と、格納手段と、上記送受信手段が受信した音声データを相手毎に上記格納手段に格納するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0022】
請求項2記載の通信装置は、音声データを送受信する送受信手段と、該送受信手段が受信した音声データを格納する格納手段と、該格納手段に格納する音声データの相手側のアドレスを指定する入力手段と、制御手段とを有し、上記制御手段は、上記送受信手段による音声データの送受信中に、上記入力手段から音声データを格納する相手側のアドレスの指定があると判定すると、上記送受信手段が受信している音声データの中から、上記入力手段により指定された相手側のアドレスの音声データのみ上記格納手段に格納するよう制御することを特徴とする。
【0023】
請求項3記載の通信装置は、請求項1又は2に記載の通信装置であって、上記格納手段には、MACアドレスと該MACアドレスに対応する音声メッセージ及びCODEC識別子が格納されることを特徴とする。
【0024】
請求項4記載の通信装置は、請求項1〜3に記載の通信装置であって、上記送受信手段は、音声データをパケットデータとして送受信することを特徴とする。
【0025】
請求項5記載の通信装置は、請求項1〜4に記載の通信装置であって、上記通信装置は、VoIP電話機であることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明を適用してなる実施例装置では、複数の相手側からの音声データを相手側毎に格納し、再生時には、指定した相手側の音声データのみを再生するものである。
【0027】
図1は、本実施例装置を使用する際のシステム図であり、図2は、上記図1のシステム図における接続手順を示すシーケンス図である。尚、図1及び図2の説明は従来技術と同じである為、省略する。
【0028】
図3は、本実施例装置の斜視図であり、図4は、本実施例装置のブロック図である。
【0029】
図4において、制御部100は、以下に示す各回路の制御を司る。
【0030】
DSP(Digital Signal Processor)110は、データの圧縮、伸長、パケット化、パケットデータの分解等を行う。
【0031】
IP網I/F部120では、データフレームの識別や転送等を行い、例えば、データリンクに接続されているノードを識別するためのMACアドレスの識別等を行う。
【0032】
第1格納部130は、例えばRAM(Randum Access Memory)からなり、ワークエリアとして使用される。
【0033】
第2格納部140は、例えばフラッシュメモリからなり、図5に示す如くプログラムデータを格納する領域141、電話帳データを格納する領域142、その他、MACアドレスや後述するCODEC識別子等を一時的に格納する領域143、音声メッセージデータを格納する領域144を有する。
【0034】
尚、上記電話帳データとして、相手側の電話番号データ(例えば、050−123−45678@ABCD.co.jp;user=phone)や、IPアドレス、MACアドレス等が格納される。
【0035】
又、上記第2格納部140の音声メッセージデータを格納する領域では、データは図5に示すような格納形態で格納される。図5において、アドレスの先頭から順に、送信元のMACアドレス、使用するCODEC識別子、録音する時刻データ、音声メッセージデータが格納されている。上記音声メッセージデータは、MACアドレスに対応して格納されている為、誰からの音声メッセージがどの領域に格納されているかは、上記送信元のMACアドレスから検索することが可能である。
【0036】
外部I/F150は、例えば、シリアルインターフェイスから構成され、外部端末と通信を行う。
【0037】
表示部160は、例えば液晶表示装置からなり、電話番号データや文字データ等を表示する。
【0038】
入力部170は、図3の斜視図に示す如く、テンキー171、話者選択キー172、録音キー173、再生キー174、停止キー175、一時停止キー176等からなる。
【0039】
上記話者選択キー172は、再生する音声メッセージを選択する為のキーであり、上記録音キー173は、会議内容を録音開始指示する為のキーである。又、上記再生キー174は、録音された音声メッセージを再生開始指示する為のキーであり、停止キー175は、音声メッセージの再生動作を停止指示する為のキーである。更に、一時停止キー176は、音声メッセージの再生を一時的に停止する為のキーである。
【0040】
スピーカ180は、呼出音を出力する。
【0041】
マイク190は、ユーザが発する音声信号を入力する為のマイクである。スピーカ200は、IP網を介して入力した相手側からの音声信号を出力する為のスピーカである。上記マイク190とスピーカ200は、自端末10のユーザが他の端末A〜Cと会議を行う際に使用する。
【0042】
ハンドセット210は、IP網を介して接続された相手側と会話を行う際に使用するハンドセットである。
【0043】
ADC(Analog Digital Converter)220は、マイク190或いはハンドセット210から入力した音声信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換して上記DSP110へ出力し、又、上記DSP110からのデジタル信号をアナログ信号に変換して上記スピーカ200又は上記ハンドセット210へ出力する。
【0044】
次に、本実施例装置の動作について以下に説明する。
【0045】
図6は、本実施例装置の録音動作を示すフロー図である。
【0046】
先ず、S100ステップでは、図2に示す接続手順により、自端末10とVoIP電話機A〜Cとの間で接続を行う。尚、この接続手順は、従来技術で説明した接続手順と同一である為、説明を省略する。又、VoIP電話機A〜Cとの接続手順中(図2に示すS2、S5、S8ステップに対応)に、接続した相手側からの200OK信号に含まれている使用CODEC種別を示すデータと、MACアドレスを第2格納部140の領域143に格納する。
【0047】
続いて、S101ステップにおいて、制御部100は、全ての端末A〜Cと接続が完了したと判定すると、S102ステップへ処理を進め、そうでなければS100ステップへ処理を戻す。
【0048】
S102ステップでは、制御部100は、相手側端末A〜Cとの会話を開始すべく制御を行う。具体的には、制御部100は、IP網I/F部120を介してIP網から受信した各々の端末からのパケットデータを、DSP110にて、パケットデータの先頭に付されたヘッダの情報を基に各端末毎にパケットデータを再構築させると共に、再構築されたパケットデータの先頭に付されたCODEC識別子の示す伸長、圧縮方式毎に相手側の音声メッセージを音声伸長し、伸長した信号をADC220にてアナログ信号に変換してスピーカ200から出力する。この為、スピーカ200からは、全ての端末A〜Cから送信される音声データが出力される。
【0049】
S103ステップでは、制御部100は、話者選択キー172が押下されたと判定するとS104ステップへ処理を進める。
【0050】
尚、上記話者選択キー172が押下される度に、表示部には“全員”、“端末A”、“端末B”、“端末C”、“自端末10”、“全員”とサイクリックに切り替わる。ユーザは、選択キーを押下し表示を切替えることにより相手側を選択することができる。
【0051】
S104ステップでは、制御部100は、上記S103ステップにて選択された話者の端末が端末A、B、C又は全ての端末であると判定するとS105ステップへ処理を進め、そうでなければS112ステップへ処理を進める。
【0052】
S105ステップでは、制御部100は、録音ボタンが押下されたと判定するとS106ステップへ処理を進める。
【0053】
S106ステップでは、制御部100は、第2格納部140の領域143に格納されているMACアドレスの内、録音する相手側の端末のMACアドレス(例えば、端末A)を第2格納部140の領域144に格納し、S107ステップへ処理を進める。
【0054】
S107ステップでは、制御部100は、第2格納部140の領域143に一時保存したCODEC識別子を第2格納部140の音声メッセージ格納領域144に格納し、S108ステップへ処理を進める。
【0055】
S108ステップでは、制御部100は、録音する相手側の端末(例えば、端末A)からの音声パケットデータを第2格納部140に格納する。具体的には、制御部100は、I/F部を介してIP網から受信した各々の端末からのパケットデータの内、パケットデータの先頭に付されたヘッダを参照することにより、録音する相手側の端末(例えば、端末A)からのパケットデータのみを取出して上記第2格納部140に格納する。この時、第2格納部には、例えば図5に示す如く、上記S106ステップにて格納したMACアドレス(例えば、端末Aのアドレス)と、上記MACアドレスに対応するCODEC識別子と、上記音声データを格納した時刻を示すデータ及び上記マックアドレスに対応する音声データ(例えば、端末Aの音声データ)を格納する。尚、上記時刻データは、制御部100内にある計時回路(図示せず)の計時する時刻データが格納される。
【0056】
続くS109ステップでは、制御部100は、入力部から停止ボタンの押下があると判定すると、S110ステップへ処理を進め、そうでなければS107ステップへ処理を戻す。
【0057】
S110ステップでは、制御部100は、録音処理を停止し、S111ステップへ処理を進める。
【0058】
S111ステップでは、制御部100は、入力部から再度停止キー175の押下があると判定すると録音処理を一時停止し、そうでなければS103ステップへ処理を戻す。
【0059】
S112ステップでは、制御部100は、録音キー173が押下されたと判定するとS113ステップへ処理を進める。
【0060】
S113ステップでは、制御部100は、第2格納部140の自身のデータを格納する領域142から、自身のMACアドレスを第2格納部140の音声メッセージを格納する領域144に複製、格納し、S114ステップへ処理を進める。
【0061】
S114ステップでは、制御部100は、第2格納部140の自身のデータを格納する領域から、音声メッセージを格納する領域へ自身のCODEC識別子を複製、格納し、S115ステップへ処理を進める。
【0062】
S115ステップでは、制御部100は、自端末10のユーザが発する音声信号を第2格納部140に格納する。具体的には、制御部100は、マイク190から入力された音声信号を、ADC220にてデジタル信号化し、DSP110にて、上記音声信号を上記第2格納部140の音声メッセージを格納する領域144に格納されたCODEC識別子の示す音声圧縮方式にて音声圧縮し、圧縮した音声メッセージを上記S113ステップで格納したMACアドレスと共に第2格納部の音声メッセージ格納領域144に格納する。続いて制御部100は、S109ステップへ処理を進める。
【0063】
続くS116ステップでは、制御部100は、入力部から停止ボタンの押下があると判定すると、S110ステップへ処理を進め、そうでなければS114ステップへ処理を戻す。
【0064】
S117ステップでは、制御部100は、入力部から通話の終了を示す操作があると判定すると処理を終了し、そうでなければS102ステップへ処理を戻す。
【0065】
このようにして、選択された相手側からの音声データが、MACアドレスと共に第2格納部140に格納される。
【0066】
尚、全てのユーザの音声メッセージを一度に格納すると、音声メッセージデータを格納するのに多くのメモリ容量を費やしてしまう。この為、本実施例では、メモリの容量をできるだけ費やさない為に指定された相手側の音声メッセージデータのみを格納する構成としている。
【0067】
次に、録音した音声データを再生する際の動作について以下に説明する。
【0068】
図7は、音声データ再生する際の動作を示すフロー図である。
【0069】
先ず、S120ステップでは、制御部100は、話者選択の操作があると判定するとS121ステップへ処理を進める。具体的には、上記話者選択キー172が押下される度に、制御部100は、表示部160に“全員”、“端末A”、“端末B”、“端末C”、“自端末10”、“全員”とサイクリックに切り換え表示する。この為、ユーザは、話者選択キー172を押下し表示を切替えることにより相手側を選択することができる。
【0070】
S121ステップでは、制御部100は、再生キー174が押下されたと判定するとS122ステップへ処理を進める。
【0071】
S122ステップでは、制御部100は、表示部160に表示されている相手側に対応するMACアドレスを、第2格納部140の音声メッセージ格納領域144から読み出したと判定するとS125ステップへ処理を進め、そうでなければS123ステップへ処理を進める。
【0072】
S123ステップでは、制御部100は、他に表示部160に表示されている相手側に対応する音声メッセージデータがあると判定するとS122ステップへ処理を戻し、そうでなければ、S124ステップへ処理を進める。
【0073】
尚、上記S122、S123ステップにおいて、このようなMACアドレスの比較処理を行うのは、上記S120ステップで選択された話者のデータが第2格納部に格納されているか否かを判定する為である。
【0074】
S124ステップでは、制御部100は、表示部に“データなし”と表示させ、処理を終了する。
【0075】
S125ステップでは、制御部100は、上記S122ステップにて一致したMACアドレスに対応するCODEC識別子を第2格納部140の音声メッセージ格納領域144から読み出し、S126ステップへ処理を進める。
【0076】
S126ステップでは、制御部100は、上記S120ステップにおいて選択された話者の音声メッセージの再生処理を行う。具体的には、制御部100は、上記S122ステップにて一致したMACアドレスに対応する相手側の音声メッセージのデータを第2格納部140の領域144から読み出し、DSP110に、上記S125ステップにおいて読み出したCODEC識別子による伸長方式により伸長を行わせ、ADC220により伸長した音声信号をアナログ信号に変換させ、スピーカ200から出力させる。
【0077】
尚、上記S126ステップにおいて再生される音声メッセージの話者(送信元)が、端末A〜C、或いは自端末10である場合には、夫々のMACアドレスに対応する音声メッセージが再生されることとなり、一方、全ての端末からの音声メッセージを再生する再には、第2格納部140の領域144のMACアドレスを格納する領域に、端末A〜Cおよび自端末10のMACアドレスが格納された音声メッセージデータを再生することとなる。
【0078】
S127ステップでは、制御部100は、一時停止キー176の押下があると判定すると、S128ステップへ処理を進め、そうでなければ、S131ステップへ処理を進める。
【0079】
S128ステップでは、制御部100は、再生している音声メッセージの停止処理を行う。具体的には、制御部100は、第2格納部140からの音声メッセージの読み出しを一旦停止すると共に、再生を一時停止した音声メッセージが格納されているアドレス番号を第1格納部130に格納する。
【0080】
続くS129ステップでは、制御部100は、再生キー174の押下があると判定すると、上記S128ステップにて格納したアドレス番号から音声メッセージの再生をすべくS125ステップへ処理を戻し、一方、再生キー174の押下を判定しなければ、S130ステップへ処理を進める。
【0081】
S130ステップでは、制御部100は、停止キー175の押下があると判定すると、再生処理を終了し、そうでなければ、S129ステップへ処理を戻す。
【0082】
S131ステップでは、制御部100は、音声メッセージの再生が終了したと判定すると、音声メッセージの再生処理を終了し、一方、そうでなければ、S132ステップへ処理を進める。
【0083】
S132ステップでは、制御部100は、停止キー175の押下があると判定すると音声メッセージの再生処理を終了し、そうでなければ、S122ステップへ処理を戻し、音声メッセージの再生処理を継続する。
【0084】
このように、本実施例装置では、複数の相手側から送信されるパケットデータの内、所望の相手側のパケットデータのみ取出し、相手側のMACアドレスに対応付けて格納可能としている為、ユーザが選択した話者毎に音声メッセージを録音することが可能である。又、音声メッセージの再生時には、ユーザが選択した話者の音声メッセージのみ再生することが可能である。
【0085】
この為、ユーザは話者を選択して音声メッセージを聞くことが可能であり、誰が何を話したかを容易に理解することができる。又、会議通話にける議事録を文書化したい場合には、話者毎に音声メッセージを聞くことが可能であるので、容易に会議内容を理解し、書き留めることが可能である。
【0086】
尚、このような効果は、パケットデータを送信して通話を行う為に、通話品質が問題となっているVoIP電話機においては、特に効果を発揮するものである。
【0087】
又、本実施例では、VoIP電話機について実施したが、音声データをパケットデータとして送受信する装置、拡散符号を付して送信したデータを逆拡散符号により再生する装置等、複数ユーザからのデータを受信し、ユーザ毎にデータを取出す装置であれば、これに限定するものではない。
【0088】
【発明の効果】
本発明は、容易に相手側の会話を聞き取ることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる実施例装置のシステム図である。
【図2】図1のシステム図における接続シーケンス図である。
【図3】本実施例装置の外観斜視図である。
【図4】本実施例装置のブロック図である。
【図5】第2格納部140の格納形態を示す図である。
【図6】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図7】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 CPU
110 DSP
120 IP網I/F部
140 第2格納部
190 マイク
200スピーカ
220 ADC

Claims (5)

  1. 複数の相手と同時に通話可能であり、送受信手段と、格納手段と、上記送受信手段が受信した音声データを相手毎に上記格納手段に格納するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 音声データを送受信する送受信手段と、該送受信手段が受信した音声データを格納する格納手段と、該格納手段に格納する音声データの相手側のアドレスを指定する入力手段と、制御手段とを有し、
    上記制御手段は、上記送受信手段による音声データの送受信中に、上記入力手段から音声データを格納する相手側のアドレスの指定があると判定すると、上記送受信手段が受信している音声データの中から、上記入力手段により指定された相手側のアドレスの音声データのみ上記格納手段に格納するよう制御することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通信装置であって、
    上記格納手段には、MACアドレスと該MACアドレスに対応する音声メッセージ及びCODEC識別子が格納されることを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1〜3に記載の通信装置であって、
    上記送受信手段は、音声データをパケットデータとして送受信することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1〜4に記載の通信装置であって、
    上記通信装置は、VoIP電話機であることを特徴とする通信装置。
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