JPH08163523A - 端末装置及びその装置を備えた電子会議システム - Google Patents

端末装置及びその装置を備えた電子会議システム

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JPH08163523A
JPH08163523A JP6296665A JP29666594A JPH08163523A JP H08163523 A JPH08163523 A JP H08163523A JP 6296665 A JP6296665 A JP 6296665A JP 29666594 A JP29666594 A JP 29666594A JP H08163523 A JPH08163523 A JP H08163523A
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JP6296665A
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Kenichiro Tanaka
賢一郎 田中
Hiroaki Sato
宏明 佐藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末間の通信ツールの回線の接続状態を様々
に、所望のタイミングで設定するできるようにした端末
装置及びそれを備えた電子会議システムを提供すること
である。 【構成】 遠隔に存在する端末間で情報を通信するため
の端末装置において、通信ツールにより使用される回線
の接続状態を設定する接続状態操作・管理部104と、
接続状態操作・管理部104により設定された内容に従
って回線の接続を変更する接続変更部105と、接続状
態操作・管理部104により設定された内容を他の端末
に出力する接続状態変更伝達部106と、他の端末から
の回線の接続変更内容を入力する接続状態変更通知部1
07とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔地点に存在する端
末間で行われる協調作業を支援する端末装置及びその端
末装置を備えた電子会議システムに関し、特に回線の接
続状態の変更に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4の4−1に示されるように、従来の
電子会議システムでは、全ての参加者の間(端末間)
で、かつ電子会議で使用される全てのツールについて、
相互に回線が張られており、この回線の接続状態をユー
ザが自由に変更することはできなかった。
【0003】つまり、従来の電子会議システムにおいて
は、各端末の操作はいかなるツールにおいても他の端末
へ反映されていた。例えば、ある端末の参加者が音声通
信ツールを用いて発言したことは、回線が結ばれている
他の全ての端末へ送信されていた。また、ある端末の参
加者が共有テキストツールに書き込んだことは、他の端
末の参加者全員に反映されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際に行わ
れる会議は次のように大きく3つに分類できる。
【0005】(1)講演型(図4の4−2参照) 講演者が一人いて、他の全員が聴衆であるような場合で
ある。例えば、学校の授業がこの分類に属する。
【0006】このような講演型会議の場合、講演者が聴
衆に対して話をすることはあるが、聴衆が講演者に対し
て話をすることは許されない。しかし、質疑応答などの
時は、聴衆が講演者に対して発言することも有りうる。
【0007】(2)討論型(図4の4−1参照) 講演者と聴衆との区別がなく、会議に参加している全員
が発言を許されるような場合である。ブレーンストーミ
ング、ディスカッションなどがこの分類に属する。この
ような討論型会議の場合、会議の刻口者全員が発言を許
され、他の参加者全員の発言を聞くことができる。
【0008】(3)複合型(図4の4−3参照) 上記(1)と(2)の複合型であり、ある参加者数名で
討論型会議を行っており、他の参加者はその討論会の聴
衆となるような場合である。パネルディスカッシヨンな
どがこの分類に属する。
【0009】上述したように現実に行われる会議には様
々な形態が存在する。しかも、電子会議システムでは、
現実の会議では実現不可能である共有ウインドウツー
ル、共有テキストツールなど様々なツールが使用可能と
なり、さらに一人の参加者が同時に複数の会議に出席す
ることも可能となる。そのため、電子会議は非常に多様
な形態をとるようになる。
【0010】しかし、従来の電子会議システムでは、こ
のような多様な形態の電子会議を実現するための手段が
整理されておらず、回線の接続状態を参加者が自由に変
更する手段は提供されていなかった。そのため、参加者
全員の間を相互に接続する上記(2)の討論型会議以外
は実現できないという欠点があった。
【0011】しかも、現実の会議では上記(2)の形態
に於ても、図4の4−4に示されるように、近くの席に
座っている参加者とのみ話をするという、秘話通信が頻
繁に行われる。従来の電子会議システムではこのような
秘話通信を行うことも不可能であった。
【0012】秘話通信を実現するために、メインの会議
の中で別の会議を新たに開始するという方法も存在する
が、この方法によるとわざわざ新たに会議を設定しなく
てはならない。そのうえ、メインの会議で使用している
ツールを秘話通信のために使えないという事態も生じう
る。つまり、メインの会議でマイクを使っている場合に
は秘話通信に音声ツールは使用できない。
【0013】上述したように従来のシステムでは、単純
な回線接続形態しかサポートされていなかったため、本
来の電子会議システムの目的である『現実に行われる会
議の代わりとなる』という目的を十分に果たすことがで
きていなかった。
【0014】上述したような背景から本願発明は、端末
間の通信ツールの回線の接続状態を様々に、所望のタイ
ミングで設定するできるようにした端末装置及びそれを
備えた電子会議システムを提供することを目的とする。
【0015】尚、本発明の他の目的は以下の明細書の記
載から明らかとなるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願は斯かる目的下にそ
の一つの発明として、遠隔に存在する端末間で情報を通
信するための端末装置において、通信ツールにより使用
される回線の接続状態を設定する設定手段と、前記設定
手段の設定された内容に従って回線の接続を変更する変
更手段と、前記設定手段により設定された内容を他の端
末に出力する出力手段と、他の端末からの回線の接続変
更内容を入力する入力手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0017】
【実施例】
〈第1の実施例〉図1は、本発明にかかる第1の実施例
である電子会議システムの構成ブロック図である。
【0018】図1において、101は電子会議システム
である。
【0019】102は電子会議システム101で使用さ
れるツール、103は不図示の操作部を用いて入力され
るユーザからの回線接続状態の変更要求を待機する接続
状態変更要求部、104は接続変更部105に対して接
続状態の変更を指示する接続状態操作・管理部、105
は接続状態操作・管理部104の指示通りにツールの入
出力を他の会議参加者の端末に接続する接続変更部であ
り、送信先が2箇所以上の場合はデータを複製して送信
することもできる。
【0020】106は接続状態操作・管理部104によ
リデータの送信先が変更された場合に、変更されたデー
タ送信先端末に通知するための接続状態変更伝達部であ
る。
【0021】107は他の端末から自端末が送信対象に
なったことの情報を入力する接続状態変更通知部であ
る。つまり、どのユーザからどのツールを使った接続要
求があったかという情報を入力する入力部である。この
情報を受けてからの処理はユーザが決定する。
【0022】以下、図5および図6を用いて、本実施例
の動作手順について説明する。
【0023】図5は、接続状態変更要求部103の動作
を示すフローチヤートである。
【0024】図5において、まずステップS502では
ユーザの接続状態変更の要求受け取る。次に、ステップ
503ではユーザからの入力を調べ、ユーザからの入力
が不図示の操作部による接続状態変更要求ボタンの押下
である場合、ステップ504に進み、接続状態操作・管
理部104を起動する。
【0025】一方、ステップ503においてユーザから
の入力が接続状態変更要求ボタンの押下でない場合は、
ステップ505に進んで接続状態変更要求部103によ
る処理を終了する。
【0026】図6は、接続状態操作・管理部104の動
作を示すフローチヤートである。
【0027】図6において、まずステップ602では不
図示の表示部に接続状態変更パネルをポップアップす
る。
【0028】ここで接続状態変更パネルの例を図10に
示す。
【0029】図10において、10−01は自端末から
データを送り出す相手端末先である、データ送信先のリ
ストである。10−02は自端末宛にデータを送ってく
る相手先端末である、データ受信元のリストである。こ
れらリスト中の選択された項目は反転表示されている。
10−03は送信先と受信元の選択が完了した際に押下
されるOKボタン、10−04は接続状態の変更を途中
で中止するためのCancelボタンである。
【0030】図6の説明に戻り、接続状態変更パネルを
ポップアップした後、ステップ603で電子会議の参加
者を送信先リスト10−01に、ステップ604で受信
元リスト10−02に設定する。ステップ605でCa
ncelボタン10−04の押下の有無を調べ、押下さ
れた場合にはステップ606に進み、接続状態変更パネ
ルをポップダウンする。そして、ステップ607に進
み、接続状態操作・管理部104の処理を終了する。
【0031】一方、ステップ605でCancelボタ
ン10−04の押下が無いと判断した場合には、ステッ
プ608でリスト項目を選択するイベントの有無を調べ
る。リスト項目を選択するイベントが検知された場合に
はステップ609に進み、選択された項目の表示色を反
転表示し、選択済み状態とする。
【0032】一方、ステップ608でリスト項目を選択
するイベントが検知されなかった場合にはステップ61
0に進み、OKボタン10−03が押下されたかどうか
調べる。押下されていないと判断した場合にはステップ
605へ戻る。
【0033】一方、ステップ610でOKボタン10−
03が押下されたと判断した場合には、ステップ611
で送信先項目と受信元項目のどちらかが選択済みである
かどうか調べる。項目が全く選択されていない場合に
は、接続状態の変更ができないのでステップ605に戻
る。
【0034】ステップ611で少なくともどちらか片方
の項目が選択されている場合、ステップ612で送信先
項目が選択されているかどうか調べる。選択されている
場合には、その選択項目先に「これからデータの送信を
開始する」ということを伝えるために、ステップ613
で接続状態変更伝達部106に指示を出す。
【0035】ステップ612で送信先項目が選択されて
いないと判断した場合、もしくは、ステップ613を終
えると、ステップ614で受信元項目が選択されている
か、またはツールが起動状態にあるかどうかを調べる。
受信元項目が選択されている場合はツールの入力回線を
増やす必要があるかも知れないし、もしくはツールが起
動状態にない場合には、ツールを起動する必要があるの
で、ステップ615でそれらの処理を行う。
【0036】ステップ614で受信元項目が選択されて
いないと判断した場合、もしくは、ステップ615を終
えると、ステップ616において回線の接続状態を変更
するように接続変更部105に指示を出す。
【0037】接続変更部105はツールの出力をデータ
送信先への回線に接続し、データ受信元からのデータを
ツールヘの入力先に接続する。データ送信先が複数存在
する時にはツールの出力を複製して送ることもできる。
【0038】次にステップ606に進み、接続状態変更
パネルをポップダウンして、接続状態操作・管理部10
4による処理を終了する。
【0039】図10に示す例では、OKボタン10−0
3を押すと、自端末が使用している全てのツールについ
て、Person Aに対してのみ送信し、Person A,Person
C,Person Dからのデータを受信することになる。例え
ば、音声ツールと映像ツールを使用している場合、Pers
on Aも自端末に対してのみ情報を送信するように回線の
状態を変更すれば、他人の発言を聞きながら、Person A
と自端末の間のみで通信を行う所謂秘話通信(図4の4
−4参照)が可能となる。
【0040】〈第2の実施例〉第2の実施例では、ツー
ル毎の回線接続状態を変更するために、ツール選択部2
01と複数の接続変更部105−1〜105−nと複数
のツール102−1〜102−nを導入した。
【0041】図2は、本発明にかかる第2の実施例であ
るツール選択部を備えた電子会議システムの構成ブロッ
ク図である。
【0042】図2において、201は回線の接続状態を
変更したいツールを選択するツール選択部である。ツー
ル選択部201では、複数個のツールを選択することが
可能である。つまり、音声ツールと共有テキストツール
の接続状態を一度に変更するときは、ツール選択部で音
声ツールと共有テキストツールを選択する。
【0043】以下、図7及び図8を用いて、本実施例の
動作手順について説明する。
【0044】図7は、接続状態変更要求部202の動作
を示すフローチャートである。
【0045】図7において、まずステップ702ではユ
ーザの接続状態変更の要求を受け取る。次に、ステップ
703ではユーザからの入力を調べ、ユーザからの入力
が不図示の操作部による接続状態変更要求ボタンの押下
である場合はステップ704に進む。
【0046】ステップ704ではどのツールの接続状態
を変更するのか指定するツール選択部201を起動す
る。ステップ703において、ユーザからの入力が接続
状態変更要求ボタンの押下でない場合は、ステップ70
5に進んで接続状態変更要求部202の処理を終了す
る。
【0047】図8はツール選択部20lの動作を示すフ
ローチヤートである。
【0048】ツール選択手段201は次のような動作手
順に従う。まずステップ802で、ツール選択パネルを
不図示の表示部にポップアップする。
【0049】ここでツール選択パネルの例を図9に示
す。
【0050】図9において、901は電子会議で使用可
能なツールのリストであり、選択された項目は反転表示
されている。902はツール選択が完了した際に押下さ
れるOKボタン、903はツール選択を途中で中止する
ためのCancelボタンである。
【0051】図8のフローの説明に戻り、ステップ80
3では電子会議システムで使用可能なツールのリスト
を、ツール選択パネルのリスト901へ設定する。そし
て、ステップ804でユーザからの入力を受け取る。次
に、ステップ805でユーザからの入力がCancel
ボタン903の押下であるかどうか検査し、Cance
lボタン903の押下であつた場合はステップ806へ
進む。
【0052】ステップ806ではツール選択パネルをポ
ップダウンし、ステップ807でツール選択部201の
選択処理を終了する。
【0053】一方、ステップ805でユーザからの入力
がCancelボタンの押下でなかった場合はステップ
808へ進み。ステツプ808ではユーザからの入力が
リスト項目の選択であるかどうか検査し、リスト項目の
選択であった場合はステップ809に進み、リスト項目
の選択でなかった場合はステップ810に進む。
【0054】ステップ809では選択項目の表示色を反
転させ、その項目を選択済み状態とする。
【0055】次に、ステップ810でユーザからの入力
がOKボタン902の押下であるかどうか検査し、OK
ボタン902の押下でない場合はステップ804へ戻
る。
【0056】一方、ステップ810でOKボタン902
の押下であつた場合は、ステップ811へ進む。ステッ
プ811では、リスト項目の中で選択済みの項目がある
かどうか検査する。選択済みのものが無かった場合は、
どのツールの回線接続状態を変更するのか不明となるの
でステップ804へ戻る。
【0057】一方、ステツプ811でツールリストのな
かに選択済みの項目あつた場合は、ステップ812で接
続状態操作・管理部203を起動する。
【0058】接続状態操作・管理部203は基本的に実
施例1の状態操作・管理部104と同じである。ただ
し、実施例1の状態操作・管理部104がツールもしく
ツールの集合に対して接続状態を変更するように要求す
るのに対し、実施例2の場合は、ツール選択部201で
選択されたッールについてのみ要求する。その後ステッ
プ806でツール選択パネルをポップダウンしてツール
選択処理を終了する。
【0059】〈第3の実施例〉図3は、本発明にかかる
第3の実施例である接続状態初期設定部を備えた電子会
議システムの構成ブロック図である。尚、図3におい
て、図1及び図2中と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0060】図3において、301は会議開始時に、予
め開始する会議の名前、形態、参加者、使用するツー
ル、議長等が決まっている際にその会議を指定すること
により、使用するツールと各ツールの回線の接続状態を
自動的に設定する接続状態初期設定部である。
【0061】例えば、講演会を開催する時、参加者によ
って、各端末の回線の初期設定が異なる。講演者は使用
するツールの出力を全ての聴衆に送信するが、聴衆は講
演者の端末と自端末との受信回線のみ設定すればよい。
このような設定を各参加者が設定する代わりに、ツール
選択部201と接続状態操作・管理部104に指示を出
し、会議を開始する際の設定を自動化するのが接続状態
初期設定部301である。
【0062】302は会議に関する情報を管理する共有
会議情報データベースである。共有会議データベース3
02で管理される情報の例を図13に示す。
【0063】図13において、13−01は会議名、1
3−02は会議の識別子、13−03は会議のタイプ、
13−04は参加者のリスト、13−05は会議で使用
するッールのリスト、13‐06は会議の議長名であ
る。
【0064】会議のタイプにはPresentationやDiscussi
on等があり、この会議タイムにより回線の接続状態を決
定する。
【0065】以下、本実施例の動作手順について説明す
る。
【0066】会議を開始する際に、ユーザにより接続状
態初期設定部301が起動される。接続状態初期設定部
301は共有会議情報データベースヘ、ユーザの指定し
た会議についての情報を取り出しに行く。ユーザの指定
した会議についての情報が見つかった場合、その情報に
基づいてツール選択部201と接続状態操作・管理部1
04に指示を出す。
【0067】例えば、図13のように設定されている会
議を開催する場合について説明する。
【0068】会議のタイプがPresentationなので、講演
者から聴衆へ、ツールリストに記述された全てのツール
について、片方向の回線を張ることになる。もし、自分
と議長欄に記述された人物が等しい場合は、自分が議長
となるので、ツールリストにある全てのツールをツール
選択部201で選択し、参加者の所に記述された全ての
端末を送信先に指定し、受信元は誰もいないように、接
続状態操作・管理部104を用いて設定する。
【0069】もし、自分と議長欄に記述された人物が等
しくない場合は、自分は聴衆となるので、ツールリスト
にある全てのツールをツール選択部で選択し、受信元を
議長の欄に記述された人に指定し、送信先は誰もいない
ように、接続状態操作・管理部104を用いて設定す
る。
【0070】尚、図3の電子会議システムに秘話通信設
定部を設けることにより簡単に秘話通信が可能である
(図4の4−4参照)。
【0071】以下、秘話通信について説明する。
【0072】前記秘話通信設定部を不図示の操作部によ
り起動させることにより、ツール選択部201と接続状
態操作・管理部104が起動され、ツール選択部201
で選択したツールの出力を、参加者の中の特定の人に限
定することで、会議中の秘話通信を可能とする。
【0073】以下、秘話通信の設定動作を説明する。
【0074】先ず、共有会議情報データベース302に
アクセスし、現在参加している会議の情報を取り出す。
会議で使用しているツールをツール選択部201のツー
ルリスト901(図9参照)に設定し、デフォルトのツ
ールを予め反転表示し、選択済み状態にしておく。ここ
で、デフオルトのツールは会議情報の中に含めてあるも
のとする。つまり、ユーザはデフォルトのツールを使い
秘話通信をする場合は、ツールを指定する必要はなく、
ツール選択パネルのOKボタンを押すだけでよい。使用
するツールが決定した後、接続状態操作・管理部104
を用い、秘話の通信相手を指定する。通信相手は複数人
の指定が可能である。
【0075】また、図3の電子会議システムによりイン
タラクテイブ講演会設定部を設けることにより簡単にイ
ンタラクテイブ講演会通信が可能となる(図4の4−5
参照)。
【0076】以下、インタラクテイブ講演会について説
明する。
【0077】インタラクテイブ講演会設定部を不図示の
操作部により起動させることにより、ツール選択部20
1と接続状態操作・管理部104が起動され、ツール選
択部201で選択したツールの出力を講演者の端末へ送
信することで、講演中に講演者に対しての質問や提案を
可能とするものである。
【0078】以下、インタラクテイブ講演会の設定動作
を説明する。
【0079】先ず、共有会議情報データベース302に
アクセスし、現在参加している会議の情報を取り出す。
会議で使用しているツールをツール選択部201のツー
ルリスト901に設定し、デフォルトのツールを予め反
転表示し、選択済み状態にしておく。ここで、デフオル
トのツールは会議情報の中に含めてあるものとする。使
用するツールが決定した後、接続状態操作・管理部10
4を起動し、会議の参加者を送信先リストと受信元リス
トに設定する。そして、送信先を議長の端末に、受信元
を自端末になるように予めリスト項目を反転表示し、選
択済み状態にしておく。つまり、デフォルトのツールを
使う場合、ツール選択パネルと接続状態変更パネルのO
Kボタンを押すだけでインタラクテイブ講演会通信が始
められる。
【0080】〈第4の実施例〉実施例2において、ツー
ル選択部201のツールパネル901(図9参照)上の
リスト項目に、個々のツール名だけでなく、ツールの集
合名を含ませるようにする。このようにすることで、毎
回同じツールの集合を使用する場合に、個々のツールを
指定する必要がなくなる。
【0081】例えば、テレビ会議システムでは音声ツー
ルと映像ツールを使用することが自明であるので、ツー
ルパネル901からテレビ会議ツールを選択するだけ
で、音声ツールを映像ツールを選択した場合と同じ指示
を接続状態操作・管理部に対して行う。ツールパネルの
例を図11に示す。
【0082】実施例2において、接続状態操作・管理部
103の接続状態変更パネルl0−01、10−02
(図10参照)上のリスト項目に、個々の送信先、受信
元だけでなく、送信先、受信先の集合名を含ませるよう
にする。このようにすることで、毎回同じ参加者で電子
会議を開く場合に、個々の参加者を指定する必要がなく
なる。例えば、定例会議の参加者が毎回固定の場合に
は、接続状態変更パネル10−01,10−02から定
例会議を選ぶだけで、個々の参加者を指定した場合と同
じ指示を電子会議で使用する各ツールに対して行う。接
続状態変更パネルの例を図12に示す。
【0083】尚、本発明はその精神又は主要な特徴から
逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することが
できる。そのため前述の実施例はあらゆる点で単なる例
示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。また、特許
請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更はすべて本発
明の範囲内のものである。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本願の第1の発明に
よれば、自分の使用しているツールの送信先と受信元を
通信開始時に設定、もしくは通信中に変更することがで
きるので、従来の全ての端末が相互に接続されている形
態に比べ、より多様な形態の通信が実現できるようにな
る。
【0085】例えば、本装置を電子会議システムに利用
すれば、1対Nの会議、参加者のサブグループによる一
時的な会議、参加者全員が相互接続された会議等の実現
が可能となり、その形態を会議中に変更することも可能
となる。
【0086】また、本願の第2の発明によれば、回線の
接続状態を変更したい通信ツールを指定できるので、さ
らに多様な形態の通信が実現可能となる。つまり、前記
第1の発明で実現される回線接続状態の変更を、ツール
毎に行えるようになる。
【0087】例えば、音声ツール、映像ツール、文字通
信ツール、共有描画ツール等を使い電子会議システムに
適用した場合に、本発明のツール選択手段を導入するこ
とにより会議の参加者全員と音声ツールと映像ツールを
使い通信をしながら、特定の人(Person A)のみ文字通信
ツールを使い秘話通信を行い、特定の人(Person B,Pers
on C) と共有描画ツールを使用して相談を行うというよ
うな設定が簡単にできるようになる。
【0088】また、本願の第3の発明によれば、通信を
開始する際に、使用するツールの設定と、開始しようと
する会議の形態に応じた回線の接続状態の設定が、自動
的に設定されるようになる。
【0089】例えば、本装置を電子会議システムに利用
した場合、参加者は開始する会議を指定するだけで、使
用するツールが設定され、さらに会議の形態に応じた回
線の接続状態が自動的に設定できるようになる。つま
り、会議の形態が講演会の時、自分が聴衆ならば講演者
からのデータを受信するような設定が、自分が講演者な
らば聴衆全員にデータを送信するような設定がなされ
る。もし、会議がディスカッシヨンの場合なら、参加者
全員の間で回線が相互に接続されるような設定が自動的
になされることになる。
【0090】また、本願の第4、第5の発明によれば、
秘話通信(図4の4−4参照)やインタラクティブ講演
会(図4の4−5参照)など、従来の電子会議システム
では不可能であったような様々な形態の通信が簡単に実
現できるようになる。しかも、現実の秘話通信は地理的
に近い位置にある参加者間でしか行えないが、本発明の
端末装置を使用することにより秘話通信の地理的な制限
を受けない。そのうえ、秘話通信を行う際には、ツール
毎に送信先を特定できるので、音声・映像による通信を
続けたまま、文字による秘話通信を新たに行うことも可
能である。
【0091】また、特定の端末にのみ受信を可能にする
ことができるので、例えば、本装置を利用してインタラ
クテイブ講演会を実現することができる。そして、文字
通信で通信先を講演者に特定すれば、講演中でも講演者
に質問やアドバイスをすることが可能である。講演者も
聴衆の意見を把握しながら講演を進められるので、講演
者と聴衆がよリー体となった講演会が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施例である電子会議シ
ステムの構成ブロック図である。
【図2】本発明にかかる第2の実施例であるツール選択
部を備えた電子会議システムの構成ブロック図である。
【図3】本発明にかかる第3の実施例である接続状態初
期設定部を備えた電子会議システムの構成ブロック図で
ある。
【図4】様々な会議の形態を説明する図である。
【図5】接続状態変更要求部103の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】接続状態操作・管理部104の処理を示すフロ
ーチヤートである。
【図7】接続状態変更要求部203の処理を示すフロー
チャートである。
【図8】ツール選択部201の処理を示すフローチャー
トである。
【図9】ツール選択パネルの具体例を示す図である。
【図10】接続状態変更パネルの具体例を示す図であ
る。
【図11】ツールの集合をリスト項目に含めたツール選
択パネルの具体例を示す図である。
【図12】送信先と受信元の集合をリスト項目に含めた
接続状態変更パネルの具体例を示す図である。
【図13】共有会議情報データベース302で管理され
るデータの具体例を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔に存在する端末間で情報を通信する
    ための端末装置において、 通信ツールにより使用される回線の接続状態を設定する
    設定手段と、 前記設定手段の設定された内容に従って回線の接続を変
    更する変更手段と、 前記設定手段により設定された内容を他の端末に出力す
    る出力手段と、 他の端末からの回線の接続変更内容を入力する入力手段
    とを有することを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記通信ツールは複
    数種有し、前記端末装置は更に前記複数種の通信ツール
    を選択する選択手段とを有し、 前記設定手段は前記選択手段により選択された通信ツー
    ル毎に回線状態を設定できることを特徴する端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記端末装置は更に
    前記設定手段により設定された情報を記憶しておく記憶
    手段と、前記記憶手段により記憶された設定情報に基づ
    いて前記変更手段により回線の接続を変更するように指
    示する指示手段とを有することを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記端末装置は更に
    通信に使用されていない通信ツールを自動的に選択し、
    特定の端末と回線を接続する秘話通信設定手段を有する
    ことを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記端末装置は更に
    特定の端末のみ受信を可能にする特定受信設定手段とを
    有することを特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4或は5において、
    前記端末装置を備えたことを特徴とする電子会議システ
    ム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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