JPH08256145A - 電子会議の参加方法および電子会議システム - Google Patents

電子会議の参加方法および電子会議システム

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JPH08256145A
JPH08256145A JP7056916A JP5691695A JPH08256145A JP H08256145 A JPH08256145 A JP H08256145A JP 7056916 A JP7056916 A JP 7056916A JP 5691695 A JP5691695 A JP 5691695A JP H08256145 A JPH08256145 A JP H08256145A
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JP7056916A
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English (en)
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Masami Kodama
真美 児玉
Tetsuo Kimura
哲郎 木村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子会議への参加のための手続きを簡略化し
て、電子会議の中断や繁雑な手続きを回避した電子会議
の参加方法を提供すること。 【構成】 会議マネージャーにより管理された複数の会
議端末間で情報を交換する電子会議に参加するための電
子会議の参加方法において、前記会議マネージャーの保
持する参加許可者リストに、当該電子会議に参加するこ
とを予め許可したユーザの識別子を登録し、当該電子会
議に参加しようとする前記会議端末から前記会議マネー
ジャーに、該会議端末の識別子およびユーザの識別子を
含む参加要求を送り、前記参加要求を受けた前記会議マ
ネージャーは、送られた前記ユーザの識別子が前記参加
許可者リストに登録されている場合、送られた前記会議
端末の識別子を持つ会議端末を当該電子会議への参加者
として登録する処理を行なうことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子会議の参加方法お
よび電子会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の端末を相互接続してなる電子会議
に参加する方法には、代表的なものとして、次の2通り
がある。一つは、電子会議に参加したいユーザから電子
会議にすでに参加しているユーザに参加要求を送り、こ
れを受けた当該すでに電子会議に参加しているユーザが
許可を発行することにより、電子会議に参加する方法で
ある。もう一つは、電子会議にすでに参加しているユー
ザから参加してほしいユーザに参加要求を送り、これを
受けたユーザが許可を発行することにより、電子会議に
参加する方法である。いずれの方法においても、参加要
求と許可の2つの手続きを経てから、ユーザは電子会議
に参加することになる。
【0003】通常、電子会議システムは、電子会議の情
報を一括して管理する会議情報サーバを備えており、こ
れによって各会議の情報を格納・管理している。この会
議情報サーバには、会議の開催通知を送ったり、他のユ
ーザを呼び出すなどのやりとりを行いやすくするため
に、ユーザのネットワークアドレスや電話番号を登録し
たアドレス帳を持たせることが多い(例えば、「図解グ
ループウェア入門」,松下温著,オーム社;「The
Complete Guide to ShowMe
2.0」,Sun Solutions等、参照)。
【0004】従来、ユーザが電子会議に参加または途中
参加するとき、参加要求と許可の2つの手続きを行う間
は議事の進行が中断され、会議へ参加している他のユー
ザはその手続きが終了するのを待たなければならなかっ
た。
【0005】また、定例会議や途中に休憩をはさむ会議
など時間的に分かれている電子会議に参加する場合は、
同じ会議に出席するたびに参加手続きを行わなければな
らなかった。
【0006】また、いくつかのセッション(例えば、ビ
デオセッション、音声セッション、共有ウィンドウセッ
ションなど)により電子会議が構成されている場合は、
同じ会議であっても、セッションごとに参加手続きを行
わなければならなかった。
【0007】このように、電子会議において参加などの
手続きに時間がかかることは好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来
は、ユーザが電子会議に参加または途中参加するとき、
参加するユーザあるいは既に参加しているユーザと会議
端末との間での許可手続きが必要となり、電子会議の議
事の進行が中断される問題点があった。
【0009】また、時間的に分かれている同一会議に参
加する場合、その都度参加手続きを行わなければならず
繁雑であった。
【0010】また、複数のセッションにより電子会議が
構成されている場合、セッションごとに参加手続きを行
わなければならなかった。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、電子会議への参加のための手続きを簡略化し
て、電子会議の中断や繁雑な手続きを回避した電子会議
の参加方法および電子会議システムを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
会議マネージャーにより管理された複数の会議端末間で
情報を交換する電子会議に参加するための電子会議の参
加方法において、前記会議マネージャーの保持する参加
許可者リストに、当該電子会議に参加することを予め許
可したユーザの識別子を登録し、当該電子会議に参加し
ようとする前記会議端末から前記会議マネージャーに、
該会議端末の識別子およびユーザの識別子を含む参加要
求を送り、前記参加要求を受けた前記会議マネージャー
は、送られた前記ユーザの識別子が前記参加許可者リス
トに登録されている場合、送られた前記会議端末の識別
子を持つ会議端末を当該電子会議への参加者として登録
する処理を行なうことを特徴とする。
【0013】好ましくは、既に開催し終了した1つの電
子会議の参加者の全部または一部が継続される他の電子
会議を開催する場合、該1つの電子会議の参加許可者リ
ストを、後から開催される該他の電子会議に対応する前
記会議マネージャーに継承することを特徴とする。
【0014】また、好ましくは、前記電子会議が複数の
メディアにより構成される場合、既に開催された1つの
メディアの参加者の参加許可者リストを、後から開催さ
れる該メディアに対応する前記会議マネージャーに継承
することを特徴とする。
【0015】本発明(請求項4)は、会議マネージャー
により管理された複数の会議端末間で情報を交換する電
子会議システムにおいて、前記会議端末は、前記会議マ
ネージャーに該会議端末の識別子およびユーザの識別子
を含む参加要求を送る手段を備え、前記会議マネージャ
ーは、当該電子会議に参加することを予め許可したユー
ザの識別子を登録した参加許可者リストと、前記会議端
末から前記参加要求を受ける手段と、送られた前記ユー
ザの識別子が前記参加許可者リストに登録されている場
合、送られた前記会議端末の識別子を持つ会議端末を当
該電子会議への参加者として登録する処理を行なう手段
とを備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明では、前記会議マネージャーの保持する
参加許可者リストに当該電子会議に参加することを予め
許可したユーザの識別子を登録しておき、当該電子会議
に参加しようとする前記会議端末から前記会議マネージ
ャーに該会議端末の識別子およびユーザの識別子を含む
参加要求を送り、前記参加要求を受けた前記会議マネー
ジャーは送られた前記ユーザの識別子が前記参加許可者
リストに登録されている場合に送られた前記会議端末の
識別子を持つ会議端末を当該電子会議への参加者として
登録する処理を行なう。もし、送られた前記ユーザの識
別子が前記参加許可者リストに登録されていない場合に
は、前記会議マネージャーは、前記会議端末に対し通常
の許可手続きを行なった上で、当該電子会議に参加させ
るか、あるいは、前記会議端末との通信路を切断するな
どして前記会議端末が当該電子会議に参加できないよう
にする。
【0017】このように、本発明によれば、参加許可者
リストに登録されているユーザは、参加を要求したと
き、参加するユーザあるいは既に参加しているユーザと
会議端末との間で行なわれる許可手続きなしに、電子会
議に参加できる。
【0018】したがって、ユーザの参加手続きのために
議事の進行を妨げることがなくなる。
【0019】また、定例会議や休憩時間をはさんだ会議
などにおいては、時間的に先に行われた会議のユーザ情
報を後から開かれる会議の許可者リストに継承すること
により、先に行われた会議に参加していたユーザなど参
加許可者リストに登録されているユーザが後から開かれ
る会議に参加するときは、許可手続きを繰り返さなくて
すむ。
【0020】また、電子会議が複数のセッションにより
構成されている場合は、先に行われているセッションの
ユーザ情報を後から開かれるセッションの参加許可者リ
ストへ継承することにより、先に行われているセッショ
ンに参加しているユーザなど参加許可者リストに登録さ
れているユーザが後から開かれるセッションに参加する
ときには、許可手続きを繰り返さなくてすむ。
【0021】このように、電子会議への参加手続きが簡
略化するため、会議をスムーズに進行することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0023】(第1の実施例)図1に、本発明の第1の
実施例に係る電子会議システムの全体構成を示す。図1
では、通信ネットワークにより接続された複数の端末間
で、複数の電子会議(図中では、会議1、会議2、会議
3)が行われている様子を示している。
【0024】電子会議では、例えば離れた場所にいる人
と音声で会話したり、ビデオで互いの状況を見たり、そ
れぞれの端末に同じ画面を表示することにより、共同で
設計や文書作成、遠隔コンサルテーションやデモンスト
レーションなどを行う。
【0025】1つの電子会議システムは、基本的には、
会議に参加するユーザが利用する複数の会議端末2、1
台の会議情報サーバ1、1台の会議マネージャ3から構
成される。例えば、図中10で示す会議1は、会議情報
サーバ1、会議情報サーバ1に夫々接続された4台の会
議端末2a〜2d、および各会議端末2a〜2dと接続
された当該会議1に専用の会議マネージャ3aから構成
される。
【0026】会議端末2と会議情報サーバ1の間、ある
いは会議端末2と会議マネージャ3との間を接続するた
めの通信ネットワークとしては、LAN(Local Area Ne
twork)やISDN(Integrated Services Digital Netwo
rk) などを用いることができる。
【0027】会議情報サーバ1、会議端末2、会議マネ
ージャ3には、ワークステーション、パソコンなどを用
いることができる。
【0028】図1では、会議マネージャ3(3a,3
b,3c)は独立したノードとして示してあるが、いず
れか1つの会議端末(例えば2a)が会議マネージャ
(例えば3a)を兼ねても構わない。この場合、会議マ
ネージャを兼ねた会議端末と、当該会議マネージャとの
間の通信は、通信ネットワークを用いず、端末内部のプ
ロセス間通信等により行なわれる。
【0029】図1のように、会議情報サーバ1は、各会
議で共用される。
【0030】電子会議システムを利用するユーザは、そ
れぞれの会議端末(2a〜2i)を利用する。
【0031】図2に、会議端末2の内部構成の一例を示
す。
【0032】会議端末2は、キーボード、マウス、マイ
クロフォン、電子カメラ、ディスプレイ、スピーカ等の
装置4から文字、音声、画像などのデータや命令を入出
力する入出力部21、通信ネットワークなどにより提供
される通信路を介して、他の会議端末2、会議情報サー
バ1や会議マネージャ3とデータや要求の送受信をする
通信部22、通信路を制御する通信路制御部23、当該
会議端末を制御する会議端末制御部29、会議情報サー
バ1に会議情報の獲得を要求する会議情報獲得部28、
会議情報を表示する会議情報表示部24、他の会議端末
2へ参加要求を発行する参加要求送信部27、会議への
参加要求に対して許可または拒否の判断をする参加要求
判断部25、参加している会議の会議情報を受信する会
議情報受信部26を具備する。
【0033】会議情報とは、会議名、参加者の情報、会
議で用いる資料名やツール名などである。
【0034】図3に、会議情報サーバ1の内部構成の一
例を示す。
【0035】会議情報サーバ1は、通信ネットワークな
どにより提供される通信路を介して、会議端末2とデー
タや要求の送受信をする通信部11、ユーザ情報と会議
情報を記憶する会議情報データベース14、会議情報デ
ータベース14を管理する会議情報管理部12、会議情
報データベースを検索する会議情報検索部13を具備す
る。
【0036】ユーザ情報とは、ユーザID、ユーザ名、
ユーザが使っている会議端末のホストIDやホスト名な
どである。
【0037】会議情報データベース14のデータ構造
は、例えば図4のようになっている。
【0038】図5に、会議マネージャ3の内部構成の一
例を示す。
【0039】会議マネージャ3は、通信ネットワークな
どにより提供される通信路介して、会議端末2とデータ
や要求の送受信をする通信部31、当該会議マネージャ
を制御する会議制御部37、会議で表示する資料やツー
ルなどを制御する表示情報制御部32、会議情報を格納
する会議情報格納部33、会議端末2からの会議への参
加要求を受信する参加要求受信部36、参加要求した時
点で許可手続きなしで会議に参加できるユーザを登録し
た参加許可者リストを格納する許可者リスト格納部3
4、会議の情報を送付する会議情報送信部35を具備す
る。
【0040】会議マネージャ3は、会議を開始すると
き、会議を開始する会議端末2の会議端末制御部29に
より起動される。
【0041】以下、本実施例の電子会議システムを利用
した会議を行なう場合に、電子会議を開始する処理、ユ
ーザが電子会議に参加する処理を説明する。なお、電子
会議を開く前に、会議する日時や議題などを参加してほ
しい人には、通常の会議と同様にあらかじめ連絡してお
くものとする。連絡の方法には、特に制限はなく、電
話、電子メール、電子会議システムにおける会議開催通
知を送るなど、どのような方法によっても良い。
【0042】まず、ユーザが会議に参加または会議を開
始するまでの動作を説明する。図6は、この動作に関す
る流れ図である。
【0043】概略的には、電子会議システムを利用した
会議を行なう場合、ユーザはまず自分に関する情報を会
議情報サーバ1に登録(ステップS1)した後、現在開
かれている会議情報を獲得し(ステップS2)、自分の
参加したい会議があるかどうかを検索する。参加したい
会議がある場合は、その会議に参加申請を行ない(ステ
ップS4)、参加したい会議がない場合は会議を行ない
たいユーザを会議情報サーバを利用して検索/招集し
(ステップS5)、会議を開催する(ステップS6)。
【0044】以下、本実施例の処理についてより詳しく
説明する。
【0045】電子会議システムの利用を開始するとき、
ユーザは、会議端末2上の通信路制御部23に会議情報
サーバのホスト名を与え、当該会議端末2と会議情報サ
ーバ1との間に通信路を設定する。次に、会議端末制御
部29は、ユーザIDやユーザ名、会議端末のホストI
Dやホスト名などを会議情報サーバ1に送付し、会議情
報データベース14に登録する(ステップS1)。
【0046】次に、会議端末2の会議情報獲得部28よ
り会議情報サーバ1に会議情報獲得要求を発行する。要
求を受け取った会議情報サーバ1は、会議情報データベ
ース14に記録されている全会議情報を会議情報獲得部
28に送付する。会議情報獲得部28は、これを会議情
報表示部24に表示する(ステップS2)。
【0047】ユーザは、会議端末2の会議情報表示部2
4に表示された情報中に、参加したい会議があるか否か
判断する(ステップS3)。
【0048】ここで、表示された上記情報中に参加した
い会議がない場合は、会議を開始するための手続きを行
なう(ステップS5,S6)。以下、会議を開始すると
きの動作を説明する。図7は、この動作に関する流れ図
である。
【0049】会議を開始するとき、会議を開始するユー
ザは、会議端末2の入出力部21から図8のような会議
名と参加許可者リストを入力して(ステップS11)、
会議開始要求を発行する。会議端末制御部29は、新た
に会議マネージャ3を起動する(ステップS12)。会
議マネージャ3が起動されると、会議端末2の通信路制
御部23は、当該会議端末2と会議マネージャ3との間
に通信路を設定する(ステップS13)。会議端末制御
部29は、会議名と参加許可者リストを会議マネージャ
3に送付する(ステップS14)。
【0050】会議マネージャ3の会議情報格納部33に
受理した会議名を格納し、許可者リスト格納部34に受
理した参加許可者リストを格納する(ステップS1
5)。その際、会議名と参加許可者リストは、対応付け
て格納される。会議マネージャ3の会議情報送信部35
は、会議開始通知を会議端末2へ送付する(ステップS
16)。
【0051】会議端末2の会議情報受信部26で通知を
受理すると、会議情報獲得部28は、会議名、会議を開
始したユーザのユーザID、使っている会議端末のホス
トIDなどの会議を開始したユーザの情報などを会議情
報サーバ1へ送付する(ステップS17)。また、会議
情報端末2では、会議情報表示部24に開始した会議の
情報を表示する(ステップS18)。
【0052】会議情報サーバ1の会議情報管理部12で
は、会議IDを割り振り、受理した情報と併せて会議情
報データベース14に登録する(ステップS19)。会
議情報データベース14に登録した後、会議情報管理部
12は、その会議IDを会議を開始したユーザの会議端
末2へ送付する(ステップS20)。
【0053】会議端末制御部29は、受理した会議ID
を会議マネージャ3へ送付する(ステップS21)。会
議マネージャ3では、会議情報格納部33に会議IDを
格納する(ステップS22)。
【0054】また、会議情報サーバ2の会議情報検索部
13は、現在、会議情報サーバ1と接続している全ユー
ザを会議情報データベース14から検索し、会議情報管
理部12は会議情報データベース14に記録されている
全ユーザの会議端末2に新しく開始された会議の情報を
送付する(ステップS23)。
【0055】各会議端末2の会議情報獲得部28は、こ
れを会議情報表示部24に表示する(ステップS2
4)。
【0056】以上が、会議を開始するときの動作であ
る。
【0057】さて、前述のステップS3にて、ユーザが
会議端末2の会議情報表示部24に表示された情報中に
参加したい会議があるか否か判断した結果、参加したい
会議がある場合は会議に参加するための手続きを行なう
(ステップS4)。
【0058】以下では、ユーザが会議に参加するときの
動作を説明する。
【0059】会議に参加する方法には、次の2通りがあ
る。会議に参加したいユーザが会議にすでに参加してい
るユーザに参加を要求する場合と、会議にすでに参加し
ているユーザが参加してほしいユーザに参加を要求する
場合である。ここでは、会議に参加したいユーザが会議
にすでに参加しているユーザに参加を要求する場合につ
いて説明する。図9およびその続きの図10に、この動
作に関する流れ図を示す。なお、ユーザが会議へ参加申
請を行うと、会議マネージャ3の参加許可者リストにそ
のユーザが登録されているかどうかにより動作が異って
くる。
【0060】ユーザは、会議端末2の会議情報表示部2
4に表示された会議の中から参加したい会議を入出力部
21から選択する(ステップS31)。会議情報獲得部
28は、選択した会議の会議IDを会議情報サーバ1へ
送付して、会議情報獲得要求を発行する(ステップS3
2)。
【0061】要求を受けとった会議情報サーバ1の会議
情報検索部13は、会議情報データベース14を検索す
る。会議情報サーバ1の会議情報管理部12は、検索し
た会議情報を前記会議端末2に送付する(ステップS3
3)。
【0062】会議端末2の会議情報獲得部28で会議情
報を受理すると、会議端末2の通信路制御部23は、当
該会議端末2と会議マネージャ3の間に通信路を設定す
る(ステップS34)。会議端末2の参加要求送信部2
7は、ユーザID、会議端末のホストIDを会議マネー
ジャ3の参加要求受信部36へ送付する(ステップS3
5)。
【0063】会議制御部37は、許可者リスト格納部3
4を検索して、ユーザが参加許可者リストに登録されて
いるかどうか調べる(ステップS36)。
【0064】ユーザが参加許可者リストに登録されてい
る場合は、ユーザIDと会議端末のホストIDなどのユ
ーザ情報を会議情報格納部33に格納する(ステップS
39)。すなわち、参加要求を送付してきた会議端末
を、その会議への参加者として登録する。会議情報送信
部35は、新しく参加したユーザのユーザ名、ユーザI
D、使っている会議端末のホストIDなどの情報を会議
に参加している全ユーザの会議端末2へ送付する(ステ
ップS40)。各会議端末2の会議情報受信部26は、
受信した情報を会議情報表示部24に表示する。
【0065】また、会議に参加したユーザの会議端末2
の会議情報獲得部28は、会議参加通知を会議情報サー
バ1へ送付し(ステップS41)、会議情報サーバ1で
は会議情報データベース14を更新する(ステップS4
3)。
【0066】これで、会議への参加手続きが終了する
(ステップS42)。
【0067】一方、ユーザが参加許可者リストに登録さ
れていない場合は、会議マネージャ3の会議情報送信部
35から会議を開始したユーザの会議端末2へ参加判断
要求を発行する(ステップS37)。要求を受けた会議
を開始したユーザの会議端末2の参加要求判断部25
は、要求を入出力部21へ出力する。会議を開始したユ
ーザが入出力部21から判断を入力する(ステップS3
8)。判断が許可である場合は、参加要求判断部25
は、その判断を会議マネージャ3へ送付し、会議マネー
ジャ3の会議情報格納部33にそのユーザ情報を格納す
る(ステップS39)。会議マネージャ3と会議端末2
の間の通信路は接続されたままである。そして、参加許
可者リストに登録されていた場合と同様に、会議に参加
したユーザの会議端末2の会議情報獲得部28は、会議
参加通知を会議情報サーバ1へ送付し(ステップS4
1)、会議情報サーバ1では会議情報データベース14
を更新する(ステップS43)。
【0068】これで、会議への参加手続きが終了する
(ステップS42)。
【0069】もし、ステップS38で入力された判断が
拒否であった場合は、参加要求判断部25は、その判断
を会議マネージャ3へ送付し、会議マネージャ3の会議
制御部37は会議マネージャ3と会議端末2の間の通信
路を切断する(ステップS44)。
【0070】この場合、ユーザは会議に参加できないこ
とになる(ステップS45)。
【0071】ところで、会議の途中で、ユーザが途中参
加する場合もある。この場合も、会議に参加する場合と
同じような手続きを行う。ただし、ユーザの途中参加要
求が会議制御部37に受理された時点で、会議情報送信
部35は、会議マネージャ3の表示情報制御部32が制
御している資料やツールを、途中参加したユーザの会議
端末2へ送付する。会議端末2の会議情報受信部26
は、これを入出力部21に出力する。ユーザは、この表
示された情報に応じて、所定の手続きを行なう。このよ
うに、本実施例によれば、参加許可者リストに登録され
ているユーザは参加を要求したとき、許可手続きなしで
会議に参加できる。したがって、ユーザの参加手続きの
ために議事の進行を妨げることがなくなる。
【0072】本実施例では、通信ネットワークにより接
続されている端末により電子会議を行う場合について述
べたが、複数の無線端末により電子会議を行う場合にも
この会議への参加方式は適用できる。
【0073】(第2の実施例)次に、第2の実施例を説
明する。
【0074】定例会議や途中に休憩をはさむ会議など、
内容は継続して参加者の多くは変わらないが、時間的に
分かれている会議を行う場合がある。このような場合、
同じ資料を用いること、先の会議の会議録を参照したい
ことなどがあるが、そのたびに資料や会議録などを検索
して準備するのは手間がかかる。また、同じ会議に参加
するごとに参加手続きを踏むのは煩わしい。
【0075】本実施例では、この問題を解決するため
に、会議の継続情報や先に行われた会議の情報を格納し
て再利用するようにしたり、あらかじめ参加が許可され
ているユーザや定例会議への参加率の高いユーザなどに
対する会議への参加方式の簡略化を行なうようにしたも
のである。
【0076】本実施例の会議システムの構成や基本的な
動作は、第1の実施例と同様である。従って、本実施例
では、第1の実施例と異なる部分を中心に説明を行な
う。
【0077】以下、定例会議の場合に会議を開始すると
きの動作を説明する。図11は、この動作に関する流れ
図である。
【0078】定例会議の場合は、第1の実施例の手順に
加えて、会議を開始する前に、会議情報サーバ1に格納
された定例会議の継続情報と先行する各回の会議が終了
したときの各回の会議情報を元に、各ユーザの参加率を
会議情報データベース14へ格納するようにする。
【0079】最初の定例会議を開始する前に、あらかじ
め毎回使う資料や参加予定者リストなど定例会議で継続
して用いる継続情報を会議情報データベース14へ格納
しておく(ステップS51,S52)。
【0080】次に、定例会議を終了するときの動作を説
明する。
【0081】ここでは、第1回定例会議(ステップS5
3)〜第3回定例定例会議が終了し、第4回定例会議が
開始され、第4回定例会議を終了する場合(ステップS
54,S54)について説明する。図12は、この動作
に関する流れ図である。
【0082】定例会議を終了するときは、ユーザが会議
終了要求を会議マネージャ3へ発行すると(ステップS
71)、会議マネージャ3の会議情報送信部35は、会
議が開催された日時、議題、その回の参加者リスト、会
議で用いた資料やツールなど会議情報格納部33に格納
しているその回の会議情報と、許可者リスト格納部34
に格納している参加許可者リストを併せて会議を終了す
るユーザの会議端末2を経由して会議情報サーバ1へ送
付する(ステップS72,S74)。その後、会議マネ
ージャ3の終了処理を行う。会議情報サーバ1の会議情
報管理部12では、受理した情報を会議情報データベー
スに格納する(ステップS73)。
【0083】定例会議が終了して会議情報サーバ1の会
議情報データベースへその回の会議情報を格納(ステッ
プS75)すると、会議情報管理部12は会議情報デー
タベースに格納している定例会議のすべての回における
ユーザの参加状況を集計して、各ユーザの定例会議への
参加率を会議情報データベースに格納する(ステップS
76)。
【0084】会議情報データベースに格納している参加
状況と集計した参加率のデータは、例えば図13のよう
になる。
【0085】次に、定例会議を開始するときの動作を説
明する。
【0086】定例会議を開始するとき、会議を開始する
ユーザは会議端末2の入出力部21から会議名と参加許
可者リストに継承する情報を指定して会議開始要求を発
行する。参加許可者リストに継承する情報とは、継続情
報の参加予定者リスト、先に行われた定例会議の参加者
リストや参加許可者リスト、定例会議への参加率などの
ユーザ情報である。
【0087】例えば第5回会議を開始するとき(ステッ
プS56)、参加許可者リストに継承する情報として、
第4回会議の参加者リストを指定する(ステップS5
7)。会議端末2の会議情報獲得部28は、会議名と参
加許可リストに継承するユーザ情報、この場合は第4回
会議の参加者リストの指定を会議情報サーバ1へ送付す
る。
【0088】会議情報サーバ1の会議情報検索部13
は、受理した会議名と第4回会議の参加者リストの指定
を用いて会議情報データベースに記録されている定例会
議の継続情報と第4回会議の参加者リストを検索する。
そして、会議情報管理部12は定例会議の継続情報と第
4回会議の参加者リストを会議端末2の会議情報獲得部
28へ送付する(ステップS58)。
【0089】会議端末2の会議端末制御部29は、受理
した参加者リストを参加許可者リストとして入出力部2
1に出力する。ユーザは参加許可者リストを確認して、
よければ承認する。そうでない場合は、入出力部21よ
り参加許可者リストを編集する(ステップS59)。
【0090】次に、会議端末制御部29は、新たに会議
マネージャ3を起動する(ステップS60)。そして、
会議端末2の通信制御部23は、会議端末2と会議マネ
ージャ3との間の通信路を設定する(ステップS6
1)。
【0091】会議端末制御部29は、会議名と継続情報
と参加許可者リストを会議マネージャ3の会議制御部3
7に送付する(ステップS62)。
【0092】会議情報格納部33は、受理した会議情報
を格納する。許可者リスト格納部34は受理した参加許
可者リストを格納する(ステップS63)。
【0093】これで、会議開始手続きが終了する。
【0094】そして、第4回定例会議に参加したユーザ
など参加許可者リストに登録されているユーザが第4回
定例会議に参加するときは、第1の実施例で述べたよう
に図7のステップS16以降と同様の処理を行なうこと
によって、許可手続きなしで会議に参加することができ
る(ステップS64)。
【0095】次に、定例会議を開始するとき、参加許可
者リストに継承する情報として参加率を指定する場合に
ついて説明する。
【0096】会議を開始するとき、参加許可者リストに
継承する情報として参加率を指定する場合は、他のユー
ザ情報を指定する場合と少々異る。
【0097】会議情報サーバ1で会議情報データベース
14に記録されている定例会議の継続情報と参加率を検
索し、受理した参加率を会議端末2の入出力部21へ出
力した後、ユーザは参加率を確認して、例えば参加率が
70%以上のユーザを参加許可者リストに登録するな
ど、参加率を反映して参加許可者リストを作成する方法
を入出力部21から指定する。
【0098】会議端末制御部29は、指定されたユーザ
を参加許可者リストに登録して入出力部21に出力す
る。ユーザは参加許可者リストを確認して、よければ承
認する。そうでない場合は、入出力部21より参加許可
者リストを編集する。
【0099】その後の動作は、前記参加者リストを継承
した場合と同様であり、図7のステップS60以降の手
続きを行なう。
【0100】また、参加許可者リストの元となっている
ユーザ情報、すなわち継続情報の参加予定者リスト、先
の会議の参加者リストや参加許可者リスト、定例会議へ
の参加率などのいくつかを組み合わせて後から開く会議
の参加許可者リストに継承する場合がある。例えば、会
議を開始するときに、継続情報の参加予定者リストと先
の会議の参加者リストの和を指定して、その2つのリス
トの和を後から開く会議の参加許可者リストに継承す
る。また、2つ以上のリストの和を指定してもよいし、
リストの積を指定してもよい。継続情報の参加予定者リ
ストと参加率を組み合わせて、参加予定者リストに登録
されているユーザと、参加予定者リストに登録していな
いユーザであっても参加率の高いユーザを参加許可者リ
ストに登録して継承したり、参加予定者リストに登録さ
れているユーザであっても参加率の低いユーザを削除し
て参加許可者リストに登録して継承する。
【0101】このように、継続情報や時間的に先に行わ
れた会議のユーザ情報を後から開かれる会議に受け渡し
て、後から開かれる会議の参加許可者リストへ継承す
る。
【0102】以上にように、定例会議や休憩時間をはさ
んだ会議などにおいては、時間的に先に行われた会議の
ユーザ情報を後から開かれる会議の許可者リストに継承
することにより、先に行われた会議に参加していたユー
ザなど参加許可者リストに登録されているユーザが後か
ら開かれる会議に参加するときは、許可手続きを繰り返
さなくてすむ。
【0103】(第3の実施例)次に、第3の実施例を説
明する。
【0104】1つの電子会議が、複数のセッションによ
り構成されることがある。セッションとは、会議を構成
する基本単位であり、例えばメディアごとにセッション
を設けている会議がある。
【0105】本実施例では、図14のように、1つの電
子会議が、ビデオセッション、音声セッション、共有ウ
ィンドウセッションの3つのセッションにより構成され
ている実施例について説明する。
【0106】各セッションは、会議情報サーバ1、セッ
ションマネージャ5、複数の会議端末2から構成され
る。
【0107】会議情報サーバ1、会議端末2の構成や基
本的な動作は、第1の実施例と同様である。
【0108】本実施例では、第1の実施例の会議マネー
ジャ3の代わりに、各セッションごとに、セッションマ
ネージャ5a,5b,5cを設けている。セッションマ
ネージャ5a,5b,5cは、それぞれビデオセッショ
ン、音声セッション、共有ウィンドウセッションを受け
持っている。各セッションマネージャ5a,5b,5c
の構成や基本的な動作は、第1の実施例の会議マネージ
ャ3(3a,3b,3c)と同様である。
【0109】本実施例では、第1の実施例の会議情報に
かえてセッション情報を用いる。セッション情報の検
索、セッションの開始、セッションへの参加などの手続
きは第1の実施例の会議情報の検索、会議の開始、会議
への参加などの手続きと同様に行われる。また、第1の
実施例においては会議ごとに参加許可者リストを備えた
が、ここではセッションごとに参加許可者リストを備え
る。
【0110】各セッションの各会議端末2j,2k,2
l,2mは、会議情報サーバ1と接続し、会議情報サー
バ1の会議情報データベース14はユーザ情報とセッシ
ョン情報を記憶する。セッション情報とは、セッション
名、参加者の情報、セッションで用いるメディア名、資
料名やツール名などである。
【0111】会議に参加するユーザは、すべてのユーザ
がすべてのセッションに参加してもよいし、あるユーザ
はビデオセッションには加わらずに音声セッションと共
有ウィンドウセッションの2つのセッションに参加する
ことで、会議に参加してもよい。セッションは2人以上
の参加者により行われる。図14では、ビデオセッショ
ンには会議端末2j,2k,2lが、音声セッションに
は会議端末2j,2k,2l,2mが、共有ウィンドウ
セッションに会議端末2k,2l,2mが参加している
様子を示している。
【0112】以下、複数のセッションにより会議を構成
する場合に、セッションを開始するときの動作を説明す
る。図15は、この動作に関する流れ図である。
【0113】ここでは、音声セッションが行われている
場合に、当該音声セッションに参加しているユーザの1
人が重ねて共有ウィンドウセッションを開始するとき、
この共有ウィンドウを開始するユーザと同じ音声セッシ
ョンに参加していた他のユーザが当該共有ウィンドウセ
ッションに参加する手順について述べる。
【0114】音声セッションを開始した後、音声セッシ
ョンに変化があるときは、音声セッションのセッション
マネージャ5aの会議情報送信部35は変化したセッシ
ョン情報を、セッションを開始したユーザの会議端末2
を経由して会議情報サーバ1へ送付する。会議情報サー
バ1の会議情報管理部12では、受理した情報を会議情
報データベース14に格納する。
【0115】共有ウィンドウセッションを開始すると
き、セッションを開始するユーザは会議端末2の入出力
部21からセッション名を入力して、セッション開始要
求を発行する。会議端末2の会議情報獲得部28は、セ
ッション開始を要求したユーザのユーザID、使ってい
る端末のホストIDを会議情報サーバ1へ送付する(ス
テップS81)。
【0116】会議情報サーバ1の会議情報検索部13
は、受理したユーザ情報を用いて、共有ウィンドウセッ
ションを開始するユーザが現在開かれている他のセッシ
ョンに参加しているかどうか会議情報データベースを検
索する(ステップS82)。
【0117】他のセッションに参加している場合は、会
議情報管理部12はそのセッションの参加者リストを会
議端末2へ送付する(ステップS83)。ユーザが2つ
以上のセッションに参加している場合は、会議情報管理
部12はユーザが参加している全セッションの参加者リ
ストを会議端末2へ送付する。ここでは、音声セッショ
ンの参加者リストを会議端末2へ送付する。
【0118】会議端末2の会議情報獲得部28は、受理
した参加者リストを共有ウィンドウセッションの参加許
可者リストとして入出力部21に出力する(ステップS
84)。
【0119】ユーザは出力された参加許可者リストを確
認して、よければ承認する。そうでない場合は、ユーザ
は入出力部21より参加許可者リストを編集する(ステ
ップS85)。
【0120】一方、他のセッションに参加していない場
合は、参加許可者リストを入出力部21より入力して、
確認および承認する(ステップS85)。
【0121】そして、ステップS86で、図7のステッ
プS12以降と同様の処理を行なうことによって、許可
手続きなしで会議に参加することができる。
【0122】すなわち、参加許可者リストの確認要求を
発行すると、会議端末制御部29は、新たに共有ウィン
ドウセッションのためのセッションマネージャ5bを起
動する(ステップS12)。そして、会議端末2の通信
制御部23は会議端末2とセッションマネージャ5bの
間に通信路を設定する(ステップS13)。会議端末制
御部29は、セッション名と参加許可者リストをセッシ
ョンマネージャ5bの会議制御部37に送付する(ステ
ップS14)。
【0123】セッションマネージャ5bの会議情報格納
部33に受理したセッション名を格納し、許可者リスト
格納部34に受理した参加許可者リストを格納する(ス
テップS15)。セッションマネージャ5bの会議情報
送信部35は、セッション開始通知を会議端末2へ送付
する(ステップS16)。
【0124】これで、セッションの開始が終了する。
【0125】このようにして、音声セッションに参加し
ているユーザは共有ウィンドウセッションの参加許可者
リストに登録される。
【0126】音声セッションに参加していたユーザなど
参加許可者リストに登録されているユーザが共有ウィン
ドウセッションに参加するときは、第1の実施例で述べ
たように図7のステップS17以降と同様の処理を行な
うことによって、許可手続きなしでセッションに参加す
ることができる。
【0127】ここでは、先に開かれているセッションの
参加者リストを後から開かれるセッションの参加許可者
リストに継承する例を述べたが、継承する情報として参
加者リストのかわりに先に開かれているセッションの参
加許可者リスト、参加予定者リストなどのユーザ情報を
継承しても良い。また、参加者リストと参加許可者リス
トの和または積を継承するなど参加許可者リストの元に
なるユーザ情報のいくつかを組み合わせて継承しても良
い。このように、先に開かれているセッションのユーザ
情報を後から開かれるセッションに受け渡して、後から
開かれるセッションの参加許可者リストに継承すること
ができる。
【0128】以上にように、会議が複数のセッションに
より構成されている場合は、先に行われているセッショ
ンのユーザ情報を後から開かれるセッションの参加許可
者リストへ継承することにより、先に行われているセッ
ションに参加しているユーザなど参加許可者リストに登
録されているユーザが後から開かれるセッションに参加
するときには、許可手続きを繰り返さなくてすむ。
【0129】また、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、参加許可者リストに登
録されているユーザが電子会議への参加を要求したと
き、許可なしで参加できるようにしたため、参加するユ
ーザあるいは既に参加しているユーザと会議端末との間
で行なわれる許可手続きなしに、当該電子会議に参加す
ることができる。
【0131】したがって、会議への参加手続きが簡略化
するため、参加申請したユーザの許可手続きのために議
事の進行を妨げることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施例に係る電子会
議システムの全体構成を示す図
【図2】会議端末の内部構成の一例を示す図
【図3】会議情報サーバの内部構成の一例を示す図
【図4】会議情報データベースのデータ構造の一例を示
す図
【図5】会議マネージャの内部構成の一例を示す図
【図6】会議に参加または会議を開始するまでの処理の
手順を示すフローチャート
【図7】会議を開始するための処理の手順を示すフロー
チャート
【図8】会議を開始するときに指定するデータの一例を
示す図
【図9】会議に参加する際の処理の手順を示すフローチ
ャート
【図10】会議に参加する際の処理の手順を示すフロー
チャート
【図11】定例会議をする際の処理の手順を示すフロー
チャート
【図12】定例会議を終了する際の処理の手順を示すフ
ローチャート
【図13】定例会議の参加状況と集計した参加率のデー
タの一例を示す図
【図14】本発明の第3の実施例に係る電子会議システ
ムの全体構成を示す図
【図15】会議が複数のセッションにより構成されてい
る場合にセッションを開始する際の処理の手順を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1…会議情報サーバ、2a〜2m…会議端末、3a,3
b,3c…会議マネージャ、11…通信部、12…会議
情報管理部、13…会議情報検索部、14……会議情報
データベース、21…入出力部、22…通信部、23…
通信路制御部、24……会議情報表示部、25…参加要
求判断部、26…会議情報受信部、27…参加要求送信
部、28…会議情報獲得部、29…会議端末制御部、3
1…通信部、32…表示情報制御部、33…会議情報格
納部、34…許可者リスト格納部、35…会議情報送信
部、36…参加要求受信部、37…会議制御部、5a,
5b,5c…セッションマネージャ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】会議マネージャーにより管理された複数の
    会議端末間で情報を交換する電子会議に参加するための
    電子会議の参加方法において、 前記会議マネージャーの保持する参加許可者リストに、
    当該電子会議に参加することを予め許可したユーザの識
    別子を登録し、 当該電子会議に参加しようとする前記会議端末から前記
    会議マネージャーに、該会議端末の識別子およびユーザ
    の識別子を含む参加要求を送り、 前記参加要求を受けた前記会議マネージャーは、送られ
    た前記ユーザの識別子が前記参加許可者リストに登録さ
    れている場合、送られた前記会議端末の識別子を持つ会
    議端末を当該電子会議への参加者として登録する処理を
    行なうことを特徴とする電子会議システムの参加方法。
  2. 【請求項2】既に開催し終了した1つの電子会議の参加
    者の全部または一部が継続される他の電子会議を開催す
    る場合、該1つの電子会議の参加許可者リストを、後か
    ら開催される該他の電子会議に対応する前記会議マネー
    ジャーに継承することを特徴とする請求項1に記載の電
    子会議の参加方法。
  3. 【請求項3】前記電子会議が複数のメディアにより構成
    される場合、既に開催された1つのメディアの参加者の
    参加許可者リストを、後から開催される該メディアに対
    応する前記会議マネージャーに継承することを特徴とす
    る請求項1に記載の電子会議の参加方法。
  4. 【請求項4】会議マネージャーにより管理された複数の
    会議端末間で情報を交換する電子会議システムにおい
    て、 前記会議端末は、前記会議マネージャーに該会議端末の
    識別子およびユーザの識別子を含む参加要求を送る手段
    を備え、 前記会議マネージャーは、 当該電子会議に参加することを予め許可したユーザの識
    別子を登録した参加許可者リストと、 前記会議端末から前記参加要求を受ける手段と、 送られた前記ユーザの識別子が前記参加許可者リストに
    登録されている場合、送られた前記会議端末の識別子を
    持つ会議端末を当該電子会議への参加者として登録する
    処理を行なう手段とを備えたことを特徴とする電子会議
    システム。
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