JP2001111627A - 通信システムおよび通信路結合方法 - Google Patents

通信システムおよび通信路結合方法

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JP2001111627A
JP2001111627A JP28240199A JP28240199A JP2001111627A JP 2001111627 A JP2001111627 A JP 2001111627A JP 28240199 A JP28240199 A JP 28240199A JP 28240199 A JP28240199 A JP 28240199A JP 2001111627 A JP2001111627 A JP 2001111627A
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Sen Yanagi
先 柳
Shuichi Sato
修一 佐藤
Toshio Murai
俊雄 村井
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆網に接続される顧客端末と通信する公衆
網接続装置と情報端末との接続、または公衆網接続装置
間または情報端末間の接続を制御装置によって行なう通
信システムおよび通信路結合方法を提供する。 【解決手段】 制御装置から第1の接続機器および第2
の接続機器へ呼設定要求を送出し、相手の通信路情報を
記録する。そして、制御装置から第1の接続機器へ記録
した第2の接続機器の通信路情報を送信し、第2の接続
機器へ第1の接続機器の通信路情報を送出し、第1の接
続機器と第2の接続機器は互いの通信路情報を用いて情
報通信を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網に接続され
音声、または映像、または音声、映像情報を送受信する
機能をもつ1台以上のマルチメディア端末(顧客端
末)、音声、映像情報を送受信する機能をもつLAN上
のマルチメディア端末(オペレータ端末)、公衆網とL
ANとの間で送受信する機能をもつ公衆網接続装置、ま
たは複数のマルチメディア端末と複数の公衆網接続装置
がネットワーク上に配置された通信システムの、マルチ
メディア端末間、またはマルチメディア端末と公衆網接
続装置間、または公衆網接続装置間の接続制御を行なう
通信システムおよび通信路結合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの発展に伴い、各種
のサービス業務をユーザの端末から公衆網を介して情報
サービス提供者のコンピュータにアクセスを行ない、所
望の情報サービスを受けるシステムが増加している。ま
た、ユーザの電話機を使用して、同様にサービス提供者
のコンピュータシステムに電話を掛け、音声応答による
情報サービスや商品取引などが行われている。
【0003】図13は、従来のオペレータ端末とユーザ
端末の接続を行なう構成を示す図である。情報サービス
システムにはオペレータ端末110、120と各種のサ
ービス情報および制御情報を記憶するサーバ100と、
情報交換接続を行なうPBX130とが設けられてい
る。PBX130は公衆網140を経由してユーザ端末
150、160と接続され、オペレータ端末110、1
20とユーザ端末150、160の接続はこのPBX1
30によって行われていた。
【0004】例えば、ユーザ端末150から交信要求が
発せられた場合、PBX130にて受信し、サーバ10
0をサーチして空いているオペレータ端末を探し、その
オペレータ端末(例えば110)とPBX130との間
の交信が確立すると、PBX130を経由してオペレー
タ端末110とユーザ端末150間の情報通信が行なわ
れる。また、オペレータ端末120から発信する場合、
サーバ100をサーチしてユーザ端末の電話番号を取得
し、オペレータ端末120とPBX130との接続が確
立すると、PBX130が公衆網140を経由してユー
ザ端末(例えば160)に電話を掛け、その応答を確認
すると、以降PBX130を経由してオペレータ端末1
20とユーザ端末160間の情報通信が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報サービスシ
ステムではPBXが端末間の接続制御を行なう方式であ
った。このため、音声、映像情報などの送受信は交換機
と局線を接続する専用の機器を収容しており、公衆網に
接続されるユーザの電話機やパソコン端末からの音声・
映像情報をコンピュータシステム内のLANを経由して
オペレータ端末に受信したり、またオペレータ端末から
の音声・映像情報をコンピュータシステム内のLANを
経由し、更に公衆網を経由してユーザの電話機やパソコ
ン端末に送信する方式は実現されていなかった。このた
め、専用のPBXを経由してユーザ端末とオペレータ端
末の情報通信を行なう必要があり、非常に高価なシステ
ムとなっていた。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、情報提供者のコンピュータシステムをサーバコンピ
ュータ等で構築することを可能にする。そして、1台以
上のオペレータ端末、1台以上の公衆網接続装置、接続
制御を行なう制御装置(例えば、発呼装置、応答装置、
接続制御装置、端末等)をLAN接続することにより、
LAN上に接続される装置間はTCP、UDP等のパケ
ット通信によって高速通信を可能とし、また公衆網接続
装置と公衆網上のユーザ端末とは従来の電話回線通信を
実現する。これにより、ユーザ端末(公衆網接続装置を
経由)とオペレータ端末間の接続、オペレータ端末間の
接続、およびユーザ端末間の接続(2つの公衆網接続装
置を経由)を簡単な手順で行なえる通信システムおよび
通信路結合方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る通信路結合方法は、音声または映像ま
たは音声・映像を送受する機能を持つ1つまたは複数の
マルチメディア端末と、音声・映像情報を前記マルチメ
ディア端末との間の送受、または公衆網とLANとの間
で送受する機能をもつ1つまたは複数の公衆網接続装置
と、および制御装置とが前記LAN上に配置された通信
システムの、前記マルチメディア端末間、前記マルチメ
ディア端末と前記公衆網接続装置との間、および公衆網
接続装置間を接続する通信路結合方法であって、前記制
御装置から第1の接続機器へ呼設定要求を発信後、音声
・映像の通信路を確立するためにその応答として得られ
る前記第1の接続機器の音声・映像の通信路情報を記録
し、前記制御装置から第2の接続機器へ呼設定要求を発
信後、音声・映像の通信路を確立するためにその応答と
して得られる前記第2の接続機器の音声・映像の通信路
情報を記録し、前記制御装置は前記第1の接続機器へ前
記第2の接続機器の音声・映像の通信路情報を通知し、
前記制御装置は前記第2の接続機器へ前記第1の接続機
器の音声・映像の通信路情報を通知し、前記第1の接続
機器と前記第2の接続機器との間で通信を行なうことを
特徴とする。
【0008】上記の発明によれば、制御装置(例えば、
自動発呼装置、または自動応答装置、または接続制御装
置、または端末、またはそれらの組合せ装置等)から接
続したい第1、第2の接続機器へ呼設定要求を送り、そ
の応答信号に含まれる通信路情報を互いに通知すること
により簡単に通信結合することが出来る。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
に係る通信路結合方法は、音声または映像または音声・
映像を送受する機能を持つ1つまたは複数のマルチメデ
ィア端末と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末
との間の送受、または公衆網とLANとの間で送受する
機能をもつ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および
制御装置とが前記LAN上に配置された通信システム
の、前記マルチメディア端末間、前記マルチメディア端
末と前記公衆網接続装置との間、および公衆網接続装置
間を接続する通信路結合方法であって、前記制御装置か
ら第1の接続機器へ第1の呼設定要求を発信して、互い
の通信路情報を送受し、前記制御装置から第2の接続機
器へ第1の呼設定要求を発信して、互いの通信路情報を
送受し、前記制御装置と前記第1、第2の接続機器との
通信が確立すると、前記制御装置から前記第1の接続機
器へ転送要求を発信し、前記転送要求を受信した前記第
1の接続機器は、前記第2の接続機器へ第2の呼設定要
求を発信し、それに応答して前記第2の接続機器と前記
第1の接続機器とが前記制御装置を経由して互いの通信
路情報を送受し、相手の通信路情報を受信した後、前記
第1の接続機器が前記制御装置との通信を切断し、前記
第2の接続機器が前記制御装置との通信を切断し、前記
第1の接続機器と前記第2の接続機器との間で通信を行
なうことを特徴とする。
【0010】上記の発明によれば、制御装置から接続し
たい第1、第2の接続機器へ呼設定要求を送り、その応
答信号に含まれる通信路情報を受信し、その後、通信路
転送要求に従い、第1、第2の接続機器の間で互いの通
信路情報を通知する共に、第1、第2の接続機器と制御
装置との通信路を切断することにより簡単に通信結合す
ることが出来る。
【0011】また上記目的を達成するために、本発明に
係る通信路結合方法は、音声または映像または音声・映
像を送受する機能を持つ1つまたは複数のマルチメディ
ア端末と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末と
の間の送受、または公衆網とLANとの間で送受する機
能をもつ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および制
御装置とが前記LAN上に配置された通信システムの、
前記マルチメディア端末間、前記マルチメディア端末と
前記公衆網接続装置との間、および公衆網接続装置間を
接続する通信路結合方法であって、前記制御装置から第
1の接続機器、および第2の接続機器へ呼設定要求を発
信して互いの通信路情報を送受し、前記制御装置と前記
第1の接続機器、および前記制御装置と前記第2の接続
機器との通信が確立すると、前記制御装置から前記第1
の接続機器へ前記第2の接続機器の通信路情報と通信路
変更要求を発信し、また前記制御装置から第2の接続機
器へ前記第1の接続機器の通信路情報と通信路変更要求
を発信し、前記通信路変更要求を受信した前記第1の接
続機器は前記第2の接続機器の通信路情報を記録し、ま
た前記第2の接続機器は前記第1の接続機器の通信路情
報を記録すると共に、前記第1の接続機器および第2の
接続機器は前記制御装置との通信を終了し、前記第1の
接続機器と前記第2の接続機器との間で前記通信路を用
いた情報通信を行なうことを特徴とする
【0012】上記の発明によれば、制御装置(例えば、
発呼装置または応答装置または接続制御装置または端末
等)から接続したい第1、第2の接続機器へ呼設定要求
を送り、その応答信号に含まれる通信路情報を受信して
接続を確立して後、第1の接続機器に対し第2の接続機
器の通信路情報と通信路転送要求を通知し、また第2の
接続機器に対し第1の接続機器の通信路情報と通信路転
送要求を通知することにより、制御装置と第1および第
2の接続装置との制御ラインを保持したままで、第1の
接続装置と第2の接続装置との間の音声・映像信号の通
信路を結合することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信システム
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の通信
システムの全体の構成を示す図である。例えば情報サー
ビスのコンピュータシステムでは、ローカルエリアネッ
トワークLAN10に、発呼数の決定、実際の発呼や切
断、発信先相手へ接続した後にオペレータ端末との接続
や各種の情報管理を行なう自動発呼装置11と、ネット
ワークLAN上での接続処理(例えば発信要求の受付、
発信要求に記載される着信先情報から着信先の決定、発
信先と着信先間の音声、映像通信を行なわせる機能等)
を行なう接続制御装置12と、公衆網からの着信処理、
適切は端末の選択や目的の端末への接続などを行なう自
動応答装置13と、オペレータ端末となって各オペレー
タが通話または情報入力に用いるマルチメディア端末装
置14a、14b、14cと、公衆網を経由してユーザ
である顧客の端末とこのコンピュータシステムとを接続
する公衆網接続装置15a、15bとが接続されてい
る。公衆網接続装置15a、15bが接続される公衆ネ
ットワーク網16にはユーザである顧客の端末17a、
17b、…が接続されている。顧客端末17a,17b
は電話機やパソコン端末、モバイル端末等で構成され
る。
【0014】この実施例では、LAN10は発信要求や
着信要求などの制御信号を転送する制御用通信路10a
と、音声や映像情報を送信する音声画像用通信路10b
とで構成される。そして、制御用通信路10aとしてT
CPを使用し、また音声画像用通信路10bとしてUD
Pを使用する場合について示すが、双方の通信路10
a、10bともTCPまたはUDPを使用することも可
能である。TCP、UDPを使用する場合、通信路情報
としてIPアドレスおよびポート番号が通信路情報とし
て使用され、端末間の接続制御が行われる。TCP、U
DP以外の他のプロトコルや通信手段を使用する場合に
は、通信路を一意に識別可能な情報を使用する必要があ
る。また、以下の例では呼接続手順として広く用いられ
ているISDN規格に準拠したQ.931を使用する
が、他の信号を使用しても良い。
【0015】図2は、本発明の他のシステム構成例を示
したのもであり、図1と同じ装置には同符号を付してい
る。図1、図2の通信システムの中で自動発呼装置1
1、接続制御装置12、マルチメディア端末装置14、
公衆網接続装置15等によって自動発呼システムが構成
される。この自動発呼システムでは、上記の自動発呼装
置11と接続制御装置12を一つのコンピュータ18に
よって構成することも出来る。また図1、図2の通信シ
ステムの中で自動応答装置13、接続制御装置12、マ
ルチメディア端末装置14、公衆網接続装置15等によ
って自動応答システムが構成される。この自動応答シス
テムにおいて、上記自動応答装置13と接続制御装置1
2を一つのコンピュータ19によって構成することも出
来る。更に、自動発呼装置11、接続制御装置12、お
よび自動応答装置13を一つのコンピュータ20によっ
て構成することも出来る。
【0016】次に、図3を参照して自動発呼システムに
おける、発呼数の決定から切断までの処理動作について
説明する。まず、自動発呼装置11は、ある時期に過去
の記録も含んだオペレータ情報や回線情報を利用して発
呼する数を計算する(ステップS10)。次に、自動発
呼装置11は計算によって得られた数から必要な数のオ
ペレータのマルチメディア端末装置14a、14b、1
4c…に対し発呼する(ステップS11)。マルチメデ
ィア端末装置14a、14b、14cを操作するオペレ
ータは、自動発呼装置11からの呼び出し要求に対し端
末装置を操作して応答信号を送信し、自動発呼装置11
は各オペレータのマルチメディア端末装置14a、14
b、14cからの応答信号を検出する(ステップS1
2)。
【0017】次に、自動発呼装置11は、計算結果に基
づいて公衆ネットワーク網16に接続される顧客端末1
7a、17b、…に複数発呼する(ステップS13)。
自動発呼装置11は、発呼先の顧客端末17a、17
b、…からの応答信号を検出した場合(ステップS14
がYes)、その発呼先の顧客と通話させるオペレータ
を選択する(ステップS15)。そのオペレータのマル
チメディア端末装置が予め発呼して接続済みであること
を確認して、オペレータのマルチメディア端末装置と発
呼先の顧客端末とを結合する(ステップS16)。この
後、オペレータと発呼先の顧客との通話がそれぞれの端
末を用いて実行され(ステップS17)、通話が終了し
た段階でオペレータのマルチメディア端末装置もしくは
発呼先の顧客端末によって通話が切断される(ステップ
S18)。また、ステップS14で発呼先の顧客端末が
通話中であったり、圏外等の理由により接続できなかっ
た場合などの理由により、顧客端末からの応答信号が検
出されなかった場合は通話を切断する。
【0018】次に、自動応答システムについて、着信か
ら切断までの動作について、図4を参照して説明する。
顧客端末(例えば17b)から公衆ネットワーク網1
6、公衆網接続装置(例えば15a)を経由して情報サ
ービスシステムにアクセスが行なわれた場合、自動応答
装置13によってその着信信号を受信する(ステップS
20)。自動応答装置13は、発信元(即ち顧客端末1
7b)に応答メッセージを返し、発信元から何らかの指
示が伝送されるのを待つ。発信者が電話機のボタンや音
声などの方法によって何らかの指示が送られてくると、
自動応答装置13は顧客からの指示信号を検出し(ステ
ップS21)、その指示内容の対応に適切なオペレータ
を選び、そのオペレータのマルチメディア端末装置(例
えば14a)を選択する(ステップS22)。
【0019】次に、自動応答装置13は、発信元との通
話を保留して(ステップS23)、選択したオペレータ
のマルチメディア端末装置14aに発呼する(ステップ
S24)。オペレータはマルチメディア端末装置14a
から自動応答装置13に対し応答信号を返し、自動応答
装置13がその応答信号を検出すると(ステップS2
5)、保留していた発信元の端末17bと接続したいマ
ルチメディア端末装置14aとの通話を結合する(ステ
ップS26)。これにより、顧客端末17bとオペレー
タのマルチメディア端末装置14aとの間の通話が開始
され(ステップS27)、通話が終った段階で顧客端末
17bまたはマルチメディア端末装置14aによって通
話が切断される(ステップS28)。
【0020】上述した自動発呼システムのステップS1
6で示した「発信元端末とオペレータのマルチメディア
端末装置との通話を結合」、および自動応答システムの
ステップS26で示した「発信元端末とオペレータのマ
ルチメディア端末装置との通話を結合」におけるLAN
10を経由した結合処理の実施形態、並びに本発明によ
って適用可能な他の接続処理について以下に説明する。
【0021】本発明によって実施される通信形態は、大
別すると以下の3通りの形態が存在する。第1に、複数
のマルチメディア端末間の通信。この場合の接続制御を
行なう制御装置は自動発呼装置、または自動応答装置、
または接続制御装置、またはマルチメディア端末装置、
またはそれらの組合せによって行なうことが出来る。マ
ルチメディア端末間では、LAN通信によって音声・映
像等のパケット通信が高速に行なわれる。
【0022】第2に、マルチメディア端末と公衆網接続
装置との間の通信。この場合の接続制御を行なう制御装
置は自動発呼装置、または自動応答装置、または接続制
御装置、またはマルチメディア端末装置、またはそれら
の組合せによって行なうことが出来る。なお、公衆網接
続装置は公衆ネットワーク網を介して顧客の端末と電話
回線接続されて音声・映像情報の通信が行なわれ、LA
N上はパケット通信によってマルチメディア端末装置と
の間で音声・映像情報の送受が行われる。
【0023】第3に、複数の公衆網接続装置間の通信。
この場合の接続制御を行なう制御装置は自動発呼装置、
または自動応答装置、または接続制御装置、またはマル
チメディア端末装置、またはそれらの組合せによって行
なうことが出来る。なお、それぞれの公衆網接続装置は
公衆ネットワーク網を介して顧客の端末と電話回線接続
されて、顧客端末間の音声・画像の通信を公衆網接続装
置を介して行なうケースに用いられる。
【0024】なお、これらを実現するために、公衆網接
続装置およびマルチメディア端末装置には、音声・映像
情報をパケットに変換してLAN上に送出する機能と、
パケットデータを音声・映像信号に変換して出力する機
能とを有する。また、制御装置はそれぞれ固有の機能を
持っているが、接続制御に関する基本的な処理が変わる
ものではない。
【0025】以下の説明では、自動発呼システムにおけ
る、マルチメディア端末装置(例えば端末14a)と公
衆網接続装置(例えば装置15a)との接続と、公衆ネ
ットワーク網16を経由して顧客端末(例えば端末17
b)との通信について説明する。
【0026】(第1の実施形態)図5は、本発明の第1
の実施形態の結合手順を示した動作のフローチャートで
ある。先ず、上述したステップS16(またはステップ
S26)の処理を実行するために、自動発呼装置11
(以下自動応答システムの場合は、自動応答装置13と
読み替える)はマルチメディア端末装置14a(以下端
末14aと称する)に対して呼設定要求を送出する(S
100)。端末14aは、呼設定要求を受信し(S10
1)、応答信号および自端末が使用する音声・映像通話
路が使用するポート番号と自端末のIPアドレスなどを
音声・映像通話路情報として送出する(S102)。な
お、実施例では呼設定要求に対する応答信号と自端末の
音声・映像通信路情報を一緒に送っているが、別の信号
として送信しても良い。また、使用する音声・映像情報
の符号方式などのネゴシエーションが必要であるが、こ
のネゴシエーションの情報を応答信号と同時に送っても
良いし、別々に送っても良い。
【0027】自動発呼装置11は、端末14aから送ら
れる応答信号、音声・映像通話路情報(即ちIPアドレ
ス、ポート番号等)を受信し(S103)、端末14a
の端末識別番号をキーにして音声・映像通話路情報と共
に、電話番号、計算機名、端末14aを使用するオペレ
ータ名などを記録する(S104)。図6は、自動発呼
装置11に記録される発呼先情報(図6(a))と、発
呼先の端末14aの端末識別番号に対応する得られた通
信路情報(図6(b))を示す。
【0028】続いて自動発呼装置11は、図3のステッ
プS14(または図4のステップS21)において、発
呼先(または発信元)として確定した顧客端末17bと
の接続を行なうために呼設定要求を公衆網接続装置15
aに対し要求する(S105)。公衆網接続装置15a
は呼設定要求を受信すると(S106)、公衆ネットワ
ーク網16を経由して既に得られている顧客端末17b
へ電話回線によって送信し、同顧客端末17bから応答
を得る(S106a)。そして、公衆網接続装置15a
は応答信号および自音声・映像通信路情報(IPアドレ
ス、ポート番号等)を自動発呼装置11へ送出する(S
107)。自動発呼装置11は、公衆網接続装置15a
からの応答、音声・映像通信路情報を受信し(S10
8)、記録する(S109)。
【0029】続いて、自動発呼装置11は端末14aに
対して公衆網接続装置15aの音声・映像通信路情報を
送出し(S110)、また公衆網接続装置15aに対し
て端末14aの音声・映像通信路情報を送出する(S1
11)。これにより、端末14aは公衆網接続装置15
aの音声・映像通信路情報を受信し(S112)、ま
た、公衆網接続装置15aは端末14aの音声・映像通
信路情報を受信する(S114)。この結果、端末14
aのマイクなどから入力した音声信号や、カメラなどで
入力された映像情報がLAN10経由で公衆網接続装置
15aに転送される(S113)。そして公衆網接続装
置15aは電話回線接続により、公衆ネットワーク網1
6を経由して顧客端末17bへ受信した音声や映像信号
を送信する(S116)。また、顧客端末17bから送
信された音声、映像情報は同様に公衆ネットワーク網1
6を経由して公衆網接続装置15aが受信する(S11
6)。公衆網接続装置15aは受信した音声や映像情報
をLAN10経由して端末14aに対して送出する(S
115)。このように、自動発呼装置11または自動応
答装置13によって端末14aと公衆網接続装置15a
との情報通信路が確立され、以降公衆網接続装置15a
を経由して端末14aと顧客端末17bとが通話中とな
り、各種の情報提供サービスの要求と応答の交信が行な
われる。
【0030】上記の実施形態において、マルチメディア
端末間の通信の場合、ステップS106aやステップS
116の処理が省略され、直接マルチメディア端末から
送出される。また、公衆網接続装置間の通信の場合、ス
テップS101とステップS102の間にステップS1
06aと同様の送受が行なわれる。また、ステップS1
13においては、ステップS116と同様の送受が行な
われる。
【0031】(第2の実施形態)図7は本発明の第2の
実施形態を示し、この第2の実施形態では、自動発呼装
置11または自動応答装置13の代わりに接続制御装置
12が結合制御を行なう実施形態を示すものである。
【0032】自動発呼装置11は、接続制御装置12に
対してマルチメディア端末装置(以下、端末14aと称
する)と顧客端末14aと交信する公衆網接続装置15
aに対して呼設定要求を送出する(S200)。この場
合、複数の発信操作となるため、呼設定要求と別の信号
を使っても良い。実施例では、呼設定要求に含まれるユ
ーザユーザ情報設定欄等に複数の端末または公衆網接続
装置を設定する領域を設けて行なうものとする。
【0033】呼設定要求を受けた接続制御装置12は、
例えば図6の呼識別番号を生成し、先ず端末14aに対
して通常の呼設定要求を用いて発信する(S201、S
202)。端末14aは、呼設定要求を受信し(S20
3)、端末14aの電話番号、計算機名、オペレータ名
などの応答信号、および自端末が使用する音声・映像通
信路であるポート番号とIPアドレスを音声・映像通信
路情報として送出する(S204)。接続制御装置12
は、端末14aからの応答信号および音声・映像通信路
情報を受信し(S205)、図6(b)に示すように端
末14aの端末識別番号に音声・映像通信路情報、電話
番号、計算機名、オペレータ名などを記録する(S20
6)。なお、応答信号と音声・映像通信路情報の送受信
を別な通信路を用いて行なう場合、呼設定信号、応答信
号などの呼制御信号に、音声・映像通信路、音声・映像
の符号化などのネゴシエーションに使用する通信路の情
報を含めることで、音声・映像通信路の情報を各端末に
通知する場合、接続制御装置12を介さずに直接行なう
ことも可能である。
【0034】続いて接続制御装置12は、図3のステッ
プS14(または図4のステップS21)において、発
呼先(または発信元)として確定した顧客端末17bと
接続を行なうため公衆網接続装置15aに呼設定要求を
送出する(S207)。公衆網接続装置15aは呼設定
要求を受信すると、公衆ネットワーク網16を経由して
既に得られている顧客端末17bへ電話回線によって送
信し、同顧客端末17bから応答を得る(S208
a)。そして、公衆網接続装置15aは応答信号および
自音声・映像通信路情報(IPアドレス、ポート番号
等)をLAN10経由して接続制御装置12へ送出する
(S209)。接続制御装置12は、公衆網接続装置1
5aからの応答、音声・映像通信路情報を受信し(S2
10)、記録する(S211)。
【0035】続いて、接続制御装置12は端末14aに
対して公衆網接続装置15aの音声・映像通信路情報を
送出し(S212)、また公衆網接続装置15aに対し
て端末14aの音声・映像通信路情報を送出する(S2
13)。これにより、端末14aは公衆網接続装置15
aの音声・映像通信路情報を受信し(S214)、また
公衆網接続装置15aは端末14aの音声・映像通信路
情報を受信する(S216)。そして、端末14aのマ
イクなどから入力した音声信号や、カメラなどで入力さ
れた映像情報がLAN10経由で公衆網接続装置15a
に送出する(S215)。そして公衆網接続装置15a
は電話回線接続により、公衆ネットワーク網16を経由
して顧客端末17bへ受信した音声や映像信号を送信す
る。また、顧客端末17bから送信された音声、映像情
報は同様に公衆ネットワーク網16を経由して公衆網接
続装置15aへ送信する(S218)。公衆網接続装置
15aは受信した音声や映像情報をLAN10経由して
端末14aに対して送出する(S217)。このよう
に、接続制御装置12によって端末14aと公衆網接続
装置15aとの情報通信路が確立され、以降公衆網接続
装置15aを経由して端末14aと顧客端末17bとが
通話中となり、各種の情報提供サービスの要求と応答の
送受が行なわれる。
【0036】上記の実施形態において、マルチメディア
端末間の通信の場合、ステップS208aやステップS
218の処理が省略され、マルチメディア端末から直接
送出される。また、公衆網接続装置間の通信の場合、ス
テップS203とステップS204の間にステップS2
08aと同様の送受が行なわれる。また、ステップS2
15においては、ステップS218と同様の送受が行な
われる。
【0037】(第3の実施形態)図8、図9は本発明の
第3の実施形態を示し、図7と同様に接続制御装置12
を中継して結合処理を行なうものであるが、自動発呼装
置11(または自動応答装置13)が接続制御を行なう
ものである。
【0038】自動発呼装置11は、接続制御装置12に
対してマルチメディア端末装置(以下、端末14aと称
する)に対する呼設定要求を送出する(S300)。呼
設定要求を受け取った接続制御装置12は、端末14a
に対して呼設定要求を送出する(S301、S30
2)。端末14aは、接続制御装置12からの呼設定要
求を受信し(S303)、端末14aの電話番号、計算
機名、オペレータ名などの応答信号、および自端末が使
用する音声・映像通信路であるポート番号とIPアドレ
スを音声・映像通信路情報として送出する(S30
4)。接続制御装置12は、端末14aからの応答信号
および音声・映像通信路情報を受信し、受信した情報を
自動発呼装置11へ送出する(S305)。自動発呼装
置11は、接続制御装置12からの応答信号および音声
・映像通信路情報を受信し、同様に記録する(S30
6)。
【0039】続いて自動発呼装置11は、自装置のが使
用する音声・映像通信路情報を接続制御装置12に送出
し(S307)、接続制御装置12はこれを受信して端
末14aの送出する(S308、S309)。端末14
aは接続制御装置12からの音声・映像通信路情報を受
信する(S310)。これにより、自動発呼装置11と
端末14aとの間が結合され、通話が可能となる。
【0040】更に、自動発呼装置11は、図3のステッ
プS14(または図4のステップS21)において、発
呼先(または発信元)として確定した顧客端末17bと
接続するため、呼設定要求を接続制御装置12に送出す
る(S311)。接続制御装置12は呼設定要求を受け
取り(S312)、呼設定要求を公衆網接続装置15a
へ送出する(S313)。公衆接続装置15aは呼設定
要求を受信すると(S314)、更に公衆ネットワーク
網16を経由して顧客端末17bに発呼して応答を得る
(S314a)。顧客端末17bからの応答を受信した
公衆接続装置15aは、応答信号、自音声・映像通信路
情報(IPアドレス、ポート番号等)を接続制御装置1
2へ送出する(S315)。接続制御装置12は、公衆
接続装置15aからの応答信号および音声・映像通信路
情報を受信し、受信した情報を自動発呼装置11へ送出
する(S316)。自動発呼装置11は、接続制御装置
12からの応答信号および音声・映像通信路情報を受信
し、同様に記録する(S317)。
【0041】自動発呼装置11は、自装置が使用する音
声・映像通信路情報を接続制御装置12に送出し(S3
18)、接続制御装置12はこれを受信して公衆接続装
置15aへ送出する(S319、S320)、公衆接続
装置15aは音声・映像通信路情報を受信する(S32
1)。これにより、自動発呼装置11と公衆接続装置1
5aとの間が結合され、通話が可能となる。
【0042】続いて、図9に示すように自動発呼装置1
1は、端末14aと公衆接続装置15aを通話結合させ
るために接続制御装置12へ転送要求を送出する(S3
30)。自動発呼装置11からの転送要求を受信した接
続制御装置12は、その転送要求を通話可能となった端
末14aに対して送出する(S331、S332)。こ
の要求は同時に公衆接続装置15aに対して送出しても
良い。端末14aは転送要求を受信し(S333)、公
衆接続装置15aとの間の通話路を確保するために、呼
設定要求を接続制御装置12へ送出する(S334)。
この呼設定要求は先のS302、S314で行なったも
のとは異なり、端末14aとの接続後に自動発呼装置1
1との通話を切断する処理を指示するものである。この
ため、S334の呼設定要求時に、端末14aと自動発
呼装置11との間の通信を切断する指示をユーザユーザ
情報欄に記載する方法や、端末14aと自動発呼装置1
1との間の通信を識別する情報を上記呼設定要求に記載
する方法、あるいは別な信号を用いる方法等によって行
なうことが出来る。
【0043】接続制御装置12は、端末14aからの呼
設定要求を受信し(S335)、公衆接続装置15aへ
送出する(S336)。公衆接続装置15aはその呼接
続要求を受信し(S337)、通常の着信と同様に応答
信号、音声・映像通信路情報を端末14aに対して送出
する(S338)。接続制御装置12は公衆接続装置1
5aからの応答信号、音声・映像通信路情報を受信し
(S339)、その情報を中継して端末14aに送出す
る(S340)。端末14aは受信した応答信号、音声
・映像通信路情報を記録する(S341)。そして、自
分が発信した呼設定要求(S334)に対応して、公衆
接続装置15aからの応答信号、音声・映像通信路情報
を受信したことを認識すると、端末14aは通話切断要
求を送出する(S342)。通話切断要求を受信した接
続制御装置12は、その要求を自動発呼装置11へ送出
する(S343、S344)。切断要求を受信した自動
発呼装置11は、端末14aとの間の通話を切断処理す
る(S345、S346)。
【0044】また、端末14aは切断要求の後に、自音
声・映像通信路情報を接続制御装置12へ送出する(S
347)。端末14aの自音声・映像通信路情報を受信
した接続制御装置12は、その情報を公衆接続装置15
aへ送出する(S348、S349)。公衆接続装置1
5aは、端末14aの音声・映像通信路情報を受信記録
して(S350)、自動発呼装置11との通話を切断す
るために通話切断要求を送出する(S351)。通話切
断要求を受信した接続制御装置12は、その要求を自動
発呼装置11へ送出する(S352、S353)。切断
要求を受信した自動発呼装置11は、公衆接続装置15
aとの間の通話を切断処理する(S354、S34
5)。
【0045】これにより、端末14aと公衆接続装置1
5aとの間はS341とS350で記録した互いの通信
路を用いて通話結合が行なわれ、音声・画像等の情報通
信が実行される(S356、S357)。そして、公衆
接続装置15aは公衆ネットワーク網16を経由して顧
客端末17bとの情報通信が行われる(S358)。
【0046】上記の実施形態において、マルチメディア
端末間の通信の場合、ステップS314aやステップS
412aやステップ428の処理が省略され、直接マル
チメディア端末から送出される。また、公衆網接続装置
間の通信の場合、ステップS303とステップS304
の間にステップS314aと同様の送受が行なわれる。
また、ステップS356においては、ステップS358
と同様の送受が行なわれる。
【0047】(第4の実施形態)図10は本発明の第4
の実施形態の動作を示す。この第4の実施形態では、自
動発呼装置および接続制御装置からなる制御装置と、マ
ルチメディア端末(又は公衆網接続装置)および公衆網
接続装置(又はマルチメディア端末)との間の制御信号
ラインおよび音声・画像情報ラインを接続した後で、、
制御信号ラインを保持したままで、音声・画像情報ライ
ンをマルチメディア端末(又は公衆網接続装置)および
公衆網接続装置(又はマルチメディア端末)との間で接
続するものである。
【0048】先ず、自動発呼装置および接続制御装置か
らなる制御装置と、マルチメディア端末(又は公衆網接
続装置)および公衆網接続装置(又はマルチメディア端
末)との間の制御信号ラインおよび音声・画像情報ライ
ンを接続する動作は図8に示したステップS300〜S
321の手順と同一であるので、その図面および動作説
明は割愛する。以下、制御装置とマルチメディア端末
(又は公衆網接続装置)および公衆網接続装置(又はマ
ルチメディア端末)との間の制御信号ラインおよび音声
・画像情報ラインによる接続が確立されたものとして、
図10を参照して説明する。
【0049】次に、自動発呼装置11は、端末14aと
公衆網接続装置15aとの間の接続を維持(制御信号ラ
イン)した状態で、端末14aと公衆網接続装置15a
との間の音声・画像情報ラインを接続するために、端末
14aに対し通話相手を自動発呼装置11から公衆接続
装置15aへ変更するための通信路変更要求と、受信し
た公衆接続装置15aの音声・映像通信路情報(即ち、
音声・画像情報ラインの情報)を端末14aへ送信すべ
く接続制御装置12へ送出する(S400)。
【0050】自動発呼装置11からの通信路変更要求お
よび公衆接続装置15aの音声・映像通信路情報を受信
した接続制御装置12は、その要求および情報を端末1
4aの送出する(S401)。端末14aは、公衆接続
装置15aの音声・映像通信路情報を記録すると共に
(S402)、自動発呼装置11との通信路クローズ処
理を実行して(S403)、通信路変更完了通知を送出
する(S404)。通信路変更完了通知を受信した接続
制御装置12は、この通知を自動発呼装置11へ送出
(S405)、自動発呼装置11はこれを受信して音声
・映像の通信を終了する。 通信路変更完了通知を受信
した自動発呼装置11は、公衆網接続装置15aに対し
通話相手を自動発呼装置11から端末14aへ変更する
ための通信路変更要求と、受信した端末14aの音声・
映像通信路情報(即ち、音声・画像情報ラインの情報)
を公衆網接続装置15aへ送信すべく接続制御装置12
へ送出する(S407)。
【0051】自動発呼装置11からの通信路変更要求お
よび端末14aの音声・映像通信路情報を受信した接続
制御装置12は、その要求および情報を公衆網接続装置
15aの送出する(S408)。公衆網接続装置15a
は、端末14aの音声・映像通信路情報を記録すると共
に(S402)、自動発呼装置11との通信路クローズ
処理を実行して(S410)、通信路変更完了通知を送
出する(S411)。通信路変更完了通知を受信した接
続制御装置12は、この通知を自動発呼装置11へ送出
し(S412)、自動発呼装置11はこれを受信して音
声・映像の通信を終了する。
【0052】これにより端末14aはS402にて公衆
接続装置15aの音声・映像通信路情報を記録し、公衆
接続装置15aはS409にて端末14bの音声・映像
通信路情報を記録することから、両間の音声・画像通信
路の結合が完了する。この後、双方の音声・映像通信路
情報によって音声・映像情報などの通話が行われる(S
414、S415)。そして、公衆接続装置15aは公
衆ネットワーク網16を経由して顧客端末17bとの情
報通信が行われる(S416)。
【0053】上記の実施形態において、通信路変更要求
は、音声・映像の符号化情報と同様に、端末14aおよ
び公衆網接続装置15aと自動発呼装置11との間で通
信路を直接結び、接続制御装置12を経由せずに行なっ
ても良い。また、マルチメディア端末間の通信の場合、
ステップS416の処理が省略され、直接マルチメディ
ア端末から送出される。また、公衆網接続装置間の通信
の場合、ステップS414においては、ステップS41
6と同様の交信が行なわれる。
【0054】上述した各実施形態では、一つの端末と一
つの端末間の通話結合について示したが、複数の端末間
同士で接続を行なっても良い。この場合、接続する端末
(接続先A)と端末(接続先B)との情報として、各々
複数の端末情報を記録する手段を用意することで、接続
先A、接続先Bとして指定された端末、または公衆網上
の端末に発信し、応答した接続先Aと端末として応答し
た接続先Bの端末を順に接続することで可能となる。
【0055】また、接続先を変更する際に、端末の音声
を聞かせないように一般の電話と同様に双方または一方
を保留したり、自動発呼装置、応答装置のメモリまたは
外部記憶装置に記憶させた音声や音楽などの音情報を読
み出して、各端末へ出力する方式や、無音のデータを送
る方式を用いることが出来る。また、保留操作を行なう
場合、転送先に対する転送操作を起動にた時点で切り替
えても良い。
【0056】次に、オペレータが使用しているマルチメ
ディア端末装置14が空き状態か、或いは使用中かの状
態を自動発呼装置、自動応答装置へ通知する処理につい
て説明する。図11は、端末状態の変化によって、その
端末状態を通知する場合の処理を示すフローチャートで
ある。
【0057】オペレータが使用するマルチメディア端末
装置14のいずれかで、通話接続や切断などによりその
端末に状態変化がおきると(S500)、その端末自身
もしくは接続制御装置12が端末の状態を通知する信号
を発信する(S501)。自動発呼装置11または自動
応答装置13は、この端末状態変化の信号を検出して
(S502)、管理情報に反映する(S503)。例え
ば、顧客端末からの要求を空き状態となった端末に割り
当てることが可能となる。
【0058】図12は、端末状態通知要求によって、端
末状態を通知する手順を示すフローチャートである。自
動発呼装置11や自動応答装置13は、端末状態を認識
するために、任意の時期に端末状態通知要求を各オペレ
ータのマルチメディア端末装置へ発信する(S51
0)。端末自身または端末の接続を管理している接続制
御装置12は、上記端末状態通知要求を検出すると(S
511)、現在の状態を現わす状態通知信号を発信する
(S512)。自動発呼装置11や自動応答装置13は
この状態通知信号を検出して(S513)、管理情報に
反映する(S514)。
【0059】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、一台以上
の音声、または映像、または音声、映像を送受する機能
を持つマルチメディア端末、音声、映像情報をLAN上
のマルチメディア端末、公衆網とLANとの間で送受信
する機能を持つ公衆網接続装置、または複数台のマルチ
メディア端末、複数台の公衆網接続装置がネットワーク
上に配置された通信システムにおいて、前記マルチメデ
ィア端末間、前記マルチメディア端末と前記公衆網接続
装置との間、および公衆網接続装置間の接続を制御装置
(自動発呼装置、または自動応答装置、または接続制御
装置、または端末装置、またはそれらの組合せ装置)を
用いて実現することが出来る。また本発明によれば、制
御装置から接続したい装置間へ呼設定要求を送り、その
応答信号に含まれる通信路情報を第1の接続装置および
第2の接続装置に通知することにより簡単に通信結合す
ることが出来る。また本発明によれば、制御装置から接
続したい第1および第2の接続装置へ呼設定要求を送
り、その応答信号に含まれる通信路情報をそれぞれ受信
し、その後、通信路転送要求に従って、第1の接続装置
と第2の接続装置との間で互いの通信路情報を通知する
と共に、制御装置と第1の接続装置、および制御装置と
第2の接続装置の間の全ての通信路を切断することによ
り簡単に通信結合することが出来る。また、本発明によ
れば、制御装置から接続したい第1、第2の接続機器へ
呼設定要求を送り、その応答信号に含まれる通信路情報
を受信して接続を確立して後、第1の接続機器に対し第
2の接続機器の通信路情報と通信路転送要求を通知し、
また第2の接続機器に対し第1の接続機器の通信路情報
と通信路転送要求を通知することにより、制御装置と第
1および第2の接続装置との制御ラインを保持したまま
で、第1の接続装置と第2の接続装置との間の音声・映
像信号の通信路を結合することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの全体の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の通信システムの他の全体構成を示す図
である。
【図3】本発明の自動発呼システムにおける処理手順を
示すフローチャート。
【図4】本発明の自動応答システムにおける処理手順を
示すフローチャート。
【図5】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シス
テムにおける端末間の結合処理の第1の実施形態の動作
を示す図。
【図6】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シス
テムにおける端末間の結合処理の通信路情報などの記録
例を示す図。
【図7】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シス
テムにおける端末間の結合処理の第2の実施形態の動作
を示す図。
【図8】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シス
テムにおける端末間の結合処理の第3の実施形態の動作
を示す図。
【図9】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シス
テムにおける端末間の結合処理の第3の実施形態の続き
の動作を示す図。
【図10】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シ
ステムにおける端末間の結合処理の第4の実施形態の動
作を示す図。
【図11】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シ
ステムにおける端末状態の変化によって端末状態を通知
する場合の処理手順を示すフローチャート。
【図12】本発明の自動発呼システムまたは自動応答シ
ステムにおける端末状態通知要求によって端末状態を通
知する場合の処理手順を示すフローチャート。
【図13】従来の通信システムの構成を示す図。
【符号の説明】
10…LAN、10a…制御用通信路、10b…音声・
画像用通信路 11…自動発呼装置 12…接続制御装置 13…自動応答装置 14a、14b、14c…マルチメディア端末装置 15a、15b…公衆網接続装置 16…公衆ネットワーク網 17a、17b…顧客端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 (72)発明者 村井 俊雄 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 Fターム(参考) 5K030 GA04 HB00 HB21 HC01 HC14 HD01 HD06 JT10 5K033 AA04 AA09 BA15 CB08 DA06 5K051 BB02 CC01 CC02 CC04 CC07 DD01 DD11 HH01 HH12 HH13 5K101 LL01 LL02 LL03 LL05 LL12 MM04 MM06 MM07 SS07 TT01 TT06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声または映像または音声・映像を送受
    する機能を持つ1つまたは複数のマルチメディア端末
    と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末との間の
    送受、または公衆網とLANとの間で送受する機能をも
    つ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および制御装置
    とが前記LAN上に配置された通信システムの、前記マ
    ルチメディア端末間、前記マルチメディア端末と前記公
    衆網接続装置との間、および公衆網接続装置間を接続す
    る通信路結合方法であって、 前記制御装置から第1の接続機器へ呼設定要求を発信
    後、音声・映像の通信路を確立するためにその応答とし
    て得られる前記第1の接続機器の音声・映像の通信路情
    報を記録し、 前記制御装置から第2の接続機器へ呼設定要求を発信
    後、音声・映像の通信路を確立するためにその応答とし
    て得られる前記第2の接続機器の音声・映像の通信路情
    報を記録し、 前記制御装置は前記第1の接続機器へ前記第2の接続機
    器の音声・映像の通信路情報を通知し、 前記制御装置は前記第2の接続機器へ前記第1の接続機
    器の音声・映像の通信路情報を通知し、 前記第1の接続機器と前記第2の接続機器との間で通信
    を行なうことを特徴とする通信路結合方法。
  2. 【請求項2】 音声または映像または音声・映像を送受
    する機能を持つ1つまたは複数のマルチメディア端末
    と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末との間の
    送受、または公衆網とLANとの間で送受する機能をも
    つ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および制御装置
    とが前記LAN上に配置された通信システムの、前記マ
    ルチメディア端末間、前記マルチメディア端末と前記公
    衆網接続装置との間、および公衆網接続装置間を接続す
    る通信路結合方法であって、 前記制御装置から第1の接続機器へ第1の呼設定要求を
    発信して、互いの通信路情報を送受し、 前記制御装置から第2の接続機器へ第1の呼設定要求を
    発信して、互いの通信路情報を送受し、 前記制御装置と前記第1、第2の接続機器との通信が確
    立すると、前記制御装置から前記第1の接続機器へ転送
    要求を発信し、 前記転送要求を受信した前記第1の接続機器は、前記第
    2の接続機器へ第2の呼設定要求を発信し、それに応答
    して前記第2の接続機器と前記第1の接続機器とが前記
    制御装置を経由して互いの通信路情報を送受し、 相手の通信路情報を受信した後、前記第1の接続機器が
    前記制御装置との通信を切断し、前記第2の接続機器が
    前記制御装置との通信を切断し、 前記第1の接続機器と前記第2の接続機器との間で通信
    を行なうことを特徴とする通信路結合方法。
  3. 【請求項3】 音声または映像または音声・映像を送受
    する機能を持つ1つまたは複数のマルチメディア端末
    と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末との間の
    送受、または公衆網とLANとの間で送受する機能をも
    つ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および制御装置
    とが前記LAN上に配置された通信システムの、前記マ
    ルチメディア端末間、前記マルチメディア端末と前記公
    衆網接続装置との間、および公衆網接続装置間を接続す
    る通信路結合方法であって、 前記制御装置から第1の接続機器、および第2の接続機
    器へ呼設定要求を発信して、互いの通信路情報を送受
    し、 前記制御装置と前記第1の接続機器、および前記制御装
    置と前記第2の接続機器との通信が確立すると、前記制
    御装置から前記第1の接続機器へ前記第2の接続機器の
    通信路情報と通信路変更要求を発信し、また前記制御装
    置から第2の接続機器へ前記第1の接続機器の通信路情
    報と通信路変更要求を発信し、 前記通信路変更要求を受信した前記第1の接続機器は前
    記第2の接続機器の通信路情報を記録し、また前記第2
    の接続機器は前記第1の接続機器の通信路情報を記録す
    ると共に、前記第1の接続機器および第2の接続機器は
    前記制御装置との通信を終了し、 前記第1の接続機器と前記第2の接続機器との間で前記
    通信路を用いた情報通信を行なうことを特徴とする通信
    路結合方法。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、前記第1の接続機器ま
    たは前記第2の接続機器への発信前に、前記マルチメデ
    ィア端末または前記公衆網接続装置からの発信要求を受
    け付け、発信先の前記マルチメディア端末または公衆網
    から送出された前記発信要求に記載された着信先情報か
    ら着信先を決定することを特徴とする請求項1、または
    2、または3記載の通信路結合方法。
  5. 【請求項5】 前記マルチメディア端末から前記制御装
    置に要求する際、接続するマルチメディア端末の識別情
    報、または接続する公衆網上の端末の電話番号を送るこ
    を特徴とする請求項4記載の通信結合方法。
  6. 【請求項6】 前記制御装置から複数の前記マルチメデ
    ィア端末に対して発呼して、最初に応答したマルチメデ
    ィア端末を前記第1または第2の接続機器として選択す
    ることを特徴とする請求項1、または2、または3記載
    の通信路結合方法。
  7. 【請求項7】 前記第1、および第2の接続機器として
    複数の端末情報を受信した場合、前記制御装置によって
    前記第1、第2の接続機器として指定されたマルチメデ
    ィア端末または公衆網上の端末に対し発信し、応答した
    第1の接続機器の端末と応答した第2の接続機器の端末
    とを順に接続することを特徴とする請求項1、または
    2、または3記載の通信路結合方法。
  8. 【請求項8】 前記制御装置によって複数のマルチメデ
    ィア端末または公衆網上の端末に対して発信し、最初に
    応答したマルチメディア端末または公衆網上の端末を前
    記第1または第2の接続機器とすることを特徴とする請
    求項1、または2、または3記載の通信路結合方法。
  9. 【請求項9】 音声または映像または音声・映像を送受
    する機能を持つ1つまたは複数のマルチメディア端末
    と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末との間の
    送受、または公衆網とLANとの間で送受する機能をも
    つ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および制御装置
    とが前記LAN上に配置された通信システムにおいて、 前記マルチメディア端末間、前記マルチメディア端末と
    前記公衆網接続装置との間、および公衆網接続装置間の
    接続を制御する前記制御装置は、 第1の接続機器へ呼設定要求を発信後、音声・映像の通
    信路を確立するためにその応答として得られる前記第1
    の接続機器の音声・映像の通信路情報を記録する手段
    と、 第2の接続機器へ呼設定要求を発信後、音声・映像の通
    信路を確立するためにその応答として得られる前記第2
    の接続機器の音声・映像の通信路情報を記録する手段
    と、 前記第1の接続機器へ前記第2の接続機器の音声・映像
    の通信路情報を通知する手段と、 前記第2の接続機器へ前記第1の接続機器の音声・映像
    の通信路情報を通知する手段と、を具備することを特徴
    とする通信システム。
  10. 【請求項10】 音声または映像または音声・映像を送
    受する機能を持つ1つまたは複数のマルチメディア端末
    と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末との間の
    送受、または公衆網とLANとの間で送受する機能をも
    つ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および制御装置
    とが前記LAN上に配置された通信システムにおいて、 前記マルチメディア端末間、前記マルチメディア端末と
    前記公衆網接続装置との間、および公衆網接続装置間の
    接続を行なうために、 前記制御装置から第1の接続機器へ第1の呼設定要求を
    発信して、互いの通信路情報を送受する手段と、 前記制御装置から第2の接続機器へ第1の呼設定要求を
    発信して、互いの通信路情報を送受する手段と、 前記制御装置と前記第1、第2の接続機器との通信が確
    立すると、前記制御装置から前記第1の接続機器へ転送
    要求を発信する手段と、 前記転送要求を受信した前記第1の接続機器は、前記第
    2の接続機器へ第2の呼設定要求を発信し、それに応答
    して前記第2の接続機器と前記第1の接続機器とが前記
    制御装置を経由して互いの通信路情報を送受する手段
    と、 相手の通信路情報を受信した後、前記第1の接続機器が
    前記制御装置との通信を切断し、前記第2の接続機器が
    前記制御装置との通信を切断する手段と、を具備するこ
    とを特徴とする通信システム。
  11. 【請求項11】 音声または映像または音声・映像を送
    受する機能を持つ1つまたは複数のマルチメディア端末
    と、音声・映像情報を前記マルチメディア端末との間の
    送受、または公衆網とLANとの間で送受する機能をも
    つ1つまたは複数の公衆網接続装置と、および制御装置
    とが前記LAN上に配置された通信システムにおいて、 前記マルチメディア端末間、前記マルチメディア端末と
    前記公衆網接続装置との間、および公衆網接続装置間の
    接続を行なうために、 前記制御装置から第1の接続機器、および前記制御装置
    から第2の接続機器へ呼設定要求を発信して、互いの通
    信路情報を送受する手段と、 前記制御装置と前記第1の接続機器、および前記制御装
    置と第2の接続機器との間の通信が確立すると、前記制
    御装置から前記第1の接続機器へ前記第2の接続機器の
    通信路情報と通信路変更要求を発信し、また前記制御装
    置から前記第2の接続機器へ前記第1の接続機器の通信
    路情報と通信路変更要求を発信する手段と、 前記通信路変更要求を受信した前記第1の接続機器は前
    記第2の接続機器の通信路情報を記録し、また前記第2
    の接続機器は前記第1の接続機器の通信路情報を記録す
    ると共に、前記第1の接続機器および前記第2の接続機
    器は前記制御装置との通信を切断する手段と、を具備す
    ることを特徴とする通信システム。
  12. 【請求項12】 前記第1の接続機器および前記第2の
    接続機器に該当しないマルチメディア端末、または公衆
    網接続装置、または前記LANに接続される接続制御装
    置が前記制御装置を司ることを特徴とする請求項9、ま
    たは10、または11記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記制御装置は、前記第1の接続機器
    または前記第2の接続機器への発信前に、前記マルチメ
    ディア端末または前記公衆網接続装置からの発信要求を
    受け付け、発信先の前記マルチメディア端末または公衆
    網から送出された前記発信要求に記載された着信先情報
    から着信先を決定することを特徴とする請求項9、また
    は10、または11記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 前記通信路情報および音声・映像情報
    の通信として、TCP、UDPなどのIPパケットまた
    は、その他のデータ通信用パケットを使用することを特
    徴とする請求項9、または10、または11の通信シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記通信路情報としてIPアドレス、
    ポート番号を使用することを特徴とする請求項9、また
    は10、または11記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記第1、第2の接続機器の状態が変
    化する毎に、その状態通知信号を前記制御装置へ送出す
    ることを特徴とする請求項9、または10、または11
    記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記制御装置から前記第1、第2の接
    続機器に状態を問い合わせる要求を送出し、前記第1、
    第2の接続機器は前記問い合わせ要求に対し状態情報を
    前記制御装置へ応答することを特徴とする請求項9、ま
    たは10、または11記載の通信システム。
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