JP2008258489A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、レーザ出力を20W以上に高めた場合であっても、長時間に渡って安定して動作することができるとともに、製造コストを低減させることができる半導体レーザ装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】下側電極1及び上側電極2は、上下方向に互いに間隔をおいて、対向して設けられている。半導体レーザバー5は、レーザ出力用の発光素子としての複数のレーザダイオードを有している。上側電極2の下面と半導体レーザバー5の上面とは、上側サブマウント6及び金属薄膜7を介して、電気的及び熱的に接続されている。金属薄膜7の上面の絶縁板3側と、上側電極2の先端面とには、熱伝導シート8が貼設されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばレーザ加工機等に用いられ、レーザの出力に伴って生じる熱を放散するための機構を有する半導体レーザ装置に関するものである。
従来の半導体レーザ装置では、半導体レーザバー(LDバー)の上面にはんだ材又は導電ペースト(Ag)からなる複数のバンプが設けられている。このバンプを介して、半導体レーザバーの上面と引き出し電極の下面とが電気的及び熱的に互いに接続されており、レーザ出力時における半導体レーザバーの上下方向への熱膨張がバンプによって吸収される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−86883号公報
上記のような従来の半導体レーザ装置では、レーザ出力が例えば5W程度である場合、レーザ出力に伴う半導体レーザバーの上面からの熱がバンプを介して引き出し電極に伝わり、その熱が引き出し電極から外気へ放散される。一方、レーザ出力が例えば20W以上となると、バンプ自体の温度が大幅に上昇してしまう。そして、バンプの温度が上昇して100℃以上となると、バンプを形成するはんだ材が溶解してしまう。これに加えて、半導体レーザバーの熱膨張に伴ってバンプに熱応力が作用することにより、複数のバンプのうちの一部のバンプが引き出し電極の下面から剥がれてしまう。そして、一部のバンプが引き出し電極から剥がれると、残りのバンプの熱抵抗値が増加してしまい、その結果、半導体レーザバーの上面と引き出し電極の下面との電気的接続が解消され、オープン故障に至ってしまう。
ここで、このようなオープン故障を回避するためには、バンプの数を増やして、半導体レーザバーの上面の表面積を広げる必要がある。しかしながら、半導体レーザバーの寸法は、例えば長さ10mm、高さ0.15mm、幅1mmとなっており、このような半導体レーザバーの上面(基板電極)に、100個から200個の微細なバンプを正確に、かつ強固に設けるには、高価な半導体レーザ製造装置と高度な技術とが必要であり、製造コストが高くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、レーザ出力を20W以上に高めた場合であっても、長時間に渡って安定して動作することができるとともに、製造コストを低減させることができる半導体レーザ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る半導体レーザ装置は、レーザ出力用の複数の発光素子と、互いに反対方向に向けられ発光素子に電力を供給するためのバー側第1接続面及びバー側第2接続面とを有する半導体レーザバー、バー側第1接続面に電気的及び熱的に接合された第1電極側接続面を有し、ヒートシンクを兼ねる板状の第1電極、第1電極側接続面に対向する第2電極側接続面を有し、第1電極側接続面から半導体レーザバー側に間隔をおいて設けられ、ヒートシンクを兼ねる板状の第2電極、バー側第2接続面と第2電極側接続面とを電気的に接続し、半導体レーザバーの第2電極側への熱膨張に伴って撓む導体膜、及び導体膜と第2電極とを熱的に接続し、バー側第2接続面から導体膜に伝わる熱を受けて、その熱を第2電極に伝える熱伝導シートを備えたものである。
この発明の半導体レーザ装置は、半導体レーザバーの第2電極側への熱膨張が導体膜によって許容され、レーザ出力時の導体膜からの熱が熱伝導シートを介して第2電極に伝わり、その熱が第2電極から外部へ放散されるので、従来の半導体装置のようなバンプが不要となることにより、レーザ出力を20W以上に高めた場合であっても、長時間に渡って安定して動作することができるとともに、製造コストを低減させることができる。
以下、この発明を実施する1ための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による半導体レーザ装置を示す斜視図である。図2は、図1の半導体レーザ装置を示す側面図である。
図において、第1電極としての下側電極1と、第2電極としての上側電極2は、上下方向に互いに間隔をおいて設けられている。また、下側電極1及び上側電極2の形状は、板状(薄いブロック状)である。さらに、下側電極1の上面(第1電極側接続面)と、上側電極2の下面(第2電極側接続面)とは、互いに対向している。さらにまた、下側電極1及び上側電極2は、それぞれヒートシンクを兼ねている。
下側電極1と上側電極2との間には、複数の絶縁板3が介在されている。即ち、上側電極2は、絶縁板3を介して、下側電極1の上面から支持されている。下側電極1の長さ寸法は、上側電極2の長さ寸法よりも長くなっており、下側電極1の先端部は、上側電極2の先端部から長手方向外側に突出している。下側電極1は、駆動用電源装置(図示せず)のプラス極に電気的に接続されている。上側電極2は、駆動用電源装置のマイナス極に電気的に接続されている。
下側電極1の先端部の上面には、下側サブマウント4の下面が接合されている。下側サブマウント4の上面には、半導体レーザバー5の下面が接合されている。つまり、下側電極1の上面と半導体レーザバー5の下面とは、下側サブマウント4を介して、電気的及び熱的に接続されている。半導体レーザバー5は、電極1,2の短手方向に沿って配置されている。また、半導体レーザバー5は、レーザ出力用の発光素子としての複数のレーザダイオード(エミッタ;図示せず)を有している。
さらに、半導体レーザバー5の内部の上面側には、レーザダイオードのn型半導体が配置されており、半導体レーザバー5の下面側には、レーザダイオードのp型半導体が配置されている。さらにまた、半導体レーザバー5の上面は、n型半導体に電力を供給するためのバー側第1接続面となっている。また、半導体レーザバー5の下面は、p型半導体に電力を供給するためのバー側第2接続面となっている。さらに、半導体レーザバー5の上面には、上側サブマウント6の下面が接合されている。
ここで、上側電極2は、半導体レーザバー5の上面の反下側電極1側への投影領域を空けるように配置されている。また、上側電極2の下面は、半導体レーザバー5の上面(上側サブマウント6の上面)の同一平面に沿うように配置されている。さらに、上側電極2の先端面(第2電極側隣接面;図中左端)は、半導体レーザバー5の上面の反下側電極1側への投影領域に隣接して配置されている。
上側サブマウント6の上面には、例えば銅箔からなる金属薄膜(導体膜)7の下面が接合されている。金属薄膜7の上面の絶縁板3側は、上側電極2の下面に接合されている。つまり、上側電極2の下面と半導体レーザバー5の上面とが、上側サブマウント6及び金属薄膜7を介して、電気的に接続されている。金属薄膜7は、レーザ出力時における半導体レーザバー5及び上側サブマウント6の熱膨張に伴って撓む。即ち、金属薄膜7は、半導体レーザバー5及び上側サブマウント6の上面側に作用する熱応力を吸収するように変形する。
金属薄膜7の上面の絶縁板3側と、上側電極2の先端面(短手方向の側面)とには、熱伝導シート8が密着して貼設されている。熱伝導シート8は、L字状に曲げられており、L字内側面と、L字外側面とが形成されている。上側電極2及び金属薄膜7は、熱伝導シート8によって熱的に接続されている。なお、絶縁板3及び熱伝導シート8を除く各部材の接合箇所には、はんだ材が用いられている。
次に、動作について説明する、まず、レーザの出力動作について説明する。駆動用電源装置のプラス極からの電流は、下側電極1の内部と下側サブマウント4とを通って、半導体レーザバー5に流れる。その電流が半導体レーザバー5の内部のpnジャンクション(pn接合部)を流れるときに、そのpnジャンクションから、反絶縁板3側(図2の左側)へ向けて、レーザが出力される。そして、pnジャンクションを流れた電流は、上側サブマウント6と金属薄膜7とを経て、上側電極2に流れ、駆動用電源装置のマイナス極に戻る。
ここで、レーザ出力時に生じる熱の流れについて説明する。一般的に、レーザ出力時には、n側の発熱量よりもp側の発熱量の方が大きくなる。半導体レーザバー5の下面(p側)から発生した熱は、下側サブマウント4を介して下側電極1に伝わる。そして、その熱が下側電極1の全体に広まり、下側電極1の表面から外気に熱が放散される。
一方、レーザの低出力時(例えば5W程度)に、半導体レーザバー5の上面(n側)から発生した熱が上側サブマウント6に伝わり、その熱の大部分が上側サブマウント6の表面から外気へ放散される。
また、レーザの高出力時(例えば20W以上)に、半導体レーザバー5の上面から発生した熱は、熱伝導シート8に伝わり、その熱が熱伝導シート8から上側電極2の先端面に伝わる。そして、上側電極2に伝わった熱が上側電極2全体に広まり、上側電極2の表面から外気へ熱が放散される。従って、上側サブマウント6と金属薄膜7との接合箇所での熱の滞留が抑えられる。これとともに、レーザ出力時の熱によって半導体レーザバー5が上方に膨張したときに、金属薄膜7が撓み、半導体レーザバー5の上方への膨張が許容される。
上記のような半導体レーザ装置では、半導体レーザバー5の上方への熱膨張が金属薄膜7によって許容され、レーザ出力時の金属薄膜7からの熱が熱伝導シート8を介して上側電極2に伝わり、その熱が上側電極2から外部へ放散されるので、従来の半導体装置のようなバンプが不要となることにより、レーザ出力を20W以上に高めた場合であっても、長時間に渡って安定して動作することができるとともに、製造コストを低減させることができる。
なお、実施の形態1では、上側電極2が上側サブマウント6の上面(半導体レーザバー5の上面)の上方への投影領域を空けて配置されていたが、この例に限るものではなく、上側電極が上側サブマウントの直上に配置されていてもよい。この場合、半導体レーザバーの上面と上側電極の下面との間に、半導体レーザバーの熱膨張に干渉しない程度に十分な間隔が空けられていればよい。また、この場合、導体膜が半導体レーザバーの上面と上側電極とを電気的に接続していれば、導体膜が半導体レーザバーの上面と上側電極との間で折り曲げられて貼設されてもよい。これとともに、熱伝導シートも導体膜と同様に、導体膜の半導体レーザバー側の上面と上側電極とを熱的に接続していれば、導体膜の半導体レーザバー側の上面と上側電極との間で折り曲げられて貼設されてもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図2は、実施の形態2による半導体レーザ装置を示す斜視図である。まず、実施の形態1では、熱伝導シート8を用いて金属薄膜7の熱を上側電極2に逃がしたが、実施の形態2では、熱伝導シート8が用いられておらず、金属薄膜7の上側サブマウント6側の上面には、絶縁体からなるおもり部材10が設けられている。おもり部材10は、金属薄膜7の上側サブマウント6側を押し下げる。つまり、レーザ出力時に上側サブマウント6の上面と金属薄膜7の下面との間のはんだ材が溶解した場合であっても、おもり部材10の重量によって、上側サブマウント6の上面と金属薄膜7の下面との密着状態が保持される。ここで、おもり部材10の重量は、半導体レーザバー5の光学特性に影響を与えない重量となっている。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
上記のような半導体レーザ装置では、おもり部材10の重量によって、上側サブマウント6の上面と金属薄膜7の下面との密着状態が保持されるので、従来の半導体装置のようなバンプが不要となることにより、レーザ出力を20W以上に高めた場合であっても、長時間に渡って安定して動作することができるとともに、製造コストを低減させることができる。
なお、実施の形態2では、おもり部材10が絶縁体により構成されていたが、半導体レーザバーへの電気特性に影響を与えなければ、おもり部材に導体(金属)を用いてもよい。
また、実施の形態2のものに、実施の形態1における熱伝導シート8を組み合わせてもよい。この場合、図1における熱伝導シート8の上側サブマウント6側の上面におもり部材10を設ければよい。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。図3は、実施の形態3による半導体レーザ装置を示す斜視図である。まず、実施の形態1では、熱伝導シート8を用いて金属薄膜7の熱を上側電極2に逃がしたが、実施の形態3では、熱伝導シート8が用いられておらず、金属薄膜7の上面の反絶縁板3側に複数の羽部11aを有する放熱フィン11が設けられている。各羽部11aは、電極1,2の短手方向に互いに間隔をおいて、電極1,2の高さ方向に沿って配置されている。また、放熱フィン11は、上側電極2の先端面に接している。つまり、金属薄膜7からの熱は、放熱フィン11から外気へ放散される。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
上記のような半導体レーザ装置では、レーザ出力時の金属薄膜7の熱が放熱フィン11から外気へ放散されるので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態3では、羽部11aが電極1,2の短手方向に互いに間隔をおいて電極1,2の高さ方向に沿って配置されていたが、この例に限定されるものではなく、放熱フィンの形状は、適宜決定してよい。
また、実施の形態3では、放熱フィン11が上側電極2の先端面に接していたが、接していなくてもよい。
さらに、実施の形態3のものに、実施の形態1における熱伝導シート8を組み合わせてもよい。この場合、図1における熱伝導シート8の上側サブマウント6側の上面に放熱フィン11を取り付ければよい。これによって、実施の形態1,3のものよりも放熱効率を向上させることができる。
さらにまた、実施の形態1〜3では、下側電極1と半導体レーザバー5との間に下側サブマウント4が介在しており、上側電極2と半導体レーザバー5との間に上側サブマウント6が介在していたが、これらのサブマウント4,6を省略してもよい。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について説明する。図4は、実施の形態4による半導体レーザ装置を示す斜視図である。まず、実施の形態1〜3では、厚さ寸法が下側電極1と同等の上側電極2を用いたが、実施の形態4では、下側電極1よりも厚さ寸法が大幅に小さい薄膜状(薄板状)の上側電極12を用いる。また、実施の形態1〜3では、半導体レーザバー5を用いたが、実施の形態4では、半導体レーザバー13を用いる。半導体レーザバー13の上面には、レーザダイオード毎に電力を供給するための複数の個別供給部13aが区画形成されている。
上側電極12は、絶縁板14を介して、下側電極1の上面に配置されている。また、上側電極12は、実施の形態1における上側電極2と同様に、電源装置のマイナス極に電気的に接続されている。上側電極12の上面と各個別供給部13aとは、接続導体としての複数の金属ワイヤ15によって電気的に接続されている。即ち、1個のダイオードにつき1本の金属ワイヤ15が対応しており、各ダイオードは、各金属ワイヤ15によって上側電極12に電気的に接続されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に動作について説明する。駆動用電源装置のプラス極からの電流は、下側電極1の内部と下側サブマウント4とを通って、半導体レーザバー13に流れる。その電流が半導体レーザバー13のダイオードのpnジャンクションを流れるときに、そのpnジャンクションから、反絶縁板14側(図2の左側)へ向けて、レーザが出力される。そして、pnジャンクションを流れた電流は、金属ワイヤ15を経て、上側電極12に流れ、駆動用電源装置のマイナス極に戻る。
上記のような半導体レーザ装置では、従来の半導体レーザ装置のようなバンプや、実施の形態1〜3のような上側サブマウント6及び金属薄膜7を用いないので、はんだ材の使用量を大幅に削減することができ、はんだ材の溶解によるオープン故障の発生を低減させることができる。これに伴い、レーザ出力を20W以上に高めた場合であっても、長時間に渡って安定して動作することができるとともに、製造コストを低減させることができる。
また、薄膜状の上側電極12を用いたので、実施の形態1〜3の板状の上側電極2を用いたものよりも、製造コストを低減させることができる。
なお、実施の形態4では、薄膜状の上側電極12を用いたが、実施の形態1〜3における板状の上側電極2を用いてもよい。
また、実施の形態1,2,4では、第1電極として下側電極1を用いて、第2電極として上側電極を用いたが、このような例に限るものではなく、実施の形態1,2,4のものは、上下逆さに構成されていてもよく、傾斜して構成されていてもよい。
この発明の実施の形態1によるレーザ装置を示す斜視図である。 図1の半導体レーザ装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態2によるレーザ装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3によるレーザ装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4によるレーザ装置を示す斜視図である。
符号の説明
1 下側電極(第1電極)、2,12 上側電極(第2電極)、5,13 半導体レーザバー、7 金属薄膜(導体膜)、8 熱伝導シート、10 おもり部材、11 放熱フィン、13a 個別供給部、15 金属ワイヤ(接続導体)。

Claims (7)

  1. レーザ出力用の複数の発光素子と、互いに反対方向に向けられ上記発光素子に電力を供給するためのバー側第1接続面及びバー側第2接続面とを有する半導体レーザバー、
    上記バー側第1接続面に電気的及び熱的に接合された第1電極側接続面を有し、ヒートシンクを兼ねる板状の第1電極、
    上記第1電極側接続面に対向する第2電極側接続面を有し、上記第1電極側接続面から半導体レーザバー側に間隔をおいて設けられ、ヒートシンクを兼ねる板状の第2電極、
    上記バー側第2接続面と上記第2電極側接続面とを電気的に接続し、上記半導体レーザバーの第2電極側への熱膨張に伴って撓む導体膜、及び
    上記導体膜と上記第2電極とを熱的に接続し、上記バー側第2接続面から上記導体膜に伝わる熱を受けて、その熱を上記第2電極に伝える熱伝導シート
    を備えていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 上記第2電極は、上記バー側第2接続面から反第1電極側への投影領域を空けて配置されており、
    また、上記第2電極は、上記投影領域に隣接する第2電極側隣接面を有しており、
    上記第2電極側接続面は、上記バー側第2接続面の同一平面に沿うように配置されており、
    上記熱伝導シートは、L字状に折り曲げられて、L字内側面及びL字外側面が形成されており、
    上記L字外側面は、上記第2電極側隣接面と上記導体膜の反半導体レーザバー側の面と上記第2電極先端面とに接合されていることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ装置。
  3. 上記バー側第1接続面は、上記半導体レーザバーの下面であり、
    上記バー側第2接続面は、上記半導体レーザバーの上面であり、
    上記第1電極は、上記半導体レーザバーの下面側に配置されており、
    上記第2電極は、上記半導体レーザバーの上面側に配置されており、
    上記L字内側面の上記半導体レーザバー側には、上記熱伝導シートの上記半導体レーザバー側を押し下げるおもり部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ装置。
  4. 上記L字内側面の上記半導体レーザバー側には、上記バー側第2接続面から上記導体膜に伝わる熱を受けて、その熱を外気に伝える放熱フィンが設けられていることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ装置。
  5. レーザ出力用の複数の発光素子と、上記発光素子に電力を供給するための面であり、かつそれぞれ上面及び下面に配置されたバー側上部接続面及びバー側下部接続面とを有する半導体レーザバー、
    上面がバー側下部接続面に電気的及び熱的に接合され、ヒートシンクを兼ねる板状の下側電極、
    上記下側電極の上面から上方に間隔をおいて設けられ、かつ上記バー側上部接続面から反第1電極側への投影領域を空けて配置され、ヒートシンクを兼ねる板状の上側電極、
    上記半導体レーザバーの上面と上記上側電極の下面とを電気的に接続する導体膜、及び
    上記導体膜の上記半導体レーザバー側の上面に載置され、上記導体膜の上記半導体レーザバー側を押し下げるおもり部材
    を備えていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  6. レーザ出力用の複数の発光素子と、互いに反対方向に向けられ上記発光素子に電力を供給するためのバー側第1接続面及びバー側第2接続面とを有する半導体レーザバー、
    上記バー側第1接続面に電気的及び熱的に接合された第1電極側接続面を有し、ヒートシンクを兼ねる板状の第1電極、
    上記第1電極側接続面に対向する第2電極側接続面を有し、上記第1電極側接続面から半導体レーザバー側に間隔をおいて設けられ、かつ上記バー側第2接続面の反第1電極側への投影領域を空けて配置され、ヒートシンクを兼ねる板状の第2電極、
    上記バー側第2接続面と上記第2電極側接続面とを電気的に接続し、上記半導体レーザバーの第2電極側への熱膨張に伴って撓む導体膜、及び
    上記導体膜の上記半導体レーザバー側に設けられ、上記バー側第2接続面から上記導体膜に伝わる熱を受けて、その熱を外気に伝える放熱フィン
    を備えていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  7. レーザ出力用の複数の発光素子と、上記発光素子に電力を供給するためのバー側第1接続面及びバー側第2接続面と、上記バー側第2接続面に上記発光素子毎に区画され上記発光素子毎に電力を供給するための複数の個別供給部とを有する半導体レーザバー、
    バー側第1接続面に電気的及び熱的に接続され、ヒートシンクを兼ねる第1電極、
    第2電極、及び
    一端が上記第2電極に接続され、他端が上記個別供給部毎に接続された複数の接続導体
    を備えていることを特徴とする半導体レーザ装置。
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