JP2008255066A - 新規パック用化粧品組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧に際して、肌の水分の長時間の保持と、皮膚への栄養成分、機能性成分の長期間の付与とを可能とし、しかも、高い水溶性と、優れた透明性、及び皮膚との密着性により、薄膜形成後のパックの洗い流し或いは剥離の必要のない新規パック用化粧品組成物を提供すること。
【解決手段】ポルフィランを化粧品パックの主材として用いることにより、形成されるフィルムは極めて水溶性が高く、透明性、皮膚との密着性に優れ、違和感の少ない極薄膜を皮膚表面に形成するために、剥離する必要もなく、また洗い流す必要もない。該極薄膜のパックは、皮膚表面と自然に同化した皮膚と違和感のない極薄膜を作り、皮膚有効成分、保湿成分を肌上に長期間保つことができ、また、パックのフィルムが透明で濁りのない薄膜を形成しているために、その上から化粧料、乳液、化粧粉などを塗布することもできる。
【選択図】なし

Description

本発明は、化粧に際して、肌面に薄膜を形成して、パック機能を付与する新規パック用化粧品に関する。特に、本発明は、海苔の成分である硫酸多糖ポルフィランをポリマー素材として、化粧品の主材に用い、該ポリマー素材によって形成される、極めて高い水溶性と、優れた透明性、及び皮膚との密着性の高い薄膜によって、薄膜形成後のパックの洗い流し或いは剥離の必要のない新規パック用化粧品組成物に関する。
皮膚化粧料としては、従来から、化粧水、クリーム、乳液、パック、ファンデーションなど多種な製品形態で、販売されている。近年、パック型の化粧品も多く利用されている。パック型の化粧品は、例えば、ポリビニールアルコールや、ポリビニールピロリドンなどからなるパック剤を用い、所定の形状に成形されたものを皮膚に貼って使用したり、半固形状のものをチューブから練りだして顔などに塗り、乾かした後に、剥離しながら、角質層のよごれなどを除去する形態のものとして製品化されている。
上記のように、従来、パック化粧料には、洗い流すタイプのものと、剥離するタイプのもの(ピールタイプのもの)とがあるが、これらのパック形成材料としては、天然の多糖類、合成高分子及びその誘導体より製造された水溶性フィルム或いはシートが用いられている。該フィルムやシートの化粧品用途に関する各種のものが開示されている。これらの開示のものには、水溶性フィルムが皮膚との密着性が高いために水で濡れた肌に貼ったり、化粧水をぬったあとに貼ったり、パック剤として用い、化粧品効能成分をフィルムに添加して、皮膚上に有効成分を滞留させる手段として用いたりしている、各種の形態のものがある。
従来のパック化粧料の例を挙げれば、例えば、水溶性のポリビニルアルコール系繊維の不織布又は織布からなるシート状化粧料組成物を用い、単に濡れた皮膚に貼りつけるだけでしっかりと密着し、その後剥離することも、また、水で簡単に洗い流すことができ、使用感を良好にしたシート状化粧料組成物としたもの(特許3595057号公報:特開平9−216809号公報)、ゼラチン、ポリビニルアルコール、プルランのような水溶性高分子からなる水溶性の粘着性シートと、水溶性フィルム、水溶性不織布、水溶性織布、或いは水溶性不織布、水溶性織布に水溶性フィルムを積層した水溶性保護基材を積層したシート状化粧料組成物とし、皮膚に貼付後、水で洗い流すことができ、粘着性があるにもかかわらず、取り扱い時に手指に付着することがなく、使用性も優れるようにしたもの(特許3595056号公報:特開平9−216808号公報)、が開示されている。
また、体質顔料や白色顔料或いは保湿剤、美白剤或いは血行促進剤等の皮膚有効成分を含有させ、皮膚上に塗布される液状化粧料と、皮膚上に塗布された該液状化粧料の上から皮膚に貼り付けるプルランやゼラチン或いはポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルアルコールのような水溶性フィルムからなるパック化粧料とし、該水溶性フィルムにより、液状化粧料を封鎖して皮膚への皮膚有効成分の吸収を促進すると共に、一定時間経過後に液状化粧料を吸着して剥離するようにしたパック化粧が開示されている(特開2005−97191号公報)。これら開示のものは、いずれも水溶性フィルム単独または皮膚化粧料に用いる有効成分を配合した水溶性フィルムをパックとして用い、化粧料を塗った後または濡れた皮膚に貼付して一定の時間後に洗い流すか、剥離除去する方法によるものである。
一方、水溶性無水フィルムを用い、それらを混合して用いるタイプの化粧品の例が知られている。例えば、化粧品を、少なくとも1種の脂肪性物質を含有する水性組成物と、水性組成物を変性し得る少なくとも1種の化合物を含有する水溶性無水フィルムを含む化粧品の処方セットとし、使用目的に応じて、所定の化合物を含む水溶性無水フィルムを選択し、該フィルムと、脂肪性物質を含む水性組成物と混合して、例えば、粘度、色、香り、pH等を変化させ、所望の色、香り、性質を有する化粧品を、即座に、混合・調製することができるようにした化粧品キットが開示されている(特開2005−306871号公報)。該化粧品は、直接パック用に用いられるものではないが、該化粧品をパック用化粧品として応用するにしても、フィルムを作る工程、脂肪性加工物を含む複数の水溶性成分より水性組成物溶液を調製して混合する工程、フィルムと水性組成物を混合する工程などパックを作製するのに手間の掛かる化粧品調製工程を含んでおり、また、その特性も、パック用化粧品として特に適合するようなものでもない。
他方、わが国で、古くから乾燥海苔や佃煮として親しまれてきた紅藻類アマノリ属の藻体より抽出される硫酸基を含む高分子酸性多糖類のポルフィランが知られている。ポルフィランは、D−ガラクトース、3,6−アンヒドロ−L−ガラクトース、6−O−メチル−Dガラクトースを含み、構造上は寒天に類似しているが、ガラクトース−6−硫酸が多く、寒天のようなゲル化能は示さない。ポルフィランは、種々の生理活性や保湿性等を有し機能性飲食品や化粧品等の基材として用いられることが知られている。ポルフィランの製造方法としては、アマノリ属の藻体からの抽出・精製等による各種の調製方法が開示されており(特開平10−60002号公報、特開平10−60003号公報、特開平11−310603号公報、特開2004−27192号公報、特開2006−149206号公報)、その改質方法についても開示されている(特開2005−255932号公報)。しかし、ポルフィランをパック化粧品に用いた例は知られていない。
特開平10−60002号公報。 特開平10−60003号公報。 特開平11−310603号公報。 特開2004−27192号公報 特開2005−97191号公報。 特開2005−255932号公報。 特開2005−306871号公報。 特開2006−149206号公報。 特許3595056号公報(特開平9−216808号公報) 特許3595057号公報(特開平9−216809号公報)
本発明の課題は、化粧に際して、肌表面に違和感のないパック機能を付与する薄膜を作り、肌の水分をより長時間保持し、皮膚に有効な栄養成分、機能性成分をも長期間与えることのできる、新規パック用化粧品を提供すること、特に、極めて高い水溶性と、優れた透明性、及び皮膚との密着性の高い薄膜によって、薄膜形成後のパックの洗い流し或いは剥離の必要のない新規パック用化粧品組成物を提供することにある。
すなわち、従来のパック製品では、パック後、水溶性フィルムを洗い流すか、或いは、剥離することにより、パックを除去していたが、水溶性フィルムを洗い流すことにより、未吸着の皮膚有効成分が皮膚から分離されてしまう点、また、洗い流すという手間が掛かる点、または剥離することにより同様に未吸着の皮膚有効成分が皮膚から分離されてしまうなどパック剤が皮膚と接触している時間は長くてもせいぜい30分程度と考えられ、接触の時間が短い点などの問題があった。また,従来の製品では洗い流す、剥離を前提にしているために、フィルム素材が透明である必要はなく、また、油成分、水不溶性分も含まれているため濁るなど透明性は問わなかった。そこで、パックを洗い流し、剥離する必要がないなら、洗い流しの操作の必要もなく時間の節約になり、また、有効成分が皮膚と長時間接触できるというメリットがある。
したがって、本発明の課題は、冷水、温水に関わらず水溶解性が高く、皮膚への密着性は良好で、透明性が高く、保湿性の高い水溶性フィルムにより、皮膚表面と自然に同化した皮膚と違和感のない極薄膜を作り、乾燥後剥離したり、洗い流したりすることがなく、皮膚有効成分、保湿成分を肌上に長期間保つことができ、かつ、感触的に違和感がなく、透明で濁りのない薄膜を形成し、その上から化粧料、乳液、化粧粉などを塗布することもでき、お化粧の手間が短縮されるパック化粧品を提供することを目的にする。すなわち、本発明の課題は、肌表面に違和感のない薄膜を作り、肌の水分をより長時間保持し、皮膚に有効な栄養成分、機能性成分をも長期間与えることの出来る極めて実用的なパック化粧料を提供すると共に、その上から化粧を行うなど新しい化粧法を可能にするパック化粧料を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討する中で、海苔起源の多糖類ポルフィランからなる水溶性フィルムについてその用途を研究した結果、該ポルフィランを化粧品パックの主材として用いることにより、形成されるフィルムは極めて水溶性が高く、透明性に優れ、皮膚との密着性が高く、肌の一部に貼付させて伸展した場合に、透明性が優れた皮膚になじむ違和感の少ない極薄膜を皮膚表面に形成するために剥離する必要もなく、また洗い流す必要もない化粧パックを形成することができ、また、該パックにより、化粧水又はフィルムに含有される皮膚有効成分も洗い流されることもなく長期間残留され、その効能を発揮することができると共に、該フィルムは、保湿性が高いために肌の水分が長期間保たれることを見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明におけるパック用化粧品組成物は、フィルム形状に形成することができるが、該フィルムは、透明性に優れ、べたつき感もないために、化粧料を塗布して濡れた皮膚、又は、水で濡れた皮膚の一部に貼付し、伸ばすことにより皮膚表面と自然に同化した皮膚と違和感のない極薄膜を作り、乾燥後剥離したり、洗い流したりすることがないために、皮膚有効成分、保湿成分を肌上に長期間保つことができる。また、本発明により形成されるパックは、感触的に違和感がなく、パックのフィルムが透明で濁りのない薄膜を形成しているために、その上から化粧料、乳液、化粧粉などを塗布することもでき、お化粧の一連の操作も簡単にできる手間のかからないパック用化粧品を提供することを可能とする。
すなわち、本発明は、ポルフィランを主材とするパック用化粧品組成物からなり、該パック用化粧品組成物により形成されるパックは、フィルムが水溶性、透明性、弾力性に優れ、無臭、無味、べたつき感のない等の優れた性状から、薄膜形成後のパックの洗い流し或いは剥離の必要のない新規パック用化粧品組成物を提供する。本発明のパック用化粧品組成物においては、ポルフィラン主材に、保湿剤、美白剤、紫外線防止剤、痩身剤、血行促進剤、抗炎症剤、収斂剤、しわ形成予防改善剤、冷感剤及び温感剤等の化粧料を配合することができ、皮膚に有効な栄養成分、機能性成分を強化することができる。
すなわち具体的には本発明は、(1)ポルフィランを主材とする、洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物や、(2)ポルフィランが、フィルム形状に形成されてなる上記(1)記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物や、(3)パック用化粧品が、肌に保湿を与えるための化粧品であることを特徴とする上記(1)又は(2)記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物からなる。
また本発明は、(4)パック用化粧品が、化粧の上にパックを形成するための、或いは、パックの上に化粧を施すためのパック用化粧品であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物や、(5)ポルフィラン主材に、化粧料を配合することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物や、(6)化粧料が、保湿剤、美白剤、紫外線防止剤、痩身剤、血行促進剤、抗炎症剤、収斂剤、しわ形成予防改善剤、冷感剤及び温感剤から選ばれる1種または2種以上のものであることを特徴とする上記(5)記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物からなる。
本発明は、極めて高い水溶性と、優れた透明性、及び皮膚との密着性の高い薄膜によって、薄膜形成後のパックの洗い流し或いは剥離の必要のない新規パック用化粧品組成物を提供する。本発明のパック用化粧品組成物により形成されるフィルムは、透明性に優れ、べたつき感もないために、化粧料を塗布して濡れた皮膚、又は、水で濡れた皮膚の一部に貼付し、伸ばすことにより皮膚表面と自然に同化した皮膚と違和感のない極薄膜を作り、乾燥後剥離したり、洗い流したりすることがないために、皮膚有効成分、保湿成分を肌上に長期間保つことができ、また、本発明により形成されるパックは、感触的に違和感がなく、パックのフィルムが透明で濁りのない薄膜を形成しているために、その上から化粧料、乳液、化粧粉などを塗布することもでき、化粧の一連の操作も簡単にできる手間のかからないパック用化粧品を提供することを可能とする。
すなわち、本発明のパック用化粧品組成物は、ポルフィランをフィルム形状に形成して、提供することができるが、該フィルムを用いて、予め水分または化粧水で濡らした皮膚の上にポルフィランフィルムを貼り付け溶解させ、皮膚上で十分伸ばすか、掌に水または化粧水を少量とり、ポルフィランフィルムの小片を加えて十分混ぜて溶解後、所定の皮膚に伸展させる。その結果、水分保持力の高い瑞々しい肌を長時間維持することが出来る。また、本発明のポルフィランフィルムに薬効成分を含有させることにより、局所の保湿効果や、美白効果、肌の引き締め効果、循環改善効果、痩身効果、冷感、温感効果などを長時間高めることが可能になる。
本発明のポルフィランフィルムは、水、化粧水への溶解性が高いため、更に、皮膚上に伸展させると柔軟性、透明性、強度に優れ、皮膚感触上優れた極薄膜を皮膚上に形成させることができ、皮膚との結合性が高いために、洗い流し、フィルムの剥離を行うことなく長時間放置することが可能であり、その上から化粧をすることも可能となった。また、本発明は、従来のパック剤のように洗い流し、剥離の必要のなく、長時間使用していることのできる新しいタイプの化粧品材料を提供することを可能とし、例えば、女性は就寝前に肌の手入れを行うのが常であるが、本発明の化粧組成物を用いれば、その後の洗い流し、パックの剥離などの時間が省略できたり、或いは、外出時にポルフィラン組成物を施すことによってその上から化粧をするなど肌の手入れの時間短縮が図れると共に保湿、皮膚薬効成分の長時間にわたる効果の継続が図れるなど、本発明は、従来の化粧方法とは異なる新規な化粧方法を可能とする新規化粧品組成物を提供する。
本発明は、ポルフィランを主材とする、洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物からなる。本発明において、ポルフィランは、フィルム形状に形成して、洗い流し、剥離不要なフィルム化粧料素材として提供することができる。該フィルム形状のポルフィランからなるパック用化粧品組成物は、水又は化粧水で湿らせた皮膚に貼付し、伸展させると、皮膚と親和性の高い透明な薄膜を形成し、その上から化粧料、乳液、化粧粉などの化粧を施すこともできる。
(ポルフィラン)
本発明で用いる、ポルフィランはアマノリ属に属する海藻である海苔に含まれるガラクトース及びガラクトース誘導体を構成成分とする粘性多糖類で、硫酸基を有するために高分子であっても水溶性である。ポルフィランは海苔を熱水処理することにより抽出される。該抽出液を活性炭、珪藻土で処理し、脱色、脱臭後濃縮して、アルコール類添加による沈殿粉末化、噴霧乾燥、ドラム乾燥機による乾燥、凍結乾燥などにより粉末化して調製される。また、さらに濃縮液をイオン交換樹脂、イオン交換膜を通して脱塩後、新たに苛性ソーダ、苛性カリ、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムなどアルカリ、またアルギニン、オルニチン、ヒスチヂンなどの塩基性アミノ酸で中和して単一塩とし、改質したポルフィランとして調製することもできる(特開2005−255932号公報)。
(ポルフィランフィルム)
本発明において、パック用化粧品組成物は、種々の形態で提供することができるが、ポルフィランをフィルム形状に形成して提供することができる。該形状のものは、製品としての取り扱いや、化粧に際しての取り扱い易さから特に好ましい形態である。ポルフィランは、熱水抽出時には通常は40万〜60万の分子量を有するが、pH4以下の酸性条件に放置すると低分子化が起こり、更に、pH、加熱条件の組み合わせにより各種分子量の標品が得られる。これらの分子量の低下したポルフィランを利用して、各種フィルムを調製することができる。ポルフィランフィルムは、無色、無味、無臭であり、透明性に優れ、フィルムは強度もあり、柔軟性に優れている。ポルフィランフィルムは肌に貼り、水または化粧水で肌に伸展させた場合、皮膚と親和性の強い薄膜を形成する。一般的に天然素材からなる多糖類の素材は皮膚に塗布した場合はべたつき感がある場合が多いが、ポルフィランは乾燥した場合はほとんどべたつき感がないなど感触的に優れた性質を有している。また保湿性も優れ、皮膚に塗布することにより皮膚の水分を長時間保持することが出来る。一般の人でも秋、冬など乾燥時期には乾燥対策は美容のためには重要であるが、特に乾燥肌の人では乾燥によりアトピー症状を呈する人が多いため、皮膚の保湿は重要である。
ポルフィランフィルムを調製するには、各種ポルフィラン粉末を水に溶解した溶解液、及び各種精製課程のポルフィラン濃縮液を、ポリエチレンフタレート(PET)、オリエンテーションプロピレン(OPP)などのフィルム支持体上に塗布又はスプレイし、水分含量7.5%〜15%まで熱風乾燥後、支持体から剥離してフィルムを調製することができる。
(ポルフィランフィルムの利用)
本発明において、ポルフィランフィルムは、10センチメートルから数ミリメートルにカットした小片として形成し、用いるのが好ましい。該ポルフィランフィルムを用いてパックを行なうには、該ポルフィランフィルムの小片を皮膚に水又は化粧水を塗った後に貼り付け、指で十分伸ばして皮膚上に薄膜作ってもよいし、水又は化粧水を手掌に取り、該フィルムを加え、フィルムを溶解したものを顔に塗って伸ばしてもよい。重点的に目の周りなど小じわの出やすいところに伸ばしてもよい。ポルフィランは一度溶解するが、水分が蒸発すると再び皮膚表面に極薄膜を形成する。本薄膜はポルフィランフィルムの特性である透明性、柔軟性、強度に優れ、保湿性があるために皮膚の水分保持力が増加し、皮膚に潤いを長時間保つことが出来る。
本ポルフィランの膜は薄膜であり、ポルフィランフィルムの柔軟性、透明性、保湿性、皮膚との結合性が優れているために特別な違和感はなく、透明性が優れているため、皮膚の透明度は保たれ、その上から化粧料、化粧粉、紅類などを塗るプロセス、いわゆる化粧を施すことが可能である。本発明のポルフィランフィルムは、該フィルムを塗布し、パックすることによって、皮膚の水分保持力は15〜30%と増加する特性を有する。
(配合化粧料)
本発明において、パック用化粧品組成物には、化粧料として用いられている各種の皮膚改善効果を有する成分を添加することにより、更に、或いは、新たにパックに効能を付加することができる。該効果成分としては、保湿剤、美白剤、紫外線防止剤、痩身剤、血行促進剤、抗炎症剤、収斂剤、しわ形成予防・改善剤、冷感剤、温感剤などを挙げることができる。
例えば、ポルフィランフィルムそのものは保湿性を有するが、更に、保湿剤として、グリセリン、セラミド又はその構造類似体、コレステリルエステル、ソルビトール、キシリトール、マルチトールなどの糖類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコールなどグリコール類、プロリン、セリン、アラニン、グルタミン酸、トレハロース、ヒアルロン酸、リピュジュア、ピロリドンカルボン酸ナトリウムなどのアミノ酸類及びその誘導体、コラーゲン、ゼラチンなどのタンパク成分、及びタンパクから得られるペプチド類、乳酸、乳酸ナトリウムなど有機酸及びその塩、海藻抽出物などを配合する保湿剤として挙げることができる。
また、美白剤としてはビタミンC及びその誘導体、ビタミンE誘導体、カルチノイド類、グリチルリチン、カミツレ、アラントイン、アルブチン、ポルフィラ334などが挙げられ、紫外線防止剤としてはアミノ安息香酸類、ウロカニン酸、天然メラニン、γオリザノール、イヌゴマ抽出物、ポルフィラ334を含む海苔抽出物などが挙げられる。
痩身剤としては、アミノフィリン、カフェインなどキサンチン誘導体;各種アミノ酸、イソプレテノール、エルゴタミンなどが挙げられ、血行促進剤としてはニンジン抽出物、ショウキョウ抽出物、サンザシ抽出物、ウイキョウ抽出物、リュウガン抽出物、ニンニク抽出物、イチョウ葉抽出物、ローズマリー抽出物、各種タンパク加水分解物及びその誘導体などが挙げられる。また、シワ防止剤・予防剤としては、エストラジオール及びそのエステル、エストロン、エチニルエストラジオール等の卵胞ホルモン;アスコルビン酸誘導体、ビタミンE,γ-アミノ酪酸誘導体、コラーゲン、ゼラチンなどのタンパク成分及びタンパクから得られるペプチド類が挙げられる。
抗炎症剤としては、サルチル酸メチル、サルチル酸グリコール、インドメタシン、イブプロフェン、アラントイン、塩化リゾチーム、グアイアズレン、γ―オリザノール、酪酸トコフェノール、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸、及びその塩が挙げられ、収斂剤として、タンニン酸、ミョウバン、酸化亜鉛、クエン酸、塩化ナトリウム、塩化マグネシウムが挙げられる。また、老化防止剤としては、オウゴン抽出物、クロレラ抽出物、アミノ酸、乳酸菌抽出物、海藻抽出物、ビタミンC誘導体、ビタミンE、コエンザイムQ10などが挙げられる。
冷感剤としては、1−メントール、カンファー、チモールなどが挙げられる。
温感剤としては、トウガラシエキス、カプサイシン、オランダガラシエキス、サンショウエキス、ショウキョウエキスなどが挙げられる。これらの皮膚改善効果を有する成分は、単独で配合しても良く、また、組み合わせて配合しても良い。配合量は、0.0001%〜20%が好ましいが、特に0.01〜10%が好ましい。
上述した皮膚改善成分の他に通常化粧品に処方される汎用原料を配合することができる。すなわち各種界面活性剤、生薬類、色素類、香料、顔料、ビタミン類、酵素、ラノリンなどの動物性油脂類、及びその誘導体、ホホバ油などの植物性油脂類及びその誘導体、シリコーン類、各種無機塩類及び無機化合物、有機酸類も配合できる。配合できる化粧品原料はポルフィランフィルムの透明性に影響を与える場合もあるが、洗い流しをせずに皮膚に残存しても問題のない量であれば添加できる。
(ポルフィランフィルムの製造)
ポルフィランフィルムの製造法について、以下に試験例を用いて説明する。
(試験例):
九州有明産スサビノリを乾かし海苔1kgを沸騰した12kgの脱イオン水に懸濁し、95℃、3時間抽出を行った。次いで、抽出残渣を50メッシュのシフターで濾別後、抽出液重量に対して1%相当の珪藻土と5%に相当する活性炭を添加して、遠心分離(14000rpm、10分)を行った。着色物質および臭いを除去し、抽出残分と分離した溶液を固形分濃度3%になるように濃縮した。なお、必要に応じて珪藻土、活性炭での処理を2〜3回繰り返し行った(工程例1)。
工程例1で得られたポルフィラン溶液1kgを攪拌しつつ最終エチルアルコール濃度が90%になるようにゆっくり添加し白色沈殿を得た(工程例2)。工程例1で得られた3%ポルフィラン溶液4.5Lに脱イオン水4.5Lを加え、ダイアイオンPK216(0.5L)カラムに通塔した。次いで、ダイヤイオンPA412(1L)カラムに通塔し、流速3.5L/hrで流し、次いで脱イオン水3Lを通塔し、固形分濃度が0になるまで通塔液を採取した。通塔液は、30%NaOH、又は10%遊離アルギニン液にてpH6.5に中和し、ポルフィランNa塩液、ポルフィランアルギニン塩液を得た。本溶液に珪藻土を加え、濾別してポルフィランNa塩液(工程例3)、ポルフィランアルギニン塩液(工程例4)とした。
工程例3で得られたポルフィランNa塩溶液を濃縮して3%ポルフィラン水溶液を得た。本溶液を硫酸でpH4.0に調整し、55℃で0〜70分放置後、苛性ソーダーで再びpH6.5に中和することにより分子量の低下した各種ポルフィラン低分子溶液を得た。分子量は放置時間と共に低下し、その結果、分子量約20万、10万、5万、1万、5千、1千の低分子ポルフィランを得た(工程例5)。同様に工程例4で得られたポルフィランアルギニン塩液からも工程例5と同様に低分子ポルフィラン溶液を得た(工程例6)
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。
上記工程例1〜4のポルフィラン溶液を用いてポルフィランフィルムを作成した。すなわち、それぞれのポルフィラン粉末及び溶液より3%ポルフィラン水溶液を調製し、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム表面にアプリケーターにより塗布し、塗布膜を70℃の熱風中を通過させて乾燥し、8〜12μmのフィルムを製造した。本フィルムを5×3cm長方形に裁断し、石鹸で洗顔した後、その1枚を片方の目の下から頬にかけて水を噴霧した上に貼り指で丁寧に伸ばした。コルネオメーターにて皮膚水分を計測し、フィルムを貼る前、貼った後30分後の皮膚水分を比較し、表1に水分増加率を示した。数値は2人のパネラーの平均値で表した。その結果、フィルムを貼る前後で25〜30%の皮膚水分の増加が認められた。
上記工程例5、工程例6で得られた低分子ポルフィランより得られたフィルムを用い実施例1と同様に皮膚の水分の増加量を測定し、その結果を表2、表3に示した。その結果、フィルムを貼る前後で肌の水分量の増加が認められた。
就寝前に洗顔石鹸で洗顔後、化粧水を掌にとり、上記工程例4を用いて作成した5×10cmのポルフィランフィルムを加えて指でフィルムを十分溶解後、顔全体に丁寧に伸ばす。数分後、その上から乳液、栄養クリームを付けた。この方法を5人の乾燥肌のパネラーで1週間繰り返し実施したところ、5人中4人で顔のかゆみが解消し、5人中5人が肌のしっとり感が感じられるとの回答を得た。
石鹸で洗顔後、水を掌に少量取り、上記工程例3を用いて作成した5×10cmのポルフィランフィルムを加えて指で十分溶解後、顔全体に丁寧に伸ばした。数分後、乳液をぬり、その後、ファンデーションを塗り、口紅など外出用メーキャップをして外出した。30〜40歳の10人の女性に試してもらったところ、全員から肌にみずみずしさが感じられる、特に違和感はないとの回答を得た。なお、工程例4を用いて作成したポルフィランフィルムを用いた場合でも同様な効果が認められた。
上記工程例3で得られた3%ポルフィラン溶液に植物性セラミド1%(w/v%)を加え、フィルム化した。洗顔後、5×10cmにカットしたフィルムを掌にとった化粧水に溶かし、目の回りを中心として顔に丁寧に伸ばした。30代の10名の女性パネラーに毎日一回、二週間継続して試験してもらった。その結果、しっとり感と共に、皮膚の荒れが改善されたと答えられた方が8名、しっとり感は得られたが肌の改善についてはよく判らないとの回答をされた方が2名との回答を得た。
上記工程例4で得られた3%ポルフィラン溶液にアスコルビン酸グルコシドを0.5%濃度(w/v%)加えてフィルム化した。5×10cmにカットしたポルフィランフィルムを化粧水塗布後に顔全体に貼り十分伸ばした。10名のパネラーに3週間の続けてもらった結果、6名の方が肌の極めが改善された、2名の方がやや改善された、2名の方が特に変化がないとの回答を得た。
上記工程例4で得られた3%ポルフィラン溶液にグリチルリチン酸ジカリウムを0.1%(w/v%)添加し、フィルム化した。30代後半の10名のパネラーに5×10cmにカットしたフィルムを化粧水塗布後に張り伸ばして、1日1回1ヶ月間使用してもらった。その結果、しみ、そばかすなど色素沈着が減少など肌の改善効果が認められたと回答したパネラーが7名、変化なし3名の結果を得た。

Claims (6)

  1. ポルフィランを主材とする、洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物。
  2. ポルフィランが、フィルム形状に形成されてなる請求項1記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物。
  3. パック用化粧品が、肌に保湿を与えるための化粧品であることを特徴とする請求項1又は2記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物。
  4. パック用化粧品が、化粧の上にパックを形成するための、或いは、パックの上に化粧を施すためのパック用化粧品であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物。
  5. ポルフィラン主材に、化粧料を配合することを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物。
  6. 化粧料が、保湿剤、美白剤、紫外線防止剤、痩身剤、血行促進剤、抗炎症剤、収斂剤、しわ形成予防改善剤、冷感剤及び温感剤から選ばれる1種または2種以上のものであることを特徴とする請求項5記載の洗い流し或いは剥離の必要のないパック用化粧品組成物。
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