JP2008247292A - 自動車用ペダル支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突時におけるペダルの移動による乗員への負荷が有効的に防止できる安全性に優れる自動車用ペダル支持構造を提供する。
【解決手段】基端がペダルブラケット10に固定されて先端に、前方方向に延在する板状で脆弱部27を介在してペダルレバー56の後縁56aと前端縁38aが対向する当接部38が形成されたペダル当接部25を有するストッパブラケット31を備える。マスタバック9に入力される前方からの外力によって後退移動するペダルレバー56に当接部38の前端縁38aが当接して変形する脆弱部27によってペダルレバー56の急激な後方移動を防止する。衝突時におけるペダルパッド57に載せた乗員の足部に加わる負荷が軽減されて安全性が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のブレーキペダルやクラッチペダル等を支持する自動車用ペダル支持構造に関する。
自動車の車室内運転席前方には、乗員の踏力によって作動させるブレーキペダルが配設されている。このブレーキペダルは乗員の踏力が付与される踏面としてのペダルパッドと、このペダルパッドを下端に有し略上下方向に延びるペダルレバーによって構成され、ペダルレバーの上端がエンジンルームと車室とを区画するトーボードに取り付けられたペダルブラケットに回動自在に軸支されている。更に、トーボードのエンジンルーム側にはペダルパッドに付与された乗員の踏力を増強するマスタバックが配置され、マスタバックとペダルレバーとはプッシュロッドを介して連結されている。
しかしながら、このように構成されたブレーキペダルは衝突等により所定以上の外力が車体前方側から作用した際に、この外力によって後退するパワーユニット等によってマスタバックやトーボードが車室内側に押しやられる。このブレーキペダルが後方に移動したとき、ブレーキペダルのペダルパッドに載せられた乗員の足部に過大な衝撃荷重が加わる可能性がある。
この対策として、種々のペダル支持構造が提案されている。例えば特許文献1に開示されるペダル支持構造は、図11に概要を示すように、トーボード101の前面、即ちエンジンルーム側にマスタバック111が配置され、マスタバック111と共にペダルブラケット112の前端がトーボード101に固定されている。一方、ペダルブラケット112の後端113は、固定手段114によってバルクヘッド102に対して後退した際に離脱可能なように結合される。
バルクヘッド102には、ペダルブラケット112の後端113に対向して後下がりに傾斜する傾斜面103が形成されている。ペダルブラケット112にピン119を介してブレーキペダル120の上端が前後方向に回動自在に支持され、マスタバック111から後方に延びるプッシュロッド123がブレーキペダル120の中間部に連結されている。
この構成を備えた自動車が衝突した際に、後退するパワーユニット等によってマスタバック111がトーボード101を変形させながら後方移動すると、トーボード101に固定されたペダルブラケット112がバルクヘッド102に対して後方に移動する。ペダルブラケット112の後方移動により、固定手段114によるペダルブラケット112とバルクヘッド102の結合が解除され、ペダルブラケット112がバルクヘッド102から分離して脱落する。
バルクヘッド102から分離したペダルブラケット112が更に後方移動し、その後端113がバルクヘッド102の傾斜面103に当接して下方に押し下げられる。その結果、ペダルブラケット112に支持されたブレーキペダル120は、その下端に設けられたペダルパッド121が前方に移動するように回動する。このように衝突によってマスタバック111及びペダルブラケット112が後方に移動しても、その移動を相殺するようにブレーキペダル120の下端が前方に回転するので、衝突時にブレーキペダル120のペダルパッド121に載せた乗員の足部に加わる荷重を軽減することができる。
特開平10−310036号公報
上記特許文献1に記載のブレーキペダル支持構造によると、衝突によってトーボード101に固定されたペダルブラケット112がバルクヘッド102に対して後方に移動するとペダルブラケット112がバルクヘッド102から分離する。ペダルブラケット112が更に後方移動して後端113が傾斜面103に当接すると、後端113が傾斜面103に沿って押し下げられて、ペダルブラケット112に支持されたブレーキペダル120の車室内方側への移動が抑制できる。
しかし、衝突によってマスタバック111が後方に移動した際、マスタバック111の後方移動に伴ってプッシュロッド123を介してペダルブラケット112に回動自在に支持されたブレーキペダル120が衝撃的に後方に押しやられ、その下端に設けられたペダルパッド121が後方に移動するように回転する。このブレーキペダル120の回転によってペダルパッド121に載せられた乗員の足部に衝撃的な過大な荷重が加わり乗員の足部にダメージを与え、乗員の安全性が十分に達成できないことが懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、衝突時におけるペダルの移動に起因する乗員への負荷が有効的に軽減できる安全性に優れる自動車用ペダル支持構造を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の自動車用ペダル支持構造は、下端にペダルパッドを備えたペダルレバーの上端を回動自在に軸支し、トーボードに取り付けられるペダルブラケットを備え、上記トーボードに配設されたマスタバックから突出するプッシュロッドの先端が上記ペダルレバーに連結された自動車用ペダル支持構造において、基端が上記ペダルブラケットに固定されたストッパ基部と、前方方向に延在する板状で上記ペダルレバーの後縁と対向する当接部と、該当接部を上記ストッパ基部に連結する脆弱部とを有するストッパブラケットを備え、上記マスタバックに入力される前方からの外力によって後方移動する上記ペダルレバーの後端が上記当接部の前端縁に当接して変形付与される上記脆弱部によってペダルレバーの後方移動を抑制することを特徴とする。
この発明によると、衝突等によるマスタバックやトーボードの後方移動に伴いペダルブラケットに回動自在に支持されたペダルレバーがプッシュロッドによって後方に押動されてその後縁がストッパブラケットに形成された当接部に当接すると、脆弱部の変形により衝撃エネルギを吸収しつつ当接部が後方移動することによりペダルレバーの急激な後方移動が防止できる。これによりペダルレバーの下端に設けられたペダルパッドへの衝撃が緩和され、ペダルパッドに載せた乗員の足部に加わる負荷が軽減される。この結果、衝突時におけるペダルの後方移動に起因する乗員への負荷が有効的に軽減できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の自動車用ペダル支持構造において、上記ストッパ基部に、基端が取り付けられて前方方向に延在しペダルレバー操作検出用スイッチを装着するためのスイッチホルダが配設され、該スイッチホルダの先端が上記当接部の前端縁より後方位置に設定されたことを特徴とする。
この発明によると、ペダルが当接する当接部の前端縁をストッパ基部に取り付けられるスイッチホルダの先端より前方に位置させることにより、スイッチホルダに装着されるペダルレバー操作検出用スイッチが未装着状態で搬送するペダルブラケットや、ペダルブラケットが搭載された車体を移動する際に、ペダルレバーが回動してもペダルレバーの後縁が当接部の前端縁に当接してその回動が規制されて、ペダルレバーがスイッチホルダに当接することが防止できる。これによりペダルレバーの衝打等によるスイッチホルダの損傷やスイッチホルダの脱落が防止でき、品質を確保すると共に組み立て作業の効率化が確保できる。
請求項3の発明は、請求項1または2の自動車用ペダル支持構造において、上記トーボードと対向しかつ下降するに従って後方に移行する傾斜面を有する車体部材に設けられたキャッチャと、上記ペダルレバーの上端を回転自在に軸支すると共に上記ストッパブラケットが配設されて前部が上記トーボードに結合され後端部が上記キャッチャの傾斜面と間隙を有して対向するペダルブラケット本体とを有し、上記トーボードに入力される前方からの外力により後方に移動する上記ペダルブラケット本体の後端部が上記キャッチャの傾斜面に誘導されて後退するペダルブラケット本体の後端部を上記傾斜面で下方に案内することを特徴とする。
この発明によると、上記請求項1または2の効果に加え、衝突等によりトーボードに入力される外力によってペダルブラケット本体が後退したとき、その後退移動するペダルブラケット本体の後端部をガイド手段によってキャッチャの傾斜面に誘導することによって、ペダルブラケット本体の後端部が確実にかつ円滑にキャッチャの傾斜面に沿って押し下げられて、ペダルパッドに載せた乗員の足部に加わる荷重を軽減することができる。
本発明によると、衝突等によるマスタバックやトーボードの後方移動に伴いペダルブラケットに回動自在に支持されたペダルレバーがプッシュロッドによって後方に押動されてペダルレバーの後縁がストッパブラケットに形成された当接部の前端縁に当接すると、脆弱部の変形により当接部が後方移動してペダルパッドへの衝撃を緩和されてペダルパッドに載せた乗員の足部に加わる負荷が軽減される。
本発明による自動車用ペダル支持構造の実施の形態を、ペダルがブレーキペダルの場合を例に図1乃至図10を参照して説明する。
図1はブレーキペダル装置の支持部周辺の構造を概略的に示す全体側面図、図2は図1の一部を省略した全体平面図、図3は図1のA部拡大図、図4は図3のB部拡大図、図5は図4のI−I線断面図、図6は要部分解斜視図、図7乃至図10は作用説明図である。なお、各図における矢印Fは車体前方方向を示し、矢印Wは車幅方向を示す。
図1に示すように、エンジンルームEと車室Cとを区画するトーボード1が略上下方向に延在し、かつその各側端縁が左右のフロントピラー(図示せず)に結合される。トーボード1の上端縁が、略水平で車幅方向に延びるバルクヘッド2の下面に結合し、かつ下端縁が図示しないフロアパネルに結合される。バルクヘッド2の下面には、上端がバルクヘッド2に結合されて下降するに従って後方に移行する後下がりに傾斜する前面4、下面5、及び上端がバルクヘッド2に接合された後面6によって上方が開放された断面略コ字状で車幅方向に連続するペダル固定ブラケット3が設けられている。また、管状のステアリングサポートビーム7がペダル固定ブラケット3の後方で車幅方向に延びて左右のフロントピラー間に架設される。ステアリングサポートビーム7はステアリングコラム8を支持する極めて大きな剛性を有する車体部材である。ステアリングサポートビーム7にはトーボード1と対向すると共に、下降するに従って後方に移行する、いわゆる後下がりに傾斜する傾斜面62を有するキャッチャ61が設けられる。
トーボード1には、図示しない開口部が形成され、開口部に対応してトーボード1のエンジンルームE側にマスタバック9が配置され、トーボード1の車室C側にマスタバック9と対向してブレーキペダル55を支持するペダルブラケット10が配置される。
次に、図1乃至図6を参照してペダルブラケット10について説明する。
ペダルブラケット10は、前端がマスタバック9と共にトーボード1にボルトによって共締めされるペダルブラケット本体11と、ストッパブラケット31と、ペダルブラケット本体11をペダル固定ブラケット3に取り付けるペダルブラケット支持部41とを主要部として構成され、ペダルブラケット本体11にブレーキペダル55が支持される。
ペダルブラケット本体11は、前側ペダルブラケット本体12と、この前側ペダルブラケット本体12の後部に結合される後側ペダルブラケット本体21によって構成される。
前側ペダルブラケット本体12は、中央部に開口部13aが形成された略矩形板状の前部取付部13と、この前部取付部13に前端が接合して上面部15及びその両側縁から下方に折曲形成されて対向する両側面部16、17によって下方が開放された断面略コ字形で後上がり状態に傾斜して前後方向に延びるペダル支持部14とによって形成される。この両側面部16、17の各後部にペダル取付孔が対向して穿設されている。
後側ペダルブラケット本体21は、前側ペダルブラケット本体12の上面部15の後端部分に上方から載置されて結合する基端部22と、基端部22の後縁から下方に折曲形成されてペダル固定ブラケット3の前面4と対向する傾斜する段部23と、段部23の下縁に折曲形成されてほぼ水平で後方に延びる矩形平面状の接合面24と、接合面24の後縁から下方に折曲形成されてステアリングサポートビーム7に取り付けられたキャッチャ61の傾斜面62と対向する後下がりに傾斜する後端部25とが前後方向に連続形成されている。基部22、段部23、接合面24の両側縁にそれぞれ連続してフランジ26、27が下方に折曲形成される。
接合面24に一対のボルト孔28が車幅方向に並設されている。各ボルト孔28は、後側に位置して結合ボルト29の軸部が僅かな隙間を有して貫通する前後方向に長い小径部分28aと、前側に位置して結合ボルト29の頭部が貫通し得る前後方向に長い大径部分28bとが連続して形成される。
このように形成された前側ペダルブラケット本体12と、後側ペダルブラケット本体21は、前側ペダルブラケット本体12に形成されたペダル支持部14の上面部15、側面部16、17の各後端部分と、後側ペダルブラケット本体21に形成された基端部22及びフランジ26、27とを重ねて溶接等によって、前部範囲が前下がりに傾斜しかつ屈曲して後部範囲が略水平に伸びるペダルブラケット本体11が形成される。
ストッパブラケット31は、図3乃至図6に示すように先端にペダルレバー56の後縁56aと対向して形成された矩形平板状のストッパ基部32の両側縁から前方に折曲すると共に上方に延びて対向する一対の取付部33を有し、基端となる取付部33の上部に図示しないペダル取付孔が穿設される。この各取付部33の上部を前側ペダルブラケット本体12の両側面部16、17の後部に重ね、かつそれぞれのペダル取付孔を対応させて結合する。また、ストッパ基部32の上縁から後方に移行するに従って次第に上方に変位する後上がりの連結部34が延設され、連結部34の上部が後側ペダルブラケット本体21の接合面24の下面及び後端部25に接合される。
更に、ストッパブラケット31の下端にストッパ基部32の下縁から前方方向に延在する板状で両側が各取付部33の下縁に連続するペダル当接部35が形成されている。
ペダル当接部35は、図4及び図5に示すようにストッパ基部32の下縁及び各取付部33の下縁に連結される基部36と、基部36から前方に突出して車幅方向に延在するU字状の切り欠き37aによって形成された脆弱部37を介して連結された当接部38を有し、当接部38の前端縁38aがペダルレバー56の後縁56aと対向する。
ストッパ基部32にスイッチ取付孔32aが開口している。このスイッチ取付孔32aに樹脂製で筒状に形成されたスイッチホルダ58の基端に形成された固定部58bが取り付けられる。このストッパ基部32に取り付けられるスイッチホルダ58の先端58aはペダル当接部35の前端縁38aより後方に位置している。スイッチホルダ58にペダルパッド57の踏み込みによってペダルレバー56に設けられたストッパ片が離れることによってONしてストップランプを点灯させるストップランプスイッチ59が着脱自在に配設される。
一方、ストップランプスイッチ59は、スイッチホルダ58に保持されるスイッチ本体59a及びスイッチ本体59aに出没自在の接触子59bを備えている。なお、ストップランプスイッチ59に前方から過大な衝撃荷重が作用した際には、その荷重によりストップランプスイッチ59を保持するスイッチホルダ58の固定部58bが破損してストップランプスイッチ59と共にストッパ基部32のスイッチ取付孔32aから押し出されてストッパ基部32から脱落する。
ストッパブラケット31が掛け渡されて補強された前側ペダルブラケット本体12の両側面部16、17及びストッパブラケット31の両取付部33のペダル取付孔に貫通するペダル支持手段となる支持ボルト39及びナット40によってブレーキペダル55が軸支される。このブレーキペダル55は、上端が支持ボルト39によって回動自在に軸支されて下方に伸びるペダルレバー56の下端にペダルパッド57が設けられ、支持ボルト39に巻回された図示しないリターンスプリングによって乗員による踏力付与方向と反対方向に付勢される。
ペダルブラケット支持部41は、ボルト孔43が穿設されて取付ボルト51によってペダル固定ブラケット3の下面5に結合される取付基部42と、取付基部42の後縁から下方に折曲形成した段差部44と、段差部44の下端から略水平に折曲形成された矩形平板状の支持面45と、支持面45の後縁から下方に折曲形成されてステアリングサポートビーム7に取り付けられたキャッチャ61の傾斜面62と対向して後下がりに傾斜する先端部47とが前後方向に連続形成される。支持面45には、後側ペダルブラケット本体22の接合面24に形成された各ボルト孔28の小径部分28aに対応して一対のボルト孔46が車幅方向に並設される。
これら接合面24に形成されたボルト孔28、支持面45に形成されたボルト孔46、これらボルト孔28、46を貫通する結合ボルト29及び結合ボルト29に螺合するナット30による簡単な構成で接合面24と支持面45を結合する結合手段が形成される。
更に、ステアリングコラム8側の取付基部42の側縁から段差部44の側縁を介して接合面45の側縁に亘って連続し、後側ペダルブラケット本体21のフランジ25に形成された切り欠き25aの近傍に達するフランジ48が下方に折曲形成される。一方、ステアリングコラム8から離れた側の取付基部42の側縁から段差部44の側縁及び接合面45の側縁に亘って連続して先端部47に連続するフランジ49が下方に折曲形成される。
これら支持面45及びフランジ48、49によって、前方側からの外力により後方に相対移動する後側ペダルブラケット本体21の先端部25をキャッチャ61の傾斜面62に誘導するガイド手段を構成している。
車体への搭載にあたっては、前側ペダルブラケット本体12と後側ペダルブラケット本体21が連結されて形成されたペダルブラケット本体11にストッパブラケット31が一体結合して形成されたペダルブラケット10に、ブレーキペダル55及びストッパブラケット31に取り付けられたスイッチホルダ58にストップランプスイッチ59を取り付ける。更に、後側ペダルブラケット本体21とペダルブラケット支持部41のそれぞれの接合面24、支持面45に形成されたボルト孔28の小径部28aとボルト孔46を対応させて、後側ペダルブラケット21の接合面24に上方からペダルブラケット支持部41の支持面45を重ね、かつフランジ26、27を挟持するようにフランジ48、49をそれぞれ対峙させて嵌合する。このボルト孔28の小径部28aとボルト孔46とを位置決めした状態では、後側ペダルブラケット本体21の後端部25よりペダルブラケット支持部41の先端部47が後方に突出して前後方向に離れて間隙を有して対向している。
位置決めされた後側ペダルブラケット21の接合面24と取付面45は、ボルト孔28の小径部分28a及びボルト孔46を貫通する結合ボルト29及びナット30による結合手段によって一体に結合される。結合ボルト29及びナット30による締付力は、衝突時に先端部47がステアリングサポートビーム7に設けられたキャッチャ61の傾斜面62に当接して荷重が加わった際に後側ブラケット本体21がペダルブラケット支持部41に対して後方にスライドし得る程度に設定される。
この後側ペダルブラケット本体21とペダルブラケット支持部41の結合は、車載に先立って、作業空間が確保できて作業性に優れた車室外で予めボルト孔28の小径部28aとボルト孔46とを対応させて後側ペダルブラケット本体22とペダルブラケット支持部41とを位置決めした状態で、結合ボルト29及びナット30によって結合することから、作業性に優れ、高精度でかつ適切な結合ボルト29及びナット30による締付力で後側ペダルブラケット本体21にペダルブラケット支持部41を取り付けることができ、その信頼性が確保できる。
このようにしてブレーキペダル55及びペダルブラケット支持部41等が組み付けられたペダルブラケット11は、その前端に形成された前部取付部13がマスタバック9と共にトーボード1にボルトにより共締めされ、かつ、後側ペダルブラケット本体21の接合面24に形成されたボルト孔28の大径部分28bから挿入され、ペダルブラケット支持部41の取付基部42に穿設されたボルト孔43を貫通してペダル固定ブラケット3の下面5に予め取り付けられたウエルディングナット52に螺合する取付ボルト51によってペダル固定ブラケット3を介してバルクヘッド2に取り付けられる。しかる後、マスタバック9から突出するプッシュロッド60の先端をペダルレバー56の中間部にクレビスピン60aによって揺動自在に結合する。
この搭載作業は、ペダルブラケット11の前端が従来と同様に前部取付部13をマスタバック9と共にトーボード1にボルトにより共締めすることによってトーボード1に取り付けられ、後部が後側ペダルブラケット本体21の接合面24に形成されたボルト孔28の大径部分28bから取付ボルト51を差し込み、ペダルブラケット支持部41の取付基部42をペダル固定ブラケット3に取り付けられたウエルディングナット52に螺合して取り付けることから、作業空間が制限された車載作業において高精度の位置決め作業が不要であり、優れた搭載作業性が確保できる。また、ボルト孔18が作業孔としての機能を兼備し、接合面24に作業孔を別途形成する必要がなく、後側ペダルブラケット本体21の構造の簡素化及び剛性確保が得られる。
このように構成されたブレーキペダル装置は、図1及び図3に示すようにペダルレバー56の上端を軸支するペダルブラケット本体11の前端がトーボード1に、後端がバルクヘッド2にそれぞれ結合されて充分な取付剛性が確保されて配設され、ペダルブラケット支持部41の先端部47がステアリングサポートビーム7に取り付けられたキャッチャ61の傾斜面62と間隙を有して対向した状態で車体に取り付けられる。
ブレーキペダル55は通常リターンスプリングによってペダルレバー56に設けられたストッパ片がストッパブラケット31のストッパ基部32に取り付けられたストップスイッチ59のスイッチ本体59aに押接されて、その位置に保持されている。このときペダル当接部35の当接部38に形成された前端縁38aはペダルレバー56の後縁56aと対向すると共に後縁56との間に若干の間隙が保持される。また、ストップランプ59は、接触子59bがスイッチ本体59a内に押し込められてOFF状態に維持されてストップランプは消灯される。
ブレーキ操作は、ペダルパッド57の踏み込みによる乗員の踏力によって、ペダルレバー56が支持ボルト39を回動中心としてリターンスプリングの付勢力に抗して前方に回動し、プッシュロッド60を押動してマスタバック9によって乗員の踏力を増強させてブレーキ装置を作動する。この踏力によるペダルレバー56の前方への回動に伴ってストッパ片がストップランプスイッチ58から離れ、接触子59bが突出してストップランプスイッチ59がONに切り替わりストップランプが点灯する。
また、ペダルパッド57への踏力を解除すると、リターンスプリングの付勢力によってペダルレバー56が支持ボルト39を中心に後方に回動してストッパ片がストップランプスイッチ59の接触子59bを押動してスイッチ本体59aの先端に当接してその位置で停止保持されると共に、プッシュロッド60の押動が解除されてブレーキ作動が停止する。ストップランプスイッチ59がOFFに切り換えられてストップランプは消灯される。
一方、衝突等により所定以上の外力が前方から作用すると、この外力によって後退するパワーユニット等によってマスタバック9やトーボード1が通常の状態か車室C内側に押しやられる。
このマスタバック9やトーボード1の後退移動に伴い、上端がボルト39によって前側ペダルブラケット本体12に回動自在に支持されたペダルレバー56がプッシュロッド60によって後方に押動されて、後方移動するペダルレバー56のストッパ片によってストップランプスイッチ59をスイッチホルダ58と共に押動してストッパ基部32のスイッチ取付孔32aから押し出し、かつペダルレバー56の後縁56aがストッパブラケット31の下端に形成されたペダル当接部35の当接部38の前端縁38aに当接する。
後方移動するペダルレバー56がペダル当接部35に形成された当接部38の前端縁38aに当接すると、その衝撃荷重により脆弱部37に変形付与され、脆弱部37の変形により衝撃エネルギを吸収しつつ当接部38が後方移動してペダルレバー56の急激な後方移動を防止する。更に後方移動する当接部38による脆弱部37の変形の終了或いは脆弱部37が変形して当接部38が基部36に当接することによって当接部38の後方移動が防止されてペダルレバー56の後方移動を規制する。その結果、前部ペダルブラケット本体12に上端が回動自在に支持されたペダルレバー56の下端に設けられたペダルパッド57の後方移動の衝撃が緩和され、ペダルパッド57に載せた乗員の足部に加わる荷重が軽減される。
図10に、ペダルパッド57に作用する衝撃荷重Pとペダルパッド57の後退ストロークSとの相関特性を実線Lで示し、ペダル当接部35を備えない場合の衝撃荷重Pとペダルパッドの後退ストロークSとの相関関係を破線L1で示す。
ペダル当接部35を備えない場合では、破線L1で示すように、ペダルパッド57に作用する衝撃荷重Pは急激に増大してその最大値Pmaxが大きく、かつ急激に減少してペダルパッド57に載せた乗員の足部に加わる荷重が大きく乗員の足部に大きな負担を強いることが懸念される。
一方、ペダル当接部35を備えた本実施の形態によると、実線Lで示すように、ペダルレバー56がペダル当接部35に形成された当接部38の前端縁38aに当接すると、その衝撃荷重により変形付与される脆弱部37によって衝撃エネルギを吸収しつつ当接部38の後方移動を許容することからペダルパッド57に作用する衝撃荷重Pの最大値Pmaxが比較的小さく、かつ緩やかに衝撃荷重が減少する。更に当接部38が基部36に当接する等によって脆弱部37の変形が終了することによって当接部38の後方移動が終了すると、当接部38によってペダルレバー56の後方移動が停止され、ペダルレバー56の過剰な後退が防止される。これにより、ペダルパッド57に載せた乗員の足部に加わる荷重が大きく減少して乗員の足部に作用する負担が軽減される。
このときの衝撃荷重Pの最大値Pmax及びペダルパッド57の後退ストロークSは、脆弱部37の剛性によって設定できる。即ち、脆弱部37を形成する切り欠き37aの大きさ及び形状によって設定されることから容易にチューニングできる。
更に、外力によって後退するパワーユニット等によってマスタバック9やトーボード1が図3に示す通常の状態から図7に示すように車室C内側に押しやられると、このトーボード1等の後退に伴い前側ペダルブラケット本体11のコ字形に開口形成された比較的剛性が抑制されたペダル支持部14の部分が変形すると共に、ペダル固定ブラケット3が変形しつつペダルブラケット11及びブレーキペダル55が安定した状態で後方に移動して図8に示すように、ペダルブラケット支持部41の先端部47がキャッチ61の傾斜面62に当接して受け止められる。
このようにペダルブラケット支持部41の先端部47がキャッチャ61の傾斜面62に当接して、ペダルブラケット支持部41がペダル固定ブラケット3とキャッチャ61によって保持された状態で、更にマスタバック9及びトーボード1が後方移動すると、後側ペダルブラケット本体21の接合面24がペダルブラケット支持部41の接合面45に沿って誘導されてスライドして後方に移動し、後側ペダルブラケット本体21の後端部25がペダルブラケット支持部41の先端部47を介して傾斜面62に当接する。この後側ペダルブラケット本体21の後方移動は、接合面24に形成されたボルト孔28の小径部分28a及びペダルブラケット支持部41の支持面45に形成されたボルト孔43を貫通する結合ボルト29及びナット30による結合状態が維持され、かつ後側ペダルブラケット21の両側に沿って形成されたフランジ26、27がペダルブラケット支持部41の両フランジ48、49に挟持案内され、かつ接合面24及び支持面25が前後方向に沿って延びるほぼ水平でペダルブラケット本体11の後退方向とほぼ同一方向に延在することと相俟って複雑な挙動が規制されて安定状態での後方への挙動が維持される。
更に、マスタバック9及びトーボード1が後退して後側ペダルブラケット本体21が後方移動すると、図8に示すように後側ペダルブラケット本体21の段部23が、後下がり状に傾斜するペダル固定ブラケット3の前面4に当接する。この当接によって段部23と前面4の傾斜により、後側ペダルブラケット本体21に押し下げる力が付与される。
ペダル固定ブラケット3の前面3に傾斜する段部23が当接して後側ペダルブラケット本体21に押し下げ力が付与された状態で、更にペダルブラケット本体11が後退すると、ペダル固定ブラケット3に結合されたペダルブラケット支持部41に対して後側ペダルブラケット21の接合面24が後方移動し、ペダルブラケット支持部41の接合面45に穿設されたボルト孔46に貫通する結合ボルト29が接合面24に形成されたボルト孔28の小径部分28aから大径部分28b側に抜け出し、ペダルブラケット支持部41から後側ペダルブラケット本体21が離脱する。
このペダルブラケット支持部41から後側ペダルブラケット本体21の離脱は、ペダル固定ブラケット3の前面3と段部23の当接によりペダルブラケット本体21に押し下げ力が付与された状態で、結合ボルト29がボルト孔28の小径部分28aから大径部分28bに抜け出すことから、確実に行われる。
ペダルブラケット支持部41から離脱した後側ペダルブラケット本体21の後端部25は、ペダルブラケット本体11の後退に伴ってペダルブラケット支持部41の先端部47及びキャッチャ61の傾斜面62に沿って図9に示すように押し下げられる。
このペダル支持部41の先端部47及びキャッチャ61の傾斜面62による後側ペダルブラケット本体21の押し下げにあたり、前側ペダルブラケット本体12の後端に結合されたストッパブラケット31のストッパ基部32と接合面24の間に連結部34を架設することによって、接合面24の剛性が確保でき、トーボード1の後退による荷重がペダルブラケット本体11を介して効率的に先端部25に伝達できる。また、ペダルブラケット本体11の後端部25及びペダルブラケット支持部41の先端部47が後下がりに傾斜することによって、ペダルブラケット本体11の後端部25がペダルブラケット支持部41の先端部47及びキャッチャ61の傾斜面62に沿って円滑に下方に誘導することができてペダルブラケット本体11の後端部25を確実に押し下げることができる。
その結果、ペダルブラケット本体11に支持されたブレーキペダル55は、そのペダルレバー56の下端に設けられたペダルパッド57が前方に移動するように回動する。このように衝突によってマスタバック9及びペダルブラケット本体11が後方に移動しても、その移動を相殺するようにブレーキペダル55のペダルレバー56およびペダルレバー56の下端に設けられたペダルパッド57が前方に回転するので、衝突時にブレーキペダル55のペダルパッド57に載せた乗員の足部に加わる荷重を軽減することができる。また、ブレーキペダル55のペダルパッド57が乗員の脚部に干渉することを回避することができる。
従って、このように構成された本実施の形態によると、衝突等により所定以上の外力が車体前方から作用した際、この外力によって後退するパワーユニット等によってマスタバック9やトーボード1が車室内側に押しやられ、このマスタバック9の後退の初期においてプッシュロッド60を介してブレーキペダル55のペダルレバー56が後方移動したときに、ペダルレバー56の後縁56aがストッパブラケット31の下端に形成されたペダル当接部35の当接部38の前端縁38aに当接し、脆弱部37の変形により衝撃エネルギを吸収しつつ当接部38が後方移動してペダルレバー56の後方移動を許容し、更に脆弱部37の変形終了に伴って当接部38の後方移動を阻止してペダルレバー56の後方移動を阻止する。その結果、前部ペダルブラケット本体12に上端が回動自在に支持されたペダルレバー56の下端に設けられたペダルパッド57の後方移動の衝撃が緩和され、ペダルパッド57に載せた乗員の足部に加わる荷重が軽減される。
更に、ブレーキペダル55を支持するペダルブラケット本体11が後退したとき、まず、ペダルブラケット支持部41の先端部47がキャッチ61の傾斜面62に当接して受け止められ、ペダルブラケット支持部41がペダル固定ブラケット3とキャッチャ61によって保持される。この保持されたペダルブラケット支持部41に案内されてペダルブラケット本体11が後方移動することから、ペダルブラケット本体11の挙動が安定し、後側ペダルブラケット本体21の後端部25を確実にかつ効率的にキャッチャ61の傾斜面62に沿って押し下げられ、確実にブレーキペダル55を前方に回転でき、ペダルパッド57に載せた乗員の足部に加わる荷重を軽減することができる。
更に、ストッパブラケット31に形成されたペダル当接部35によるペダルレバー56の後退が防止されたタイミングでペダルブラケット支持部41の先端部47及びキャッチャ61の傾斜面62に沿って押し下げてブレーキペダル55を脱落させることができ、容易にブレーキペダル55の脱落タイミングをチューニングすること可能になり所期の効果が達成できて乗員の安全性を向上が確保できる。
更に、ストッパブラケット31に形成されるペダル当接部35の前端縁38aをストッパ基部32に取り付けられるスイッチホルダ58の先端58aより前方に位置させることから、スイッチホルダ58にストップランプスイッチ58が未装着状態で搬送するペダルブラケット10の搬送や、車載されて移動する際に前側ペダルブラケット本体21に回動自在に支持されブレーキレバー56がペダル当接部35の前端縁38aに当接して規制されて、ブレーキレバー56がスイッチホルダ58に当接することが防止できる。これによりブレーキバー56の衝打等によるスイッチホルダ58の損傷及び脱落が防止でき、品質を確保すると共に組み立て作業の効率化が確保できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態ではストッパブラケット31の下端に形成されるペダル当接部35の脆弱部37をU字状の切り欠き37aによって形成したが、切り欠き37aに換えて1個或いは複数の孔、車幅方向に延在するビード、薄肉等の任意の手段によって形成することができる。また、当接部38の前端縁38aにペダルレバー56の後縁56aが係合可能な凹部を形成することもできる。
また、上記実施の形態ではブレーキ支持構造を例に説明したが、クラッチペダルの支持構造に適用することもできる。
本発明による自動車用ペダル支持構造の実施の形態をペダルがブレーキペダルの場合を例に示すブレーキペダル装置の支持部周辺の全体側面図である。 図1の一部を省略した全体平面図である。 図1の要部を示すA部拡大図である。 図3のB部拡大図である。 図4のI−I線断面図である。 要部を示す分解斜視図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 衝撃荷重とブレーキペダルの後退ストロークとの相関関係図である。 従来の自動車用ブレーキペダル支持構造の概要を示す説明図である。
符号の説明
1 トーボード
2 バルクヘッド
3 ペダル固定ブラケット
7 ステアリングサポートビーム
9 マスタバック
10 ペダルブラケット
11 ペダルブラケット本体
12 前側ペダルブラケット本体
14 ペダル支持部
21 後側ペダルブラケット本体
25 後端部
31 ストッパブラケット
32 ストッパ基部
35 ペダル当接部
36 基部
37 脆弱部
37a 切り欠き
38 当接部
38a 前端縁
55 ブレーキペダル
56 ペダルレバー
56a 後縁
57 ペダルパッド
58 スイッチホルダ
58b 固定部
58a 先端
59 ストップランプスイッチ(スイッチ)
61 キャッチャ
62 傾斜面

Claims (3)

  1. 下端にペダルパッドを備えたペダルレバーの上端を回動自在に軸支し、トーボードに取り付けられるペダルブラケットを備え、上記トーボードに配設されたマスタバックから突出するプッシュロッドの先端が上記ペダルレバーに連結された自動車用ペダル支持構造において、
    基端が上記ペダルブラケットに固定されたストッパ基部と、前方方向に延在する板状で上記ペダルレバーの後縁と対向する当接部と、該当接部を上記ストッパ基部に連結する脆弱部とを有するストッパブラケットを備え、
    上記マスタバックに入力される前方からの外力によって後方移動する上記ペダルレバーの後端が上記当接部の前端縁に当接して変形付与される上記脆弱部によってペダルレバーの後方移動を抑制することを特徴とする自動車用ペダル支持構造。
  2. 上記ストッパ基部に、基端が取り付けられて前方方向に延在しペダルレバー操作検出用スイッチを装着するためのスイッチホルダが配設され、該スイッチホルダの先端が上記当接部の前端縁より後方位置に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ペダル支持構造。
  3. 上記トーボードと対向しかつ下降するに従って後方に移行する傾斜面を有する車体部材に設けられたキャッチャと、
    上記ペダルレバーの上端を回転自在に軸支すると共に上記ストッパブラケットが配設されて前部が上記トーボードに結合され後端部が上記キャッチャの傾斜面と間隙を有して対向するペダルブラケット本体とを有し、
    上記トーボードに入力される前方からの外力により後方に移動する上記ペダルブラケット本体の後端部が上記キャッチャの傾斜面に誘導されて後退するペダルブラケット本体の後端部を上記傾斜面で下方に案内することを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ペダル支持構造。
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