JP2008241858A - 光システム用基板及び光システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設計の自由度を向上させることができる光システム用基板及び光システムを提供する。
【解決手段】本発明による光システム用基板(1)において、第1及び第2のファイバ位置決め部(14,16)に第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバ(4,6)を位置決めし且つ固定し、フィルタ位置決め部(20)に光フィルタ(10)を位置決めし且つ固定したとき、第1及び第2の光ファイバ(4,6)の一方から出射した平行光が、光フィルタ(10)をその端面(10a,10b)に対して斜めに透過して、第1及び第2の光ファイバ(4,6)の他方に結合するように、第1及び第2のファイバ位置決め部(14,16)及びフィルタ位置決め部(20)が配置されると共に、平行光の屈折に基づく量だけ第1及び第2の光ファイバ(4,6)の光軸(4a,6a)がずらされるように、第1及び第2のファイバ位置決め部(14,16)が配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光システム用基板及び光システムに関し、更に詳細には、平行光を入射又は出射するコリメートレンズ付光ファイバと光フィルタとを搭載するための光システム用基板、及びかかる光システム用基板にコリメートレンズ付光ファイバ及び光フィルタを搭載した光システムに関する。
従来、光ファイバ又は光導波路から出射した光を、光フィルタで反射させたり透過させたりして、他の光ファイバ又は光導波路に入射、即ち、結合させる光合分波器、光カプラ、光スプリッタ等の光システムが使用されている。光ファイバ又は光導波路から出射する光は、一般的には、回折により広がるので、他の光ファイバ又は光導波路において、光の結合損失が大きくなること、即ち、光の入射量が少なくなることがある。
また、光フィルタがWDM(Wavelength Division Multiplexing)フィルタであるとき、広がる光が光フィルタに入射すると、光の遮断特性曲線の傾きが小さくなり、遮断特性を低下させることがある。特に、波長範囲が0.8μm程度の光だけを透過することを目的とした狭帯域DWMフィルタの場合、その性能が十分に発揮されないことがある。
これに対して、光導波路又は光ファイバの出射端及び入射端に屈折率分布型レンズを配置することにより、光導波路又は光ファイバから出射した光を平行光に変換して、光フィルタに透過させ、それにより、光フィルタの遮断特性が低下することを防止する技術が知られている(例えば、特許文献1及び2)。
一例として、図8及び図9を参照して、特許文献2に記載された光合分波器を説明する。図8は、従来技術の光合分波器の概略的な平面図である。図9は、図8の光合分波器の概略的な正面図である。
図8及び図9に示すように、光合分波器50は、基板52と、光軸54a、56a、58aを有する3本のシングルモード光ファイバ54b、56b、58bと、光フィルタ60を有している。各シングルモード光ファイバ54b、56b、58bの先端には、GI型マルチモード光ファイバ54c、56c、58cが融着され、両者は、コリメートレンズ付光ファイバ54、56、58を構成している。基板52には、コリメートレンズ付光ファイバ54、56、58を位置決めするための2本のV字形断面の溝64、66が互いに交差するようにダイシングによって形成された後、2本の溝の交差部分に、光フィルタ60を位置決めするための横断溝68が形成されている。従って第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバ54、56の光軸54a、56aは、同一直線上にある。また、基板52には、シングルモード光ファイバ54b、56b、58bとGI型マルチモード光ファイバ54c、56c、58cとの間の融着点を位置決めする箇所を指示するための指示溝70、72が設けられている。コリメートレンズ付光ファイバ54、56、58を指示溝70、72にあわせて位置決めし且つ固定した後、GI型マルチモード光ファイバ54c、56c、58cの長さを所定の長さにするように、基板52とGI型マルチモード光ファイバ54c、56c、58cを同時にダイシングによって横断方向に加工する。第1のコリメートレンズ付光ファイバ54から出射した平行光が光フィルタ60を透過して第2のコリメートレンズ付光ファイバ56に結合するように選択された屈折率を有する屈折率調整剤74が、第2のコリメートレンズ付光ファイバ56と光フィルタ60との間に充填されている。
特開2005−316033号公報 特開2006−98897号公報
上述した従来の光合分波器50では、ある波長の光を伝搬させるとき、適当な屈折率を有する屈折率調整剤74を使用することによって、第1のコリメートレンズ付光ファイバ54から出射した平行光を第2のコリメートレンズ付光ファイバ56に結合させることができる。しかしながら、他の波長の光を伝搬させるとき、第1のコリメートレンズ付光ファイバ54から出射した光が屈折により第2のコリメートレンズ付光ファイバ56に完全には結合しないで、結合損失を生じさせることがある。また、屈折率調整剤74の屈折率は、その組成によって定まるので、実際には、屈折率調整剤74の屈折率を全く自由に選択できるわけではない。
従って、上述した従来の光合分波器50では、第1のコリメートレンズ付光ファイバ54と第2のコリメートレンズ付光ファイバ56との間で光を伝搬させるときの設計範囲が制限されていた。特に、2つの異なる波長の光を伝搬させるとき、2つの異なる波長の光が結合する位置を近づけるように設計することが困難であった。
そこで、本発明は、光フィルタを介して第1のコリメートレンズ付光ファイバと第2のコリメートレンズ付光ファイバとの間で光を伝搬させるときの設計の自由度を向上させることができる光システム用基板及び光システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明による光システム用基板は、コリメートレンズ付光ファイバと光フィルタとを搭載するための光システム用基板であって、第1のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めするための第1のファイバ位置決め部と、第2のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めするための第2のファイバ位置決め部と、光フィルタを位置決めするためのフィルタ位置決め部と、を有し、第1のファイバ位置決め部に第1のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めし且つ固定し、第2のファイバ位置決め部に第2のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めし且つ固定し、フィルタ位置決め部に光フィルタを位置決めし且つ固定したとき、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの一方から出射した平行光が、多層膜光フィルタの端面と垂直な長手方向に対して斜めに光フィルタを透過して多層膜光フィルタをその端面に対して斜めに透過して第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの他方に結合するように、第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部及びフィルタ位置決め部が配置されると共に、平行光の屈折に基づく量だけ第1のコリメートレンズ付光ファイバの光軸と第2のコリメートレンズ付光ファイバの光軸とがずらされるように、第1のファイバ位置決め部及び第2のファイバ位置決め部が配置されることを特徴としている。
このように構成された光システム用基板では、第1のコリメートレンズ付光ファイバの光軸と第2のコリメートレンズ付光ファイバの光軸とが平行光の屈折に基づく量だけずらされて配置される。従って、光システム用基板は、屈折率調整剤を使用しない光システムのための基板として設計されてもよいし、屈折率調整剤の屈折率に合わせて設計されてもよい。このように、光システム用基板の設計の自由度が向上するので、例えば、2つの異なる波長の光が結合する位置を近づけるように、光システム用基板を設計することも可能になる。
本発明による光システム用基板において、好ましくは、第2のコリメートレンズ付光ファイバの先端中心を第1の位置とし、第1の位置を通り且つ光フィルタの端面と平行な面を投影面とし、第1のコリメートレンズ付光ファイバの先端中心を投影面上に投影させた点を第2の位置とし、第1のコリメートレンズ付光ファイバの光軸の延長線が投影面に到達する点を第3の位置とし、第1の位置と第2の位置との間の距離を第1の距離とし、第2の位置と第3の位置の間の距離を第2の距離としたとき、第1の距離は第2の距離よりも小さく、且つ、第1の距離と第2の距離の差は30μmよりも小さい。
本発明による光システム用基板において、好ましくは、第2のコリメートレンズ付光ファイバ6の先端中心を第1の位置とし、第1の位置を通り且つ光フィルタの端面と平行な面を投影面とし、第1のコリメートレンズ付光ファイバの先端中心を第1の面上に投影させた点を第2の位置とし、第1のコリメートレンズ付光ファイバの光軸の延長線が第1の面に到達する点を第3の位置とし、第1の位置と第2の位置との間の距離を第1の距離とし、第2の位置と第3の位置との間の距離を第2の距離としたとき、第1の距離は第2の距離よりも大きく、且つ、第1の距離と第2の距離の差は180μmよりも小さい。
また、本発明による光システム用基板において、好ましくは、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの一方から出射した1310nmの波長の平行光が第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの他方に結合する位置と、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの前記一方から出射した1490nmの波長の平行光が第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの前記他方に結合する位置との間の距離が、多層膜光フィルタの端面と平行な面において0.06μmよりも小さくなるように、第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部及びフィルタ位置決め部が配置される。
また、上記目的を達成するために、本発明による光システムは、上記何れかの光システム用基板の第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部、及びフィルタ位置決め部にそれぞれ、第1のコリメートレンズ付光ファイバ、第2のコリメートレンズ付光ファイバ、及び多層膜光フィルタが位置決めされる。
本発明による光システムにおいて、好ましくは、光フィルタは、多層膜光フィルタであり、多層膜光フィルタは、フィルタ基板に積層され、フィルタ基板は、多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するように、又は、第1のコリメートレンズ付光ファイバと対向するように、フィルタ位置決め部に位置決めされ、フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、フィルタ基板と第2のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、また、フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が第1のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、フィルタ基板と第1のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、フィルタ基板の屈折率と実質的に同じ屈折率を有する樹脂が充填される。
また、上記光システム用基板において、好ましくは、光軸を有する第3のコリメートレンズ付光ファイバを光システム用基板に位置決めするための第3のファイバ位置決め部を有し、多層膜光フィルタは、特定の第2の波長範囲の光を反射し、更に、第3のファイバ位置決め部に第3のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めし且つ固定したとき、第1のコリメートレンズ付光ファイバ及び第3のコリメートレンズ付光ファイバの一方から出射した平行光が多層膜光フィルタの端面に対して斜めに反射して第1のコリメートレンズ付光ファイバ及び第3のコリメートレンズ付光ファイバの他方に結合するように、第3のファイバ位置決め部が配置される。
また、本発明の光システムでは、上記光システム用基板の第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部、第3のファイバ位置決め部、及びフィルタ位置決め部にそれぞれ、第1のコリメートレンズ付光ファイバ、第2のコリメートレンズ付光ファイバ、第3のコリメートレンズ付光ファイバ、及び多層膜光フィルタが位置決めされされる。
この光システムにおいて、好ましくは、光フィルタは、多層膜光フィルタであり、多層膜光フィルタは、フィルタ基板に積層され、フィルタ基板は、多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するように、又は、第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバと対向するように、フィルタ位置決め部に位置決めされ、フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、フィルタ基板と第2のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、また、フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、フィルタ基板と第1及び第のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、フィルタ基板の屈折率と実質的に同じ屈折率を有する樹脂が充填される。
以上説明した通り、本発明による光システム用基板及び光システムにより、光フィルタを介して第1のコリメートレンズ付光ファイバと第2のコリメートレンズ付光ファイバとの間で光を伝搬させるときの設計の自由度を向上させることができる。
まず、図1を参照して、本発明による光システムの第1の実施形態を説明する。図1は、本発明の光システムの第1の実施形態である光合分波器の概略的な平面図であり、図2及び図3はそれぞれ、図1の光合分波器の概略的な正面図及び側面図である。
図1〜図3に示すように、光合分波器1は、光システム用基板である基板2を有し、基板2の上には、第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6、8及び多層膜光フィルタ10が搭載されている。
基板2は、長手方向に延び、長手方向軸線12を有している。長手方向軸線12は、第1のコリメートレンズ付光ファイバ4の光軸4aと第3のコリメートレンズ付光ファイバ8の光軸8aの交点を通っている。多層膜光フィルタ10は、基板2の長手方向のほぼ中央に、長手方向軸線12を横切るように配置されている。多層膜光フィルタは、長手方向軸線12が貫通する端面10a、10bを両側に有し、端面10a、10bは、長手方向軸線12に対してほぼ垂直に配置されている。
第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6、8はそれぞれ、光軸4a、6a、8aを有している。第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8は多層膜光フィルタ10の一方の側に配置され、第2のコリメートレンズ付光ファイバ6は、多層膜光フィルタ10の他方の側に配置されている。第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4,8は、その光軸4a、8aが多層膜フィルタ10のところで互いに交差するように長手方向軸線12に対して角度θ0で配置されている。第2コリメートレンズ付光ファイバ6は、第1のコリメートレンズ付光ファイバ4と対向するように長手方向軸線12に対して角度θ0で配置されているが、後で詳細に説明するように、両者の光軸4a、6aは互いにずれるように配置されている。
第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6、8は各々、同様の構造を有し、それぞれ、コアとクラッドとからなるシングルモード光ファイバ4b、6b、8bと、その先端に融着されたGI(Gradient Index)型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cとを有している。GI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cも、コアとクラッドとからなる。シングルモード光ファイバ4b、6b、8bの外径とGI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cの外径は、同じであることが好ましい。例えば、シングルモード光ファイバ4b、6b、8bの外径は125μmであり、GI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cの外径及びその内径はそれぞれ、125μm及び50μmである。また、GI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cの長さは、その焦点距離fの奇数倍であることが好ましく、それにより、シングルモード光ファイバ4b、6b、8bから伝搬してきたシングルモードの光をコリメート光(平行光)に変換してGI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cから出射したり、GI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cに入射した平行光をシングルモードの光に変換し、即ち、集光してシングルモード光ファイバ4b、6b、8bに伝搬させたりすることができる。GI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cの焦点距離fは、例えば、次式で表される。
Figure 2008241858
ここで、n1は、コア中心の屈折率であり、aは、コア半径であり、NAは、開口数を表す定数であり、典型的には、0.21である。
多層膜フィルタ10は、特定の波長範囲の光を透過させる機能を有し、多数の誘電体膜を積層させることによって形成されている。膜の枚数が多くなると反りが生じやくなるので、かかる反りを防止するために、多層膜フィルタ10は、フィルタ基板22に積層されている。フィルタ基板22は、光透過性の材料で形成され、例えば、石英ガラスからなる。図示の実施形態では、フィルタ基板22は、多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバ6と対向するように配置されている。第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6と多層膜光フィルタ10との間の空間24、及び、フィルタ基板22と第2のコリメートレンズ付光ファイバ6との間の空間26は、光を透過させる媒体で占められ、かかる媒体は、例えば、空気で構成されていてもよいし、紫外線硬化性樹脂等の充填剤で充填されていてもよい。
基板2は、例えば、シリコンで形成され、第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4,6,8をそれぞれ基板2に位置決めするための第1〜第3のファイバ位置決め部14、16、18と、多層膜光フィルタ10を基板2に位置決めするためのフィルタ位置決め部20とを有している。
詳細には、第1の位置決め部14は、光の伝搬を遮らないように第1のコリメートレンズ付光ファイバ4の先端が当接する段部14aと、光軸方向に延びるV字形断面の溝14bとを有している。第2の位置決め部16は、光の伝搬を遮らないように第2のコリメートレンズ付光ファイバ6の先端が当接する段部16aと、光軸方向に延びるV字形断面の溝16bとを有している。第3の位置決め部18は、光の伝搬を遮らないように第3のコリメートレンズ付光ファイバの先端が当接する段部18aと、光軸方向に延びるV字形断面の溝18bとを有している。段部14a、18aは、基板を横方向に横切る溝30によって構成され、段部16aは、基板を横方向に横切る溝32によって構成される。V字形断面の溝14b、16b、18bは、それらの上に第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6、8を載せて位置決めしたとき、それらの光軸4a、6a、8aの上下方向レベルが一致するように形成される。また、フィルタ位置決め部20は、多層膜フィルタに当接する段部20aを有し且つ横方向に横切る溝34によって構成される。
次に、図4を参照して、第1〜第3のファイバ位置決め部14、16、18、フィルタ位置決め部20の配置を決定するための方法の一例について説明する。図4は、図1のA部の拡大図である。なお、図4は、以下の説明を分かりやすくするために、屈折の度合いを大きくし、第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8を互いに離して示している。
図4に示すように、第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6、8の先端中心をそれぞれ、4c、6c、8cで指示する。第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8の先端中心4c、8cから多層膜光フィルタ10の端面10aまでの空間24の長手方向距離をL1とし、多層膜光フィルタの厚さ、即ち、端面10aと端面10bとの間の長手方向距離をL2とし、フィルタ基板22の長手方向の厚さをL3とし、フィルタ基板22と第2のコリメートレンズ付光ファイバ6の先端中心までの長手方向距離をL4とする。また、第1のコリメートレンズつき光ファイバ4の先端中心4cと第2のコリメートレンズ付光ファイバ6の先端中心6cまでの長手方向距離、即ち、長手方向距離L1〜L4の合計をLLとする。更に、第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6,8のコアの屈折率をn0とし、空間24の屈折率をn1とし、多層膜光フィルタの屈折率をn2とし、フィルタ基板22の屈折率をn3とし、空間26の屈折率をn4とする。また、第2のコリメートレンズ付光ファイバ6の先端中心6cである第1の位置P1を通り且つ多層膜光フィルタ10の端面10a、10bと平行な平面である投影面PPにおいて、第1のコリメートレンズ付光ファイバ4の先端中心4cを長手方向に投影させた第2の位置をP2とし、第1のコリメートレンズ付光ファイバ4の光軸4aが到達する第3の位置をP3とする。更に、第1の位置P1と第2の位置P2との間の距離をHnとし、第2の位置P2と第3の位置P3との間の距離をH0とし、第1の位置P1と第3の位置P3との間の距離、即ち、光軸4aと光軸6aとの間のずれ量をHcとする。
先ず、第1のコリメートレンズ付光ファイバ4と第3のコリメートレンズ付光ファイバ8との間の光の伝搬経路、即ち、多層膜光フィルタ10で反射する光の経路を決定する。詳細には、長手方向軸線12と第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8の光軸4a、8aとの間の角度θ0を所望の値に決めると、第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8の先端中心から多層膜光フィルタ10の端面10aまでの空間24の長手方向距離をL1は、次の式(1)及び式(2)で求められる。
Figure 2008241858
Figure 2008241858
ここでLcは、第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8の先端中心4c、8cからその光軸4a、8aの交点P0までの距離である。上記長手方向距離L1と多層膜光フィルタ内の反射点補正αを考慮して、多層膜フィルタ10の位置と第1及び第3のファイバ位置決め部14、18の段部14a、18aの位置とを決定する。その結果、第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4,8の一方から出射した平行光が、多層膜光フィルタ10の端面10aに対して斜めに反射して、第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8の他方に結合する。
次に、第1のコリメートレンズ付光ファイバ4と第2のコリメートレンズ付光ファイバ6との間の光の伝搬経路、即ち、多層膜光フィルタを透過する光の経路を決定する。詳細には、例えば、第1のコリメートレンズ付光ファイバ4から出射した平行光は、空間24、多層膜光フィルタ10、フィルタ基板22、空間26を屈折しながら伝搬する。光軸4aと光軸6aとの間のずれ量Hcは、次の式(3)及び式(4)で計算される。
Figure 2008241858
Figure 2008241858
このずれ量Hcに基づいて、第2のファイバ位置決め部16、即ち、段部16a及びV字形断面の溝16bを配置する。それにより、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバ4、6の一方から出射した平行光が、多層膜光フィルタ10をその端面10a、10bに対して斜めに透過して、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバ4、6の他方に結合する。
図4では、第1の位置と第2の位置との間の距離Hnが、第2の位置と第3の位置との間の距離H0よりも大きくなっている。このときの光軸4aと光軸6aとの間のずれを「マイナス方向のずれ」と称する。
また、図5は、図1のA部の変形例を示す図である。図5では、第1の位置と第2の位置との間の距離Hnが、第2の位置と第3の位置との間の距離H0よりも小さくなっている。このときの光軸4aと光軸6aとの間のずれを「プラス方向のずれ」と称する。
次に、本発明の実施形態である光合分波器1の製造方法の一例を説明する。
最初、コリメートレンズ付光ファイバ4、6、8を製作する。詳細には、シングルモード光ファイバ4b、6b、8bの先端にGI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cを融着させる。融着位置は、拡大顕微鏡等を使用して、目視で確認することができる。融着したシングルモード光ファイバ及びGI型マルチモード光ファイバ、即ち、コリメート付光ファイバ4、6、8をマイクロメータ付ステージに固定し、融着位置を基準点としてマイクロメータによって移動させ、融着位置から焦点距離fの奇数倍の長さのところでファイバカッタによって切断する。GI型マルチモード光ファイバ4c、6c、8cの端面は、マイクロカッタを使用することにより劈開によって形成されるので、ダイシングによって形成される従来技術(例えば、特許文献2)のGI型マルチモード光ファイバの端面よりも滑らかであり、寸法のバラツキも少なくなる。
次に、基板にV字形断面の溝14b、16b、18bを形成する。例えば、基板がSi等の単結晶基板である場合、異方性ウエットエッチングを使用することができる。次いで、溝30、32、34をダイシング等によって形成する。
最後に、多層膜光フィルタ10を段部20aに位置決めし、多層膜光フィルタ10及びフィルタ基板22を、溝34にUV硬化剤で固定する。引続いて、第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6,8の先端を段部14a、16a、18aに当接させると共にV字形断面の溝14b、16b、18bに実装し、UV硬化剤で固定する。第1〜第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、6,8を、図示しないガラスブロック等で基板に押付けることが好ましい。
上述した距離L1、L2、L3、L4、屈折率n0、n1、n2、n3、n4、及び角度θ0は、実用的に、表1の範囲で変化する。
Figure 2008241858
この範囲で、上記ずれ量Hcを計算した。その結果、マイナス方向のずれ量Hcは、180μmよりも小さく、プラス方向のずれ量Hcは、30μmよりも小さくなった。
次に、1310nmの波長の光と1490nmの波長の光を伝搬させたときの光軸のずれ量Hcを、距離L4を変化させて計算した結果を表2に示す。
Figure 2008241858
表2から分かるように、距離L4を小さくすると、1310nmの波長の光と1490nmの波長の光の光軸のずれ量Hcの差を小さくすることができる。従って、それに応じた位置に第2のファイバ位置決め部16を設けることが好ましい。例えば、ずれ量Hcの差を0.06μmにするには、距離L4を50〜150μmとし、光軸のずれ量を1.83〜2.45μmとすればよい。これに対して、特許文献2の例では、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの光軸は、同一直線状に有り、1310nmの波長の光と1490nmの波長の光の光軸のずれ量Hcの差が大きくなる。
図6は、図1に示した第1の実施形態の光合分波器の変形例を示す概略的な平面図である。図6に示すように、フィルタ基板22は、多層膜が積層されている面と反対側の面が第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8と対向するように配置されていてもよい。
次に、図7を参照して、本発明による第2の実施形態を説明する。図7は、本発明の第2の実施形態である光合分波器の概略的な正面図である。
図7に示すように、第2の実施形態である光合分波器40は、フィルタ基板10と第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバ4、8との間の空間24、及び、フィルタ基板22と第2のコリメートレンズ付光ファイバ6との間の空間26に、フィルタ基板22の屈折率と実質的に同じ屈折率を有する樹脂42が充填されること以外、第1の実施形態と同一である。それにより、フィルタ基板22の厚さL3の寸法のばらつきによる結合損失を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態では、光システム1を光合分波器として説明したけれども、第3のコリメートレンズ付光ファイバ8を省略した光スプリッタであってもよい。それに応じて、光システム用基板の第3の位置決め部18を省略してもよい。
上記実施形態では、コリメートレンズ付光ファイバ4、6、8及び多層膜光フィルタ10を搭載した光システム1を説明したけれども、実際の出荷形態では、コリメートレンズ付光ファイバ4、6、8及び多層膜光フィルタ10を搭載しないことがあり、そのような形態も本発明の範囲内にある。
本発明の第1の実施形態による光合分波器の概略的な平面図である。 図1の光合分波器の概略的な正面図である。 図1の光合分波器の概略的な側面図である。 図1のA部の拡大図である。 図1のA部の変形例を示す図である。 第1の実施形態の光合分波器の変形例を示す概略的な平面図である。 本発明の第2の実施形態による光合分波器の概略的な正面図である。 従来技術の光合分波器の概略的な平面図である。 図8の光合分波器の概略的な正面図である。
符号の説明
1、40 光システム(光合分波器)
2 光システム用基板
4 第1のコリメートレンズ付光ファイバ
4a 光軸
4c 先端中心
6 第2のコリメートレンズ付光ファイバ
6a 光軸
6c 先端中心
8 第3のコリメートレンズ付光ファイバ
8a 光軸
10 多層膜光フィルタ
10a、10b 端面
12 長手方向
14 第1のファイバ位置決め部
16 第2のファイバ位置決め部
18 第3のファイバ位置決め部
20 フィルタ位置決め部
22 フィルタ基板
42 樹脂
0 第2の位置と第3の位置との間の距離
c 第1の位置と第3の位置との間の距離(光軸のずれ)
n 第1の位置と第2の位置との間の距離
P1 第1の位置
P2 第2の位置
P3 第3の位置
PP 投影面

Claims (9)

  1. コリメートレンズ付光ファイバと光フィルタとを搭載するための光システム用基板であって、
    第1のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めするための第1のファイバ位置決め部と、
    第2のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めするための第2のファイバ位置決め部と、
    光フィルタを位置決めするためのフィルタ位置決め部と、を有し、
    第1のファイバ位置決め部に第1のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めし且つ固定し、第2のファイバ位置決め部に第2のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めし且つ固定し、フィルタ位置決め部に光フィルタを位置決めし且つ固定したとき、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの一方から出射した平行光が、光フィルタの端面と垂直な長手方向に対して斜めに光フィルタを透過して第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの他方に結合するように、第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部及びフィルタ位置決め部が配置されると共に、平行光の屈折に基づく量だけ第1のコリメートレンズ付光ファイバの光軸と第2のコリメートレンズ付光ファイバの光軸とがずらされるように、第1のファイバ位置決め部及び第2のファイバ位置決め部が配置されることを特徴とする光システム用基板。
  2. 第2のコリメートレンズ付光ファイバの先端中心を第1の位置とし、
    前記第1の位置を通り且つ光フィルタの端面と平行な面を投影面とし、
    第1のコリメートレンズ付光ファイバの先端中心を前記投影面上に投影させた点を第2の位置とし、
    第1のコリメートレンズ付光ファイバの光軸の延長線が前記投影面に到達する点を第3の位置とし、
    前記第1の位置と前記第2の位置との間の距離を第1の距離とし、
    前記第2の位置と前記第3の位置との間の距離を第2の距離としたとき、
    前記第1の距離は前記第2の距離よりも小さく、且つ、前記第1の距離と前記第2の距離の差は30μmよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の光システム用基板。
  3. 第2のコリメートレンズ付光ファイバ6の先端中心を第1の位置とし、
    前記第1の位置を通り且つ光フィルタの端面と平行な面を投影面とし、
    第1のコリメートレンズ付光ファイバの先端中心を前記投影面上に投影させた点を第2の位置とし、
    第1のコリメートレンズ付光ファイバの光軸の延長線が前記投影面に到達する点を第3の位置とし、
    前記第1の位置と前記第2の位置との間の距離を第1の距離とし、
    前記第2の位置と前記第3の位置との間の距離を第2の距離としたとき、
    前記第1の距離は前記第2の距離よりも大きく、且つ、前記第1の距離と前記第2の距離の差は180μmよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の光システム用基板。
  4. 第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの一方から出射した1310nmの波長の平行光が第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの他方に結合する位置と、第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの前記一方から出射した1490nmの波長の平行光が第1及び第2のコリメートレンズ付光ファイバの前記他方に結合する位置との間の距離が、光フィルタの端面と平行な面において0.06μmよりも小さくなるように、第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部及びフィルタ位置決め部が配置されることを特徴とする請求項1に記載の光システム用基板。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の光システム用基板の第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部、及びフィルタ位置決め部にそれぞれ、第1のコリメートレンズ付光ファイバ、第2のコリメートレンズ付光ファイバ、及び光フィルタが位置決めされた、光システム。
  6. 前記光フィルタは、多層膜光フィルタであり、前記多層膜光フィルタは、フィルタ基板に積層され、
    フィルタ基板は、多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するように、又は、第1のコリメートレンズ付光ファイバと対向するように、フィルタ位置決め部に位置決めされ、
    前記フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、前記フィルタ基板と第2のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、また、前記フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が第1のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、前記フィルタ基板と第1のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、前記フィルタ基板の屈折率と実質的に同じ屈折率を有する樹脂が充填されることを特徴とする請求項5に記載の光システム。
  7. 光システム用基板は、更に、第3のコリメートレンズ付光ファイバを光システム用基板に位置決めするための第3のファイバ位置決め部を有し、
    光フィルタは、特定の第2の波長範囲の光を反射し、
    更に、第3のファイバ位置決め部に第3のコリメートレンズ付光ファイバを位置決めし且つ固定したとき、第1のコリメートレンズ付光ファイバ及び第3のコリメートレンズ付光ファイバの一方から出射した平行光が光フィルタの端面に対して斜めに反射して第1のコリメートレンズ付光ファイバ及び第3のコリメートレンズ付光ファイバの他方に結合するように、第3のファイバ位置決め部が配置されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の光システム用基板。
  8. 請求項7に記載の光システム用基板の第1のファイバ位置決め部、第2のファイバ位置決め部、第3のファイバ位置決め部、及びフィルタ位置決め部にそれぞれ、第1のコリメートレンズ付光ファイバ、第2のコリメートレンズ付光ファイバ、第3のコリメートレンズ付光ファイバ、及び多層膜光フィルタが位置決めされた、光システム。
  9. 前記光フィルタは、多層膜光フィルタであり、前記多層膜光フィルタは、フィルタ基板に積層され、
    フィルタ基板は、多層膜が積層されている面と反対側の面が第2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するように、又は、第1及び第3コリメートレンズ付光ファイバと対向するように、フィルタ位置決め部に位置決めされ、
    前記フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が2のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、前記フィルタ基板と第2のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、また、前記フィルタ基板の多層膜が積層されている面と反対側の面が第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバと対向するときには、前記フィルタ基板と第1及び第3のコリメートレンズ付光ファイバとの間に、前記フィルタ基板の屈折率と実質的に同じ屈折率を有する樹脂が充填されることを特徴とする請求項8に記載の光システム。
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