JP2007233079A - 光部品および光部品製造方法 - Google Patents

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修 島川
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Abstract

【課題】所期の特性を有することができる光部品および光部品製造方法を提供する。
【解決手段】光部品1は、第1部材10、第2部材20および光フィルタ30を備える。第1部材10は、第1光導波路11および第2光導波路12が端面に達するまで形成されている。第2部材20は、第3光導波路21が端面に達するまで形成されている。光フィルタ30は、第1部材10の端面と第2部材20の端面との間に挟まれている。設計反射面Sと端面10Aとの間の距離をLとし、第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の接着層41の厚みをD1としたとき、厚みD1と距離Lとの差(D1−L)の絶対値が1μm以下である。
【選択図】図4

Description

本発明は、光導波路が形成された部材と光フィルタとを備える光部品、および、このような光部品を製造する方法に関するものである。
複数波長の信号光を伝送する光伝送システムでは、これら複数波長の信号光を合波または分波する光合分波器が用いられる。特に、端局と加入者宅との間の光伝送システム(FTTH: fiber to the home)では、光合分波器は小型で安価であることが要求される。
例えば非特許文献1に記載された光合分波器は、互いに交差するように2本の光導波路が形成された1つの部材において、当該交差部を通るようにV溝が形成され、そのV溝内に光フィルタが挿入されて接着剤で固定されたものである。この光合分波器では、一方の光導波路を導波して来てV溝に達した光のうち、或る波長の光は光フィルタを透過して更に該光導波路を導波していき、他の波長の光は光フィルタにより反射されて他方の光導波路を導波していく。
また、他の構成の光合分波器は、各々光導波路が形成された第1部材および第2部材と、これら第1部材および第2部材それぞれに形成された光導波路の端面間に設けられた光フィルタとを備える。
M. Yanagisawa, et al., "Low-loss and compact TFF-embeddedsilica-waveguide WDM filter for video distribution services in FTTHsystems", OFC2004, TuI4
上記のような光合分波器を含め、光導波路が形成された部材と光フィルタとを備える光部品では、光導波路と光フィルタとの間の相対的位置関係によっては、所期の特性を有しないことがある。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、所期の特性を有することができる光部品および光部品製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る光部品は、第1光導波路および第2光導波路が端面に達するまで形成された第1部材と、第1部材の端面に接着層を介して固定された光フィルタとを備え、第1光導波路により導波されて来て光フィルタで反射した光を第2光導波路により導波させる光部品であって、第1部材の端面の近傍における第1光導波路および第2光導波路それぞれの光軸の交点と第1部材の端面との間の距離をLとし、第1部材の端面と光フィルタとの間の接着層の厚みをD1としたときに、厚みD1と距離Lとの差(D1−L)の絶対値が1μm以下であることを特徴とする。
本発明に係る光部品は、第3光導波路が端面に達するまで形成された第2部材を更に備え、第1部材の端面と第2部材の端面との間に光フィルタが挟まれており、第1光導波路により導波されて来て光フィルタで透過した光を第3光導波路により導波させるのが好適である。
本発明に係る光部品製造方法は、第1光導波路および第2光導波路が端面に達するまで形成された第1部材と、第1部材の端面に接着層を介して固定された光フィルタとを備え、第1光導波路により導波されて来て光フィルタで反射した光を第2光導波路により導波させる光部品を製造する方法であって、第1部材の端面の近傍における第1光導波路および第2光導波路それぞれの光軸の交点が第1部材の外部にあり、第1光導波路および第2光導波路それぞれの光軸が第1部材の端面に対して互いに同じ角度となるように、第1部材の端面を形成する第1工程と、第1部材の端面に光フィルタを接着層により固定する第2工程とを備え、この第2工程において、第1部材の端面の近傍における第1光導波路および第2光導波路それぞれの光軸の交点と第1部材の端面との間の距離をLとし、第1部材の端面と光フィルタとの間の硬化前の接着層の厚みをD0とし、接着層の一軸方向の硬化収縮率をαとしたときに、厚みD0と硬化収縮率αとの積と距離Lとの差(αD0−L)の絶対値が1μm以下となるように第1部材および光フィルタを配置した後に、接着層を硬化させることを特徴とする。
本発明に係る光部品製造方法は、第3光導波路が端面に達するまで形成された第2部材の当該端面と第1部材の端面との間に光フィルタを挟み、これらを固定する第3工程を更に備え、第1光導波路により導波されて来て光フィルタで透過した光を第3光導波路により導波させる光部品を製造するのが好適である。
本発明に係る光部品製造方法は、第1部材の前記端面を形成する第1工程において、切断された第1部材の当該切断面を研磨して端面を形成するのが好適である。
本発明によれば、所期の特性を有することができる光部品を容易に実現することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
先ず、図1〜図5を用いて、光導波路と光フィルタとの間の相対的位置関係によって光部品の特性が異なることについて説明する。
設計どおりに製造されて所期の特性を有する光部品では、図1(a)に示されるように、光導波路11により導波されて来て光フィルタ30に入射した光のうち該光フィルタ30により反射された光は、光導波路12へ効率よく結合されて、光導波路12により導波されて行く。しかし、設計どおりには製造される所期の特性を有していない光部品では、図1(b)に示されるように、光導波路11により導波されて来て光フィルタ30に入射した光のうち該光フィルタ30により反射された光は、光導波路12への結合効率が悪い。
このように、光導波路と光フィルタとの間の相対的位置関係が設計どおりで無いと、光部品の特性が劣化する。また、通常、光導波路が形成された部材と光フィルタとは接着剤により固定されるが、部材の加工が最適であったとしても、接着剤による固定の際に、光導波路と光フィルタとの間の相対的位置関係が設計どおりで無くなって、光部品の特性が劣化することもある。
図2は、光部品1の平面図である。この図に示される光部品1は、第1部材10、第2部材20および光フィルタ30を備える。第1部材10は、第1光導波路11および第2光導波路12が端面に達するまで形成されている。その端面近傍における第1光導波路11および第2光導波路12それぞれの光軸は、その端面の垂線(図中において点線で示される線)に対して同じ角度θをなしている。第2部材20は、第3光導波路21が端面に達するまで形成されている。第1部材10および第2部材20それぞれは、例えば石英基板からなる。
光フィルタ30は、第1部材10の端面と第2部材20の端面との間に挟まれている。第1部材10の端面と光フィルタ30とは接着層41により固定されており、第2部材20の端面と光フィルタ30とは接着層42により固定されている。光フィルタ30は、例えば、誘電体多層膜からなり、反射波長帯域に含まれる波長λR(例えば波長1550nm)の光を反射させ、透過波長帯域に含まれる波長λT(例えば波長1310nm)の光を透過させる。
この光部品1では、光導波路11により導波されて来て光フィルタ30に入射した光のうち、光フィルタ30により反射された波長λRの光は、光導波路12へ結合されて光導波路12により導波されて行き、一方、光フィルタ30により透過された波長λTの光は、光導波路21へ結合されて光導波路21により導波されて行く。逆に、光導波路12により導波されて来て光フィルタ30に入射した波長λRの光は、光フィルタ30により反射され、また、光導波路21により導波されて来て光フィルタ30に入射した波長λTの光は、光フィルタ30により透過され、共に光導波路11へ結合されて光導波路11により導波されて行く。このように、この光部品1は光合分波器として用いられ得る。
図3は、光部品1の設計について説明する図である。設計どおりに製造された理想的な場合には、光導波路11の光軸C1と光導波路12の光軸C2との交点は設計反射面S上に存在し、この設計反射面Sと光フィルタ30の面とは互いに一致する。更に厳密に設計する場合には、光フィルタ30の構造まで考慮してビーム伝搬解析などを行って、光導波路11,12と光フィルタ30との相対的位置関係を設計する。
図4は、光部品1における光導波路11,12と光フィルタ30との相対的位置関係を示す図である。図5は、光部品1における光導波路11と光導波路12との間の反射結合効率を示すグラフである。図4に示されるように、設計反射面Sと端面10Aとの間の距離をLとする。第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の接着層41の厚みをD1とする。図5は、距離Lの各値について、光導波路11,12間の反射結合効率と接着層41の厚みD1との関係を示している。なお、距離Lは、例えば、光導波路11,12それぞれとクラッドとの境界が互いに交わる点Pと端面10Aとの間の距離から求められ、或いは、第1部材10上に設けた計測用のマークにより求められる。
この図から判るように、接着層41の厚みD1が厚くなると、第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の間隔が広くなるので、光導波路11から光導波路12への光結合効率が劣化する。しかし、第1部材10の端面10Aを設計反射面Sより後退させて、設計反射面Sと端面10Aとの間の距離Lを長くすることにより、光結合効率の劣化を抑制することができる。
設計反射面Sと端面10Aとの間の距離Lと、接着層41の厚みD1とは、互いに等しいことが好ましい。ただし、接着層41の硬さ等の様々なパラメータを考慮すると、第1部材10と完全に等しい屈折率を有する接着層41を実現することは難しく、また、接着層41において若干の光の拡がり等が生じて、それ故、厚みD1と距離Lとを完全に等しくすることは困難である。しかし、厚みD1と距離Lとの差(D1−L)の絶対値が1μm以下であれば、光導波路11から光導波路12への光結合効率の変動が0.01dB以下であるので、実用上において問題ない。また、接着層41の厚みD1は、使用する接着剤の強度や熱膨張係数などを考慮して設定されるのが好ましい。
図6は、本実施形態に係る光部品製造方法の工程を説明する図である。ここでは、硬化後の接着層41の所望の厚みD1に対して、接着剤の一軸方向の硬化収縮率αを考慮した硬化前の接着剤の厚みD0(=D1/α)を3μmとする。
初めに、石英基板上に光導波路11,12が形成された第1部材10を用意する(同図(a))。この第1部材10に対して、設計反射面Sと端面10Aとの間の距離Lが3μm程度となるように、切断および研磨を行う(同図(b)、(c))。また、切断で1μm以下の精度が得られる場合には、同図(a)に示された第1部材10に対して、設計反射面Sと端面10Aとの間の距離Lが3μm程度となるように、切断のみを行って、研磨を行わなくてもよい(同図(d))。
このようにして用意された第1部材10では、端面10Aの近傍における光導波路11および光導波路12それぞれの光軸の交点が第1部材10の外部にあり、光導波路11および光導波路12それぞれの光軸が第1部材10の端面10Aに対して互いに同じ角度となっている。ここで、それぞれの光軸と第1部材10の端面10Aとのなす角度は理想的には完全に一致することが望ましいが、両者の差は少なくとも±1.0度以下、好ましくは0.5度以下であれば、導波路間の結合損失は実用上問題ない範囲内に抑えることができる。
続いて、第1部材10の端面10Aに接着剤を盛り、これに対して光フィルタ30を所定の位置に配置して接着剤を硬化させ、第1部材10の端面10Aに光フィルタ40を接着層41により固定する。このとき、第2部材20または他の部材により光フィルタ30を第1部材10へ押し当て、また、第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の距離を側方からCCDカメラでモニタすることで、第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の距離を所定値(接着剤の厚みD0)とする。
一般に接着剤は硬化することにより収縮する。そこで、差(αD0−L)の絶対値が1μm以下となるように第1部材10および光フィルタ30を配置して、その後に接着剤を硬化させる。そして、第2部材20の端面と第1部材10の端面との間に光フィルタ30を挟んで固定することで、光部品1を製造する。
図7は、他の実施形態に係る光部品製造方法の工程を説明する図である。初めに、石英基板上に光導波路11,12が形成された第1部材10を用意する(同図(a))。この第1部材10に対して、切断(または、切断に加えて研磨)を行って、第1部材10の端面10Aを設計反射面Sより後退させる(同図(b))。その後、顕微鏡を用いて、第1部材10上の点Pから端面10Aまでの距離を測定し、或いは、第1部材10上に設けた計測用のマークから端面10Aまでの距離を測定することにより、第1部材10の端面10Aと設計反射面Sとの間の距離L(=ΔL1−ΔL2)を求める。
続いて、第1部材10の端面10Aに接着剤を盛り、これに対して光フィルタ30を所定の位置に配置して接着剤を硬化させ、第1部材10の端面10Aに光フィルタ40を接着層41により固定する。このとき、第2部材20または他の部材により光フィルタ30を第1部材10へ押し当て、また、第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の距離を側方からCCDカメラでモニタすることで、第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の距離を所定値(接着剤の厚みD0)とする。
一般に接着剤は硬化することにより収縮する。そこで、差(αD0−L)の絶対値が1μm以下となるように第1部材10および光フィルタ30を配置して、その後に接着剤を硬化させる。そして、第2部材20の端面と第1部材10の端面との間に光フィルタ30を挟んで固定することで、光部品1を製造する。この方法は、切断や研磨の精度が充分でない場合に有効である。
以上のような製造方法により製造された光部品1では、光導波路11から光フィルタ30に入射して反射した光は、光導波路12へ高効率に結合される。このように、本実施形態によれば、所期の特性を有することができる光部品1を容易に実現することができる。
なお、上記の実施形態では、第1部材10に1対の光導波路11,12が形成され、第2部材20に1本の光導波路21が形成されていた。しかし、第1部材10にN対の光導波路11,12が形成され、第2部材20にN本の光導波路21が形成されていて、N個の光合分波器が構成されていてもよい。ただし、Nは2以上の整数である。
なお、光部品1において差(D1−L)の絶対値が1μm以下であることが要求されるものの、第1部材10の端面10Aと光フィルタ30との間の接着層41の厚みD1は15μm以下であることが好ましい。接着層41において光が広がるので、接着層41の厚みD1が厚くなると結合効率が低下する。FTTH用途などを考えると、光部品1全体での損失は1dB以下であることが望ましく、設計時での効率劣化は接着剤厚0に対して0.05dB以下であることが望ましい。このことから、厚みD1は15μm以下であることが好ましい。
また、接着剤の硬化収縮率(体積)は17%以下であり、一軸方向の硬化収縮率αは6%以下であることが好ましい。上述のように接着層41の厚みD1が15μm以下であって、接着剤の一軸方向の硬化収縮率αが6%以下であれば、硬化時の厚みの減少量(D1−D0)は1μm以下となる。
また、使用波長(FTTH用途では1260nm〜1565nm)での各光導波路のコアの屈折率に対する接着剤の屈折率とコアの屈折率差は5.5%%以下であることが好ましい。屈折率1.45の石英導波路の場合は、接着層の屈折率は1.37から1.53の間であるのが好ましい。接着層と光導波路との屈折率差が大きくなると、端面での不要な反射が大きく、光フィルタで反射させたくない波長の光も結合してしまうからである。FTTH用途などを考えると、端面での反射は−20dB以下であるのが望ましい。
光導波路と光フィルタとの間の相対的位置関係によって光部品の特性が異なることについて説明する図である。 光部品1の平面図である。 光部品1の設計について説明する図である。 光部品1における光導波路11,12と光フィルタ30との相対的位置関係を示す図である。 光部品1における光導波路11と光導波路12との間の反射結合効率を示すグラフである。 本実施形態に係る光部品製造方法の工程を説明する図である。 他の実施形態に係る光部品製造方法の工程を説明する図である。
符号の説明
1…光部品、10…第1部材、11…第1光導波路、12…第2光導波路、20…第2部材、21…第3光導波路、30…光部品、41,42…接着層。

Claims (5)

  1. 第1光導波路および第2光導波路が端面に達するまで形成された第1部材と、前記第1部材の前記端面に接着層を介して固定された光フィルタとを備え、前記第1光導波路により導波されて来て前記光フィルタで反射した光を前記第2光導波路により導波させる光部品であって、
    前記第1部材の前記端面の近傍における前記第1光導波路および前記第2光導波路それぞれの光軸の交点と前記第1部材の前記端面との間の距離をLとし、前記第1部材の前記端面と前記光フィルタとの間の前記接着層の厚みをD1としたときに、前記厚みD1と前記距離Lとの差(D1−L)の絶対値が1μm以下である、
    ことを特徴とする光部品。
  2. 第3光導波路が端面に達するまで形成された第2部材を更に備え、
    前記第1部材の前記端面と前記第2部材の前記端面との間に前記光フィルタが挟まれており、
    前記第1光導波路により導波されて来て前記光フィルタで透過した光を前記第3光導波路により導波させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の光部品。
  3. 第1光導波路および第2光導波路が端面に達するまで形成された第1部材と、前記第1部材の前記端面に接着層を介して固定された光フィルタとを備え、前記第1光導波路により導波されて来て前記光フィルタで反射した光を前記第2光導波路により導波させる光部品を製造する方法であって、
    前記第1部材の前記端面の近傍における前記第1光導波路および前記第2光導波路それぞれの光軸の交点が前記第1部材の外部にあり、前記第1光導波路および前記第2光導波路それぞれの光軸が前記第1部材の前記端面に対して互いに同じ角度となるように、前記第1部材の前記端面を形成する第1工程と、
    前記第1部材の前記端面に光フィルタを接着層により固定する第2工程と、
    を備え、
    前記第2工程において、前記第1部材の前記端面の近傍における前記第1光導波路および前記第2光導波路それぞれの光軸の交点と前記第1部材の前記端面との間の距離をLとし、前記第1部材の前記端面と前記光フィルタとの間の硬化前の前記接着層の厚みをD0とし、前記接着層の一軸方向の硬化収縮率をαとしたときに、前記厚みD0と前記硬化収縮率αとの積と前記距離Lとの差(αD0−L)の絶対値が1μm以下となるように前記第1部材および前記光フィルタを配置した後に、前記接着層を硬化させる、
    ことを特徴とする光部品製造方法。
  4. 第3光導波路が端面に達するまで形成された第2部材の当該端面と前記第1部材の前記端面との間に前記光フィルタを挟み、これらを固定する第3工程を更に備え、
    前記第1光導波路により導波されて来て前記光フィルタで透過した光を前記第3光導波路により導波させる光部品を製造する、
    ことを特徴とする請求項3記載の光部品製造方法。
  5. 前記第1部材の前記端面を形成する第1工程は、切断された前記第1部材の当該切断面を研磨して端面を形成する、ことを特徴とする請求項3記載の光部品製造方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010219191A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Seiko Epson Corp 発光装置

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