JP2008240793A - 樹脂製歯車 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転伝達精度を損なうことなく、効果的に騒音を低減する。
【解決手段】樹脂製歯車1の歯2は、歯末の面であって且つ歯先8から歯元10側へ向かう所定領域を歯形修整領域11として、この歯形修整領域11以外の歯面をインボリュート歯形領域12としている。歯形修整領域11は、歯先8から歯元10側に向かってインボリュート曲線で形成される線状の標準歯形部分14と、この標準歯形部分14から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかに歯厚が漸減し且つ歯元側端部15から歯先8に向かって滑らかに歯厚が漸減する歯形修整部分16と、を有している。また、歯形修整領域11は、噛み合う相手歯車の歯と接触することにより、接触部が弾性変形して、接触部の歯幅方向の長さが歯先8側から歯元10側に向かい、点状の微小幅から全歯幅まで漸増する。
【選択図】図3

Description

この発明は、回転動力を伝達する樹脂製歯車に関するものである。
従来、図16乃至図17に示すように、歯先101側の二対噛み合い領域102の歯面103を切り欠いて、歯先101側の二対噛み合い領域102の歯104の剛性を標準インボリュート平歯車(以下、平歯車と略称する)の歯の剛性よりも小さくし、歯104の一対噛み合い領域105における撓み変形量と歯104の二対噛み合い領域102における撓み変形量との差を小さくし、回転伝達誤差及び騒音を低減するようにした樹脂製平歯車106が知られている(特許文献1参照)。
特開平8−312755号公報(特に、図1〜3参照)
しかしながら、図16乃至図17に示す従来の樹脂製平歯車106は、被動側に使用された場合において、駆動側歯車との噛み合い開始時に、歯先101の歯幅方向全域が相手歯車(駆動側歯車)の歯元側に衝突することになり、被動側と駆動側の歯の衝突音に起因する騒音を十分に低減することができなかった。
また、図16乃至図17に示す従来の樹脂製平歯車106は、駆動側に使用された場合において、相手歯車の歯との噛み合いが解除される際に、歯先101の歯幅方向全域が相手歯車の歯面とすべりを生じる。一般に、平歯車の歯面は、回転伝達時において、歯面の滑り速度が歯先側と歯元側で最大となる。したがって、図16乃至図17に示す従来の樹脂製平歯車106は、駆動側に使用された場合において、相手歯車の歯との噛み合いが解除される際に、歯104のすべり音が大きく、歯104のすべりに起因する騒音を十分に低減することができなかった。
そこで、本発明は、回転伝達精度を損なうことなく、効果的に騒音を低減することができる樹脂製歯車を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ねじれ角を有しない複数の歯を備えた樹脂製歯車に関するものである。この発明に係る樹脂製歯車において、前記歯は、歯末の面であって且つ歯先から歯元側へ向かう所定領域を歯形修整領域として、この歯形修整領域以外の歯面をインボリュート歯形領域としている。そして、前記歯形修整領域は、(1)前記歯の歯先から歯元側に向かってインボリュート曲線で形成される線状の標準歯形部分と、(2)この標準歯形部分から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかに歯厚が漸減し且つ歯元側端部から歯先に向かって滑らかに歯厚が漸減する歯形修整部分と、を有している。また、前記歯形修整領域は、噛み合う相手歯車の歯と接触することにより、接触部が弾性変形して、(1)接触部の歯幅方向の長さが歯先側から歯元側に向かい、点状の微小幅から全歯幅まで漸増するか、又は、(2)接触部の歯幅方向の長さが歯元側から歯先側に向かい、全歯幅から点状の微小幅まで漸減する。
本発明によれば、歯形修整領域の歯先側における相手歯車の歯との接触部が点状であり且つ弾性変形するため、歯の噛み合い時における衝撃を効果的に吸収する。また、本発明によれば、歯形修整領域において、相手歯車の歯との接触部の歯幅方向の長さは、噛み合う相手歯車の歯面とのすべり速度が大きくなるにしたがって短くなるため、歯面同士のすべりに起因する摩擦音を小さくできる。その結果、本発明によれば、回転動力伝達時の騒音を効果的に抑えることができると共に、歯先から歯元までインボリュート曲線に沿って相手歯車の歯と噛み合うことができ、静粛で正確な回転伝達が可能になる。
以下、本発明の実施形態に係る樹脂製歯車を詳述する。
[第1実施形態]
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る樹脂製平歯車1を示す正面図であり、図1(b)が図1(a)のA部拡大図(歯2の正面側拡大図)である。また、図2は、図1のB−B線に沿って切断して示す断面図である。また、図3は、歯2を拡大して示す図である。なお、図3において、(a)が歯2の外観斜視図、(b)が歯2の正面図、(c)が歯2の平面図、(d)が歯2の歯幅方向に直交する方向(歯面3側)から見た歯2の側面図である。
これらの図に示すように、本実施形態の樹脂製平歯車1は、ポリアセタール,ポリアミド,ポリフェニレンスルフィド,ポリブチレンテレフタレート等の樹脂材料で形成されており、中心に軸穴4を有する円筒状部5と、この円筒状部5の中心軸CLに沿った方向の中央部外表面から径方向外方へ向かって延びる円板状のウェブ6と、このウェブ6の外周端に位置して外周側に複数の歯2を有する円筒状のリム7と、を備えている。
歯2は、歯末の面で且つ歯先8から歯元10側へ向かう歯面3の所定領域である歯先8側の二対噛み合い領域K2が歯形を修整した歯形修整領域11であり、歯形修整領域11以外の歯面3の領域がインボリュート歯形の歯面からなるインボリュート歯形領域12である。
歯2の歯形修整領域11は、歯幅方向の中央部13が歯先8からインボリュート歯形領域12側まで歯たけ方向に沿ってインボリュート曲線で形成されている線状の標準歯形部分14と、この標準歯形部分14から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減し且つ歯元側端部(インボリュート歯形領域12との境界部)15から歯先8に向かうにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減する歯形修整部分16と、を有している。
図4は、歯2の歯形修整領域11において、歯2の歯幅方向の中央部13から歯幅方向端部17までを歯幅方向に沿って5等分した場合の各分割位置(n0〜n5)における歯形断面の歯面形状に対応する曲線a0〜a5を示す図である。曲線a0は、歯2の歯幅方向の中央部13における標準歯形部分14を示すものである。曲線a5は、歯2の歯幅方向端部17の歯面形状に対応する曲線を示すものである。
ここで、曲線a1〜a4までの各曲線の曲率半径は、次のように決定する。先ず、標準歯形部分14の曲線a0として、インボリュート曲線に近似する曲率半径R0の円弧が求められる。なお、図4において、曲率半径R0の円弧の中心点は、歯先修整開始点(歯形修整領域11の歯元側端部15であって、歯形修整領域11とインボリュート歯形領域12との境界部に対応する箇所)における曲率半径R0の円弧の法線方向で且つ紙面に垂直な仮想平面18上に位置している。
次に、歯先8の歯幅方向端部17における所望の歯先修整量δに対応する歯幅方向端点20を決定し、この歯幅方向端点20及び歯先修整開始点(歯元側端部15)を通る円弧であって且つ中心点が仮想平面18上に位置する任意の曲率半径R5(但し、R0>R5)の円弧を決定する。
次に、各分割位置n1〜n4における円弧の曲率半径R1〜R4を、上記R0及びR5を基に、以下の数1〜4のように決定する。
Figure 2008240793
Figure 2008240793
Figure 2008240793
Figure 2008240793
なお、本実施形態における上記説明は、理解を容易にするため、歯2の歯幅方向の中央部13から歯幅方向端部17までを歯幅方向に沿って5等分した場合を例示したが、これに限定されるものではなく、モジュールや歯幅寸法等に応じて、歯2の歯幅方向の中央部13から歯幅方向端部17までを歯幅方向に沿って最適の分割数で分割し、その分割位置に対応する円弧の曲率半径を求める。
上記のようにして求めた歯2の各断面形状を歯幅方向に滑らかに接続することにより、歯形修整領域11における歯面が形成される。この歯形修整領域11の歯面は、上述したように、歯2の歯幅方向の中央部13における標準歯形部分14を除く歯形修整部分16において、標準歯形部分14から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減し、且つ、歯元側端部(インボリュート歯形領域12との境界部)15から歯先8に向かって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減する凸曲面になっている。
図5は、歯形修整領域11の歯面を、歯先8から歯元側端部15まで、歯すじに平行に複数分割して示す図である。この図5において、歯先8から歯元側端部15までの歯面形状を(a)〜(d)に順に示している。なお、図5(e)は、インボリュート歯形領域12における歯すじに沿った歯面形状を示す図である。
この図5(d)及び(e)に示すように、歯形修整領域11の歯元側端部15における歯面形状とインボリュート歯形領域12における歯面形状とが同一であり、歯幅方向に沿った直線で表される歯面形状になっている。そして、歯形修整領域11の歯元側端部15から歯先8に向かうにしたがって(図5の(d)〜(a)に向かうにしたがって)、図5中において上に凸の曲線の変化の割合が大きくなる(図5(c)〜(a)参照)。この歯形修整領域11において、図5(c)〜(a)に示す歯面形状は、指数関数的な滑らかな曲線になっており、歯幅方向の中央部13における標準歯形部分14から歯幅方向に離れるにしたがって大きく湾曲するようになっている。なお、図5に示すように、歯面形状は、歯幅方向の中央部13に対して、歯幅方向一端側と歯幅方向他端側とで対称形状(左右対称形状)となるように形成されている。
このように形成された本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、被動側に配置されて回転動力伝達をする場合、相手歯車(駆動側平歯車)との接触位置が歯面の歯先8側から歯元10側に向かって移動する。この際、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、図6(a)に示すように、相手歯車との接触開始位置(噛み合い開始位置)における接触部21の歯幅方向の長さが、点状の微小幅であるが、外力(動力伝達荷重)によって歯面が弾性変形するため、相手歯車との噛み合い直後に相手歯車との接触部21の歯幅方向長さが線状に変化する(図6(b)参照)。その後、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、歯形修整領域11における相手歯車との噛み合い位置が歯元側端部15に近づくにしたがって、相手歯車との接触部21の歯幅方向長さが漸増する(図6(b)〜(c)参照)。そして、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、図6(d)に示すように、相手歯車との噛み合い位置が歯形修整領域11における歯元側端部15に到達すると、相手歯車との接触部21の歯幅方向長さが全歯幅の長さとなる。このような本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の噛み合い状態は、歯2の歯形修整領域11の歯面3の形状と、歯面3が弾性変形(動力伝達荷重によって歯面が圧縮変形)することに起因して生じる。
また、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、駆動側に配置されて回転動力伝達をする場合、相手歯車(被動側平歯車)との接触位置が歯元10側から歯先8側に向かって移動する。この際、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、歯2の歯形修整領域11における相手歯車との接触部21の歯幅方向長さが、歯元側端部15から歯先8に向かうにしたがって図6(d)〜(b)の順に漸減する。そして、本実施形態の樹脂製平歯車1は、歯先8の抜け際(噛み合い解除の瞬間)に、図6(a)に示すような点状の接触部21となる。
ここで、本実施形態に係る樹脂製平歯車1と噛み合う相手歯車の歯の歯面全域がインボリュート歯形の歯面である場合、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、インボリュート歯形領域(一対噛み合い領域K1及び歯元10側の二対噛み合い領域K2)12における相手歯車との接触部21が全歯幅となる。
しかし、本実施形態に係る樹脂製平歯車1と噛み合う相手歯車の歯の歯先側二対噛み合い領域が、本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11と同様に形成されている場合には、本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯元10側の二対噛み合い領域K2と相手歯車の歯の歯先側二対噛み合い領域との接触部における歯幅方向長さが、本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯元10側の二対噛み合い領域K2における歯先側端部(一対噛み合い領域K1との境界部)22から歯元10側に向かうにしたがって、図6(d)〜(a)の順に変化するように漸減する。図7は、このような本実施形態に係る樹脂製平歯車1と相手歯車の歯の接触部の歯幅方向長さを歯たけ方向に積分して示す図である。この図7において、斜線部23は、接触部21を歯たけ方向に積分して得られる形状を示しており、8角形を歯たけ方向に押し縮めたような形状を呈している。この図7から理解されるように、本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2と相手歯車の歯との接触部21の歯幅方向長さは、歯先8側の二対噛み合い領域K2と歯元10側の二対噛み合い領域K2とが、一対噛み合い領域K1を境にして、図7において上下対称の形状になっている。
以上のような本実施形態に係る樹脂製平歯車1によれば、歯形修整領域11の歯先8側における相手歯車の歯との噛み合い開始時の接触部21が点状であり且つ弾性変形するため、歯の噛み合い開始時における衝撃を効果的に吸収する。
また、本実施形態に係る樹脂製平歯車1によれば、歯形修整領域11において、相手歯車の歯との接触部21の歯幅方向の長さが、噛み合う相手歯車の歯面とのすべり速度が大きくなるにしたがって小さくなるため、歯面同士のすべりに起因する摩擦音を小さくできる。
その結果、本実施形態に係る樹脂製平歯車1によれば、回転動力伝達時の騒音を効果的に抑えることができると共に、歯先8側から歯元10側までインボリュート曲線に沿って相手歯車の歯と噛み合うことができ、静粛で正確な回転伝達が可能になる。
また、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、噛み合う相手歯車の歯の歯面が本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯面と同様に形成されている場合、より一層効果的に回転動力伝達時における騒音を低減することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る樹脂製平歯車1を図8乃至図9に基づいて説明する。なお、図8は、第1実施形態における図3に対応する図である。また、図9は、第1実施形態における図4に対応する図である。また、本実施形態に係る樹脂製平歯車1において、第1実施形態に係る樹脂製平歯車1と共通する構成部分には同一符号を付し、第1実施形態と重複することになる説明を省略する。
これらの図8に示す樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様に、歯幅方向の中央部13が歯先8からインボリュート歯形領域12側まで歯たけ方向に沿ってインボリュート曲線で形成されている線状の標準歯形部分14と、この標準歯形部分14から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減し且つ歯元側端部(インボリュート歯形領域12との境界部)15から歯先8に向かうにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減する歯形修整部分16と、を有している。
次に、歯2の歯形修整領域11における歯面形状の決定方法を説明する。
先ず、標準歯形部分14の曲線a0として、インボリュート曲線に近似する曲率半径R0の円弧を求める。なお、図9において、曲率半径R0の円弧の中心点は、歯形修整領域11の歯元側端部15における曲率半径R0の円弧の法線方向で且つ紙面に垂直な仮想平面18上に位置している。
次に、歯先8の歯幅方向端部17における所望の歯先修整量δに対応する歯幅方向端点20を決定し、この歯幅方向端点20及び歯元側端部15を通る円弧であって且つ中心点が仮想平面18上に位置する任意の曲率半径Rn(但し、R0>Rn)の円弧を決定する。
次に、歯先8において、標準歯形部分14(歯幅方向の中央部で且つインボリュート曲線と歯先8との交点)と幅方向両端部17における歯幅方向端点20,20の3点を通る曲率半径Rh0の円弧を求める(図8(c)参照)。
次に、図に示すように、歯の歯形修整領域を、歯たけ方向に直交し且つ歯すじ方向に沿った仮想平面24……24nで分割し、各分割面における歯すじに沿った歯幅方向両端部17,17の曲率半径Rnの曲線anとの交点と標準歯形部分14の3点を通る曲率半径の円弧を決定し、これら各歯すじに沿った曲率半径の円弧を歯たけ方向に沿って滑らかに接続することにより、歯面3を形作る凸曲面が形成される。
以上のようにして形成された本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、歯幅方向に沿って分割した歯面形状が、図4に示すような第1実施形態の樹脂製平歯車と類似したものとなる。
その結果、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る樹脂製平歯車1を図10乃至図11に基づいて説明する。なお、図10は、第1実施形態における図3に対応する図である。また、図11は、第1実施形態における図4に対応する図である。また、本実施形態に係る樹脂製平歯車1において、第1実施形態に係る樹脂製平歯車1と共通する構成部分には同一符号を付し、第1実施形態と重複することになる説明を省略する。
これらの図に示す樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様に、歯幅方向の中央部13が歯先8からインボリュート歯形領域12側まで歯たけ方向に沿ってインボリュート曲線で形成されている線状の標準歯形部分14と、この標準歯形部分14から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減し且つ歯元側端部(インボリュート歯形領域12との境界部)15から歯先8に向かうにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減する歯形修整部分16と、を有している。
次に、歯2の歯形修整領域11における歯面形状の決定方法を説明する。
先ず、歯先8の歯幅方向端部17,17における所望の歯先修整量δに対応する歯幅方向端点20,20を決定し、この歯幅方向端点20,20と歯元側端部15とを結ぶ直線Lnを決定する。
次に、歯先8において、標準歯形部分14(歯幅方向の中央部13で且つインボリュート曲線と歯先8との交点)と歯幅方向両端における歯幅方向端点20,20の3点を通る曲率半径Rh0の円弧を求める。
次に、図11に示すように、歯2の歯形修整領域11を、歯たけ方向に直交し且つ歯すじ方向に沿った仮想平面24……24nで分割し、各分割面における歯すじに沿った歯幅方向両端部17,17の直線Lnとの交点と標準歯形部分14の3点を通る曲率半径の円弧を決定し、これら各歯すじに沿った曲率半径の円弧を歯たけ方向に沿って滑らかに接続することにより、歯面3を形作る凸曲面が形成される。
以上のようにして形成された本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、歯幅方向に沿って分割した歯幅方向に直交する歯面の断面形状が、歯幅方向の中央部13から歯幅方向端部17,17に向かうにしたがって、歯幅方向端部17,17の直線Lnに近似するように曲率半径を漸増する。
このような歯形修整領域11を有する本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様に、回転動力伝達時の騒音を低減することができ、正確な回転伝達を行うことができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係る樹脂製平歯車1を図12乃至図13に基づいて説明する。なお、図12は、第1実施形態における図3に対応する図である。また、図13は、第1実施形態における図4に対応する図である。また、本実施形態に係る樹脂製平歯車1において、第1実施形態に係る樹脂製平歯車1と共通する構成部分には同一符号を付し、第1実施形態と重複することになる説明を省略する。
これらの図に示す樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様に、歯幅方向の中央部13が歯先8からインボリュート歯形領域12側まで歯たけ方向に沿ってインボリュート曲線で形成されている線状の標準歯形部分14と、この標準歯形部分14から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減し且つ歯元側端部15(インボリュート歯形領域12との境界部)から歯先8に向かうにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減する歯形修整部分16と、を有している。
次に、歯2の歯形修整領域11における歯面形状の決定方法を説明する。
先ず、標準歯形部分14の曲線a0として、インボリュート曲線に近似する曲率半径R0の円弧を求める。なお、図13において、曲率半径R0の円弧の中心点は、歯形修整領域11の歯元側端部15における曲率半径R0の円弧の法線方向で且つ紙面に垂直な仮想平面18上に位置している。
次に、歯先8の歯幅方向端部17における所望の歯先修整量δに対応する歯幅方向端点20を決定し、この歯幅方向端点20及び歯元側端部15を通る円弧であって且つ中心点が仮想平面18上に位置する任意の曲率半径Rn(但し、R0>Rn)の曲線anを決定する。
次に、歯先8において、標準歯形部分14(歯幅方向の中央部13で且つインボリュート曲線と歯先8との交点)と幅方向両端における歯幅方向端点20,20を結ぶ直線L0を求める。
次に、図13に示すように、歯2の歯形修整領域11を、歯たけ方向に直交し且つ歯すじ方向に沿った仮想平面24……24nで分割し、各分割面における歯すじに沿った歯幅方向両端部17の曲率半径Rnの曲線anとの交点と標準歯形部分14とを結ぶ直線を求め、これら各歯すじに沿った直線を歯たけ方向に沿って滑らかに接続することにより、歯面3を形作る凸曲面が形成される。
以上のようにして形成された本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、歯幅方向に沿って分割した歯面形状が、図4に示した第1実施形態の樹脂製平歯車1とものと類似したものとなる。
その結果、本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様に、回転動力伝達時の騒音を低減することができ、正確な回転伝達を行うことができる。
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態に係る樹脂製平歯車1を図14乃至図15に基づいて説明する。なお、図14は、第1実施形態における図3に対応する図である。また、図15は、第1実施形態における図4に対応する図である。また、本実施形態における樹脂製平歯車は、第3実施形態に係る樹脂製平歯車の変形例に該当するものであり、第3実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯先8側端部の円弧Rh0を直線L0,L0に変更したものである。また、本実施形態に係る樹脂製平歯車1において、第1実施形態に係る樹脂製平歯車1と共通する構成部分には同一符号を付し、第1実施形態と重複することになる説明を省略する。
これらの図に示す樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様に、歯幅方向の中央部13が歯先8からインボリュート歯形領域12側まで歯たけ方向に沿ってインボリュート曲線で形成されている線状の標準歯形部分14と、この標準歯形部分14から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減し且つ歯元側端部15(インボリュート歯形領域12との境界部)から歯先8に向かうにしたがって滑らかにインボリュート歯形の歯面よりも歯厚が漸減する歯形修整部分16と、を有している。
次に、歯2の歯形修整領域11における歯面形状の決定方法を説明する。
先ず、歯先8の歯幅方向端部17,17における所望の歯先修整量δに対応する歯幅方向端点20,20を決定し、この歯幅方向端点20,20と歯元側端部15とを結ぶ直線Ln,Lnを決定する。
次に、歯先8において、標準歯形部分14(歯幅方向の中央部13で且つインボリュート曲線と歯先8との交点)と幅方向両端における歯幅方向端点20,20とを結ぶ直線L0,L0を求める。
次に、図15に示すように、歯2の歯形修整領域11を、歯たけ方向に直交し且つ歯すじ方向に沿った仮想平面24……24nで分割し、各分割面における歯すじに沿った歯幅方向端部17,17の直線Ln,Lnとの交点と標準歯形部分14を結ぶ直線を決定し、これら各歯すじに沿った直線を歯たけ方向に沿って滑らかに接続することにより、歯面3を形作る凸曲面が形成される。
以上のようにして形成された本実施形態に係る樹脂製平歯車1の歯2の歯形修整領域11は、歯幅方向に沿って分割した歯幅方向に直交する歯面の断面形状が、歯幅方向の中央部13から歯幅方向端部17に向かうにしたがって、インボリュート曲線から歯幅方向端部17の直線Lnに近似する円弧に曲率半径を漸増するようになっている。
このような歯形修整領域11を有する本実施形態に係る樹脂製平歯車1は、第1実施形態の樹脂製平歯車1と同様に、回転動力伝達時の騒音を低減することができ、正確な回転伝達を行うことができる。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態は、歯形修整領域11を一方の歯面側にのみ形成する態様を示したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、両歯面に歯形修整領域11を形成してもよい。
また、上述した各実施形態は、標準歯形部分14を歯幅方向の中央部13に配置する態様を示したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、歯幅方向一端部17に標準歯形部分14を配置するか、又は歯幅方向一端部17と歯幅方向の中央部13との間に標準歯形部分14を配置するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態は、歯形修整領域11を歯幅方向に沿って1箇所形成する態様を示したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、歯幅方向に沿って複数の歯形修整領域11を配置するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態は、歯形修整領域11を歯先8側の二対噛み合い領域K2に合致させる態様を例示したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、歯形修整領域11の歯元側端部15を歯先8側の二対噛み合い領域K2と一対噛み合い領域K1の境界部よりも歯先8側又は歯元10側に寄った位置に配置するようにしてもよい。
また、本発明は、図1乃至図2に示す形状の樹脂製平歯車に限定されるものではなく、ねじれ角が無い歯を有するフェースギヤ、傘歯車、内歯車対、ラックと小歯車等の一般に知られる各種構造の樹脂製歯車に広く適用できる。
また、本発明は、歯先側の所定領域を歯形修整領域としたが、これに限られず、歯元側の所定領域にも歯形修整領域(歯元側から歯先側へ向かって相手歯車との接触部面積が漸増するようになっている歯形修整領域)を形成するようにしてもよい。
本発明に係る樹脂製歯車は、静粛で且つ正確な回転伝達を要求されるギヤトレインに広く適用できる。
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る樹脂製平歯車1を示す正面図であり、図1(b)が図1(a)のA部拡大図(歯2の正面側拡大図)である。 図1のB−B線に沿って切断して示す断面図である。 歯2を拡大して示す図であり、(a)が歯2の外観斜視図、(b)が歯2の正面図、(c)が歯2の平面図、(d)が歯2の歯幅方向に直交する方向(歯面3側)から見た歯2の側面図である。 歯幅方向に分割して示す歯形修整領域における歯形形状図である。 歯面を、歯すじと平行に且つ歯たけ方向に沿って複数分割して示す歯面形状図である。 歯形修整領域における相手歯車の歯との接触部の変化状態を示す図である。 歯形修整領域が噛み合う相手歯車の歯先側の二対噛み合い領域にも形成されている場合の歯の接触部の面積を歯たけ方向に沿って積分して示す図である。 本発明の第2実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を示す図であり、図3に対応する図である。 本発明の第2実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を歯幅方向に分割して示す歯形修整領域における歯形形状図であり、図4に対応する図である。 本発明の第3実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を示す図であり、図3に対応する図である。 本発明の第3実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を歯幅方向に分割して示す歯形修整領域における歯形形状図であり、図4に対応する図である。 本発明の第4実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を示す図であり、図3に対応する図である。 本発明の第4実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を歯幅方向に分割して示す歯形修整領域における歯形形状図であり、図4に対応する図である。 本発明の第5実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を示す図であり、図3に対応する図である。 本発明の第5実施形態に係る樹脂製平歯車の歯を歯幅方向に分割して示す歯形修整領域における歯形形状図であり、図4に対応する図である。 従来の樹脂製平歯車の正面図である。 従来の樹脂製平歯車の歯の外観斜視図である。
符号の説明
1……樹脂製平歯車、2……歯、3……歯面、8……歯先、10……歯元、11……歯形修整領域、12……インボリュート歯形領域、14……標準歯形部分、15……歯元側端部、16……歯形修整部分、21……接触部

Claims (1)

  1. ねじれ角を有しない複数の歯を備えた樹脂製歯車において、
    前記歯は、歯末の面であって且つ歯先から歯元側へ向かう所定領域を歯形修整領域として、この歯形修整領域以外の歯面をインボリュート歯形領域とし、
    前記歯形修整領域は、
    (1)前記歯の歯先から歯元側に向かってインボリュート曲線で形成される線状の標準歯形部分と、(2)この標準歯形部分から歯幅方向に沿って離れるにしたがって滑らかに歯厚が漸減し且つ歯元側端部から歯先に向かって滑らかに歯厚が漸減する歯形修整部分と、を有し、
    噛み合う相手歯車の歯と接触することにより、接触部が弾性変形して、(1)接触部の歯幅方向の長さが歯先側から歯元側に向かい、点状の微小幅から全歯幅まで漸増するか、又は、(2)接触部の歯幅方向の長さが歯元側から歯先側に向かい、全歯幅から点状の微小幅まで漸減する、
    ことを特徴とする樹脂製歯車。
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