JP2008239974A - 紫外線硬化型接着層転写シート及び遮光パターンの形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】解像度の優れた遮光パターン形成性、紫外線硬化型接着層の粘着力、支持体と紫外線硬化型接着層との剥離バランス、経時での性能安定性に優れる紫外線硬化型接着層転写シートを提供する。
【解決手段】支持体Aの少なくとも一方の面上に、未硬化の状態で粘着性を有する紫外線硬化型接着層を設けた転写シートであって、該未硬化の紫外線硬化型接着層を構成する組成物が、少なくとも、フェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレート、有機重合体からなるバインダー樹脂、及び光重合開始剤を含み、そのフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートと有機重合体からなるバインダー樹脂との固形分重量比が30/70〜70/30であり、且つ塗工乾燥後、未硬化の状態で膜厚5μm〜35μmであり、かつ前記紫外線硬化型接着層は支持体Aから剥離可能である。
【選択図】図1

Description

本発明はリアプロジェクションテレビ用スクリーンなどのスクリーンへの遮光パターン作製またはその他材料へのパターン形成材料に用いられる紫外線硬化型接着層を転写法で作製するための紫外線硬化型接着層転写シート及びそれを用いた遮光パターンの形成方法に関するものである。
種々の手法により成形されたレンズシートをリアプロジェクションテレビ用スクリーンに適用する場合、コントラストを向上させるために遮光パターン(レンズシートではブラックストライプなど)を形成することが従来より行われている。遮光パターンの形成方法としてはオフセット、グラビア、スクリーンなどの印刷法が慣用的に用いられていたが、このような印刷法では画線部が光吸収部となるような位置精度の高い印刷版の作製を必要としレンズシートのレンズアレイが微細化したり、レンズシートが大型化すると印刷版の作製および見当(位置)合わせが困難であった。
その後、印刷法以外の遮光パターンの形成方法として、ウェブ状の連続したレンズシートを用い、その片面にシリンドリカルレンズが並設したレンズ面とその反対側の平坦面に紫外線硬化型接着層を形成する工程と、前記紫外線硬化型接着層を形成したレンズシート側に光源からの光を並行光として照射し、未硬化状態の紫外線硬化型接着層を硬化させる工程と、各シリンドリカルレンズによって集光された非集光部の紫外線硬化型接着層の未硬化部分の領域に遮光パターンを形成する工程からなるレンズシートに遮光層を形成する方法が提案されている(例えば、下記特許文献1,2参照)。
近年、高画質、高精細が希望される大型スクリーンへの品質要求の高まり、形成する遮光パターンの高精細化が要求され、さらに品質の安定生産化のため、紫外線硬化型接着層組成物は重要な課題要素となっている。しかしながら、上述した印刷法以外の遮光パターンの形成方法で使用する紫外線硬化型接着層は、解像度の優れた遮光パターン形成性、紫外線硬化型接着層の粘着力、支持体と紫外線硬化型接着層との剥離バランス、これら性能の経時での保存安定性などの諸性能を同時に満たすことが難しい。
特公平2−16497号公報 特開平9−120102号公報
本発明はこのような従来の状況を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、解像度の優れたパターン形成性、紫外線硬化型接着層の粘着力、支持体と紫外線硬化型接着層との剥離バランス、経時での性能安定性に優れる紫外線硬化型接着層転写シート及び該転写シートを用いた遮光パターンの形成方法を提供することである。
本発明者は、上述した課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、紫外線硬化型接着層組成物が、少なくとも、フェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレート、有機重合体からなるバインダー樹脂、光重合開始剤を含み、そのフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートと有機重合体からなるバインダー樹脂との固形分重量比が30/70〜70/30であり、且つ塗工乾燥後、未硬化の状態で膜厚5μm〜35μmであり、かつ支持体から剥離可能な処方を用いることにより、レンズシートにパターン形成する場合、解像度の優れた遮光パターン形成性、紫外線硬化型接着層の粘着力、支持体と紫外線硬化型接着層との剥離バランス、これら性能の経時での安定性に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、前記課題を解決する本発明は、以下の構成である。
第1の発明は、支持体Aの少なくとも一方の面上に、未硬化の状態で粘着性を有する紫外線硬化型接着層を設けた転写シートであって、該未硬化の紫外線硬化型接着層を構成する組成物が、少なくとも、フェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレート、有機重合体からなるバインダー樹脂、及び光重合開始剤を含み、そのフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートと有機重合体からなるバインダー樹脂との固形分重量比が30/70〜70/30であり、且つ塗工乾燥後、未硬化の状態で膜厚5μm〜35μmであり、かつ前記紫外線硬化型接着層は支持体Aから剥離可能であることを特徴とする紫外線硬化型接着層転写シートである。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記紫外線硬化型接着層を構成するフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートが固形分重量比で該紫外線硬化型接着層の20〜70重量%であることを特徴とする紫外線硬化型接着層転写シートである。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、前記紫外線硬化型接着層が未硬化の状態において、保持力が3mm以下であることを特徴とする紫外線硬化型接着層転写シートである。ただし、この保持力はJIS Z 0237に従い、1kg重、1時間で測定したときの値である。
また、第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記紫外線硬化型接着層が、前記支持体Aと別の支持体Bとの間に挟まれる形態であり、支持体Aと未硬化の紫外線硬化型接着層の剥離強度が、支持体Bと未硬化の紫外線硬化型接着層の剥離強度の4倍以上である事を特徴とする紫外線硬化型接着層転写シートである。ただし、この剥離強度はJIS K 6854−2に従い、剥離速度300mm/分、剥離角度180°、25mm幅で測定したときの値(抵抗値)である。
また、第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの発明の紫外線硬化型接着層転写シートの前記紫外線硬化型接着層をレンズシートの非レンズ面と貼合せ、次に前記レンズシートのレンズ側から露光を行い、前記紫外線硬化型接着層転写シートの支持体Aを剥離した後、別に用意した支持体上に遮光層を設けた遮光層転写シートの遮光層を前記紫外線硬化型接着層と貼合せ、次いで前記遮光層転写シートを剥離することを特徴とする遮光パターンの形成方法である。
本発明の紫外線硬化型接着層転写シートを用いて、例えば、リアプロジェクション用スクリーンなどの各種レンズシートへの遮光パターンを作製した場合、優れた遮光パターン解像度、紫外線硬化型接着層の粘着力、支持体と紫外線硬化型接着層との剥離バランス、経時での性能安定性を有するため、転写法による生産性及び生産安定性の良い、各種レンズシート及びその他材料へのパターンを作製することができる。
以下、本発明の紫外線硬化型接着層転写シートの実施の形態の代表例を図面を参照して詳しく説明する。支持体Bは使用するまでの間、未硬化の紫外線硬化型接着層を保護するものである。
図1は本発明の紫外線硬化型接着層転写シートを用いて、レンズシートへの遮光パターンを形成する工程を示す模式的断面図である。図1の(a)は本発明に係る紫外線硬化型接着層転写シート10を示す断面図であり、紫外線硬化型接着層11の両面にそれぞれ支持体Aと支持体Bを備えている。支持体Bは、当該転写シート10を使用するまでの間、粘着性のある未硬化の紫外線硬化型接着層11を保護するための保護フィルムである。次工程の(b)で、接着層転写シート10の支持体Bを剥離し、次工程の(c)で、片面にシリンドリカルレンズ21を並設したレンズシート20のレンズ面と反対側の平坦面に紫外線硬化型接着層11を貼合する。次工程の(d)で、レンズシート20のレンズ側から露光を行うことで、紫外線硬化型接着層11の露光された部分は粘着性を失う。紫外線硬化型接着層11に露光部(非粘着部)11a、未露光部(粘着部)11bを生じさせる。次の工程(e)で支持体Aを剥離し、次いで工程(f)で、別に用意した支持体C上に遮光層31を設けた遮光層転写シート30の遮光層31を上記紫外線硬化型接着層11の面に貼合する。そして、工程(g)のように遮光層転写シート30を剥離することにより、紫外線硬化型接着層11の露光部(非粘着部)11aの領域では粘着力がないため遮光層31aは支持体Cとともに剥離され、紫外線硬化型接着層11の未露光部(粘着部)11bの領域では粘着力を有するため遮光層31bは紫外線硬化型接着層11の未露光部(粘着部)11b領域上に残り、つまり遮光層31が紫外線硬化型接着層11の未露光部のみに転写される。これにより、レンズシート20の非レンズ面に任意の遮光パターンが形成されたレンズシートが得られる。
ここではレンズシートに遮光パターンを形成する例を説明しているが、マスクを用いてフィルム、ガラスなどの被着体にパターンを形成することも可能である。
本発明は、このような工程で用いられる紫外線硬化型接着層転写シートに関するものであり、この紫外線硬化型接着層を構成する組成物は、露光前は粘着性を有し、露光された部分は粘着性を失うという性質を有する。
なお、紫外線硬化型接着層転写シート10における上記支持体Bを使用せず、紫外線硬化型接着層を支持体A上に塗工乾燥後、直ちにレンズシートに貼り合わせる(工程(c))ことも可能である。
本発明の紫外線硬化型接着層転写シートは、リアプロジェクションテレビ用スクリーンに適用する場合、レンズシートの非レンズ面に遮光パターンを形成するために用いる材料である。この紫外線硬化型接着層転写シートを形成する紫外線硬化型接着層組成物は、少なくとも水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレート、有機重合体からなるバインダー樹脂、光重合開始剤からなり、且つ塗工乾燥後、未硬化の状態で膜厚5μm〜35μmである。
前記紫外線硬化型接着層で用いる(メタ)アクリレートは、(メタ)アクリロイル基を1つ以上有する紫外線硬化型の代表的な光重合系感光性樹脂である。その例として、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、などのポリマーやオリゴマーまたはモノマー、各種官能基の有無など多種多様に存在する。本発明では、この中でも特にフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートモノマー若しくはオリゴマーを単独で使用するか、若しくは他の(メタ)アクリレートとの2種類以上混合して使用するのが、レンズシートにパターンを形成する場合は遮光パターン形成性、遮光パターンを形成するための各種レンズシートとの密着性に対して好ましい。特に該紫外線硬化型接着層を構成する、フェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートが固形分重量比で該紫外線硬化型接着層の20〜70重量%であれば、より遮光パターン形成性、遮光パターンを形成するための各種レンズシートとの密着性に対して好ましい。
レンズシートの材質に限定はないが、アクリル樹脂系のレンズシートに対して、該紫外線硬化型接着層の密着性が特に優れていた。
ここでパターン形成性が良好な状態とは、例えば、レンズシートにブラックストライプの遮光パターンを形成する場合、ブラックストライプに欠け、ピンホールなどが生じることなく、ストライプ直線性に優れた未露光箇所のパターンと精確に同じブラックストライプを得ることである。ストライプ直線性が優れるパターンを形成することは、スクリーン形態にした場合、映し出される画像の良し悪しを左右する重要な品質項目となる。
各種レンズシートとの密着性とは、紫外線硬化型接着層の粘着力に影響を受け、前記本発明の使用例のようにレンズシートの非レンズ面に紫外線硬化型接着層を貼合する場合に必要な性能である。例えば、スクリーンの形態にした場合、長時間の使用において紫外線硬化型接着層とレンズシートの非レンズ面から剥離してしまうと製品として使用不可能になるので、紫外線硬化型接着層の粘着力を高め、紫外線硬化型接着層と各種レンズシートの密着性は高くすることが好ましい。
各種レンズシートではなく、例えば、ガラスにパターン形成をする場合はガラスと該紫外線硬化型接着層の密着性をより高くすることが好ましい。
有機重合体からなるバインダー樹脂は該紫外線硬化型接着層に配合されて、パターン形成する被着体への密着に関与したり、各種添加剤の分散媒になると共に、(メタ)アクリレートの粘着力の調整剤、また紫外線硬化型接着層の凝集力を大きくして、該紫外線硬化型接着層の未硬化の状態での凝集力を高めて保持力を持たせる役割も果たす。例としては、フェノール系樹脂、アクリル系樹脂、ユリア系樹脂、メラミン系樹脂、ポリエステル系樹脂類、アルキド系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、フラン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂およびこれら樹脂の誘導体、などを挙げることができ、これらを1種または2種以上混合して使用することができる。
有機重合体からなるバインダー樹脂として種類が豊富で透明度に優れるアクリル系の熱可塑性樹脂を使用し、種類やガラス転移温度を上手く選択することで、紫外線硬化型接着層の粘着力を高めながら、紫外線硬化型接着層の凝集力を大きくして、該紫外線硬化型接着層の未硬化の状態での凝集力を高めて保持力を持たせることも可能である。
本発明では、紫外線硬化型接着層が未硬化の状態において、保持力が3mm以下であることが好ましい。ここで、保持力とは、JIS Z 0237に従い、1kg重、1時間で測定したときの値である。保持力が4mm以上であると、塗工後の巻取り形態で保管したとき、接着層の支持体の端面から塗工層がはみ出す原因となりブロッキングなどの後工程を悪化させる要因となり易い。
光重合開始剤は紫外線硬化型接着層を紫外線により硬化させるためのきっかけとなる添加剤で、ベンゾイン系、ベンジルケタール系、ベンゾフェノン系、アセトフェノン系、ベンゾイン系、チオキサントン系、フォスフィンオキサイド系などを挙げることができ、露光装置の波長、露光時間、紫外線硬化型接着層の性能、特に経時での性能安定性などによって任意に選択しこれらを1種または2種以上混合して用いることができる。さらに必要に応じてチオキサントン化合物や2−メルカプトベンゾオキサゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾールなど芳香族チオール化合物の増感剤や連鎖移動剤を加えてもよい。光重合開始剤の添加量は、紫外線硬化型の光重合系感光性樹脂に対して10重量%以下であることが好ましいが、性能に影響を与えない限り上限はない。
本発明における紫外線硬化型接着層に用いられるフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートと有機重合体からなるバインダー樹脂とが、固形分重量比は30/70〜70/30であり、且つ塗工乾燥後、未硬化の状態で膜厚5μm〜35μmであることが必須である。フェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートの比率が多過ぎると塗膜の凝集力が小さくなり、外部からの小さな力によって塗工層が容易に破壊されたり、2枚の支持体に紫外線硬化型接着層組成物が挟まれた形態で保管された場合、塗工層の保持力が小さくなることで、支持体の端部から紫外線硬化型接着層組成物がはみ出して作業性を著しく悪化させたりといった問題が生じる。有機重合体からなるバインダー樹脂の比率が多いと紫外線硬化型接着層の粘着性が小さくなり、例えば、レンズシートに遮光パターンを形成する場合、紫外線硬化型接着層とレンズシートの密着性が低下し、不具合が生じる可能性がある。また、紫外線硬化型接着層に用いられるフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートと有機重合体からなるバインダー樹脂の比率を最適化しないと剥離バランスが悪化して扱い難い、若しくは使用することが出来ないのでフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートと有機重合体からなるバインダー樹脂の比率を最適化することは重要である。
また、紫外線硬化型接着層の膜厚が未硬化の状態で5μmより薄くなると、パターンの解像度を著しく悪化させる要因となり得る。また、紫外線硬化型接着層の膜厚が35μmを超える場合は、接着層中での光屈折がし易くなり、パターンの解像度を低下させる原因となる事や、塗工後の乾燥負荷が大きくなる事、また転写シートの大幅なコストアップにつながる。
ここで記した剥離バランスとは、図1(a)に示すように2枚の支持体A、支持体Bの間に紫外線硬化型接着層を挟む形態とした時、支持体Aと未硬化の紫外線硬化型接着層の剥離強度が、支持体Bと未硬化の紫外線硬化型接着層の剥離強度の4倍以上であり、さらに、紫外線硬化型接着層と、例えばレンズシートの密着力より弱く、且つ遮光層が塗布される支持体Cとその遮光層との剥離強度が紫外線硬化型接着層とレンズシートの密着力より強いことによって各層のバランスが成立している。これらの条件を満たさない場合、各支持体を剥離する際に本来剥離して欲しくない箇所から剥離してしまうという不具合が生じる可能性がある。なお、剥離強度とは、JIS K 6854−2に従い、剥離速度300mm/分、剥離角度180°、25mm幅で剥離した時の抵抗値である。
また、経時での性能安定性が良い状態とは、紫外線硬化型接着層転写シートを製造後、23℃、50%雰囲気下で保存した場合、パターン形成性、各種レンズシートとの密着性などの性能を1年以上安定して使用できること、または促進試験として40℃雰囲気下で保存した場合は遮光パターン形成性、各種レンズシートとの密着性などの性能を1ヶ月以上安定して使用できることを表す。
また、紫外線硬化型接着層組成物には塗工適性などの必要に応じて希釈剤を添加することもできる。例えば、メタノール、エタノール、ブタノール、メチルエチルケトン、酢酸エチル、トルエン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルイソブチルケトン、ブチルセロソルブアセテートなどが挙げられる。
本発明の目的を妨げない限り、必要に応じて可塑剤、酸化防止剤、シリコーン化合物などのレベリング剤、消泡剤、密着向上剤、充填剤、ハジキ防止剤、安定剤、着色用顔料などの各種添加剤を必要に応じて適宜、添加、配合させて用いることができる。
希釈剤や各種添加剤は、紫外線硬化型接着層組成物の塗工液の物性や経時での性能安定性に大きく影響するので選択には十分注意を払う必要がある。
なお、塗工適性とは、紫外線硬化型接着層組成物を加工機にて塗工するとき、塗工に適した性質、必要とされる品質性能を見出し易いか否かのことである。例えば、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムに塗工する場合、該接着層の塗工液の表面張力が著しく高いと該フィルムと該塗工液がはじいてしまい、目的とする塗工面を得ることができなくなってしまう。しかし、該塗工液に適当なレベリング剤を少量添加することによって、目的とする塗工面を得易くなる、つまり、他性能を悪化させない限りは塗工適性が良化したといえる。
紫外線硬化型接着層の支持体としては、前記接着層を安定して保持することができるものであればよく、例えば、アセテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム等を挙げることができる。特に、熱や水に対する安定性が高く、紫外線硬化型接着層形成のための塗工時の作業性および露光、転写時の操作性に優れている二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。支持体の厚さには特に制限はないが、20μm〜150μmであると、転写時のシワ、気泡が入り難く作業性に優れる。
また、本発明においては紫外線硬化型接着層の転写性を容易にするために支持体に離型処理を行った離型処理基材を用いてもよい。このような離型処理基材としてはシリコーン系樹脂、またはポリテトラフルオロエチレン系樹脂等が塗布されている市販の剥離基材の他、支持体上にウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アルキド系樹脂のいずれか、あるいはこれらの混合物を含んだ塗工液を乾燥後の厚さが5μm以下、より好ましくは2μm以下となるように塗布・乾燥した離型層を設けて使用することができる。
本発明においては紫外線硬化型接着層が粘着性を有するために、必要に応じて1枚の支持体、若しくは2枚の支持体で挟む形態とすることができる。本発明のような粘着性を有する紫外線硬化型接着層の場合は2枚の支持体のうち少なくとも一方は離型処理されているか、若しくは離型処理されたフィルムを乾燥後の接着層に貼り合わせることが作業効率の点から好ましい。
紫外線硬化型接着層、離型層はバーコーター、エアナイフコーター、ロッドコーター、スピンコーター、ロールコーター、スリットコーター、カーテンコーター、ダイコーター、コンマコーター、スプレーコーター、マイクログラビアコーターなどの公知の塗工装置を用い形成すればよい。
また、前記遮光層転写シート30は、適当な支持体上に遮光層31を設けたものであるが、この遮光層31は、一般には着色顔料と合成高分子系バインダーからなる。
前記遮光層で用いる着色顔料は、隠蔽力を有する顔料であるならば特に限定されないが、具体的にはカーボンブラック、アセチレンブラック、チタンブラック、ランプブラック、ボーンブラック、黒鉛、鉄黒、ミネラルブラック、アニリンブラック、シアニンブラック、酸化鉄、アンバー、パーマネントブラウン、パラブラウンなどを挙げることができる。
また、合成高分子系バインダーは着色顔料をつなぎとめる接着剤としての役割があり、例えば酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体、アクリロニトリル系重合体、スチレン・ブタジエン系共重合体などが挙げられる。
次に本発明を、レンズシートを用いてブラックストライプを形成した実施例により具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に使用するものに限定されるものではない。
[実施例1]
紫外線硬化型接着層組成物
フェニル基とカルボキシル基を含むメタアクリレート
βメタクリロイルオキシエチルハイドロジェンフタレート
(新中村化学社製) 36重量%
有機重合体からなるバインダー樹脂
ヒタロイド2418(日立化成工業社製) 36重量%
光重合開始剤
ESACURE KIP150(Lamberti社製) 3重量%
(対メタアクリレート)
希釈剤
トルエン/キシレン=1/1 25重量%
上記処方の紫外線硬化型接着層組成物を、離型処理の施してある二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム支持体Aの上に乾燥後20μm厚となるように塗工し、さらに該紫外線硬化型接着層組成物の支持体Aとは反対面に支持体B(保護フィルム)として支持体Aよりも離型処理の強い二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを貼合して紫外線硬化型接着層転写シートを作製した。
また、遮光層転写シートとして、着色顔料(カーボンブラック)、及びアクリル・スチレン系エマルションを希釈剤で混合した遮光層組成物をPETフィルム上に塗工乾燥後、2μm厚のものを準備した。
次に、該紫外線硬化型接着層転写シートの支持体Bを剥離し、レンズシートの非レンズ面へ該紫外線硬化型接着層転写シートを、速度1m/min、ロール温度50℃、線圧10kg/cmの条件でラミネータを用いて貼り合わせた。次に平行光の紫外線露光装置を用い、レンズ面より紫外線を適当量照射した後、前述の図1の方法に従い、上記遮光層転写シートを、速度1m/min、ロール加熱なし、線圧10kg/cmの条件で貼り合わせた後、この遮光層転写シートを剥離して、ブラックストライプ形成を行った。そして、この際、下記の種々の評価を行ったところ、満足のいく性能のものが得られた。
[実施例2]
実施例1のフェニル基とカルボキシル基を含むメタアクリレートを26重量%、トリメチロールプロパントリアクリレートを10重量%、有機重合体からなるバインダー樹脂を36重量%とし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを作製し評価を行ったところ、遮光パターンの解像度は実施例1より若干劣るがほぼ満足のいく性能のものが得られた。
[実施例3]
実施例1の塗工膜厚を乾燥後5μmとなるようにし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを作製し評価を行ったところ、遮光パターンの解像度、剥離バランスは悪くなるが、使用できないレベルではなく、他の性能はほぼ満足のいくものが得られた。
[実施例4]
実施例1の塗工膜厚を乾燥後35μmとなるようにし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを作製し評価を行ったところ、遮光パターンの解像度は非常に良好であるが、接着層の保持力、経時での性能安定性は若干悪くなってしまったものの、使用できないレベルではなかった。
[実施例5]
実施例1のフェニル基とカルボキシル基を含むメタアクリレートを15重量%、トリメチロールプロパントリアクリレートを30重量%、有機重合体からなるバインダー樹脂を27重量%とし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを作製し評価を行ったところ、塗膜の粘着力が低下し、遮光パターン解像度も悪化したが、使用できないレベルではなく、他の性能はほぼ満足のいくものが得られた。
[実施例6]
実施例1のフェニル基とカルボキシル基を含むメタアクリレートを50重量%、有機重合体からなるバインダー樹脂を22重量%とし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを作製し評価を行ったところ、支持体A、Bの剥離強度は若干重く、剥離バランスが悪くはなるが、使用できないレベルではなく、他の性能はほぼ満足のいくものが得られた。
[比較例1]
実施例1のフェニル基とカルボキシル基を含むメタアクリレートを0重量%にし、トリメチロールプロパントリアクリレートを36重量%とし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを得たが、遮光パターンの解像度、剥離バランスが悪く製品として安定的に使用できそうになかった。
[比較例2]
実施例1のフェニル基とカルボキシル基を含むメタアクリレートを10重量%、有機重合体からなるバインダー樹脂を62重量%にし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを得たが、剥離バランスが悪く、遮光パターンを形成する事ができなかった。
[比較例3]
実施例1のフェニル基とカルボキシル基を含むメタアクリレートを57重量%、有機重合体からなるバインダー樹脂を15重量%にし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを得たが、紫外線硬化型接着層の凝集力が低下し、剥離バランス、保持力が悪く製品とするには好ましくないものとなった。
[比較例4]
実施例1の塗工膜厚を乾燥後3μmとなるようにし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを得たところ、遮光パターンの解像度が非常に悪く製品とするには好ましくないものとなった。
[比較例5]
実施例1の塗工膜厚を乾燥後40μmとなるようにし、それ以外は実施例1と同様にして紫外線硬化型接着層転写シートを得たところ、遮光パターン解像度、剥離バランスは良好であったが、接着層の保持力、塗工適正が非常に悪く安定的に製品を得る事が難しかった。
以上の各実施例及び各比較例における評価結果を纏めて下記表1に示した。なお、評価方法は以下のとおりである。
[評価方法]
(1)遮光パターン解像度
良好) ◎ > ○ > △ > × (悪い
・遮光パターン形成後のブラックストライプのライン直線性を目視評価。
・−は遮光パターンを得る事ができなかった事を表す。
(2)塗膜の粘着力
良好 ◎ > ○ > △ > × 悪い
・紫外線硬化型接着層(以下試料と表す)を未硬化の状態で、ループタック(JIS Z0237/試験板にはポリエチレンテレフタレートフィルム 帝人デュポン社製A53を使用)を評価。
・測定平均値が25gf/25mm以上は◎、測定平均値が15gf/25mm以上25gf/25mm未満は○、測定平均値が5gf/25mm以上15gf/25mm未満は△、測定平均値が5gf/25mm未満は×と表記。
(3)剥離バランス
良好) ○ > △ > × (悪い
・試料の支持体Aと塗膜の剥離力が支持体Bと塗膜の剥離力の5倍以上は○、4倍以上は△、4倍未満は×と表記(JIS K6854-2)。
(剥離力測定は、180°方向、剥離速度300mm/分、25mm幅で測定)
(4)接着層の保持力
良好) ○ > △ > × (悪い
・試料を未硬化の状態で保持力(JIS Z0237/1kg重×1時間)を評価。
・保持力3mm以下は○、4mm未満は△、4mm以上は×と表記。
(5)経時での性能安定性
良好) ○ > △ > × (悪い
・40℃の雰囲気下の恒温層にて試料を保管し、遮光パターン解像度の経時変化を調査。
・試料を各条件で3ヶ月以上保管しても、同試料の製造直後と同様な遮光パターン解像度が得られる場合は○、試料を1ヶ月以上3ヶ月未満保管しても同試料を製造直後と同様な遮光パターン解像度が得られる場合は△、試料を1ヶ月未満の保管で、同試料を製造直後と同様な遮光パターン解像度が得られなくなる場合は×と表記。
・−は遮光パターンを得る事ができなかった事を表す。
(6)塗工適性
良好) ○ > △ > × (悪い
・紫外線硬化型接着層組成物を塗工するときの塗工し易さ、目的とする品質を得られるかを3段階で評価した。
Figure 2008239974
本発明の紫外線硬化型接着層転写シートを用いてレンズシートへの遮光パターンを形成する工程を示す模式的断面図である。
符号の説明
10 接着層転写シート
11 紫外線硬化型接着層
20 レンズシート
21 レンズ
30 遮光層転写シート
31 遮光層

Claims (5)

  1. 支持体Aの少なくとも一方の面上に、未硬化の状態で粘着性を有する紫外線硬化型接着層を設けた転写シートであって、該未硬化の紫外線硬化型接着層を構成する組成物が、少なくとも、フェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレート、有機重合体からなるバインダー樹脂、及び光重合開始剤を含み、そのフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートと有機重合体からなるバインダー樹脂との固形分重量比が30/70〜70/30であり、且つ塗工乾燥後、該紫外線硬化型接着層が未硬化の状態で膜厚5μm〜35μmであり、かつ前記紫外線硬化型接着層は支持体Aから剥離可能であることを特徴とする紫外線硬化型接着層転写シート。
  2. 前記紫外線硬化型接着層を構成するフェニル基と水酸基またはカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートが固形分重量比で該紫外線硬化型接着層の20〜70重量%であることを特徴とする請求項1記載の紫外線硬化型接着層転写シート。
  3. 前記紫外線硬化型接着層が未硬化の状態において、保持力(ただし、保持力はJIS Z 0237に従い、1kg重、1時間で測定したときの値)が3mm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の紫外線硬化型接着層転写シート。
  4. 前記紫外線硬化型接着層が、前記支持体Aと別の支持体Bとの間に挟まれる形態であり、支持体Aと未硬化の紫外線硬化型接着層の剥離強度(ただし、剥離強度はJIS K 6854−2に従い、剥離速度300mm/分、剥離角度180°、25mm幅で測定したときの値)が、支持体Bと未硬化の紫外線硬化型接着層の前記剥離強度の4倍以上である事を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の紫外線硬化型接着層転写シート。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の紫外線硬化型接着層転写シートの前記紫外線硬化型接着層をレンズシートの非レンズ面と貼合せ、次に前記レンズシートのレンズ側から露光を行い、前記紫外線硬化型接着層転写シートの支持体Aを剥離した後、別に用意した支持体上に遮光層を設けた遮光層転写シートの遮光層を前記紫外線硬化型接着層と貼合せ、次いで前記遮光層転写シートを剥離することを特徴とする遮光パターンの形成方法。
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