JP5037052B2 - 印刷方法並びにこれを用いたカラーフィルターおよび階調マスクの製造方法 - Google Patents
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Description
工程1:基材上に活性エネルギー線を照射することにより、照射活性エネルギー線の照射量に応じて粘着力が低下する粘着性光硬化性樹脂層を形成する工程;
工程2:n種類のパターンごとに異なる照射量の活性エネルギー線を、工程1で得られた積層体の光硬化性樹脂層に照射し、部分硬化させることによって、n種類の粘着力の異なる部分硬化した光硬化樹脂層を形成する工程;
工程3:基材上に、少なくとも着色層を含む転写層を有する転写箔の転写層面を工程2で得られた部分硬化した光硬化樹脂層面に密着させ、転写箔の基材と転写層間の接着力よりも強い粘着力を有する部分にのみ転写層を転写させる工程をn回繰り返し、部分硬化した光硬化樹脂層上にn種類の着色層を形成する工程;
本発明は、基材上にn種類のパターン着色層を形成する方法であって、以下の工程1〜3を含むことを特徴とする印刷方法である。ただしnは2以上の自然数とする。
工程1:基材上に活性エネルギー線を照射することにより、照射活性エネルギー線の照射量に応じて粘着力が低下する粘着性光硬化性樹脂層を形成する工程;
工程2:n種類のパターンごとに異なる照射量の活性エネルギー線を、工程1で得られた積層体の光硬化性樹脂層に照射し、部分硬化させることによって、n種類の粘着力の異なる部分硬化した光硬化樹脂層を形成する工程;
工程3:基材上に、少なくとも着色層を含む転写層を有する転写箔の転写層面を工程2で得られた部分硬化した光硬化樹脂層面に密着させ、転写箔の基材と転写層間の接着力よりも強い粘着力を有する部分にのみ転写層を転写させる工程をn回繰り返し、部分硬化した光硬化樹脂層上にn種類の着色層を形成する工程;
工程1は基材上に活性エネルギー線を照射することにより、照射活性エネルギー線の照射量に応じて粘着力が低下する粘着性光硬化性樹脂層を形成する工程であり、図1(A)に示すように基材上に該粘着性光硬化性樹脂層が積層された積層体が得られる。さらに工程2、即ちパターンごとに異なる照射量の活性エネルギー線を、工程1で得られた積層体の光硬化性樹脂層に照射し(図1(B))、該粘着性光硬化性樹脂層を部分硬化させることによって、粘着力の異なる部分硬化した光硬化樹脂層を形成する。得られた積層体は図1(C)に示すように照射量ごとに異なる粘着力を有する粘着性光硬化性樹脂層の積層体となる。工程3は、図2に示すように少なくとも着色層を含む転写層を有する転写箔の転写層面を図1(D)に示すように工程2で得られた積層体上に密着させ、転写箔の基材と転写層間の接着力よりも強い粘着力を有する部分にのみ転写層を転写させる工程である。得られた積層体は図1(E)に示すように転写箔の基材と転写層間の接着力よりも強い粘着力を有する部分にのみ転写層が転写される。工程3を複数回(図1(F)の例では合計3回)繰り返すことによって、印刷物を得ることができる。
工程1は基材上に活性エネルギー線を照射することにより粘着力が低下する粘着性光硬化性樹脂層を形成する工程である。
s=(Y−X)/(b−a)[mN/(cm・mJ)] (4)
(A)ガラス転移温度が20℃以上120℃以下である重合体;
(B)活性エネルギー線により重合可能なエチレン性不飽和化合物;
(C)重合開始剤;
を含み、成分(A)の配合量(質量部)を(Awt)とし、成分(B)の配合量(質量部)を(Bwt)としたときに下記式(1)および(2)
0.3≦(Awt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.7 (1)
0.3≦(Bwt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.7 (2)
の関係を満足する光硬化性樹脂組成物であることが好ましい。
(A)ガラス転移温度が20℃以上120℃以下である重合体は、ガラス転移温度(複数のガラス転移温度を持つ場合は、少なくとも一つ)が20℃以上120℃以下である熱可塑性重合体であることが好ましく、30℃以上110℃以下である熱可塑性重合体であることがより好ましい。また、上記熱可塑性重合体は、成分(B)のエチレン性不飽和化合物との相溶性を向上させる観点から、非水溶性の熱可塑性重合体であることがより好ましい。
また、必要に応じて、活性エネルギー線で重合可能なビニルエーテル系、エポキシ系またはオキセタン系の化合物等を、成分(B)のエチレン性不飽和化合物と共に使用してもよい。
0.3≦(Awt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.7 (1)
0.3≦(Bwt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.7 (2)
0.4≦(Awt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.6 (5)
0.4≦(Bwt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.6 (6)
を満足することがより好ましい。(Awt)/{(Awt)+(Bwt)}の値が大きいあるいは小さい場合は印刷性が低下する危険性がある。
0.5≦v≦6 (3)
かかる架橋密度の平均(v)は、以下の方法により算出することができる。
fn(n=1、2、・・・n):各成分(B)の1分子あたりの官能基数
Mwn(n=1、2、・・・n):各成分(B)の分子量
Rn(n=1、2、・・・n):成分(B)中の各成分(B)のモル比率(mol%)
Mwb:成分(B)の平均分子量
fb:成分(B)の平均官能基密度(mol/L)
vb:成分(B)の架橋密度(mol/L)
v:成分(A)および成分(B)の架橋密度の平均(mol/L)
とすると、架橋密度の平均(v)は、式(7)
(v)=(vb)×(Bwt)/(Awt+Bwt) (7)
と表すことができる。
但し、(vb)、fbおよびMwbは式(8)〜(10)で表される。
(vb)=((fb)-1)×2×1000/(Mwb) (8)
fb=Σ{(fn)×Rn/100} (9)
Mwb=Σ{(Mwn)×Rn/100} (10)
fb=(3×82.6/100+4×17.3/100)=3.2 (11)
Mwb=(296.3×82.6/100+352.3×17.3/100)=305.7(12)
(v)=14.4×70/(30+70)=9.9 (15)
工程2はn種類のパターンごとに異なる照射量の活性エネルギー線を、工程1で得られた積層体の光硬化性樹脂層に照射し、部分硬化させることによって、n種類の粘着力の異なる部分硬化した光硬化樹脂層を形成する工程である。
工程3は基材上に、少なくとも着色層を含む転写層を有する転写箔の転写層面を工程2で得られた部分硬化した光硬化樹脂層面に密着させ、転写箔の基材と転写層間の接着力よりも強い粘着力を有する部分にのみ転写層を転写させる工程をn回繰り返し、部分硬化した光硬化樹脂層上にn種類の着色層を形成する工程である。ただしnは2以上の自然数である。
(a)顔料、
(b)水酸基含有重合体、
(c)酸性基、塩基性基、あるいはこれらの塩を含む重合体、
を含み、成分(a)〜(c)の合計を100質量%としたときに、成分(a)顔料の質量比が50質量%以上90質量%以下である樹脂組成物からなる着色層であることが好ましい。
また、該樹脂組成物は本発明の効果を損なわない範囲で、レベリング剤、無機フィラーなどを含むことも可能である。
本発明によるカラーフィルターの製造方法は、同一基材上に、少なくとも赤色着色領域、緑色着色領域および青色着色領域が配列されてなる画素を配列したカラーフィルターの製造方法であって、上記の精密印刷方法を含むディスプレイ用カラーフィルターの製造方法である。本発明によるカラーフィルターの製造方法は上記した精密印刷方法を含むものであれば特に制限はないが、例えば、液晶ディスプレイ用カラーフィルター等で用いられているように赤色着色領域、緑色着色領域、青色着色領域の各画素が格子状に配列されており、かつ、画素間にブラックマトリックス領域が配置されたカラーフィルターであってもよい。
ガラス基材上にカラーフィルターを設ける場合、その工程は枚様式であるため生産効率が悪い。本発明の印刷方法によればフィルム上に印刷することが可能であるため、一旦フィルム上に積層した着色層をガラス基材上に転写することによってより簡便にカラーフィルターを作製することができる。
本発明による階調マスクの製造方法は基材上に少なくとも3つ以上の透過率が異なる遮光領域を有する階調マスクであって、上記した本発明の印刷方法を含む階調マスクの製造方法であれば特に制限はないが、階調マスクに含まれる遮光層の透過率を0%から100%の間で自由に変更させるためには遮光層に含まれる遮光成分がカーボンブラックであることが好ましい。
分散粒径が大きすぎる場合はパターン精度が低下する可能性がある。
以下に示す樹脂組成物を38μm厚の易接着処理付PETフィルム(商品名K1531、東洋紡社製)に固形分膜厚1μmになるように塗工し、80℃で30秒乾燥させブラックマトリックス層用転写箔を得た。
カーボンブラック(商品名:トーカブラック#8500F 東海カーボン社製)14g、ポリエステル酸アマイドアミン塩(商品名:ディスパロンDA−725 楠本化成社製)3g、ポリブチラール(商品名:MOWITAL30BHH KSE社製)3g、MIBK(和光純薬工業社製)80gをボールミルにて24時間混合しブラックマトリックス用樹脂組成物を得た。動的光散乱法(装置名:粒径アナライザー FPAR−1000 大塚電子株式会社製)によって分散粒径を測定したところ260nmであった。
なお、基材と転写層間の剥離強度(装置名5566型、インストロン社製、剥離速度100mm/min、180°剥離)は1380mN/cmであった。
以下に示す樹脂組成物を38μm厚のPETフィルム(商品名E5001、東洋紡社製)上に固形分膜厚1μmになるように塗工し、80℃で30秒乾燥させ赤色フィルター層用転写箔を得た。
(赤色フィルター用樹脂組成物)
Fastgen Super Red ATY 01(大日本インキ化学工業株式会社製)14g、ポリエステル酸アマイドアミン塩(商品名:ディスパロンDA−725 楠本化成社製)3g、ポリブチラール(商品名:MOWITAL30BHH KSE社製)3g、MIBK(和光純薬工業社製)80gをボールミルにて24時間混合し赤色フィルター用樹脂組成物を得た。動的光散乱法(装置名:粒径アナライザー FPAR−1000 大塚電子株式会社製)によって分散粒径を測定したところ210nmであった。
なお、基材と転写層間の剥離強度(装置名5566型、インストロン社製、剥離速度100mm/min、180°剥離)は520mN/cmであった。
以下に示す樹脂組成物を38μm厚のリリース処理付PETフィルム(商品名K1572、東洋紡社製)に固形分膜厚1μmになるように塗工し、80℃で30秒乾燥させ青色フィルター層用転写箔を得た。
Fastgen Blue EP−169(大日本インキ化学工業株式会社製)14g、ポリエステル酸アマイドアミン塩(商品名:ディスパロンDA−725 楠本化成社製)3g、ポリブチラール(商品名:MOWITAL30BHH KSE社製)3g、MIBK(和光純薬工業社製)80gをボールミルにて24時間混合し青色フィルター用樹脂組成物樹脂組成物を得た。動的光散乱法(装置名:粒径アナライザー FPAR−1000 大塚電子株式会社製)によって分散粒径を測定したところ180nmであった。
なお、基材と転写層間の剥離強度(装置名5566型、インストロン社製、剥離速度100mm/min、180°剥離)は250mN/cmであった。
以下に示す樹脂組成物を38μm厚の上リリース処理付PETフィルム(商品名K1504、東洋紡社製)上に固形分膜厚1μmになるように塗工し、80℃で30秒乾燥させ緑色フィルター層用転写箔を得た。
Fastgen Green 2YK−CF(大日本インキ化学工業株式会社製)14g、ポリエステル酸アマイドアミン塩(商品名:ディスパロンDA−725 楠本化成社製)3g、ポリブチラール(商品名:MOWITAL30BHH KSE社製)3g、MIBK(和光純薬工業社製)80gをボールミルにて24時間混合し緑色フィルター用樹脂組成物を得た。動的光散乱法(装置名:粒径アナライザー FPAR−1000 大塚電子株式会社製)によって分散粒径を測定したところ130nmであった。
なお、基材と転写層間の剥離強度(装置名5566型、インストロン社製、剥離速度100mm/min、180°剥離)は130mN/cmであった。
工程1:
板厚1mmのガラス基板上に以下に示す光硬化性樹脂組成物を固形分膜厚20μmになるようにバーコータにて塗工し、80℃で30秒乾燥させることによって積層体1を得た。用いた光硬化性樹脂組成物の固形分の粘着力を別途JIS Z0237に準じて、SUS304鋼板に対する180°剥離試験を行いそれぞれ粘着力を測定した(装置名5566型、インストロン社製、剥離速度100mm/min)ところ、未硬化状態では298mN/cm、5mJ/cm2照射時の粘着力が438mN/cm、10mJ/cm2照射時の粘着力が11mN/cmであり、粘着力の減衰率は85mN/(cm・mJ)であった。また該光硬化性樹脂組成物の平均架橋密度は2.6(mol/L)であった。
200ml三角フラスコにエポキシ変性フェノキシアクリレート(商品名M600A 共栄社化学株式会社製)1g、γ−アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン(商品名KBM5103 信越化学工業株式会社製)1g、エポキシ変性ビスフェノールAジアクリレート(商品名ビスコート#540 大阪有機化学工業(株)製)2g、トリアジントリアクリレート(商品名M315 東亞合成株式会社社製)2g、ポリメチルメタアクリレート(ガラス転移温度108℃、商品名 パラペットHR−L(株)クラレ製)4g、光重合開始剤(商品名イルガキュア184 日本チバガイギー(株)製)0.3g、MIBK(和光純薬工業社製)90gを投入し、遮光下均一になるまでマグネチックスターラーにて攪拌し光硬化性樹脂組成物を得た。
図5に示すパターン形状が配列した6インチ角のグレースケールマスクを1μmのギャップを介し工程1で得られた積層体1の光硬化性樹脂層上に配置した後、露光装置(商品名:マスクアライナーPLA−501F、キャノン社製)を用いてグレースケールマスク側より6mJ/cm2の紫外線を照射し、4種類の異なる粘着力の領域を有する積層体2を得た。なお図5において1の領域は線幅10μm、2〜4の領域は縦100μm、横20μmの四角形である。紫外線(365nm)透過率は9の領域が0%、10の領域が100%、11の領域が80%、12の領域が50%になるように各部分の紫外線透過濃度を調整した。
工程2で得られた積層体2の部分硬化光硬化性樹脂層と参考例1で得られたブラックマトリックス用転写箔の転写層をラミネータ(装置:MRK-650Y型 株式会社エム・シー・ケー製、ライン速度1.0m/min、ロール圧0.3MPa、ロール温度23℃)にて張り合わせ、転写箔を剥がし、最も接着力の高い部分にのみブラックマトリックス層を形成した積層体3を得た。同様の方法にて積層体3上に参考例2〜4で得られた赤色フィルター用転写箔、青色フィルター用転写箔、緑色フィルター用転写箔を転写し赤色フィルター層、青色フィルター層、緑色フィルター層を形成し、基材ガラス面より全面UV照射(装置名HTE-3000B、HI-TECH社製、照射量1000mJ/cm2)し部分硬化光硬化性樹脂層を完全硬化させることによってカラーフィルターを得た。
工程1:
38μm厚のPETフィルム(商品名A4100、東洋紡社製)上に実施例1で用いた光硬化性樹脂組成物を固形分膜厚20μmになるようにバーコータにて塗工し、80℃で30秒乾燥させることによって積層体1を得た。
工程2:
実施例1と同様の方法にてグレースケールマスク側より10mJ/cm2の紫外線を照射し、4種類の異なる粘着力の領域を有する積層体2を得た。
工程3:
工程2で得られた積層体2の部分硬化光硬化性樹脂層と参考例1で得られたブラックマトリックス用転写箔の転写層をラミネータ(装置:MRK-650Y型 株式会社エム・シー・ケー製、ライン速度1.0m/min、ロール圧0.3MPa、ロール温度23℃)にて張り合わせ、転写箔を剥がし、最も接着力の高い部分にのみブラックマトリックス層を形成し、積層体3を得た。
工程1において38μm厚のリリース処理付PETフィルム(商品名K1572、東洋紡社製)を用いた以外は実施例2と同様の方法にて粘着性光硬化性樹脂上に着色層を設け積層体1を得た。
工程1:
カーボンブラック(商品名:トーカブラック#8500F 東海カーボン社製)7質量部、ポリエステル樹脂(商品名:ディスパロンDA−725 楠本化成社製)1.5質量部、ポリブチラール樹脂(商品名:MOWITAL30BHH KSE社製)1.5質量部、メチルイソブチルケトン90質量部からなる樹脂組成物をボールミルにて24時間混練後、38μm厚のPETフィルム(商品名E5001、東洋紡社製)上に表2に示す膜厚になるように塗工し、80℃で30秒乾燥させ遮光層用転写箔(1〜3)を得た。
板厚1mmのガラス基板上に以下に示す光硬化性樹脂組成物を固形分膜厚20μmになるようにバーコータにて塗工し、80℃で30秒乾燥させることによって積層体1を得た。
200ml三角フラスコにエポキシ変性フェノキシアクリレート(商品名M600A 共栄社化学株式会社製)1g、γ−アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン(商品名KBM5103 信越化学工業株式会社製)1g、エポキシ変性ビスフェノールAジアクリレート(商品名ビスコート#540 大阪有機化学工業(株)製)2g、トリアジントリアクリレート(商品名M315 東亞合成株式会社社製)2g、ポリメチルメタアクリレート(ガラス転移温度108℃、商品名 パラペットHR−L(株)クラレ製)4g、光重合開始剤(商品名イルガキュア184 日本チバガイギー(株)製)0.3g、MIBK(和光純薬工業社製)90gを投入し、遮光下均一になるまでマグネチックスターラーにて攪拌し光硬化性樹脂組成物を得た。
図6に示すように縦100μm、横20μmの画素が10μm間隔で並列し、そのうちの画素15のみが透過率100%であり、その他の画素16、17および画素間18は全て透過率が0%であるフォトマスクを工程2で得られた積層体1の光硬化性樹脂層上に配置した後、露光装置(商品名:マスクアライナーPLA−501F、キャノン社製)を用いてフォトマスク側より6mJ/cm2の紫外線を照射した。なお、図6には便宜上透過率0%の画素部分16、および17を白点線で囲んであるが、実際は白点線部分も透過率0%である。同様にフォトマスクを1画素分、即ち30μmだけ画素の単軸方向に平行移動させ4mJ/cm2の紫外線を照射した。さらにフォトマスクを1画素分、即ち30μmだけ単軸方向に平行移動させ2mJ/cm2の紫外線を照射し、図7に示すように6mJ/cm2照射部分19、4mJ/cm2照射部分20、2mJ/cm2照射部分21および未照射部分22の4種類の異なる粘着力の領域を有する積層体2を得た。
工程3で得られた積層体2の部分硬化光硬化性樹脂層と工程1で得られた遮光層用転写箔1の転写層をラミネータ(装置:MRK-650Y型 株式会社エム・シー・ケー製、ライン速度1.0m/min、ロール圧0.3MPa、ロール温度23℃)にて張り合わせ、転写箔を剥がし、図7の22の部分にのみ転写層を転写させ積層体3を得た。積層体3の模式図を図8(A)に示す。図8(A)において23の部分が工程4にて形成された。なお、23の部分の可視光透過率はガラス基材を100%としたときに0%であった。
工程4で得られた積層体3の部分硬化光硬化性樹脂層と工程1で得られた遮光層用転写箔2の転写層をラミネータ(装置:MRK-650Y型 株式会社エム・シー・ケー製、ライン速度1.0m/min、ロール圧0.3MPa、ロール温度23℃)にて張り合わせ、転写箔を剥がし、図7の21の部分にのみ転写層を転写させ積層体4を得た。積層体4の模式図を図8(B)に示す。図8(B)において24の部分が工程5にて形成された。なお、24の部分の可視光透過率はガラス基材を100%としたときに35%であった。
工程5で得られた積層体4の部分硬化光硬化性樹脂層と工程1で得られた遮光層用転写箔3の転写層をラミネータ(装置:MRK-650Y型 株式会社エム・シー・ケー製、ライン速度1.0m/min、ロール圧0.3MPa、ロール温度23℃)にて張り合わせ、転写箔を剥がし、図7の20の部分にのみ転写層を転写させ積層体5を得た。積層体5の模式図を図8(C)に示す。図8(C)において25の部分が工程6にて形成された。なお、25の部分の可視光透過率はガラス基材を100%としたときに53%、26の部分の可視光透過率はガラス基材を100%としたときに100%であった。
2・・・粘着性光硬化性樹脂層(未硬化状態)
3・・・粘着性光硬化性樹脂層(部分硬化状態、硬化度小)
4・・・粘着性光硬化性樹脂層(部分硬化状態、硬化度大)
5・・・転写箔基材
6・・・転写層A
7・・・転写層B
8・・・転写層C
9・・・カラーフィルター転写材用基材
10・・・粘着層
11・・・グレーマスク画素1(透過率0%)
12・・・グレーマスク画素2(透過率50%)
13・・・グレーマスク画素3(透過率80%)
14・・・グレーマスク画素4(透過率100%)
15・・・フォトマスクの透過率100%の部分
16・・・フォトマスクの透過率0%の部分
17・・・フォトマスクの透過率0%の部分
18・・・フォトマスクの透過率0%の部分
19・・・実施例4の積層体2において6mJ/cm2照射した部分
20・・・実施例4の積層体2において4mJ/cm2照射した部分
21・・・実施例4の積層体2において2mJ/cm2照射した部分
22・・・実施例4の積層体2において未照射の部分
23・・・実施例4の工程4にて形成された遮光領域
24・・・実施例4の工程5にて形成された遮光領域
25・・・実施例4の工程6にて形成された遮光領域
26・・・実施例4にて作製した階調マスクの透過率100%の領域
Claims (27)
- 基材上にn種類(ただしnは2以上の自然数とする)のパターン着色層を形成する印刷方法であって、以下の工程1〜3を含むことを特徴とする印刷方法。
工程1:基材上に活性エネルギー線を照射することにより、照射活性エネルギー線の照射量に応じて粘着力が低下する粘着性光硬化性樹脂層を形成する工程;
工程2:n種類のパターンごとに異なる照射量の活性エネルギー線を、工程1で得られた積層体の光硬化性樹脂層に照射し、部分硬化させることによって、n種類の粘着力の異なる部分硬化した光硬化樹脂層を形成する工程;
工程3:基材上に、少なくとも着色層を含む転写層を有する転写箔の転写層面を工程2で得られた部分硬化した光硬化樹脂層面に密着させ、転写箔の基材と転写層間の接着力よりも強い粘着力を有する部分にのみ転写層を転写させる工程をn回繰り返し、部分硬化した光硬化樹脂層上にn種類の着色層を形成する工程; - nが3以上10以下であることを特徴とする請求項1記載の印刷方法。
- パターン着色層のパターンピッチが1μm以上500μm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の印刷方法。
- 工程1において転写法によって粘着性光硬化性樹脂層を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程1において用いる粘着性光硬化性樹脂層の膜厚が5μm以上30μm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程1において用いる活性エネルギー線を照射することにより粘着力が低下する粘着性光硬化性樹脂層の未硬化状態の粘着力がJIS Z0237(被粘着材:SUS304鋼板、180°剥離試験、剥離速度100mm/min)に準じて測定したときに50mN/cm以上1000mN/cm以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程1において用いる活性エネルギー線を照射することにより粘着力が低下する粘着性光硬化性樹脂層が、少なくとも粘着力の減衰率が10(mN/(cm・mJ))以上2000(mN/(cm・mJ))以下である露光領域を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程1において用いる粘着性光硬化性樹脂層が以下の成分(A)〜(C):
(A)ガラス転移温度が20℃以上120℃以下である重合体;
(B)活性エネルギー線により重合可能なエチレン性不飽和化合物
(C)重合開始剤
を含み、成分(A)の配合量(質量部)を(Awt)とし、成分(B)の配合量(質量部)を(Bwt)としたときに、下記式(1)および(2)の関係を満足する光硬化性樹脂組成物からなる層であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の印刷方法。
0.3≦(Awt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.7 (1)
0.3≦(Bwt)/{(Awt)+(Bwt)}≦0.7 (2) - 工程1において用いる粘着性光硬化性樹脂層を形成する樹脂組成物に含まれる光重合開始剤が樹脂組成物全体を100wt%としたときに0.1wt%以上5wt%以下であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程1において用いる粘着性光硬化性樹脂層を形成する樹脂組成物の架橋密度の平均をv(mol/L)としたときに、式(3)を満たすことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の印刷方法。
0.5≦v≦6 (3) - 工程2においてグレースケールマスクを用いてパターンごとに異なる照射量の活性エネルギー線を同時に照射することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程3において用いる転写箔に含まれる着色層の膜厚が0.5μm以上3μm以下であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程3において用いる転写箔において基材と転写層間の剥離力が10(mN/cm)以上3000(mN/cm)以下であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程3において用いるn種類の転写箔の基材と転写層間の剥離力がそれぞれ異なり、かつ、剥離力の大きい転写箔から順番に転写することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程3において用いる転写箔において着色層が顔料を含み、かつ、顔料の分散粒径が500nm以下であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程3において用いる転写箔において着色層が以下の成分(a)〜(c);
(a)顔料、
(b)水酸基含有重合体、
(c)酸性基、塩基性基、あるいはこれらの塩を含む重合体、
を含み、成分(a)〜(c)の合計を100質量%としたときに、成分(a)顔料の質量比が50質量%以上90質量%以下である樹脂組成物からなる着色層であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の印刷方法。 - 工程3においてロールを用いて密着させ、かつ、該ロールの温度が40℃以上180℃以下であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 工程3においてロールを用いて転写層と部分硬化した光硬化樹脂層面を密着させ、かつ、n番目の転写時のロール温度がn−1番目のロール温度よりも高いことを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の印刷方法。
- 同一基材上に、少なくとも赤色着色領域、緑色着色領域および青色着色領域が配列されてなる画素を配列したカラーフィルターの製造方法であって、請求項1〜18のいずれか1項に記載の印刷方法を含むカラーフィルターの製造方法。
- 請求項19に記載のカラーフィルターの製造方法であって、前記工程3によって着色領域を形成するにあたり、最初にブラックマトリックス領域の形成を行うことを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
- 請求項19または20に記載のカラーフィルターの製造方法であって、前記工程3によってブラックマトリックス領域を形成する際に用いる転写箔の着色層の透過濃度が3.0以上6.0以下であることを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
- 基材上に光硬化樹脂層、少なくとも赤色着色領域、緑色着色領域および青色着色領域が配列されてなる画素を配列した着色層、粘着層をこの順序で有するカラーフィルター用転写材の製造方法であって、請求項1〜18のいずれか1項に記載の印刷方法を含むカラーフィルター用転写材の製造方法。
- 請求項22に記載のカラーフィルター用転写材の製造方法であって、前記工程3によって着色領域を形成するにあたり、最初にブラックマトリックス領域の形成を行うことを特徴とするカラーフィルター用転写材の製造方法。
- 請求項22または23に記載のカラーフィルター用転写材の製造方法であって、前記工程3によってブラックマトリックス領域を形成する際に用いる転写箔の着色層の透過濃度が3.0以上6.0以下であることを特徴とするカラーフィルター用転写材の製造方法。
- 粘着層が光硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする請求項22〜24のいずれか1項に記載のカラーフィルター用転写材。
- 請求項25記載のカラーフィルター用転写材を用いたカラーフィルターの製造方法。
- 基材上に少なくとも3つ以上の透過率が異なる遮光領域を有する階調マスクの製造方法であって、前記透過率が異なる遮光領域が、透過率の異なる遮光層からなる前記パターン着色層により構成される、請求項1〜18のいずれか1項に記載の印刷方法を含む階調マスクの製造方法。
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