JP4770233B2 - 遮光パターンまたは遮光パターンおよび着色パターンを有する基板、表示装置、並びに、遮光パターンまたは遮光パターンおよび着色パターンを有する基板の製造方法 - Google Patents
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Description
第5の発明は、第4の発明の前記転写シート基材がエチレン/四フッ化エチレン共重合体フィルムからなるものであり、前記撥インク層がフッ素樹脂からなるものであることを特徴とする遮光パターンを有する基板の製造方法に関するものである。
第5の発明によれば、第4の発明の前記転写シート基材がエチレン/四フッ化エチレン共重合体フィルムからなるものであり、前記撥インク層がフッ素樹脂からなるものであるので、転写フィルムからの遮光層および撥インク層の転写を確実にすることが可能な、遮光パターンを有する基板の製造方法を提供することができる。
本発明の遮光パターンを有する基板の製造方法においては、まず、図1(a)に示すように基板11上に、電離放射線の照射により粘着力が低下する粘着剤層12が積層された粘着性基板10を準備する。
(a)のアクリル系重合体における(メタ)アクリル酸アルキルエステルと官能基含有モノマーの比は、(メタ)アクリル酸アルキルエステル100に対して官能基含有モノマー0.1〜30程度であり、また、他の共重合可能なモノマーは、(メタ)アクリル酸アルキルエステル100に対して50以下である。いずれも質量基準であり、以降においても、配合は断らない限り質量基準である。
(a)のアクリル系重合体の分子量は5万〜50万が好ましく、10万〜30万がより好ましい。
具体的な官能基含有モノマーとしては、官能基含有モノマーとしては、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基含有モノマー、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル等の水酸基含有モノマー、(メタ)アクリル酸グリシジルエーテル、(メタ)アクリル酸−2−エチルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有モノマー、(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、もしくはN−メトキシエチル(メタ)アクリルアミド等のアミド基含有モノマー等を挙げることができる。
また、他の共重合可能なモノマーとしては、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸プロポキシエチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシプロピル等の(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルのような脂環式アルコールの(メタ)アクリル酸エステル、スチレン,メチルスチレン等の芳香族ビニルモノマー、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、もしくは(メタ)アクリロニトリル等を挙げることができる。
ができる。
粘着剤組成物を基板11に適用するには、必要に応じて、粘着剤組成物を溶剤や希釈剤を用いて、塗布に適した粘度に調整し、公知のコーティング方法、即ち、スピンナーコーティング法、ホイーラーコーティング法、ロールコーティング法、スクリーン印刷法、バーコーティング法等、を利用することができ、形成する粘着剤層12の厚みとしては、0.1μm〜100μm程度であることが好ましい。
必要に応じ、遮光層33等の転写層との剥離性を制御する意味で、剥離性層が表面に積層してあってもよい。
を形成することができる。
これら本発明の基板は、例えば、各々は白色に発光する多数の発光要素を配列した単色の表示部の観察側に配置することによりディスプレイを構成することができる。あるいは二色以上の互いに異なる色に発光する発光要素を多数配列した表示部の観察側に色修正の目的で配置することによってもディスプレイを構成することができる。また、液晶ディスプレイを構成するには、本発明の基板の遮光パターン、又は遮光パターンおよび着色パターンを有する基板のパターンのある側に電極層および配向膜を積層し、他方の基板、例えば、TFT基板上に配向膜を積層したものと、配向膜どうしが向かい合うように配置し、周囲をシールし、内部に液晶を密封して、液晶セルを構成し、必要に応じて背面には反射層もしくはバックライトを配置し、液晶セルの内外に位相差層を設け、さらに駆動回路を加えてモジュール化し、液晶モジュールとすればよい。
(紫外線硬化性粘着剤)
・粘着剤(綜研化学(株)製、SKダインSW−11)……………………………10部
・硬化剤(綜研化学(株)製、L−45)…………………………………………0.2部
11……基板
12……粘着剤層
21……マスク
22……紫外線
31……基材
32……撥インク層
33……遮光層
Claims (8)
- 基板上にアクリル系重合体、多官能モノマー、重合開始剤、および前記アクリル系重合体と架橋反応可能な多官能化合物からなる粘着剤組成物から構成された粘着剤層が積層され、前記粘着剤層の表面に粘着性がある部分と粘着性が低下した部分がパターン状に形成されており、前記の粘着性がある部分の上に、前記粘着剤層側から順に遮光層と撥インク層とが積層されていることを特徴とする遮光パターンを有する基板。
- 請求項1に記載の遮光パターンを有する基板の上の前記遮光パターン以外の部分に着色層からなる着色パターンが積層されたことを特徴とする遮光および着色パターンを有する基板。
- 請求項1〜請求項2いずれか記載の遮光パターンを有する基板または遮光および着色パターンを有する基板を有する表示装置。
- 基板上に、アクリル系重合体、多官能モノマー、重合開始剤、および前記アクリル系重合体と架橋反応可能な多官能化合物からなる粘着剤組成物から構成され、電離放射線照射により粘着性が低下する粘着剤層が積層された粘着性基板を準備し、前記粘着剤層に対して電離放射線をパターン状に照射して照射部分における粘着性を低下させて、粘着性がある部分と粘着性が低下した部分とを形成した後、前記粘着性基板の前記粘着剤層側に、転写シート基材上に少なくとも撥インク層および遮光層が転写層として順に積層された転写シートを、前記遮光層側が前記粘着剤層側を向くよう重ね合わせて密着させ、その後、前記転写シート基材を剥離することにより、前記の粘着性がある部分の上に前記粘着剤層側から前記遮光層および前記撥インク層とが積層されるよう転写することを特徴とする遮光パターンを有する基板の製造方法。
- 請求項4に記載の前記転写シート基材がエチレン/四フッ化エチレン共重合体フィルムからなるものであり、前記撥インク層がフッ素樹脂からなるものであることを特徴とする遮光パターンを有する基板の製造方法。
- 前記粘着剤層に対して電離放射線を照射するのを、パターンマスクを介して行なうことにより、パターン状に照射することを特徴とする請求項4〜5いずれか記載の遮光パターンを有する基板の製造方法。
- 請求項4〜請求項6いずれかの遮光パターンを有する基板の製造方法を行なった後、形成された遮光パターンを利用して、遮光パターン以外の部分に、着色パターン形成用インクを用いて着色パターンを形成することを特徴とする遮光および着色パターンを有する基板の製造方法。
- インクジェット法により着色パターンを形成することを特徴とする請求項7記載の遮光および着色パターンを有する基板の製造方法。
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