JP5286894B2 - 電気泳動表示装置の製造方法 - Google Patents
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また、特許文献2に開示される製造方法では、電気泳動表示装置の面積が大きくなると、周縁部から離れた位置のセルで、隔壁(仕切り)からの対向ガラス基板の浮きが発生し、電気泳動粒子が他のセルに移動して粒子濃度が変化し、コントラストにムラが生じて安定した表示が困難になるという問題があった。
また、特許文献3に開示される製造方法では、各セルにおいてシーリング層と接着層が存在するために、駆動電圧が高くなるという問題があった。
さらに、特許文献4では、セルを構成する隔壁の形成方法が種々開示されているが、隔壁内に電気泳動分散液を充填した後の対向基板による封止方法には何ら言及していない。
本発明は上述のような実情に鑑みてなされたものであり、セルを構成するための隔壁に基板が確実に固着されて剥離が防止され、かつ、駆動電圧の増大が防止された電気泳動表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の他の態様として、前記露光マスクは、隔壁の交点に相当する部位に微細な遮光部を複数有するような構成とした。
また、本発明は、1対の対向する電極基板と該電極基板間に位置する隔壁とで密封され構成された複数のセルに、電気泳動分散液を収容した電気泳動表示装置の製造方法において、一方の電極基板に、頂部平面の高さのバラツキが他方の電極基板の厚みの10%以下となるように隔壁を形成する隔壁形成工程と、前記隔壁の頂部平面に、該頂部平面の幅の10〜100%の幅を有する粘着剤層を形成する粘着剤層形成工程と、隔壁で囲まれる各部位に、少なくとも電気泳動粒子と分散液とを含む電気泳動分散液を充填する充填工程と、他方の電極基板を前記粘着剤層に固着させてセルを構成する固着工程と、を有し、前記隔壁形成工程では、ネガ型感光性材料を露光、現像することにより隔壁を形成し、形成した隔壁の交点にドライエッチングあるいはサンドブラストを施して研磨を行うような構成とした。
[電気泳動表示装置の例示]
図1は、本発明の電気泳動表示装置の製造方法により製造される電気泳動表示装置の一例を示す部分縦断面図である。図1において、電気泳動表示装置1は、透明基材3上に透明パターン電極4と絶縁層5を備えた電極基板2と、透明基板7上に透明パターン電極8と絶縁層9を備えた電極基板6とを、隔壁11を介して対向させたものであり、電極基板2は粘着剤層13によって隔壁11に固着されている。隔壁11は対向する透明パターン電極4と透明パターン電極8との間に複数のセル10を画定するものであり、各セル10中には、分散液22と電気泳動粒子23とを含む電気泳動分散液21が収容されている。
このような電気泳動表示装置1は、セル10に充填された電気泳動分散液21と電極基板2、6との間に粘着剤層が存在しないので、駆動電圧の増大が防止される。
尚、電気泳動表示装置の用途に応じて、対向する電極4、8の一方、あるいは両方をパターン電極ではなく、表示画面の全面に設けられた電極としてもよい。
また、上述の例では、パターン電極4、8と隔壁11との間に絶縁層5、9が介在しているが、絶縁層5、9が存在しないものであってもよい。
次に、本発明の電気泳動表示装置の製造方法の一例を、上述の電気泳動表示装置1を例として説明する。図4は、本発明の電気泳動表示装置の製造方法を説明するための工程図である。
(隔壁形成工程)
まず、電極基板6の絶縁層9上に隔壁11を形成する(図4(A))。この隔壁11は、その頂部平面11′の高さのバラツキ(H1−H2)が、電極基板2の厚みの10%以下となるように形成する(図3参照)。隔壁11の頂部平面11′の高さのバラツキが、電極基板2の厚みの10%を超えると、隔壁11の頂部平面11′に形成した粘着剤層13に電極基板2を貼合するに際して、隔壁11の交点11Aに位置する粘着剤層13のみで固着されることになり、隔壁11と電極基板2との接着性が低下したり、電気泳動粒子が他のセルに移動して粒子濃度が変化し、コントラストにムラが生じて好ましくない。
透明パターン電極8は、例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等を用いて、スパッタリング、真空蒸着法、CVD法等の一般的な成膜方法により形成することができる。
本発明において、隔壁11の形成は、例えば、ネガ型感光性材料を絶縁層9上に塗布し、形成しようとする隔壁11のパターン形状で光透過部を有する露光マスクを介して露光、現像することにより形成することができる。この場合、露光に使用する露光マスクは、隔壁11の交点11Aに相当する部位に、遮光部を有する露光マスクである。
このような露光マスク31、41、51を使用することにより、隔壁11の交点11Aに相当する部位における露光量が制限され、隔壁11の他の部位11Bの露光量とほぼ同等となり、隔壁11の頂部平面11′の高さのバラツキが小さくなり、電極基板2の厚みの10%以下となる。
次に、隔壁11の頂部平面11′に粘着剤層13を形成する(図4(B))。この粘着剤層13は、図8に示されるように、その幅W1が、頂部平面11′の幅W2の10〜100%、好ましくは80〜100%とする。粘着剤層13の幅W1が頂部平面11′の幅W2の10%未満であると、頂部平面11′と電極基板2との間に電気泳動粒子が堆積し易くなり十分な粘着性が得られず、電気泳動粒子が他のセルに移動して粒子濃度が変化し、コントラストにムラが生じ好ましくない。また、粘着剤層13の幅W1が頂部平面11′の幅W2の100%を超えると、粘着剤層13への電極基板2の貼合に際し、粘着剤層がセル10内に流れ込み開口率が低下したり、流れ込んだ接着剤層に電気泳動粒子が付着してコントラストにムラが生じ好ましくない。粘着剤層の形成は、例えば、溶剤型、熱硬化型、ホットメルト型、紫外線硬化型等の粘着剤を使用し、スクリーン印刷法、転写法、フレキソ印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、ディスペンス塗布、インクジェット等の手段により行うことができる。
隔壁11の頂部平面11′に形成した粘着剤層13は、常温乾燥による溶剤揮発、紫外線照射、加熱等によって固化することが好ましい。これにより、後述の充填工程における粘着剤層13の脱落等の欠陥を防止することができる。
次に、隔壁で囲まれる各部位に、少なくとも分散液22と電気泳動粒子23とを含む電気泳動分散液21を充填する(図4(C))。電気泳動分散液の充填は、例えば、ダイコート、インクジェット、ディスペンサー等の装置を用いて、隔壁11上の粘着層13を覆うように電極基板6上に電気泳動分散液を塗布し、余分な電気泳動分散液をドクターブレード、ドクターナイフ、スキージ等で除去することにより行うことができる。
次いで、電極基板2を粘着剤層13に圧着し固着させて、電気泳動分散液を密封したセル10を構成する(図4(D))。その後、電極基板2と電極基板6の周辺を樹脂封止することにより、電気泳動表示装置1が得られる。
透明基材3上に透明パターン電極(前面電極)4と絶縁層5を備えた電極基板2の作製には、特に制限はなく、上述の電極基板6と同様に、従来公知の手段で行うことができる。
このような本発明の製造方法では、電極基板2が隔壁11の交点11Aのみではなく、隔壁の頂部全体で粘着剤層13を介して隔壁11に固着可能であり、剥離や電気泳動粒子の他のセルへの移動が防止される。また、セル10内への粘着剤の流入が抑制されて開口率の低下が防止され、さらに、セルに充填された電気泳動分散液21とこれを挟むように位置する電極基板2、6との間には粘着剤層13は存在しないので、駆動電圧の増大が防止され、これにより、機械的強度の信頼性が高く、コントラストのムラが防止され、駆動電圧の低い電気泳動表示装置の製造が可能である。
尚、上述の本発明の電気泳動表示装置の製造方法は例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
[実施例1]
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(帝人・デュポン(株)製)の一方の面に透明電極として酸化インジウムスズ(ITO)蒸着膜(厚さ5μm)を備え、この透明電極を被覆するように絶縁層としてポリイミド樹脂層(厚さ30μm)を備えた電極基板を2枚準備した。
一方の電極基板の絶縁層上に、ネガ型感光性樹脂材料(日立化成工業(株)製のドライフィルム(厚さ50μm))をラミネートし、120℃、60分間の条件でプリベークした。次いで、図5に示されるような露光マスク(一辺が1mmの格子形状の光透過部32の幅W3:200μm、光透過部33の先端部の幅W4:180μm、光透過部33の長さL1:10μm、正方形の遮光部34の一辺の長さL2:200μm)を使用して露光(露光量50J/cm2)し、その後、0.05%KOH水溶液を用いたスプレー現像を60秒行い、次いで、120℃、60分間の条件でポストベークすることで、隔壁を形成した。
形成された隔壁は、正方形の開口部(セル)の一辺が0.98mmの格子形状であり、頂部平面の幅は210μm、交点での高さは50μm、他の部位での高さが49μmであった。したがって、隔壁の高さのバラツキは1μmであり、これは電極基板の厚み(135μm)の10%以下であった。
次いで、形成した隔壁の頂部平面に、硬化性粘着剤(日本合成化学(株)製 コーポニール)をスクリーン印刷法により塗布し乾燥して、粘着剤層(厚み10μm、幅210μm(隔壁の頂部平面幅の100%))を形成した。その後、常温放置で溶剤揮発により粘着剤層を固化した。
次に、下記の組成の電気泳動分散液をダイコータを用いて各セルに充填し、余分な電気泳動分散液をドクターブレードを用いて除去した。
電気泳動分散液
・電気泳動粒子(二酸化チタン、平均粒径0.5μm) … 60重量部
・分散液(アイソパー) … 40重量部
次いで、他方の電極基板の絶縁層を、隔壁の頂部に形成した粘着剤層に圧着することにより隔壁と他方の電極基板を固着し、その後、両電極基板の周辺を紫外線硬化型樹脂(イー・エッチ・シー(株)製 LCB−610)で封止し、紫外線を露光(露光量700mJ/cm2)して硬化させることにより電気泳動表示装置を得た。
この電気泳動表示装置について、電極間に80Vの直流電圧を1秒間隔で100回印加(通電時間50秒)した後のコントラストを観察したが、良好であった。
露光マスクとして、図5に示されるような露光マスク(一辺が1mmの格子形状の光透過部32の幅W3:100μm、光透過部33の先端部の幅W4:90μm、光透過部33の長さL1:10μm、正方形の遮光部34の一辺の長さL2:100μm)を使用した他は、実施例1と同様にして隔壁を形成し、その後、実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。尚、形成された隔壁は、正方形の開口部(セル)の一辺が0.98mmの格子形状であり、頂部平面の幅は120μm、交点での高さは50μm、他の部位での高さが49.8μmであった。したがって、隔壁の高さのバラツキは0.2μmであり、これは電極基板の厚み(135μm)の10%以下であった。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様の条件でコントラストを観察したが、良好であった。
露光マスクとして、図6に示されるような露光マスク(一辺が1mmの格子形状の光透過部42の幅W3:100μm、光透過部43の基部の幅W5:90μm、光透過部43の長さL3:10μm)を使用した他は、実施例1と同様にして隔壁を形成し、その後、実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。尚、形成された隔壁は、正方形の開口部(セル)の一辺が0.98mmの格子形状であり、頂部平面の幅は120μm、交点での高さは50μm、他の部位での高さが49μmであった。したがって、隔壁の高さのバラツキは1μmであり、これは電極基板の厚み(135μm)の10%以下であった。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様の条件でコントラストを観察したが、良好であった。
露光マスクとして、図7に示されるような露光マスク(一辺が1mmの格子形状の光透過部52の幅W3:100μm、微細な光透過部53の1辺の長さL4:5μm、微細な遮光部54の1辺の長さL5:5μm)を使用した他は、実施例1と同様にして隔壁を形成し、その後、実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。尚、形成された隔壁は、正方形の開口部(セル)の一辺が0.98mmの格子形状であり、頂部平面の幅は108μm、交点での高さは50.2μm、他の部位での高さが49.7μmであった。したがって、隔壁の高さのバラツキは0.5μmであり、これは電極基板の厚み(135μm)の10%以下であった。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様の条件でコントラストを観察したが、良好であった。
露光マスクとして、隔壁の交点に相当する部位に遮光部を備えていない露光マスク(格子形状の光透過部の幅:100μm)を使用した他は、実施例1と同様にして、隔壁の形成までを行った。形成された隔壁は、正方形の開口部(セル)の一辺が0.98mmの格子形状であり、頂部平面の幅は130μm、交点での高さは58μm、他の部位での高さが44μmであった。したがって、隔壁の高さのバラツキは14μmであり、これは電極基板の厚み(135μm)の10%を超えるものであった。
次いで、隔壁の交点にドライエッチングによる研磨処理を施した。その結果、交点での高さは50μmとなり、隔壁の高さのバラツキは6μmとなって、これは電極基板の厚み(135μm)の10%以下であった。
その後、粘着剤層の形成以降の工程を実施例1と同様に行って、電気泳動表示装置を得た。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様の条件でコントラストを観察したが、良好であった。
隔壁の頂部平面に形成する粘着剤層の幅を20μm(隔壁の頂部平面幅の約10%)とした他は、実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様の条件でコントラストを観察したが、良好であった。
隔壁の交点の研磨処理を行わない他は、実施例5と同様にして電気泳動表示装置を得た。したがって、この電気泳動表示装置を構成する隔壁は、正方形の開口部(セル)の一辺が0.98mmの格子形状であり、頂部平面の幅は130μm、交点での高さは58μm、他の部位での高さが44μmであった。このような隔壁の高さのバラツキは14μmであり、これは電極基板の厚み(135μm)の10%を超えるものであった。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様の条件でコントラストを観察したところ、セル間の電気泳動粒子濃度が変化し、コントラストにムラが見られた。
実施例1と同様にして、隔壁の形成までを行った。
次に、隔壁上に粘着剤層を形成せずに、実施例1と同様にして、電気泳動分散液を充填した。
他方の電極基板の絶縁層の全面に、実施例1と同様の硬化性粘着剤をスクリーン印刷法により塗布し乾燥して、粘着剤層を形成した。その後、 常温放置による溶剤揮発により粘着剤層を固化した。
次いで、他方の電極基板の粘着剤層を、隔壁の頂部平面に圧着することにより、隔壁と他方の電極基板を固着し、その後、両電極基板の周辺を紫外線硬化型樹脂(イー・エッチ・シー(株)製 LCB−610)で封止し、紫外線を露光(露光量700mJ/cm2)して硬化することにより電気泳動表示装置を得た。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様に、電極間に50Vの直流電圧を印加したが、電気泳動粒子の駆動が十分ではなく、印加電圧を80Vまで高めたところで、実施例1と同様の電気泳動粒子の駆動が可能であった。
実施例1と同様にして、隔壁の形成までを行った。
次に、表面に離型層を設けたポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(帝人・デュポン(株)製 テレックス)の離型層上に、一辺が1mmの格子形状(線幅は250μm(隔壁の頂部平面幅の約120%))に、実施例1と同様の硬化性粘着剤をスクリーン印刷法により印刷して粘着剤層(厚み10μm)を形成して、転写フィルムを作製した。この転写フィルムの粘着剤層を隔壁の頂部平面に圧着し、PETフィルムを剥離して粘着剤層を転写した。その後、常温放置による溶剤揮発により粘着剤層を固化した。その後、実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。
この電気泳動表示装置について、実施例1と同様の条件でコントラストを観察したところ、実施例1〜6に比べて開口率が小さくコントラストが悪く、また、粘着剤層に電気泳動粒子が付着するようなセルが存在し、コントラストにムラも見られた。
2,6…電極基板
3,7…透明基材
4,8…透明パターン電極
5,9…絶縁層
10…セル
11…隔壁
11′…頂部平面
11A…交点
11B…交点以外の部位
13…粘着剤層
21…電気泳動分散液
22…分散液
23…電気泳動粒子
31,41,51…露光マスク
Claims (4)
- 1対の対向する電極基板と該電極基板間に位置する隔壁とで密封され構成された複数のセルに、電気泳動分散液を収容した電気泳動表示装置の製造方法において、
一方の電極基板に、頂部平面の高さのバラツキが他方の電極基板の厚みの10%以下となるように隔壁を形成する隔壁形成工程と、
前記隔壁の頂部平面に、該頂部平面の幅の10〜100%の幅を有する粘着剤層を形成する粘着剤層形成工程と、
隔壁で囲まれる各部位に、少なくとも電気泳動粒子と分散液とを含む電気泳動分散液を充填する充填工程と、
他方の電極基板を前記粘着剤層に固着させてセルを構成する固着工程と、を有し、
前記隔壁形成工程では、ネガ型感光性材料を露光、現像することにより隔壁を形成し、露光に使用する露光マスクは、隔壁の交点に相当する部位に遮光部を有する露光マスクであることを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。 - 前記露光マスクは、隔壁の交点に相当する部位の周辺から交点の中央に向って徐々に光透過面積が低下するものであることを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 前記露光マスクは、隔壁の交点に相当する部位に微細な遮光部を複数有することを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 1対の対向する電極基板と該電極基板間に位置する隔壁とで密封され構成された複数のセルに、電気泳動分散液を収容した電気泳動表示装置の製造方法において、
一方の電極基板に、頂部平面の高さのバラツキが他方の電極基板の厚みの10%以下となるように隔壁を形成する隔壁形成工程と、
前記隔壁の頂部平面に、該頂部平面の幅の10〜100%の幅を有する粘着剤層を形成する粘着剤層形成工程と、
隔壁で囲まれる各部位に、少なくとも電気泳動粒子と分散液とを含む電気泳動分散液を充填する充填工程と、
他方の電極基板を前記粘着剤層に固着させてセルを構成する固着工程と、を有し、
前記隔壁形成工程では、ネガ型感光性材料を露光、現像することにより隔壁を形成し、形成した隔壁の交点にドライエッチングあるいはサンドブラストを施して研磨を行うことを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
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