JP2015151472A - ハードコートフィルム用粘着剤組成物、粘着型ハードコートフィルム及び硬化型ハードコートフィルム - Google Patents
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Abstract
Description
前記硬化型樹脂が、電離放射線硬化型樹脂又は熱硬化型樹脂であってもよい。
前記電離放射線硬化型樹脂が、紫外線硬化型樹脂であってもよい。
前記粘着性樹脂が、アクリル系樹脂であってもよい。
前記粘着剤組成物が、架橋剤を更に含有することが好ましい。
また、本発明は、ハードコート層と、当該ハードコート層に直接又は基材フィルムを介して積層された粘着層と、を備える粘着型ハードコートフィルムであって、前記粘着層が、粘着性樹脂と硬化型樹脂とを含有することを特徴とする、粘着型ハードコートフィルムである。
前記硬化型樹脂が、電離放射線硬化型樹脂又は熱硬化型樹脂であってもよい。
前記電離放射線硬化型樹脂が、紫外線硬化型樹脂であってもよい。
前記粘着性樹脂が、アクリル系樹脂であってもよい。
前記粘着性樹脂が、架橋剤により架橋されていることが好ましい。
また、本発明は、粘着性樹脂と硬化型樹脂とを含有する粘着層を直接又は基材フィルムを介してハードコート層に積層形成した粘着型ハードコートフィルムの前記粘着層側を被貼着部材に貼着する貼着工程と、前記粘着層を硬化させ、前記被貼着部材に貼着された硬化型ハードコートフィルムを形成する硬化工程と、を含むことを特徴とする、硬化型ハードコートフィルムの製造方法である。
前記硬化工程が、前記硬化型樹脂を硬化させる工程であることが好ましい。
前記硬化型樹脂が、電離放射線硬化型樹脂又は熱硬化型樹脂であってもよい。
前記電離放射線硬化型樹脂が、紫外線硬化型樹脂であってもよい。
前記硬化工程が、前記粘着層に紫外線を照射することで、前記紫外線硬化型樹脂を硬化させる工程であってもよい。
前記硬化工程が、前記粘着層に熱を加えることで、前記熱硬化型樹脂を硬化させる工程であってもよい。
前記粘着層が、前記粘着性樹脂、前記硬化型樹脂及び架橋剤を含有する粘着剤組成物を用いて形成され、前記製造方法が、前記貼着工程における前記粘着層の積層形成前に前記架橋剤により前記粘着性樹脂を架橋させることで、前記粘着剤組成物が前記粘着層としての形態を維持できる程度の粘度にまで前記粘着剤組成物の粘度を高める仮硬化工程を更に含むことが好ましい。
前記粘着性樹脂が、アクリル系樹脂であってもよい。
1 粘着型ハードコートフィルムと硬化型ハードコートフィルムについて
2 粘着型ハードコートフィルムの構成
2−1 全体構成
2−2 基材フィルム
2−3 ハードコート層
2−4 粘着層
3 硬化型ハードコートフィルムの構成
3−1 全体構成
3−2 被貼着部材
4 硬化型ハードコートフィルムの製造方法
初めに、本発明に係るハードコートフィルム及びハードコートフィルム用粘着剤組成物について説明する前提として、本発明に係る粘着型ハードコートフィルムと硬化型ハードコートフィルムの概念について説明する。粘着型ハードコートフィルムと硬化型ハードコートフィルムは共に、本発明に係るハードコートフィルムの概念に含まれるものであるが、粘着層(詳しくは後述する。)の状態に違いがある。具体的には、本発明において「粘着型ハードコートフィルム」という場合には、粘着層が、被貼着部材に貼着できる程度に粘着性を有している状態、又は、粘着層の表面は粘着性を有していないが、粘着層面を被貼着部材に押し付けると被貼着部材に貼着できる程度の粘着性が発現する状態のものを意味する。また、本発明において「硬化型ハードコートフィルム」という場合には、粘着層が被貼着部材に貼着され、且つ、粘着層が硬化されている状態のものを意味する。なお、以下の説明において、単に「ハードコートフィルム」と記載した場合には、粘着型ハードコートフィルムと硬化型ハードコートフィルムの双方を含む概念であることを意味する。
続いて、図1及び図2を参照しながら、本発明の好適な実施の形態に係る粘着型ハードコートフィルムの構成について説明する。図1は、本発明のある実施の形態に係る粘着型ハードコートフィルム110の構成を示す模式図である。図2には、本発明の別の実施の形態に係る粘着型ハードコートフィルム210の構成を示す模式図である。
図1に示すように、粘着型ハードコートフィルム110は、基材フィルム111上に、1層のハードコート層113が積層された構造を有している。図1に示しているように、ハードコート層113は基材フィルム111の端面111aから端面111bまで積層することができるが、これには限定されない。すなわち、ハードコート層113は基材フィルム111上に積層されていればよいのであって、ハードコート層113の端面113a、113bと、基材フィルム111の端面111a、111bが一致する必要はない。
基材フィルム111の材料は特に制限されないが、粘着型ハードコートフィルム110をLCDやPDP等の光学用途に使用する場合、基材フィルム111は透明性が高いものほど良好である。具体的には、基材フィルム111の全光線透過率(JIS K7361)が80%以上、より好ましくは90%以上である。光学用途に好ましく使用することができる基材フィルムとして、具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、含ノルボルネン樹脂、ポリエーテルスルホン、セロファン、芳香族ポリアミド等の各種樹脂フィルムを好適に使用することができる。これらのフィルムは無延伸のものも、延伸加工を施したものも使用可能である。特に二軸延伸加工されたPETフィルムが、機械的強度や寸法安定性に優れる点で好ましく、無延伸のTACフィルム及び含ノルボルネン樹脂からなるフィルムは、面内の位相差が非常に少ないという点で好ましい。なお、PDP、LCD等の光学用途に用いる場合は、これらのPETフィルム、TACフィルム、含ノルボルネン樹脂フィルムがより好ましい。
ハードコート層113には、熱硬化型樹脂、放射線硬化型樹脂又は熱硬化型樹脂と放射線硬化型樹脂を混合したものを使用することができる。熱硬化型樹脂又は放射線硬化型樹脂の体積収縮率は、5〜25%であることが好ましい。好ましくは7〜15%である。体積収縮率が5%未満であると、ハードコート層113の耐擦傷性が減少する恐れがある。体積収縮率が25%超であると、ハードコート層113の収縮が生じやすいため、粘着型ハードコートフィルム110のカールが発生しやすくなり好ましくない。
粘着層115は、任意の接着剤組成物又は粘着剤組成物(ハードコート用粘着剤組成物)からなる層である。この粘着剤組成物は、粘着層としての粘着力(JIS Z0237による)が0.5N/25mm以上になるよう配合されると好ましく、更に好ましくは3.0N/25mm以上である。その成分として、少なくとも、粘着性樹脂と硬化型樹脂とを含有する。なお、粘着層115の厚さは、通常、乾燥後の厚さで10μm以上が好ましい。
粘着性樹脂としては、粘着性を有し、一般に粘着剤として使用可能な樹脂であれば特に制限されるものではないが、例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ポリビニルブチラール粘着剤(PVB)、エチレン−酢酸ビニル系粘着剤(EVA)等、ポリビニルエーテル、飽和無定形ポリエステル、メラミン樹脂等が挙げられる。また、粘着性樹脂の透明性は高いほどよく、「JIS K7361」による全光線透過率が80%以上、好ましくは90%以上確保されているとよい。本発明においては、粘着性樹脂として、アクリル系樹脂を使用することが好ましい。アクリル系樹脂を粘着性樹脂として使用すると、高い全光線透過率を有する粘着剤組成物が得られやすく、好ましい粘着性を得ることができる。
上記アクリル系樹脂としては、例えば、アルキル(メタ)アクリレートモノマーを少なくとも含有するポリマーであることが好適であり、官能基含有ポリマー(カルボキシル基含有モノマーと水酸基含有モノマーとアミノ基含有モノマーとアミド基含有モノマーとエポキシ基含有モノマーから選択される少なくとも一種)と、前記アルキル(メタ)アクリレートモノマーとを重合させて得られるものであることがより好適である。これらのポリマーの中でも、アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレート{(メタ)アクリル酸アルキルエステル}モノマーと水酸基含有モノマーとを含有して重合されてなるアクリル系ポリマーを使用することが好適である。
また、粘着性樹脂の含有量としては、粘着剤組成物の固形分質量100質量部に対して、30質量部以上90質量部以下であることが好ましく、40質量部以上80質量部以下であることがより好ましい。粘着性樹脂が30質量部未満であると、粘着層115の粘着性が不足する可能性があり、90質量部超であると、粘着層115を硬化させた後の硬度が不足する可能性がある。
硬化型樹脂としては、粘着層115が硬化後に皮膜として十分な硬度を有し、透明性を有するものであれば特に制限なく使用することができ、例えば、電離放射線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂、熱可塑型樹脂、二液混合型樹脂等が挙げられる。これの樹脂の中でも、紫外線や電子線照射、あるいは加熱による硬化処理により、簡易な加工操作で効率よく硬化できる電離放射線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂が好適である。また、硬化型樹脂の透明性は高いほどよく、「JIS K7361」による全光線透過率が80%以上、好ましくは90%以上確保されているとよい。
電離放射線硬化型樹脂としては、例えば、アクリロイル基、メタクリロイル基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基等のラジカル重合性官能基や、エポキシ基、ビニルエーテル基、オキセタン基等のカチオン重合性官能基を有するモノマー、オリゴマー、プレポリマーを単独で、又は適宜混合した組成物が用いられる。モノマーの例としては、アクリル酸メチル、メチルメタクリレート、メトキシポリエチレンメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート等を挙げることができる。オリゴマー、プレポリマーとしては、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、フェニレングリシジルエーテルヘキサメチレンジイソシアネートウレタンプレポリマー、フェニルグリシジルエーテルトリエンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ペンタエリスリトールトリアクリレートヘキサメチレンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ペンタエリスリトールトリアクリレートトルエンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ペンタエリスリトールトリアクリレートイソホロンジイソシアネートウレタンプレポリマー等の多官能ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、アルキットアクリレート、メラミンアクリレート、シリコーンアクリレート等のアクリレート化合物、不飽和ポリエステル、テトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテルや各種脂環式エポキシ等のエポキシ系化合物、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、1,4−ビス{[(3−エチル−3−オキセタニル)メトキシ]メチル}ベンゼン、ジ[1−エチル(3−オキセタニル)]メチルエーテル等のオキセタン化合物を挙げることができる。これらの樹脂は、単独、もしくは複数混合して使用することができる。
粘着層115に使用する硬化型樹脂としては、上述した電離放射線硬化型樹脂の中でも、樹脂の硬化速度等の観点から、紫外線硬化型樹脂が特に好適である。このような紫外線硬化型樹脂としては、アクリル系化合物またはエポキシ系化合物のうちの1種類以上を含有するモノマーに、重合開始剤として光ラジカル重合開始剤及び/又は熱ラジカル重合開始剤を含有した樹脂が好ましく用いられる。アクリル系化合物を含有させることは、紫外線硬化型樹脂の粘度、架橋密度、耐熱性、耐薬品性等の塗料及び塗工膜の特性をコントロールする上で好ましい。
熱硬化型樹脂としては、熱を加えることにより硬化する樹脂であれば特に制限はされないが、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、フラン樹脂、キシレン・ホルムアルデヒド樹脂、ケトン・ホルムアルデヒド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、アニリン樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等を挙げることができる。これらは単独若しくは複数混合して使用してもよい。
また、硬化型樹脂の含有量としては、粘着剤組成物の固形分質量100質量部に対して、10質量部以上70質量部以下であることが好ましく、20質量部以上60質量部以下であることがより好ましい。硬化型樹脂が10質量部未満であると、粘着層115を硬化させた後の硬度が不足する可能性があり、70質量部超であると、粘着層115の粘着性が不足する可能性がある。
粘着層115に用いるハードコートフィルム用粘着剤組成物は、その他、種々の公知の添加剤を添加することができるが、架橋剤、シランカップリング剤、可塑剤、粘着付与剤、ガラス繊維、ガラスビーズ、金属粉、その他の無機粉末等からなる充填剤、顔料、着色剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を使用することもできる。また、微粒子を含有して光拡散性を示す近赤外線吸収粘着層等としてもよい。本発明に係るハードコートフィルム用粘着剤組成物には、他の近赤外線吸収色素が添加されてもよい。また、色調を調整するため可視光吸収色素が添加されていてもよい。その他、防錆剤が添加されていることが好適である。
また、本発明に係るハードコートフィルム用粘着剤組成物は、粘着性樹脂を架橋するための架橋剤を含有していることが好適である。架橋剤としては、エポキシ系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、イミン系架橋剤、過酸化物系架橋剤、等が挙げられる。これらの中でも、エポキシ系架橋剤や、イソシアネート系架橋剤が好適である。
シランカップリング剤は、分子中に2つ以上の異なる官能基を有し、通常では結合させにくい有機質材料と無機質材料とを連結させる仲介役として一般的に使用されている。例えば、シランカップリング剤は、粘着剤中に含まれるアクリル系ポリマー(有機質材料)と、粘着層を貼り合わせるガラス(無機質材料)とを連結させることができるため、接着力やリワーク性を調節するために使用するのが一般的である。
可塑剤は、粘着層115が硬くなりすぎる事を抑制する為に添加される。本発明で使用する可塑剤としては特に限定されるものではない。一般的な可塑剤としては、熱可塑性樹脂やプロセスオイル等の軟化剤、オリゴマー、動物油、植物油等の油分、灯油、重油、軽油、ナフサ等の石油留分などの化合物が挙げられる。プロセスオイルとしては例えば、パラフィンオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイル等の石油系プロセスオイルなどが挙げられる。
ハードコート層113は基材フィルム111の片面に積層されていても両面に積層されていてもよい。更には、粘着型ハードコートフィルム110は他の層を有していてもよい。ここで他の層としては、例えば、偏光基体、低反射層、他の機能付与層(例えば、帯電防止層、近赤外線(NIR)吸収層、ネオンカット層、電磁波シールド層、ハードコート層)、を挙げることができる。また、当該他の層の位置は、例えば、偏光基体の場合にはハードコート層113とは反対面の基材フィルム111上とし、低反射層の場合にはハードコート層113上とし、他の機能性付与層の場合にはハードコート層113の下層とする。
次に、図3を参照しながら、本発明の好適な実施の形態に係る硬化型ハードコートフィルムの構成について説明する。図3は、本発明のある実施の形態に係る硬化型ハードコートフィルム100の構成を示す模式図である。なお、図3には、図1に示した粘着型ハードコートフィルム110を被貼着部材120に貼着させた場合の例を示しているが、図2に示した粘着型ハードコートフィルム210を被貼着部材120に貼着させたものも、本発明の硬化型ハードコートフィルムに当然に含まれる。
被貼着部材120は、粘着型ハードコートフィルム110の粘着層115が貼着される部材であり、その材質としても透明性を有しているガラスや樹脂等であれば、特に制限されるものではない。具体的には、被貼着部材120としては、例えば、LCDやPDP等のディスプレイ、タッチパネルの表面保護シート(その材質としては、例えば、ガラス、透明性を有する樹脂等がある。)、タッチパネルの上部電極、その他、公知のハードコートフィルムが使用される部材が挙げられる。
以上、本発明の好適な実施の形態に係るハードコートフィルムの構成について説明したが、続いて、本発明に係る硬化型ハードコートフィルムの製造方法について詳細に説明する。なお、ここでは、粘着型ハードコートフィルムの製造は、硬化型ハードコートフィルムの製造の一工程として説明する。
初めに、本発明に係るハードコートフィルムに使用可能な粘着剤組成物の調製方法について説明する。当該粘着剤組成物は、上述した粘着性樹脂と、硬化型樹脂と、必要に応じて、架橋剤やシランカップリング剤その他の添加剤とを適当な溶媒に溶解させることで得ることができる。なお、可塑剤は、硬化型樹脂の硬化により、粘着層115が硬くなり過ぎることを抑制するために添加される。
ここで、粘着剤組成物が架橋剤を含有する場合には、粘着性樹脂が架橋されることで、粘着剤組成物が粘着層115としての形態を維持できる程度の粘度にまで、粘着剤組成物の粘度を高めることができる。本発明では、このように、粘着性樹脂を架橋剤により架橋させることで、粘着剤組成物が粘着層115としての形態を維持できる程度の粘度にまで高める処理を「仮硬化」と呼ぶこととする。このような仮硬化後の粘着剤組成物をハードコート層113又は基材フィルム111に塗工することで、上述した粘着型ハードコートフィルム110を得ることができる。なお、この段階では、粘着層115中の硬化型樹脂の硬化反応が起こっていないため、粘着層115が粘着性を有した状態となっている。また、本発明においては、仮硬化工程は必ずしも必要な工程では無く、粘着剤組成物の粘度が低く、そのまま塗工しただけでは粘着層115としての形態を維持できないような場合であっても、例えば、ハードコート層113や基材フィルム111の周縁部に乾燥後の粘着層115の厚みが好適となる程度の高さの堰を設け、この堰の内部に粘着剤組成物を塗工した後に乾燥させることで、仮硬化工程を省略することもできる。
ハードコート層113の製造は、例えば、基材フィルム111上に上述した放射線硬化型樹脂を含む塗料を塗工し、乾燥後、放射線硬化させ作成することにより行う。塗工の際には、所望のハードコート層113の厚さとなるように調整する。基材フィルム111上に塗料を塗工する手法としては、通常の塗工方式や印刷方式が適用される。具体的には、エアドクターコーティング、バーコーティング、ブレードコーティング、ナイフコーティング、リバースコーティング、トランスファロールコーティング、グラビアロールコーティング、キスコーティング、キャストコーティング、スプレーコーティング、スロットオリフィスコーティング、カレンダーコーティング、ダムコーティング、ディップコーティング、ダイコーティング等のコーティングや、グラビア印刷等の凹版印刷、スクリーン印刷等の孔版印刷等の印刷等が使用できる。
次に、上述したようにして作製したハードコート層113に直接又は基材フィルム111を介して粘着剤組成物を塗工又は貼付する。具体的には、ハードコート層113又は基材フィルム111に不定形の粘着剤組成物を塗工しても良いし、剥離シートを貼付した成形後の粘着剤組成物をハードコート層113又は基材フィルム111に(片面の剥離シートを剥離させた後に)貼り付けても良い。なお、粘着剤組成物の塗工方法としては、通常の塗工方式や印刷方式が適用され、具体的には、ハードコート層113の場合と同様である。以上のようにして、粘着層115を直接又は基材フィルム111を介してハードコート層113に積層形成した粘着型ハードコートフィルム100を得ることができる。
次に、上述のようにして作製した粘着型ハードコートフィルム110の粘着層115側を被貼着部材120に貼着する(貼着工程)。粘着型ハードコートフィルム110の貼着後、粘着層115を硬化させることで、被貼着部材120に貼着された硬化型ハードコートフィルム100を得ることができる(硬化工程)。
モノマーとしてブチルアクリレート(427.3g)、エチルアクリレート(171.2g)、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート(1.5g)を秤量し、十分に混合して重合性モノマー混合物(a1)を得た。次いで、この重合性モノマー混合物(a1)300gと酢酸エチル160gとをフラスコに入れた。また、滴下ロートに300gの重合性モノマー混合物(a1)、16gの酢酸エチル及び0.15gの2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチル)バレロニトリルを入れ、よく混合して滴下用混合物(a2)を調製した。
次に、窒素ガスを20ml/分で流通させながら、上記フラスコの内温を95℃まで上昇させ、重合開始剤である2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチル)バレロニトリル(0.15g)をフラスコに投入し、重合反応を開始させた。そして、このフラスコに滴下ロートから滴下用混合物(a2)を90分掛けて滴下した。滴下用混合物(a2)の滴下終了後、粘度の上昇に応じて酢酸エチルで希釈を行いながら、6時間の熟成を行った。反応終了後、重量平均分子量60万、酸価0mgKOH/gのアクリル系粘着剤を得た。
ポリウレタン系樹脂からなる多官能型紫外線硬化型樹脂をアクリル系粘着剤100質量部に対し38質量部添加・混合攪拌した。さらにアルキルフェノン系光重合開始剤を酢酸エチルに溶解し、固形分10%の重合開始剤溶液を調整した。また分子量1500からなるアクリル系可塑剤も酢酸エチルに溶解し、固形分10%の可塑剤溶液を調整した。また、アミノ基を含有したシランカップリング剤を酢酸エチルに溶解し、固形分10%になるようにシランカップリング剤溶液を調整した。さらに架橋剤としてイソシアネート系硬化剤を酢酸エチルに溶解し、固形分15%の架橋剤溶液を調製した。
そして、上記のアクリル系粘着剤100質量部中に重合開始剤溶液2質量部、可塑剤溶液2.0質量部、シランカップリング剤溶液0.5質量部、架橋剤溶液0.1質量部となるよう添加・混合し、本発明の粘着剤組成物を得た。
実施例1において、ポリウレタン系樹脂からなる多官能型紫外線硬化型樹脂および、アクリル系可塑剤、アミノ基を含有したシランカップリング剤を除き、架橋剤溶液の添加量を0.5質量部にした以外は同様にして比較例1の粘着剤組成物及び光学フィルムを得た。
前記で得た実施例1及び比較例1の光学フィルムから軽剥離側剥離PETを剥がし、光学用ハードコートフィルム(有沢製作所製、商品名:HC3400−100、PETフィルムにハードコート層を有するもの)に貼り合せ、150mm×25mm幅にカッティング後、各光学フィルムから重剥離側剥離PETを剥がし、ガラス板に貼り合せ24時間常温に静置後、実施例1に対し、空気雰囲気下で積算光量1000mJ/cm2のエネルギー相当の高圧水銀灯の照射を行い、評価試験用の試験片を得た。また、比較例1については高圧水銀灯による照射は行わずに試験片の作成を完了した。24時間常温に静置後、剥離角度:180度、剥離速度:300mm/minの条件にて接着力を測定した。接着力が、3.0N/25mm以上である場合は十分な粘着力を有するとして下記の表1に○と記した。
前記で得た実施例1及び比較例1の光学フィルムから軽剥離側剥離PETを剥がし、光学用ハードコートフィルム(有沢製作所製、商品名:HC3400−100、PETフィルムにハードコート層を有するもの)に貼り合せ、100mm×80mm幅にカッティング後、各光学フィルムから重剥離側剥離PETを剥がし、ガラス板に貼り合せ、24時間常温に静置後、実施例1に対し、空気雰囲気下で積算光量1000mJ/cm2のエネルギー相当の高圧水銀灯の照射を行い、評価試験用の試験片を得た。また、比較例1については高圧水銀灯による照射は行わず、試験片の作成を完了した。作成した試験片について荷重750gにてJIS K 5600に準拠した方法にて鉛筆硬度の測定を行った。
なお、光学用ハードコートフィルム(有沢製作所製、商品名:HC3400−100、PETフィルムにハードコート層を有するもの)単体の上記条件における鉛筆硬度は2Hである。
各試験片の評価結果を表1に示した。
表1から明らかなように、実施例1では鉛筆硬度がハードコートフィルムの硬度を維持できており、かつ接着力も十分に有することが確認された。一方、比較例1では鉛筆硬度が低下して硬度の維持が困難であることが確認された。
したがって、本発明の粘着剤組成物は、光学用ハードコートフィルムの鉛筆硬度を維持することが可能な粘着剤組成物である。
110、210 粘着型ハードコートフィルム
111 基材フィルム
113、213 ハードコート層
115、215 粘着層
120 被貼着部材
Claims (18)
- ハードコート層に直接又は基材フィルムを介して積層される粘着層に使用されるハードコートフィルム用粘着剤組成物であって、
粘着性樹脂と硬化型樹脂とを含有することを特徴とする、ハードコートフィルム用粘着剤組成物。 - 前記硬化型樹脂が、電離放射線硬化型樹脂又は熱硬化型樹脂であることを特徴とする、請求項1に記載のハードコートフィルム用粘着剤組成物。
- 前記電離放射線硬化型樹脂が、紫外線硬化型樹脂であることを特徴とする、請求項2に記載のハードコートフィルム用粘着剤組成物。
- 前記粘着性樹脂が、アクリル系樹脂であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のハードコートフィルム用粘着剤組成物。
- 架橋剤を更に含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のハードコートフィルム用粘着剤組成物。
- ハードコート層と、当該ハードコート層に直接又は基材フィルムを介して積層された粘着層と、を備える粘着型ハードコートフィルムであって、
前記粘着層が、粘着性樹脂と硬化型樹脂とを含有することを特徴とする、粘着型ハードコートフィルム。 - 前記硬化型樹脂が、電離放射線硬化型樹脂又は熱硬化型樹脂であることを特徴とする、請求項6に記載の粘着型ハードコートフィルム。
- 前記電離放射線硬化型樹脂が、紫外線硬化型樹脂であることを特徴とする、請求項7に記載の粘着型ハードコートフィルム。
- 前記粘着性樹脂が、アクリル系樹脂であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の粘着型ハードコートフィルム。
- 前記粘着性樹脂が、架橋剤により架橋されていることを特徴とする、請求項6〜9のいずれか一項に記載の粘着型ハードコートフィルム。
- 粘着性樹脂と硬化型樹脂とを含有する粘着層を直接又は基材フィルムを介してハードコート層に積層形成した粘着型ハードコートフィルムの前記粘着層側を被貼着部材に貼着する貼着工程と、
前記粘着層を硬化させ、前記被貼着部材に貼着された硬化型ハードコートフィルムを形成する硬化工程と、を含むことを特徴とする、硬化型ハードコートフィルムの製造方法。 - 前記硬化工程が、前記硬化型樹脂を硬化させる工程であることを特徴とする、請求項11に記載の硬化型ハードコートフィルムの製造方法。
- 前記硬化型樹脂が、電離放射線硬化型樹脂又は熱硬化型樹脂であることを特徴とする、請求項11又は12に記載の硬化型ハードコートフィルムの製造方法。
- 前記電離放射線硬化型樹脂が、紫外線硬化型樹脂であることを特徴とする、請求項13に記載の硬化型ハードコートフィルムの製造方法。
- 前記硬化工程が、前記粘着層に紫外線を照射することで、前記紫外線硬化型樹脂を硬化させる工程であることを特徴とする、請求項14に記載の硬化型ハードコートフィルムの製造方法。
- 前記硬化工程が、前記粘着層に熱を加えることで、前記熱硬化型樹脂を硬化させる工程であることを特徴とする、請求項13に記載の硬化型ハードコートフィルムの製造方法。
- 前記粘着層が、前記粘着性樹脂、前記硬化型樹脂及び架橋剤を含有する粘着剤組成物を用いて形成され、
前記貼着工程における前記粘着層の積層形成前に前記架橋剤により前記粘着性樹脂を架橋させることで、前記粘着剤組成物が前記粘着層としての形態を維持できる程度の粘度にまで前記粘着剤組成物の粘度を高める仮硬化工程を更に含むことを特徴とする、請求項11〜16のいずれか一項に記載の硬化型ハードコートフィルムの製造方法。 - 前記粘着性樹脂が、アクリル系樹脂であることを特徴とする、請求項11〜17のいずれか一項に記載の硬化型ハードコートフィルムの製造方法。
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