JP2018090725A - 粘着フィルム及びそれを用いた情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、製造工程における歩留まりを低下させることのなく、十分な接着力と優れたリワーク(剥離)性とを有する光学用粘着フィルムを提供することである。【解決手段】本発明は、トリアセチルセルロース基材及び粘着剤層を有する粘着フィルムであり、前記粘着剤層がアクリル系共重合体を含有し、前記アクリル系共重合体を構成するモノマー成分として以下の(a)〜(c)から選ばれる少なくとも1種以上の高極性モノマーを10質量%以上含有する粘着フィルムを提供する。(a)アクリル酸(b)アクリル酸メチル(c)エステル部位に酸素原子又は窒素原子を含有するアクリル酸エステルモノマー及びアクリルアミドモノマー【選択図】なし

Description

本発明は、例えば反射防止フィルムや防眩フィルム等の光学用粘着フィルムに関するものである。
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、及び、それらにタッチパネル機能が付与されたディスプレイ等の情報表示装置としては、太陽光等の光の画像表示部における反射等に起因した画像の見辛さを解消すべく、反射防止性の付与されたものが使用されている。
前記反射防止性を付与する方法としては、例えば画像表示面に反射防止フィルムや防眩フィルムを貼付する方法が知られている(特許文献1)。
これら、反射防止フィルムや防眩フィルムは、偏光サングラス対応のため、リタデーションの小さいTAC(トリアセチルセルロース)フィルムが基材フィルムとしてよく用いられるが、粘着層においては、市場では任意の市販OCA(光学両面テープ)を貼合している製品が殆どで、TACフィルム基材用途を想定されていない場合がある。
具体的な問題点として、リワーク(剥離)性が挙げられる。被着体(ガラス)に貼付する際に、異物、エアを噛み込んでしまった場合、貼り直しのためにフィルムを剥離しようとすると、粘着層が被着体に転写(糊残り)してしまい、きれいに剥がせないことがある。この場合、被着体の洗浄が必要となったり、或いは被着体を廃棄することが必要となるため、貼り加工の歩留まりが低下してしまう問題がある。
TACフィルム表面にコロナ処理を施すことでリワーク性が向上する場合もあるが、工程が煩雑化し、結局フィルム作製工程の歩留まりが低下してしまう。
特開2003−177209号公報
本発明が解決しようとする課題は、製造工程における歩留まりを低下させることがなく、十分な接着力と優れたリワーク(剥離)性とを有する光学用粘着フィルムを提供することである。
本発明者等は、前記課題を解決すべく検討したところ、トリアセチルセルロース基材及び粘着剤層を有する粘着フィルムにおいて、粘着剤層のモノマー組成として、高い極性を有するモノマーを10質量%以上含有するアクリル系粘着剤組成物を用いることで前記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、トリアセチルセルロース基材及び粘着剤層を有する粘着フィルムであり、前記粘着剤層がアクリル系共重合体を含有し、前記アクリル系共重合体を構成するモノマー成分として以下の(a)〜(c)から選ばれる少なくとも1種以上の高極性モノマーを10質量%以上含有する粘着フィルムを提供する。
(a)アクリル酸
(b)アクリル酸メチル
(c)エステル部位に酸素原子又は窒素原子を含有するアクリル酸エステルモノマー及びアクリルアミドモノマー
本発明の粘着フィルムは、反射防止性や防眩性を有し、かつ十分な接着力と優れたリワーク(剥離)性とを有することから、被着体貼付後に糊残りなく剥離することができ、製造工程の歩留りを低下させることもない。
以下、本発明の具体的な実施形態について、詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。
[トリアセチルセルロース基材]
本発明の粘着テープにおける基材としては、不燃性、透明性、表面外観、光学等方性、電気絶縁性等に優れ、光学フィルムの基材として好適に用いられるトリアセチルセルロース(TAC)を用いる。
TAC基材の厚みは特に限定されず、用途に応じて適宜選択することができる。通常20μm以上150μm以下であるが、30μm以上100μm以下であると好ましい。上記範囲より薄いと、機械強度が不十分となり加工適性に問題が生じる恐れがある。また
上記範囲より厚いと高価になり、好ましくない場合がある。
TAC基材の形成方法は、特に限定されず、例えば、溶液流延法、溶融押出法、カレンダー法等の公知の製膜工法を用いることができる。また、上記方法によりあらかじめフィルム状に製膜された市販の基材を使用することもできる。
また、柔軟性を付与する目的で可塑剤を添加することや、機械的強度や塗工性、安定性等を調節する目的で熱安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤等の各種添加剤を、透明性を損なわない範囲において添加することもできる。
[粘着剤層]
本発明の粘着テープにおける粘着剤層はアクリル系共重合体を含有する。当該アクリル系共重合体は、構成するモノマー成分として高極性のモノマー成分を10質量%以上含有する。高極性のモノマーを一定量以上含有することにより、TACフィルムとの親和性が高まり、優れたリワーク性を発現することができる。ここで上記高極性のモノマーは、以下の(a)〜(c)から選ばれる少なくとも1種以上のモノマーである。
(a)アクリル酸
(b)アクリル酸メチル
(c)エステル部位に酸素原子又は窒素原子を含有するアクリル酸エステルモノマー又はアクリルアミドモノマー
エステル部位に酸素原子又は窒素原子を含有するアクリル酸エステルモノマー又はアクリルアミドモノマーとしては、水酸基、アミノ基などの官能基を有するビニル系モノマーが挙げられ、具体的には2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、アクリロニトリル、N−ビニルカプロラクタム、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ダイアセトンアクリルアミド、N−メチロールアクリルアマイド、グリシジルアクリレート等であり、これらを1種或いは2種以上を併用して使用することができる。なかでも2−ヒドロキシエチルアクリレート、ジメチルアクリルアミド、ダイアセトンアクリルアミドが好適に用いることができる。
本発明の粘着剤層におけるアクリル系共重合体は、構成するモノマー成分として上記高極性のモノマーを10質量%以上含有するが、15質量%以上含有することが好ましく、20質量%以上含有することがより好ましい。高極性のモノマー成分比率が高まることでTACフィルムとの親和性及び密着性を高めることができ、被着体から糊残りすることなく剥離することができる。本発明の粘着剤層におけるアクリル系共重合体は、高極性のモノマー成分を100%とすることもできるが、95%以下が好ましく、90%以下が好ましい。
本発明の粘着剤層におけるアクリル系共重合体は、構成するモノマー成分として、高極性のモノマー成分以外に、更に一般的に粘着剤用途に使用されるアクリル系モノマーを使用できる。例えば、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート等のアクリル酸アルキルエステル、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、n−オクチルメタクリレート、イソオクチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、イソノニルメタクリレート、イソデシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート等のメタクリル酸アルキルエステルが挙げられ、これらを単独或いは2種以上を併用して使用することができる。
本発明の粘着剤層におけるアクリル系共重合体の重量平均分子量は、5万以上300万以下が好ましく、10万以上200万以下がより好ましい。重量平均分子量が小さ過ぎると、粘着剤の粘着力や凝集力が劣り、分子量が大き過ぎると粘着剤が硬くなり、粘着性が不十分となって貼付の作業性が悪くなる。なお、粘着剤成分の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)により、ポリスチレン換算値を用いて測定することができる。
本発明の粘着剤層におけるアクリル系共重合体のガラス転移温度は、−30〜20℃が好ましく、−25〜10℃がより好ましい。上記範囲内のガラス転移温度であることで、粘着剤層に高い弾性率を付与でき、ハードコートフィルムへ高い傷つき防止性を付与できる。なお、当該アクリル系共重合体のガラス転移温度は、例えばレオメトリックス社製、商品名:アレス2KSTD等の粘弾性試験機を用いて、同試験機の測定部である平行円盤の間に試験片を挟み込み、周波数1Hzでの貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G”)を測定することで算出できる損失正接(Tanδ)が最大値となる温度として算出することができる。
また、上記粘着剤層には、上記アクリル系共重合体以外の成分として、粘着剤層の凝集力を向上させるために、架橋剤を含有することが好ましい。
使用する架橋剤としては、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、キレート系架橋剤、アジリン系架橋剤、多官能アクリレート系等が挙げられる。その中でも、アクリル系共重合体との反応性に富むイソシアネート系架橋剤が好ましい。イソシアネート系架橋剤としては、例えば、ポリイソシアネート化合物、ポリイソシアネート化合物の3量体、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物とを反応させて得られるイソシアネート基を末端に有するウレタンプレポリマー、該ウレタンプレポリマーの3量体等が挙げられる。ポリイソシアネート化合物としては、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,5−トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、3−メチルジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−2,4′−ジイソシアネート、リジンイソシアネート等が挙げられる。
当該粘着剤層に添加する架橋剤の配合量は、アクリル系粘着剤の固形分100質量部に対して0.01〜5質量部が好ましく、0.03〜3質量部がより好ましい。当該範囲の含有量とすることで、粘着剤層のゲル分率及び180°ピール接着力を好適な範囲に調整しやすい。
また、当該粘着剤層には、必要に応じて、粘着付与剤、分散剤、消泡剤、光安定化剤、紫外線吸収剤、可塑剤、充填剤、シランカップリング剤、酸化防止剤等のその他の添加剤等を含有していてもよい。これらは、公知のものを特に制限なく使用することができ、コーティング液や粘着層に求められる性能に応じて、適宜選択することができる。
本発明の粘着剤層の厚みは、使用する態様により適宜選択すればよいが、5〜100μmであることが好ましく、10〜50μmであることがより好ましい。上記範囲内の厚みであることで、粘着力、貼付作業性、光学フィルムの鉛筆硬度、及び必要に応じてハードコートフィルムに施された印刷部への追従性を好適な範囲とすることができる。
また、本発明においては、TAC基材の透明性を阻害しないよう、粘着剤層としての可視光波長領域における全光線透過率が90%以上、ヘイズが1.0%未満であることが好ましい。上記範囲内だと、当該粘着フィルムを使用されたタッチパネル装置搭載ディスプレイの高鮮明性が保たれやすい。全光線透過率及びヘイズを上記範囲内にするためには、粘着剤成分、架橋剤、及びその他添加剤の相溶性、粘着フィルムの製造方法等を適正に選択する必要がある。
本発明の粘着剤層における、トルエン中に24時間浸漬した際の下記式で表されるゲル分率は、前記180°ピール接着力が達成されれば特に限定されないが、0〜90%であることが好ましく、20〜80%であるのがより好ましい。粘着剤層のゲル分率が低すぎると、凝集力が発現せず、高温環境下にて被着体から浮きが生じる恐れがある。また、ゲル分率が高すぎると、粘着層が硬くなり、粘着力が低下する恐れがある。
ゲル分率(重量%)=100×(W2−W0)/(W1−W0)
(W0:TAC基材の重量、W1:浸漬前の試験片の重量、W2:浸漬、乾燥後の試験片の重量)
[粘着フィルム]
本発明の粘着フィルムは、温度23℃、相対湿度50%RHの環境下でガラスパネルに対し2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、同環境下に60分静置した後の180°ピール接着力(剥離速度300mm/min)が、4N/25mm以上であることが好ましい。粘着力が低く、前記180°ピール接着力が小さ過ぎると、耐熱性や耐湿熱性に劣り、被着体から浮きが生じてしまう恐れがある。また、粘着力が高く、前記180°ピール接着力が大き過ぎると、剥離が困難となる恐れがある。このような観点から、前記180°ピール接着力は、5N/25mm以上30N/25mm以下が好ましく、6N/25mm以上25N/25mm以下がより好ましい。上記範囲内であれば、TAC基材の固定において被着体からの浮きを抑制しやすく、また、製造工程での貼り合わせ不良品において両面粘着テープの剥離が容易となりリワーク性に優れる。180°ピール接着力は粘着剤組成、架橋剤量、その他添加剤、ゲル分率、粘着フィルムの製造方法により、適宜調節することができる。
本発明の粘着フィルムの厚さは、20〜300μmであることが好ましく、30〜200μmであることがより好ましく、40〜150μmであることがより好ましい。上記範囲内の厚みであることで、打ち抜き加工、貼付加工等の加工適性が低下せず、作業性が良好となる。
本発明の粘着フィルムは、一般的に使用されている方法で作成できる。例えば、TAC基材または離型シート上に粘着剤層を形成して製造することができる。具体的には、粘着剤の組成物をTAC基材フィルムに直接塗布し乾燥または硬化・重合するか、或いは、いったん離型シート上に塗布し、乾燥させて粘着剤層を形成後、TAC基材フィルムに貼り合わせて硬化・重合する方法などにより製造できる。或いは離型シート上に塗布し、乾燥、硬化・重合した後にTAC基材フィルムと貼り合わせても良い。中でも、TAC基材と粘着剤層の密着性を高めるため、且つ、TAC基材フィルムが撓んでいる恐れがあるため、いったん粘着剤を離型シート上に塗布し、乾燥させて粘着剤層を形成後、TAC基材フィルムに貼り合わせた後に硬化・重合する方法が好ましい。
前記TAC基材上に前記粘着剤層を設ける方法、あるいは、任意の離型シート上に前記粘着層を設ける方法としては特に限定はなく、粘着剤の粘度や厚みに応じて適宜選択することができる。例えばグラビアコート法、マイクログラビアコート法、ロールコート法、ロッドコート法、キスコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート法、コンマコート法、ダイコート法、リップコート法、フローコート法、ディップコート法、スプレーコート法等の各種公知の塗工方法を適宜用いることができる。一般に、粘着剤は高粘度であることが多く、コンマコート法、ダイコート法、リップコート法が好適に用いられる。
前記の離型シートは、粘着層を設けることが可能であり、貼り合わせにより熱変質等を生じることがなく、一方、被着体への貼付前には良好に粘着層から剥離可能なシートであれば特に限定はない。具体的には例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸(エステル)共重合体、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体金属中和物(いわゆるアイオノマー樹脂)等のオレフィン系共重合体樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル− 酢酸ビニル共重合体等のポリビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート、ポリカーボネート等のポリエステル系樹脂、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフロロエチレン、エチレン− テトラフロロエチレン共重合体等のフッ素系樹脂等の熱可塑性樹脂からなるフィルム、あるいは該フィルムをプラズマ照射や、フッ素系化合物やシリコーン系化合物等の剥離剤で表面処理したものが挙げられる。これらの中でも、安価で表面平滑性に優れ、剥離力を調節し易い観点から、ポリエチレンテレフタレートの表面を剥離剤で表面処理したものが特に好ましい。
本発明の粘着フィルムにおいては、粘着剤層とTAC基材の親和性を高め、又は粘着剤層の硬化・重合を促進する目的で、TAC基材上に粘着剤層を形成した後にエージング処理して養生することが効果的である。具体的には20〜80℃で12時間以上養生することが好ましい。ただし、粘着剤層の組成や厚みによっては、流動性が増し過ぎ、端面に染み出してきてしまう恐れがあるので、25〜60℃で12〜240時間養生することがより好ましい。
前記粘着フィルムにおけるTAC基材の粘着剤層と反対側の面に、ハードコート層及び/又は反射防止層等をさらに形成することにより、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイ、ELディスプレイ、電界放出ディスプレイ等の各種画像表示装置において、反射防止、表面の保護、防眩等の目的で使用される光学フィルムとして好適に用いることができる。
ハードコート層はアクリル系の紫外線硬化型樹脂による硬化皮膜をTAC基材の表面に付加する方式等にて形成することができる。上記ハードコート層の厚みは特に限定されないが、3〜50μmが好ましく、5〜20μmがより好ましい。上記範囲内の厚みであることで、高い傷つき防止性と画像表示装置の薄型化、さらには高い打ち抜き加工性を付与することができる。
反射防止層は中空シリカ等の微粒子の添加による低屈折率層の積層、及びジルコニア等の微粒子の添加による高屈折率層の積層との組み合わせ等により形成することができる。これらは公知の技術によって得ることができる。
本発明の粘着フィルムを使用する情報表示装置の一例として、反射防止層、ハードコート層、TAC基材、粘着層がこの順で形成された光学粘着フィルムを、粘着層とガラスパネルが接するようにガラスパネルに固定することで、反射防止フィルムとして好適に使用することができる。上記ガラスパネルは、少なくとも一方に導電層を有するタッチパネル用ガラスパネルであってもよいし、材質や厚み等も特に制限されずに好適に使用できる。
また、近年、プラスチック成型材をディスプレイ表面のカバー材とすることも増えてきており、ポリカーボネート基材、アクリル基材等を被着体とする場合においても、特に制限なく使用することができる。
前記被着体への貼付方法としては、特に制限されないが、通常、一般的に圧着方式がよく用いられており、本発明の粘着フィルムにおいても、好適に貼付することができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
<アクリル共重合体(1)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート20質量部、2−メトキシエチルアクリレート80質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(1)を得た。
<アクリル共重合体(2)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、2−ヒドロキシエチルアクリレート30質量部、2−エチルヘキシルアクリレート70質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(2)を得た。
<アクリル共重合体(3)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、メチルアクリレート10質量部、ダイアセトンアクリルアミド14質量部、n−ブチルアクリレート56質量部、シクロヘキシルアクリレート20質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(3)を得た。
<アクリル共重合体(4)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、ジメチルアクリルアミド18質量部、2−エチルヘキシルアクリレート40質量部、エチルアクリレート42質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(4)を得た。
<アクリル共重合体(5)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、メチルアクリレート13質量部、n−ブチルアクリレート87質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(5)を得た。
<アクリル共重合体(6)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、メチルメタクリレート16質量部、n−ブチルアクリレート80質量部、アクリル酸4質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(6)を得た。
<アクリル共重合体(7)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート94質量部、アクリル酸6質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(7)を得た。
<アクリル共重合体(8)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート98質量部、アクリル酸2質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(8)を得た。
<アクリル共重合体(9)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、シクロヘキシルメタクリレート30質量部、n−ブチルアクリレート65質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート5質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(9)を得た。
<クリアハードコート層形成用組成物(1)>
ユニディック 17−813(DIC株式会社製、多官能ウレタンアクリレート、不揮発分80質量%)39質量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(東亞合成株式会社製、アロニックス M402)31質量部、光重合開始剤としてイルガキュア184(BASF社製、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)4質量部、及び、有機溶媒として酢酸エチル26質量部を混合することによってクリアハードコート層形成用組成物(1)を得た。
<低屈折率層形成用組成物(1)>
低屈折率層形成用組成物(1)として、「P−5062」(日揮触媒化成株式会社製、中空シリカ微粒子分散液、不揮発分3質量%)を使用した。低屈折率層形成用組成物(1)の粘度は、B型粘度計(BL型、東京計器株式会社製)を用い、回転数60rpmで測定したところ、2.0mPa・sであった。
<反射防止フィルム(I)>
TD80ULM(富士フィルム社製、厚さ80μm、トリアセチルセルロースフィルム)からなる基材の片面に、クリアハードコート層形成用組成物(1)を乾燥後の厚さが5μmになるようにバーコーターを用いて塗布し、温度80℃の環境下で2分間乾燥することによって塗膜を形成した。次に、前記塗膜の表面に、ヒュージョン社製のHバルブを使用し、酸素雰囲気下で照射量100mJ/cmになるように、紫外線照射を行うことによって、クリアハードコート層を形成した。次に、前記クリアハードコート層上に、低屈折率層形成用組成物(1)を乾燥後の厚さが0.1μmになるようにバーコーターを用いて塗布し、温度80℃の環境下で2分間乾燥することによって塗膜(低屈折率層)を形成した。次に、前記塗膜(低屈折率層)の表面に、ヒュージョン社製のHバルブを使用し、窒素雰囲気下で照射量400mJ/cmになるように、紫外線照射を行うことによって、反射防止フィルム(I)を得た。
(実施例1)
上記アクリル共重合体(1)100質量部にイソシアネート系架橋剤(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製架橋剤N、固形分75%)を0.7質量部添加し15分攪拌後、シリコーン化合物で片面を剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム(以下#75剥離フィルム)上に乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、85℃で4分間乾燥した。得られた粘着フィルムの粘着層と、前記反射防止フィルム(I)のTAC面側とが接するように貼り合わせ、その後40℃で72時間熟成しゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(実施例2)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(2)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(実施例3)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(3)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(実施例4)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(4)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(実施例5)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(5)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(比較例1)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(6)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(比較例2)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(7)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(比較例3)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(8)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
(比較例4)
アクリル共重合体(1)をアクリル共重合体(9)にする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率60%の粘着フィルムを得た。
上記実施例及び比較例にて得られた粘着フィルムについて、以下の評価を行った。得られた結果を下表1及び2に示した。
(接着力)
得られた粘着フィルムを25mm幅に切断した後、#75剥離フィルムを剥離し、温度23℃、相対湿度50%RHの環境下で、ガラス基材に粘着層が接するように貼付し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、同環境下に60分静置した。その後、剥離速度300mm/minで180°方向に引き剥がしたときの接着力を測定した。
(リワーク性)
得られた粘着フィルムを40mm×50mmに切断した後、#75剥離フィルムを剥離し、同サイズのガラスに粘着層が接するように貼付し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、温度50℃、5気圧の環境下に30分静置した後に、23℃下に1時間放置後、試験片から粘着フィルムを手で90°方向に300〜1000m/minの速度で引き剥がし、以下の評価基準にてリワーク性を評価した。
○:ガラス側に粘着剤層が全く残らず、良好に粘着フィルムを剥離できる。
△:良好に粘着フィルムを剥離できるが、高速域ではガラス側に粘着剤層がごく僅かに残る場合がある(剥離面積の10分の1未満)。
×:剥離面積の10分の1以上、ガラス側に粘着剤層が残る。
Figure 2018090725
Figure 2018090725
表1及び表2中に略記した化合物は、下記のとおりである。
2−MEA:2−メトキシエチルアクリレート
BA:n−ブチルアクリレート
2−HEA:2−ヒドロキシエチルアクリレート
2−EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
MA:メチルアクリレート
DAAM:ダイアセトンアクリルアミド
CHA:シクロヘキシルアクリレート
DMAA:ジメチルアクリルアミド
EA:エチルアクリレート
AA:アクリル酸
MMA:メチルメタクリレート
CHMA:シクロヘキシルメタクリレート
表1及び表2の通り、実施例1〜5の粘着フィルムは、アクリル系粘着層を構成するアクリル共重合体のモノマー組成として、高極性のモノマーを一定以上含有していることから、TAC基材との密着性に優れるため、被着体(ガラス)に対して十分な接着力を有しており、且つ、リワーク性も良好であることが確認できた。対照的に、高極性のモノマーを一定以上含有しない比較例1〜4においては、TAC基材との密着性が低下するため、リワーク性が悪化するか、或いは被着体(ガラス)に対して十分な接着力を有していないことが確認できた。

Claims (5)

  1. トリアセチルセルロース基材及び粘着剤層を有する粘着フィルムであり、前記粘着剤層がアクリル系共重合体を含有し、前記アクリル系共重合体を構成するモノマー成分として以下の(a)〜(c)から選ばれる少なくとも1種以上の高極性モノマーを10質量%以上含有する粘着フィルム。
    (a)アクリル酸
    (b)アクリル酸メチル
    (c)エステル部位に酸素原子又は窒素原子を含有するアクリル酸エステルモノマー又はアクリルアミドモノマー
  2. 温度23℃、相対湿度50%RHの環境下でガラスパネルに対し2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、同環境下に60分静置した後の180°ピール接着力(剥離速度300mm/min)が4N/25mm以上25N/25mm以下である請求項1に記載の粘着フィルム。
  3. 前記粘着剤層の厚みが5μm以上100μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着フィルム。
  4. 前記トリアセチルセルロース基材の前記粘着剤層とは反対側の面にハードコート層及び/又は反射防止層が形成された請求項1〜3のいずれかに一項に記載の粘着フィルム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着フィルムを、情報表示部に積層した情報表示装置。
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