JP2008237825A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の混乱を防止する。
【解決手段】ストッパ36には、回転軸40aに4枚の羽根板40bが90度間隔で配置された回転羽根40が取り付けられている。ストッパ36が突出位置に移動されると羽根板40bの1枚が発射通路32に挿入され、ここに遊技球が衝突すると回転羽根40が90度回転する。遊技球は、第1領域41で羽根板40bに衝突し、回転羽根40を回転させて第2領域42へ移動する。次の遊技球が羽根板40bに衝突して回転羽根40が回転すると、第2領域42の遊技球が第3領域43へ移動される。そして、第3領域43に移動された遊技球は自重により回収口44に入り回収される。ストッパ36が退避位置へ移動されると、第2領域42と回収口44とが対面する。これにより、第2領域42に残された未回収の遊技球が自重により回収口44に入り回収される。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置されるパチンコ機に関するものである。
パチンコ機には、遊技領域へ向けて遊技球を打ち出す発射装置や、各種演出表示を行う液晶モニタなどが設けられている。これらパチンコ機の各部は、パチンコ機の電源投入とともに起動される。しかし、パチンコ機の各部は同時に起動完了するわけではなく、例えば、発射装置は液晶モニタよりも早く起動が完了する。このため、発射装置の起動完了直後に遊技球が遊技領域へ打ち出されても、液晶モニタによる演出表示が行われないといった問題があった。
ところで、下記特許文献1には、電源オフ時に発射装置の駆動を停止する装置が記載されており、また、下記特許文献2には、エラーが発生したときに発射装置の駆動を停止する装置が記載されている。これら従来技術を応用し、正常な遊技を行えるようになるまで発射装置の駆動を停止すれば、遊技球が遊技領域へ打ち出されても、液晶モニタによる演出表示が行われないといった問題を防止できる。
特開2005−92640号公報 特開2006−6983号公報
しかしながら、発射装置の駆動を停止すると、発射操作を行っているにも関わらず遊技球が発射されないため、遊技者を混乱させてしまう。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、遊技者を混乱させることのないパチンコ機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のパチンコ機は、発射操作に応じて遊技球を発射する発射装置と、発射装置が発射した遊技球を遊技領域へ案内する発射通路とを備えたパチンコ機において、パチンコ機が正常な遊技を行える遊技可能状態にあるか否かを判定する判定手段と、遊技可能状態に無いと判定された際に前記発射通路内に挿入されて遊技球の通過を阻止する突出位置へ移動し、遊技可能状態にあると判定された際に前記発射通路外に退避して遊技球の通過を許容する退避位置へ移動するストッパと、前記ストッパに軸支され、前記発射装置から発射された遊技球の軌道に垂直な回転軸と、この回転軸回りに90度間隔で取り付けられた4枚の羽根板とを有し、前記ストッパが前記突出位置に移動された際に前記羽根板のうちの1枚が前記発射通路に垂直に挿入され、この羽根板に前記発射装置から発射された遊技球が衝突した際に回転する回転羽根と、前記衝突毎に前記回転羽根を90度ずつ回転させる回転量規制機構と、前記発射通路の近傍に設けられ、前記ストッパが前記突出位置にあるときには、前記衝突毎に前記回転羽根の回転に基づき順次移動されて前記発射通路外へ運ばれた遊技球を回収するとともに、前記ストッパが前記退避位置に移動された際に、前記ストッパが前記突出位置にあるときに前記羽根板間に残された未回収の遊技球を回収する回収口とを備えたことを特徴としている。
前記回転羽根の各羽根板に、前記回収口へ向けて傾斜する傾斜部を設けることが好ましい。
前記発射通路は、前記発射装置から斜め上方に向かう第1区間と、前記第1区間の出口から鉛直に上方へ向かう第2区間と、前記第2区間の出口から前記遊技領域の中央上部へ向けて斜め上方に向かう第3区間とから構成されるとともに、前記回転羽根が前記突出位置に移動された際に、前記羽根板のうちの1枚が前記第2区間に挿入されることが好ましい。
本発明のパチンコ機は、エラーが発生しているときや、液晶モニタの起動が完了していないときなどのように、正常な遊技を行えない状態では移動部材を突出位置にセットするようにしたので、遊技球が遊技領域へ打ち出されることがない。また、このとき、発射操作に応じて発射装置から遊技球が発射されるので、遊技者が混乱してしまうこともない。
さらに、遊技球が回転羽根に衝突する毎に回転羽根が90度ずつ回転し、遊技球が順次回収口へ向けて移動するようにしたので、遊技球を確実に回収して発射通路での球詰まりを防止できる。また、各羽根板に、回収口へ向けて傾斜する傾斜部を設けことで確実に遊技球を回収できる。さらに、発射通路が鉛直方向に延びる部分に移動部材を設けることで、回転部材が無理なく回転でき、より確実に球詰まりを防止できる。
図1、図2において、パチンコ機10は、透明なガラス板11の背後に遊技盤12が配置されている。遊技盤12の前面には樹脂で形成された樹脂枠14がレバー16による係止によって取り付けられている。樹脂枠14の内側には、遊技領域18が形成されている。遊技領域18には、各種の入賞口20、センター役物22、遊技球の落下方向に変化をつける遊技釘が設けられている。センター役物22には、液晶モニタ24が組み込まれている。液晶モニタ24は、各種演出表示や遊技者にとって有利となる当たりモードへ移行するか否かの抽選結果の表示を行う。
パチンコ機10の下部には発射ハンドル26が設けられている。遊技者が発射ハンドル26を回動させるとパチンコ機10の内部に組み込まれた発射装置28が作動し、発射装置28のノックアーム30の揺動によって遊技球が1球ずつ発射される。発射された遊技球は、外形が略円形の遊技領域18の上下方向における左側方を通るように設けられた発射通路32により遊技領域18の上部に案内される。
発射通路32の左側壁には、矩形の開口34が設けられ、この開口34からはストッパ36が露呈されている。発射通路32は、発射装置28から遊技領域18の側方へ左斜め上方に向けて円弧状に延びる第1区間32aと、第1区間32aの出口から鉛直に上向きに延びる第2区間32bと、第2区間32bの出口から遊技領域18の上部へ向けて右斜め上方に円弧状に延びる第3区間32cとからなり、開口34及びストッパ36は第2区間32bに設けられている。
ストッパ36は、左右方向に移動自在に設けられ、図3(A)並びに同図(B)に示すように、発射通路32内に挿入されて遊技球の通過を阻止する突出位置と、図4(A)並びに同図(B)に示すように、右面36a(図1参照)が発射通路32の左側壁と同じ高さとなるように発射通路32外に退避して遊技球の通過を許容する退避位置との間で移動される。
ストッパ36は、矩形の平板を3枚組み合わせ、下方に開口を向けた略コ字形状に形成されており、このコ字形の内側部分に回転羽根40が収められている。回転羽根40は、前後方向に長い回転軸40aと、この回転軸40aに取り付けられた4枚の羽根板40bとから構成される。回転軸40aは、前後方向両端部が、ストッパ36の一方の平板に形成された一対のステー36aに回転自在に保持されている。羽根板40bは、90度間隔で回転軸40aの軸心に沿って十文字状に取り付けられている。
そして、回転羽根40は、4枚羽根板40bのうち回転軸40aを挟んで対向する2枚が鉛直方向に配置され、残りの2枚が水平方向に配置される。これにより、ストッパ36の内側部分のコ字状の内部空間が4つの領域に仕切られている。以下、羽根板40bにより仕切られた4つの領域のうち、右下の領域を第1領域41、右上の領域を第2領域42、左上の領域を第3領域43として説明を行う。
ストッパ36が突出位置に移動されると、第1領域41、第2領域42が発射通路32内に配置される。これにより、回転部材40の4枚の羽根板40bのうち回転軸40aから右側に延びる1枚が発射通路32に垂直に挿入される。また、ストッパ36が退避位置に移動されると、第1領域41、第2領域42が開口34を挟んで発射通路32に隣接する位置に配置される。
遊技盤12には、開口34を挟んで発射通路32の反対側に、ストッパ36により通過を阻止した遊技球を回収するための回収口44が設けられている。回収口44は、ストッパ36が突出位置にあるときは第3領域43の開口側面43aに隣接し、ストッパ36が退避位置にあるときは第2領域42の開口側面42aに隣接するように形成されている。羽根板40bは、断面が略2等辺三角形状であり、前端部から後端部へ向かうほどその厚さが薄く形成され遊技球が後方向に流下し得るようになっており、ストッパ36が突出位置にあるときは第3領域43にある羽根板40bに載置された遊技球が自重により開口側面43aを介して回収口44へ入り、ストッパ36が退避位置にあるときは第2領域42にある羽根板40bに載置された遊技球が自重により開口側面42aを介して回収口44へ入るようになっている。
ストッパ36には、回転量規制機構46と、回転方向規制機構48とが設けられている。図5に示すように、回転量規制機構46は、回転軸40aに取り付けられ、回転軸40aとともに回転する第1ギア50と、ステー36aに取り付けられた第1係止爪52とから構成される。第1ギア50は、略円盤形状に形成され、十文字状の羽根板40bに対応するように、周面に90度間隔で4つの窪み50aが設けられている。
第1係止爪52には、この窪み50aと係合する突起52aが設けられており、通常は、窪み50aのいずれかに突起52aが係合しており、回転羽根40が回転しないようになっている。ストッパ36が突出位置にあるときに、発射装置28から遊技球が発射されると発射通路32に挿入された羽根板40bに遊技球が衝突する。この衝突により第1係止爪52の突起支持柱52bが外方に向かって弾性変形し、回転羽根40が反時計方向に回転する。回転羽根40が90度回転すると、突起52aが時計方向側の次の窪み50aと係合し、回転羽根40の回転が止まる。このように、回転羽根40は、各羽根板40bに遊技球が衝突する毎に90度ずつ回転する。
図6に示すように、回転方向規制機構48は、回転軸40aに取り付けられ、回転軸40aとともに回転するギア58と、ステー36aに取り付けられた第2係止爪60とから構成される。ギア58は、略円盤形状に形成され、周縁部に沿う複数の歯として突起58aが設けられている。突起58aは、反時計方向側を頂点、時計方向側を底辺とする略三角形状に形成されている。他方、第2係止爪60は、ステー36aに取り付けられる保持部60aとは反対側に、突起61が設けられている。突起61は、略三角形状に形成され、時計方向側となる上端が頂点61a、反時計方向側となる下端が底辺61bとなっている。
回転羽根40を反時計方向に回転させようとすると、突起58aの頂点と底辺とを結ぶ傾斜面により、回転軸40aから遠ざかる方向に突起61が押圧される。これにより、第2係止爪60が保持部60aを中心に弾性変形し、回転羽根40が回転する。他方、回転羽根40を時計方向に回転させようとすると、突起58aの底辺部分が突起61の底辺61bと係合し、第2係止爪60が変形できない。これにより回転羽根40が回転できない。このように、回転羽根40は、反時計方向にのみ回転が許容されている。
再び、図3(A)、同図(B)に戻り、このストッパ36は、ストッパ駆動機構70により駆動される。ストッパ駆動機構70としては、例えば、通電によりプランジャを移動させるソレノイド、または、モータなどを含む周知の機構が用いられる。そして、ストッパ駆動機構70は、ストッパ36を駆動して、突出位置と退避位置との間で移動させる。
図7に示すように、パチンコ機10の内部には、制御基板72が設けられている。制御基板72には、CPU(ストッパ制御手段)74が設けられている。CPU74は、ROM76に記憶された制御プログラムや各種設定情報を、作業用メモリであるRAM78に読み出して、パチンコ機10の各部を駆動制御する。
また、CPU74には、タイマ80と、判定部(判定手段)82とが設けられている。タイマ80は、パチンコ機10の電源オンからの経過時間を測定している。判定部82は、タイマ80により測定された経過時間がROM76に記憶された設定時間を上回る場合に、パチンコ機10が正常に遊技を行える遊技可能状態にあると判定し、経過時間が設定時間を下回る場合に遊技可能状態にないと判定する。本実施形態では、設定時間として、パチンコ機10の電源がオンされてから液晶モニタ24の起動が完了するまでの時間である「40秒」がROM76に記憶されている。
そして、CPU74は、ストッパ駆動機構70を制御し、遊技可能状態にないと判定されている間、ストッパ36を突出位置にセットする。すなわち、図8に示すように、パチンコ機10の電源オン時は経過時間が設定時間を下回っており遊技可能状態にないと判定されるので、CPU74は、電源オンを契機にストッパ36を突出位置に移動させる(図3参照)。また、パチンコ機10の電源オンからの経過時間が設定時間を経過した場合、すなわち、液晶モニタ24の駆動が完了した場合は、遊技可能状態にあると判定される。このとき、CPU74は、ストッパ36を退避位置へ移動させる(図4参照)。
以下、上記構成による本発明の作用について説明する。パチンコ機10では、電源オンから液晶モニタ24の起動が完了するまでの間、ストッパ36が突出位置に移動される。突出位置では、回転羽根40の羽根板40bの1枚が発射通路32に挿入され発射通路32が遮られる。この状態で発射装置28から遊技球100が発射されると、図9(A)に示すように、遊技球100は第1領域41で羽根板40bに衝突する。図9(B)に示すように、羽根板40bに衝突した遊技球100は、回転羽根40を反時計方向回転させた後、ストッパ36の天面に当たる。図9(C)に示すように、遊技球100の衝突により回転羽根40は反時計方向に90度回転し、遊技球100は、第2領域42に移動して羽根板40b上に載置される。
図9(D)に示すように、発射装置28から次の遊技球101が発射されると、この遊技球101が第1領域41で羽根板40bに衝突して回転羽根40が反時計方向に回転する。図9(E)に示すように、遊技球101の衝突により羽根板40bが反時計方向に90度回転することで遊技球101が第2領域に移動するとともに、すでに第2領域42にあった遊技球100が第3領域43へ移動される。そして、第3領域43に移動された遊技球は自重により回収口44に入り回収される。同様にして、ストッパ36が突出位置にあるときに発射装置28から遊技球が発射されると。遊技球が順次第3領域43に移動されて回収口44に入って回収される。
一方、パチンコ機10では、液晶モニタ24の起動が完了すると、ストッパ36が退避位置へ移動される。これにより、発射装置28から発射された遊技球が発射通路32により案内されて遊技領域18に打ち出される。また、図9(E)に示すように、ストッパ36が退避位置へ移動されると、第2領域42と回収口44とが対面する。これにより、第2領域42に残された未回収の遊技球101が自重により回収口44に入り回収される。
このように、パチンコ機10では、液晶モニタ24が駆動完了するまでは、ストッパ36が突出位置にセットされているので、遊技領域18に遊技球が打ち出されることがない。このため、遊技球が遊技領域18に打ち出されたにも関わらず演出表示が行われないといったことがない。また、遊技球が遊技領域18に打ち出されない場合であっても、遊技者の発射操作に応じて遊技球が発射されるので、遊技者が混乱することもない。
さらに、パチンコ機10では、ストッパ36が突出位置にあるとき、遊技球が衝突する毎に90度ずつ回転する回転羽根40により遊技球が順次回収口44へ移動するようにしたので遊技球を確実に回収して発射通路での球詰まりを防止できる。さらに、羽根板40bの厚さを前端部から後端部へかけて薄く形成し、ストッパ36が突出位置にあるときは第3領域43にある遊技球が自重により回収口44へ入り、ストッパ36が退避位置にあるときは第2領域42にある遊技球が自重により回収口44へ入るようにしたので確実に遊技球を回収できる。また、発射通路32が鉛直方向に延びる部分にストッパ36を設けたので、回転羽根40が無理なく回転でき、より確実に球詰まりを防止できる。
上記実施形態では、発射通路の左側壁からストッパが突出する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、発射通路の左側壁からストッパが突出するように構成することも可能である。また、発射通路の後側の側壁(遊技盤)からストッパが突出するように構成してもよい。
なお、上記実施形態では、パチンコ機の電源オンからストッパを退避位置に移動させるまでの設定時間として、液晶モニタの起動が完了するまでの時間である「40秒」が設定されている例で説明をしたが、この設定時間は液晶モニタの仕様などに応じて適宜変更できる。
さらに、上記実施形態では、パチンコ機の電源オンを契機にストッパを突出位置へ移動させ、電源オンから設定時間が経過した際にストッパを退避位置へ移動させる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、パチンコ機の電源をオフする操作がなされた際にストッパを突出位置へ移動させ、パチンコ機の電源オンから設定時間が経過した際にストッパを退避位置へ移動させてもよい。
また、上記実施形態では、液晶モニタが駆動完了するまでは遊技領域に遊技球が打ち出されないようにする例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、制御基板の起動が完了するまでは遊技領域に遊技球が打ち出されないようにしてもよい。この場合、パチンコ機の電源オンから制御基板の起動が完了するまでの時間を予め測定しておき、測定した時間を設定時間としてROMに記憶しておけばよい。
さらに、上記実施形態では、設定時間を上回るか否かによってストッパの位置を切り替える例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、液晶モニタの起動が完了した際に、液晶モニタがCPUにこの旨を示す起動完了信号を出力し、CPUがこの起動完了信号を受信した際にストッパを退避位置へ移動させてもよい。もちろん、液晶モニタ以外の部品が起動完了時に起動完了信号を出力し、この起動完了信号を受信した際にストッパを退避位置へ移動させてもよい。また、起動完了信号を暗号化して送信するといったセキュリティ対策を施してもよい。
また、パチンコ機のなかには、上述した制御基板(メイン制御基板)とは別に、発射装置や液晶モニタを制御するためのサブ制御基板を備えているものもある。このようなパチンコ機においては、サブ制御基板によりストッパの位置を制御してもよい。
なお、上記実施形態では、起動完了していない部品がある場合にストッパを突出位置へ移動させる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、不正行為やエラーを検出した際もパチンコ機が正常な遊技を行えない状態であるので、このような場合にストッパを突出位置へ移動させるようにしてもよい。
さらに、遊技可能な状態にないとは、遊技球を遊技領域に発射させた場合において、正常なゲームが実行されない、または、正常なゲームが実行されない恐れがある場合を含む。このため、遊技可能な状態にあると判定させるためには、複数のエラー要因(例えば、遊技領域内の球詰まり、遊技釘の不正な曲げ、制御機器の故障など)の全てを解消する必要がある。従ってCPUにてそれらエラー要因に応じた時間に関するものを選択させるようにするとよい。また、予めエラー要因に応じた時間をROMに記憶させなくても該エラー要因が解消されたか否かをCPUによって監視し、遊技可能状態にあるか否かを判定させてもよい。さらに、エラー要因に応じた時間について、CPUがROMから読み出してRAMに記憶させ、その記憶に基づき前記監視を行ってもよい。
パチンコ機の外観斜視図である。 遊技盤の正面図である。 ストッパが突出位置に移動された状態を示す説明図である。 ストッパが退避位置に移動された状態を示す説明図である。 回転量規制機構を示す説明図である。 回転方向規制機構を示す説明図である。 ストッパの位置を制御する機構の構成図である。 ストッパの位置を切り替える手順を示すフローチャートである。 打ち出された遊技球が順次回収される様子を示す説明図である。
符号の説明
10パチンコ機
12 遊技盤
18 遊技領域
24 液晶モニタ
28 発射装置
32 発射通路
36 ストッパ
40 回転羽根
40a 回転軸
40b 羽根板
41 第1領域
42 第2領域
43 第3領域
44 回収口
46 回転量規制機構
48 回転方向規制機構
70 ストッパ駆動機構
74 CPU
82 判定部(判定手段)

Claims (3)

  1. 発射操作に応じて遊技球を発射する発射装置と、発射装置が発射した遊技球を遊技領域へ案内する発射通路とを備えたパチンコ機において、
    パチンコ機が正常な遊技を行える遊技可能状態にあるか否かを判定する判定手段と、
    遊技可能状態に無いと判定された際に前記発射通路内に挿入されて遊技球の通過を阻止する突出位置へ移動し、遊技可能状態にあると判定された際に前記発射通路外に退避して遊技球の通過を許容する退避位置へ移動するストッパと、
    前記ストッパに軸支され、前記発射装置から発射された遊技球の軌道に垂直な回転軸と、この回転軸回りに90度間隔で取り付けられた4枚の羽根板とを有し、前記ストッパが前記突出位置に移動された際に前記羽根板のうちの1枚が前記発射通路に垂直に挿入され、この羽根板に前記発射装置から発射された遊技球が衝突した際に回転する回転羽根と、
    前記衝突毎に前記回転羽根を90度ずつ回転させる回転量規制機構と、
    前記発射通路の近傍に設けられ、前記ストッパが前記突出位置にあるときには、前記衝突毎に前記回転羽根の回転に基づき順次移動されて前記発射通路外へ運ばれた遊技球を回収するとともに、前記ストッパが前記退避位置に移動された際に、前記ストッパが前記突出位置にあるときに前記羽根板間に残された未回収の遊技球を回収する回収口とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記回転羽根の各羽根板に、前記回収口へ向けて傾斜する傾斜部を設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 前記発射通路は、前記発射装置から斜め上方に向かう第1区間と、前記第1区間の出口から鉛直に上方へ向かう第2区間と、前記第2区間の出口から前記遊技領域の中央上部へ向けて斜め上方に向かう第3区間とから構成されるとともに、
    前記回転羽根が前記突出位置に移動された際に、前記羽根板のうちの1枚が前記第2区間に挿入されることを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ機。
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