JPH09239107A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JPH09239107A JPH09239107A JP8069596A JP8069596A JPH09239107A JP H09239107 A JPH09239107 A JP H09239107A JP 8069596 A JP8069596 A JP 8069596A JP 8069596 A JP8069596 A JP 8069596A JP H09239107 A JPH09239107 A JP H09239107A
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Abstract
性を向上させる。 【解決手段】 遊技盤2上に配置され且つ発射された遊
技球を遊技領域6へ誘導する内誘導レール21の先端部
付近に設けられた球逆流防止装置23を備えた弾球遊技
機1において、該球逆流防止装置23は、少なくとも複
数の羽根部材26a〜26cを含んで形成され、発射さ
れた遊技球の前記羽根部材26a〜26cへの衝突によ
り、軸穴25aを中心に回動可能に構成する。
Description
れ且つ発射された遊技球を遊技領域へ誘導する誘導レー
ルの先端部近辺に設けられた球逆流防止装置を備えた弾
球遊技機に関するものである。
への逆流によって後続する遊技球の発射が妨害されるこ
とを解消する技術としては、特開平5−177033に
示される「弾球遊技機の玉逆流防止装置」等が知られて
いる。この弾球遊技機の玉逆流防止装置は、遊技盤の内
側に設けられた誘導内レールの上端部に配置される取付
ホルダーと、該取付ホルダーに装着され且つ前記遊技盤
の外側に設けられた誘導外レール方向に延設される弾性
薄片と、からなり、前記取付ホルダーには、前記遊技盤
に形成された位置決め穴に係合する位置決めボスを形成
して構成されており、遊技玉の逆流を防止する効果を有
する他、玉逆流防止装置の取り付けが容易となるという
効果も有していた。
うな弾球遊技機の玉逆流防止装置では、単に遊技玉の逆
流を防止するのみで、趣向性に欠けるため遊技客を楽し
ませることができないといった課題が考えられた。ま
た、玉逆流防止装置としての専用部品を必要とするため
部品管理も複雑化されるといった課題も考えられた。
に、本発明の弾球遊技機は、遊技盤上に配置され且つ発
射された遊技球を遊技領域へ誘導する誘導レールの先端
部近辺に設けられた球逆流防止装置を備えた弾球遊技機
において、該球逆流防止装置は、少なくとも複数の羽根
部材を含んで形成され、発射された遊技球の前記羽根部
材への衝突により、所定の位置を中心に回動可能に構成
される。
機においては、球逆流防止装置は、発射された遊技球の
羽根部材への衝突により回動し、前記球逆流防止装置の
回動により前記遊技球の逆流を防止するよう作用する。
図1〜図3を参照して説明する。図1に示す弾球遊技機
1には遊技盤2が備えられると共に、遊技盤2の前面
は、ガラス枠3を介して前面枠4に装着された二重のガ
ラス5a,5bで覆われている。これにより、遊技盤2
と内側のガラス5aの間には遊技領域6が形成される。
した時に点滅する大当りランプ7が組み付けられてい
る。また、前面枠4は、右側部に設けられた鍵8を操作
することにより、左側部の裏面側に装着されているヒン
ジ(図示略)を軸として開閉可能である。前面枠4の下
方には上受皿10が設けられた上皿部材11が配されて
おり、更に上皿部材11の下方には下受皿12が設けら
れた下皿部材13が配されている。上受皿10及び下受
皿12には、それぞれに弾球遊技機1からの遊技球を排
出するための上皿排出口14及び下皿排出口15が開口
している。また、上皿部材11には複数の小長穴からな
るスピーカー面16が設けられており、スピーカー面1
6の裏面には遊技状態に応じて音声を発生するスピーカ
ー(図示略)が装着されている。尚、遊技球は下皿部材
13に設けられた操作ハンドル17を操作し、発射装置
(図示略)を作動させることにより遊技領域6に発射さ
れる。
ているヒンジ(図示略)を軸として開閉可能であるが、
通常の使用時には、上皿部材11は前面枠4によって上
辺部分を押えられ開放を防止されている。従って、上皿
部材11を開くには、前面枠4を開放し右裏側のロック
(図示略)を解除する必要がある。前面枠4及び上皿部
材11は、前述した各々のヒンジを介して裏盤(図示
略)の正面に配置され、遊技盤2は前記裏盤に固定され
ている。また、下皿部材13は前記裏盤の正面に固定さ
れている。尚、遊技盤2及び前記裏盤の裏面には、弾球
遊技機1を制御する電子制御装置やその他機構等が備え
られているが、これらは周知の技術であり図示及び説明
は省略する。
び内誘導レール21が所定の距離を保って円弧状に設け
られており、外誘導レール20と内誘導レール21の間
には球誘導通路22が形成されている。これにより、前
述した発射装置から発射された遊技球は球誘導通路22
を経て遊技領域6に誘導される。また、遊技盤2上であ
って内誘導レール21の先端部近辺、即ち遊技領域6へ
の入口部分には、後述する球逆流防止装置23が設けら
れている。
て、図2及び図3を参照して詳しく説明する。図2に示
すように、球逆流防止装置23は、円盤状の回転板24
と、回転板24裏面の略中心に形成され、中央に軸穴2
5aが貫設された軸受部25と、軸受部25の外周に均
等の距離を置いて突設された羽根部材26a〜26cと
により構成されている。この球逆流防止装置23は、図
3に示すように回転板24正面から軸穴25aに釘27
を挿入し、釘27の先端を遊技盤2に打ち込むことによ
り、回動自由に軸着されている。尚、羽根部材26a〜
26cは回転板24から突出しない長さに形成されてい
る。また、球逆流防止装置23は、内誘導レール21の
先端部近辺に取り付けられているが、球逆流防止装置2
3の回転板24と内誘導レール21の先端が干渉しない
ように位置されている。この時、羽根部材26a〜26
cのいづれか1つは内誘導レール21の位置より外誘導
レール20方向に突出された状態となるため、発射され
てきた遊技球B1は羽根部材26a〜26cのいづれか
1つに衝突する。これにより、球逆流防止装置23は釘
27を軸として回動する。尚、本具体例においての球逆
流防止装置23は、通常、遊技盤2に配置される周知の
風車を流用したもので、回転板24の正面には模様(図
示略)が描かれている。
遊技機1においては、前記発射装置によって発射された
遊技球B1は球誘導通路22を経て遊技領域6に向かう
が、内誘導レール21の先端部近辺に設けられている球
逆流防止装置23の羽根部材26a〜26cのいづれか
に衝突し、球逆流防止装置23を矢印A方向に回動させ
て遊技領域6に向かう。回動し始めた球逆流防止装置2
3は遊技球B1が通過した後もしばらくの間は慣性で回
動しているが、通常は遊技球は連続的に(一分間に10
0個程度)発射されているので、遊技客が遊技を継続し
ている間は球逆流防止装置23は回動し続ける。これに
より、球誘導通路22を経て球逆流防止装置23を通過
しても勢いが弱いために球誘導通路22に戻ろうとする
遊技球、或は遊技領域6上の釘等に衝突して跳ね返る遊
技球は、回動している球逆流防止装置23の羽根部材2
6a〜26cのいづれかによって跳ね返され、球誘導通
路22への逆流を防止される。
いて、図4〜図7を参照して説明する。第2具体例の弾
球遊技機は、前述した第1具体例の弾球遊技機と同様の
構成を有する他、図4に示すように、内誘導レール21
の先端部に逆転防止板30が設けられている。この逆転
防止板30は、図5に示すように、略長方形の板状に形
成されており、右側面の下方には傾斜面31が形成され
ている。また、逆転防止板30正面の下方中央には軸穴
32が貫設されている。この逆転防止板30は、図6
(a)に示すように、内誘導レール21の内側面、即ち
外誘導レール20に向いた面に取り付けられるが、その
際、逆転防止板30の上半分程度が内誘導レール21の
先端より上方に突出されるように且つ逆転防止板30の
右側面を内誘導レール21の内側面に沿うように位置さ
せ、釘(図示略)を軸穴32に挿入し前記釘の先端を遊
技盤2に打ち込むことによって回動自由に軸着される。
この逆転防止板30は、通常、自重により内誘導レール
21に支えられた状態で待機されている。また、逆転防
止板30の先端は、球逆流防止装置23が回動した時、
羽根部材26a〜26cの先端と若干干渉する長さに形
成されている。
誘導レール20方向のみに回動可能であるが、所定の角
度まで回動すると、図6(b)に示すように逆転防止板
30に形成されている傾斜面31が内誘導レール21の
内側面にあたることによって回動範囲が制限される。こ
の状態においては、逆転防止板30は、回動している球
逆流防止装置23の羽根部材26a〜26cと干渉しな
いように設定されている。尚、本具体例においては、回
動範囲が15度程度となるように構成されている。
遊技機においては、例えば図6(a)に示すように、発
射装置(図示略)によって発射され球誘導通路22を経
て遊技領域6に向かった遊技球は球逆流防止装置23の
羽根部材26aに衝突し図6(b)に示すように球逆流
防止装置23を矢印A方向に回動させる。同時に逆転防
止板30は羽根部材26bに押され回動するので、羽根
部材26bとの干渉はなくなり球逆流防止装置23は回
動を続ける。回動された逆転防止板30は羽根部材26
bが通過すると自重により待機状態に戻るが、羽根部材
26c及び26aの各々にも次々に押され前述した動作
を繰り返す。これにより、第1具体例と同様にして発射
された遊技球B1が球発射通路22に逆流するのを防止
するが、本具体例においては、逆転防止板30によって
球逆流防止装置23の逆方向への回動が防止されている
ので、例えば図7に示すように、遊技領域6に発射され
強い勢いで跳ね返されて球誘導通路22に戻ろうとた遊
技球B1が羽根部材26aに衝突しても、羽根部材26
bが逆転防止板30によってロックされ、球逆流防止装
置23は矢印B方向には回動できないので遊技球B1は
羽根部材26aに跳ね返され球誘導通路22への逆流を
防止される。
び第2具体例の弾球遊技機によると、模様の描かれた回
転板24を有する球逆流防止装置23の回動によって遊
技球の逆流を防止することができ且つ趣向性を向上させ
ることができるという優れた効果を奏する。また、第2
具体例の弾球遊技機では、第1具体例の弾球遊技機と同
様の効果を有する他、逆転防止板30によって球逆流防
止装置23の逆回転が防止されているので、更に確実に
遊技球の逆流を防止することができるという効果を有す
る。
球逆流防止装置23は、通常遊技盤2に配置される周知
の風車を流用したものであるので、遊技球の逆流を防止
するだけのための専用装置を生産する必要がなくなる。
これにより、部品点数が減り、部品管理を簡略化できる
という効果も有する。尚、本発明は、その要旨を逸脱し
ない範囲で様々に実施できることは言うまでもない。
止装置は、発射された遊技球の衝突により回動され、遊
技領域から戻ろうとする遊技球を跳ね飛ばし逆流を防止
するという優れた効果を奏する。また、遊技客が継続し
て遊技を行っている限り前記球逆流防止装置は回動し続
けるので趣向性を向上させることができるといった優れ
た効果も有する。更に、前記球逆流防止装置として、従
来から使用されている風車を流用すれば部品種類を減ら
すことができるので、生産性を向上させ、部品管理を簡
略化させることができるといった効果も得られる。
である。
た状態を示す正面図である。
盤に取り付けた状態を示す正面図である。
であり、図6(a)は球逆流防止装置の羽根部材が逆転
防止板に干渉した状態を示す正面図であり、図6(b)
は逆転防止板が羽根部材によって回動された状態を示す
正面図である。
て逆回転を阻止された状態を示す正面図である。
・・・ガラス枠 4・・・前面枠 5a,5b・・・ガラス 6・・・遊技領域 7・・・大当りランプ 8
・・・鍵 10・・・上受皿 11・・・上皿部材 1
2・・・下受皿 13・・・下皿部材 14・・・上皿排出口 1
5・・・下皿排出口 16・・・スピーカ面 17・・・操作ハンドル 2
0・・・外誘導レール 21・・・内誘導レール 22・・・球誘導通路 23・・・球逆流防止装置 24・・・回転板 25・・・軸受部 25a,32・・・軸
穴 26a〜26c・・・羽根部材 27・・・釘 30・・・逆転防止板 31・・・傾斜面 B
1・・・遊技球
Claims (1)
- 【請求項1】 遊技盤上に配置され且つ発射された遊技
球を遊技領域へ誘導する誘導レールの先端部近辺に設け
られた球逆流防止装置を備えた弾球遊技機において、 該球逆流防止装置は、少なくとも複数の羽根部材を含ん
で形成され、発射された遊技球の前記羽根部材への衝突
により、所定の位置を中心に回動可能に構成されたこと
を特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08069596A JP3928889B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08069596A JP3928889B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09239107A true JPH09239107A (ja) | 1997-09-16 |
JP3928889B2 JP3928889B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=13725473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08069596A Expired - Lifetime JP3928889B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3928889B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008237824A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Olympia:Kk | パチンコ機 |
JP2008237825A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Olympia:Kk | パチンコ機 |
JP2016171901A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020103576A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | サミー株式会社 | ぱちんこ遊技機 |
JP2021010803A (ja) * | 2020-11-02 | 2021-02-04 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP08069596A patent/JP3928889B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008237824A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Olympia:Kk | パチンコ機 |
JP2008237825A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Olympia:Kk | パチンコ機 |
JP4669853B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2011-04-13 | 株式会社オリンピア | パチンコ機 |
JP2016171901A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020103576A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | サミー株式会社 | ぱちんこ遊技機 |
JP2021010803A (ja) * | 2020-11-02 | 2021-02-04 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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