JP2004329740A - 遊技球流下変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転の多様化を可能にすると共に、遊技球の振り分け案内を自然な運動に加えて人工的に動的な変化も加え、遊技球の流下変化に多様性を持たせ、遊技の興趣を一層引き立たせる遊技球流下変換装置を提供する。
【解決手段】遊技盤上で回転する回転板24と、該回転板上で回転自在に軸支29,30した1対の開閉羽根27,28と、該開閉羽根の開度を所定の開度に規制する開度規制部37とからなり、回転板24を回転することによって開閉羽根27,28が開閉することを特徴とする。また回転板24上に軸支する開閉羽根の軸支29,30位置は、開閉羽根の重心位置より内側になるように設けた。また回転板は左右交互に変化して回転する遊技球流下変換装置20である。
【選択図】 図1
【解決手段】遊技盤上で回転する回転板24と、該回転板上で回転自在に軸支29,30した1対の開閉羽根27,28と、該開閉羽根の開度を所定の開度に規制する開度規制部37とからなり、回転板24を回転することによって開閉羽根27,28が開閉することを特徴とする。また回転板24上に軸支する開閉羽根の軸支29,30位置は、開閉羽根の重心位置より内側になるように設けた。また回転板は左右交互に変化して回転する遊技球流下変換装置20である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ機の遊技盤面上に設けて、遊技球の流下方向に変化を持たせるための遊技球流下変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技球流下変換装置は、遊技盤面に釘等を配置した回転体を回転可能に配置し、遊技球の接触状態に応じて適当な速度、方向へ回転しながら遊技球を左右に振り分け案内するものであった。
即ち、図4に従来発明の球流変換装置を示し、16は本体であり、中心には中心軸受が設けられて後面まで延通している。11は回転板であり、回転板11に回転自在釘5を設けている。回転板11の前面中心には中心軸14が挿通する。これにより回転板11が中心軸14に回転自在に支持される。回転釘5は軸8の周りを回転する。
【0003】
このように本体16に回転板11を設け、回転板11に回転釘5を設けることにより、遊技盤上で流動する遊技球が回転釘5に当たると、回転釘5が軸8を中心にして回転するが、そのとき回転板11も遊技球の慣性力で回転する。また、遊技球が当たった回転釘5の回転方向と次に当たる回転釘5の回転方向とが同一の場合と逆方向の場合が生じる。すなわち、遊技球が当たったときに回転板11と回転釘5の組み合わせ及び回転方向の組み合わせが多様に変化するので、遊技球の運動も多様に変化する。
【0004】
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【参考文献1】
特開2001−204904
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の球流変換装置は、遊技球が回転釘5に接触するに伴い、回転釘5と回転基板11の回転が、全く偶然的に左右何れかの方向に回転動作するのみで、遊技球の振り分け状態が単調なものとなり、遊技の興趣を十分に満足させるには至らなかった。
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、回転の多様化を可能にすると共に、遊技球の振り分け案内を、自然な運動に加えて人工的に動的な変化も加えて、遊技球の流下変化に多様性を持たせ、遊技の興趣を一層引き立たせる遊技球流下変換装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、遊技盤上で回転する回転板と、該回転板上で回転自在に軸支した1対の開閉羽根と、該開閉羽根の開度を所定の開度に規制する開度規制部とからなり、前記回転板を回転することによって前記開閉羽根が開閉することを特徴とする遊技球流下変換装置である。
【0007】
上記本発明の構成によって、回転板上に設けた回転自在の開閉羽根は、回転板が自転しているため回転板の回転角によって開閉羽根の開度が変化し、従い遊技盤上を流動する遊技球がこの開閉羽根内に開度に応じて入り易くなったり入りにくくなったりする。また回転板が自転しているため、開閉羽根内に入った遊技球が開閉羽根の開度に応じて開閉羽根内から外へ方向を変えて流出される。
開閉羽根は開度規制部によって所定の開度以内に開度が規制され、回転板が回転していても開き過ぎや閉じ過ぎが生じないようになっている。開度規制部によって遊技球が進入したり或いは流出したりする開閉羽根の開閉間隔が調節される。このため、開度が広くても遊技球が入りにくい状況や、開度が狭くても遊技球が入り易い状況を実現でき、遊技者にとっては意外性が増しゲームの興趣性が高まる。
【0008】
本発明の請求項2の発明は、前記回転板上に軸支する開閉羽根の軸支位置は、開閉羽根の重心位置より内側になるように設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技球流下変換装置である。上記において、開閉羽根の軸支位置より外側の位置に比重の大きな重りを装着することが出来る。
このように回転板に設けた開閉羽根の軸支位置を開閉羽根の重心位置と違えることで、回転板の回転によって開閉羽根が不規則な運動を行い、遊技球の流下が多方向に変換されてゲームの興趣が増す。
【0009】
本発明の請求項3の発明は、前記遊技盤上で回転する回転板は、左右交互に変化して回転することを特徴とする請求項1乃至2記載の遊技球流下変換装置である。
また上記の構成にすることによって、回転板が左右交互に変化して回転するので、更に開閉羽根が不規則な開閉状態にになり、遊技球の流下方向が大きく変化し、ゲームの興趣が増す。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2は本発明の第1実施例を示す遊技球流下変換装置で、図1は本発明に係る遊技球流下変換装置20の正面図、図2はそのA−A断面図である。
図1,図2において、遊技球流下装置本体21はパチンコ機遊技盤18に設けた貫通孔19に装着され、その取付けフランジ22が遊技盤18の前面に張り出して取り付けられる。装置本体21の前面側凹部23に回転自在に回転板24が装着され、回転板24の回転軸25は後部側に装着したステッピングモータMの駆動軸26に接続している。
【0011】
ステッピングモータMによって回転される回転板24の前面側に一対の開閉羽根27、28が支軸29、30を支点として揺動回転可能に装着されている。即ち開閉羽根27,28に嵌着する支軸29,30は回転板24の軸孔31に挿通し、回転板24裏面の空所32でストップピン33を装着して抜け止めしている。ストップピン33は開閉羽根27,28と共に回転し、この羽根と一体回転するストップピン33に開閉羽根27,28の開度規制ピン34を設けて回転板24上で開閉する開閉羽根27,28の開度規制装置37としている。またステッピングモータMは回転方向が左右回転に変化して回転するように制御される。
【0012】
図1において、開閉羽根27,28の回転支軸29,30より外側の位置に比重の大きな例えば鉄製の重り38を装着してある。また下部側開口幅36はパチンコ球が通過する幅に、遊技球の直径11mmより大きく形成されている。また図1の二点鎖線で示す開閉羽根27,28が閉じた状態の上部開口部35の幅も遊技球が進入通過する様に遊技球の直径11mmより大きく設けてある。開閉羽根27,28の重心位置は、図1のように真上に向いた状態で必ず開閉羽根の支軸29,30位置になるように設けてあり、図1のように真上に向いた状態で実線で示すように支点と重心位置との関係によって開いている。
開閉羽根25,25は回転板21上を、回転板21の回転角度によって開度規制装置37の開度規制範囲内で自由に回転揺動する。開閉羽根27,28の内側はくぼみ部31を有す略チューリップ花弁状を呈し、従って開閉羽根27,28の一方が回転板24の回転で下方に来た場合は、開閉羽根内に進入した遊技球を少しの時間、開閉羽根内に保持する。
【0013】
尚、羽根内側のくぼみ部31に代えて内側を直線上に形成してもよい。
また回転板24の中心で、くぼみ部31内の中央部に障碍釘を設けてもよい。
また上記実施例では開閉羽根27,28の支軸29,30を開閉羽根の端部に設けたが、支軸が端部にこだわらず、開度規制装置37や開閉羽根上の支軸位置を調節して、開閉羽根内を遊技球が通過し、また開閉羽根内から遊技球が排出できる寸法関係に形成してあればよい。
【0014】
図3は回転板24の回転による開閉羽根27,28が開閉変化する状態を示すものである。図3において、(1)は開閉羽根が真上に向いて開閉羽根27,28が開いた状態を示し、(2)は(1)から45度回転板24が回転したときの開閉羽根の状態を示し、(3)は更に45度回転した時の開閉羽根の状態を示し、、、、順次45度づつ回転した時の開閉羽根の開度状態を示す。
このように回転板24の回転角によって開閉羽根の開度状況が異なり、種々の開閉状態が得られ、更に回転中の開閉羽根27,28内に遊技球が進入した場合や、遊技球が開閉羽根の外側に当接した場合など、状況に応じて開閉状態が異なる。
【0015】
独立した回転をする2個の開閉羽根とこれを回転する回転板との方向組み合わせによって、それぞれの開閉羽根が多様に変化するので、遊技球の排出時も排出運動の多様性が得られる。また、遊技球の流下変換が左右だけでなく、回転体の回転途中にも排出振り分け変換されるため、遊技球の振り分け変換状態は変化に富んだ動きをし、遊技の興趣が一層引き立てられる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明のように本発明の遊技球流下変換装置は、回転板上に設けた開閉羽根が設けられており回転板が自転するため、回転板の回転角によって開閉羽根の開度が変化し、遊技盤上を流動する遊技球がこの開閉羽根内に開度に応じて入り易くなったり入りにくくなったりする。また回転板が自転しているため、開閉羽根内に入った遊技球が開閉羽根の開度に応じて開閉羽根内から外へ方向を変えて流出される。開閉羽根は開度規制部によって所定の開度以内に開度が規制され、回転板が回転していても開き過ぎや、閉じ過ぎが生じない。開度規制部によって遊技球が進入したり或いは流出したりする開閉羽根の開閉間隔が調節され、開度が広くても遊技球が入りにくい状況や、開度が狭くても遊技球が入り易い状況を実現でき、遊技者にとっては意外性が増しゲームの興趣性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す遊技球流下変換装置の正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す遊技球流下変換装置の回転板の回転角度による開閉羽根の開度状態を示す図である。
【図4】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
18 遊技盤
19 貫通孔
20 遊技球流下変換装置
21 装置本体
22 フランジ
23 凹部
24 回転板
25 回転軸
M ステッピングモータ
26 ステッピングモータの駆動軸
27、28 開閉羽根
29,30 開閉羽根の支軸
31 くぼみ部
32 空所
33 ストップピン
34 開度規制ピン
35 開口部
36 開口幅
37 開度規制装置
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ機の遊技盤面上に設けて、遊技球の流下方向に変化を持たせるための遊技球流下変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技球流下変換装置は、遊技盤面に釘等を配置した回転体を回転可能に配置し、遊技球の接触状態に応じて適当な速度、方向へ回転しながら遊技球を左右に振り分け案内するものであった。
即ち、図4に従来発明の球流変換装置を示し、16は本体であり、中心には中心軸受が設けられて後面まで延通している。11は回転板であり、回転板11に回転自在釘5を設けている。回転板11の前面中心には中心軸14が挿通する。これにより回転板11が中心軸14に回転自在に支持される。回転釘5は軸8の周りを回転する。
【0003】
このように本体16に回転板11を設け、回転板11に回転釘5を設けることにより、遊技盤上で流動する遊技球が回転釘5に当たると、回転釘5が軸8を中心にして回転するが、そのとき回転板11も遊技球の慣性力で回転する。また、遊技球が当たった回転釘5の回転方向と次に当たる回転釘5の回転方向とが同一の場合と逆方向の場合が生じる。すなわち、遊技球が当たったときに回転板11と回転釘5の組み合わせ及び回転方向の組み合わせが多様に変化するので、遊技球の運動も多様に変化する。
【0004】
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【参考文献1】
特開2001−204904
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の球流変換装置は、遊技球が回転釘5に接触するに伴い、回転釘5と回転基板11の回転が、全く偶然的に左右何れかの方向に回転動作するのみで、遊技球の振り分け状態が単調なものとなり、遊技の興趣を十分に満足させるには至らなかった。
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、回転の多様化を可能にすると共に、遊技球の振り分け案内を、自然な運動に加えて人工的に動的な変化も加えて、遊技球の流下変化に多様性を持たせ、遊技の興趣を一層引き立たせる遊技球流下変換装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、遊技盤上で回転する回転板と、該回転板上で回転自在に軸支した1対の開閉羽根と、該開閉羽根の開度を所定の開度に規制する開度規制部とからなり、前記回転板を回転することによって前記開閉羽根が開閉することを特徴とする遊技球流下変換装置である。
【0007】
上記本発明の構成によって、回転板上に設けた回転自在の開閉羽根は、回転板が自転しているため回転板の回転角によって開閉羽根の開度が変化し、従い遊技盤上を流動する遊技球がこの開閉羽根内に開度に応じて入り易くなったり入りにくくなったりする。また回転板が自転しているため、開閉羽根内に入った遊技球が開閉羽根の開度に応じて開閉羽根内から外へ方向を変えて流出される。
開閉羽根は開度規制部によって所定の開度以内に開度が規制され、回転板が回転していても開き過ぎや閉じ過ぎが生じないようになっている。開度規制部によって遊技球が進入したり或いは流出したりする開閉羽根の開閉間隔が調節される。このため、開度が広くても遊技球が入りにくい状況や、開度が狭くても遊技球が入り易い状況を実現でき、遊技者にとっては意外性が増しゲームの興趣性が高まる。
【0008】
本発明の請求項2の発明は、前記回転板上に軸支する開閉羽根の軸支位置は、開閉羽根の重心位置より内側になるように設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技球流下変換装置である。上記において、開閉羽根の軸支位置より外側の位置に比重の大きな重りを装着することが出来る。
このように回転板に設けた開閉羽根の軸支位置を開閉羽根の重心位置と違えることで、回転板の回転によって開閉羽根が不規則な運動を行い、遊技球の流下が多方向に変換されてゲームの興趣が増す。
【0009】
本発明の請求項3の発明は、前記遊技盤上で回転する回転板は、左右交互に変化して回転することを特徴とする請求項1乃至2記載の遊技球流下変換装置である。
また上記の構成にすることによって、回転板が左右交互に変化して回転するので、更に開閉羽根が不規則な開閉状態にになり、遊技球の流下方向が大きく変化し、ゲームの興趣が増す。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2は本発明の第1実施例を示す遊技球流下変換装置で、図1は本発明に係る遊技球流下変換装置20の正面図、図2はそのA−A断面図である。
図1,図2において、遊技球流下装置本体21はパチンコ機遊技盤18に設けた貫通孔19に装着され、その取付けフランジ22が遊技盤18の前面に張り出して取り付けられる。装置本体21の前面側凹部23に回転自在に回転板24が装着され、回転板24の回転軸25は後部側に装着したステッピングモータMの駆動軸26に接続している。
【0011】
ステッピングモータMによって回転される回転板24の前面側に一対の開閉羽根27、28が支軸29、30を支点として揺動回転可能に装着されている。即ち開閉羽根27,28に嵌着する支軸29,30は回転板24の軸孔31に挿通し、回転板24裏面の空所32でストップピン33を装着して抜け止めしている。ストップピン33は開閉羽根27,28と共に回転し、この羽根と一体回転するストップピン33に開閉羽根27,28の開度規制ピン34を設けて回転板24上で開閉する開閉羽根27,28の開度規制装置37としている。またステッピングモータMは回転方向が左右回転に変化して回転するように制御される。
【0012】
図1において、開閉羽根27,28の回転支軸29,30より外側の位置に比重の大きな例えば鉄製の重り38を装着してある。また下部側開口幅36はパチンコ球が通過する幅に、遊技球の直径11mmより大きく形成されている。また図1の二点鎖線で示す開閉羽根27,28が閉じた状態の上部開口部35の幅も遊技球が進入通過する様に遊技球の直径11mmより大きく設けてある。開閉羽根27,28の重心位置は、図1のように真上に向いた状態で必ず開閉羽根の支軸29,30位置になるように設けてあり、図1のように真上に向いた状態で実線で示すように支点と重心位置との関係によって開いている。
開閉羽根25,25は回転板21上を、回転板21の回転角度によって開度規制装置37の開度規制範囲内で自由に回転揺動する。開閉羽根27,28の内側はくぼみ部31を有す略チューリップ花弁状を呈し、従って開閉羽根27,28の一方が回転板24の回転で下方に来た場合は、開閉羽根内に進入した遊技球を少しの時間、開閉羽根内に保持する。
【0013】
尚、羽根内側のくぼみ部31に代えて内側を直線上に形成してもよい。
また回転板24の中心で、くぼみ部31内の中央部に障碍釘を設けてもよい。
また上記実施例では開閉羽根27,28の支軸29,30を開閉羽根の端部に設けたが、支軸が端部にこだわらず、開度規制装置37や開閉羽根上の支軸位置を調節して、開閉羽根内を遊技球が通過し、また開閉羽根内から遊技球が排出できる寸法関係に形成してあればよい。
【0014】
図3は回転板24の回転による開閉羽根27,28が開閉変化する状態を示すものである。図3において、(1)は開閉羽根が真上に向いて開閉羽根27,28が開いた状態を示し、(2)は(1)から45度回転板24が回転したときの開閉羽根の状態を示し、(3)は更に45度回転した時の開閉羽根の状態を示し、、、、順次45度づつ回転した時の開閉羽根の開度状態を示す。
このように回転板24の回転角によって開閉羽根の開度状況が異なり、種々の開閉状態が得られ、更に回転中の開閉羽根27,28内に遊技球が進入した場合や、遊技球が開閉羽根の外側に当接した場合など、状況に応じて開閉状態が異なる。
【0015】
独立した回転をする2個の開閉羽根とこれを回転する回転板との方向組み合わせによって、それぞれの開閉羽根が多様に変化するので、遊技球の排出時も排出運動の多様性が得られる。また、遊技球の流下変換が左右だけでなく、回転体の回転途中にも排出振り分け変換されるため、遊技球の振り分け変換状態は変化に富んだ動きをし、遊技の興趣が一層引き立てられる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明のように本発明の遊技球流下変換装置は、回転板上に設けた開閉羽根が設けられており回転板が自転するため、回転板の回転角によって開閉羽根の開度が変化し、遊技盤上を流動する遊技球がこの開閉羽根内に開度に応じて入り易くなったり入りにくくなったりする。また回転板が自転しているため、開閉羽根内に入った遊技球が開閉羽根の開度に応じて開閉羽根内から外へ方向を変えて流出される。開閉羽根は開度規制部によって所定の開度以内に開度が規制され、回転板が回転していても開き過ぎや、閉じ過ぎが生じない。開度規制部によって遊技球が進入したり或いは流出したりする開閉羽根の開閉間隔が調節され、開度が広くても遊技球が入りにくい状況や、開度が狭くても遊技球が入り易い状況を実現でき、遊技者にとっては意外性が増しゲームの興趣性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す遊技球流下変換装置の正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す遊技球流下変換装置の回転板の回転角度による開閉羽根の開度状態を示す図である。
【図4】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
18 遊技盤
19 貫通孔
20 遊技球流下変換装置
21 装置本体
22 フランジ
23 凹部
24 回転板
25 回転軸
M ステッピングモータ
26 ステッピングモータの駆動軸
27、28 開閉羽根
29,30 開閉羽根の支軸
31 くぼみ部
32 空所
33 ストップピン
34 開度規制ピン
35 開口部
36 開口幅
37 開度規制装置
Claims (3)
- 遊技盤上で回転する回転板と、該回転板上で回転自在に軸支した1対の開閉羽根と、該開閉羽根の開度を所定の開度に規制する開度規制部とからなり、前記回転板を回転することによって前記開閉羽根が開閉することを特徴とする遊技球流下変換装置。
- 前記回転板上に軸支する開閉羽根の軸支位置は、開閉羽根の重心位置より内側になるように設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技球流下変換装置。
- 前記遊技盤上で回転する回転板は、左右交互に変化して回転することを特徴とする請求項1乃至2記載の遊技球流下変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003132817A JP2004329740A (ja) | 2003-05-12 | 2003-05-12 | 遊技球流下変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003132817A JP2004329740A (ja) | 2003-05-12 | 2003-05-12 | 遊技球流下変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004329740A true JP2004329740A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33507547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003132817A Pending JP2004329740A (ja) | 2003-05-12 | 2003-05-12 | 遊技球流下変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004329740A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271452A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2007167447A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Samii Kk | 遊技機 |
-
2003
- 2003-05-12 JP JP2003132817A patent/JP2004329740A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271452A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2007167447A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Samii Kk | 遊技機 |
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