JP4314411B2 - 遊技機の入賞装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、入賞空間に流入した遊技球の動作を予測困難にして、遊技に対する興趣を持続させ得る遊技機の入賞装置を提供することを目的とする。
遊技球(B)が通過可能な球入口(18)と、前記球入口(18)を介して遊技球(B)が流入する入賞空間(23)と、前記入賞空間(23)の底面をなし、前方へ向けて所要角度で下方傾斜する傾斜面(24)と、前記傾斜面(24)の前側に形成される特別領域(25)および一般領域(26)とを備え、前記入賞空間(23)に流入した遊技球(B)が前記特別領域(25)を通過することで、遊技者に有利な特別遊技を発生させるよう構成された遊技機の入賞装置において、
前記入賞空間(23)内でかつ前記傾斜面(24)の上方に配置され、該入賞空間(23)に流入した遊技球(B)を一時的に受止めて転動させ得る転動面(34)を有する球受け部材(31)と、
前記転動面(34)に形成されて該転動面(34)を転動する遊技球(B)が落下可能で、落下する遊技球(B)を前記特別領域(25)へ案内する第1領域(36)と、
前記転動面(34)に形成され、該転動面(34)を転動する遊技球(B)が落下可能な前記第1領域(36)とは異なる第2領域(37)と、
駆動手段(41)に連結され、異なる方向に延在する複数の支軸(44,46)を介して前記球受け部材(31)を揺動自在に支持する伝達手段(40)と、
前記球入口(18)を通過した遊技球(B)を前記球受け部材(31)の転動面(34)に案内する第1位置、および該遊技球(B)を球受け部材(31)に案内しない第2位置にソレノイド(20b)の駆動により変位される経路切替部材(50)と、
前記転動面(34)の第2領域(37)の下方位置において前記ソレノイド(20b)の駆動により前後方向に移動するように設けられ、後退させた状態では前記第2領域(37)から落下した遊技球(B)が前方に向けて下方傾斜する第1面(53)に当接し、前進させた状態では第2領域(37)から落下した遊技球(B)が後方に向けて下方傾斜する第2面(54)に当接するよう設定される経路変更部材(52)とを備え、
前記伝達手段(40)を駆動手段(41)により駆動することで前記転動面(34)が多方向に亘り傾斜し、該転動面(34)を転動する遊技球(B)がその傾斜方向に応じて前記第1領域(36)または第2領域(37)から落下するよう構成すると共に、前記経路切替部材(50)および経路変更部材(52)は、前記ソレノイド(20b)の駆動により経路切替部材(50)が第1位置に変位した状態では経路変更部材(52)が後退した状態となり、経路切替部材(50)が第2位置に変位した状態では経路変更部材(52)が前進した状態となるよう構成したことを特徴とする。
前記球受け部材(31)における転動面(34)の側方上部で前後方向に延在し、前記球入口(18)から通入した遊技球(B)を入賞空間(23)の奥側に案内する球通路(28)と、
前記球通路(28)の後端部における前記球受け部材(31)を向く側に形成されて、該球通路(28)を転動する遊技球(B)が球受け部材(31)の転動面(34)に向けて落下可能な切欠部(28a)と、
前記球通路(28)の後端側における下方で該球通路(28)の後端部から落下する遊技球(B)が当接する位置に設けられ、当接した遊技球(B)を前記傾斜面(24)の奥側に落下させる緩衝片(29)とを備え、
前記経路切替部材(50)は、前記球通路(28)の後端部に近接して該球通路(28)を転動する遊技球(B)を前記切欠部(28a)から球受け部材(31)の転動面(34)に向けて落下させる前記第1位置と、球通路(28)の後端部から離間して該球通路(28)を転動する遊技球(B)を後端部から前記緩衝片(29)に向けて落下させる前記第2位置とに変位されることを特徴とする。
前記伝達手段(40)は、
前記駆動手段(41)に連結される機構部(42)と、
左右方向に延在する第1支軸(44)に揺動自在に枢支され、前記機構部(42)に接続する揺動板(43)と、
前記揺動板(43)に設けられて前後方向に延在する第2支軸(46)に揺動自在に枢支され、前記球受け部材(31)が固定されると共に機構部(42)に接続する支持部材(45)とを有し、
前記伝達手段(40)の機構部(42)を駆動手段(41)により駆動することで、前記球受け部材(31)が、前記揺動板(43)の揺動により前記転動面(34)が後方に下方傾斜する動作と、前記支持部材(45)の揺動により前記転動面(34)が右または左方向に下方傾斜する動作とを合成した動作を行なうよう構成したことを特徴とする。
更にまた、前記転動面から落下した遊技球が当接する経路変更部材を設けることで、該転動面から落下した遊技球が決まった経路を通過するのは防止されると共に、最終的に遊技球が特別領域または一般領域の何れかを通過するまでの動きを予測し得ないから、最後まで特別遊技が発生することへの期待感を持続し得る。そして、前記経路変更部材が前後方向に往復移動することで、該流路変更部材に接触した遊技球の転動方向がより予測し難くなり、遊技の興趣がより一層向上する。
次に、実施例に係る遊技機の入賞装置の作用につき説明する。前記遊技盤10の遊技領域10bを流下するパチンコ球Bが、前記第1始動入賞具12a,12aまたは第2始動入賞具12bを通過すると、通過した入賞具12a,12bに応じて前記開閉部材19,19が1回または2回開閉する。このとき、前記入賞装置15に入賞したパチンコ球Bは、入賞口18,18の下方に設けた前記案内出口22,22を介して入賞空間23に流入すると共に、各案内出口22,22に対応して設けた球通路28,28を介して入賞空間23の奥側に案内される。
なお、本発明に係る遊技機の入賞装置としては、実施例のものに限られず種々の変更が可能である。例えば、入賞空間の底面をなす傾斜面を前方へ向けて下方傾斜するようにしたが、これに限らず、後方や左右方向あるいは中央に向けて傾斜させるようにしてもよい。この場合にも、傾斜面の下流側に特別領域と一般領域とを設けるようにすれば、該傾斜面を転動した遊技球を特別領域または一般領域に通過させることができる。また、前記入賞空間内に配設される球受け部材の形状・大きさは、実施例のものに限定されるものではなく、該入賞空間に流入した遊技球を一時的に受止めて転動させる転動面を備えたものであれば、任意に決定することが可能である。
20b 第2ソレノイド(ソレノイド)
23 入賞空間
24 傾斜面
25 特別領域
26 一般領域
28 球通路
28a 切欠部
29 緩衝片
31 球受け部材
34 転動面
34a 球案内部
35 規制部
36 第1領域
37 第2領域
40 伝達手段
41 モータ(駆動手段)
42 機構部
43 揺動板
44 第1支軸(支軸)
45 支持部材
46 第2支軸(支軸)
50 経路切替部材
52 経路変更部材
53 第1面
54 第2面
B パチンコ球(遊技球)
Claims (4)
- 遊技球が通過可能な球入口と、前記球入口を介して遊技球が流入する入賞空間と、前記入賞空間の底面をなし、前方へ向けて所要角度で下方傾斜する傾斜面と、前記傾斜面の前側に形成される特別領域および一般領域とを備え、前記入賞空間に流入した遊技球が前記特別領域を通過することで、遊技者に有利な特別遊技を発生させるよう構成された遊技機の入賞装置において、
前記入賞空間内でかつ前記傾斜面の上方に配置され、該入賞空間に流入した遊技球を一時的に受止めて転動させ得る転動面を有する球受け部材と、
前記転動面に形成されて該転動面を転動する遊技球が落下可能で、落下する遊技球を前記特別領域へ案内する第1領域と、
前記転動面に形成され、該転動面を転動する遊技球が落下可能な前記第1領域とは異なる第2領域と、
駆動手段に連結され、異なる方向に延在する複数の支軸を介して前記球受け部材を揺動自在に支持する伝達手段と、
前記球入口を通過した遊技球を前記球受け部材の転動面に案内する第1位置、および該遊技球を球受け部材に案内しない第2位置にソレノイドの駆動により変位される経路切替部材と、
前記転動面の第2領域の下方位置において前記ソレノイドの駆動により前後方向に移動するように設けられ、後退させた状態では前記第2領域から落下した遊技球が前方に向けて下方傾斜する第1面に当接し、前進させた状態では第2領域から落下した遊技球が後方に向けて下方傾斜する第2面に当接するよう設定される経路変更部材とを備え、
前記伝達手段を駆動手段により駆動することで前記転動面が多方向に亘り傾斜し、該転動面を転動する遊技球がその傾斜方向に応じて前記第1領域または第2領域から落下するよう構成すると共に、前記経路切替部材および経路変更部材は、前記ソレノイドの駆動により経路切替部材が第1位置に変位した状態では経路変更部材が後退した状態となり、経路切替部材が第2位置に変位した状態では経路変更部材が前進した状態となるよう構成した
ことを特徴とする遊技機の入賞装置。 - 前記球受け部材における転動面の側方上部で前後方向に延在し、前記球入口から通入した遊技球を入賞空間の奥側に案内する球通路と、
前記球通路の後端部における前記球受け部材を向く側に形成されて、該球通路を転動する遊技球が球受け部材の転動面に向けて落下可能な切欠部と、
前記球通路の後端側における下方で該球通路の後端部から落下する遊技球が当接する位置に設けられ、当接した遊技球を前記傾斜面の奥側に落下させる緩衝片とを備え、
前記経路切替部材は、前記球通路の後端部に近接して該球通路を転動する遊技球を前記切欠部から球受け部材の転動面に向けて落下させる前記第1位置と、球通路の後端部から離間して該球通路を転動する遊技球を後端部から前記緩衝片に向けて落下させる前記第2位置とに変位される請求項1記載の遊技機の入賞装置。 - 前記伝達手段は、
前記駆動手段に連結される機構部と、
左右方向に延在する第1支軸に揺動自在に枢支され、前記機構部に接続する揺動板と、
前記揺動板に設けられて前後方向に延在する第2支軸に揺動自在に枢支され、前記球受け部材が固定されると共に機構部に接続する支持部材とを有し、
前記伝達手段の機構部を駆動手段により駆動することで、前記球受け部材が、前記揺動板の揺動により前記転動面が後方に下方傾斜する動作と、前記支持部材の揺動により前記転動面が右または左方向に下方傾斜する動作とを合成した動作を行なうよう構成した請求項1または2記載の遊技機の入賞装置。 - 前記球受け部材における前記傾斜面の下流側に位置する端部に、前記転動面からの遊技球の落下を規制する規制部を形成し、該転動面上の遊技球が、前記特別領域または一般領域に直接落下するのを防止した請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機の入賞装置。
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