JPH07328192A - パチンコ機の風車構造 - Google Patents
パチンコ機の風車構造Info
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- JPH07328192A JPH07328192A JP12726194A JP12726194A JPH07328192A JP H07328192 A JPH07328192 A JP H07328192A JP 12726194 A JP12726194 A JP 12726194A JP 12726194 A JP12726194 A JP 12726194A JP H07328192 A JPH07328192 A JP H07328192A
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- JP
- Japan
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- pachinko machine
- wind turbine
- windmill
- start chucker
- rubber material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】盤面に配備したスタートチャッカーの上方で回
転しながらパチンコ玉の落下する玉すじを多様に変化さ
せるとともに、入賞のしやすさや確率を面白く有効に変
動可能とする。 【構成】パチンコ玉(1)が転動する盤面(2)に設け
たスタートチャッカー(3)の上方位にはモータ(4)
によって回動駆動する風車(A)を配備して構成するパ
チンコ機において、モータ(4)によって回転駆動する
回転軸(5)の外周には、外周の局面が少なくとも2つ
に区割されて一方が衝撃吸収性の良いゴム材(6a)
で、他方が良く弾みやすいゴム材(6b)とからなる回
転胴体(6)を装着して構成したものである。
転しながらパチンコ玉の落下する玉すじを多様に変化さ
せるとともに、入賞のしやすさや確率を面白く有効に変
動可能とする。 【構成】パチンコ玉(1)が転動する盤面(2)に設け
たスタートチャッカー(3)の上方位にはモータ(4)
によって回動駆動する風車(A)を配備して構成するパ
チンコ機において、モータ(4)によって回転駆動する
回転軸(5)の外周には、外周の局面が少なくとも2つ
に区割されて一方が衝撃吸収性の良いゴム材(6a)
で、他方が良く弾みやすいゴム材(6b)とからなる回
転胴体(6)を装着して構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盤面に配備したスター
トチャッカーの上方で回転しながらパチンコ玉の玉すじ
を多様に変化させることができるパチンコ機の風車構造
に関する。
トチャッカーの上方で回転しながらパチンコ玉の玉すじ
を多様に変化させることができるパチンコ機の風車構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、パチンコ玉が転動する盤面に設
けたスタートチャッカーの上方位にはモータによって回
転駆動する風車を配備して構成するパチンコ機におい
て、前記風車は一般的に翼車形となっており、また、特
開平5−7645号公報に見られるように、回転体の外
周に切欠き受口を設けたり(図2参照)、回転板の全面
に複数のピンを突設して(図17参照)、連続入賞阻止
手段とした風車式の構造のものは知られている。
けたスタートチャッカーの上方位にはモータによって回
転駆動する風車を配備して構成するパチンコ機におい
て、前記風車は一般的に翼車形となっており、また、特
開平5−7645号公報に見られるように、回転体の外
周に切欠き受口を設けたり(図2参照)、回転板の全面
に複数のピンを突設して(図17参照)、連続入賞阻止
手段とした風車式の構造のものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
な翼車形の風車では、パチンコ玉の当たり具合が変わる
ことにより流れが僅かに変化するだけで、その玉すじが
ほぼ把握されてしまい、また、前記特開平5−7645
号公報に見られるような手段でも、パチンコ玉の流れが
ほぼ把握できることになり、玉の軌道に多数の変化をつ
けて具体的に入賞、非入賞に結びつけることが難しく、
ゲームの流れの中で入賞率に変化をつけることはでき
ず、遊技者にとっては面白くなく、遊技性の向上が阻害
されている、といった不具合を呈している。
な翼車形の風車では、パチンコ玉の当たり具合が変わる
ことにより流れが僅かに変化するだけで、その玉すじが
ほぼ把握されてしまい、また、前記特開平5−7645
号公報に見られるような手段でも、パチンコ玉の流れが
ほぼ把握できることになり、玉の軌道に多数の変化をつ
けて具体的に入賞、非入賞に結びつけることが難しく、
ゲームの流れの中で入賞率に変化をつけることはでき
ず、遊技者にとっては面白くなく、遊技性の向上が阻害
されている、といった不具合を呈している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
そのような不具合を課題として解決し、玉の動きに多様
の変化をつけながら入賞のしやすさや確率を有効に変動
可能とするものであり、そのため、パチンコ玉が転動す
る盤面に設けたスタートチャッカーの上方位にはモータ
によって回動駆動する風車を配備して構成するパチンコ
機において、モータによって回転駆動する回転軸の外周
には、外周の局面が少なくとも2つに区割されて一方が
衝撃吸収性の良いゴム材で、他方が良く弾みやすいゴム
材とからなる回転胴体を装着して構成したものである。
そのような不具合を課題として解決し、玉の動きに多様
の変化をつけながら入賞のしやすさや確率を有効に変動
可能とするものであり、そのため、パチンコ玉が転動す
る盤面に設けたスタートチャッカーの上方位にはモータ
によって回動駆動する風車を配備して構成するパチンコ
機において、モータによって回転駆動する回転軸の外周
には、外周の局面が少なくとも2つに区割されて一方が
衝撃吸収性の良いゴム材で、他方が良く弾みやすいゴム
材とからなる回転胴体を装着して構成したものである。
【0005】本発明の第2の目的は、パチンコ玉が当た
ってからバウンドする方向が予測できないよう多様に変
動可能とするものであり、そのため、回転胴体は正円胴
もしくは長円胴の形状に成形して構成したものである。
ってからバウンドする方向が予測できないよう多様に変
動可能とするものであり、そのため、回転胴体は正円胴
もしくは長円胴の形状に成形して構成したものである。
【0006】本発明の第3の目的は、パチンコ玉が当た
ってからバウンドする方向が予測できないよう面白く有
効に変動可能とするものであり、そのため、両ゴム材の
外周面の回転方向長さを一方が他方に比し長くなるよう
にして構成したものである。
ってからバウンドする方向が予測できないよう面白く有
効に変動可能とするものであり、そのため、両ゴム材の
外周面の回転方向長さを一方が他方に比し長くなるよう
にして構成したものである。
【0007】本発明の第4の目的は、パチンコ玉が当た
ってからのバウンド方向が予測できないようにしたもの
であり、そのため、回転胴体の前面には回転胴体の回転
が判らないように飾り板を取付けて構成したものであ
る。
ってからのバウンド方向が予測できないようにしたもの
であり、そのため、回転胴体の前面には回転胴体の回転
が判らないように飾り板を取付けて構成したものであ
る。
【0008】本発明の第5の目的は、スタートチャッカ
ーへの入賞のしやすさを面白く有効に変動可能とするも
のであり、そのため、スタートやチャッカーの上方とな
る部位の両側には相互に逆転する両回転胴体を配備して
構成したものである。
ーへの入賞のしやすさを面白く有効に変動可能とするも
のであり、そのため、スタートやチャッカーの上方とな
る部位の両側には相互に逆転する両回転胴体を配備して
構成したものである。
【0009】本発明の第6の目的は、スタートチャッカ
ーへの入賞のしやすさを面白く有効に変動可能とするも
のであり、そのため、両回転胴体には同性質のゴム材が
対面して回転するよう両ゴム材をそれぞれ対称的に装着
して構成したものである。
ーへの入賞のしやすさを面白く有効に変動可能とするも
のであり、そのため、両回転胴体には同性質のゴム材が
対面して回転するよう両ゴム材をそれぞれ対称的に装着
して構成したものである。
【0010】
【作用】したがって、盤面を落下してくるパチンコ玉
が、モータにより一方向に回転される回転胴体の外周曲
面に当たってバウンドしながら下方に落下する状態で、
衝撃吸収性の良いゴム材の面に当たるとバウンドが小さ
くなり、しかも回転胴体の回転によりバウンドの方向が
変化しながら、玉の当たり具合によってうまくいくと、
そのままスタートチャッカーに入賞できることになる
が、良く弾みやすいゴム材の面に当たると、バウンドが
大きくなり、しかも回転胴体の回転により、玉の当たり
具合によってはバウンドの方向が変化してスタートチャ
カーより離れた方向に流れることになり、玉の動きに面
白くスリルのある変化をつけながら、ゲームの流れの中
で入賞のしやすさを有効に変動させることができる。
が、モータにより一方向に回転される回転胴体の外周曲
面に当たってバウンドしながら下方に落下する状態で、
衝撃吸収性の良いゴム材の面に当たるとバウンドが小さ
くなり、しかも回転胴体の回転によりバウンドの方向が
変化しながら、玉の当たり具合によってうまくいくと、
そのままスタートチャッカーに入賞できることになる
が、良く弾みやすいゴム材の面に当たると、バウンドが
大きくなり、しかも回転胴体の回転により、玉の当たり
具合によってはバウンドの方向が変化してスタートチャ
カーより離れた方向に流れることになり、玉の動きに面
白くスリルのある変化をつけながら、ゲームの流れの中
で入賞のしやすさを有効に変動させることができる。
【0011】回転胴体は正円胴もしくは長円胴の形状に
成形することにより、回転胴体の外周曲面に対するパチ
ンコ玉の当たり具合を多様に変化させて、バウンドする
方向を予測できないよう面白く有効に変動させることが
できる。
成形することにより、回転胴体の外周曲面に対するパチ
ンコ玉の当たり具合を多様に変化させて、バウンドする
方向を予測できないよう面白く有効に変動させることが
できる。
【0012】両ゴム材の外周面の回転方向長さを一方が
他方に比し長くなるようにして構成することにより、パ
チンコ玉が両ゴム材の外周面に当たる度合がとても予測
できないほど変化するになって、パチンコ玉のバウンド
する方向を多様に変化させることができる。
他方に比し長くなるようにして構成することにより、パ
チンコ玉が両ゴム材の外周面に当たる度合がとても予測
できないほど変化するになって、パチンコ玉のバウンド
する方向を多様に変化させることができる。
【0013】回転胴体の前面には回転胴体の回転が判ら
ないように飾り板を取付けて構成することにより、パチ
ンコ玉が両ゴム材のいずれに当たるかを飾り板により見
ることができないことになって、パチンコ玉のバウンド
する方向を予測できずにスリルを楽しむことができる。
ないように飾り板を取付けて構成することにより、パチ
ンコ玉が両ゴム材のいずれに当たるかを飾り板により見
ることができないことになって、パチンコ玉のバウンド
する方向を予測できずにスリルを楽しむことができる。
【0014】スタートチャッカーの上方となる部位の両
側には相互に逆転する両回転胴体を配備して構成するこ
とにより、両回転胴体のいずれかにパチンコ玉が当たる
と、両回転胴体間をパチンコ玉がピンポン玉のように往
復したり、あるいは外方へ弾じきだされたりして、スタ
ートチャッカーへの入賞のしやすさを面白く有効に変動
させることができる。
側には相互に逆転する両回転胴体を配備して構成するこ
とにより、両回転胴体のいずれかにパチンコ玉が当たる
と、両回転胴体間をパチンコ玉がピンポン玉のように往
復したり、あるいは外方へ弾じきだされたりして、スタ
ートチャッカーへの入賞のしやすさを面白く有効に変動
させることができる。
【0015】両回転胴体には同性質のゴム材が対面して
回転するよう両ゴム材をそれぞれ対称的に装着して構成
することにより、両回転胴体のいずれかにパチンコ玉が
当たると、両回転同体間をパチンコ玉がピンポン玉のよ
うに往復したり、あるいは外方へ弾じきだされたりする
態様をさらに多様化させて、スタートチャッカーへの入
賞のしやすさを一段と面白く有効に変動させることがで
きる。
回転するよう両ゴム材をそれぞれ対称的に装着して構成
することにより、両回転胴体のいずれかにパチンコ玉が
当たると、両回転同体間をパチンコ玉がピンポン玉のよ
うに往復したり、あるいは外方へ弾じきだされたりする
態様をさらに多様化させて、スタートチャッカーへの入
賞のしやすさを一段と面白く有効に変動させることがで
きる。
【0016】
【実施例】図1ないし図7は第1実施例を示し、図2は
パチンコ機の一部を概略示したものであり、パチンコ玉
1が打ち込まれることになるとともに前面にガラス板8
を張設した盤面2には、各スタートチャッカー3、特定
入賞の可変表示部9、大口入賞部10、アウト口11、
その他に、図示省略の釘群や普通入賞口などを従来形構
造同様に配備し、前記スタートチャッカー3の斜め上方
となる盤面2の部位に配備する風車Aは、モータ4より
延出する回転軸5をベース12に嵌挿して盤面2の前方
へ突設し、方向性の無い図柄にして円板状に形成した飾
り板7の背面側に延出するボス13には前記回転軸5を
嵌挿して固定し、前記ボス13の外周には、前記飾り板
7とは略同径となって図5に示すように全体を外周面が
曲面が曲面となる正円胴状に形設し、2等分割した一方
が衝撃吸収性の良いゴム材6aで、他方が良く弾みやす
いゴム材6bとからなる回転胴体6を固着して構成する
が、前記モータの調節により風車Aの回転速度を調節可
能にしたり、前記飾り板7が回転しないようにして構成
しても良い。
パチンコ機の一部を概略示したものであり、パチンコ玉
1が打ち込まれることになるとともに前面にガラス板8
を張設した盤面2には、各スタートチャッカー3、特定
入賞の可変表示部9、大口入賞部10、アウト口11、
その他に、図示省略の釘群や普通入賞口などを従来形構
造同様に配備し、前記スタートチャッカー3の斜め上方
となる盤面2の部位に配備する風車Aは、モータ4より
延出する回転軸5をベース12に嵌挿して盤面2の前方
へ突設し、方向性の無い図柄にして円板状に形成した飾
り板7の背面側に延出するボス13には前記回転軸5を
嵌挿して固定し、前記ボス13の外周には、前記飾り板
7とは略同径となって図5に示すように全体を外周面が
曲面が曲面となる正円胴状に形設し、2等分割した一方
が衝撃吸収性の良いゴム材6aで、他方が良く弾みやす
いゴム材6bとからなる回転胴体6を固着して構成する
が、前記モータの調節により風車Aの回転速度を調節可
能にしたり、前記飾り板7が回転しないようにして構成
しても良い。
【0017】したがって、盤面2上を落下してくるパチ
ンコ玉1が、モータ4により矢印イ方向に回転される回
転胴体6の外周曲面に当たってバウンドしながら下方に
落下する状態で、図7に示すように、衝撃吸収性の良い
ゴム材6aの面に当たると、矢印ロで示すようにバウン
ドが小さくなり、しかも、回転胴体6の回転によりバウ
ンドの方向が変化しながら、玉の当たり具合によってう
まくいくと、そのままスタートチャッカー3に入賞でき
ることになり、また、図6に示すように、良く弾みやす
いゴム材6bの面に当たると、矢印ハで示すようにバウ
ンドが大きくなり、しかも回転胴体6の回転により、玉
の当たり具合によってはバウンドの方向が変化してスタ
ートチャッカー3より離れた方向に流れることになり、
玉の動きに面白くスリルのある変化をつけながら、ゲー
ムの流れの中で入賞のしやすさを有効に変動させること
ができる。
ンコ玉1が、モータ4により矢印イ方向に回転される回
転胴体6の外周曲面に当たってバウンドしながら下方に
落下する状態で、図7に示すように、衝撃吸収性の良い
ゴム材6aの面に当たると、矢印ロで示すようにバウン
ドが小さくなり、しかも、回転胴体6の回転によりバウ
ンドの方向が変化しながら、玉の当たり具合によってう
まくいくと、そのままスタートチャッカー3に入賞でき
ることになり、また、図6に示すように、良く弾みやす
いゴム材6bの面に当たると、矢印ハで示すようにバウ
ンドが大きくなり、しかも回転胴体6の回転により、玉
の当たり具合によってはバウンドの方向が変化してスタ
ートチャッカー3より離れた方向に流れることになり、
玉の動きに面白くスリルのある変化をつけながら、ゲー
ムの流れの中で入賞のしやすさを有効に変動させること
ができる。
【0018】図8は回転胴体の第2実施例を示し、両ゴ
ム材6a、6bの外周面の回転方向長さを一方が他方に
比し長くなるように形設したものであり、パチンコ玉1
が両ゴム材6a、6bの外周面に当たる度合いがとても
予測できないほど変化することになって、パチンコ玉1
のバウンドする方向を多様に面白く変化させることがで
きることになるが、回転胴体6を図12に示すように長
円胴形にしてバウンドする方向をさらに多様化させるこ
ともできる。
ム材6a、6bの外周面の回転方向長さを一方が他方に
比し長くなるように形設したものであり、パチンコ玉1
が両ゴム材6a、6bの外周面に当たる度合いがとても
予測できないほど変化することになって、パチンコ玉1
のバウンドする方向を多様に面白く変化させることがで
きることになるが、回転胴体6を図12に示すように長
円胴形にしてバウンドする方向をさらに多様化させるこ
ともできる。
【0019】図9ないし図11は第3実施例を示し、ス
タートチャッカー3の上方となる部位の左右両側には前
記第1実施例と同様に構成した両風車A、Aを軸架する
が、噛合する同径の両ギヤ14a、14bの中心部から
両風車A、Aの回転軸5をそれぞれ延出し、モータ4か
ら延出する回転ねじ軸15を一方のギヤ14bに噛合さ
せるとともに、両回転胴体6、6が矢印ニ、ホで示すよ
うに相互に逆転するようにして、また、両回転胴体6、
6、には同性質のゴム材が対面して回転するよう両ゴム
材6a、6bをそれぞれ対称的に装着し、モータ4の調
節により風車A、Aの回転速度を調節できるようにして
構成する。
タートチャッカー3の上方となる部位の左右両側には前
記第1実施例と同様に構成した両風車A、Aを軸架する
が、噛合する同径の両ギヤ14a、14bの中心部から
両風車A、Aの回転軸5をそれぞれ延出し、モータ4か
ら延出する回転ねじ軸15を一方のギヤ14bに噛合さ
せるとともに、両回転胴体6、6が矢印ニ、ホで示すよ
うに相互に逆転するようにして、また、両回転胴体6、
6、には同性質のゴム材が対面して回転するよう両ゴム
材6a、6bをそれぞれ対称的に装着し、モータ4の調
節により風車A、Aの回転速度を調節できるようにして
構成する。
【0020】したがって、上方から落下してくるパチン
コ玉1が、図10に示すように、一方の回転胴体6のゴ
ム材6aの外周面に当たると、下方側にバウンドしなが
ら、両回転胴体6、6間を矢印ヘで示すようにピンポン
玉のように小さく往復動してスタートチャッカー3に入
賞したり、また、図11に示すように、一方の回転胴体
6のゴム材6bの外周面に当たると、矢印トで示すよう
に大きくバウンドしながら他方の回転胴体6のゴム材6
bに当たって大きくバウンドし、外方へ弾じきだされる
ことになり、スタートチャッカー3への入賞しやすさを
面白く有効に変動させることができる。
コ玉1が、図10に示すように、一方の回転胴体6のゴ
ム材6aの外周面に当たると、下方側にバウンドしなが
ら、両回転胴体6、6間を矢印ヘで示すようにピンポン
玉のように小さく往復動してスタートチャッカー3に入
賞したり、また、図11に示すように、一方の回転胴体
6のゴム材6bの外周面に当たると、矢印トで示すよう
に大きくバウンドしながら他方の回転胴体6のゴム材6
bに当たって大きくバウンドし、外方へ弾じきだされる
ことになり、スタートチャッカー3への入賞しやすさを
面白く有効に変動させることができる。
【0021】図12および図13は第4実施例を示し、
前記第3実施例と同様に構成した両回転胴体6、6を図
示のとおり長円胴状に形設したものであり、両回転胴体
6、6が矢印チ、リで示すように回転する状態で、上方
から落下してくるパチンコ玉1は、図12に示す状態で
は矢印ヌで示すように、また、図13に示す状態では矢
印ルで示すように変化してバウンドすることになる。
前記第3実施例と同様に構成した両回転胴体6、6を図
示のとおり長円胴状に形設したものであり、両回転胴体
6、6が矢印チ、リで示すように回転する状態で、上方
から落下してくるパチンコ玉1は、図12に示す状態で
は矢印ヌで示すように、また、図13に示す状態では矢
印ルで示すように変化してバウンドすることになる。
【0022】
【発明の効果】このように本発明は、盤面(2)を落下
してくるパチンコ玉(1)が、モータ(4)により一方
向に回転される回転胴体(6)の外周曲面に当たってバ
ウンドしながら下方に落下する際に、衝撃吸収性の良い
ゴム材(6a)の面に当たるとバウンドが小さくなり、
しかも回転胴体(6)の回転によりバウンドの方向が変
化しながら、玉の当たり具合によってうまくいくと、そ
のままスタートチャッカー(3)に入賞できることにな
るが、良く弾みやすいゴム材(6b)の面に当たると、
バウンドが大きくなり、しかも回転胴体(6)の回転に
より、玉の当たり具合によってはバウンドの方向が変化
してスタートチャッカー(3)より離れた方向に流れる
ことになり、玉の動きに面白くスリルのある変化をつけ
ながら、ゲームの流れの中で入賞のしやすさを有効に変
動させることができることになり、遊技性を一段と向上
させることができ、簡単な構造にして好適に実施できる
特長を有する。 回転胴体(6)は正円胴もしくは長円
胴の形状に成形することにより、回転胴体(6)の外周
曲面に対するパチンコ玉(1)の当たり具合を多様に変
化させることができることになって、バウンドする方向
を予測できないよう面白く有効に変動させることができ
る。
してくるパチンコ玉(1)が、モータ(4)により一方
向に回転される回転胴体(6)の外周曲面に当たってバ
ウンドしながら下方に落下する際に、衝撃吸収性の良い
ゴム材(6a)の面に当たるとバウンドが小さくなり、
しかも回転胴体(6)の回転によりバウンドの方向が変
化しながら、玉の当たり具合によってうまくいくと、そ
のままスタートチャッカー(3)に入賞できることにな
るが、良く弾みやすいゴム材(6b)の面に当たると、
バウンドが大きくなり、しかも回転胴体(6)の回転に
より、玉の当たり具合によってはバウンドの方向が変化
してスタートチャッカー(3)より離れた方向に流れる
ことになり、玉の動きに面白くスリルのある変化をつけ
ながら、ゲームの流れの中で入賞のしやすさを有効に変
動させることができることになり、遊技性を一段と向上
させることができ、簡単な構造にして好適に実施できる
特長を有する。 回転胴体(6)は正円胴もしくは長円
胴の形状に成形することにより、回転胴体(6)の外周
曲面に対するパチンコ玉(1)の当たり具合を多様に変
化させることができることになって、バウンドする方向
を予測できないよう面白く有効に変動させることができ
る。
【0023】両ゴム材(6a)、(6b)の外周面の回
転方向長さを一方が他方に比し長くなるようにして構成
することにより、パチンコ玉(1)が両ゴム材(6
a)、(6b)の外周面に当たる度合がとても予測でき
ないほど変化するになって、パチンコ玉のバウンドする
方向を多様に変化させることができる。
転方向長さを一方が他方に比し長くなるようにして構成
することにより、パチンコ玉(1)が両ゴム材(6
a)、(6b)の外周面に当たる度合がとても予測でき
ないほど変化するになって、パチンコ玉のバウンドする
方向を多様に変化させることができる。
【0024】回転胴体(6)の前面には回転胴体(6)
の回転が判らないように飾り板(7)を取り付けて構成
することにより、パチンコ玉(1)が両ゴム材(6
a)、(6b)のいずれに当たるかを飾り板(7)によ
り見ることができないことになって、パチンコ玉(1)
のバウンドする方向を予測できずにスリルを楽しむこと
ができる。
の回転が判らないように飾り板(7)を取り付けて構成
することにより、パチンコ玉(1)が両ゴム材(6
a)、(6b)のいずれに当たるかを飾り板(7)によ
り見ることができないことになって、パチンコ玉(1)
のバウンドする方向を予測できずにスリルを楽しむこと
ができる。
【0025】スタートチャッカー(3)の上方となる部
位の両側には相互に逆転する両回転胴体(6)、(6)
を配備して構成することにより、両回転胴体(6)、
(6)のいずれかにパチンコ玉(1)が当たると、両回
転胴体(6)、(6)間をパチンコ玉(1)がピンポン
玉のように往復したり、あるいは外方へ弾じきだされた
りして、スタートチャッカー(3)への入賞のしやすさ
を面白く有効に変動させることができる。
位の両側には相互に逆転する両回転胴体(6)、(6)
を配備して構成することにより、両回転胴体(6)、
(6)のいずれかにパチンコ玉(1)が当たると、両回
転胴体(6)、(6)間をパチンコ玉(1)がピンポン
玉のように往復したり、あるいは外方へ弾じきだされた
りして、スタートチャッカー(3)への入賞のしやすさ
を面白く有効に変動させることができる。
【0026】両回転胴体(6)、(6)には同性質のゴ
ム材が対面して回転するよう両ゴム材(6a)、(6
b)をそれぞれ対称的に装着して構成することにより、
両回転胴体(6)、(6)のいずれかにパチンコ玉
(1)が当たると、両回転胴体(6)、(6)間をパチ
ンコ玉(1)がピンポン玉のように往復したり、あるい
は外方へ弾じきだされたりする態様をさらに多様化させ
て、スタートチャッカー(3)への入賞のしやすさを一
段と面白く有効に変動させることができる。
ム材が対面して回転するよう両ゴム材(6a)、(6
b)をそれぞれ対称的に装着して構成することにより、
両回転胴体(6)、(6)のいずれかにパチンコ玉
(1)が当たると、両回転胴体(6)、(6)間をパチ
ンコ玉(1)がピンポン玉のように往復したり、あるい
は外方へ弾じきだされたりする態様をさらに多様化させ
て、スタートチャッカー(3)への入賞のしやすさを一
段と面白く有効に変動させることができる。
【図1】本発明第1実施例の要部を分解して示した斜視
図である。
図である。
【図2】パチンコ機の一部を概略示した正面図である。
【図3】風車を示した正面図である。
【図4】図3の一部を断面にして示した断面図である。
【図5】回転胴体の断面を示した断面図である。
【図6】作動状態を示した作動説明図である。
【図7】作動状態を示した作動説明図である。
【図8】本発明第2実施例の回転胴体を示した断面図で
ある。
ある。
【図9】本発明第3実施例の要部を分解して示した斜視
図である。
図である。
【図10】図9の作動状態を示した作動説明図である。
【図11】図9の作動状態を指名した作動説明図であ
る。
る。
【図12】本発明第4実施例の作動状態を示した作動説
明図である。
明図である。
【図13】図12の作動状態を示した作動説明図であ
る。
る。
1 パチンコ玉 2 盤面 3 スタートチャッカー 4 モータ A 風車 5 回転軸 6 回転胴体 6a ゴム材 6b ゴム材 7 飾り板
Claims (6)
- 【請求項1】パチンコ玉(1)が転動する盤面(2)に
設けたスタートチャッカー(3)の上方位にはモータ
(4)によって回動駆動する風車(A)を配備して構成
するパチンコ機において、モータ(4)によって回転駆
動する回転軸(5)の外周には、外周の局面が少なくと
も2つに区分されて一方が衝撃吸収性のよいゴム材(6
a)で、他方がよく弾みやすいゴム材(6b)とからな
る回転胴体(6)を装着して構成したことを特徴とする
パチンコ機の風車構造。 - 【請求項2】回転胴体(6)は正円胴もしくは長円胴の
形状に成形してなる請求項1記載のパチンコ機の風車構
造。 - 【請求項3】両ゴム材(6a)、(6b)の外周面の回
転方向長さを、一方が他方に比し長くなるようにしてな
る請求項1または2記載のパチンコ機の風車構造。 - 【請求項4】回転胴体(6)の前面には回転胴体(6)
の回転が判らないように飾り板(7)を取付けてなる請
求項1、2または3記載のパチンコ機の風車構造。 - 【請求項5】スタートチャッカー(3)の上方となる部
位の両側には相互に逆転する両回転胴体(6)、(6)
を配備してなる請求項1、2、3または4記載のパチン
コ機の風車構造。 - 【請求項6】両回転胴体(6)、(6)には同性質のゴ
ム材が対面して回転するよう、両ゴム材(6a)、(6
b)をそれぞれ対称的に装着してなる請求項5記載のパ
チンコ機の風車構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12726194A JPH07328192A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | パチンコ機の風車構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12726194A JPH07328192A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | パチンコ機の風車構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328192A true JPH07328192A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14955667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12726194A Pending JPH07328192A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | パチンコ機の風車構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328192A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006075523A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2006110176A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2008142239A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2011045632A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
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JP2015177877A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2016007511A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲーム機 |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP12726194A patent/JPH07328192A/ja active Pending
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