JP2003310903A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003310903A JP2002122384A JP2002122384A JP2003310903A JP 2003310903 A JP2003310903 A JP 2003310903A JP 2002122384 A JP2002122384 A JP 2002122384A JP 2002122384 A JP2002122384 A JP 2002122384A JP 2003310903 A JP2003310903 A JP 2003310903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体を用いて遊技球の入賞態様を変化に富
ませ遊技の興趣を高め得る遊技機を提供する。 【解決手段】 入賞用回転体74の上部に待機用回転体
72を設け、入賞用回転体74が1周する毎に、入賞用
回転体74の球保持用凹部74aと一致する待機用回転
体72の球保持用凹部72aを順次異ならせることによ
って、球保持用凹部72aに保持されている遊技球を入
賞用回転体74側の球保持用凹部74aへ落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技球を保持す
るための凹部が外周に設けられた短円筒形状の回転体で
あって、該凹部に遊技球を保持した状態で定速度回転
し、該凹部に保持された遊技球を遊技盤の裏面側へ連通
する通孔へ案内することで一定時間間隔で入賞を発生さ
せる回転体からなる入賞装置を備える遊技機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】3種遊技機の大当たり権利発生中では、
3種始動装置に遊技球が入賞するとラウンドゲームが開
始し、大入賞口が所定時間(例えば、10秒)開放する
ようになっている。10秒の大入賞口の開放中に3種始
動口を遊技球が通過すると次のラウンドゲームが開始さ
れるため、係る大入賞口開放中の3種始動口への遊技球
通過を防ぐように、図4に示すような回転体が用いられ
ている。該回転体74には、遊技球Tを保持するための
球保持用凹部74aが設けられ、大入賞口の開放時間に
相当する所定時間(10秒)で1周する。図中に示すよ
うに回転体74上に遊技球Tが乗っている状態で球保持
用凹部74aが上を向いた際に、当該遊技球Tが球保持
用凹部74a内に落下し、回転体74の回転に伴い、当
該球保持用凹部74aが第3種始動口82に到達した時
点で、第3種始動口82側へ転入させている。この回転
体74を用いることで、所定時間(10秒)毎に1個ず
つ第3種始動口82へ入賞させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、遊技球が3
種始動装置の回転体74上に待機してから入賞するま
で、遊技球の動きがゆっくりで単調なものになってしま
い、非常に退屈なものになっている。また、遊技球Tが
回転体74上に載るタイミングによっては、図4に示す
ように長い時間回転体上に待機していることになる。そ
のため、せっかく入賞がほぼ確保されたにも関わらず、
球保持用凹部74aに入球する前に他の遊技球が衝突し
て回転体上から落下してしまうことがあり、ラウンド進
行が断続的なものになって、円滑にラウンドゲームを消
化できない場合がある。
【0004】これを解決するため、特開平8−1964
3に記載の発明のように、上部に複数の球保持部を備え
た回転体を設け、この複数の球保持部のうち特定の球保
持部以外に受け入れた遊技球を入賞させることなく再度
遊技領域に戻す構成が提案されている。しかし、上記発
明のように、一旦遊技球を受け入れたにも関わらず、入
賞させることなく再度遊技領域に戻すと、遊技者の心証
を害し、遊技意欲を低下させてしまうことになる。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、回転体
を用いて遊技球の入賞態様を変化に富ませ遊技の興趣を
高め得る遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1の発明は、遊技球を保持するための凹部が
外周に設けられた短円筒形状の回転体であって、該凹部
に遊技球を保持した状態で定速度回転し、該凹部に保持
された遊技球を遊技盤の裏面側へ連通する通孔へ案内す
ることで一定時間間隔で入賞を発生させる入賞用回転体
からなる入賞装置を備える遊技機において、前記入賞用
回転体の上部に、遊技球を保持するための複数の凹部が
外周に等間隔に設けられた待機用回転体を配置し、前記
待機用回転体の回転速度を、前記複数の凹部の数をMと
し自然数をnとしたとき、前記入賞用回転体の回転速度
の(Mn−(M−1))/M倍に設定し、前記複数の凹
部に収容された遊技球を、前記入賞回転体の1回転毎に
当該入賞回転体の凹部へ1球ずつ順次落下させることを
技術的特徴とする。
【0007】本発明では、少なくとも1つの球保持用凹
部を有する入賞用回転体の上部に、複数(例えば4個)
の球保持用の凹部を有する待機用回転体を設け、入賞用
回転体が1周する毎に、入賞用回転体の球保持用の凹部
と一致する待機用回転体の球保持用凹部を順次異ならせ
ることによって、待機用回転体に保持されている遊技球
を入賞用回転体側の球保持用凹部に落下可能にする。こ
れにより、複数(4個)の遊技球を確実に待機させるこ
とが可能になり、従来のように他の遊技球が衝突して回
転体上から落下してしまうことを極力防止できるととも
に、複数回(4回)先までのラウンドゲームを確保する
ことが可能になる。従って、ラウンドゲームを円滑に消
化させることができる。また、待機用回転体と入賞用回
転体の両方を経由して遊技球が入賞することになるの
で、遊技球の入賞態様が変化に富んだものとなり、遊技
者の興趣を高めることができる。
【0008】請求項2では、待機用回転体の回転速度を
入賞用回転体の速度よりも高くしたため、従来のように
他の遊技球が衝突して待機部から落下してしまうことを
極力防止できる。遊技球が待機用回転体上に待機してか
ら入賞するまで、遊技球の動きをスピーディ且つ複雑に
でき、回転体を用いて遊技球の入賞態様を変化に富ませ
ることができる。
【0009】請求項3では、遊技盤の裏面側へ連通する
通孔が大入賞口を開放する第3種種始動口であり、入賞
用回転体が定速度で回転するため、連続的に3種始動口
に遊技球が入賞し、遊技者に不利益を与えることを防ぎ
得る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ機の実施
形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の
一実施例に係るパチンコ機の遊技領域を示している。該
遊技盤20の前面には、発射ハンドル(図略)により操
作された遊技球発射装置(図略)から発射された遊技球
を遊技盤20の上方部まで案内するガイドレール48が
配設されており、該ガイドレール48と遊技盤20の前
面ガラス(図略)とによって作り出される空間内に遊技
領域13が形成される。
【0011】この遊技領域13のほぼ中央位置には、可
変表示を行うための可変表示装置30が配置されてい
る。この可変表示装置30の中央には普通図柄を表示す
るための普通図柄表示装置34が配置されている。該普
通図柄表示装置34は、横方向に3つに区分された表示
部を有し、左の領域に左普通図柄表示部34Aが、中央
に中央普通図柄表示部34Bが、右の領域に右普通図柄
表示部34Cがそれぞれ設けられている。該普通図柄表
示装置34の上部には、後述する普通図柄作動ゲート2
1を通過した遊技球の数を表示するための4個の発光ダ
イオードから成るゲート通過記憶数表示装置37が配置
されている。他方、この可変表示装置30の下方には、
普通図柄表示装置34の図柄変動を開始させる普通図柄
作動ゲート21が配置されている。この普通図柄作動ゲ
ート21の下方には、普通図柄表示装置34の当たりに
より所定時間開放される普通電動役物42が配置されて
いる。普通電動役物42内には、大入賞口開放の権利を
発生させる権利発生領域44が設けられている。一方、
可変表示装置30の右側には、大入賞口50と大入賞口
50を開放させる第3種始動装置70とが配置されてい
る。
【0012】ここで、第3種始動装置70の構成につい
て図2を参照して説明する。図2(A)は第3種始動装
置70の斜視図であり、図2(B)は組み立て図であ
る。第3種始動装置70は、遊技球を待機させるための
待機用回転体72と、保持している遊技球を始動口82
へ入賞させるための入賞用回転体74との2つの回転体
を上下に配置して成る。始動口82を遊技球が通過する
と上述したように大入賞口50が開放される。待機用回
転体72には、遊技球とほぼ同じ大きさの遊技球保持用
凹部74aが4カ所、外周に等間隔で設けられている。
入賞用回転体74には、遊技球とほぼ同じ大きさの遊技
球保持用凹部74aが1カ所設けられている。該待機用
回転体72と入賞用回転体74との前面には、該待機用
回転体72と入賞用回転体74との外周を覆う瓢箪形状
の透明な回転体カバー84が取り付けられている。該回
転体カバー84の上部には、待機用回転体72への入球
を可能にする開口84aが形成されている。
【0013】待機用回転体72と入賞用回転体74と
は、始動口82が穿設された取付板80を介して遊技盤
20(図1参照)に取り付けられる。取付板80の裏面
側には、入賞用回転体74を軸92を介して回転させる
モータ90が設けられている。軸92の先端92aは、
断面を矩形に形成され36歯のギヤ94が取り付けられ
ている。このギヤ94と噛合するように第2ギヤ96が
軸98により支持され、第2ギヤ96と噛合するよう
に、待機用回転体72側のギヤ86が軸88に支持され
ている。軸88の先端88aは、断面を矩形に形成さ
れ、該ギヤ86及び待機用回転体72を挿通している。
ここで、待機用回転体72側のギヤ86は、16歯に形
成されており、36歯の入賞用回転体74側のギヤ94
が1回転する間に36/16回転、即ち、入賞用回転体
74が1回転する間に、待機用回転体72が2回と1/
4回転するように設定されている。
【0014】ここで、図1を参照し本パチンコ機による
遊技のあらましについて説明する。ここでは先ず、普通
電動役物42による遊技の概略を述べる。遊技球が普通
図柄作動ゲート21を通過すると、普通図柄表示装置3
4の図柄の変動を開始する。即ち、普通図柄表示装置3
4は、左普通図柄表示部34A(以下表示部34Aと称
する)と中央普通図柄表示部34B(以下表示部34B
と称する)と右普通図柄表示部34C(以下表示部34
Cと称する)とに0〜14の15種類の数字の図柄を変
動表示し、予め設定された時間が経過すると表示部34
A、表示部34B、表示部34Cの順で図柄の変動を停
止する。そして、表示部34A、表示部34B、表示部
34Cの図柄が同一図柄(当たり図柄)の時は普通電動
役物42を約5.8秒開放し、遊技球の入賞させ易い状
態を提供する。なお、普通電動役物42が開放中に内側
に形成された嵌入部44aに遊技球が一時保持された場
合には、普通電動役物42の閉口に伴い権利発生領域4
4側へ流入し、権利状態が発生して後述するように大入
賞口50を開口させ得るようになる。なお、遊技球が普
通図柄作動ゲート21を通過してもそれが記憶される
(併せて前述したゲート通過記憶数表示装置37に表示
される)のは最初の4個まで、それ以上の値は保持され
ない。この通過が記憶されている状態においては、普通
図柄表示装置34の表示の変動停止後、再び表示の変動
が開始される。
【0015】上述したように普通電動役物42が開放中
に嵌入部44aに遊技球が一時保持され、この状態で普
通電動役物42が閉じ、一時保持された遊技球が権利発
生領域44側に流入すると権利状態が発生する(以下こ
れを特別装置の作動と称する)。このとき、遊技球が第
3種始動口82(図2(B)参照)に入賞し、即ち、先
ず、待機用回転体72の保持用凹部72aに嵌入し、待
機用回転体72の回転に伴い下方の入賞用回転体74の
球保持用凹部74aに落下し、入賞用回転体74の回転
に伴い第3種始動口82を通過する。これにより、大入
賞口50が約9.8秒開放され、遊技球の非常に入賞し
易い状態が提供される。該9.8秒の経過又は開放時間
内であっても遊技球がおおむね10個入賞することによ
り大入賞口50が閉じる。この大入賞口50の閉じた後
に、再び、第3種始動口82に入賞することにより大入
賞口50が開放される。なお、この大入賞口50の開放
の回数は15回までで、以降は権利状態が消滅する。
【0016】ここで、待機用回転体72から入賞用回転
体74への遊技球の移送について、図3を参照して説明
する。なお、待機用回転体72の回転速度を、該待機用
回転体72の球保持用凹部72aの数をMとし自然数を
nとしたとき、入賞用回転体74の回転速度の(Mn−
(M−1)/M倍に設定することで、待機用回転体72
の球保持用凹部72aに収容された遊技球を、入賞用回
転体74の1回転毎に当該入賞用回転体74の球保持用
凹部74aへ1球ずつ順次落下させることが可能であ
る。第1実施形態では、Mを4、nを3と(9/4=3
6/16)としてある。これにより、入賞用回転体74
が1回転すると、待機用回転体72が9/4(2回と1
/4)回転して、待機用回転体72の球保持用凹部72
aと入賞用回転体74の球保持用凹部74aとが向かい合
うようにしてある。
【0017】図3(a)に示すように待機用回転体72
の4カ所(1番,2番,3番,4番)の球保持用凹部7
2aに遊技球が保持された状態での入賞用回転体74の
球保持用凹部74aへの移送について説明する。図3
(a)に示すように、待機用回転体72の球保持用凹部
72a(1番)と入賞用回転体74の球保持用凹部74a
とが向かい合った状態、即ち、待機用回転体72の球保
持用凹部72a(1番)が下を向き、入賞用回転体74
の球保持用凹部74aが上を向いた状態で、球保持用凹
部72a(1番)に保持されていた遊技球Tが入賞用回
転体74の球保持用凹部74aへ落下する。
【0018】図3(b)に示すように、入賞用回転体7
4が1/4回転すると、待機用回転体72は、(1/
4)×(36/16)=9/16回転する。そして、図
3(c)に示すように、更に入賞用回転体74が1/2
回転すると、待機用回転体72は18/16回転する。
図3(d)に示すように入賞用回転体74が3/4回転
すると、待機用回転体72は、27/16回転する。こ
の直後、入賞用回転体74の球保持用凹部74aが、第
3種始動口82の位置へ到達し、球保持用凹部74aに
保持された遊技球Tを、第3種始動口82側へ送り込
む。これに応じて、大入賞口50が9.8秒間開放され
る。
【0019】図3(e)に示すように、入賞用回転体7
4が1回転すると、待機用回転体72が36/16(2
回と1/4)回転して、待機用回転体72の球保持用凹
部72a(2番)と入賞用回転体74の球保持用凹部7
4aとが向かい合った状態、即ち、待機用回転体72の
球保持用凹部72a(2番)が下を向き、入賞用回転体
74の球保持用凹部74aが上を向いた状態で、球保持
用凹部72a(2番)に保持されていた遊技球Tが入賞
用回転体74の球保持用凹部74aへ落下する。なお、
この時点で、待機用回転体72の上に遊技球Tが待機し
ているときには、図3(f)に示すように、更に待機用
回転体72が回転することで球保持用凹部74a(ここ
では1番)に保持される。
【0020】ここで、図3(g)、図3(h)に示すよ
うに入賞用回転体74が更に回転し、そして、入賞用回
転体74の球保持用凹部74aが、第3種始動口82の
位置へ到達し、球保持用凹部74aに保持された遊技球
Tを、第3種始動口82側へ送り込む。これに応じて、
大入賞口50が9.8秒間開放される。
【0021】図3(i)に示すように、入賞用回転体7
4が更に1回転(2回転目)すると、待機用回転体72
が36/16(2回と1/4)回転して、待機用回転体
72の球保持用凹部72a(3番)と入賞用回転体74
の球保持用凹部74aとが向かい合った状態、即ち、待
機用回転体72の球保持用凹部72a(3番)が下を向
き、入賞用回転体74の球保持用凹部74aが上を向い
た状態で、球保持用凹部72a(3番)に保持されてい
た遊技球Tが入賞用回転体74の球保持用凹部74aへ
落下する。図示しないが、入賞用回転体74が更に1回
転(3回転目)すると、待機用回転体72の球保持用凹
部72a(4番)に保持された遊技球が、入賞用回転体
74の球保持用凹部74aへ落下する。
【0022】このように、入賞用回転体74が1回転す
る毎に、待機用回転体72に待機している遊技球が1個
ずつ順に入賞用回転体74側へ移動するようになってい
る。
【0023】本実施形態では、入賞用回転体74の上部
に待機用回転体72を設け、入賞用回転体74が1周す
る毎に、入賞用回転体74の球保持用凹部74aと一致
する待機用回転体72の球保持用凹部72aを順次異な
らせることによって、球保持用凹部72aに保持されて
いる遊技球を入賞用回転体74側の球保持用凹部74a
へ落下させる。これにより、複数(4個)の遊技球を確
実に待機させることが可能になり、従来のように他の遊
技球が衝突して回転体上から落下してしまうことを極力
防止できるとともに、複数回(4回)先までのラウンド
ゲームを確保することが可能になる。従って、ラウンド
ゲームを円滑に消化させることができる。また、待機用
回転体72と入賞用回転体74の両方を経由して遊技球
が入賞することになるので、遊技球の入賞態様が変化に
富んだものとなり、遊技者の興趣を高めることができ
る。
【0024】更に本実施形態では、待機用回転体72の
回転速度を入賞用回転体74の速度よりも高くしたた
め、従来のように他の遊技球が衝突して待機部から落下
してしまうことを極力防止できる。遊技球が待機用回転
体72上に待機してから入賞するまで、遊技球の動きを
スピーディ且つ複雑にでき、回転体を用いて遊技球の入
賞態様を変化に富ませることができる。
【0025】なお、上述した実施形態では、待機用回転
体72の回転速度を入賞用回転体74の36/16倍と
したが、待機用回転体72の回転速度を、該待機用回転
体72の球保持用凹部72aの数をMとし自然数をnと
したとき、入賞用回転体74の回転速度の(Mn−(M
−1)/M倍に設定することで、待機用回転体72の球
保持用凹部72aに収容された遊技球を、入賞用回転体
74の1回転毎に当該入賞用回転体74の球保持用凹部
74aへ1球ずつ順次落下させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパチンコ機の遊技
領域の正面図である。
【図2】図2(A)は第3種始動装置の斜視図であり、
図2(B)は組み立て図である。
【図3】待機用回転体から入賞用回転体への遊技球の移
送を示す説明図である。
【図4】従来技術に係るパチンコ機の回転体を示す斜視
図である。
【符号の説明】
20 遊技盤 21 普通図柄作動ゲート 30 可変表示装置 34 普通図柄表示装置 42 普通電動役物 44 権利発生領域 50 大入賞口 70 第3種始動装置 72 待機用回転体 72a 球保持用凹部 74 入賞用回転体 74a 球保持用凹部 82 第3種始動口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を保持するための凹部が外周に設
    けられた短円筒形状の回転体であって、該凹部に遊技球
    を保持した状態で定速度回転し、該凹部に保持された遊
    技球を遊技盤の裏面側へ連通する通孔へ案内することで
    一定時間間隔で入賞を発生させる入賞用回転体からなる
    入賞装置を備える遊技機において、 前記入賞用回転体の上部に、遊技球を保持するための複
    数の凹部が外周に等間隔に設けられた待機用回転体を配
    置し、 前記待機用回転体の回転速度を、前記複数の凹部の数を
    Mとし自然数をnとしたとき、前記入賞用回転体の回転
    速度の(Mn−(M−1))/M倍に設定し、前記複数
    の凹部に収容された遊技球を、前記入賞回転体の1回転
    毎に当該入賞回転体の凹部へ1球ずつ順次落下させるこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記自然数nを2以上にし、前記待機用
    回転体の回転速度を前記入賞用回転体の速度よりも高く
    したことを特徴とする請求項1の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技盤の裏面側へ連通する通孔が大
    入賞口を開放する第3種種始動口であることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2の遊技機。
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