JP2009297226A - 遊技役物、及び遊技機 - Google Patents

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【課題】球の物理的な動きによって抽選を行う抽選部材を有する遊技機において、抽選部材の駆動態様を変化させることができる遊技役物及び遊技機を提供すること。
【解決手段】この遊技役物7は、遊技領域を流下する遊技媒体が流入可能な流入口8aと、流入口8aへの遊技媒体の流入が困難な状態と流入が容易な状態とを繰り返し実現可能な動作部材8bと、流入口8aから流入した遊技媒体23と衝突可能に構成された衝突部材8cと、衝突部材8cと衝突した遊技媒体23が通過可能な複数の領域を有し、遊技媒体が複数の領域のうちいずれの領域を通過するかによる抽選を行う抽選部材8nと、衝突部材8cに衝突した遊技媒体23の衝突態様に基づいて、抽選部材8nを駆動させる駆動部材8fと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技役物及び遊技機に係り、特に遊技媒体の物理的な動きによって抽選を行う抽選部材の駆動態様を変化させる機能を有する遊技役物等に関する。
パチンコ機においては、弾球された球が遊技領域(遊技盤面上又はその近傍に形成された領域であって、球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で球が遊技領域内の遊技釘(ゲージともいう。)や風車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に球が入賞すれば所定の景品球払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に球が流入すれば景品球払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は球の流下における偶然性を利用しつつ球の入賞及び景品球払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
遊技者は、パチンコ機において大当りに入賞すると、多くの遊技媒体の払出しを得ることができるため、大当りとなることを期待して遊技を行う。この大当りの態様として、一般的に第1の特別遊技(1種大当り又は図柄変動大当りともいう。)と第2の特別遊技(2種大当り又は役物大当りともいう。)とが存在しており、各大当りを個別に実現可能な1種タイプ及び2種タイプのパチンコ機や、いずれの大当り態様も実現可能な1種2種タイプのパチンコ機が概念できる。
第2の特別遊技は、所定の入賞口への遊技媒体の入賞に基づいて2種大入賞口が所定時間開放することで発生し(第2の特別遊技の第一段階)、2種大入賞口が所定時間開放した際に、2種大入賞口内に流入した遊技媒体が特定の領域を通過するか否かによって第2の特別遊技が継続するか否かを抽選する。遊技媒体が特定の領域を通過すると、第2の特別遊技の継続が確定して、遊技者は多くの遊技媒体の払出しを得ることができる。
第2の特別遊技が継続するか否かの抽選は、例えば2種大入賞口内に配置された抽選部材によって行われる。この抽選部材は、遊技媒体が通過可能な複数の領域を有しており、そのうちいずれの領域を遊技媒体が通過するかによって当否を決定する。この抽選は、2種大入賞口に入賞した遊技媒体の物理的な動きによって当否が決まる。
例えば、特許文献1には、2種大入賞口を有するパチンコ機が記載されており、この2種大入賞口内には、2種大入賞口に流入した球を左右いずれかのルートに振り分ける振分け部材と、振分け部材によって右ルートに振り分けられた球が導かれる回転抽選体と、が設けられている。回転抽選体は一定周期で駆動している。球が回転抽選体に導かれるタイミングや導かれた球の速度によって、回転抽選体における球の物理的な動きが異なり、回転抽選体による抽選態様が異なる。そのため、遊技媒体毎に回転抽選体による抽選態様は異なる。
特開2006−247170号公報
しかし、回転抽選体が任意の状態の際に略同じ速度の球が導かれると、回転抽選体における球の物理的な動きが同じになり、その抽選結果が同じになることがある。球が回転抽選体に導かれるタイミングによって抽選結果が決まると、タイミングによって当否確率が変化して、公平な遊技が実現されないおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたものであり、遊技媒体の物理的な動きによって抽選を行う抽選部材を有する遊技機において、抽選部材の駆動態様が変化可能であり、特定のタイミングによる抽選確率の偏りを抑制して、公平な遊技を実現できる遊技役物及び遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての遊技役物は、遊技領域を流下する遊技媒体が流入可能な流入口と、流入口への遊技媒体の流入が困難な状態と流入が容易な状態とを繰り返し実現可能な動作部材と、流入口から流入した遊技媒体と衝突可能に構成された衝突部材と、衝突部材と衝突した遊技媒体が通過可能な複数の領域を有し、遊技媒体が複数の領域のうちいずれの領域を通過するかによる抽選を行う抽選部材と、衝突部材に衝突した遊技媒体の衝突態様に基づいて、抽選部材を駆動させる駆動部材と、を有する。
遊技役物の流入口から流入した遊技媒体は、衝突部材と衝突する。この衝突部材に衝突した遊技媒体の衝突態様に基づいて、駆動部材が抽選部材を駆動する。流入口から流入する遊技媒体は、発射装置により遊技領域に発射され、遊技領域を流下する過程で遊技領域内の遊技釘等の流路変更部材に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。遊技領域には複数の遊技媒体が流下しており、遊技媒体毎に流路変更部材に対する衝突態様や発射装置の発射強度が異なるため、遊技媒体毎にその速度及び通過軌跡は異なる。そのため、遊技役物の流入口から流入した遊技媒体の衝突部材に対する衝突態様は、一定の態様ではなく遊技媒体毎に異なる態様を実現する。
遊技媒体の衝突部材に対する衝突態様が遊技媒体毎に異なるため、駆動部材による抽選部材の駆動態様も遊技媒体毎に異なる。そのため、抽選部材は、遊技媒体が衝突部材に衝突する毎に異なる周期で駆動され、抽選部材における遊技媒体の物理的な動きも異なる態様となる。
したがって、遊技媒体が流入口から流入した時点では抽選結果が判明し難く、遊技者の期待を継続して高めることが可能となる。また、遊技媒体の衝突部材に対する衝突態様によって抽選部材の駆動態様が変化するため、特定のタイミングによる抽選確率の偏りを抑制することができ、特定のタイミングを狙って抽選確率を高めようとする行為を抑制して、公平な遊技を実現することができる。
ここで遊技媒体としては、典型的には遊技機としてのパチンコ機に使用される球(パチンコ球)が概念されるが、もちろん、遊技領域をコインが流下するコインゲーム等においては、そのコインが遊技媒体に該当する。
衝突部材は、遊技媒体と衝突する機能を有していればよく、その構造及び材質は限定されないが、遊技媒体との衝突に耐えられる耐久性を有するものが好ましい。例えば、遊技媒体が衝突することにより、遊技媒体の方向を変化させる流路変更部材としての釘、風車部材や、衝突した遊技媒体のエネルギーを吸収する弾性部材を例示することができる。
駆動部材は、衝突部材に衝突した遊技媒体の衝突態様に基づいて、抽選部材を駆動させる部材である。遊技媒体の衝突態様は、衝突部材に対する遊技媒体の衝突力である衝突速度、衝突角度、衝突位置を含む。衝突速度に基づいて抽選部材の駆動速度を変化させたり、衝突角度に基づいて抽選部材の駆動方向を変化させたり、衝突位置に基づいて抽選部材を駆動させる位置又は駆動の基準となる位置を変化させたりすることができる。
また、駆動部材による遊技媒体の衝突態様に基づいて抽選部材を駆動させる構成は、抽選部材を通常駆動させずに、遊技媒体が衝突部材に衝突した際に衝突態様に基づいて抽選部材を駆動させるように構成してもよいし、抽選部材を通常駆動させておき、遊技媒体が衝突部材に衝突した際に衝突態様に基づいて抽選部材の駆動態様を変化させるように構成してもよい。
本発明に係る遊技役物は、遊技領域を流下する遊技媒体が流入可能に配置された流入口と、流入口への遊技媒体の流入が困難な状態と流入が容易な状態とを繰り返し実現可能な動作部材と、を備えている。動作部材が流入口への流入を容易な状態を実現しているときには、遊技媒体は流入口から流入する。しかし、動作部材が流入口への流入を困難な状態を実現しているときには、遊技媒体は流入口に到達しても流入しない。このような流入口及び動作部材を有する遊技役物としては、例えば遊技媒体の流入が特別遊技の抽選の契機となるとともに、一定数の遊技媒体の払出しの契機となる始動入賞口、始動入賞口への流入による特別遊技の抽選結果が当たりとなった際に大当り遊技を実行する大入賞口、遊技媒体の流入が一定数の遊技媒体の払出しの契機となる一般入賞口、を例示することができる。
動作部材は、流入口への遊技媒体の流入を容易な状態と困難な状態とを実現できる部材であり、より具体的には、流入口を閉める状態と開ける状態とを開閉動作により実現する開閉扉、流入口の開口寸法を遊技媒体が流入容易な寸法と流入し難い寸法とに変化させるように流入口近傍で移動する移動部材、を例示できる。
遊技媒体の流入が容易な状態と困難な状態とに状態を変化させる構成は、ソレノイド等の駆動源を用いて動作部材を一定周期で駆動させるように構成して実現してもよいし、他の流入口への遊技媒体の流入や遊技状態に基づいて駆動させるように構成して実現もよく、更には、流入口に流入した遊技媒体が内部の機構を駆動させることにより状態を変化させるように構成して実現してもよく、種々の構成によって実現することができる。
抽選部材は、流入口から流入した遊技媒体が通過可能な複数の領域を有し、複数の領域のうちいずれの領域を遊技媒体が通過するかによる抽選を行う。この抽選部材は、例えば抽選部材の複数の領域のうちいずれかの領域を当りとなる特定領域として構成することができる。流入口から流入した遊技媒体は、抽選部材に到達したタイミング及び抽選部材に到達した際の速度に応じて、複数の領域のうちいずれかの領域を通過する。そして、遊技媒体が特定領域を通過すると当りとなり、遊技者は利益を得ることができる。一方、遊技媒体が特定領域以外の領域を通過すると外れとなり、遊技者は利益を得ることができない。
このような遊技媒体がいずれかの領域を通過するかによって抽選を行う抽選部材は、遊技媒体の物理的な動きによって抽選結果が決定される。この遊技媒体の物理的な動きによる抽選は人為的な操作ができないため、人為的行為による抽選確率の偏りが生じ難く、遊技者に公平な遊技を提供することができる。更に、この抽選部材によれば、遊技媒体の動きによって抽選結果が定まるため、遊技媒体の挙動に遊技者の関心を惹きつけることができる。
なお、抽選部材の抽選結果に基づく遊技者への利益付与は、遊技媒体の払出し、遊技に関する有利な情報等遊技に影響を与える利益付与に限られず、映像、音楽等の演出の提供、及びホールにおける飲食の提供等、遊技に影響を与えない利益付与も含む概念である。
駆動部材は、衝突部材に衝突した遊技媒体の衝突力を測定する測定手段と、測定手段によって測定した衝突力に基づいて抽選部材を駆動させる駆動源と、を備えるように構成することができる。
測定手段によって測定する遊技媒体の衝突力は、遊技媒体の衝突部材に対する衝突速度、衝突角度、衝突位置を含む。そのため、測定手段は、遊技媒体の衝突部材に対する衝突力を構成する要素を測定できるものであればよく、例えば、衝突力を測定する圧力センサ、歪みゲージ、衝突による衝突部材の変位を測定する回転角センサ、ロータリエンコーダ、加速度センサを例示できる。
駆動源は、測定手段によって測定した衝突力に基づいて抽選部材を駆動できるものであればよく、例えば、ソレノイド、モータ等を用いることができる。また、駆動源は、抽選部材のみならず、衝突部材等、別の遊技部品を併せて駆動することができるように構成されていてもよい。
駆動手段が測定手段と駆動源を備えることにより、例えば遊技媒体の衝突力の強弱と抽選部材の駆動態様の強弱を比例させずに、遊技媒体の衝突力の強弱と抽選部材の駆動態様の強弱を反比例させる等、種々の態様で抽選部材を駆動させることが可能となる。そのため、抽選部材の駆動態様を多様に変化させ、遊技者に意外性のある駆動態様を提供することができる。例えば、遊技媒体の衝突力が高いほど、抽選部材の駆動力を高くするように構成してもよいが、遊技媒体の衝突力が高いほど、抽選部材の駆動力を低くするように構成することもできる。
また、衝突部材は、遊技媒体が衝突することにより移動可能に構成されており、駆動部材は、遊技媒体が衝突することによる衝突部材の移動態様を抽選部材に伝達することより抽選部材を駆動するように構成することができる。
駆動部材は、衝突部材の移動態様を抽選部材に伝達して、抽選部材を駆動するため、抽選部材を駆動するための測定手段及び駆動源が不要となり、簡易な構成によって抽選部材を駆動させることが可能となる。
具体的には、例えば、遊技媒体が衝突にすることにより衝突部材が一定方向に回転するように構成して、その衝突部材の回転力をギヤ等の伝達手段を介して抽選部材に伝達し、抽選部材を駆動させる構成によっても実現することができる。伝達手段は、ギヤ、ワイヤー等を例示でき、種々の構成を採用することができるが、衝突部材の移動力を減衰することなく、抽選部材に伝達できる構成が好ましい。
また、衝突部材は、流入口から流入した遊技媒体が衝突することにより回転可能な風車部材であり、抽選部材は、駆動部材により回転可能な回転抽選体であることが望ましい。
衝突部材としての風車部材に遊技媒体が衝突すると、その衝突力によって風車部材は回転する。駆動部材は、風車部材の回転力及び回転方向等回転態様に基づいて、回転抽選体を回転駆動させる。衝突部材及び抽選部材のいずれもが回転駆動するように構成することにより、互いの駆動態様が異なる場合に比べて駆動制御が容易となる。
例えば、遊技媒体が衝突した風車部材の回転態様に基づいて、回転抽選体の回転方向を変化させるように構成して、風車が時計回りに回転した場合には回転抽選体を時計回りに回転させ、風車が反時計回りに回転した場合には回転抽選体を反時計周りに回転させる。風車部材が回転しない状態では、駆動部材は回転抽選体を駆動せず、回転抽選体は停止した状態となる。この状態において遊技媒体が風車部材に衝突し、風車部材が時計回りに回転すると、これに伴って駆動部材は回転抽選体を回転駆動し、回転抽選体は時計回りに回転する。一方、風車部材が反時計回りに回転すると、回転抽選体は反時計周りに回転する。更に、風車部材の回転速度に基づいて、回転抽選体の回転速度を変化させるように構成することもできる。
遊技者は、風車部材を視認することによって、風車部材の回転態様を認識することができる。そのため、遊技者は、風車部材に対する遊技媒体の衝突態様を視認することで、抽選部材の駆動態様を予測する楽しみを得ることができる。
なお、風車部材は、遊技媒体が衝突することにより回転可能に構成されていればよく、遊技媒体の衝突力で回転するように構成してもよいし、遊技媒体の衝突によって作動する駆動源を設け、この駆動源によって風車部材が回転するように構成してもよい。特に、衝突部材の移動態様を抽選部材に伝達して抽選部材を駆動させる場合には、衝突部材が駆動源を有する構成が好ましい。衝突部材が駆動源を有することにより、遊技媒体の衝突力の強弱によらず、一定速度で抽選部材を駆動させることが可能となる。
本発明の更に他の例示的側面としての遊技機は、遊技領域が形成される遊技盤と、上記の遊技役物と、を有する遊技盤ユニットと、遊技領域が視認可能となるように遊技盤ユニットを保持する枠体と、遊技盤ユニットに対してその前方に一定距離以上離間して配置された前面透明板と、遊技媒体を遊技領域に向けて発射する発射ユニットと、を備える。
この遊技機によれば、遊技役物の流入口から流入した遊技媒体の衝突部材に対する衝突態様に基づいて、抽選部材を駆動することができる。衝突部材に対する遊技媒体の衝突態様は、遊技媒体毎に一定ではなく異なる態様であるため、抽選部材の駆動態様も遊技媒体毎に異なる態様となる。遊技媒体毎に抽選部材の駆動態様が異なるため、異なる抽選態様で当否抽選を行うことができる。そのため、抽選部材が任意の状態のときに、略同じ速度の球が導かれても、球の抽選部材における物理的な動きが同じになり難く、その抽選結果が同じになることを抑制することができる。したがって、特定のタイミングによる抽選確率の偏りを抑制するとともに、特定のタイミングを狙って抽選確率を高めようとする行為を抑制して、公平な遊技を実現することができる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、流入口から流入した遊技媒体が衝突部材に衝突した衝突態様に基づいて、抽選部材を駆動させることができるため、抽選部材の駆動態様を変化させることが可能となり、特定のタイミングによる抽選確率の偏りを抑制し、公平な遊技を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の正面図である。なお、図1においては、後述する2種大入賞口が透明なカバーに覆われているため、カバー内側の2種大入賞口を省略している。このパチンコ機2は、枠体3、遊技盤ユニット5、前面ガラス(前面透明板)10、発射ユニット(不図示)、貯留皿14を有し、遊技盤ユニットには、遊技媒体としての球の流下による遊技を実現するための遊技領域が形成されている。
パチンコ機2は、遊技者が後述する発射ハンドル15を操作することによって、遊技領域16に向けて球が発射ユニットによって発射され、球の流下による遊技が実現される。なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパチンコ式スロットマシン機、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技領域を有するあらゆる遊技機が含まれる。なお、パチンコ機においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等のあらゆるパチンコ機が概念できるが、本実施の形態においては、デジパチ遊技(1種遊技、図柄変動遊技ともいう。)とハネモノ遊技(2種遊技、役物遊技ともいう。)の両方の遊技を実現するいわゆる1種2種タイプのパチンコ機について例示説明する。なお、図柄変動遊技及び役物遊技については後述する。
パチンコ機2の枠体3は、後述する遊技盤ユニット5を保持するためのもので、このパチンコ機2の周囲及び前方又はそれに加えて後方を囲むように構成される。枠体3の内部側には、遊技盤ユニット5の他にも各種電子基板や遊技媒体用の経路等各種機構部品が配置され、枠体3によって周囲側面及び前面又はそれに加えて後方からのパチンコ機2内部側への不正アクセスが防止されるようになっている。
パチンコ機2の周囲を囲む筐体枠(枠体の一部)4、その内側にヒンジ部(揺動支持部)22によって前方開閉可能に揺動支持されて遊技盤ユニット5を保持する機枠9、機枠9の前方にヒンジ部22によって前方開閉可能に揺動支持されて前面ガラス10とその周囲を装飾する装飾部材32とを保持する装飾枠(枠体の一部)12とを有して枠体3が構成される。なお、前面ガラス10は、枠体3内部側に保持された遊技盤6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材である。
貯留皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態においては上皿14aと下皿14bとを有している。上皿14aは、球排出ボタン14cを有して遊技盤6の下方、すなわち装飾枠12の下方部分に配置され、下皿14bは、その上皿14aの更に下方に配置されている。
遊技盤ユニット5は、遊技盤面(表面)6a側の略中央に遊技役物としてのセンター役物(遊技役物)7が配置された遊技盤6と、そのセンター役物7の一部に配置された2種大入賞口(第2の大入賞口)8とを有しており、その遊技盤面6aには多数の遊技釘27も配置されている。
遊技盤6は、その遊技盤面6a側に球(遊技媒体)23の流下による遊技を実現するための遊技領域16を構成するための盤状部材であり、遊技盤面6aを前方から遊技者にとって視認可能となるように枠体3(本実施の形態においては、枠体3の一部としての機枠9。)に保持されている。その遊技盤面6aには略円形状に周囲を囲むようにレール飾り26が取り付けられており、レール飾り26の内周面(内側面)26aが遊技盤面6aに対して立設するように配置されている。そして、その内周面26aによって画定され、内周面26aに面した略円形状の領域が遊技領域16となっている。
遊技釘27は、遊技領域16を流下する球23と衝突してその流下方向を変更させるものであり、多数が遊技領域16内に配置されている。また、遊技領域16には、普通入賞口(流入口)28、中央始動口(第1の始動口)29a、開閉始動口(第2の始動口)29b、中央大入賞口(第1の大入賞口)31、通過ゲート33、等が配置されており、流下する球23が各流入口に流入したり、通過ゲート33を通過したりすることによって、球23による流下遊技を楽しむことができるようになっている。
センター役物7は、遊技領域16の略中央に配置されて、図柄変動遊技(1種遊技)や役物遊技(2種遊技)を実現するものである。センター役物7の中央部には、図柄表示装置7aが配置されるとともに、この図柄表示装置7aの表示画面(映像表示面)7bを露出させるための開口部7dが形成されている。センター役物7の開口部7dの下方には、球23が転動可能なステージ7eと、2種大入賞口8と、が設けられている。ステージ7eは、2種大入賞口8より手前側(遊技者から近い側)に配置されている。ステージ7eと2種大入賞口8との間には、各領域を区画するための透明なプレート部材(図示せず)が設けられている。2種大入賞口8について詳細は後述する。
図柄表示装置7aは、例えば、液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等により構成されて遊技者が遊技盤面6a側から視認可能となるように配置され、その表示画面7b上に映像表示を行うものである。この表示画面7b上には、例えば、3桁の数字又は文字等により構成される表示図柄7cが回転又は停止するように映像として表示される。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像も表示画面7b上に表示されるようになっている。
センター役物7は、遊技領域16の略中央に位置しており、その上部右側の一部が球通路37の下側壁面を構成している。そして、発射された球23の勢いが比較的強く球通路37を通過すると、センター役物7の右側部分の遊技領域(右側領域)16bへと至ることができるようになっている。
一方、発射された球23の勢いが比較的弱く、この球通路37を通過しない場合には、球23はセンター役物7の左側部分の遊技領域(左側領域)16aを流下する。図示しない球発射装置により球23が発射されると、球23はレール飾り26の内周面26aに沿いつつ進行して遊技領域16内の上部に至る。その後、球23は、複数の通過軌跡に沿って移動し、あるものはレール飾り26の内周面26aに沿って右側領域16bに移動し、あるものは遊技釘27に衝突しつつ遊技領域16内を下方に流下し、あるものは普通入賞口28に流入して一定数の景品球払出しの契機となり、あるものはいずれの入賞口にも流入せずに遊技領域16内最下部に位置するアウト口30に流入してアウト球としてパチンコ機2の外部側へと排出される。
球23が中央始動口29aに流入すると、その流入に起因して図柄表示装置7aの表示図柄7cが回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始し、その表示図柄7cが所定の図柄(例えば、「7・7・7」。)で停止表示すれば、図柄変動遊技における大当り(第1の特別遊技。以下、図柄変動大当りという。)が発生する。そして、中央大入賞口31が開放して多量の入賞球を受け入れ、多量の景品球が貯留皿14へと払い出されるようになっている。
球通路37を通過した球23は、右側領域16bを流下し、例えば通過ゲート33を通過する。その通過ゲート33の通過に起因して状態変更抽選手段(不図示)による抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に、開閉始動口29bが一定時間開放する。この開閉始動口29bは、閉鎖状態では球23の流入が不可能とされているが、その開放中に後続の球23が開閉始動口29bに流入すると、それに起因して2種大入賞口8の流入口8aが所定時間開放して大当り遊技が発生する(即ち、第2特別遊技の第1段階)。その開放時間中に、更に後続の球23が2種大入賞口8のV入賞口35に入賞すれば、中央大入賞口31の開放により大当り遊技の継続(即ち、第2特別遊技の第2段階)を楽しむことができるようになっている。
図2に示す2種大入賞口部分の説明図に基づいて、2種大入賞口について詳細に説明する。図2においては、2種大入賞口8の説明のために、2種大入賞口の一部を省略するとともに、2種大入賞口の背面に配置されている構成についても図示している。2種大入賞口8は、球23を入球可能に開口された流入口8aと、流入口8aの流入可能な状態と流入不可能な状態を実現する羽根部材(動作部材)8bと、を有する。羽根部材8bは、中心を軸として回転方向に移動することにより、2種大入賞口8の流入口8aを開放した入球可能な状態と流入口8aを塞ぐ入球不可能な状態とを実現する。
2種大入賞口8の流入口8aから流入した球の下流には、流入口から流入した球と衝突可能な衝突部材としての風車部材8cが配置されている。流入口8aから流入した球23は、その流入速度等によって異なる通過軌跡に沿って移動する。ある球は、風車部材8cの上方に衝突した後、風車部材8cの上方を通過して風車部材8cの左側を流下する(図示する通過軌跡T1)。また、ある球は、風車部材8cの右側に衝突した後、右側を流下する(図示する通過軌跡T2)。球が通過軌跡T1に沿って移動すると、風車部材8cは反時計回りに回転する。一方、球が通過軌跡T2に沿って移動すると、風車部材8cは時計回りに回転する。
風車部材8cには、測定手段としてのセンサ8eが接続されている。センサ8eは、球23が衝突した後の風車部材8cの回転方向及び回転速度を検出する。更に、センサ8eには、各種遊技及び遊技部品を制御する制御手段20が接続されている。制御手段20には、抽選部材としての回転抽選体8nを駆動する駆動源としてのモータ8fが接続されている。制御手段20は、センサ8eによって測定した風車部材8cの回転方向及び回転速度に基づいて、モータ8fによって回転抽選体8nを駆動する。
風車部材8cと衝突した球23は、風車部材8cの下流に配置された案内通路8dを通過した後、回転抽選体8nに導かれる。回転抽選体8nは、球23が入球可能な6箇所の入球口8pを有しており、そのうち1つの入球口8pがV入賞口35である。回転抽選体8nは、モータ8fによって回転駆動されており、球23がタイミング良く移動してV入賞口35に進入すると、後述する大当りが継続する。
次いで、図3に示すフローチャートに基づいて、風車部材8cに対する球の衝突態様に基づく回転抽選体8nの駆動制御について説明する。制御手段20は、第2特別遊技の発生に基づいて、羽根部材8bを駆動して2種大入賞口8の流入口8aを開放する(S1)。流入口8aを開放した際に球23が流入すると(S2)、風車部材8cに対して球23が衝突して、風車部材8cが回転駆動する。一方、流入口8aを開放した際に球23が流入しないと、球23の衝突態様に基づいて回転抽選体8nの駆動態様を変化させないため、処理を終了する。
流入口8aから流入した球23が風車部材8cに衝突した後、センサ8eは、球23の衝突による風車部材8cの回転態様を測定する(S3)。回転態様とは、風車部材8cの回転方向及び回転速度である。風車部材8cの回転速度は、球の勢いによって異なり、風車部材8cの回転方向は、球の通過軌跡によって異なる。
制御手段20は、センサ8eによって測定した回転方向及び回転速度に基づいて、回転抽選体8nの回転方向及び回転速度を決定する(S4)。具体的には、例えば、回転抽選体8nが反時計周りで回転している状態において、球23の衝突によって風車部材8cが時計回りに回転した場合には、回転抽選体8nの反時計回りの回転速度と風車部材8cの時計回りの回転速度を比較する。比較した結果、回転抽選体8nの反時計回りの回転速度が速い場合には、回転抽選体8nの回転速度から風車部材8cの回転速度を減算した回転速度で回転抽選体8nを反時計回りに駆動させるように、回転方向及び回転速度を決定する。一方、比較した結果、風車部材8cの回転速度が速い場合には、風車部材8cの回転速度から回転抽選体8nの回転速度を減算した回転速度で回転抽選体8nを時計回りに駆動させるように回転方向及び回転速度を決定する。また、比較した結果、回転抽選体8nの回転速度と風車部材8cの回転速度が同じ場合には、回転抽選体8nの回転速度を0(ゼロ)に決定する。更に、回転抽選体8nが時計回りで回転している状態において、球23の衝突によって風車部材8cが時計回りに回転した場合には、回転抽選体8nの回転速度に風車部材8cの回転速度を加算して、回転抽選体8nの回転速度を決定する。
次いで、制御手段20は、S4において決定した回転方向及び回転速度でモータ8fによって回転抽選体8nを回転駆動させる(S5)。このように、回転抽選体8nの駆動態様を制御することにより、風車部材8cに対する球23の衝突態様に応じて回転抽選体8nの駆動態様を変化させることが可能となる。そのため、回転抽選体8nが略同じ状態において球23が複数回流入する場合であっても、回転抽選体8nの回転態様は遊技媒体毎に異なり、回転抽選体8nによる抽選態様を遊技媒体毎に異ならせることができる。
次に、このパチンコ機2における遊技方法について簡単に説明する。
<図柄変動遊技>
遊技者が、発射ハンドル15を操作すると、球発射が行われ、球23が発射レール(不図示)及びレール飾り26の内周面26aに沿って発射されて遊技領域16の上部へと至る。図柄変動遊技においては、遊技者は中央始動口29aへの球23の流入を狙い、主に左側領域16aで球23を流下させるように発射強度が弱くなるように発射ハンドル15の回転量を調整して球発射を行う。それにより、球23は球通路37へと至る前に内周面26aから落下を開始し、左側領域16aを流下する。この左側領域16aを流下した球23は、例えば普通入賞口28に流入したり、中央始動口29aに流入したりする。もちろん、このパチンコ機2においては、右側領域16bを流下した球23も中央始動口29aへと至ることができるように配置されているので、遊技者は、図柄変動遊技において発射強度を強めて球発射を行ってもよい。
中央始動口29aへと球23が流入すると、図柄表示装置7aが表示図柄7cの回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始する。そして、所定の大当り態様(例えば、「7・7・7」。)で表示図柄7cが停止表示されると、図柄変動大当り発生となり、中央大入賞口31が開放する。そして、多量の球23が中央大入賞口31へと流入し、多量の景品球が払い出される。
中央大入賞口31の開閉動作が所定回数繰り返して行われ、その後に図柄変動遊技が終了する。図柄変動大当りの表示図柄7cの停止態様は、例えば「2・2・2」、「6・6・6」「7・7・7」等のように複数の態様を有している。そのうちの一部の態様(例えば、「7・7・7」。)での図柄変動大当り遊技が終了すると、その後に役物遊技が開始される。
<役物遊技>
役物遊技が開始されると、遊技者は通過ゲート33への球23の通過を狙い、右側領域16bで球23を流下させるように発射強度が強くなるように発射ハンドル15の回転量を調整して球発射を行う。それにより、ある球23は、レール飾り26の内周面26aに沿って移動し、球通路37を通過して右側領域16bへと至る。球通路37を通過した球23は右側領域16bを流下して、あるものは通過ゲート33を通過する。それに起因して行われた状態変更抽選手段による抽選結果が当たりの場合に、開閉始動口29bが一定時間開放する。
その開閉始動口29bに球23が流入した場合には役物大当り遊技発生となり、2種大入賞口8が所定時間開放する。そして、後続する球23が2種大入賞口8内に流入する。2種大入賞口8に入球した球は、風車部材に衝突した後、案内通路8dを通過して回転抽選体8nに導かれる。また、回転抽選体8nは、風車部材8cの回転方向及び回転速度に基づいた回転方向及び回転速度に制御される。この回転抽選体8nのV入賞口35に球が入賞すれば、役物大当り遊技継続となって中央大入賞口31が開放する。そして、多量の球23が中央大入賞口31へと流入し、多量の景品球が払い出されつつ役物大当り遊技を継続して楽しむことができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。例えば、本実施の形態では、回転抽選体を通常回転駆動して、風車部材に対する球の衝突によって駆動態様を変化させるように構成しているが、この構成に限られず、風車部材に対して球が衝突した際に回転抽選体を所定時間駆動させて、所定時間経過後に回転抽選体の駆動を停止するように構成してもよい。
更に、他の実施の形態として、流入口から流入した球が衝撃部材に衝突した際の衝撃力を測定し、その衝撃力に基づいて抽選部材を駆動させるように構成してもよい。具体的な構成としては、衝撃部材として弾性部材を用いて、球が弾性部材に衝突した際の弾性部材の変形量を測定することによって衝撃力を取得し、その衝撃力に基づいて抽選部材を駆動させる。
また、駆動部材として測定手段及び駆動源を用いずに、衝突部材に対する球の衝撃力を抽選部材に伝達することにより、抽選部材を駆動させるように構成することができる。具体的には、衝突部材としての風車部材と抽選部材としての回転抽選体とを歯車、フレキシブルワイヤ等の伝達部材を介して連結して、風車部材の回転力を回転抽選体に伝達するように構成する。この構成によれば、球の衝突によって風車部材が回転すると、その回転力を回転抽選体に伝達して、風車部材と回転抽選体を連動して回転駆動させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 図1に示すパチンコ機の大入賞口部分の説明図である。 回転抽選体の駆動制御を説明するフローチャートである。
符号の説明
2:パチンコ機(遊技機)
3:枠体
4:筐体枠(枠体の一部)
5:遊技盤ユニット
6:遊技盤
6a:遊技盤面(表面)
7:センター役物(遊技役物)
7a:図柄表示装置
7b:表示画面(映像表示面)
7c:表示図柄
7d:開口部
7e:ステージ
8:2種大入賞口(第2の大入賞口)
8a:流入口
8b:羽根部材(動作部材)
8c:風車部材
8d:案内通路
8e:センサ(測定手段)
8f:モータ(駆動源)
8n:回転抽選体(抽選部材)
8p:入球口
9:機枠
10:前面ガラス(前面透明板)
12:装飾枠(枠体の一部)
14:貯留皿
14a:上皿
14b:下皿
14c:球排出ボタン
15:発射ハンドル
16:遊技領域
16a:左側領域
16b:右側領域
20:制御手段
22:ヒンジ部(揺動支持部)
23:球(遊技媒体)
26:レール飾り
26a:内周面(内側面)
27:遊技釘
28:普通入賞口(流入口)
29a:中央始動口(第1の始動口)
29b:開閉始動口(第2の始動口)
30:アウト口
31:中央大入賞口(第1の大入賞口)
32:装飾部材
33:通過ゲート
35:V入賞口
37:球通路

Claims (5)

  1. 遊技領域を流下する遊技媒体が流入可能な流入口と、
    該流入口への前記遊技媒体の流入が困難な状態と該流入が容易な状態とを繰り返し実現可能な動作部材と、
    該流入口から流入した前記遊技媒体と衝突可能に構成された衝突部材と、
    前記衝突部材と衝突した前記遊技媒体が通過可能な複数の領域を有し、該遊技媒体が前記複数の領域のうちいずれの領域を通過するかによる抽選を行う抽選部材と、
    前記衝突部材に衝突した前記遊技媒体の衝突態様に基づいて、前記抽選部材を駆動させる駆動部材と、を備える遊技役物。
  2. 前記駆動部材は、前記衝突部材に衝突した前記遊技媒体の衝突力を測定する測定手段と、該測定手段によって測定した衝突力に基づいて前記抽選部材を駆動させる駆動源と、を備える請求項1に記載の遊技役物。
  3. 前記衝突部材は、前記遊技媒体が衝突することにより移動可能に構成されており、
    前記駆動部材は、前記遊技媒体が衝突することによる該衝突部材の移動態様を前記抽選部材に伝達することより前記抽選部材を駆動するように構成される、請求項1に記載の遊技役物
  4. 前記衝突部材は、前記流入口から流入した遊技媒体が衝突することにより回転可能な風車部材であり、
    前記抽選部材は、前記駆動部材により回転される回転抽選体である、請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技役物。
  5. 前記遊技領域が形成される遊技盤と、請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技役物と、を有する遊技盤ユニットと、
    前記遊技領域が視認可能となるように前記遊技盤ユニットを保持する枠体と、
    前記遊技盤ユニットに対してその前方に一定距離以上離間して配置された前面透明板と、
    前記遊技媒体を前記遊技領域に向けて発射する発射ユニットと、を備える、遊技機。
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