JP2811399B2 - 入賞球装置 - Google Patents

入賞球装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の盤面にお
ける入賞口の上方に設けられる風車体を有し、該風車体
にパチンコ玉が当たって弾かれることにより、前記入賞
口へのパチンコ玉の入り易さを変化させる入賞球装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の入賞球装置としては、パ
チンコ機の盤面に入賞口が開設され、入賞口の上方に円
板形状の風車体が設けられているものが一般的な構造に
なっており、風車体に当たったパチンコ玉が風車体回転
方向によって左右に弾かれるものである。
【0003】一方、複雑な構成にならないで、製造コス
トが嵩まない興趣のある入賞球装置が要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな従来の入賞球装置は、円板形状の風車体に当たっ
て、左右に弾かれるパチンコ玉の動きがほぼ一定であ
り、遊技者がパチンコ玉の動きの変化に特に大きくな興
味を示すことがなく、パチンコ機の妙味を半減する要因
になっており、興趣のあるものにはならないという問題
点があった。
【0005】パチンコ玉の動きを大きく変化させるべ
く、特別な構成にすると、製造コストが嵩むという問題
がある。
【0006】本発明は、このような従来技術が有する問
題点に着目してなされたもので、複雑な構成にならない
で、製造コストが嵩まない興趣のある入賞球装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 パチンコ機の盤面(A)における入賞口(10)の
上方に設けられる風車体(20)を有し、該風車体(2
0)にパチンコ玉が当たって弾かれることにより、前記
入賞口(10)へのパチンコ玉の入り易さを変化させる
入賞球装置であって、前記風車体(20)を、パチンコ
玉が大きく弾かれる長径部(22)と、パチンコ玉が小
さく弾かれる短径部(23)とを有する略楕円形に形成
したことを特徴とする入賞球装置。
【0008】2 前記風車体(20)は、略楕円状の外
周縁部である周縁リブ(24)と、前記風車体(20)
の回転中心より放射状に延びる放射状リブ(25)とを
有し、前記周縁リブ(24)または放射状リブ(25)
を前記短径部(23)より前記長径部(22)の方を軽
減して、前記風車体(20)の周方向の各部位の重さを
ほぼ一定にしたことを特徴とする請求項1記載の入賞球
装置に存する。
【0009】
【作用】盤面に打ち出されたパチンコ玉が風車体(2
0)に当たって、風車体(20)は時計方向または反時
計方向に回転している。
【0010】いま、例えば、時計方向に回転している風
車体(20)にパチンコ玉が当接すると、風車体(2
0)の短径部(23)に当たったパチンコ玉は、回転中
心に対する放射方向と直交する方向へ小さく弾かれ、放
物線を描いて落下し、風車体(20)の下方に位置する
入賞口(10)に入る可能性が高くなる。
【0011】また、例えば、風車体(20)の長径部
(22)に当たったパチンコ玉は、回転中心に対する放
射方向と直交する方向へ大きく弾かれ、放物線を描いて
落下し、風車体(20)の下方に位置する入賞口(1
0)から遠ざかるようになり、入賞口(10)に入る可
能性が低くなる。
【0012】すなわち、パチンコ玉が風車体(20)の
どの部位に当たるかによって、パチンコ玉の動きが変化
し、その変化が入賞するか否かの結果にも関連すること
から、パチンコ玉が無事に入賞口(10)に入るか否か
スリルを味わうことができる。
【0013】風車体(20)は、略楕円状の外周縁部で
ある周縁リブ(24)と、風車体(20)の回転中心よ
り放射状に延びる放射状リブ(25)とを有し、周縁リ
ブ(24)または放射状リブ(25)を短径部(23)
より長径部(22)の方を軽減して、風車体(20)の
周方向の各部位の重さをほぼ一定にしたものでは、風車
体(20)を楕円状にしたことによっては、風車体(2
0)が滑らかに回転し、風車体(20)の回り具合が悪
くなることが防止される。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1〜3は本発明の一実施例を示している。パチン
コ玉を従来同様に弾撥して流動させることができるパチ
ンコ機の盤面Aには多数の釘(図示省略)を配備すると
ともに下端部にアウト口を設けるが、盤面Aの中央部両
側には入賞口10が開設されている。
【0015】盤面Aの入賞口10の上方位置には、風車
体20が回転可能に支持されている。風車体20は略楕
円形状に形成され、パチンコ玉を大きく弾き返す長径部
22と、パチンコ玉を小さく弾き返す短径部23とを有
している。
【0016】風車体20の略楕円状の外周縁部は周縁リ
ブ24に成っていて、風車体20の回転中心より放射状
に放射状リブ25が延びている。放射状リブ25は、長
径部22が短径部23よりそれぞれ肉厚が薄く軽減され
ている。放射状リブ25ばかりでなく周縁リブ24にお
いても、長径部22より短径部23の方の肉厚を薄くし
て軽減してもよい。
【0017】風車体20の軸受部26には短径部23に
対応する部分に肉厚が付けてられいて、それがウエイト
部27になっている。また、長径部22の放射状リブ2
5には空気が吹き抜ける挿通孔28が開設されている。
【0018】次に作用を説明する。
【0019】盤面Aに打ち出されたパチンコ玉が風車体
20に当たって、風車体20は時計方向または反時計方
向に回転している。
【0020】いま、例えば、時計方向に回転している風
車体20にパチンコ玉が当接すると、風車体20の短径
部23に当たったパチンコ玉は、回転中心に対する放射
方向と直交する方向へ小さく弾かれ、ほぼ真下に放物線
を描いて落下し、風車体20の下方に位置する入賞口1
0に入るようになる。
【0021】また、例えば、風車体20の長径部22に
当たったパチンコ玉は、回転中心に対する放射方向と直
交する方向へ大きく遠くに弾かれ、放物線を描いて落下
し、風車体20の下方に位置する入賞口20から遠ざか
るようになり、入賞口10に入らないようになる。
【0022】すなわち、パチンコ玉が風車体20のどの
部位に当たるかによって、パチンコ玉の動きが変化し、
その変化が入賞するか否かの結果にも関連することか
ら、パチンコ玉が無事に入賞口10に入るか否かスリル
を味わうことができる。
【0023】放射状リブ25は短径部22より長径部2
3の方がその肉厚が薄く軽減されており、また、短径部
23に相当する軸受部26の部位にウエイト部27が設
けられており、風車体20がその周方向の各部位の重さ
がほぼ一定になっているために、並びに、放射状リブ2
5には挿通孔28が形成されていて、風の抵抗が減少し
ているために、風車体20が滑らかに回転し、風車体2
0を楕円状にしたことによって、風車体20の回り具合
が悪くなることはない。
【0024】前記実施例においては、風車体20を各リ
ブ部により構成したものを示したが、これに限らず、例
えば、楕円形状の平板であってもよい。その際には、平
板の肉厚を調整して周方向の各部位の重さを一定にすれ
ばよい。
【0025】また、パチンコ玉が当たって風車体20が
回転するものを示したが、動力により風車体20が回転
するものであってもよい。その場合には、放射状リブ2
5において短径部22より長径部23の方をその肉厚を
薄く軽減する必要がない。
【0026】さらに、パチンコ玉は風車体20の周縁リ
ブ24に当たるようにしても、放射状リブ25に当たる
ようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかる入賞球装置によると、風
車体を楕円形状に形成し、風車体に当たって、左右に弾
かれるパチンコ玉の動きが、その長径部に弾かれる場合
と短径部に弾かれる場合とでは大きく異なって変化する
ので、特別な部品が不要になり、製造コストが嵩まない
上に、興趣のあるものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である入賞球装置を示す正面
図である。
【図2】本発明の一実施例である入賞球装置を示す風車
体の正面図である。
【符号の説明】
A…盤面 10…入賞口 20…風車体 22…長径部 23…短径部 24…周縁リブ 25…放射状リブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機の盤面における入賞口の上方に
    設けられる風車体を有し、該風車体にパチンコ玉が当た
    って弾かれることにより、前記入賞口へのパチンコ玉の
    入り易さを変化させる入賞球装置であって、 前記風車体を、パチンコ玉が大きく弾かれる長径部と、
    パチンコ玉が小さく弾かれる短径部とを有する略楕円形
    に形成したことを特徴とする入賞球装置。
  2. 【請求項2】前記風車体は、略楕円状の外周縁部である
    周縁リブと、前記風車体の回転中心より放射状に延びる
    放射状リブとを有し、 前記周縁リブまたは放射状リブを前記短径部より前記長
    径部の方を軽減して、前記風車体の周方向の各部位の重
    さをほぼ一定にしたことを特徴とする請求項1記載の入
    賞球装置。
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