JP3019196U - ゴール得点ゲーム具 - Google Patents

ゴール得点ゲーム具

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JP3019196U
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アール ベッカー ジェームス
イー ハートリウス マーク
ハミルトン エリック
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株式会社ツクダオリジナル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピード感にあふれ、公平に高得点を競うこ
とができ、製造、保守、プレーが簡単且つ容易なゴール
得点ゲーム具を提供する。 【構成】 高い頂点14から周縁部16に向かって低く
なる凸形のフィールド12と、フィールド12の周縁部
16に沿って等間隔で配置された複数のゴール20と、
フィールド12の上方に設けられ、複数の移動子40を
収納してその移動子40を1個ずつ敏速且つ連続的にフ
ィールド12の頂点14に供給する供給器50と、各ゴ
ール20に近接して設けられ、各プレーヤの操作により
そのゴールに接近する移動子40を打ち返すためのフリ
ッパ42とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はゲーム具に関し、特に、各プレーヤが相手のゴールに移動子を入れて 、その得点を争うゲーム具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴール得点を競うゲーム具は多数あるが、多くは、フィールドの互いに離れた 端部に移動子を受け入れる複数のゴールを設けたものであり、フィールド上を移 動させてゴールに入れるための移動子が複数個用意されている。各プレーヤには 、そのプレーヤの操作で起動力を与える手段が用意されるが、これらは、各ゴー ルに対応してその近辺に設けられることが多く、起動力を与えられた移動子を対 応するゴールから遠ざける方向へ、そして願わくば相手のゴールに向けて打ち出 すようになっている。多くの場合、フィールドには、移動子を1個だけ置き、ゲ ームの得点を制限するようにしている。ところで、ゲームのスピード間を増大す るために、移動子のフィールド上での走行速度を高める試みが種々行われている 。例えば、移動子とフィールドとの摩擦をエアークッションで減少させて、移動 子としての円盤等の走行速度を高めるようにしたエアーホッケーが例示される。
【0003】 しかし、このような改良によっても、プレーヤを急襲する多数のキャラクタや 車を撃墜、捕縛、或いはノックアウトするように組まれたビデオゲームを楽しむ 子供達の関心を引くことはできていない。このようなテレビゲームでは、数十か ら数百の敵群が同時にプレーヤを襲撃することもある。従って、ビデオゲームを 経験したものにとっては、同時に動く移動子が一つだけでは、1ゲームの得点が 少なすぎて物足りない。
【0004】 従来のピンボール機は、多くの場合、プレーヤが望めば、始めに2つの玉を同 時に、又は、連続して次々に打ち出すことにより、多数のボールを同時にフィー ルド上に存在させてプレーに参加(以下、インプレーと言う)させるようになっ ていた。その場合でも、同時にインプレーさせ得るボールは最大2個であるのが 普通で、そうでない場合でも、各ピンボール機は5つしかボールを用意していな いので、同時にインプレーできるボールは最大5個までであった。各プレーヤに 1個の移動子を割り当ててインプレーさせるものもあり、この場合は、複数の移 動子が同時にインプレーされるが、移動子の数はプレーヤの数に限定されること になる。更に、ゲーム中に各プレーヤが複数の移動子をインプレーさせ得るとし ても、各自のゴールの守備と相手のゴールへの攻撃に忙殺されているプレーヤは 、次の移動子をインプレーさせるチャンスがなかなか得られないので、同時にイ ンプレーさせる移動子の数は、結局、プレーヤの頭数を大幅に超えることはない 。
【0005】 尚、ゲームの公平を期するためには、各移動子は、特定のプレーヤのみに有利 にならないように、且つインプレーさせる移動子の供給自体にはどのプレーヤも 関与させないのが望ましい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、複数の移動子を保持しそれらを1個ずつ高速で次々に供給し て、原則として常時多数の移動子をインプレーの状態とさせておく手段を含むゴ ール得点ゲーム具を提供することを目的とする。
【0007】 本考案の他の目的は、原則として常にプレーヤ数よりも多数の移動子がインプ レー状態にあるゲーム具を提供することである。
【0008】 本考案の更に他の目的は、例えば約1秒に1個という短い時間間隔の頻度で移 動子をインプレーさせることにより、高得点を争えるゲーム具を提供することで ある。
【0009】 本考案の更に他の目的は、公平に且つ各プレーヤに依存しないで移動子がイン プレー状態にされるゲーム具を提供することである。
【0010】 本考案の更に他の目的は、製造、保守及びプレーが簡単且つ容易であるゲーム 具を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述したような目的を達成するために、本考案によるゴール得点ゲーム具は、 頂点と、頂点よりも低い周縁部と、この周縁部の互いに離れた周方向位置に設け られた複数の移動子受け入れ用ゴールとを有する凸形のフィールド上でプレーさ れることを特徴とする。プレーヤによって操作される打撃手段は各ゴールに近接 して設けられ、複数の移動子の一つをそのゴールから追放する方向に打ち出すよ うになっている。フィールドの上方には、複数の移動子を収納しその移動子をフ ィールドの丁度頂点に1個ずつ早い連続動作で供給するための供給手段が配設さ れている。
【0012】 好ましい実施例では、フィールドの周縁部には隣接するゴール間に内側に反っ た隆起部が設けられ、この隆起部に到来した移動子を隣接する何れかのゴール側 へ転落させるようになっている。移動子は、転動可能なものとし特に球形のもの が好ましい。打撃手段としては、プレーヤによって操作されるフリッパを利用す ることができ、他のゴールに向けて移動子を打ち返すようにすることも勿論可能 である。供給手段は、フィールドの中心に配設され、好ましくは1秒に1個程度 の頻度で、且つ横方向モーメントが実質的にない状態で移動子を供給する。
【0013】 供給手段は、好ましくは複数の移動子を収納するための固定された移動子収納 部と、移動子収納部内で各移動子を他の移動子から仕切るための複数の仕切壁を 有する回転可能な回転翼と、この回転翼を回転させる手段とを含む。フィールド の頂点には、移動子を1個ずつ通過させ得る開口を持つサブ・チャンバを固定す る。また、回転翼とサブ・チャンバとを仕切る手段を設け、各移動子を回転翼か らサブ・チャンバに投下することによってサブ・チャンバの開口を介してフィー ルド上に落下させる。
【0014】 供給手段の好ましい例では、サブ・チャンバの側壁を内側に凹面を形成するよ うに湾曲させるとともに開口を底部に設け、この仕切手段は、所定の最大数の移 動子を回転翼からサブ・チャンバの側壁に同時に落下させ得るものとしている。 また、所定の最大数の移動子を移動子収納部から回転翼に同時に導入できる状態 で移動子収納部と回転翼とを仕切る手段を設ける。供給手段の他の変形例では、 少なくとも一方の仕切手段をプレーヤの操作に任せ、移動子の供給間隔をプレー ヤ自身が調整できるようにしている。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面を参照して説明すると、図1は本考案によるゴ ール得点ゲーム具10の全体を示すものである。このゲーム具10は、凸形のフ ィールド12を有する。フィールド12は、頂点14と、この頂点14よりも低 い周縁部16と、移動子を受け入れるために周縁部16に互いに離れて設けられ た複数のゴール20とを有する。4人のプレーヤでプレーできるようにする場合 には、周縁部16に等間隔で4つのゴール20を設ければよい。周縁部16には 、隣接するゴール20、20の中間において内側に反った隆起部22が形成され 、この隆起部22に到来する移動子が隆起部22の湾曲形状に沿ってフィールド 上面24上を隣接する何れかのゴール20に向かって降りていくようになってい る。フィールド12の上面24の曲率によって、フィールド12に新たに供給さ れる移動子の何れかのゴール20への直接到達速度が決まる。
【0016】 フィールド12の上面24にはベル26、回転子28、リバウンド面30等の 種々の介装部材を配置し、移動子がベル26に当たることでベルを鳴らして音響 的効果を採り入れたり、移動子が回転子28に触れて予想外の方向転換をしたり 、移動子をリバウンド面30でバンクさせるバンクショットを取り入れたりする ことにより、ゲームの面白味を増大させることができる。また、プレーの際には フィールド12を移動子抑え用のネット32で被覆できるようにして、移動子が フィールド12から飛び出すことによってプレーヤが負傷するのを防止すること もできる。ネット32は、透明なカバーでもよいことは勿論である。
【0017】 複数の移動子40はフィールド12上を走行してゴール20に到達できるよう にされている。移動子40は例えば円柱又は円筒形状のように、転動可能な形状 とするのが望まいが、特に好ましいのはマーブルやビー玉のように球面を有する ものである。
【0018】 プレーヤが操作する打撃手段42としては、各ゴール20に近接して設けられ 、そのゴール20に接近してくる移動子40を打ち返してそのゴール付近から追 放できるものが望ましい。好ましい打撃手段42としては、ピンボール機のもの と同様に、各ゴール20についてその各入口の両側に1枚ずつ設けられた1対の フリッパを挙げることができる。1つのゴールの両フリッパは同時に一体に動作 するものであっても、夫々独立して動作できるものであってもよい。フリッパは 移動子40をそのゴール20付近から追放するという防御的目的と、移動子40 を相手のゴール20に向けて打ち返すという攻撃的目的の両方に使用される。
【0019】 本考案の1つの重要な特徴は、フィールド12の上方に配設され、複数の移動 子40を収容してその1個ずつを早い連続動作でフィールド12の頂点14に正 確に投下する供給器50にある。供給器50は、その目的に沿って典型的には、 フィールド12の中心部を覆うように配設され、その下部はネット32の中心部 の支持体となる。供給手段50の特徴の1つとして、実質的な横方向(半径方向 )モーメントのない状態で移動子40をフィールド12の頂点14に投下できる こと、およびその場合1秒に1個程度という比較的短い間隔で移動子40を供給 することが挙げられる。
【0020】 供給器50が移動子40を何らかの横方向モーメントを持つ状態でフィールド 12の頂点14に投下した場合、移動子40は頂点14からその横方向モーメン トによって決まる方向に転動する傾向を持つことになる。そうすると、特定のプ レーヤが他のプレーヤに先だって打撃手段42で移動子40を打ち返す機会を多 く得ることになり、これが有利か不利かは別として、移動子40をインプレーさ せる方法としては公平を欠く感がある。
【0021】 移動子40を比較的早い連続動作、好ましくは1分に約60個の割合でインプ レーさせる目的は、宇宙時代にふさわしくしかもプレーヤが戦意を失わない程度 のスピード感を与えることにある。後述するように、移動子40をインプレーさ せる速度は、プレーヤの年齢や身体的能力に応じて製造段階で調整することも、 或いはプレーヤ自身による設定で調整できるようにすることも可能である。
【0022】 即ち、供給器50はフィールド12の中心に相当する頂点14の上方に、固定 脚54によって間隙を介して支持された固定ハウジング52から成る。固定脚5 4はフィールド上の障害物を最小限にするために、リバウンド面30の後方に配 置するのが好ましい。また固定脚54は、フィールド12の上面24に凹部また は開口を形成し、その凹部または開口に挿入することにより支持することができ る。更に、固定脚54を凹部または開口から取り外しできるようにすれば、ゲー ム具10をコンパクトに包装するのに有利であるが、熱溶接等で固着してもよい ことは勿論である。
【0023】 ハウジング52は、固定された移動子収納部56(図3を参照のこと)を有し 、移動子収納部56は複数の移動子40を収納可能であるが、秒単位1個の頻度 で移動子40をインプレーさせるときにゲームを1分間継続できるように、60 個程度の移動子40を収納できるのが好ましい。図2および図3において、移動 子収納部56の内部から上方にかけて円筒状のサブ・ハウジング57が配設され 、このサブ・ハウジング57は移動子40を移動子収納部56からサブ・ハウジ ング57内に導入する少なくとも1つの開口58(図面には2つの開口58が図 示されている)を有する。サブ・ハウジング57内には、回転軸から放射状に延 出する複数の羽根62(図示例では8枚)を持つ回転翼60が配設され、この回 転翼60によって移動子収納部56内において、隣接する羽根62の間に複数の 移動子40のうちの1つを入れて他の移動子から隔離する。回転翼60は移動子 収納部56の最下部から若干陥没した位置にあり、移動子40がその重力によっ て移動子収納部56から開口58を通って回転翼60内に落下するようになって いる。
【0024】 ハウジング52には、サブ・ハウジング57の下方に連接されたサブ・チャン バ64が固着され、このサブ・チャンバ64にはフィールド12の頂点14の真 上に当たる位置に、移動子40が1つずつ通過できる開口66が設けられている 。サブ・チャンバ64の側壁68は内側に凹面を形成するように湾曲し、この側 壁68によって底部に設けられた前記開口66へ移動子40を転動落下させるよ うになっている。回転翼60の下面は仕切板70によってサブ・チャンバ64の 上面から仕切られており、移動子40を1つずつ回転翼からサブ・チャンバへ、 次いでサブ・チャンバ64の開口66からフィールド12の頂点14上へ落下さ せるようになっている。仕切板70は、例えば回転翼60の隣接する2枚の羽根 の中間に位置する部位に少なくとも1つの開口72(図示例では2つ)を有し、 この開口72を介して移動子40が1個ずつ回転翼60からサブ・チャンバ64 の凹面側壁68の上部に落下できるようになっている。移動子40は回転翼60 の回転に追従する間に、横方向モーメントを持つに至るが、先ずサブ・チャンバ 64の開口66、次に仕切板70の開口72を通過することで横方向モーメント を失うので、移動子40は横方向モーメントを実質的に持たない状態でフィール ド12上に落下することとなる。
【0025】 回転翼60をハウジング52に対して回転させるために回転手段80が設けら れている。この回転手段80としては、回転翼60に対して例えば歯車機構を介 して一体運動可能に機能的に固定された一端81と、回転可能なカバー82に対 して一体運動可能に機能的に固定された他端83とを有するバネを使用すること が好ましい。カバー82はハウジング52に環装され、バネを巻き上げ付勢する ためにハウジング52に対して回転させられるもので、そのために、掴み勝手の よい形状にされている。カバー82には、一方向への回転を阻止するための図示 しない公知のラチェット機構が付設されている。バネの付勢動作中回転翼60が ハウジング52に対して相対移動しないように、バネの付勢動作の開始に先だっ てオフ操作されるオン/オフスイッチ84がハウジング52の外部に取り付けら れている。バネの付勢が終了したところで、ゲーム開始の準備が整い、スイッチ 84がオンされると、回転手段80であるバネの作用で回転翼60がハウジング 52に対して回転する。公知の歯車機構(図3に符号86で略示)を使用すれば 、回転翼60の回転速度を低減することができる。
【0026】 移動子40を供給器50からインプレーさせる供給間隔を制御するには種々の 技術を応用することができる。例えば、移動子収納部56から回転翼60に移動 子を供給する頻度は、サブ・ハウジング57の開口58の数や寸法によって制御 することができる。サブ・ハウジング57の各開口58は、所定数の移動子40 のみを一時に通過させるので、開口58の数が移動子収納部56から回転翼60 に同時に供給可能な移動子数の最大値を決定することになる。また、サブ・ハウ ジング57の開口58の寸法は、この開口58を同時に通過できる移動子40の 数を決定するので、その寸法も移動子収納部56から回転翼60に同時に供給可 能な移動子数の最大値を決定することになる。同様に、移動子が回転翼60から サブ・チャンバ64に供給される間隔は、仕切板70の開口72の数によって制 御することができる。仕切板70の各開口72は移動子40を1個ずつしか通過 させないので、開口72の数が回転翼60からサブ・チャンバ64に同時に供給 可能な移動子数の最大値を決定することになる。
【0027】 図1乃至図3に示した主たる実施例では、サブ・ハウジング57の開口58お よび仕切板70の開口72の数を、設計上即ち製造段階で一義的に決めているが 、これに代えて開口58、72の有効開口数および面積を例えばプレーヤの設定 によって可変とすることも可能である。即ち、サブ・ハウジング及び仕切板をそ れぞれ符合57と90および70と96で示すように複数個設け、サブ・ハウジ ング57および仕切板70にそれぞれ複数の開口58、58および72、72を 周方向に等間隔で形成し、これらの開口58、72の実効的な数または寸法、即 ちゲーム中に移動子40が実際に通過できる有効開口数または面積を機械的に変 化させる手段を設けることも可能である。例えば、開口58、58の間に図示し ないドアを滑動自在に設け、このドアを開口58、58間の中間位置と一方の開 口58との間で滑動させることによってその開口を閉止可能にすることができる 。或いは、各開口58の上方に図示しないドアを回動自在に設け、このドアを開 口58の上方位置と開口58との間で回動させることによってその開口を閉止可 能にすることもできる。
【0028】 図4および図5は、製造後の設定により有効開口数または面積を選択できる供 給器の構成の一具体例を示すものである。この供給器50’において、サブ・ハ ウジング57の外周に回転可能に環装されたカラー90には、開口58と同数の 開口92が設けられている。カラー90から半径方向外方に突設されたダイアル 93をプレーヤが操作することで、カラー90はその開口92が開口58と整合 する、即ち開口58を閉塞しない第1の位置からカラー90の周壁が開口58の 少なくとも一部を閉塞して有効開口数または面積を減少させる第2の位置との間 で回転する。これに代えて、或いはこれに加えて、図4に示すように移動子40 が通過できる大きさの複数の開口98を形成した付加板96を仕切板72の下側 に回転自在に重ね、付加板96から半径方向外側に突設されたダイアル100を プレーヤがハウジングの外側から操作できる構成を採用することもできる。付加 板96は、プレーやの操作に応じて開口98が開口72と整合する、即ち付加板 96が開口72を閉塞しない第1の位置と、開口98が開口72と整合しない、 即ち付加板96が1つの開口72以外の開口を閉塞する第2の位置との間で回転 する。開口72が3個以上ある場合は、付加板96の第1の位置から第2の位置 への回転で、閉塞する開口72の数を徐々に増大するのが望ましい。尚、これら は移動子の供給間隔をプレーヤ自身が調整できる構成の例示に過ぎず、この他に も種々の同等の構成を利用することができる。
【0029】 本考案の好ましい実施例では、サブ・ハウジング57に対向する2つの開口5 8を設け、同様に仕切板70にも一度に1個の移動子40を通過させる寸法とし た2つの開口72を対向形成し、一方で回転翼60に8枚の羽根62を設けてこ の回転翼60を回転手段80によって1分間に約4回転させるようにしている。 また、フィールド12は、半径約18インチの曲面とし等間隔の4個のゴール2 0を設けている。
【0030】 以上、本考案を実施例に基づいて具体的に説明したが、本考案はこれらの実施 例に限られるものではなく、本考案の思想に基づく種々の変形、変更が可能であ ることは言うまでもない。
【0031】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によるゴール得点ゲーム具は、複数の移動子を収納 してその移動子を1個ずつ敏速に連続してフィールドに供給する手段を使用し、 実質的に常時プレーヤ数を上回る多数の移動子をインプレーの状態とさせておく ものである。移動子は例えば約1秒に1個の割合でフィールドに供給されるので 、高得点が挙げられる。又、移動子は全プレーヤに公平に供給される。更に、こ のゲーム具は、製造、保守及びプレーが簡単且つ容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるゲーム具の第1の実施例を示す斜
視図。
【図2】本考案によるゲーム具に用いられる供給器の分
解斜視図。
【図3】図2の供給器の図1における3−3線に沿う拡
大断面図。
【図4】本考案によるゲーム具に用いられる供給器の他
の例を示す分解斜視図。
【図5】図4の供給器の断面図。
【符号の説明】
10 ゴール得点ゲーム具 12 フィールド 14 頂点 16 周縁部 20 ゴール 22 隆起部 40 移動子 42 フリッパ(打撃手段) 50 移動子供給器 52 ハウジング 56 移動子収納部 57 サブ・ハウジング 58 サブ・ハウジングの開口 60 回転翼 62 羽根 64 サブ・チャンバ 66 サブ・チャンバの開口 70 仕切板 72 仕切板の開口 80 回転手段 82 カバー 90 カラー 92 カラーの開口 96 付加板 98 付加板の開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 エリック ハミルトン アメリカ合衆国 ウイスコンシン州 53403 ラシーヌ ベイト ストリート 2925

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂点と、この頂点よりも低い周縁部と、
    この周縁部に沿って等間隔に配置された複数のゴールと
    を含むフィールドと;前記フィールド上を移動して前記
    ゴールに入没可能な複数の移動子と;前記各ゴールに隣
    接して設けられ、プレーヤの操作に応じて前記移動子を
    対応するゴールの入口から打ち返すための打撃手段と;
    前記フィールドの上方に設けられ、少なくとも4個の前
    記移動子を収納してこれらを1個ずつ早い連続動作で前
    記頂点に正確に供給する供給手段と;から成ることを特
    徴とするゴール得点ゲーム具。
  2. 【請求項2】 前記フィールドの周縁部が、隣接するゴ
    ール間に内側へ反った隆起部を有し、この隆起部に当た
    った移動子を隣接する何れかのゴール側へ転落させるこ
    とを特徴とする請求項1のゴール得点ゲーム具。
  3. 【請求項3】 前記移動子が転動可能な形状を有する
    ことを特徴とする請求項1のゴール得点ゲーム具。
  4. 【請求項4】 前記打撃手段がプレーヤによって操作さ
    れる1対のフリッパであることを特徴とする請求項1の
    ゴール得点ゲーム具。
  5. 【請求項5】 前記供給手段が前記フィールドの中心上
    に配置されたことを特徴とする請求項1のゴール得点ゲ
    ーム具。
  6. 【請求項6】 前記供給手段が前記移動子を実質的な横
    方向モーメントを持たない状態で供給することを特徴と
    する請求項1のゴール得点ゲーム具。
  7. 【請求項7】 プレーヤによって操作され、前記供給手
    段の移動子供給間隔を調整可能な手段が付加されている
    ことを特徴とする請求項1のゴール得点ゲーム具。
  8. 【請求項8】 頂点と、この頂点よりも低い周縁部と、
    この周縁部に沿って等間隔に配置された複数のゴールと
    を含み、前記周縁部が隣接するゴール間に内側に反った
    隆起部を有し、この隆起部に当たった移動子を隣接する
    何れかのゴール側へ転落させるようになっているフィー
    ルドと;前記フィールド上を移動して前記ゴールに入没
    可能な複数の移動子と;前記各ゴールに隣接して設けら
    れ、プレーヤの操作に応じて前記移動子を対応するゴー
    ルの入口から打ち返すための1対のフリッパから成る打
    撃手段と;前記フィールドの上方に設けられ、少なくと
    も4個の前記移動子を収納してこれらを実質的な横方向
    モーメントを持たない状態で1個ずつ早い連続動作で前
    記フィールドの前記頂点に正確に供給する供給手段と;
    プレーヤによって操作され前記供給手段の移動子供給間
    隔を調整するための手段と;から成ることを特徴とする
    ゴール得点ゲーム具。
  9. 【請求項9】 頂点と、この頂点よりも低い周縁部と、
    この周縁部に沿って等間隔に配置された複数のゴールと
    を含むフィールドと;前記フィールド上を移動して前記
    ゴールに入没可能な複数の移動子と;前記各ゴールに隣
    接して設けられ、プレーヤの操作に応じて前記移動子を
    対応するゴールの入口から打ち返すための打撃手段と;
    前記フィールドの上方に設けられ、複数の前記移動子を
    収納してこれらを1個ずつ早い連続動作でほぼ前記頂点
    に供給する供給手段と;を含み、前記供給手段が、 前記複数の移動子を収納するための固定された移動子収
    納部と、 複数の羽根を持ち、前記移動子収納部内の移動子を各羽
    根間に1つずつ仕分ける回転翼と、 前記回転翼を回転させる手段と、 前記フィールドの上方に固定され、頂点の上方に1つの
    移動子を通過させる開口を持つサブ・チャンバと、 前記回転翼と前記サブ・チャンバとを仕切り、且つ移動
    子を回転翼からサブ・チャンバへ落下させ、更に重力に
    より前記サブ・チャンバの前記開口から前記フィールド
    に落下させる手段と、 を含むことを特徴とするゴール得点ゲーム具。
  10. 【請求項10】 頂点と、この頂点よりも低い周縁部
    と、この周縁部に沿って等間隔に配置された複数のゴー
    ルとを含み、前記周縁部が隣接するゴール間に内側に反
    った隆起部を有し、この隆起部に当った移動子を隣接す
    る何れかのゴール側へ転落させるようになっているフィ
    ールドと;前記フィールド上を移動して前記ゴールに入
    没可能な複数の移動子と;前記各ゴールに隣接して設け
    られ、プレーヤの操作に応じて前記移動子を対応するゴ
    ールの入口から打ち返すための1対のフリッパから成る
    打撃手段と;前記フィールドの上方に設けられ、複数の
    前記移動子を収納してこれらを実質的に横方向モーメン
    トを持たない状態で1個ずつ早い連続動作でほぼ前記頂
    点に供給する供給手段と;を含み、前記供給手段が、 前記複数の移動子を収納するための固定された移動子収
    納部と、 複数の羽根を持ち、前記移動子収納部内の移動子を各羽
    根間に1つずつ仕分ける回転翼と、 前記回転翼を回転させる手段と、 前記フィールドの上方に固定され、内側に湾曲する側壁
    と前記フィールドの頂点の上方に1つの移動子を通過さ
    せる底部の開口とを持つサブ・チャンバと、 前記移動子収納部と前記回転翼とを仕切り、所定の最大
    数の移動子を前記移動子収納部から前記回転翼へ同時に
    通過させ得る手段と、 前記回転翼と前記サブ・チャンバとを仕切り、且つ所定
    の最大数の移動子を回転翼からサブ・チャンバへ落下さ
    せ、更に重力により前記サブ・チャンバの前記開口から
    前記フィールドに落下させ得る手段と、 を含むことを特徴とするゴール得点ゲーム具。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載のゴール得点ゲーム具
    における供給手段が、前記構成に代えて、 複数の移動子を収納する固定された移動子収納部と、 複数の羽根を持ち、前記移動子収納部内の移動子を各羽
    根間に1つずつ仕分ける回転翼と、 前記回転翼を回転させる手段と、 前記フィールドの上方に固定され、前記フィールドの頂
    点の上方に1つの移動子を通過させる開口を持つサブ・
    チャンバと、 前記回転翼と前記サブ・チャンバとを仕切り、且つ移動
    子を回転翼からサブ・チャンバへ落下させ、更に重力に
    より前記サブ・チャンバの前記開口から前記フィールド
    に落下させ得る手段と、 を含む構成とされていることを特徴とするゴール得点ゲ
    ーム具。
  12. 【請求項12】 前記供給手段の前記サブ・チャンバが
    内側に凹面を形成する側壁を有し、その底部に前記開口
    を持つことを特徴とする請求項9,10,11いずれか
    のゴール得点ゲーム具。
  13. 【請求項13】 前記供給手段の前記仕切手段が所定の
    最大数の移動子を前記回転翼から前記サブ・チャンバの
    側壁に同時に落下させ得るものである請求項12のゴー
    ル得点ゲーム具。
  14. 【請求項14】 前記供給手段の前記移動子収納部と前
    記回転翼とを仕切り、所定の最大数の移動子を前記移動
    子収納部から前記回転翼へ同時に通過させ得る手段が付
    加されたことを特徴とする請求項12のゴール得点ゲー
    ム具。
  15. 【請求項15】 前記供給手段の前記両仕切り手段の少
    なくとも一方が、前記供給手段の移動子供給間隔の調整
    のためにプレーヤによって操作されることを特徴とする
    請求項14のゴール得点ゲーム具。
JP1994015210U 1993-11-15 1994-11-15 ゴール得点ゲーム具 Expired - Lifetime JP3019196U (ja)

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